2018年04月05日
鶴舞中央図書館のところに「湧き水展示施設 〜つるのめぐみ〜」があります。私は2014年12月定例会の本会議で「水の環復活に向けた湧水利用について」質問しました。そして環境局のところで考えることにしました。
その施設が2018年3月にオープンして、地下1階中庭のところにあります。この湧き水は120ℓ/分、水道水質基準(51項目)のうち、マンガン及びその他の化合物、蒸発残量物以外は基準を満たしています。市民のみなさまが直接湧き水に触れ、量や水温などを感じるところですが、一番の湧水の涌き水のパイプのところには行けません。例えば夏のイベントなのでいいですが、これからどうするかは考えなくてはいけません。緑政土木局、教育委員会、そして環境局と一緒に「湧き水と教育」のことで考えなくてはいけません。
湧き水を鶴舞公園の水を1階のところ引いて行くのがいいと思います。それは私も考えなくてはいけません。この湧き水、そして環境問題は面白いと思います。
http://www.city.nagoya.jp/kankyo/page/0000104112.html
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2018年04月04日
国立社会保障・人口問題研究所は2045年までの都道府県や市区町村別の将来推計人口を発表した。人口は2045年、つまり27年後には1億642万人となり2000万人減少に転じます。2015年を100とした指数は、日本全体は83.7(減少率は16.3%)、愛知は92.2(748.3万人で2045年は689.9万人)、三重や岐阜、静岡、長野を指数は75くらい。
高齢者や子育ての福祉をどうするか、移住者獲得の動きも考えなくてはいけません、そして外国人のことも考えなくてはいけません。「地道にやるだけだ」ということですが、どうするか考えなくてはいけません。
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2018年04月02日
わっぱの会が事業をやってるのは「しげんカフェ」(名古屋市北区山田2-11-62大曽根住宅1棟1F)ということで、わっぱの会のパンや愛知の食、カフェ・レストラン、資源買取りセンター、地域の駆け込みの相談、会議室やイベントなどがあります。
新しい地域社会の創造をめざし、障害のある人ない人だれでも「働くこと」「生活すること」をやっていく拠点です。
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2018年04月01日
今日からホームページの日記をやろうと思います。
私は2年前に脳梗塞して良くなったですが、議会の委員会で話すのは大変です。今はリハビリしていて失語症のことで訓練をやらなくてはいけません。
福祉のために、また平和のためにがんばりますので、みんなと一緒にがんばります。
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2017年01月10日
財政局の査定内容の説明について財政局長が行ないました。
臨時・政策経費の各局の予算要求でした。この中で70億円の一般財源額を留保でした。
みんなの予算要求のために頑張ります。
本市のウェブサイトへの掲載もあります。
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2017年01月09日
成人式は8日は見付小学校に行き、今日は内山小学校に行きました。内山学区の成人式の人は25名(?)くらいの人でした。太鼓と三味線、鐘の3人が来たり、内山のコーラスの人が4曲聞きました。
名古屋市の成人式記念品はタンブラーでした。
デザインは新成人を対象に募集を行い、応募作品の中から最優秀賞として選ばれました。「明るい名古屋をコンセプトに制作しました。新しい門出を迎える20歳の方たちの合うような色合いを使用し、名古屋の特に目に止まるような建造物等を取り入れました。」コメントでした。
タンブラーでした
最優賞のコメント
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2017年01月07日
おみくじは「吉」でした。
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2017年01月06日
連合新春交礼会に行きました。そして情報労連の新年会に行きました。
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2017年01月05日
リハビリに行きました。
今まで火曜日、木曜日に行きます。ちょっとずつですかね。
4日、そして5日は旗開きでした。
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2017年01月01日
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
私は市議会や社会福祉のために全力でがんばります。
少しずつ意欲を広げてみんなと喋りたいと思っています。
みなさんと一緒にがんばろうと思います。
2016年10月14日
こんにちは。斎藤まことです。
昨年の10月に心内膜炎で入院したら、脳の一部に脳梗塞が起きて長期の入院治療やリハビリを続けてきました。7月に退院しました。9月から市議会や委員会に行きましたがまだ言語がうまくいきませんが少しずつやっていこうと思います。
◎今はどのような生活をしていますか?
食は細くなっており、体重が5〜6キロ減りました。筋力も落ちており、回復のための身体を動かしています。言語療法のリハビリで病院に行っています。
家とか、いろいろなところで新聞を読んだり、リハビリ用のテキストを活用したり、人と話し合ったりしています。先日もリハビリ用の書籍を購入するために、まちの本屋さんに行ってきました。
◎入院生活は大変だったと思いますが――
昨年の10月に入院。その後、11月に脳梗塞、12月に心内膜炎の手術でした。1月から身体リハビリと言語療法のリハビリをしてきました。9月の市議会に行ったり、き、9月の今池祭りに行きました。また、わっぱの会に行ったり、事務所に行ったりしています。パソコンやメールが大変ですが頑張ろうと思います。(事務所の人と一緒に文責しました)
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2015年10月08日
決算審議5日目。健康福祉局の総括質疑でした。
陽子線がん治療施設建設費については市長外建設を一時凍結させたことにより日立製作所に負担が生じ、日立から4億8600万円の請求が来ています。その額について現在ADR(裁判外紛争解決手続)で協議が続いていますが今日の質疑でもその行方は明確にはなりませんでした。弁護士費用も年間150万円必要ですし、担当職員も協議のために相当時間を費やすのでその分本来やるべき仕事、例えばもっと患者を増やすための取り組み、担当医師確保のための働きかけなどに影響が出ていると考えられます。ずるずる議論を引き延ばしていると税金のムダな支出が増加するだけなので早急に決断して早期決着を図るよう強く要望しました。
また、昨日財政局の基金会計の中で議論した「高齢化対策事業基金」については平成12年から残高ゼロの状態が続いています。平成2年に設置した時の当時の西尾市長の提案理由説明の中では、「二十一世紀に入ると間違いなく高齢化社会がやってまいります。そこでまず、残された今世紀の間にぬくもりのあるやさしいまちづくりをめざして、それにふさわしい都市環境づくりのための施設整備や高齢者が住み慣れた土地で安心して暮らせるよう在宅福祉サービスなどの支援策を講じるため、「高齢化対策事業基金」を創設し、来たるべき高齢化社会に備えることといたしました。」と述べられています。その後平成三年には「福祉都市環境整備指針」が策定されバリアフリーの事業がすすめられました。バブルの影響もあったと思いますが、この基金は平成六年度にピークの積み立てとなり、131億円もの積立額がありました。今日の当局の答弁でも二十一世紀までの基金という表現をしていました。結論的には早急に結論を出すという答弁なのでこのままだと廃止する公算が大ですが、私は最近の福祉の方向性を見据えて新たな基金として改組してもいいのではないかと指摘しました。今年度も財政調整基金の一部を「震災対策事業基金」として積み立てるなど時代の要請に対応して新たな基金も設置されていることも参考に検討してほしいと要望しておきました。
この他にも障害者福祉サービス事業の不要額に関することや指導監査について、地域力の再生による生活支援推進事業のポイント制度の仕組みについて、成年後見制度での法人後見の導入やNPO団体との協力について、障害者スポーツセンターの整備、食品検査(放射線、農薬、遺伝子組み換え)、生活保護に関する就労支援施策などについても質疑を行いました。10時から始まり休憩などをはさみながら終了は17時40分の長丁場で少々疲れました。
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2015年10月07日
決算審議4日目。病院局と財政局の総括質疑でした。
病院局に関して、陽子線治療に関する質疑をまず行いました。患者数は483人(前年比197人増)と順調に伸びていて、医療収入も14億3300万円(前年比約61億円増ただし外来診療分のみ)と増収になっています。一方26年度末現在で医師は定員8名に対し3名+2名のシニアレジデント、看護師欠員1の体制となっています。陽子線治療の医師確保は非常に厳しい状況ではありますが、名古屋の施設でよい実績を積み上げること、都会の中心部に位置する名古屋の施設の特徴をしっかり訴えていくことが結果としてスタッフ確保につながっていくのではないかと思います。
またがん相談についても聞きました。26年度からは緩和ケアの認定看護師が選任で相談に乗っている体制になったとのこと。がん拠点病院を目ざすなら医師や看護師、そしてNPOなどが一体となって丁寧な相談やアフターフォローをしていく体制を積み上げてほしいと思います。
あと私は以前から広報・宣伝を充実させることが患者やスタッフ獲得につながると主張してきました。この間病院局も努力しホームページのリニューアル、病院報の充実、学生に対するアピールなど以前より充実してきています。私が質問でホームページのアクセス数を聞いたのですが即答できませんでした。情報のフィードバックにもっと敏感になる必要があるとの指摘をしました。
財政局に関しては、税の納入方法に関して聞きました。昨年度からモバイルバンキングができるようになりました。件数は全体の0.2%と少ないのですが、選択の幅が広がったという意味では評価できると思います。最近の傾向としては銀行などでの振込みよりもコンビニでの納入が増えてきています。ただ、手数料が銀行振り込みの場合だと1件5円(ゆうちょの場合10円)なのにコンビニを利用すると1件54円とかかり、年間7800万円費用がかかっているとのことでした。でも99.1%というほぼ上限限界と思われる全国一の徴収率(現年賦課分だけならナント99.6%)を維持していくために必要なコストでもあるのかなと思います。
基金会計についても何点か質問しました。特に高齢化対策事業基金については平成12年から残高ゼロで積み立てが一切ない、いわゆる幽霊のような会計です。財政局からはそういう状態でも意見をするわけではなく、設置者の健康福祉局の判断によるということでした。その点については健康福祉局に聞くことにします。
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2015年10月06日
愛知県知的障害児者生活サポート協会が主催する「第8回ふれあいアート展」が「ボーダレスなアートの流れを創る」というテーマで開催されています。最近注目を浴びている障害者のアートです。来年にはトリエンナーレと連携した障害者芸術祭も予定されています。
障害者芸術というカテゴリーが確立してくると障害ある人とない人が別の感じがしてくるのが難点です。最近では障害ある人もない人もパラレルに展示しようという取り組みも増えてきました。障害者のアートをどのように提示していくのかは私にとっても大きな課題です。ふれあいアート展は10月11日まで伏見の電気文化会館で行われています。
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決算審議3日目。健康福祉局についての質疑がありました。私は、生活保護に関する就労支援の状況、陽子線がん治療施設に関する日立製作所との交渉状況、障害者福祉サービス費の増加の状況、成年後見制度の関する状況、地域力再生による生活支援事業の状況、食の安全に関する状況などについて質疑し資料の請求を行いました。
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2015年10月05日
TPP交渉が大筋合意したとの報道がされています。農業、著作権、外資規制、ISD条項などなどまだその内容が判然としないし、よくわからないことも多いですが日本の農業にとっては厳しい状況を迎える可能性が大きいのではないか、さらにグローバル化という名のもとにさらなる淘汰が始まると思っています。この判断が杞憂なのかどうか、今後の国会審議の中で事実が明らかになることを待ちたいと思います。
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決算審議2日目。午前に病院局、午後に財政局の質疑がそれぞれありました。病院局については、広報・宣伝活動をどのように行っているのか、陽子線治療に関する収支と治療患者の地域別割合について、がん患者の相談状況について質疑をし、資料要求を行いました。財政局については、公契約条例の検討状況、市税の納付方法、基金会計の残高について質疑し資料要求を行いました。
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2015年10月04日
午後から「遺伝子組み換え食品を考える中部の会」が主催する自生ナタネの抜き取りが50名を超える参加者で行われました。三重県白子町に集合して、国道23号線に自生するナタネの抜き取りを四日市の南端から津市の北端にかけて9班に分かれて449検体を抜き取りました。
遺伝子組み換えをして除草剤に耐性のあるナタネが四日市港などに輸入され、そのナタネが配送中に道路にこぼれ落ち自生しているのです。そのうち除草剤ラウンドアップ耐性(ラウンドアップという除草剤をまいても枯れない)のものが28体、除草剤バスター耐性のものが57体という結果でした。また両方に耐性を示す検体(本来両方に耐性のあるナタネは存在しないはずですが自生したものが交配して両方に耐性ができたものと思われます)が1件、雑種と思われる検体が2件ありました。本来花の時期ではないのに花が付いている検体もあるなど、自生ナタネの多年草化がすすんでいます。
地道に続けてきた抜き取りの活動は10年を迎えています。これからはもっと行政が道路の清掃などに力を入れてほしいし、政府もカルタヘナ議定書に基づく取り決めをしっかり履行して日本の生態系、さらには農業への悪影響を防ぐための措置を取ってもらうよう働きかけを続けています。
今の時期でも花が咲いているのもあります
葉をつぶし検査の準備
リトマス試験紙のような感じで検査します
検査結果一覧です
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「2015障害のある人もない人も 風に吹かれて交流ひろばin栄」がもちの木広場などで行われました。同時に名古屋ハンディマラソンも開催されています。いろんなブースでにぎやかでしたが、その中で会話などの音声を同時に文字化するソフトのデモンストレーションが行われていました。試してみると見事なパフォーマンス!多言語対応なので観光分野にも使えそうです。そのソフト名は「UDトーク」、無料でダウンロードできるというのだからさらにビックリです。様々な場面で使える可能性が大です。障害者差別解消法施行を控え強力な助っ人になりそうです。
画面はフランス語バージョン。多言語対応ができます。
聴覚障害者団体の方と
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第26回千種区民まつりが平和公園のメタセコイア広場で行われました。昨年は雨の中吹上公園で開催されました。区民まつりはなぜだか天気が悪いことが多いのですが今年は絶好のまつり日和でした。今年は「助け合い!災害に負けない!ちくさ!」と防災をテーマにしていてシェイクアウト訓練、消火訓練なども行われました。
公職者幹事としてあいさつしました
こどもたちがはじご車に乗っていました
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2015年10月03日
東部医療センターの災害対応訓練が高見学区、高見消防団の協力で行われました。見ているとやはり情報伝達のむずかしさを実感します。訓練なので被災者は順番に送り出されているにもかかわらず男女別や年齢、心拍数や血圧などの数値などでも混乱が生じる場面がありました。
訓練会場は騒然としているわけではないので小さな声でも伝わるのですが、実際の現場では騒然としていて大きな声、それこそ怒鳴り声のようなものを出さないと伝達できないのかもしれないと思いました。また順番に送り出すのではなくまとめて人を送り込むとか、ストレッチャーだけでなく担架も利用するとか、建物の外を使ってみるとか実際の場面に近いものを取り入れた訓練をする要素があってもいいのかと思いました。
スタッフの方は一生懸命に取り組んでみえましたし、訓練は課題を明らかにするためのものでもあるのでその意味でよい訓練になったのではないかと思います。みなさんお疲れ様でした。
運ばれてきた患者の情報を書いていくのも大変
本部で情報を一元管理します
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千種区のいけばな展に伺いました。秋のせいか赤い花や実のあるものが目立ちました。抹茶をいただきながらしばし心の洗濯でした。
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2015年10月02日
今日から平成26年度決算審議が始まりました。今日は病院局、財政局、健康福祉局の順に決算資料の説明を受けました。
病院局に関しての全体像を見ると、市立病院は東、西、緑の3病院合わせて収益が約312億円、支出が約360億円で48億円の赤字。累積の赤字は約85億円となります。ただ昨年比で入院患者は一日平均8.6人増、外来患者は一日平均18.2人増となっていて収支は改善傾向にあります。
財政局に関していうと、市税は全体で5035億円。市民税では個人市民税が約1562億円で前年比28億円の増、法人市民税は約702億円で前年比90億円の増となりました。
健康福祉局は一般会計予算額3161億円に対して決算額は3022億円で執行率は95.6%となりました。平成25年度が95.9%だったので平年並みです。特別会計も合わせた全体では予算額7424億円に対して7259億円の決算で執行率は97.8%となりました。
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2015年09月30日
午後から本会議があり補正予算、提出議案を議決しました。また決算の議案が市長より提案され、10月2日より審議が始まります。採択された意見書は以下の通りです。
・訪日外国人旅行者の誘客促進に関する意見書の提出について
・公共事業等における国産材(地元材)の利活用に関する意見書の提出について
・携帯電話契約の見直し促進を求める意見書の提出について
・食品におけるトランス脂肪酸の表示に関する意見書の提出について
・国民健康保険における子どもに係る均等割保険料の軽減等に関する意見書の提出について
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2015年09月29日
昨年名鉄金山駅の商業施設「ミュープラット」が改装されました。私も関わっている「あいちトイレ研究会」のメンバーがそこのトイレを見に行ったところ、トイレの設計にいろいろ配慮がなされているトイレだということが話題になりました。今回、名鉄で設計を担当された方からお話を聞く機会がありました。まず現地を一緒に見た後にお話を伺いました。
お話を聞くとその方のトイレの設計に関する知識や思いの込め方が半端ではないことが分かりました。やはり設計する人がどう考えどう実行するかによって大きく違うなと改めて実感しまいた。また女性社員からの意見を聞くことも丁寧にされたことも分かりました。設計に当たってのコンセプトは「トイレがきれいだからテナントに来た」という形にしたかったということです。
特徴的なのは通常のトイレスペースの中に広いトイレがあることです。女性のブースはパウダールームが充実し、男子の小便器は床に飛び散らないタイプが採用されています。また多目的トイレは限られたスペースの中で動きやすいスペースの確保や使いやすい簡易ベッドの採用、開閉ボタンの位置など細かいディテールに配慮されています。研究会の仲間と伺ったお話を紹介できる形でまとめられたらなと考えています。
通常のフックより重さに耐えます
これもこだわりの一つ
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財政福祉委員会では補正予算、関連議案を賛成多数で可決しました。明日の本会議で可決される予定です。
注目の天守閣木造化については、以下の附帯決議を付して調査費の補正が可決されました。委員会の中では財源に関すること、市民からの意見聴取の方法についてなど様々意見が出たようです。財源フレームが決まれば2万人規模の市民アンケートが行われる予定です。今回「技術提案・交渉方式」の方法論が採用されることになりますが、委員会資料によれば要求する提案内容の中にはバリアフリー化についても入っているのでまずはその提案される内容を待つことにしたいと思います。
いずれにせよゴール(2020年)を決めて物事をすすめるということは問題が生じる元になります。私も今後慎重な判断をしていきたいと思います。
<附帯決議>
1 名古屋城天守閣の木造復元に係る概算経費が約270億円から400億円と莫大であり、厳しい財政状況の中、市民生活に大きな影響を与える懸念があることから、関係局との協議を踏まえ、国・県支出金、寄付金、地方債、市税等の割合を含めた財源フレームを明確にし、優秀提案選定後の工期・工程・概算事業費等が明らかになった段階で速やかに、市民アンケートを実施しあわせて議会へ報告すること。
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2015年09月28日
昨日、「社会♡責任あいちpresents NPOの社会責任について考える」という集まりに参加しました。主催者の団体で作成したNPOの社会責任をチェックするためのワークブックのお披露目とそれを使っての簡単なワークショップが行われました。ワークブックの基盤にはISO26000があり、これからのNPOに問われている課題を考えようとするものです。NPOのメンバーが普段考えていないことに気付かせてくれる内容なのでスタッフの研修などで利用できるのではないかと思いました。
またNPOの社会責任について考えるため川北秀人さん(人と組織と地球のための国際研究所代表)の講演もありました。自治体の社会責任についても話され、責任を果たすためNPOなどに仕事を優先的に発注することが必要ではないかと指摘されました。いわゆる公契約条例です。フェアトレードタウンというならそれくらいのことをやらないのはおかしいとの指摘はもっともな指摘でした。また超高齢社会の中で元気な60代から70代の人にはもっと活動してもらえるような仕組みづくりの重要性も指摘されていました。
ISO26000はもっともな話ですが、これがこれからの助成を受ける時のスタンダードになっていくとするとNPO団体の淘汰が始まるとも思いました。NPOという手段を各団体がどう使っていくのか明確にしていかないと生き残れない時代がやってきている感じです。
NPOの社会責任を考えるワークブック
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今日は健康福祉局の総括質疑でした。入札については大阪の毛布メーカーが落札しています。メーカーだから安い価格を提案できるのですが、2700万円以上の入札はWTOで決められた規則で入札を行わなければならず地元企業に還元できないのは残念なところです。
また午後からは決算審議に向けて簡単な勉強会を行いました。担当する健康福祉局、病院局、財政局の決算書の概要の説明を受けました。9月議会は後半戦に入ります。
資料は盛りだくさんです
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2015年09月27日
今日で御嶽山噴火から一年が経過しました。第三者としての立場でいる身としてはあっという間に一年がたったという感じがあります。この間木曽の人と話をしていても観光などは回復基調にあるとはいえ一度落ち込んだものを元に戻すのは簡単ではなさそうです。この噴火をどう引き継いでいき、今後に活かしていくのか難しい課題です。スーパームーンの中秋の名月を眺めながらほんの少しではありますが亡くなった方や行方不明の方への追悼の気持ちを捧げました。そして木曽川流域の上下流交流の活動をもっと広げていかねばと思うのでした。
私のスマホでは中秋の月も冴えません
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議員インターンシップの最終報告会があり最後の方だけ参加してきました。会場には東海4県で参加した130名もの学生がいて、こんなに多くの人が参加していたんだと思いました。私の事務所にも1名の学生が来て2か月間熱心に活動してもらいました。私と一緒に行動してもらうことで市会議員がどんな活動をしているのか実感してもらえたらと思っているところです。本人からも楽しかったし、勉強になったとの感想もあり(お世辞ではないと思っているのですが、、、)喜んでいます。
来年の参議院選からは18歳から選挙権がありますし、今回の「安保法案反対」ではSEALDsの活動に見られるように若い人の行動が注目されました。何だかんだ言っても次世代を担う人に頑張ってもらうしかありません。インターンを受け入れることがそんなことにつながっていってくれればこんなうれしいことはないのです。
最終報告会の様子
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全国手をつなぐ育成会連合会全国大会名古屋大会の全体会が3000人の人が参加して白鳥センチュリーホールで開催され、民主市議団として参加しました。国会議員のシンポジウムがあり、いま国会で議論されていることの報告がありました。
障害者総合支援法の3年後の見直しに関しては、知的障害者の高齢化の問題と住まいの問題について自民党の衛藤議員より説明があり、今後「グループホームに入れない人」(という表現をしていました)が入れるようなグループホープ2つを合わせたような高度化したグループホームか30人定員程度の施設を地域の中に作り、地域の中のグループホームをバックアップするような制度のイメージを実現したいという話でした。グループホームのミニ施設化がさらに進んでいくだろうし、認知症グループホームのイメージと重なるものがありました。
また公明党の高木議員からは成年後見制の見直しを議員立法で提出したいとの報告がありましたが、情勢報告の中でも高齢化の問題と絡めて成年後見制度のことと共に介護保険との整合性と費用負担の問題が取り上げられていました。これらの動きについては注視しておく必要があると改めて感じました。
当事者の方々のコーラスで始まりました
大会実行委員長のあいさつ
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2015年09月26日
昨日に引き続き「なやばし夜イチ」のビールまつりに行き、今日はしっかり飲む体制で臨みました。木曽路ビールの香り高いものとフルーティーなものを飲んで、開田高原のいわなの塩焼きを食べ、友人の作った豚汁を食べ、久し振りに会う人に行きあったりと短い時間でしたが楽しいひと時でした。
木曽路ビール楽しみました
開田高原のいわなの塩焼きです
会場は盛り上がっていました
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古川元久衆議院議員の国政報告会がありました。私もあいさつさせていただきました。古川議員は、今国会での安全保障法制をめぐる安倍政権の問題を立憲主義の視点から、また法案の内容の問題性などをはなされました。会場からも安保法制の問題や消費税の軽減税率などの質問が出ていました。
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2015年09月25日
財政福祉委員会、財政局の総括質疑です。財政局の議案は補正予算(名古屋城整備検討調査費(天守閣木造化調査費)3500万円、金シャチ横丁構想の推進300万円の計3800万円の収入部分についてです。3800万円の財源に繰越金をあてるという議案です。
繰越金の内容について解説すると、平成26年度の予算残額が17億2500万円ありその半分8億7000万円を財政調整基金に繰り入れ、残りの8億5500万円が27年度に繰越金として計上されています。そこから9月補正として3800万円を使うので残額は8億1700万円になります。
本来であれば今日財政局分の質疑を終結するのですが、経済水道委員会で天守閣木造化についての議論がまだ続いて、議案の修正という可能性もあるということで今日は質疑を終結せずに議論ができる余地を残すように委員会の日程を決めました。
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2015年09月24日
財政福祉委員会、今日は健康福祉局関連の質疑です。今回の定例会には、災害救助用備蓄物資として毛布を取得するための議案が提案されています。内容は、9万3600枚の毛布を1億3576万円ほどで購入するというものです。予算は2億230万円で組んでいましたが7社参加の入札により上記の金額になりました。1枚当たり1450円になります。9万3600枚のうち約8万3000枚を南海トラフ地震で津波が予想される中川区、港区、南区の208か所の避難所に配置することになります。残りは市の備蓄倉庫に置いておきます。
昨年10月に「名古屋市震災対策実施計画」が策定され、その中で毛布の備蓄については2013年(平成25年)に7万1000枚だったものを2018年(平成30年)には27万6000枚にするという計画目標が立てられました。今回の購入はその目標達成のための第一弾となります。
名古屋市では今年度から危機管理局が作られました。現状では震災対策全体のコントロールを危機管理局が行い個々の計画実施についてはそれぞれの局、例えば毛布の購入は健康福祉局が行うというようになっています。しかし新たな局を作ったのだから備蓄物資など危機管理局に一本化できるものもいくつかあるのではないかとも思われます。災害救助物資は厚生労働省の管轄だから健康福祉局が対応するということではなく、危機管理局を設けた意義を活かす役割分担を考える余地はありそうです。
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2015年09月23日
秋分の日、シルバーウイーク5連休の最終日。本当は朝から本屋に行ってゆっくり本を眺めたいところだったのですがまったくそんなことはできず、書類が乱雑に詰め込まれた自分のカバンの中を整理してやるべき仕事を整理をすることで精いっぱいの一日でした。次のシルバーウイーク5連休は11年後だとか。
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2015年09月22日
喫茶店でインターン生と打ち合わせをしていた時の一コマです。私はゆず茶を飲みました。飲み終わろうとしてゆずの皮をかき混ぜていると黒いものが見えたのでゆずのへたか何かと思い摘み上げたところ何と小さくて黒いハチのようなものの姿がありました。
私は特に気にしないので最後に店の人にこんな虫が入っていたよと告げたところ、店長らしき人がこれはまずいというような顔になり、私が別に気にしていないし、原因を調べた方がいいよと言っているにもかかわらず「スミマセン、代金は返させていただきます」と3度くらい言うのです。私はそのたびに「そんなつもりは一切ないから」と断ります。
私は、「おそらくゆずの砂糖漬けの中に入っていたかそこに入り込んだかのどちらかじゃないか。虫をちゃんと保存してその辺をちゃんと調べた方がいいんじゃない」と言っているのですが店員はお金を返そうとするので、せっかくいい指摘をしているのに何なんだと気分を少し害してしまったという出来事がありました。
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今日でプラザ合意から30年ということらしい。先進主要国、当時で言えばG5がドル安に持っていこうと協調した合意でした。しかしその合意により新たな問題が生じ、結果的にはバブルの発生、バブル崩壊へと流れていきました。そして今はアベノミクスによる異次元の金融緩和。しかし様々なものがグローバル化する中で通貨や為替を管理するということが可能なのだろうかという疑問が残ります。確かなことは1000兆円を超える日本政府の借金が存在していて、それを帳消しにするような経済の拡大はもはや困難であろうという現実です。
いろんな人が資本主義の限界や「成長なき時代」の社会のあり方について議論をしています。しかし問題が複雑すぎて見通しの良い社会構想はなかなか見えてきません。過去には戦争によって状況を打開したりリセットしたりしてきた歴史があります。しかし二度とこのような選択肢を取るべきではないのは当然です。
私は現在考え付くことは、社会的に排除される人をこれ以上生み出さない、社会的格差をこれ以上拡げないという視点を元に地道に新たな仕事を創造し、共に生きていくことを続ける中でシンプルで公正性のある制度設計を構想するしかないということです。本当に一つひとつです。
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2015年09月21日
午前中、内山学区の敬老会にも参加させていただきました。内山学区は今池近辺の地域で平地で外出しやすい地域です。地下鉄東山線桜通線が交差している地域でもあり、将来は高齢者の住みやすい地域として街を再編していけるといいなあと思います。
今池まつりの2日目でした。昨日に続きヤキトリを焼きました。炭による遠赤外線効果のためか右腕は真っ赤になってしまいました。トラブルもなく完売で2日間を終えることができてホッとしています。
今日も、似合っているといわれました
木曽の人とみん・みんの会のメンバーの集合写真
夜もにぎわいました
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2015年09月20日
第27回今池祭りが今日と明日の二日間にわたって行われます。私は恒例のヤキトリ屋さんです。他にもたこ焼き、わっぱんの販売、みん・みんの会による木曽関連の物販のブースが並んでいます。今回は特別に、「平和こそ最大の福祉!」という私のスローガンをデザインした顔出し看板を作りました。ぜひ写メを取りに来てください
ヤキトリ焼くのが似合っているとの評判です
平和こそ最大の福祉!の顔出し看板
近藤昭一議員も撮影に来ていただきました
多くの人でにぎわいました
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2015年09月19日
今日は環境デーなごやが久屋広場で行われ、フェアトレードタウン名古屋の宣言が行われました。また、木祖村・名工大・連合愛知が連携したブースでゲームをしたり、自治労名古屋学校支部給食部会のブースをうかい春美議員と伺うなど、環境活動をされている方々とお話をする機会がたくさんあり、また新しいことを知ることができました。夜にはフェアトレードタウン誕生を祝う会が開催され参加しました。
木祖村で作った炭を顕微鏡できるというコラボ
うかい春美議員と給食部会の人と
フェアトレード誕生祝賀会で話す原田さとみさん
河村市長と原田さんがサインした木製の宣言文
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地下鉄東山線今池駅のコンコースの広い空きスペースを利用してミニイベント「お祭りだよ!メトロ今池2015」が開催されたので伺いました。日本全国のバス降車ボタンを100個以上並べて押すことのできる装置の展示(これがなかなかいい感じでした)、名古屋市立大学芸術工学部とコラボしたゲーム、瀬戸窯業高校の生徒が作り運転するミニ電車の運行、鉄道模型ジオラマの展示及び運転体験、「みんなの市バス・地下鉄」絵画展、レゴランドPRコーナーなどが並び多くの方が訪れ楽しんでいました。
駅務区が中心になって企画をすすめたそうです。聞いたところによれば、インターネットで出店者を探して依頼したりとイベント会社が入らずに、職場のみんなで作っている手作り感が満載でいい感じの企画でした。
全国のバスの降車ボタンが並んで壮観です
名市大芸術工学部の研究室が協力したゲーム
瀬戸窯業高校の生徒が走らせてます
鉄道模型のジオラマ
レゴで作った名古屋城
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2015年9月19日2時18分、憲法違反の法案が参議院本会議で可決されてしまいました。
日本の平和主義、立憲主義がないがしろにされてしまいました。集団的自衛権が容認され、戦後日本の安全保障法制が大きく悪い方向に舵を切ることになります。何かのきっかけで戦争に参加する=侵略することになってしまう法案が可決されたのです。「平和安全法制」だなんてなんとブラックジョークな命名でしょう。「日本の平和を守るための法制」だなんてなんと欺瞞に満ちているのでしょう。
法案が成立したとしても戦争に参加することのないよう取り組みを続けなければなりません。そしてこの法案が沖縄の、そして辺野古の問題と地続きであることを忘れてはなりません。
安倍政権の暴走を止めよう!平和こそ最大の福祉!
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2015年09月18日
ボストン美術館でヴェネツィア展が明日から始まります。内覧会を駆け足で見てきました。入口にある、ヴェネツィアの町全体を細かく描いた鳥瞰図が圧巻です。ガラス、レース、布地などの工芸品が素晴らしいです。もう一度ゆっくり見に行こうと思います。来年2月21日までの開催です。
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9月20日(日)、21日(月・祝)、今池商店街のお祭りである「今池まつり」が行われます。「まことの仲間たち」でブースを出し、私は恒例ですが、ヤキトリを焼きます。場所は十六銀行前です。お時間のある方は遊びに来てください。お待ちしています。
また、「平和こそ最大の福祉!」の顔出し看板作りました。ぜひ写メを撮りに来てください。どんな看板かは来てのお楽しみです!
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2015年09月17日
安全保障法案、いわゆる戦争法案が参議院特別委員会で強行採決されてしまいました。特別委員会の委員長の鴻池議員はインタビューに答えて「不本意な形の採決であったが、議論は尽くされたと思っている。強行採決ではない」と答えていました。そんなはずがありません。初めからずっと平行線でした。安倍政権は指摘された問題点、アメリカとの関係など本当のところが何も明らかになっていないと思います。議論は始まってもいないという言い方でもいいのかもしれません。
昨年7月1日に一線を越えた安倍政権による集団的自衛権の行使容認の閣議決定から1年と少し、まだあきらめるわけではないですが本当に残念で悔しいです。過去の悲惨な戦争の歴史をしっかり学び再確認し、次の世代につなげていかねばならないことを再確認したいと思います。
高田渡の「自衛隊に入ろう」という曲の歌詞の一節が頭をよぎります。「日本の平和を守るためにゃ、鉄砲やロケットがいりますよ。アメリカさんにも手伝ってもらい、悪いソ連や中国をやっつけましょう。」
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今日まで鶴舞中央図書館で自殺防止週間に合わせた「こころの絆創膏キャンペーン」のパネル展示とブックリストの展示が行われていたので最終日となってしまいましたが見に行ってきました。担当の方に伺ったところ、反応も良くて本の貸し出しも多くあったと聞きました。詩集などの反応が良かったそうです。
いろんな人を受け止めてくれる図書館であるということが重要だと思います。中高生などの若い世代の人の利用もあると思うので、今回のような企画やいじめ問題などの企画もいいのではないかと思いました。大きな反響を呼んだ鎌倉市図書館公式ツイッターのツイート、「もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね」は素晴らしいと思います。
今回の企画は以前から企画されていたものなのでこのツイートを意識したものではありませんが、図書館の重要な役割を表していると思います。鎌倉市の教育委員会は不登校を助長するかとの理由で一時ツイートを削除しようとしたそうですが、そんな対応しているから不登校になってしまうのです。居場所もなく、逃げ場もなければ不登校にならざるを得ないのです。社会の中に様々な居場所があることが本当に求められている時代であるということを私たちは敏感に感じ取らなければならないのです。
若い人たちもよく見てくれたそうです
キャプションをどうつけるか
職員の方も悩んだそうです
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本日質問をした、うえぞの議員と
私のネクタイの柄は平和の象徴のハト
午後から私の議案外質問を行いました。
1点目に「活力ある名古屋市組織のあり方について」質問し、市長は人事委員会勧告をしっかり受け止めて賃金を保障していくことが新たな人材の確保という点で重要だということを訴えました。また、職員のモチベーションを高めるために、現在行われている派遣研修に加えて、見聞を深める研修や戦略的な研修を行うよう求め、当局からは検討していくとの回答を得ました。
2点目に「難病患者に対する福祉施策の適用拡大について」質問し、特に福祉特別乗車券に適用してはどうかと質問しました。回答では「慎重に検討する」との回答しか得られませんでしたが、私は社会モデルによる障害のとらえ方を取り入れて、名古屋市単独事業である福祉特別乗車券なので名古屋市独自で社会モデルの判断基準を作ってはどうかと再質問しましたが回答は同じでしたが、名古屋市全体に問題点を認識させることはできたのではないかと思います。
ただ、会派の持ち時間が食い込んだため当初の予定持ち時間30分が23分になってしまったので早口になったり、答弁を突っ込めなかったりしたのは残念でした。
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2015年09月16日
夕刻から名駅西口でのSEALDsTOKAIの行動に参加してきました。主催者発表では1500人の参加とアナウンスされました。若者の必死のコールが、国会の事態が緊迫していることを感じさせます。「安倍は辞めろ!戦争法案絶対反対!」と力強い訴えでした。
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今日の本会議質問で公明党の沢田晃一議員から「障害者差別解消に向けた本市の取り組みについて」とのテーマで質問があり、当局からは「障害者差別に関する相談に対応できる総合的な相談窓口の設置や事案解決に向けて適切に対応ができる仕組みの検討」「条例の必要性も含め、障害当事者を含めて市民参加による議論の場の設定」を検討するとの回答がありました。具体的なことは今後障害者施策推進協議会などで議論されていくことになります。
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2015年09月15日
今日から本会議での質問が始まりました。まず名古屋城天守閣に調査に関する質疑が自民から2名、共産から1名の計3人が質問しました。議員からいくつかの疑問が示されましたが、市長は「そのような疑問に答えるために専門家による提案を受けて考える」との答弁でした。また正しい情報が議会に示されていないのではないか、民意がどこにあるのかわからないなどの指摘もあり、市民に対してアンケートを取ることを明らかにしました。
また、エレベーターの設置に関して市長は、「エレベーター付けても災害の時には動かないのではないか」という意味不明の答弁がありました。議事録などを確認してその発言の真意を調べる必要がありそうです。とにかく今回の技術提案の公募が木造化の着手ありきではないことを委員会審議の中でしっかりと確認していかないといけません。
今回、民主市議団からは5人が質問に立ちます。私は議案外質問3日目の17日午後に質問です。
<民主市議団のメンバーの質問内容>
○うかい春美議員
1.金山駅周辺のまちづくりと市民会館の今後について
2.子どもたちの豊かな心を育むために―ネットやスマホによるいじめや犯罪からの救済策―
3.権限移譲を活かした教育の充実について
○土居よしもと議員
1.街路樹の維持管理について
2.堀川の整備とにぎわいづくりについて
○森ともお議員
1.ICT教育の充実について
(1)タブレットパソコン及び指導用デジタル教科書の整備・拡充
○うえぞの晋介議員
1.東海交通事業城北線の利便性向上に向けた本市の取り組みについて
2.MICEの誘致推進について
○斎藤まこと
1.活力ある名古屋市組織のあり方について
(1)人材を確保するための人事委員会勧告
(2)職員の人材育成・人材活用のための研修のあり方
2.難病患者に対する福祉施策の適用拡大について
(1)適用拡大の考え方と今後の取り組み
(2)福祉特別乗車券への適用拡大
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2015年09月14日
私が名古屋に来たと同時期(1980年4月)に名古屋に来て、学生時代などにいろんなことを教えてもらった方が63歳で亡くなり葬儀に行きました。司祭であった彼は、教会内のことだけではなく、教会と社会の関係について、様々な市民活動に関して幅広く関わってこられた方でした。そういうこともあり葬儀には多くの方が全国から集まりました。
人が亡くなると、亡くなる前に会っておかなければ、話をしておかなければと後悔することばかりです。最近は葬儀で旧友に久しぶりに会う機会が続いています。そんな時「ゆっくり話したいね」というのですが社交辞令の域を出ません。忙しい毎日の中で本当に時間なくあたふたしていますが、各地の旧友とゆっくり話す機会をつくろうと葬儀の場で来年の日程を決めたのでした。
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2015年09月13日
共同連大会二日目、共生(暮らし支援)の分科会で成年後見制度について考えました。私は分科会のコーディネーターをさせていただきました。知的障害者や精神障害者の権利を守るためには成年後見制度しかないのだろうかという素朴な疑問から分科会が設定されました。
現在の成年後見制度では基本的に個人の意思決定は許されず、後見人の判断で物事が判断されることになります。それゆえ、後見人になる人が地域で共に生きるということについてどういう考え方を持っているかによって被後見人の一生が大きく変わります。大変だから施設に入るという選択をしてしまえば一生施設に入ってしまうことになるのはあり得ることです。
国連で採択された障害者権利条約第12条で、「障害者が生活のあらゆる側面において他の者との平等を基礎として法的能力を享有することを認める。」と規定していて、そんな障害があっても法的能力を有するとも明記しています。いま成年後見に代わる意思決定の仕組みが求められているのです。例えば支援付き意思決定などという考え方が広く議論されています。
分科会では、成年後見がかえって個人の尊厳を損なうのではないかという提起を共有したり、意思決定をどう支えているのかの現場のお話を聞きました。また、障害者のことをよく理解していない弁護士や医師などの専門家に振り回される当事者のこと、本人の立場に立った意思決定とはどういうことなのかと悩む現場の人の話などがありました。最近の「成年後見の広がり」が障害者を地域から引き離してしまうことがないよう、地域の中で共に生きることにこだわって意思決定の支援をしていかなければならないことが重要であるということが確認できた分科会でした。
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2015年09月12日
今日と明日の二日間、札幌で共同連全国大会が行われているので参加しています。記念講演は辛淑玉(シン・スゴ)さん。男女平等参画の話を皮切りにホロコースト、そして最近のヘイトスピーチの状況まで戦争で多くの人が殺される、特に国家にとって「役に立たない」と言われる人が真っ先に殺されてきた歴史を振り返りながら、人の命の大切さを、生きることの大切さを訴え、それを守るには闘わなければならないと明るくそして力強く講演されました。
その後、辛さん、ピアカウンセラーの安積遊歩さん、アイヌアートプロジェクトの結城幸司さんとの鼎談がありました。出生前診断という命の選別の暴力性が見えにくくなっている現在の状況が語られ、アイヌと日本人がどのように出会い直ししていくのかという問いかけがあるなど本当に濃密な鼎談でした。
最後に「生活困窮者支援と共同連運動」と題したシンポジウムでは私が司会をして行いました。共同連運動の原点にある「反差別」の視点を今こそ再認識して、障害者とだけではなく、幅広くネットワークを作って社会的排除された人とともに、生活困窮な人とともに社会的事業所を作り上げる必要があるとまとめることができました。
夜は約400人の人が一堂に会してジンギスカンでワイワイ楽しみました。
アイヌの祈りで開会です
辛さんの元気のいい講演
中身の濃い鼎談
辛さん、結城さんと一緒に
シンポで司会しました
安積さんと一緒に
400名でジンギスカン
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2015年09月11日
スマホが突然壊れました。朝街頭で活動をした後に電話をかけようとスマホをポケットから取り出したら電源が落ちてうんともすんとも反応しなくなりました。ドコモショップに行き緊急の電話を借り、そのままアップルショップで見てもらったら、通電が全くされない状態です。このような状態はあまりないのですが。交換しかありません。」と言われました。さっそく新しくセットアップをしていたら、焦って操作ミスをしてライン(LINE)の履歴が全部消えてしまいました。やっぱり便利さに頼っているとこういったことになります。
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東海豪雨から15年目となります。あの日のものすごく激しい雨の降り方と道路に雨水が溢れて車でいつもなら20分くらいのところ1時間以上かかって移動をしたことを鮮明に覚えています。その日に北関東や東北ではあちこちで堤防が決壊するという大変な災害が起きています。状況が早く収まり、被害が少しでも小さいことを祈るばかりです。名古屋の空を見上げれば雲一つない秋晴れの空が広がっているので、自然の幅広さと多様さに複雑な気持ちになります。
名古屋の空はきれいな青空でした
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朝今池で民主党2区支部のメンバーで「安全保障法制を廃案へ」と訴えました。
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2015年09月10日
今日、民主党名古屋市議団は28年度予算要望を市長に提出しました。
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9月定例会が開会しました。今日は市長から提案理由説明がありました。今回提案されている議案の概要は以下の通りです。
<補正予算>
○一般会計 計3800万円
・名古屋城整備検討調査 3500万円
※名古屋城の天守閣木造復元に関して、契約手法として「技術提案・交渉方式」(オリンピックの新国立競技場と同じ手法)を採用してゼネコンに見積もってもらうための予算です。
・金シャチ横丁構想の推進 300万円
※金シャチ横丁は第1期の整備・運営を行う事業者の公募と集客向上策の検討調査のための予算。
○債務負担行為
・第3児童相談所建設の設計費用 2300万円
<条例案 6件>
・名古屋市有料自転車駐車場条例の制定 → 有料自転車駐車場を公の施設とし指定管理者制を導入するための規定整備
・名古屋市空家等対策の推進に関する条例の一部改正 → 法律改正による規定整備
・名古屋市下水汚泥固形燃料化施設整備運営事業者選定審議会条例の制定
・名古屋市地域防災計画に定める大規模な工場その他の施設の用途及び規模を定める条例の一部改正 → 法律改正による規定整備
・名古屋市営住宅条例の一部改正 → 法律改正による規定整備
・火災予防条例の一部改正について → 法律改正による規定整備
<一般案件 9件>
・災害救助用備蓄物資として毛布を9万3600枚取得する
・椿町線こ道橋新設工事の契約の契約金額、完成予定期日の一部変更
・矢田・星崎コミセンの指定管理者の指定
・昭和橋公園、細根公園の区域の変更
・市道路線の認定及び廃止について
・大府市内、長久手市内、豊山町内、大治町内の市バス路線に関する協議(4件)
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2015年09月09日
歴史・産業文化・観光戦略特別委員会があり守山区に整備予定の「歴史の里」について報告を受けました。本来であれば現場視察の予定でしたが台風の影響で現場がぬかるんでいるために市役所での質疑だけとなったのは残念でした。
国指定史跡の志段味古墳群を中心に5地区、6古墳1古墳群を2018年度(平成30年度)供用開始で整備が予定されています。この古墳は前方後円墳、帆立貝式古墳、円墳、方墳など4世紀から7世紀の古墳時代全期間にわたる多様な古墳がまとまって存在しているところが全国的にも珍しいところで、そのことが一番のセールスポイントとなっています。今後年間100万人の来場者を想定した整備がすすめられます。
私は地区全体の景観、雰囲気づくりを重要視してほしいということと、バリアフリーなどの動線の確保とバリアフリーが難しい場所についてどういった対応をするのか当事者など関係団体の意見をしっかり聞いて整備してほしいと要望しました。一度現場を見てこようと思います。
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2015年09月08日
新栄のスターバックスでNPO法人ポパイが主催する「生活☓芸術」というイベントが行われています。北区にある知的障害者の施設「アトリエブルート」で生まれた芸術作品が店内におしゃれに展示されています。お時間のある方はぜひ。9月18日までです。
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雨の中、栄のスカイル前で連合愛知名古屋地協が労働者保護ルールの改悪反対の街頭行動を行ったので参加しました。今日は参議院の委員会で労働者派遣法改悪案が附帯決議を付けて可決されてしまいました。派遣労働者がますます流動化、細分化されていくだけです。本当の同一労働同一賃金、同一労働同一保障を実現させなければ労働の流動化は企業経営側のためのものでしかないと思います。
雨が降る中の行動でした
川柳を載せたうちわを配りました
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財政福祉委員会で今後(平成28年〜31年)の財政収支見通しが報告されました。この収支見通しは2016年度(H28)予算編成の前提になり、市長の独自施策や新規の施策などに充てる臨時・政策経費を例年通り一般財源で70億円確保することになります。
歳入のうち市税収入は、
平成27年度は5001億円(個人市民税1552億円、法人市民税677億円)
平成28年度は5025億円(個人市民税1579億円、法人市民税630億円)
と見込んでいます。法人市民税は消費税増税に合わせて一部国税化されたので28年度には114億円減収になりますがそれを上回る法人市民税の増収を見込んだため市民税全体としては24億円の増収との見通しです。また5%減税により28年度は115億円の減収となっています。
28年度は歳入全体で見ても1兆726億円(前年比+3億円)と27年度とほぼ同等を見込んでいます。一方、歳出面で見ると、障害者福祉や子育て支援、生活保護などに充てる扶助費は前年比1.2%増の2921億円で歳出全体に占める割合は27%で、5年後の2019年(平成31年)では3169億円で全体の28.1%になると予測しています。また、人件費、公債費、投資的経費などはほぼ横ばいの見込みとなっています。
結果的に平成28年度の収支不足は83億円となり、その不足分を行革で53億円(うち土地の売却10億円)、職員定員100人減で5億円、住宅供給公社への貸付金の返還などで25億円で収支を埋め合わせる計画です。また扶助費が年々増加することもあり収支不足は2017年度126億円、2018年度132億円、2019年度は176億円と年々増えていく試算となっています。
この収支見通しは重要な指標となりますが、収支不足を常に現状の行革で埋めていくのでは、結局細かい節約の積み上げと職員定数減で帳尻を合わすしかない、マイナススパイラルの解決策でしかないのが現実です。減税効果の冷静な検証と新たな視点をもった行財政改革の立案が急務です。一議員としても良い案を考えないといけません。
収支見通しは名古屋市のホームページのアップされています。
http://www.city.nagoya.jp/zaisei/page/0000073922.html
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2015年09月07日
この間ゴタゴタしていた愛知県の障害者差別解消推進条例に関して、愛知障害フォーラム(ADF)が記者会見をして見解を明らかにし、愛知県に対して意見・要望を表明しました。記者会見において明らかになったことは、8月31日に愛知県の担当者がADF関係者に説明した時には相談ではなく、決定事項を説明するという姿勢だったということでした。
会見の中でADFの方は、9月議会の提案を見送った大村知事の判断を評価するとともに、今まで条例を制定してきた他自治体において障害者団体や当事者の意見を聞かずに制定された例はないとの指摘がなされました。愛知県にはぜひ当事者団体の意見を聞いて丁寧な議論をすすめていただきたいと思います。ADFが示した意見・要望は以下の2点でした。
1 障害当事者、家族、障害者団体等のヒアリング及び愛知県障害者施策審議会での十分な審議を保障してください。
2 職員対応要領とは異なり、条例の施行日は何時までにという期限があるわけではありません。従って、9月議会に拘ることなく、12月定例会、3月定例会も視野に取り組んでください。
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千種区の共同募金委員会の理事会があり参加しました。千種区では募金額(昨年度で約1200万円)が最近減少しています。平成21年を100とすると昨年度は76.9ポイントで愛知県全体の93.2ポイントに比べても低いのでいろんな形で募金額を増やす工夫が必要だという提案がありました。議論の中で募金がどのように使われたのか詳しくわからないのでわかりやすい報告が必要だとの意見が出たり、市の福祉施策の取り組みと共同募金による福祉現場への支援との関係はどうなっているのかなどの意見も出ました。
共同募金委員会の会計は募金額の出し入れだけになってしまうので共同募金会の会計だけでは使途内容についてはわかりません。募金が県の共同募金委員会から区の社会福祉協議会の交付されることになるので、社会福祉協議会の会計を見ないと使途内容が把握できないことになります。しかし募金を集める地域の方々にしてみると、そのような会計が別だという理屈では実感として納得しづらいのも理解できます。また共同募金委員会の事務局と社会福祉協議会は人が重なっているので余計にわかりにくくなってしまいます。わかりやすい報告の仕方を工夫して募金を集める方々のモチベーションを高めることが必要だと思いました。また社会福祉協議会が、「一民間社会福祉法人だ」と簡単に言えない立ち位置にいることを社協の職員の方や役所の方が意識して説明しないとわかりやすい説明にたどり着かないとも感じました。
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2015年09月06日
雨が強く降りました
今日は防災訓練の日でしたが雨天のため小規模で行うことになり来賓の参加は取りやめとなりました。いざという時のための備え、事前の訓練は大事です。例えば、安否確認のために使う災害用伝言ダイヤル(171)なども事前に使い方を練習をしておけばいざという時に役立ちます。私も一度練習をやったきりなのでもう一度しなければいけないと思っているところです。伝言ダイヤルは、通常時でも下記の日時で体験利用ができます。
【体験利用日】
•毎月1日及び15日 00:00〜24:00
•正月三が日(1月1日00:00〜1月3日24:00)
•防災週間(8月30日9:00〜9月5日17:00)
•防災とボランティア週間(1月15日9:00〜1月21日17:00)
【提供条件】
•伝言録音時間 :30秒
•伝言保存期間 :6時間
•伝言蓄積数 :10伝言
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2015年09月05日
愛知弁護士会主催の「集団的自衛権行使のための違憲立法に反対する愛知大集会&パレード」が白川公園であり、パレードは2つのコースに分かれて行われました。私は矢場町コースを歩きました。参加者は主催者発表で6000人と発表されました。廃案のためにはもう一押しが必要です。
白川公園に多くの人が集結
矢場町から栄に向けてデモ行進
デモ終了後、近藤昭一衆議、
内河弁護士、飯島滋明さんと
集会宣言は以下の通り
安全保障関連法案の即時廃案を求める集会宣言
政府提出の『安全保障関連法案』は、7月16日の衆議院本会議での採決の強行後、参議
院に送付され、現在、参議院での採決強行が懸念されています。
この間、8月14日には安倍首相による戦後70年談話が発表されました。首相は「二度
と戦争の惨禍を繰り返してはならない。」とし、「70年間に及ぶ平和国家としての歩み」の
「不動の方針を、これからも貫いてまいります。」と述べ、最後に「『積極的平和主義』の旗を高く掲げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献してまいります。」と結んでいます。
しかし、戦後70年の平和国家は、何よりも日本国憲法第9条及びその前文の平和主義に
よってもたらされたものです。にもかかわらず、日本国憲法に反する違憲立法によってこの平和主義を改変しようとするものこそ、安倍首相のいう「積極的平和主義」にもとづく『安全保障関連法案』です。
『安全保障関連法案』は、戦後歴代政府自身も認めなかった集団的自衛権の行使を可能に
し、また、これまで禁止されてきた自衛隊の他国軍への弾薬の提供や発進準備中の戦闘機への燃料の補給を可能にするなど、日本国憲法第9条に違反する法律案です。しかも、世界中どこへでも自衛隊を派遣できるという点で、自衛隊が海外で武力行使する危険性が飛躍的に高まるものです。
憲法改正手続も経ずに、一内閣の閣議決定によって憲法解釈を変更し、このような違憲立法を制定することは、日本国憲法のもとに国政が行われるべきとする立憲主義に違反します。
安倍首相は、戦後70年談話の中で「いかなる紛争も、法の支配を尊重し、力の行使では
なく、平和的・外交的に解決すべきである」と述べました。しかし、憲法に違反する『安全保障関連法案』は、自衛隊が海外で武力を行使する場面を拡大するものであり、安倍首相自身の談話とも整合しません。
全国の憲法学者の大半が『安全保障関連法案』は憲法に違反すると断じています。8月3
1日公表の日本経済新聞社とテレビ東京による世論調査においても、55%が今国会での法
案の成立に反対しています。このような中で、本法案を成立させることは、国民主権を無視し、わが国の民主主義を根底から覆す暴挙です。
本集会に集う私たちは、政府に対し、『安全保障関連法案』の即時廃案を強く求めます。
2015年9月5日
「集団的自衛権行使のための違憲立法に反対する愛知大集会」参加者一同
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2015年09月04日
夕刻、名古屋駅前で民主党が今の戦争法案を廃案に追い込もうと街頭活動を行い、県内の国会議員や連合愛知会長などが暴走する安倍政権の問題を訴えました。
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金山駅で木曽町開田高原から届いたトウモロコシの販売が金山駅の連絡通路で行われました。木曽町や木曽町観光商工会の方々が「木曽谷ぶらり市」と称してトウモロコシ2000本の販売やそばや地酒などの特産品を販売する企画でした。おいしそうなトウモロコシと地酒を買いました。
会場では長野県の商工会の方が訪れた人にアンケートを取るなどして御嶽噴火からの復興するにはどうすればいいのか模索されていました。木曽町役場の方からもどうしたらいいのでしょうかという問いかけもありました。木曽は名古屋からだと意外に近いということをもっともっと知ってもらう必要があるのではないかと思っています。木曽は名古屋市民にとって気軽に訪れ楽しめる地域なのです。
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2015年09月03日
障害者差別解消に関する条例案で愛知県がドタバタしています。9月1日の中日新聞に突然、愛知県が9月議会に「障害者差別解消へ条例案」と一面に記事が出ました。出張中でしたがメールなどで情報が入ってきました。
記事の内容を見ると、法律では努力義務となっている差別をなくすための「対応要領」策定を義務付けるという部分に条例化する意義があるとなっているようでした。その後入手した情報によれば、それ以外は法律の内容をそのまま盛り込むようなものでしかなく、条例名も「差別禁止」ではなく「差別解消」となっていて独自に条例を制定する意義がどこにあるのかわかりにくいものです。
当然障害者団体は、寝耳に水の状態なので「ちょっと待ってくれ。自分たちに相談なしに決めてくれるな」との声が上がりました。結局本日行われる予定だった条例案提出の記者会見はなくなり、9月議会への提案も取り下げとなりました。障害者団体にも意見を聞いて12月議会に出し直してはどうかという声もあるようです。いずれにせよ今回の愛知県の根回しまったくなしの、それも当事者団体抜きでの進め方はまったくいただけないものです。障害者団体からは名古屋市でも差別禁止条例を制定してほしいとの要求が強く出ています。今後丁寧な議論をすすめて、制定を急ぐよりも内容をよくすることが重要ではないかと思います。
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2015年09月02日
函館空港にアイヌアートの作品を販売する店「ラプ」があります。ラプは羽という意味だそうです。アイヌの文様が刺繍がされたポシェットと文様が印刷された一筆箋を購入しました。そしてアイヌの歴史と文化を紹介するパンフ、「函館アイヌの足あと」というパンフレットをいただきました。
1997年、「北海道旧土人保護法」が廃止され、新たに「アイヌ文化振興法」が制定されました。この法律の目的をいま一度再確認したいと思います。その第一条には「この法律は、アイヌの人々の誇りの源泉であるアイヌの伝統及びアイヌ文化(以下「アイヌの伝統等」という)が置かれている状況にかんがみ、アイヌ文化の振興ならびに、アイヌの伝統等に関する国民に対する知識の普及および啓発(以下「アイヌ文化の振興等」という)を図るための施策を推進することにより、アイヌの人々の民族としての誇りが尊重される社会の実現を図り、あわせて我が国の多様な文化の発展に寄与することを目的とする。」と規定されています。アイヌを一つの民族として認めるという意味で重要な法律ですが、文化振興だけが規定されアイヌに対する差別などアイヌが抱える多くの課題については法律は対象にしていません。障害者差別解消法が来年に施行されようとしている時だからこそ「アイヌ文化振興法」についても関心を持たなければならないと思います。
イランカラプテはアイヌのことばで「こんにちは」の意味だそうです。パンフレットにはイランカラプテ「こんにちは」からはじめよう、と提案されています。
アイヌの刺繍が施されています
パンフレットをいただきました
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2015年09月01日
宿泊したホテルの横には観光地の赤レンガ倉庫群があるため観光客にアピールするためかマンホールのふたもきれいに塗られていました。
五稜郭
イカ
教会
通常の?五稜郭
有名な金森倉庫群
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2日目は函館に移動し函館競輪を視察。この競輪場は6年前から普通競輪はすべてナイター競輪として開催しています。また5年前からはICカード「eスマートカード」を導入し、カードに事前にチャージして投票、払い戻しなどをキャッスレスで行うシステムにしています。またそのカードを利用することによって市内の飲食店や宿泊施設などの協賛により割引が利用できる仕組みもあります。しかしここでも他競輪場同様入場者の減少は続いています。この15年間は一般会計への繰り入れができていないのですが、あと3年で年間2億8000万円の借金がなくなるのでそれ以降は単年度黒字が生じるとのことでした。
函館競輪場
移動はリフト付きバスだったので乗降が楽でした
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2015年08月31日
今日から名古屋競輪組合議会の視察です。初日は東京調布市にある京王閣競輪場の視察です。全国44カ所ある競輪場のうち、一部事務組合を作っている、つまり利益を還元する団体が複数あるのが、名古屋競輪(名古屋市と愛知県)とこの京王閣競輪場を運営している調布市、八王子市などで構成する東京都十一市競輪事業組合です。また、ここは(株)京王閣が所有する土地・建物を借りる形となっています。
ガールズケイリンを開催し、その際にスイーツ女子会など女性向けイベントを実施しています。また全レースで勝利者インタビューを行うなどファンサービスも行っています。京王多摩川駅から徒歩1分という交通が便利なところにありますが、全国的な傾向と同様、入場者は減少傾向で、場外車券の販売やインターネット販売などで発売額をなんとか維持しているというのが現状です。また昨年6月には地方競馬の場外馬券売り場を設置して少しでも入場者数を増やそうと努力していました。
京王閣競輪場
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2015年08月30日
今日は「戦争法案廃案!安倍政権退陣!8.30国会10万人・全国100万人大行動」が行われています。私も100万人の一角に参加しようと本山駅で少人数ながら仲間と共にチラシを配りながら街頭活動を行いました。車からクラクションを鳴らし、また車の中からがんばれよとの声をいただきました。またチラシの受け取りもよかったように思いました。
一方、「戦争法案ではない!」との声や日米の関係や国際的な経済状況を冷静に考えれば今回の法案は「選択肢を増やすもの」でいいのではないかと意見を求められる場面もありました。しかし、今の安倍政権の答弁内容では到底選択肢の一つなど言えないものであるのは明らかです。日本国憲法の三原則、「国民主権」「基本的人権の尊重」「戦争放棄」がいずれもないがしろにされている今の状況に危機感を表明しました。
本山の街頭で訴えました
チラシの受け取りもまずまず
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2015年08月29日
わっぱの会が主催のマイナンバー制度の学習会に参加しました。名古屋市から担当者が来てもらい説明していただきました。10月下旬から1カ月くらいの間に「マイナンバー通知カード」が全戸に簡易書留で配布されますがそのことを知っている市民はそれほど多くないように思います。丁寧な周知が必要です。また「個人番号カード」というものも作成でき身分証明に利用できますが、そのカードを使って受けるサービスは現時点ではほとんどないのでそのカードを紛失するリスクを考えると、「通知カード」を大切に保存していおいて対応した方がいいのかなと思いました。
2016年(平成28年)の所得から国税当局がマイナンバーを通じて情報を把握しますが、実際にマイナンバーを使って公共団体などが情報連携を始めるのは今のところの予定では2017年7月からということになっています。また、福祉サービスの現場でどのような場面でマイナンバーが必要になるのかは細かいところはまだ決まっていないことも多くあるようです。今後の情報収集は欠かせません。住基カードやマイナンバー制度といったシステムが併用されることでシステムを維持していくだけで相当の税金を投入しなければなりません。いずれにせよ仕事で収入を得るところではこのマイナンバーのやり取りが生じます。情報流出などのリスク不安にしっかり応えた制度にしてもらわないと困りますが同時にこのマイナンバーを取り扱う個人にとっても大変なことです。便利になるのは役所だけで市民は余計にめんどくさくなり責任も重くなるというだけではこの制度の将来は見えません。
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古川元久議員の「ふるげんサマーコンサート」が今池のガスビルで行われ最初のあいさつに伺わせていただきました。いつもながら満員の会場でした。
コンサート開始前にあいさつさせていただきました
となりは黒田県議
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参議院議員の石橋みちひろさんのお話を聞く会が緑区の岡本やすひろ市会議員の事務所で行われたので伺いました。石橋議員はNTT労組出身の方で、めざす社会のあり方を「つながって、ささえあう社会」と表現され、平和の問題、労働者派遣法改悪の問題などで精力的に活動されています。ぜひ注目していただきたい議員です。また斉藤よしたか参議、近藤昭一衆議も参加され、短い時間ですが充実した集まりでした。
近藤昭一衆議、斉藤よしたか参議、岡本市議も
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2015年08月28日
夕方、納屋橋の堀川沿いで毎月第4金曜日に行われている「夜イチ」で日本酒祭りが行われていたので会議に行く前に少し立ち寄りました。若者が納屋橋の一角に集まって飲んで語り合ってという小さな場を創り始めて今年で5年目を迎えたそうです。今ではすっかり定着した企画となり地域の活性化にも寄与しています。車の運転をしていたのでおいしいお酒を舐めることもできずに会議の会場に向かいました。来月にはビール祭りが行われ、木曽ビールも出展の予定です。来月は飲む体制で行こうと思います。
お酒は見るだけです
これで堀川の水がきれいなら言うことなしですが
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2015年08月27日
第67回名古屋市民生委員・児童委員大会が開催され、所管委員会の議員として出席しました。会場は白鳥センチュリーホールで3000名の人が入るところですが、入りきらず別室のテレビモニターで見る人も見えたということです。民生委員・児童委員のみなさんの熱心さが表れていることだと思いました。
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「在日外国人の年金差別をなくす会」が毎年行っている愛知県との話し合いがあり参加させていただきました。1982年の国民年金制度の改正時に20歳を超えている人は障害者年金の受給資格が与えられませんでした。同様に当時35歳以上の人も実質的に年金に加入できませんでした。そのような制度の問題を埋めるために各地で補助金を支給する制度を作るよう求める運動が広がりました。その結果多くの自治体で高齢者や障害者に対して一定額の給付金を支給する制度が作られてきました。また県として補助制度を作っているところも多いのですが、愛知県はそのような制度がありません。
対象となる人はどんどん高齢化しますし、生活保護の受給をしている方も多いと思います。しかし本来であれば、歴史的経緯もあるので独自の補助制度を県としても作り、必要な場合はその差額を生活保護で対応すればいいのだと思います。話し合いの中で県の担当者の方が、「結果的に最後のセーフティネットで生活保護が対応しているのだからそれでいいと思う」と発言していたのは残念でした。そんなことを言ったら生活保護を出せば何もしなくてもっよいというふうに考えることもできます。また生活保護受給者に対する世間の偏見が大きいことも分かっていないという感じでした。
一部の在日外国人が差別的に排除されていて、それによってひとり一人の尊厳が損なわれているという事実に思いを寄せてほしいのです。会の人からは名古屋市の助成額の増額も求められました。戦後70年を迎え対象者がどんどんいなくなる現状の中で少しでも早く県が対応してもらいたいと思いました。
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2015年08月26日
今日の夕刻、栄で「安倍内閣の暴走を止めよう!戦争法案は絶対反対!」と訴える集会とデモがあり参加しました。主催者発表1800人の参加ということでした。
私の車いすを押してくれた青年が着ていたTシャツ
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2015年08月25日
9月10日から16日までは自殺予防週間です。名古屋市でもいくつかのイベントや取り組みが行われます。9月6日(日)には子ども・若者向けイベント「スマイルデーなごや」が栄のオアシス21で行われます。「悩んでいた時に救われたひと言」「寄り添ってくれた人への感謝の気持ち」などをテーマにした漫画コンテストが行われます。また9月13日(日)には市民に身近な鶴舞中央図書館で暮らしとこころのお悩み相談会が開催され、同時にいのちとこころに関する図書とパネルが9月10日から17日まで展示されます。自殺を考えているくらいに切羽詰った人にこれらのイベントが届けばいいのですがそう簡単にはいきません。せめて自殺予防を理解しようとする人たちがひとりでも多く参加してもらいたいと思います。
最近心の病をかかえていた私の知人が自分の命を絶ってしまったとの知らせを受けました。その時の無力感はしんどいものでした。死んだら終わりじゃないかと思いますが、本人はどんなにつらかったのだろうと想像すると悲しくなります。なぜ突発的な行動をする前に誰かに言えなかったのか、周囲の誰かが一声かけてあげれなかったのかと思わずにいられません。あたりまえのことかもしれませんが、悩みを共有できる人の存在の大切さを改めて感じています。
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2015年08月24日
講演する清水勇人さいたま市長
民主党政令指定都市政策協議会がさいたま市で開催されました。そこで清水勇人さいたま市長の講演を聞くことができました。1時間にわたりさいたま市の現状と課題、そしてこれからの展望をしっかり話され、現在さいたま市がどういう方向性を考えているかがよくわかりました。名古屋ではこういった話を残念ながら聞く機会がありません。
さいたま市がスポーツコミッションを推進してまちの活性化と経済効果の創出を具体化していることに注目しました。ツール・ド・フランスの唯一の海外レースをさいたま市で開催したり、オリンピック選考レースの女子マラソンを市民マラソンと合体させてフルマラソン化を目ざしているとのことです。また自転車道も10年間で200キロメートル整備するという話も興味深いものでした。
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さいたま市に行き、「誰もが共に暮らすための障害者の権利の擁護等に関する条例」、いわゆる「ノーマライゼーション条例」について調査してきました。条例制定から5年が経過し、現在施行後の状況の検証作業中だということでした。条例についての認知度は昨年度大幅に上昇しましたが28%でまだ低い状態です。周知をすすめるために簡明なパンフレット、小学校6年生全員に配布し読んでもらおうというもので「簡明版」と称していますが、内容はなかなかハイレベルです。
また、障害者差別に関する相談件数は、2011年から毎年、5件、7件、4件、9件という推移で4年間で25件、条例によるあっせんに至った例はまだないということでした。名古屋でも障害当事者団体から条例制定の要望が強くあります。丁寧で着実な議論を積み上げていきたいと思います。
条例を説明するパンフ「簡明版」
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2015年08月23日
知人や友人の方が出店しているので東別院「御坊夏まつり」に行ってきました。無添加わっぱんの販売もいつも通りさせてもらっています。東日本大震災の被災者を支援する人たちのブース、福島から避難してきた人を支援するブース、東別院朝市関連のお店など多くのブースがにぎやかに並ぶ中、盆踊りが行われていました。広い境内に多くの方が夏まつりを楽しんでいました。
わっぱんも販売してました
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2015年08月22日
鍋屋上野浄水場から末盛通りの方に南に行ったところに(千種区月ヶ丘)「名古屋市水の歴史資料館」があります。名古屋市の水道・下水道の歴史、また上下水道の浸水対策や地震対策など防災に関することがわかる資料が展示されています。その敷地の南側の庭にリュウゼツラン(竜舌蘭)の花が咲いたというので写真を撮ってきました。リュウゼツランから作るお酒がテキーラです。この花は30年から50年に一度しか咲かない珍しいものだということです。遠くから花の形らしきものは見えたのですが花が咲いているかどうかよく見えませんでした。デジカメで撮った画像を拡大してみると残念なことに花はほとんど枯れている感じでした。でもまあそれらしきものが見えたということで満足です。
花は枯れていました
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2015年08月21日
弘法さんで参道を歩いていると女性の方がチラシをまいていました。それはNPO法人ナイチンゲールが月1回21日の弘法さんの日に実施しているランチボックスカフェの案内でした。以前新聞記事を見てその活動に関心があったので誘われるままカフェで食事をすることにしました。食事をするのに費用はいりませんが、活動を支えるために1000円を払うと活動パートナーになれます。
単に食事をするだけではなく、スタッフの方とまたお客さん同士の会話などを通じたコミュニケーションが取れる場としての機能が重要です。人が集う場を通じて共助社会を創り出そうと活動されていることを理事長の吉田さんの熱のこもったお話を伺いました。小さな単位でこのようなコミュニティの場があれば本当に素晴らしいと思います。
不断は通常のカフェとしても営業しています
おいしくいただきました
いろんなおかずが並んでいます
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今日は覚王山の弘法さんの日。4月から木曽町がブースを出しているのでその様子を見てきました。「木曽の山ふぐ」と命名した手作りこんにゃくを買いました。試食させてもらったのですが柔らかな弾力の歯ごたえでした。どういった味付けで食べようかよく考えようと思います。また木曽町ではいよいよカーボンオフセットの取り組みがスタートするとのお話も聞きました。
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千種区赤坂町に住宅型有料老人ホーム「茶屋ヶ坂の憩」が開所しお招きをいただいたので伺ってきました。静かな住宅街にある施設です。
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2015年08月20日
中日ドラゴンズ5連勝!確か開幕直後に7連勝?して以来のことではないでしょうか。新聞のスポーツ欄を見る気分になります。とにかく気分が良いです。10連勝してもまだ5割にはならないという厳しい状況ですが、がんばってクライマックスシリーズに出れるくらいになればいいのにと期待しています。ドラゴンズがんばれ!!
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2015年08月19日
集会終了後、古い町並みと水の豊かな郡上八幡の町を散策しました。街のあちこちで水の流れる音がして風情を感じます。湧き出る水で子どもたちが水を掛け合って遊んでいるのは楽しそうでした。吉田川で獲れた新鮮な鮎の塩焼きは美味でした。有名な食品サンプルを購入。郡上踊りも少しだけ見てきました。これでサミットでの疲れた気分が回復しました。
やなか水のこみち
湧水で子どもたちが遊んでいます
吉田川で獲れた鮎
郡上八幡は食品サンプルが有名です
郡上踊りの横で格好のみ
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郡上市にて第5回木曽三川流域自治体サミットが開催されました。このサミットはCOP10を契機に名古屋市が呼び掛けて始まり、現在40自治体が参加しています。基調講演は長瀧白山神社神主の若宮多門さんが「命の源/白山の自然と文化」と題して2017年に開山1300年を迎える白山信仰の歴史、また白山と河川の関係について話されました。
その後のパネルディスカッションは河村名古屋市長、日置郡上市長、奥村郡上漁業組合長、NPO郡上八幡水の学校理事尾藤さんの4人とNPO地域再生機構副理事長平野さんのコーディネートで行われました。しかし、サミットのリーダーたるべき河村市長が大遅刻で基調講演は聞いていないは、ディスカッションでもコーディネイターの質問とは全く関係のない自分の思い出話を延々とするだけだったのにはさすがに私も立腹でした。
日置郡上市長は、明治以降の日本の植林事業の問題点に触れつつ、これからの植林について、針葉樹と落葉広葉樹との割合をどうするのか、自然林と人工林をどうすみ分けさせるのかなど基本的なところから議論をして合意を得ていく必要があると話されたことは本当にもっともな提起だと思いました。このような提起を河村市長はしっかりと受け止めて流域全体での取り組みの方向性を議論していくような行動を起こしてほしいと思うのですが、それは無理な話なのでしょう。多くの首長が集まっている意味を考えるべきなのです。
あいさつされる日置郡上市長
基調講演される若宮多門さん
パネルディスカッションの様子
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名古屋競輪組合議会の競輪事業活性化特別委員会で競輪場の現地視察を行いました。競輪や競馬、競艇などの公営競技は最近少し売上高が若干増加してはいるものの基本的には横ばいを何とか維持している状態です。競技別の2014年度(平成26年度)の売上高を見ると、
競輪 6159億円
中央競馬 2兆4936億円
地方競馬 3879億円
競艇 9953億円
オートレース 668億円
開催1日当たりの入場者数は
競輪 1672人
中央競馬 2万1328人
地方競馬 2487人
競艇 2119人
オートレース 3630人
また売り上げも競輪の場合、売上高の内訳はインターネット売上が22.8%、場外売上69.8%、本場売上7.4%となっています。やはり競輪場に直接来てもらわないと今後の売り上げ維持はますます難しいと思われます。今年度には競輪組合ではバンク内広場に芝生を貼って地元に開放したり、民間事業者と協力して若い人の発送を取り入れた企画の検討を行う予定にしています。しかし公営ギャンブルへの関心は中央競馬以外はそれほど高くないので経営を好転させるのはなかなか難しく、当面は赤字にならないようにとの工夫を続けざるを得ないというのが現状ではないかと思います。
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2015年08月18日
私の事務所の隣にはつい最近まで空き家がありましたが解体され更地になりました。その空き家の軒下には「空き家」になった大きなスズメバチの巣がぶら下がっていました。いつの間にこんなものができていたのかと見つけたときは思いました。
このスズメバチ、以前は駆除を名古屋市が行ってくれましたが、今は原則個人が行うことになり、一定の条件を満たす場合にのみ補助が出る仕組みになっています。この制度はゴキブリ、ノミ、スズメバチなど昆虫類やダニ類の駆除が補助の対象になり、さらに寝たきりの高齢者がいる世帯や重度の障害者の人がいる世帯に補助がされます。つまり自分で駆除が難しい人に補助をするという制度設計になっています。
しかしよく考えてみると、スズメバチは障害者でなくても自分で駆除するのは相当困難だと思われます。つまり、ゴキブリやノミとスズメバチを並列に扱った制度では矛盾が生じています。実際スズメバチが近くにあって困るという人もいます。高齢者が進んでいますし、温暖化が進むことによってスズメバチが増えるという説もあります。もう一度スズメバチ対策について再考する余地があるのかもしれません。我が市議団の予算要望の議論の中で気付かされた問題です。
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2015年08月17日
最近「地方消滅の罠」(山下祐介著、ちくま新書)をそろそろと読んでいます。その中では「選択と集中」という言葉にもっと敏感にならなければならない、その論理は弱者切り捨てにつながるという提起がされています。地方消滅の裏返しの議論で、大都市の高齢者を地方に移住させてはどうかという提案、私からすれば無茶というか、暴力的な提案すら登場しています。ひとり一人を大切にするという感性がどこかに置き忘れられているような気がします。日本社会全体を丁寧に分析しながら多様な問題解決の方法論を生み出す必要があるとの提起には全く同感という思いがしています。この本を読んでいると、もっと物事をゆっくりと考える時間を持たないとだめだということを改めて感じています。
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2015年08月16日
先日あるマンガの存在を知りました。「パーフェクストワールド」というマンガで、月刊Kissに連載されています。話の内容は、事故で脊髄損傷の障害者になった設計士とその設計士が初恋の人だった女性とのラブストーリーです。そしてこのマンガを教えていただいたのが、作品の取材にも協力していて、私の知人でもある阿部建設の社長で脊髄損傷の障害がある車いすユーザーの阿部一雄さんです。
パーフェクトワールドという題名が何やら気恥ずかしい響きがありますが、内容は障害者自身の複雑な思いを、また障害者に関わる健常者の言動や行動を表現しながらストーリーが進みます。事故などで突然に障害者になる、いわゆる中途障害の人と私のように物心ついたときから歩けない人間とはまた違う部分があるなあと思いつつ、私も脊髄損傷なので同じ部分があるなあと思いつつコミックの第1巻を読みました。もうじき第2巻が出るそうです。しっかりチェックしようと思います。ぜひご一読を。
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2015年08月15日
戦後70年を迎えた今日、熱田の宮の渡し公園で民間戦災死没者追悼祭が行なわれました。100歳の杉山千佐子さん(元全国戦災傷害者連絡会代表)は「70年長かったがいろんな人に支えられて今日まできた。ひとり一人が平和に生きていけるよう取り組んでほしい」と訴えました。精霊流しも行なわれました。私は舟に「平和こそ最大の福祉」と書きました。
訴える100歳の杉山さん
「平和こそ最大の福祉」と書きました
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2015年08月14日
戦後70年の政府談話が発表されました。第一印象としては、「安全保障法制」を成立させることを最優先させるために安倍首相の本音をオブラートに包んだものだということです。しかし包まれているものの中身にはいろいろ仕掛けが詰まったものになっていると思います。
いわゆるキーワードと言われる「植民地支配」「侵略」「反省」「おわび」文言はとにかく入っているという印象です。「侵略」は「事変、侵略、戦争」と事象を並列しているだけで「日本が侵略をした」という表現にはなっていません。「植民地支配」という表現は3カ所に出てきますが当時の歴史状況の説明であり、今後への決意であってこれも「日本が植民地支配をした」とは述べていません。「反省」と「おわび」については「我が国は、先の大戦における行いについて、繰り返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきました。」と引用する形にすることで主体の直接性を弱めています。キーワードに関する内容は失望せざるを得ないものでした。
談話の主体については、「私たち」という言い方が繰り返されていますが、歴史観については明らかに「私はこう考える」という内容になっています。日露戦争に対する評価、国際秩序への挑戦者という表現、民族自決という言い方などの表現や単語に重要な意味が込められています。また中国の被害者と欧米の捕虜が並列になっていても朝鮮半島の被害者について言及されていないことにも重要な意味があると思います。
そして、今回の談話の肝の部分であると思われる、「日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。しかし、それでもなお、私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません。謙虚な気持ちで、過去を受け継ぎ、未来へと引き渡す責任があります。」という部分は自虐史観脱却を主張する安倍首相の重要な部分です。「過去を受け継ぐ」部分に「謙虚な気持ちで」という修飾語も意図的な表現だと思います。
そして最後には「積極的平和主義の旗を高く掲げ」と締めくくっています。いま国会で議論している「安全保障法制」を正当化する内容であることは大問題です。
今回の安倍談話は、論点を分散させながら一般化して責任の所在をあいまいにし、バランスを取るように並列化して問題点を見えにくくしていることが一番の問題です。そして多弁になることで語るに落ちているということだと思います。今回の談話は一定の流れに沿って歴史観を語っているので新たな歴史観を生み出す可能性があります。私はいろんな人の意見を聞きながら今回の談話の意図を明らかにしていきたいと思っています。
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恒例の笹島夏祭りが行われました。終わりがけでしたが伺いました。ホームレスと言われる人の数は減少していますが、ホームレスの高齢化の進行や孤立化など課題は多く残されています。会場の一角には一年間に亡くなった方16名が追悼されていました。今回の祭りでは盆踊りのやぐらが設置されていませんでしたが、ある方が「来年はやぐらを絶対組むからな」と話してくれました。そういった希望を紡ぐ夏祭りであったのだと思いました。
亡くなった方が追悼されていました
公園の向こうにはツインビルが見えます
社会の縮図を感じます
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2015年08月13日
電通による仕事に関する意識調査の内容が日経新聞に掲載されていました。調査は週3日以上働いている18〜29歳の男女計3000人を対象に今年3月にインターネットで行われ、その結果、「働くのは当たり前」という回答が39%に対して「できれば働きたくない」は29%だったそうです。働く目的を複数回答で聞くと、「安定した収入のため」が69%で最も多く、「生きがいを得るため」は13%だけ。電通は「老後に不安を抱える若者が増えていることが背景にある」と分析したらしい。仕事の選び方については、「できるだけ安定した会社で働きたい」が37%で、「できるだけお金を稼げる仕事・会社を選びたい」は24%。「1つの企業でずっと働いていたい」は17%。また、働くうえでの不満は「給料やボーナスが低い」が50%で最も多く、「有給休暇が取りづらい」(24%)、「仕事がマンネリ化している」(18%)と続いたとのことでした。
この数字をどう考えたらいいのでしょうか。ほとんどの人は働かずに食べていけるのならそんないいことはないと思います。しかしそれは現実的ではないし、そんな「本音」を表明したところで何も事態は変わりません。だから多くの人は「本音」はどうあれ働くことが当然という「建前」を優先してきたのだと思います。そして多くの人は仕事を自由に選べないという現実もあります。そんな中で今回の調査に若者は「建前」ではなく「本音」で答えているのだと思います。最近バラエティ番組でよくある「ぶっちゃけ話」の感覚に近いのかもしれません。そう考えればそれほど深刻な問題ではないのかもしれません。逆に、「建前」の「働くのは当たり前」という回答が39%と数字が低いことに注目した方がいい調査結果だと思います。
私自身は、「共に働く」意味と意義を訴えていく必要があると思っていますが、それは、働くことを通じて社会とつながっていくという根本的な側面があると考えているからです。その意味で「働くのが当たり前」という発想ではなく、「みんなで働くと面白いことがある」ということを具体化させたいといつも思っています。
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2015年08月12日
名古屋市が「街路樹再生指針」を策定しました。街路樹の根が盛り上がり通行の邪魔になっていたり、信号機や電線に枝が被さったり、歩道の幅とのバランスが悪かったりすることは珍しいことではありません。そして街路樹の維持管理費の減少ということも大きな問題です。これまでの「早期緑化、環境保全・改善」という方針から「安全性の確保、都市魅力の向上、管理コストの縮減」という方針に転換するとしています。別の言い方では「量の拡大」から「質の向上」に転換させる再生指針という位置づけです。
今後、倒れそうな木や根上がりしている木などを撤去して小さめの木を植えていくことになります。また大きな木をうまく剪定しながら小ぶりな木になるようにしたりします。そして今回の指針では特徴的なシンボル並木を作ったり、住民や事業者と連携して街路樹づくりをすすめるという方針が掲げられています。確かに歩道の幅とバランスのとれた街路樹にする必要があります。そういった意味では今回のような再生指針が必要だと思います。
ただ、今回この指針を一読した印象では、根本的なこと、「なぜ街路樹を植えるのか」ということと新しい指針の策定の考え方とのつながりが見えにくいなという印象です。再生指針には、「街路樹には景観形成や沿道環境の保全・改善、交通安全、防災等の機能があり、これらが複合的に発揮されることを目指しています」と街路樹の意義を示していますが、そのことと今回の指針の方向性がどう関係するのかが見えにくいということです。予算に限りがあるので地域と連携して=事業者に負担・市民に手伝ってもらって維持管理するというのではあまりにも安易だと思います。「〇〇〇会社が協力しています」というような看板を設置することがモチベーションになると思えません。
「名古屋の街路樹」にはこんな意義や思いがあるということを市民が共有しない限り長い期間を視野に入れた市民の協力は得られないと思います。落葉樹なのか常緑樹なのかだけでも大問題です。単に花がきれいな木という視点だけではだめだと思います。数十年後を視野に入れた再生を期待したいと思います。そうすることにより指針のサブタイトルである「街路樹再生により都市と市民が輝く名古屋を創造する」ことが実現するのだと思います。
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2015年08月11日
名古屋市美術館に開催されている「『画家たちと戦争展』彼らはいかにして行きぬいたのか」を見てきました。あるものは従軍画家として、あるものは表現の方向性をぼかすことで、あるものは翼賛することで、その他さまざまな方法で戦争を生きぬき、そしてその影響から脱却するのに時間がかかったことなどがよくわかる内容でした。横山大観、藤田嗣治、北川民次、岡鹿之助、松本俊介などなど有名な画家の作品が次々と並んでいます。
二つの作品が印象に残りました。ひとつは展覧会のチラシにもなった松本俊介の「立てる像」(1942年作)です。強い意志を持った男が何かに向かって立っている姿です。時代に向かってなのか、戦争に対してなのか、それとも自分自身に対してなのか。その立っている自画像は強いものを訴えています。もう一つは北脇昇の「クォ・ヴァディス」(1949年作)です。右には暗雲と雨が見え、左には赤旗を掲げる民衆の列が見えます。どちらに向かうべきなのか考えていると思われる男の後ろ姿が描かれています。この絵も時代にどう向き合うべきなのか問いかけています。どちらの絵も2015年8月現在の私自身が時代にどう向き合っているのかと問いかけてきました。企画は9月23日まで。
チラシになった松本俊介の「立てる像」
北脇昇「クォ・ヴァディス」(図録より)
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名古屋市原爆被爆者の会主催の「被爆70周年原爆絵画展」が市民ギャラリー栄7階で始まり、開会式に伺いました。120枚を超える絵画やポスター、また写真などが展示されています。全国に18万3519名の被爆者がみえ、平均年齢が80歳を超えたと報道されています。愛知県には2207名、名古屋市内には888名の被爆者がみえます。愛知県内の平均年齢は77歳だそうです。原爆の歴史をどう語り継いでいくのかが重要な課題です。そしてそれは過去の問題ということだけではなく、核兵器廃絶などの取り組みという現在の問題とつなげながら語り継ぐことが重要だと思います。絵画展は8月16日までです。一人でも多くの方が訪れてほしいです。
テープカットがありました
多くの作品が展示されています
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2015年08月10日
4月に右腕を骨折しましたがなかなか完治しません。腕を完全に固定すると身動きができないのでどうしても腕を動かすことになってしまいます。最近は超音波を当てて治療をすることも始めています。一番いいのはじっとしていることだということは確実なのですが、、、、それがなかなか難しい。
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2015年08月09日
長崎原爆の日。長崎市長の平和宣言には安全保障法制に関して、「70年前に心に刻んだ誓いが、日本国憲法の平和の理念が、今揺らいでいるのではないかという不安と懸念が広がっています。政府と国会には、この不安と懸念の声に耳を傾け、英知を結集し、慎重で真摯な審議を行うことを求めます。」と市長としてのギリギリのメッセージを訴えたことを一政治家として心に刻みたいと思います。一方安倍首相は広島で入れなかった「非核三原則」の文言を入れました。やり方が姑息な感じがしますが、やはりしっかり声を上げていくことが状況を少しでも押しとどめるために必要です。
長崎平和宣言の全文は以下に
長崎平和宣言
昭和20年8月9日午前11時2分、一発の原子爆弾により、長崎の街は一瞬で廃墟と化しました。
大量の放射線が人々の体をつらぬき、想像を絶する熱線と爆風が街を襲いました。24万人の市民のうち、7万4000人が亡くなり、7万5000人が傷つきました。70年は草木も生えない、といわれた廃墟の浦上の丘は今、こうして緑に囲まれています。しかし、放射線に体を蝕まれ、後障害に苦しみ続けている被爆者は、あの日のことを一日たりとも忘れることはできません。
原子爆弾は戦争の中で生まれました。そして、戦争の中で使われました。
原子爆弾の凄まじい破壊力を身をもって知った被爆者は、核兵器は存在してはならない、そして二度と戦争をしてはならないと深く、強く、心に刻みました。日本国憲法における平和の理念は、こうした辛く厳しい経験と戦争の反省の中から生まれ、戦後、我が国は平和国家としての道を歩んできました。長崎にとっても、日本にとっても、戦争をしないという平和の理念は永久に変えてはならない原点です。
今、戦後に生まれた世代が国民の多くを占めるようになり、戦争の記憶が私たちの社会から急速に失われつつあります。長崎や広島の被爆体験だけでなく、東京をはじめ多くの街を破壊した空襲、沖縄戦、そしてアジアの多くの人々を苦しめた悲惨な戦争の記憶を忘れてはなりません。
70年を経た今、私たちに必要なことは、その記憶を語り継いでいくことです。
原爆や戦争を体験した日本、そして世界の皆さん、記憶を風化させないためにも、その経験を語ってください。
若い世代の皆さん、過去の話だと切り捨てずに、未来のあなたの身に起こるかもしれない話だからこそ伝えようとする、平和への思いをしっかりと受け止めてください。「私だったらどうするだろう」と想像してみてください。そして、「平和のために、私にできることは何だろう」と考えてみてください。若い世代の皆さんは、国境を越えて新しい関係を築いていく力を持っています。
世界の皆さん、戦争と核兵器のない世界を実現するための最も大きな力は私たち一人ひとりの中にあります。戦争の話に耳を傾け、核兵器廃絶の署名に賛同し、原爆展に足を運ぶといった一人ひとりの活動も、集まれば大きな力になります。長崎では、被爆二世、三世をはじめ、次の世代が思いを受け継ぎ、動き始めています。
私たち一人ひとりの力こそが、戦争と核兵器のない世界を実現する最大の力です。市民社会の力は、政府を動かし、世界を動かす力なのです。
今年5月、核不拡散条約(NPT)再検討会議は、最終文書を採択できないまま閉幕しました。しかし、最終文書案には、核兵器を禁止しようとする国々の努力により、核軍縮について一歩踏み込んだ内容も盛り込むことができました。
NPT加盟国の首脳に訴えます。
今回の再検討会議を決して無駄にしないでください。国連総会などあらゆる機会に、核兵器禁止条約など法的枠組みを議論する努力を続けてください。
また、会議では被爆地訪問の重要性が、多くの国々に共有されました。
改めて、長崎から呼びかけます。
オバマ大統領、そして核保有国をはじめ各国首脳の皆さん、世界中の皆さん、70年前、原子雲の下で何があったのか、長崎や広島を訪れて確かめてください。被爆者が、単なる被害者としてではなく、人類の一員として、今も懸命に伝えようとしていることを感じとってください。
日本政府に訴えます。
国の安全保障は、核抑止力に頼らない方法を検討してください。アメリカ、日本、韓国、中国など多くの国の研究者が提案しているように、北東アジア非核兵器地帯の設立によって、それは可能です。未来を見据え、「核の傘」から「非核の傘」への転換について、ぜひ検討してください。
この夏、長崎では世界の128の国や地域の子どもたちが、平和について考え、話し合う、「世界こども平和会議」を開きました。
11月には、長崎で初めての「パグウォッシュ会議世界大会」が開かれます。核兵器の恐ろしさを知ったアインシュタインの訴えから始まったこの会議には、世界の科学者が集まり、核兵器の問題を語り合い、平和のメッセージを長崎から世界に発信します。
「ピース・フロム・ナガサキ」。平和は長崎から。私たちはこの言葉を大切に守りながら、平和の種を蒔き続けます。
また、東日本大震災から4年が過ぎても、原発事故の影響で苦しんでいる福島の皆さんを、長崎はこれからも応援し続けます。
現在、国会では、国の安全保障のあり方を決める法案の審議が行われています。70年前に心に刻んだ誓いが、日本国憲法の平和の理念が、今揺らいでいるのではないかという不安と懸念が広がっています。政府と国会には、この不安と懸念の声に耳を傾け、英知を結集し、慎重で真摯な審議を行うことを求めます。
被爆者の平均年齢は今年80歳を超えました。日本政府には、国の責任において、被爆者の実態に即した援護の充実と被爆体験者が生きているうちの被爆地域拡大を強く要望します。
原子爆弾により亡くなられた方々に追悼の意を捧げ、私たち長崎市民は広島とともに、核兵器のない世界と平和の実現に向けて、全力を尽くし続けることを、ここに宣言します。
2015年(平成27年)8月9日
長崎市長 田上富久
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わっぱの会のお墓参りに行きました。わっぱの会のお墓が豊田市に接した岡崎市にあります。毎年1回みんなでお墓参りに行っています。
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2015年08月08日
今日名古屋市全域で一斉の気温測定が実施されました。これは気温測定調査実行委員会と名古屋市の共催で行われ、名古屋市内2qメッシュごとに75地点、東山の森一帯は500mメッシュごとに72地点、海上の森6地点、名古屋市大気自動観測点2地点の計155地点で朝の5時から夜の8時まで1時間おきに温度を測定するというものです。また多治見市で25地点、春日井市で5地点、豊田市で40地点が連携して測定しています。
私は千種区内山の事務所の南の地点と北区大曽根すずらん公園でわっぱの会が測定することに関わりました。朝はひんやりとしていますが太陽が出て10時を過ぎると暑さが身に沁みます。一日測定していると一日の温度変化を改めて実感するとともに、意外に風が吹いているんだなということにも気づかされました。アルミ箔で覆った手作りの筒の中に水銀温度計を設置して、小さな空気穴から覗いて温度を測るというなかなか難しい取り組みでした。仲間とともになんだかんだ言いながら、蚊に刺されながら無事2地点とも測定を終えることができました。協力していただいたみなさんには本当に感謝です。
この怪しげな筒の中に温度計がぶら下がっています。
ポーズだけです
実際測るのはこんな感じ
私、風向きは測りました
全体の最終集計にはしばらく時間がかかるとのことですが、少し聞いたところでは東山の森とと町の中心部では5度以上温度が違うとの話も聞きました。私が関わった2地点についての集計結果は以下の通りです。
◎北区すずらん公園(カッコ内は10年前)
最低:5時/6時 27.0度(25.7)
最高:15時 35.0度(36.2)
平均:31.6度(31.4)
◎千種区内山3丁目
最低:5時 27.6度(26.7)
最高:15時 35.0度(34.8)
平均:31.8度(30.8)
2か所の気温をグラフ化しました。アナログです。
千種区の場合平均で1度の違いがありました。ヒートアイランド現象が進んでいるのかもしれません。最終結果に興味津々です。この気温測定には経過があります。1991年8月に平和公園周辺だけの気温測定が行われました。当時東部丘陵開発の話が出ていたので、東部丘陵の大切さを示すために測定が行われたのでした。そして10年前の2005年は愛知万博が開催されるタイミングに合わせ今回と同じような形で気温測定が行われました。このような一斉測定のデータは名古屋市の都市計画などをすすめる上では貴重なデータになります。大変なことですが5年ごとくらいに測定できるともっと有用なデータとして活用できるのではないかと思います。これからも名古屋市にしっかり関わってもらい、継続した取り組みになるよう名古屋市としての位置づけの明確化やノウハウの継承などが必要だと思います。
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2015年08月07日
自治労名古屋市労働組合には名障会という、障害ある職員のグループがあります。その名障会主催で障害者差別解消法の学習会があり私が講師として法律の内容とこれからの課題についてお話しさせていただきました。多くの方の参加があり、職員の方々の関心の高さを感じました。合理的配慮を提供することが法的義務化されること、その対応のためには障害者の存在や障害の内容についての理解を深めることが重要であるとお話しさせていただきました。それぞれの職場での課題解決のために現場からの要求をしっかり出していただくことが結果的には名古屋市民のためになることであると思います。
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2015年08月06日
今日は広島への原爆投下の日。恒例の平和祈念式典が行われましたが安倍首相は非核三原則に言及しませんでした。今までずっと、そして第1次安部内閣の時も言及していたの何故今回言及しなかったのか。安部首相の明確な意図が示されていると思います。彼の思考の中では非核三原則も戦後レジュームに位置づけられているのかもしれません。
広島市長の平和宣言では、「為政者が顔を合わせ、対話を重ねることが核兵器廃絶への第一歩となります。」「そうして得られる信頼を基礎にした、武力に依存しない幅広い安全保障の仕組みを創り出していかなければなりません。」と世界の政治家に訴え、そして「広島をまどうてくれ!(元に戻してくれ)」という方言を使いながら被爆者の思いを伝えていました。
広島市長の平和のメッセージは下記のとおりです。
私たちの故郷(ふるさと)には、温かい家族の暮らし、人情あふれる地域の絆、季節を彩る祭り、歴史に育まれた伝統文化や建物、子どもたちが遊ぶ川辺などがありました。1945年8月6日午前8時15分、その全てが一発の原子爆弾で破壊されました。きのこ雲の下には、抱き合う黒焦げの親子、無数の遺体が浮かぶ川、焼け崩れた建物。幾万という人々が炎に焼かれ、その年の暮れまでにかけがえのない14万もの命が奪われ、その中には朝鮮半島や、中国、東南アジアの人々、米軍の捕虜なども含まれていました。
辛うじて生き延びた人々も人生を大きく歪められ、深刻な心身の後遺症や差別・偏見に苦しめられてきました。生きるために盗みと喧嘩を繰り返した子どもたち、幼くして原爆孤児となり今も一人で暮らす男性、被爆が分かり離婚させられた女性など――苦しみは続いたのです。
「広島をまどうてくれ!(元に戻してくれ)」これは、故郷(ふるさと)や家族、そして身も心も元通りにしてほしいという被爆者の悲痛な叫びです。
広島県物産陳列館として開館し100年、被爆から70年。歴史の証人として、今も広島を見つめ続ける原爆ドームを前に、皆さんと共に、改めて原爆被害の実相を受け止め、被爆者の思いを噛みしめたいと思います。
しかし、世界には、いまだに1万5千発を超える核兵器が存在し、核保有国等の為政者は、自国中心的な考えに陥ったまま、核による威嚇にこだわる言動を繰り返しています。また、核戦争や核爆発に至りかねない数多くの事件や事故が明らかになり、テロリストによる使用も懸念されています。
核兵器が存在する限り、いつ誰が被爆者になるか分かりません。ひとたび発生した被害は国境を越え無差別に広がります。世界中の皆さん、被爆者の言葉とヒロシマの心をしっかり受け止め、自らの問題として真剣に考えてください。
当時16歳の女性は「家族、友人、隣人などの和を膨らませ、大きな和に育てていくことが世界平和につながる。思いやり、やさしさ、連帯。理屈ではなく体で感じなければならない。」と訴えます。当時12歳の男性は「戦争は大人も子どもも同じ悲惨を味わう。思いやり、いたわり、他人や自分を愛することが平和の原点だ。」と強調します。
辛く悲しい境遇の中で思い悩み、「憎しみ」や「拒絶」を乗り越え、紡ぎ出した悲痛なメッセージです。その心には、人類の未来を見据えた「人類愛」と「寛容」があります。
人間は、国籍や民族、宗教、言語などの違いを乗り越え、同じ地球に暮らし一度きりの人生を懸命に生きるのです。私たちは「共に生きる」ために、「非人道性の極み」、「絶対悪」である核兵器の廃絶を目指さなければなりません。そのための行動を始めるのは今です。既に若い人々による署名や投稿、行進など様々な取組も始まっています。共に大きなうねりを創りましょう。
被爆70年という節目の今年、被爆者の平均年齢は80歳を超えました。広島市は、被爆の実相を守り、世界中に広め、次世代に伝えるための取組を強化するとともに、加盟都市が6,700を超えた平和首長会議の会長として、2020年までの核兵器廃絶と核兵器禁止条約の交渉開始に向けた世界的な流れを加速させるために、強い決意を持って全力で取り組みます。
今、各国の為政者に求められているのは、「人類愛」と「寛容」を基にした国民の幸福の追求ではないでしょうか。為政者が顔を合わせ、対話を重ねることが核兵器廃絶への第一歩となります。そうして得られる信頼を基礎にした、武力に依存しない幅広い安全保障の仕組みを創り出していかなければなりません。その実現に忍耐強く取り組むことが重要であり、日本国憲法の平和主義が示す真の平和への道筋を世界へ広めることが求められます。
来年、日本の伊勢志摩で開催される主要国首脳会議、それに先立つ広島での外相会合は、核兵器廃絶に向けたメッセージを発信する絶好の機会です。オバマ大統領をはじめとする各国の為政者の皆さん、被爆地を訪れて、被爆者の思いを直接聴き、被爆の実相に触れてください。核兵器禁止条約を含む法的枠組みの議論を始めなければならないという確信につながるはずです。
日本政府には、核保有国と非核保有国の橋渡し役として、議論の開始を主導するよう期待するとともに、広島を議論と発信の場とすることを提案します。また、高齢となった被爆者をはじめ、今この時も放射線の影響に苦しんでいる多くの人々の苦悩に寄り添い、支援策を充実すること、とりわけ「黒い雨降雨地域」を拡大するよう強く求めます。
私たちは、原爆犠牲者の御霊に心から哀悼の誠を捧げるとともに、被爆者をはじめ先人が、これまで核兵器廃絶と広島の復興に生涯をかけ尽くしてきたことに感謝します。そして、世界の人々に対し、決意を新たに、共に核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に向けて力を尽くすよう訴えます。
平成27年8月6日 広島市長 松井一實
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汁谷町内会の盆踊りに伺いました。子どもが多くて元気と熱気があふれる盆踊り会場でした。
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2015年08月05日
朝鮮半島の統一と東アジアの平和のために活動するNPO法人三千里鐡道が韓国のノリペ神命(シンミョン)という劇団日本に招き、そのマダン劇を見ました。解放70周年、光州民衆抗争35周年、6・15共同宣言15周年といういくつかの思いを込めた企画で、マダン劇は秀吉の朝鮮侵略から日本による侵略、そして光州民衆抗争、6・15共同宣言などの歴史を民衆の視点から演じるものでした。
このような重たいテーマを扱っているのですが、歌あり、体を使った遊びなどを取り入れ、観客にも歌や踊りに参加してもらいながら劇は進行します。笑いあり、悲しみあり、怒りありの内容は韓国民衆の共同体の力強さを表現していました。そして見事なエンターテイメントであり、パフォーマンスでした。単純に楽しく面白いマダン劇でした。このような表現は日本の様々な運動が作り得ていないものです。韓国の運動の底力を感じました。生活のいろんな場面でみんなで一緒に肩を組んで歌える歌を創り出したいとこういうパフォーマンスを見ると強く思います。
舞台いっぱいに動きます
観客も一緒に踊ります
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2015年08月04日
自民党の武藤貴也という衆議院議員がいわゆる「戦争法案」に反対する若者たちのことについて「SEALDsという学生集団が自由と民主主義のために行動すると言って、国会前でマイクを持ち演説をしてるが、彼ら彼女らの主張は「だって戦争に行きたくないじゃん」という自分中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義がここまで蔓延したのは戦後教育のせいだろうと思うが、非常に残念だ。」とツイートしたと大きく報道されています。
「だって戦争に行きたくないじゃん」ということがなぜ「自分中心」になるのかその論理が私には全く見えません。自分の希望を、欲望を、考えを、選択を表明すればすべて「自分中心」になるのでしょうか。自分を大事にしない人間は他人も大事にできないと私は考えています。戦争に行くことは命を失う可能性を飛躍的に高めます。それが嫌なのは当たり前であって自分中心ではないはずです。このツイッターの「自分中心」発言には、「滅私奉公」「非国民」といった言葉がしっかりと張り付いているように思います。極めて不愉快な発言です。
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2015年08月03日
先日長崎に行った時にコンビニで買い物をしたところ棚の一角に長崎市の広報誌が置かれていました。そうだよな、いくら各戸配布しても手にしない場合も結構ありそうです。コンビニで手にする人はまた違った層の人です。私のように市外の人も多く手にするでしょう。この方法は真似するといいと思いました。そしてその広報誌には「市民と市政をつなぐコミュニケーション情報誌」とのキャプションがあります。
中を見ると、8月なので「平和」についての特集が組まれています。その他にはプレゼントクイズがあったり、外国語講座のコラムがあったり、長崎料理のレシピが紹介されていたりと読みやすい工夫があります。広報なごやは市の方から伝えたい情報が中心です。コミュニケーションらしきものは一面だけですが、雰囲気は市長の都合のいい宣伝の場になってしまっている感があります。長崎の広報誌にも市長は登場していました。A4の3分の2のスペースに「田上市長のホッとトーク」というコーナーがあり、自らの思いを皆さんに語るコラムとのキャプションが付いていました。今回は世界遺産登録に対する市長の考えが書かれていました。ちなみに市長の写真はなく文字ばかりでした。
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2015年08月02日
第6回日韓社会的企業セミナー(NPO共同連/社団法人韓国障碍友権益問題研究所の主催)が昨日から明治大学で行われていました。今日一日だけの参加となりましたが、韓国での様々な実践が進んでいることがよくわかりました。韓国では2007年に社会的企業育成法、2012年には協同組合基本法と社会的経済育成法の制定とその変化のスピードには驚くべきものがあります。スピードが速すぎる感がありますが、それは解決しなければならない課題が与野党の中で認識され、その認識を議論して妥協点を具体的に判断しているからだと思います。日本の場合、(政治の力<官僚のコントロール)ということもあり状況がダイナミックに変化しない制度となっているように思います。
「協同組合都市宣言」をしているソウル市は積極的に社会的企業を育成していて、この4月にはヨンドンポ区に社会的経済支援センターが開所し取り組みは加速しています。病院、弁当配達、イベント事業、映像制作、音楽教育、保育や子育て支援、ホームページ作成、図書館、地域の調査など本当に幅広い課題に取り組む社会的企業(社会的経済企業)が生まれている報告を聞き圧倒されました。様々な課題を解決しながら新たな仕事を生み出している状況を紹介し、早く制度制定や改正につながるよう幅広い議論の場を創り出さなければなりません。
韓国の方の報告
会場の様子
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2015年08月01日
午前中は各地の障害者議員の方々と意見交換を行いました。それゾれの自治体での違いがよくわかります。午後からは「国連障害者権利条約と長崎県条例と私たちの暮らし」と題したシンポジウムをブリックホールで行いました。長崎県保健福祉部障害福祉課長の園田俊輔さんに基調講演をしていただいた後、長崎からごうまなみ長崎県議、あべみやこ長与町議、以前から障害者差別に関する条例のある自治体から伝田ひろみさいたま市議、平野みどり前熊本県議・DPI日本会議議長にお話をしていただきました。私はコーディネーターをさせていただきました。
長崎県では2013年(平成25年)5月に「障害ある人もない人も共に生きる平和な長崎県づくり条例」が制定され2014年4月から全面施行されています。条例名の中に「平和」という文言が入っているのが長崎県らしいと思います。そして障害ある人もない人も共に生きるためには平和でなければならないということを示している条例名だとも思います。条例のよる問題解決は広域専門相談員(現在2名は一)と地域相談員(現在約180名)により行われます。まだ実例はありませんが、相談で解決しない場合は調整委員会が開かれ場合によっては知事が勧告や公表を行うことになっています。また来年から差別解消法が施行されますが、条例で設置されている体制に法が求める機能を付加する方向で検討しているとのことでした。ただ条例の認知率が15%と低いのが課題だと話されていました。
パネリストのごう県議からは、長崎の多くの離島では学校の運営が厳しい状況にあることでかえってインクルーシブ教育が実現しているという皮肉な現実を報告されました。またさいたま市議の伝田さんからはさいたま市では条例を推進するための課が設けられ4名が配置されているという報告にも驚きました。安部議員は収入を得ることができる仕事づくりが重要であると話され、平野元県議からは熊本では4人の広域専門委員が丁寧に相談をし(平成26年は年間162件)、フルで活動しているとのことでした。会場からの多くの質問もあり充実した集会となりました。
シンポジウムの様子
質疑応答の際会場から障害者団体の会長さんが発言され、現在進められている長崎新幹線関連工事で、浦上駅のエレベーターが4年も使用できなくなりそれに県やJRが何も対応しないのはおかしいとの問題提起がありました。シンポ終了後有志でその状況を視察しました。4年もの間我慢してくれと言うのはおかしいし、そういったことを関係団体と相談していないということも県の組織の中での問題意識の薄さを表しています。現場では県の職員が対応し何らかの対応を検討すると回答していました。早い対応が望まれます。
現地の方々が長崎県に申し入れ
少し見える仮設の階段しかありません
関係者への説明が何もないのが問題です
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2015年07月31日
今日と明日、長崎市で障害者の自立と政治参加を進めるネットワークの大会があります。統一選を勝ち切って参加でき、久しぶりの再会を互いに喜び合いました。また新たな参加者もあり新たな活気が出ています。
私は朝、長崎に到着し少し時間があったので長崎に来た以上はこれだけは見なきゃということでタクシーで「平和祈念像」を見に行きました。現場に到着すると9日の平和祈念式典の会場準備がすでに始まっていました。また中国からの観光客であふれていて中国語が大きな声で飛び交う状況でした。公園の横にある「被爆者の店」でも状況は同じで爆買いの一端を見るようでした。私はヒバクシャのシンボルマークである折鶴のバッチを購入しました。
平和祈念像の前で
「被爆者の店」で購入
午後からは長与町の議会を訪れました。そこには車いすを利用する安部みやこ議員がみえます。今回長崎大会が実現したのも彼女の存在があったからでした。長与町では鈴木副町長、山口副議長、さらには産業厚生委員会の河野委員長、分部副委員長の方々に対応していただきました。担当課から障害者福祉計画の内容を伺うと共に、社会福祉協議会が運営する福祉の総合的な施設「ほほえみの家」にある就労B施設では町の指定ごみ袋の製袋の仕事をしているとのことでした。その後議員の方と意見交換を行いました。
長与町での意見交換
夕方長崎駅に戻りメンバーの有志で街頭行動を行いました。「私たちは平和を願い、戦争法案に絶対反対です」とのメッセージを掲げながら道行く人に訴えました。チラシの受け取りも良く私たちの訴えを受け止めてくれているという実感がありました。このような小さな取り組みが積み重なり戦争法案廃案につながればと思わずにおれません。
長崎駅前で街頭活動
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2015年07月30日
午前中仙台市役所に行き障害者差別解消法に関すると取り組み状況について調査しました。仙台市の場合は障害者差別解消法が制定されたのちに条例化しようとしている点が注目されます。現在同様な動きがあるのは政令市では新潟市があります。
なぜ条例化なのか伺ったところ、まずは障害者団体からの要望も強くそれを市長が受け止め、仙台市としての姿勢を示したいとの説明がありました。法以上のことはどういったことを考えているかと聞くと「何らかの仲裁できるようなことを考えたい」と話されましたがまだ具体的なものではなく、課レベルでの思いなのかもしれません。
昨年10月からグループワークをしながら議論する「ココロンカフェ」が計10回(平日と休日に行うので内容的には5回分)開催され、延べ580人の人が参加して様々な意見を出し、施策推進協にフィードバックするという作業を行っているそうです。今後9月にも条例の中華難を示し来年の2月議会には条例案を提出したいと考えているようです。名古屋市でも条例化をどうするか議会の中でも議論する必要があります。
私は明日から以前から予定の入っていたことで長崎に行くのでみなさんと別れいったん帰名しました。
ホテルの前でも七夕飾り
駅の中でも七夕飾り
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2015年07月29日
次に、昨年11月に新たに開院した仙台市立病院を視察しました。新病院は525床。新たに提供する政策的医療として、
@小児救急医療を初期から3次まで総合的に提供。
A身体疾患と精神疾患を併せ持った救急患者を対象に総合的な救急医療を提供。
B総合的専門的な周産期医療を提供。
を掲げています。
小児救急に関しては、病院の一角に「仙台市夜間休日こども急病診療所」が医師会の協力で設置されていて、その横に小児外来の受付があります。こういった連携は市立病院にとっても助かるものだと思います。また、身体疾患と精神疾患を併せ持つ患者の救急医療については50床が計画されていますが精神科医師が現在4名(うち指定1名)で不足していて10床の稼働にとどまっています。また、紹介患者の予約受付や入院手続きなどをワンストップで行う「総合サポートセンター」があり、各病棟で受け付けを行うよりも効率的なように感じました。なお看護師は募集に対して2倍あるということでした。
病院の全景
被災者を床に寝かすことも想定した
本当に広々とした救急科のスペース
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今日から財政福祉委員会の委員会視察で早朝から新幹線で仙台入り。まず仙台市衛生研究所を視察。研究所は若林区にある工業団地の一角にあります。この研究所は東日本大震災で大きな被害を受けながら復旧活動や様々な応援活動を行ったそうで。その状況を伺いに行きました。震災で配管が破損し重油が流出したり、冷凍庫内の試薬や菌株などが溶解してしまいました。たまたま感染症や収去検査がなかったため病原体の拡散という事態は避けれたとのこと。配管を修理したものの4月7日の大きな余震で再び破損したそうです。検査機器も机などに固定化していても、固定したのが本体だけで周辺機器が落下して壊れ検査機器が機能しなかったということもあったそうです。今でも雨漏りがしたりして建物に痛みがあるため、排水の安全性を確認するために建物の四隅に井戸を掘って監視しているそうです。なお、大震災後に放射線検査のためのゲルマニウム半導体検出器が購入されています。また研究所の隣には震災被災者のための仮設住宅が並んでいました。
名古屋市の衛生研究所は地盤のしっかりした守山区の志段味サイエンスパーク内に移設される予定ですが、機器の安全性の確保や病原体などの拡散防止、配管や排水部分の強化などの課題をしっかり組み込んだ新しい名古屋市衛生研究所に生まれ変わることを期待したいです。
研究所の全景
電子顕微鏡を雨漏りから守るため
簡易テントを設置している
放射線を測定する機器
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2015年07月28日
久しぶりの夏風邪です。もう一週間もノドが痛みます。こんなに長引くことはめったにないので、歳を取ったためかと思っています。
夜には、「まことの仲間たち」の会議を早く切り上げ、暑気払いの飲み会をしました。選挙を手伝ってくれた若い人にも参加してもらい、活動の活性化を目論みつつ杯を重ねました。
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2015年07月27日
「名古屋市地域強靭化計画」が策定され、8月24日まで市民意見の募集が実施されます。この計画は、国土強靭化基本法に基づいて南海トラフ巨大地震を想定して策定されました。
事前に備えるべき目標の最初に「人命の保護を最大限図る」というものがあります。人工呼吸器を使いながら地域の中で生活している方が多くみえます。予備のバッテリーを使用しても、標準のものでも7時間程しか持ちません。長時間の停電が続くと生命に関わります。発電機の補助を希望される方もいます。
今回の計画では、市役所や区役所などの発電機の稼働時間を現状の8時間から平成30年には72時間にしようと目標を掲げました。人工呼吸器利用者にとっても72時間稼働できる安心感を持っていただけるように対策が
講じられていいのではないかと思います。自己責任だけで済まさない施策が必要です。そういう街が真に強靭な街だと思います。
詳しくは
名古屋市:名古屋市地域強靱化計画(案)について(市政情報)
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000071791.html
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2015年07月26日
昨日から2日間、恒例の7月第4週に行われる仲田本通り商店街、仲田銀座商店街の夏まつりでした。私は仲田銀座商店街の一角で「わっぱん」の販売を行いました。2日間ともしっかり暑く、しっかり蒸して大変でしたがいろんな方に出会える場でもあり大変だけど楽しい夏まつりです。秋には今池の夏まつり(9月20日、21日)が待っています。
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2015年07月25日
いよいよ盆踊りの季節です。上野学区の盆踊りに伺いました。
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あいちトイレ研究会の現地調査に飛び入りで参加しました。場所は名駅スパイラルタワーの地下の多目的トイレ。おむつ替えのシートやオストメイトはないタイプのものでした。場所の状況からするとおむつ替えシートはあっても良かったのかと思いました。また、というか、やはりなのですが、使用中のところから若い元気のよさそうな女性が出てくると、もちろん外見だけでは判断できないのですが、「どなたでもご自由に利用できます」という文言が適切なのか考えてしまします。
また段差解消の部分も、段差解消に40秒もかかる解消機で、操作性も確実性を追及し過ぎて使い勝手が今一つということもありました。なぜエレベーターなどの機種を選択しなかったのかと疑問を持ちました(もちろん構造的な問題があったのかもしれません)。
名古屋市はこれから2年間かけて「福祉都市環境整備指針」の見直しが行われます。そこに多くの人の意見が反映して一つ先を行く指針ができればいいなと思います。
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2015年07月24日
今日、平成2015年度の普通交付税等の額が閣議決定されました。名古屋市には普通交付税 63億9001万円(予算額45億円)が交付されます。しかし地方交付税法に基づく計算で導き出される自治体に必要な一般財源(=基準財政需要額)には不足します。その不足分は借金(=臨時財政対策債の発行)が認められることとなり、その発行上限額は252億4400万円と決定されました。仕組み上はこの借金はあとで国から交付税で補てんしてくれることになっていますが、計算式に当てはめると実際には常に補てんされません。なのでできるだけ発行額を抑えるのがいいわけですが、今の低金利時代こそ借金の好機といえるのも事実です。判断は難しい状況ですが、将来の金利負担を軽減するという意味で借金する事業を一部前倒しという判断を検討する余地があると思います。
報道によれば15兆7495億円が1705自治体に配られます。内訳は道府県分が8兆3705億円(東京都を除く)、市町村分が7兆3790億円。不交付団体は60団体で、都道府県別にみると愛知県は14団体でダントツ1位。2位は東京都の10団体、3位は神奈川県の5団体なので愛知県の突出ぶりが際立っていますがこれは自動車関連産業、航空機産業による影響が大きいと思われます。
愛知県内の14団体は、碧南市、刈谷市、豊田市、安城市、小牧市、東海市、大府市、日進市、みよし市、長久手市、豊山町、大口町、飛島村、幸田町で日進市は新たに不交付団体になりました。
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2015年07月23日
「わっぱん」のパン製品を愛知大学のサークル「国際協力団体SEED」の学生さんと共同開発したと新聞に掲載されました。原料にフェアトレードのチョコレートや砂糖を使用して作っているとのこと。今後、愛大のブースやJICA内のショップで販売するとも報じられています。障害者団体が作ったパンというよりも、添加物を使わない安全で、そして公正(フェア)なパンとしてどんどん売れるといいなと思います。
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2015年07月22日
昨日から名古屋市の福祉などに関する相談窓口などのパンフレットを集めていました。ある勉強会で困ったときに相談する名古屋市関連の福祉系機関について教えてほしいとのオファーがあったからです。
「なごやジョブサポートセンター」「なごや若者サポートステーション」「ジョイナス・ナゴヤ」、「障害者・高齢者権利擁護センター」「成年後見あんしんセンター」「精神保健センターここらぼ」「ひきこもり地域支援センター」「発達障碍者支援センターりんくす名古屋」「障害者就労・生活支援センター」「障害者基幹相談支援センター」「なごや妊娠SOS」「子育て総合相談窓口」「児童相談書」「少年サポートセンター名古屋」「こども適応相談センター」「ハートフレンドなごや」「子ども・子育て支援センター」「子ども若者総合相談センター」「イーブルなごや」「配偶者暴力相談支援センター」「高齢者虐待相談支援センター」「いきいき支援センター」「障害者虐待相談視線センター」「こころの健康相談」「仕事・暮らし自立サポートセンター」等々のパンフレット・資料を集めました。これらを並べただけでも相談窓口の多さに改めて驚きます。
問題なのは入口の相談窓口が多くても、解決する出口がなかなかないというのが「常識」です。出口が存在するためには、まずは就労、住居、居場所をすぐ確保できるのかどうか、保育所などが典型ですが利用したいところをすぐに利用できるのかどうかが問題です。相談する人が多くてもこれらのことが具体的に存在しないといわゆる「たらい回し」が生じるだけです。これらのパンフ類の山を見ても、背景にある制度は何なのか、どういった団体が運営しているのか、人の配置はどうなっているのかなどが分からないことが多いので、こういったことの分析をしながら相談体制の大胆な改革を提案する必要があると思います。
また、名古屋市の仕事を民間に委託するということでの民間活用だけではなく、民間独自の取り組みを支援することでいわゆる「出口」を解決していくという方法論も必要だと思います。そうすると国の補助なしの独自予算が必要ということになります。こういった提案は非常に難しいですが解決を優先させるという視点で考えていかねばならないとパンフの山を前に思っています。
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2015年07月21日
フランス・ランス市のアルノー・ロビネ市長をはじめ副市長やランス群長の方々が名古屋を訪れました。河村市長や市会公式代表団がランス市を訪問したことへの返礼としての来名です。私も昨年7月、欧州視察の際に視察団団長としてランス市を訪れ市長の親書をランス市長に手渡しました。
夜、「2015年名古屋パリ祭――ようこそランス市長」が開催されたので参加しランス市長たちと再会することができました。ランス市には藤田嗣治が建設したフジタチャペルがあり、ランス美術館には藤田の作品が多く寄贈されています。そして来年春には藤田嗣治展が市美術館で開催される予定です。今後文化交流をはじめ様々な分野で名古屋市とランス市の交流が深まっていけばいいと思っています。一行は名古屋滞在中、市美術館、名古屋城、徳川園・徳川美術館の視察、名古屋場所観戦をされる予定です。
ランス市長一行
ロビネ市長カッコいいです
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2015年07月20日
今日、午前中、栄のメルサ前で民主党の街頭活動があり、枝野幸男民主党幹事長が来て街頭演説を行いました。一緒に近藤昭一幹事長代理、大塚耕平政調会長代理、鈴木克昌衆議も訴えました。枝野幹事長は、「立憲主義を無視するなどルールなき権力は独裁である」、「民主は領域警備法案を提案している。対案がないのは自民党だ」、「今や事態は安倍政権と国民の対決である」などと力強く訴えました。
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2015年07月19日
今日は病院のお見舞いを3件ハシゴしました。話になるのは次の行先をどう確保するかです。自宅なのか施設なのか。自宅がいいけれど介助体制は確保できるのか。脳梗塞などで本人の意思がはっきりしない場合は親族などがまず協議することになります。従前から介助などで生活の援助をしていた人たちがその協議に加われることは稀です。そういう時は日ごろ付き合いがあって本人の意向などをよく知っている日常的に身近な人よりも、遠い親戚の判断が優先されてしまいます。本人の病状についてもプライバシーということで家族以外は教えてもらえません。
こうなってしまうのも「扶養義務」の存在と無縁ではありません。もちろん責任を誰が負うのかという問題でもあります。「共に生きる」ことを考える時、「他人」と共に生きるということが想定されます。その「共生」を誰が認めるのか。そしてその「他人」は責任を負えるのか、負うのか。「共に生きる社会」の実現にはそういった根本的な問題が横たわっています。
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2015年07月18日
「まことの仲間たち」の総会で、聴覚障害のある家根谷(やねたに)敦子明石市議会議員に「聴覚障害者、政治への挑戦 ――聞こえなくてもあたりまえの社会を!!」と題して講演していただきました。議会で自分の公約(障害者者別解消法のこと、災害時要援護者のこと、障害者の職員採用のこと)について本会議で質問したこと、地域での取り組みに参加している様子、また明石市の手話言語・障害者コミュニケーション条例のことなどを話していただきました。
やねたにさんは障害者のことだけではなく、高齢者のことや子どものことなど幅広く取り組んでいきたいと抱負も話されました。聴覚障害者の参加がとても多く、聴覚障害者の大きな期待があることを実感しました。障害者の政治参加の活動に共に頑張りましょうと気持ち合わせができ、いい機会となりました。
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作家の澤地久枝さんたちが呼びかけた全国一斉行動に少しですが参加しました。午後1時に全国一斉に「安倍政権を許さない」のスローガンをA3サイズの紙に印刷して掲げるというもの。私は1時には集会準備でドタバタしていたので遅れて1時30分から今池でチラシを配りながらアピールしました。時間帯のこともあり人通りが少なく少し残念でした。
今池の地下鉄の出口前で行動
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2015年07月17日
デザイン都市のロゴマーク
先日、「ユネスコ・デザイン都市なごや」ロゴマークの使用申請を受け付けを始めたという案内が届きました。ユネスコ・デザイン都市なごやの推進の取り組みの趣旨にご賛同する個人や法人その他の団体の方は広報・広告、景品、商品の用途で広く無料で使用できるとのこと。ロゴをデザインしたのは小川明生さんというデザイナー。ロゴのコンセプトは「デザイン」「デザインサービス」「デザイン教育」「デザイン提言」など、ユネスコ・デザイン都市なごやが世界に向けて発信する様子を表現しているらしい。
名古屋がユネスコ・デザイン都市であるということをどれだけの市民が知っているのだろうかと思わずにいられません。平成元年に名古屋は「デザイン都市宣言」を行い、いくつかの事業が行われました。私の事務所の前の桜通りも街路灯のデザインなどを統一的に行った通りですがそのことを知る人は少なくなっていることを感じています。このロゴマークをきっかけにこのデザイン都市宣言の意義について市民の中で議論する雰囲気が出たらいいなあと思います。ユネスコ・デザイン都市なごや推進事業実行委員会というものがありますが、委員を構成しているのは名古屋市の職員、商工会、デザイン団体と堅苦しい雰囲気。躍動感やいきいき感が感じられません。名古屋周辺には芸術系の大学、建築系の学科なども多くあるので若い人たちが自由に議論し、制作し、発表するというプロセスや場がもっともっと必要だと思います。
なおロゴはこちらからダウンロードできます。http://www.creative-nagoya.jp/
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2015年07月16日
御料館の全景
中の様子
昨日木曽に行ったとき、木曽町の「御料館」を見てきました。元営林署だったところを昨年リニューアルしています。2階は旧営林署がきれいに再現されると共に林野行政に関する資料などがで展示されています。1階は会議室、調理室などと共に子どもたちが木のおもちゃで遊べる木育の部屋、木曽町が取り組んでいるすんき漬けなどの実験などができるラボがありました。2階に行くにはエレベーターではなく、長いスロープが設置されていてそれで2階に入ります。その対応に結構お金をかけているなと思いました。
外から2階に入るための長いスロープ
また資料の中には明治初期にヒノキなどでつくられた木曽谷の模型は非常に興味深いものでした。また発酵食品のラボには立派な実験装置が設置されなおかつ人員も一人配置されていました。木曽町の発酵食品にかける意気込みを感じましたが実際の活用はどんな感じなのだろうという気もチョットしました。木育の部屋は広くていい感じでした。
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2015年07月15日
御嶽からは噴煙らしきものが
今日木曽町で開かれている「星野富弘 花の詩画展」を見に行きました。上下流交流でお世話になっている方が企画しています。星野さんの詩画は、自然への尊敬と感謝、そしてユーモアと自・他の存在への愛おしさを表現していると思います。展示されている作品の中に「共に生きる」と題したスミレを描いた作品がありました。そこに書かれていた詩は次のように綴られていました。
道の割れ目で
蟻とすみれが
暮らしている
蟻と花でさえ
助け合えるのに
同じ人間
どうしてきりもなく
戦争するのだろう
特別委員会での「安全保障」法案可決の日にこの詩に出会いました。この詩の素直な疑問に開き直るのではなく、真面目にどう答えを出すのか政治に大きな問いが投げかけられています。
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今日、木曽に行きました。昼食を取るために入った道の駅のテレビがちょうど国会での「安全」保障法制の委員会強行採決の瞬間を放送していました。本当に嫌になります。怒れてきます。何年後かに今日の採決が、「あの時がターニングポイントになった」ということにならないように廃案に向けてできることをやるしかないと思います。
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2015年07月14日
「安倍内閣の暴走を止めよう! 戦争法案反対!強行採決反対! 7.14名古屋集会」が久屋公園ひかりの広場で行われ参加しました。緊急の呼びかけにもかかわらず1500人ほどの人が集まり、「戦争法案、憲法違反」「安倍政権の暴走許すな」「強行採決反対」などと声を上げてきました。デモでは久しぶりに顔を合わせる方も多く見えたのですが、こういったデモで顔を合わせるというのも何だかなあと思いつつも、こうやって一緒に反対する人がいると思い直して声を上げてきました。明日にも特別委員会での強行採決が行われるとの報道もあります。まだ成立を阻止する時間は残されているのであきらめずに、前向きな気持ちでやれることをやりきるしかありません。
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中日ビルの地下一階に長野県のアンテナショップが7月7日にオープンしたので見に行ってきました。当面は来年3月までの期限で開設するとのことです。ふるさと割ということでいろんなものが安く購入できます。これから商品を充実させていくとのことでした。ぜひお立ち寄りください。
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2015年07月13日
先週に続きわっぱの会で南医療生協の施設の見学に行き、交流会も行われました。訪れたのは、グループホームなも、老健あんき、ショートステイきままてんぐ苑、ゆうゆう村がやが家です。それぞれ特徴があり、またスタッフや組合員の方の説明を伺っていると、施設は「自分たちが創り出したもの」という自負をどこの場所でも感じられることが素晴らしいと思いました。
最近の活動として、「おたがいさまのまちづくり」をすすめていて、地域の中の組合員の困り事や解決したいことなどを「ささえあいシート」に記入して、「おたがいさまサポーター」というボランティアでささえあう活動を展開していることを聞きました。3年間で307件取り組んでいて年々増加しています。そして様々な議論の末、有償ボランティアから交通費なども自分たちで負担するボランティアの活動に再編したとも聞きました。地域でのささえあいと福祉サービスの組み合わせを戦略的に考えていると思いました。
その他に、地域の男性のボランティア活動「男塾」の活動、老健では半分の人が在宅に帰っているということなど注目すべき取り組みもありました。理事の方が「国の地域包括ケアの先を行っている」というのは本当でした。見学するたびに教えられることが多い南医療生協の取り組みです。
古民家を利用したグループホームなも
入居者の方が食事作りをされていました
みなさんで交流会の準備していただきました
盛りだくさんの料理をいただきました
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2015年07月12日
遺伝子組み換え(GM)ナタネ自生調査全国報告会が名古屋で開催されました。輸入されるナタネの中に除草剤に対して耐性のある遺伝子組み換えのナタネが含まれていて、それが輸送などの過程で道路沿いなど様々なところにこぼれ落ち、自生しています。その調査や抜き取り活動が全国で行われていて、今日はその報告会でした。8団体からの報告があり、その中には自治労名古屋学校支部の給食調理員の方から、自生調査の取り組みが安全な学校給食の実現につながっているとの報告があり、各地の人たちにも関心を持ってもらえた様子でした。
名古屋の活動を除くと全国38都道府県で調査が行われ、947の自生検体を検査し、49検体で組換えが確認されました。最近ではGMナタネが多年草化したり、雑草などと交雑しているものが発見されるなど広範囲に遺伝子の汚染が広がっています。私も一緒に活動している、遺伝子組み換え食品を考える中部の会では年2回名古屋港や四日市港から松阪に至る地域で抜き取り調査を行っています。この春の調査では3276本のナタネを抜き取っています。そのうち102本を検査し、65.7%で除草剤耐性の陽性反応がありました。また、交雑したと思われる雑種58本も検査し、62.1%に陽性反応が出ています。
このように交雑が進むなど事態は複雑化してきています。今後農産物への影響がでると深刻なことになります。大規模に繰り返し抜き取りをしても事態の拡大に歯止めがかけることができません。食い止めるには国や自治体による対策が必要な状況だと言えます。2010年に名古屋で行われたCOP10/MOP5の成果であるカルタヘナ議定書に関する「名古屋・クアラルンプール補足議定書」の締結と国内法での明文化が早急に求めらる状況だと思います。
しかし、国の法律では組換え遺伝子の栽培作物への移行は損害に当たらないし、明治以降に国内に存在する植物と組み換え植物の交雑は損害に当たらないといった問題が存在しています、そのことをクリアするためにも全国で行われているナタネの自生調査は非常に重要な意味を持っています。また、大規模に継続して調査されている取組みは世界的にも貴重なものだと評価されています。今後、愛知県や名古屋市などとも連携していけるよう取り組みをすすめていきたいと思います。
120名の人が参加しました
パネルディスカッション
多年草化した巨大なナタネ。不気味です。
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2015年07月11日
斉藤よしたか参議院議員のパーティーがあり参加させていただきました。民主党からは岡田克也代表がお見えになりました。斉藤参議院議員は国民をリスクから遠ざけること、将来の世代のことを考えることの2点が政治家の役割であると明確に話され力強い決意表明をされました。
決意表明をする斉藤参議
岡田代表から応援のメッセージ
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名古屋市港区に名古屋市の第2斎場が13日から稼働しますが、今日開所記念式典があり財政福祉委員として参加し完成した斎場を見学してきました。場所はイオンモール名古屋茶屋の東隣になります。
南側から見た全景
現在八事斎場では1日平均66件ほど火葬されていて昨年度(平成26年)は年間2万2000件の火葬数となっています。今後高齢化の進展とともに火葬数は伸び続け、想定では2044年(平成56年)に年間3万4000件でピークに達します。八事斎場の老朽化も考えると第2斎場はどうしても必要な施設だとして20年来の計画でした。
総工費172億円(整備費111億円、用地取得費61億円)をかけた新斎場は30基の火葬炉と30室の休憩室がありプライバシーや自然との調和、環境対策に配慮したもので、同時に津波避難ビルの役割も果たすことになっています。今後、八事と港で火葬数を半分ずつ分担する想定です。また指定管理により太陽・近鉄グループが運営を行います。
お別れ室には自然光が差し込んでいます
バックヤードには火葬炉が並んでいます。
待合室はすべて個室(有料)です。
新斎場のトイレには新しいコンセプトで設計されたものがありました。トイレを見るのに結構時間がかかってしまいました。最近少しずつ増えているのですが、通常のトイレの中に幼児と一緒に入ることを想定した(つまり幼児を座らせる場所がある)トイレがありスペースが広くとってあります。開口部が広くとれるようドアが折りたたみ式にもなっているので私のような手動式車椅子ユーザーはなんとか利用できる可能性があります。もちろんフルスペックの多目的トイレは当然あるのですが、これからは一般のトイレでオストメイトが利用する、ベビーカーを入れることができる、というような発想で通常のトイレスペースが設計されていくことが理想だと思います。名古屋市の施設でこのような例が今までにあるのかどうか一度確認してみなければなりませんが、これからの進むべき方向性が示されていてとてもいいと思いました。
私の車いすはうまく入りました
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2015年07月10日
作家の澤地久枝さんが7月18日(土)13時きっかりに同じポスターを全国一斉にかかげようと呼びかけています。ポスターはA3サイズで、文言は「アベ政治を許さない!!」。文字は金子兜太さんが書いたとのこと。澤地さんの呼びかけホームページからダウンロードできます。
その時間私は今池にいますので、どこかで掲げることができたらと思っています。多くの人がいろんな形で訴えることが今の状況をいい方向に変えることにつながればと思います。
ホームページでは下記のように呼びかけられています。
〜〜日本中に拡散をお願いします!〜〜
★2015年7月18日(土)午後1時★
このコピーを一人ひとりが道行く人に見えるようにかかげるのです。
一人で悩んでいる人、誰にも声をかけられない人はわが家の前で、
あるいは窓辺で。
どこででも、あらゆる形で。
東京は国会議事堂前、その他主要駅頭などで。
全国すべての駅、学校、街、村、会場の外など。
示すのは勇気のいる世の中かもしれません。
「許さない」勇気が試されます。
政治の暴走をとめるのは、私たちの義務であり、権利でもあります。
ポスターは「セブンイレブン」のネットプリントでも印刷できます。
・予約番号 56685090 A3白黒
プリント有効期限 2015/07/12(1枚20円)
・予約番号 89697099 A3白黒
プリント有効期限 2015/07/17(1枚20円)
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2015年07月09日
夜、テレビ塔南の噴水のある公園で行われている社会実験イベント「東北屋台村みちのく食堂」にふらりと行ってきました。友人と一緒に行ったのは夜の8時過ぎでお客さんが少なくさびしい感じでした。牛タンの塩焼きを食べました。すると一角に生産者の方が野菜などを販売していました。生産者は(株)阿部農縁。少しお話したら代表取締役の寺山さんという方で、郡山の被災地障害者支援センターの白石さんをご存知ということで夜の栄の噴水前で妙に親近感がわきました。販売している商品の中に、大葉やエゴマが入ったおかず味噌があったので買いました。実は今日、名古屋生活クラブに注文していた郡山の中村和夫さんが生産した有機コシヒカリが届いていたのが念頭にあったのでこの味噌でコシヒカリをいただこうと思ったのでした。楽しみです。
テレビ塔をバックに屋台村があります
ライブやってました
阿部農縁のおかず味噌
福島・中村さんのコシヒカリ
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民主党愛知県連の「安保法制」に反対する街頭活動が夕刻名古屋駅前であり私も参加しビラまきをしました。他にも「安倍内閣の暴走を止めよう!共同行動実行委」の人たちも街頭活動をしていました。新聞や通信社の世論調査によればどの調査でも約8割の人が今回の安保法制について説明が不十分だと回答しています。安倍総理はインターネットの番組で集団的自衛権の説明を不良のケンカに例えて説明をしていましたが、あまりにも稚拙で、あまりにも市民を愚弄しています。法案成立のための「60日ルール」適用のためには24日までに衆議院を通過させないといけないと報道されています。政府はそれを念頭に16日衆院通過させようとしているようですが何としても止めないと大変です。7月14日18:30からは「安倍内閣の暴走を止めよう!共同行動実行委」主催の集会・デモが久屋公園で行われる予定です。
国会議員がリレー演説
ビラへ配りの手ごたえはなかなか感じにくい
共同行動実行委の街頭行動
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長野県南木曽町で一人の命が失われた土石流が発生してから今日で一年です。一年経つのがあっという間に感じるのは被害当事者ではないからなのでしょうか。昨年は御嶽山の噴火もあり木曽地域には試練の年でした。少しでも良い方向に向かうように願わずにはおれません。
土石流後、約ひと月半の現場近くの様子
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2015年07月08日
愛知県陶磁博物館で行われている「鯉江良二展――土に還る それ以前・それ以後」を鯉江さんと親交のある知人と一緒に観に行きました。ダイナミックな作品や繊細な作品、メッセージ性の強い作品など幅広く展示されています。作品もさることながら、作品を窯で焼いている時の温度変化や窯の中の様子などを方眼紙に手書きで細かく書いているメモも展示されていたのが興味深く感じました。鯉江さんの作品から受ける印象とはまた違う一面を見たような気がしました。展覧会は8月2日まで。
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2015年07月07日
昨日の新聞に掲載された記事
民主党愛知県議団と名古屋市議団が連名で「安全保障法制に対し慎重かつ丁寧な審議と、報道の自由を求める決議」を採択し発表しました。県議団と市議団が一致してこのような決議をするのは珍しいことです。本来であればそれぞれ議会で意見書採択をしたいのですが愛知県議会、名古屋市議会ともに意見書採択は全会一致の原則があり、現状では採択の見込みがありません。そこで今回のような手段により、今回の安全保障法制に対する県議団、市議団の意思表明を明確にすべくまとめたものです。
以下決議の内容です。
安全保障法制に対し慎重かつ丁寧な審議と、報道の自由を求める決議
終戦から70年の節目を迎える中、我が国は、恒久平和を実現し、戦争の惨禍を再び繰り返すことのないよう、近隣諸国との安定した関係の構築はもとより、国際社会の平和と安定を脅かす様々な課題の解決に向けて、積極的に取り組んできたところである。
こうした中、政府は、去年7月の閣議決定により憲法解釈変更という違憲手続によって集団的自衛権の行使を容認したのに続き、本年5月には、集団的自衛権の行使容認を前提とした武力攻撃事態法やPKO法などの改正を行う「平和安全法制整備法」と、他国の軍隊等に対する協力支援活動等に関する新法である「国際平和支援法」を国会に提出した。
当該法案は、これまで「専守防衛」「海外で武力行使をしない」としてきた我が国の安全保障体制を大きく転換するものである。
本年6月に開催された衆議院憲法審査会において、参考人の憲法学者全員から、集団的自衛権の行使を容認する解釈及び当該法案については憲法違反であるとの指摘がなされたほか、多くの団体や自治体議会からも法改正を強行しようとする姿勢に対する慎重意見が出され、世論調査においても、国民の多くは安全保障法制見直しに関する説明が不十分であるとしていることから、当該法案の内容、必要性、それが及ぼす国民生活への影響などについて、徹底した説明と議論が尽くされなければならない。
また、沖縄の基地移転にまつわる民意や当該自治体の意思に対して、丁寧に対応しようとしない国の姿勢や、報道の自由に対する弾圧的発言は、民主主義国家の根幹を揺るがしかねない。
よって、民主党愛知県議会議員団、ならびに民主党名古屋市会議員団は、国に対し安全保障法制をはじめとする、国民生活に多大な影響を与える重要法案等の審議、進め方に対し、様々な意見に真摯に耳を傾けるとともに、より一層慎重かつ丁寧に対応するよう強く求めるものである。
以上、決議する。
平成 27 年 7 月 7 日
民主党愛知県議会議員団
民主党名古屋市会議員団
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2015年07月06日
今日6月議会が閉会しました。提案された10の議案はすべて可決となりました。民主市議団はすべての議案に賛成しました。その他に人事委員会の委員選任、固定資産評価委員の選任、固定資産評価審査委員会の委員選任についてそれぞれの同意、人権擁護委員の推薦についての諮問が行われました。
さらに市議会の会議規則が改正され、議員が会議を欠席する場合、今までの規定では「事故のため出席できないときは」となっていたものを「疾病、出産その他の事故のため出席できないときは」という文言に改正し、出産も欠席の理由と認めることになりました。これは会議規則を定める際に参考にする全国市議会議長会が定める標準市議会会議規則が出産を理由に欠席できるように改正したことによるものです。
また意見書が2本採択されました。一つは陽子線を含む粒子線治療の早期健康保険適用を求めるもの。もう一つは国民健康保険の制度見直しに際し、地方自治体が独自に取り組む乳幼児医療費助成などを行っている場合に国保の国庫負担を減額するような仕組みにしないよう求めるものです。
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2015年07月05日
夜、日本の「明治日本の産業革命遺産」(製鉄・製鋼、造船、石炭産業)の世界遺産登録が決まったと報道がありました。強制連行をどう表現するのか日本と韓国の間で対立が続いていたようですが、「自らの意思に反して連れてこられ」との表現を日本側がすることで決着をしたようだとのことです。私はこれは当然そういう事実があったと思っているのでこれでいいと思います。
ただ明治における産業革命、これは日本だけではなく世界中で近代化する時の話だと思いますが、必ず「負の部分」があることを忘れないようにしたいと思っています。こういうとすぐに「自虐」だという人もいますが、物事の評価をどうするかという時の必要な視点だと思っています。石炭産業にしても炭鉱労働者の厳しかった歴史も知らないといけません。「女工哀史」の話(これは繊維産業ですが)もそうです。そして近代化のプラス面を享受しているありがたさを噛み締めないといけないのです。
時間があれば今回登録されたところに行き、想像をめぐらす機会を得たいと思います。
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2015年07月04日
緑区大高南駅前にある南医療生協病院と、この4月にオープンした「よってって横丁」の見学にわっぱの会のメンバーで行ってきました。南医療生協は現時点で7万人の組合員がいて86の支部があり、医療や福祉に関する事業所が64か所運営されています。病院はベッド数313床、うち20が緩和ケア病棟でした。最上階の7階に緩和ケア病棟があるのですがその階にはリハビリ室もありました。最上階にリハビリ室があるというのは初めて出会いました。とてもいい発想だと思いました。人間ドックセンターもあり年間6000人の人が受診しているとのこと。外来の75%が組合員、入院の85%が組合員だそうです。ただ医療サービスについては組合員であってもなくても一切同じだそうです(それは法的に差をつけてはいけないのだとか)。病院の図書室などもボランティアの人が運営しているとのことでした。またフィットネスクラブのありました。
病院から道をはさんで大高南駅前にこの4月にオープンした「よってって横丁」があります。土地は2600uの名古屋市有地を60年間の定期借地で借りています。1階にはヘルパーステーションや訪問看護ステーション、小規模多機能ホーム、デイケアがあり2階にはメンタルクリニックや精神のデイケア、鍼灸院、歯科クリニックなどがあります。2階にある屋外庭園のような場所で毎月1回行われる日本酒を楽しむ会の準備が行われていました。病院の職員が自主的に開催しているのだそうです。また1階には自習室という図書館の自習室のような感じのスペースがあり誰もが利用でき学生なども利用しているということでした。
その他に1階にはカレー屋とカフェ、バー、2階にはイタリアンのレストランやカフェがあります。全体的におしゃれかつナチュラルなコンセプトで統一されています。フェアトレード、無添加、無農薬などの製品にも多く出会うスペースです。そして3階から8階はサービス付き高齢者住宅です。保育園から高齢者施設、パン屋にレストランと様々な施設があることで多世代の交流を行う仕掛けがきちんと揃っています。そしてあちこちに座るスペースも多くあっていいなと思いました。そして病院から横丁を抜けていくと南大高駅につながっていくのですが、誰でも通り抜けしてもらって構わないという姿勢もいいなと思います。地域への広がりをどう作るのか、一つのヒントがあるように思います。
組合員でつくる一つひとつの充実した班活動を背景に、必要なものを自分たちで創り出していくパワーの力強さを感じずにはおれませんでした。今後どのように活動が展開するのか要注目です。
大高駅から見た全景
病院1階ロビー、2階にはフィットネスクラブ
自習室では学生が勉強?中
高齢者住宅の一室
カレー屋さん
ナチュラルカフェ
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2015年07月03日
鶴舞図書館で行われている教科書の展示会に行ってきました。名古屋市内では鶴舞中央図書館、西、中川、南、天白の各図書館、教育センターの6カ所で5日まで行われています。久しぶりに展示会に行きました。歴史の教科書で東日本大震災の項目で原発事故に触れられていないものがあったり、盧溝橋事件は誰が起こしたかわからないというような記述があったりいろいろです。すべての教科書を見ることがとてもできなかったのですが、パラパラとめくっていると東京裁判について「戦争に対する罪悪感を植え付けた」という見出しが目に留まりました。一体どういうことなのでしょう。戦争に対する罪悪感を持つことはまっとうなことではないでしょうか。この見出しには衝撃を覚えざるを得ませんでした。
男らしさ、女らしさを強調するものがあったりと私から見てこれはよくないなと思える記述もパラパラと見ているだけでも見つけることができました。一方で、国語の教科書などを見ているといろんな人の文章が題材となっていて、時間があれば各科目ゆっくり読みたいと思いました。自分が中学の頃はただ学校の勉強という意識で読んでいただけだったようでほとんど記憶に残っていません。今あらためて読むとどう感じるのかを体験してみたいなと思わずにおれませんでした。
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財政委員会では提案された市税条例の一部改正の議案について全会一致で可決しました。
採決に続いて26年度(2014年度)の市税収入の見込み額(速報値)が示されました。実質収支は17億2500万円の黒字で、昨年の17億5700万円とほぼ同じ額でした。歳入総額は1兆547億円、支出は1兆474億円で共に昨年比2%増でした。個々に見ると市税総額は5035億円で前年比3.1%増。そのうち個人市民税は1561億円で昨年比1.9%増、法人市民税は702億円で14.8%増でした。法人税の増は景気回復の影響が、個人市民税については株などの所得が影響していると思われます。
今回の発表で注目されたのは市税の徴収率が99.1%になったということです。従来から政令市ではトップの徴収率で、昨年度名古屋市は98.7%でしたが全国トップは国立市の98.8%で0.1%差で全国一位にはなりませんでした。今回の値で全国トップの座に近いのではないかと思われます。
過去は1989年(平成元年)の98.8%が最高値でその後バブル崩壊で96.3%(1999年、2000年)まで下がりましたが、その後2001年(平成13)に財政健全化計画の策定、2006年度(平成19年)の新財政健全化計画、2010年の市税事務所の集約化、2011年の債権管理計画策定などの施策展開が実を結んだと言えます。
もともと名古屋市は滞納せずに納付する現年課税分が99.53%で極めて高いことが政令市トップの原因です。ちなみに政令市の中の旧5大市で2位の横浜は99.29%です。もちろん収納率を高めることは重要なことです。しかし取り立てを厳しくするという意識ですすめていくのではなく、税金を払いやすくする状況を作り出していくという意識を大切にしてほしいと思います。もともと名古屋市民は堅実です。今回の徴収率の結果も名古屋市の風土、名古屋市民の個性が表れていると考えた方がいいのではないかと思っています。名古屋市は派手に東京と競うよりも、地道に着実にまちづくりをすすめていった方が「水に合う」ということをこの徴収率の高さが示しているのではないかと思います。
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2015年07月02日
名古屋城天守閣整備の議論が迷走を始めたようです。昨日の経済水道委員会で天守閣整備について文化庁の見解の報告が行われ、それを基に議論されました。
昨日の委員会資料で示された文化庁の見解は以下の通りです。
・天守の再建については、整備主体である地元の自治体がどのような内容の整備を行うか考えることが第一。
・その上で、天守を復元する場合は、原則として材料等は同時代のものを踏襲する必要があるが、それ以外の可能性を排除するものではない。
・名古屋城天守閣については、往時の資料が十分そろていることを踏まえると、いわゆる復元検討委員会において木造によるできうる限り史実に忠実な復元をすべきとの意見が出される可能性が極めて高いと考えられる。
新聞報道によると、名古屋市当局が「木造以外の可能性を排除しない」と説明したそうです。議員からは財源の根拠、名古屋城整備全体の構想のビジョン、経済波及効果、長寿命化に対する市民の意見などが明確ではなく判断材料が足りないという意見が出されたといいます。今後これらの論点について議論することになっていくのだと思います。私はこれらの議論がされるということは迷走が始まったと考えています。市長は2020年に復元が間に合うようにと言っていますが、これこそ国立競技場以上に間に合わない話です。このような無理な前提を議論の出発点においている限りこの迷走は止めることができないと思います。まず優先すべきことは名古屋市として「名古屋城整備」と「復元」の定義を明確にしなければならないということです。
@長寿命化をしたとしてもいずれは建て替は必要。そのことをどう判断するのか。
A耐震性能を確保するには「完全木造」は可能なのか。不可能ならどうするのか。
Bバリアフリーについてどうするのか。
C木材調達と日本全体の森林保全の関係を視野に入れたタイムスケジュールなのか。
D名古屋城全体の整備計画との関係をどうするのか。
E財源確保のスキームをどうするのか。
細かいことは別にしてこれくらいのことを腹をくくって判断して提案しなければいけないのだと思います。両論併記の提案ではダメなのです。迷走の責任は当局側にあるのです。
私は最終的には木造化してもいいと思っています、しかしそれは2020年完成ではなく、何十年かけての再建でいいのです。焦る必要はありません。ガウディ設計の教会、サクラダ・ファミリアは1882年に着工しいまだ建設中です。完成はガウディ没後100年の2026年予定だといいます。そこまででなくてもそれくらいの視野があってもいいと思います。私たちは100年後、200年後に国宝になることを、世界遺産になることを夢見ればいいのです。そしてその時に名古屋城が残っているためには平和な世の中がずっと続かなければならないということでもあるのです。
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2015年07月01日
今日は財政福祉委員会で今後の名古屋市政運営にとって極めて重要な課題が提案されました。それは「市設建築物再編整備の方針(案)」で、本日の委員会で議論しました。市が保有する施設のいわゆるアセットマネジメントを今後どう進めていくかという基本的な考え方を取りまとめたものです。これからの人口減少社会、財政の硬直化という条件の中で施設の老朽化に対応しながらどう維持していくのかという問題です。
今後施設を長寿命化しても施設整備費は年間314億円(一般財源60億円)が不足すると試算されています。今回の方針で対象となるのは一般の市の施設、学校、市営住宅です。これらの施設の延べ床面積は1000万uにもなり、人口100万人以上の政令市では3番目の多さで、市民一人当たり4.4uになります。上位3都市は大阪、神戸、名古屋で市営住宅の戸数が多いということが影響しています。この床面積を今後2050年度末までに10%、つまり100万u削減しようという計画です。100万uと言ってもピンときませんが、一つの区役所で大体1万u、つまり区役所100か所分、ナゴヤドームだと20個分というボリュームです。何かとてつもない数字に感じます。今後この1000万uの内容を吟味しながら具体的な計画を策定していかなければなりません。
今回の再編整備の基本方針は「縮充」です。単なる削減ではなく、より多くの市民がサービスの充実感を得られるようにするという考えが込められています。この方向性自体は私も同意します。また新しいニーズに対応しようとするときは10%削減の範囲内で対応するというルールも示されています。しかしこの再編整備をすすめていくためには財源をどう確保するのかが重要課題です。そのことと絡み各局間の調整をどうしていくのかは明確なルールが決まっているわけではありません。
そしてその財源の問題は予算編成の仕組みに関わり、さらには定員管理にも関わってくる問題です。今日の委員会では、私は現状の財源配分型予算の方法論では限界があるのではないかと指摘しました。財政当局とは議論が平行線でしたが、やはり新たな予算編成の仕組みを考え出す必要性を強く感じています。あとアセットマネジメント基金の創設ということも提案されています。不要な土地の売却代金などを積み立てるというものです。しかしこれも具体的な運用についてはまだまだ不明の点もあるのでこれからもしっかりチェックしていく必要があります。
いずれにせよこの市設建築物の再編整備については「総論賛成各論反対」というものをどう乗り越えることができるのか、議員もまた各局も大きく問われています。乗り越えなければ「絵に描いた餅」「笛吹けど踊らず」になります。そうならないように取り組みをせざるを得ないわけですが、そのためによるべき基準は「どのようなまちづくりをするのか」という視点だと思います。このことについて具体的なビジョンを示す必要があります。今後8月のパブコメを経て9月には策定となります。今日の委員会では再編整備方針案が市全体にかかわる課題なので議会全体で学習する場の設定が必要ではないかとの提案もありました。千種区役所の老朽化への対応や千種図書館の建て替えはまさしくこの方針で議論されるべき内容です。今回の基本方針案、いろんな場面で議論を積み重ねる必要があります。
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2015年06月30日
今日は委員会審議の二日目です。今議会、財政福祉委員会には財政局から市税条例等の一部改正案が一つ提出されているだけです。その中に市たばこ税の条例改正が含まれています。その内容の中は、「旧3級品」のたばこの税率は特例税率となっていましたが、つまり税率が低くてその結果販売価格が安かったのですが、その特例税率を平成31年までに段階的に廃止することになったため条例の規定を整理するというものです。銘柄によっては3年後にはひと箱130円も値上がりするとの報道もありました。
旧3級品とは。エコー、わかば、ゴールデンバット、うるま、しんせい、バイオレットと懐かしい名前の銘柄ばかりです。昭和の香りがプンプンする庶民の味方のたばこです。法律改正による条例の規定の整理なので議論のしようもないのですが、たばこを吸わない私でも少し釈然としない気分になります。経済的格差が拡大する中でこのようなところの増税は庶民のささやかな楽しみに水を差す感じで心温まらないものです。
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2015年06月29日
今度「まことの仲間たち」の総会で、この4月の統一地方選挙で兵庫県明石市議に当選された家根谷(やねたに)敦子さんに名古屋に来ていただきお話を伺うことになりました。彼女は聴覚に障害があり、先日も手話で本会議質問に立ったと報道されていました。東京北区の斉藤りえ区議と共に障害者の政治参加の取り組みに新鮮な風を送り込んでくれた方です。「聴覚障害者、政治への挑戦――聞こえなくてもあたりまえの社会を!!」と題してお話を伺います。改めて障害者の政治参加の意義について考えたいと思います。
講師:やねたに敦子明石市議
日時:7月18日(土)14:00〜
場所:今池ガスビル7階B会議室
参加費:300円
問い合わせ先:さいとうまこと事務所(電話052-745-1001 ファックス052-741-2588
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2015年06月28日
25日の自民党の若手議員の勉強会で、安全保障法制に関して報道機関に圧力をかけるような発言があったことが問題となっています。もちろんマスコミへの圧力は問題だと思います。私は別の角度から問題だと思う発言を知りました。報道によれば、作家の百田尚樹さんが「政治家は安保法制や集団的自衛権で国民に対するアピールが下手くそだ。難しい法解釈は一般国民に通じない。気持ちに訴えかけるのが大事だ。」と発言したという内容です。最近話題になっている「反知性主義」そのもののように思えます。
佐藤優の「知性とは何か」のまえがきに、「(グローバリズムという)状況で危険なのは、複雑な問題を一気に解決しようとする誘惑だ。「反知性主義」という処方箋を採用して、人間社会の複雑性を無視することで、現下の危機を解決しようとすることが、一見、可能なように見える。」と指摘していることと符合しています。もちろん反知性主義はエリートによる知識独占を排除しようとするモチベーションも内包しているので反知性主義すべてがダメとは言えないわけですが、そのまえがきに書かれているように、「反知性主義は、知的エリートの政治に対する批判原理としては、民主的機能を果たすことがあるが、反知性主義者が権力を掌握した場合、大多数の国民に不幸をもたらすと筆者は考える。」と指摘されていることに強く同意せざるを得ません。
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2015年06月27日
毎年春と夏、NPOドット・ジェイピーが企画する議員インターンシップで学生を受け入れています。企画に参加しようとしている学生との交流会があり参加しました。15分の交流タイムを何回か繰り返して学生に私がどんな議員か知ってもらうという企画です。学生はインターン先議員の希望を示してマッチングが行われ行き先が決まるという段取りで、8月、9月にインターンが行われます。いつもより男子学生が多い印象でした。選挙権が18歳からになるということもあるので今年のインターンはまた一味違ったことがあるのかなと期待しています。
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木材市場の運営や建築資材の卸などの事業を全国で展開する(株)ナイスが企画したすまいの耐震博覧会がポートメッセで開催されたので行ってきました。企画の中で木曽川流域材を使った住宅が提案されている関係で木曽川上下流交流の活動と接点ができました。私たちが作った木曽川流域図も活躍していました。また、木曽の食品などを販売するコーナーにも伺いました。
木曽広域連合、木曽町の方も宣伝・販売です
流域図が活用されています
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2015年06月26日
議案外質問3日目。
質問の内容は以下の通りです。
手塚将之議員(減税)
1.学校教育法等の一部を改正する法律を踏まえた義務教育学校への本市の対応について
2.母子家庭の母親に対する自立支援について
くれまつ順子議員(共産)
1.学校給食の無料化について
2.敬老パスの利用拡大について
浅野有議員(自民)
1.公園におけるトイレの設置について
2.なごや小学校の合同活動について
3.旧那古野小学校の跡地利用について
(1)地域からの要望を踏まえた跡地利用の考え方
(2)まちづくりの視点からの活用策
うえぞの晋介議員(民主)
1.昇龍道プロジェクトの推進について
2.災害対応力及び地域防災力の向上について
(1)業務継続における職員OBとの協力体制の検討
(2)避難所開設・運営訓練の充実
ばばのりこ議員(公明)
1.障害者スポーツの推進について
(1)障害者スポーツに対する認識と今後の推進策(教育委員会)
(2)障害者スポーツセンター事業(健康福祉局)
2.名古屋市小規模事業金融公社の融資制度について
北野よしはる議員(自民)
1.特別養護老人ホームにおける多床室の整備について
2.子宮頸がん予防接種の副反応への対応について
橋本ひろき議員(民主)
1.本市職員への障害者の任用について
2.選挙権年齢引き下げに向けた本市の対応について
(1)教育現場における主権者教育
(2)選挙啓発
岩本たかひろ議員(自民)
1.名古屋の山車まつりを世界へ発信
―重要文化財への指定等に向けた取り組み―
2.名古屋の魅力を発信
(1)観光資源(ロケ地、名古屋城など)の活用とPR
(2)観光ボランティアの育成と連携
浅井正仁議員(自民)
1.スプレー缶の廃棄について
―プッシューン、ドカーン、危険が潜むスプレー缶―
2.「チーム学校」の推進について
―教員が一人一人の子供に向き合う時間を確保するために―
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2015年06月25日
本会議での議案外質問2日目です。
質問の内容は以下の通りです。
西山あさみ議員(共産)
1.若い世代の雇用と暮らしを応援する施策について
(1)奨学金返還支援制度の創設
(2)高校生が「ブラックバイト」から身を守るための取り組み
(3)「ブラック企業」に関する相談窓口の設置
斉藤たかお議員(自民)
1.水処理センターの上部空間の活用について
2.名古屋駅周辺地区の帰宅困難者対策とリニア駅周辺街区の整備について
松本守議員(民主)
1.敬老パスについて
(1)利用促進による効果
(2)対象交通機関の拡大
田辺雄一議員(公明)
1.市立小中学校・幼稚園への防災ヘルメットの緊急配備について
―南海トラフ巨大地震から子どもたちの生命を守るために―
2.消防団員の募集について
佐藤ゆうこ議員(減税)
1.防犯カメラの設置助成について
(1)選定基準
(2)警察との連携
2.防犯灯LED化に対する助成について
青木ともこ議員(共産)
1.リニア建設計画について
(1)JR東海の事業説明会における沿線住民の声に対する市長の認識
(2)南アルプスのトンネル掘削工事に対する市長の見解
(3)本市におけるリニア工事が及ぼす環境影響への対応
(4)全国新幹線鉄道整備法の適用に対する本市の理解
吉田茂議員(自民)
1.市周辺部へ向かう終バス時刻の延長について
2.「徳川宗春」を活用した地域の活性化について
(1)希望の広場の整備
(2)観光資源としての「宗春」の活用
森ともお議員(民主)
1.小中学校の部活動について
(1)外部指導者派遣事業・顧問派遣事業の拡充
(2)地域ジュニアスポーツクラブとの連携
2.外国人旅行者の受け入れ体制の充実と観光情報の発信について
佐藤健一議員(公明)
1.離職対策と「若年者定着支援事業」について
2.防災危機管理局の権限と職務について
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2015年06月24日
知り合いの方が倒れられ入院された。病状はおそらく脳梗塞。障害があるお連れ合いとは30年来の付き合い。そして私やわっぱの会などがヘルパーの派遣など生活を支える部分の援助に長く関わってきました。その奥さんが倒れられたというのでさっそく病院に伺いました。病院の看護婦は当然ですが、「プライバシーのことがあって病状については教えられません」とおっしゃる。30年来よく知っていて、プライバシーはあなたより遥かによくわかっていると心の中で思いつつもどうしようもありません。
本当に不条理です。親族の方々も普段あまりお付き合いがないとどう判断していいのかわからないというのも正直なところです。しかしこういった時の判断の場面では、よく知った他人よりもよく知らない親族が優先されてしまいます。延命治療をどうするかという判断の場面に立ち会ったこともありますが非常に複雑な気持ちになります。扶養義務の裏返しでこういうことになってしまいます。本人のことをよく理解する人とは一体どういう人なのか、よく理解している人を誰かが認めてくれるようにすることができないのか。こういう場面になるといつも思わずにいられない問題です。
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本会議質問の一日目です。議案外質問最初の質問の中に財政局に関する質問があったため最初に答弁に立ったのは伊東恵美子財政局長となりました。名古屋市政初の女性局長となり、今日の答弁は市政史上初めての女性の答弁ということになりました。私は記憶がないのですが今までにもしかしたら女性の人事委員や教育委員などの発言はあったのかもしれませんが、少なくとも職員として当局の答弁をするというのは初めてのことでした。彼女の答弁は既定路線ともなっていた土地開発公社廃止についてでした。伊藤局長は以前土地開発公社に出向した経験もある方でもあるのでどういう思いで答弁しているのかと思いながら聞いていました。
今日の質問内容は以下の通りです。
松井よしのり(自民)
1.土地開発公社の今後のあり方について
2.犬の殺処分頭数の削減について
3.「歴史の里」の整備について
岡本やすひろ(民主)
1.本市の「ふるさと納税」の取り組みについて
2.世界的交流拠点となる「金城ふ頭」への魅力的なルートづくりについて
―レゴランドジャパンのオープンを起爆剤として―
近藤和博(公明)
1.震災時における「オープンスペース利用計画」の策定について
2.消防活動の円滑化に向けた市営住宅の整備について
煖エ圭三(減税)
1.いわゆる「ごみ屋敷」問題について
(1) 廃棄物処理法に基づく私有地内の対応
(2) 区まちづくり推進室の対応
2.栄バスターミナル(噴水南のりば)の再整備について
柴田民雄(共産)
1.次世代育成に関する文化小劇場の役割について
2.国民健康保険について
塚本つよし(維新)
1.民法改正に合わせた名古屋市営住宅条例の改正への対応について
―市営住宅退去時の原状回復トラブルへの対処と方策―
2.社会全体で父親の子育てを支援するまちづくりについて
―イクメン応援施策―
服部しんのすけ(自民)
1.空き家バンク等への取り組みについて
―空き家の活用、流通促進―
2.JR熱田駅前地区のまちづくりについて
山田昌弘(民主)
1.名古屋市電子申請サービスについて
2.消防団活動のあり方について
(1) 「はいかい高齢者おかえり支援事業」への協力を受ける健康福祉局としての認識
(2) 消防団活動に対する消防局としての認識
福田誠治(公明)
1.河川や運河の水環境の向上について
(1) 水流発生装置を導入した場合の効果
(2) 合流式下水道が水質に与える影響
(3) 合流式下水道の改善
2.道路のバリアフリーについて
―人にやさしい道路工事の工夫と現場力の向上―
燒リ善英(減税)
1.なごやめしの日の制定について「あったきゃあ名古屋」の実現について
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2015年06月23日
今日は沖縄慰霊の日。式典の様子をちょうどラジオで聞いていました。翁長沖縄県知事が強く辺野古への基地建設反対を主張したことが印象に残りましたが、それ以上に印象に残ったのが高校生が朗読した「みるく世(ゆ)がやゆら」(平和でしょうかの意味)の詩が魅力的な内容でした。沖縄の短歌である琉歌の一節を実際に歌ったりしながら朗読されました。戦争未亡人となった高校生の祖父の姉の人生を紹介しながら、認知症になった祖父の姉の存在が戦後70年の時の流れと戦争の記憶の風化を物語るのです。そして高校生は彼女の記憶を心に留め、「みるく世」の素晴らしさを世界に広げようと呼びかけています。ラジオから伝わる声が心に沁みる朗読でした
全文は以下の通り
「みるく世(ゆ)がやゆら」知念 捷
みるく世がやゆら
平和を願った 古(いにしえ)の琉球人が詠んだ琉歌(りゅうか)が 私へ訴える
「戦世(いくさゆ)や済(し)まち みるく世ややがて 嘆(なじ)くなよ臣下(しんか) 命(ぬち)ど宝」
七〇年前のあの日と同じように
今年もまたせみの鳴き声が梅雨の終りを告げる
七〇年目の慰霊の日
大地の恵みを受け 大きく育ったクワディーサーの木々の間を
夏至南風(かーちーべー)の 湿った潮風が吹き抜ける
せみの声は微かに 風の中へと消えてゆく
クワディーサーの木々に触れ せみの声に耳を澄ます
みるく世がやゆら
「今は平和でしょうか」と 私は風に問う
花を愛し 踊りを愛し 私を孫のように愛してくれた 祖父の姉
戦後七〇年 再婚をせず戦争未亡人として生き抜いた 祖父の姉
九十才を超え 彼女の体は折れ曲がり ベッドへと横臥する
一九四五年 沖縄戦 彼女は愛する夫を失った
一人 妻と乳飲み子を残し 二十二才の若い死
南部の戦跡へと 礎(いしじ)へと
夫の足跡を 夫のぬくもりを 求め探しまわった
彼女のもとには 戦死を報せる紙一枚
亀甲墓に納められた骨壺には 彼女が拾った小さな石
戦後七〇年を前にして 彼女は認知症を患った
愛する夫のことを 若い夫婦の幸せを奪った あの戦争を
すべての記憶が 漆黒の闇へと消えゆくのを前にして 彼女は歌う
愛する夫と戦争の記憶を呼び止めるかのように
あなたが笑ってお戻りになられることをお待ちしていますと
軍人節の歌に込め 何十回 何百回と
次第に途切れ途切れになる 彼女の歌声
無慈悲にも自然の摂理は 彼女の記憶を風の中へと消してゆく
七〇年の時を経て 彼女の哀しみが 刻まれた頬を涙がつたう
蒼天に飛び立つ鳩を 平和の象徴というのなら
彼女が戦争の惨めさと 戦争の風化の現状を 私へ物語る
みるく世がやゆら
彼女の夫の名が 二十四万もの犠牲者の名が
刻まれた礎に 私は問う
みるく世がやゆら
頭上を飛び交う戦闘機 クワディーサーの葉のたゆたい
六月二十三日の世界に 私は問う
みるく世がやゆら
戦争の恐ろしさを知らぬ私に 私は問う
気が重い 一層 戦争のことは風に流してしまいたい
しかし忘れてはならぬ 彼女の記憶を 戦争の惨めさを
伝えねばならぬ 彼女の哀しさを 平和の尊さを
みるく世がやゆら
せみよ 大きく鳴け 思うがままに
クワディーサーよ 大きく育て 燦燦(さんさん)と注ぐ光を浴びて
古のあの琉歌(うた)よ 時を超え今 世界中を駆け巡れ
今が平和で これからも平和であり続けるために
みるく世がやゆら
潮風に吹かれ 私は彼女の記憶を心に留める
みるく世の素晴らしさを 未来へと繋ぐ
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2015年06月22日
議案説明会がありました。その中の名古屋市文化財保護条例の改正案が少し気になったので当局の方に話を聞きました。つまりこの条例制定が、天守閣木造化や昨年生じた鳥久の騒動などと関係するかもと気になったからでした。しかし今回の条例案はあくまでも名古屋市指定の文化財、県指定で市内にある文化財が対象なので天守閣などの話とは別だということが分かりました。
(名古屋市内にある文化財の一覧http://www.city.nagoya.jp/kurashi/category/11-2-2-2-0-0-0-0-0-0.html)
条例改正の背景には、文化財が人目に触れず保存されているだけではなく、多くの人に見てもらえるように活用しようという国の方針があるようです。それにより各地で条例改正が行われていて、名古屋市は大きな政令都市の中では後発組とのことです。従って条例名が「名古屋市文化財の保存および活用に案する条例」に変わり、保存のためにインセンティブとして罰則規定なども盛り込まれています。この条例名にあるように「保存と活用」は矛盾する点も含んでいると思います。例えばバリアフリーと文化財の関係などは大きな論点になり得ます。文化財とは何かという根本的な問題を考える視点がどうしても必要なようです。
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2015年06月21日
片岡球子展に行きました。ややさっさと見たので時間のある時にもう1回見に行きたいです。
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フィリピン人移住者センター(FMC)の設立15周年記念の集いが行われ参加してきました。記念講演ではNPOコリアンネットの方が在日朝鮮人の置かれた状況を踏まえながらこれからの多文化共生の可能性について話されました。その後、子どもたちのダンスがあり、フィリピンの料理を楽しんだりしました。また久しぶりにお会いする方も見えたりと短い時間でしたが濃密な時間となりました。
日本が真の多文化共生の社会になっていくにはアジアの平和が必要だし、最近のヘイトスピーチに見られるような排外的な状況を変えていかないといけません。FMCはフィリピン人の駆け込み寺的存在でもあります。様々な活動のネットワークが広がっていく中でFMCの活動が充実していくことを祈念せずにはおれません。
子供たちのダンス
フィリピン料理
しっかり豚です
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民主党2区支部の今年度の総会が行われました。ひと通り議事が終了し質疑応答の場では党員やサポーターの方々との質疑応答がありました。18歳選挙権への対応、集団的自衛権のこと、マイナンバー制度への不安などについて質問や意見が出されました。来年の参議院選はダブル選挙になるのではとの観測もあります。大きな時代状況の変化に対してしっかり方向性を示していける政治活動をしなければならないと、今日の支部総会を終えて改めて思っています。
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今日は「世界ALS/MNDの日」です。昨年はバケツに入れた氷水を頭からかぶる「アイスバケツチャレンジ」がALS支援のために行われたことが話題になりました。ALS(筋萎縮性側索硬化症)はホーキング博士もその病気の患者であることで有名です。MNDは運動神経疾患のことでALSもMNDの一種です。
ALSはわずかに動く瞼の筋肉や目の動きなどでパソコンを使う人も見えます。しかし病気が進行して、意識ははっきりしているのに外と何もコミュニケーションが取れなくなる状況に置かれる場合もあります。想像すると耐えれない状況です。尊厳死というものをどう考えるべきなのか、その極限状態の存在は大きな問いを投げかけます。またALSは難病指定の病気でもあります。新しく開発される薬などの治験を早く受けることができるようにしたり、治療薬として早く認められたりする仕組みをどうするのか、その極限状態の存在は治療のあり方にも大きな問いを投げかけています。多くの人がALSについて関心を持ってほしいです。
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2015年06月20日
古川元久議員が本を書かれました。題名は「財政破綻に備える―今なすべきこと」というもので、大蔵省出身カラーが出ています。「足るを知り」、「新しい公共」の手法をつかいながら「次の豊かさ」を実現する。その際のキーワードとして「自立した地域社会」に着目するという内容です。安倍政権の「第3の矢と地域創生」という枠組みは、今のままでは格差を拡大していく流れを変えることはできないと思います。「足るを知らなければならないのは誰なのか」を明らかにしながら、新たな枠組みをどう提案していくのかが問われていることは明白です。
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2015年06月19日
労働者派遣法「改正」案が衆議院で可決され通過しました。従来は「業務」に関して規制されていたものが派遣社員「個人」に関して規制されることになるので、派遣社員が3年経てば同じところで働くことができなくなります。3年後に新たな場で働ける保証は全くなく雇用がより不安定化すると考えられます。
また肝心の同一労働・同一賃金の法案については、「均等の実現を図る」という内容を「業務の内容及び当該業務の責任の程度その他の事情に応じた均等な待遇」と変更されてしまい、同一賃金にならないことが正当化されてしまう結果になりそうです。つまり骨抜きです。維新は民主と同一労働・同一賃金の法案を一緒に提案しておきながら修正したものを自公と組んで可決するというとんでもない行動。こういったことがまかり通る状況が政治不信を増大させます。危険な状況です。
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6月議会が開会し市長から議案の提案理由説明がありました。ひと通り議案の説明が終わってから市長は議案の説明とは関係ないことを最後に付け加えました。「選挙権も18歳からになりました。議会のみなさんには天守閣木造化やリニアのことなど200年300年先のことを考えた議論をしてほしい」と注文を付けたのでした。市長はあくまでも説明員として出席しているのです。しかしその部分だけがマスコミに報道されていたりもして、市長にしてみればしてやったりということなのかもしれません。
今回上程された議案は条例案8件、一般案件1件です。
<条例案>
@地方税法改正に伴い名古屋市税条例の一部改正
A町の区域設定に伴う市立学校設置条例の一部改正(地番の変更)
B指定管理を行うための生涯学習センター条例一部改正(千種、東、北、西、中、昭和、瑞穂、守山に指定管理導入)
C文化財活用推進のために文化財条例の一部改正
Dマイナンバー制度導入に関連して個人情報保護条例の一部改正
Eマイナンバー制度導入に関連して手数料条例の一部改正(マイナンバーカード再交付手数料)
F建築基準法改正に伴う中高層階住宅専用地区建築条例等の一部改正
G港明スマートタウン地区整備における建築物の制限に関する条例の一部改正
<一般案件>
@山崎川橋りょう工事の契約内容変更
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2015年06月18日
昨日の経済水道委員会で名古屋城天守閣木造化についての議論がありました。私は傍聴できなかったので後日ネットの録画を見ようと思っていますが、委員会資料を要約すれば、「コンクリートはいつかは老朽化するのでいずれ木造化しなければならない。40年後の社会情勢はあまり見通しが明るくない、だからやるんなら早い方が有利だ」ということでまとめられ市長の意向に沿う内容になっています。
議員からは、「本当にコンクリートの維持は不可能なのか」「他に工法がないのか」「市民の理解得られるか」など調査はがまだ必要ではないかとの声が多く出たと言います。残されている実測図に基づいてそのまま復元したならば耐震強度が得られないので何らかの付加的要素(例えばつなぎ目に金属を使うなど)を取り入れなければならないはずです。文化庁はそういったことについてどういう見解があるのか私は知らないし、議会側にも説明はされていないと思います。市長は「本物」を繰り返して主張していますが、「本物」の再建は不可能なのであって、委員会資料で示した「今後の進め方」の中で「現天守閣には耐震性に問題がある」という認識を示していることとの矛盾があると言わざるを得ません。冷静に考えて、どこまで過去の建築物に近づけることができるのかという発想からスタートしなければならないはずです。「復元」の定義があいまいなまま議論が進んでいることには違和感が増幅されるばかりです。
また、私にとっても最大の関心事であるバリアフリーの問題を、主にエレベーターの設置の問題をどうするのか明確ではありません。以前市長は、本会議で私との議論の中で「急な階段などを市立大学生に背負子で背負ってもらったらいい」などと答弁し、私はとんでもないと答えましたが、もし市長がその考えのままだとしたら私には天守閣木造化は全く受け入れられないものとなります。多額の税金を費やして木造化するという視点で考える時バリはフリーは不可欠です。「復元」するのであれば、21世紀の技術を活かして数百年後に残り、遠い将来「国宝」になる建築物にエレベーターがついていて当然だと思います。そんな視点を持って文化庁と闘ってほしいと思います。そんなことがあれば木造化について前向きの議論が私にはできるのですが、、、。
○委員会資料に示された「今後の進め方」は以下の通りです。
・現天守閣は石材の劣化、設備の老朽化や耐震性の確保など、様々な課題が生じている。また、耐震改修した場合でもコンクリートの劣化から概ね40年の寿命であり、再建を行う場合には木造復元に限られる。
・平成26年度の調査では、可能な限り早期の木造復元化、耐震改修し概ね40年後の木造復元化について比較検討した結果、木材調達、社会情勢及び施設運営の各項目において、可能な限り早期に木造復元を行うことに優位性があった。
・今後可能な限り早期の木造復元を目指し、調査結果などを市民に丁寧に説明しながら、財源の確保や技術的課題などを一つ一つ整理していく。
委員会資料に示された検討比較の内容
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2015年06月17日
DV被害者への支援をしている「かけこみあいち」主催の「民間DV被害者保護施設の実情を知る2015」に参加してきました。この企画は実際にDV被害者支援に取り組む人が、公的機関以外に利用できる社会資源にどんなものがあるのか情報を共有しようという目的で開催され、今年で3回目だそうです。様々な団体の活動紹介を聞き、新しい団体の取り組みが生まれてきていることを知り非常に勉強になりました。区役所の職員なども参加していたので官民のネットワークが強まることにつながることが期待される企画でした。
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2015年06月16日
産業・歴史文化・観光戦略特別委員会が開かれ所管する施策の概要説明がありました。それにしても委員会の名前がなかなか完璧に覚えきれないです。いつも言い間違えてしまいます。
産業については、燃料電池など環境・エネルギーに関すること、医療・福祉・健康産業に関すること、ユネスコ・デザイン都市などクリエイティブ産業のこと、航空宇宙産業など先端分野産業のこと、中小企業などへのサポート産業のこと、総合特区に関することなどが産業に関する分野の内容です。
歴史の分野は、歴史まちづくりの推進、文化財の保存・活用、名古屋城の魅力向上などの内容です。観光に関しては観光プロモーションやコンベンションの誘致などの内容になります。
私自身、説明を聞いていて関心を持ったのは
@新たな産業振興ビジョンにおける就労支援策についてAサイエンスパークにおける介護・福祉機器の開発Bデザイン都市についてC文化財建造物の老朽化対策計画の作成D歴史の里の整備などでした。まずは現状把握に努めたいと思います。
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2015年06月15日
私も幹事を務める部落解放共闘愛知県共闘会議は労働組合などが中心となって部落差別の撤廃に向けて取り組んでいる団体です。その共闘会議の名古屋市交渉が行われました。今年は同和対策審議会答申が出されて50年目の節目の年に当たります。多岐にわたる内容となりますがいくつか報告したいと思います。
・なごや人権啓発センター(ソレイユプラザなごや)には昨年度年間2万8000人の利用者があったとのことですが、担当職員などに部落差別の問題についての研修をしっかり行うよう求めました。
・マイナンバー制度導入に当たり、現場での情報管理のあり方について要望しました。
・住民票の第三者交付にかかる本人通知制度について、今までは登録を3年ごとにし直さなければならないとされていたものを登録期間が撤廃されることになり一度登録するだけでよくなりました。これは朗報です。
・なかなか無くならない越境通学について改善を求めました。
・公契約条例について、名古屋市は一定の効果があるとの判断を示しました。ただ制度実現に向けてはハードルがあるけれど引き続き検討するとのことでした。
・男女平等参画基本計画の中にマイノリティ女性のことを盛り込むことやDV被害者へのワンストップサービス実施についても要望しました。
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2015年06月14日
昨日の東京での集会のことが中日新聞に掲載されました。
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民主党愛知県連の定期大会がありました。私は会計監査として監査報告を行いました。会場からは、集団的自衛権反対や原発をなくす取組みについて県連としてしっかり活動してほしいとの意見も出されました。
大塚耕平県連代表のあいさつ
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2015年06月13日
今日の朝日新聞に昨年の11月議会で質問した鶴舞中央図書館の湧水のことが記事になりました。何かアイデアを捻り出さないといけません。記事にもありましたが夢のある有効活用を実現させたいです。
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東京の四谷にある「東京おもちゃ美術館」を視察してきました。以前から行きたかったところでした。行きたかった理由は主に大きく二つありました。一つはこの場所はもともとは四谷第四小学校でしたが廃校になり、1984年に別のところで開館していたおもちゃ美術館が移転してきたという経過があり、学校の跡地利用の例としてもぜひ見ておきたかったところでした。もう一点は、木曽川流域の上下流交流の中で木のおもちゃを高校生に作成してもらう事業などを「みん・みんの会」でしているのでその点からも行ってみたかったのです。
元小学校だったところです
いい感じです
運営はNPOグッド・トイ委員会という団体が行っていて、市民の寄附と250名に及ぶボランティアの方々に支えられているそうです。様々なコーナーがあり、企画展(ロシアのマトリョーシカ展をやってました)があり、工作教室ありと非常に面白くかつ楽しめるところでした。私もいろんなおもちゃに触ったりゲームを楽しんだりとあっという間に時間が経ってしまいました。
おもちゃのもりのコーナー
木の砂場
また最近「赤ちゃん木育ひろば」という0〜3歳児未満の子どもたちを対象にしたスペースが最近開設したそうで、土曜日ということもあり父親も一緒に子どもたちと遊んでいました。美術館のコンセプトの中に0歳から100歳までの多世代が交流できるスペースにするということがあるようです。ボランティアの人も若い人から年配の人まで幅広い年代の方たちが働いていました。
木育ひろばの様子
また地域のコミュニティの場という側面もあり、建物の半分は貸室となっていて市民に利用されています。スタッフの方にいろいろ説明をしていただき、おかげでいろんな発想、アイデアのネタをいただけました。みなさんに感謝です。そしてこの美術館はぜひもう一回行ってみたいところでした。
貸し出しスペース、木の机といすがグッド
ホームページはこちらです。http://goodtoy.org/ttm/
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2015年06月12日
今日、鍼灸院デビューを果たしました。知人の鍼灸師が「お灸は骨折にも効果ありますよ」との話をしてくれました。先日「あなたの年齢ではすぐには骨は引っ付かないよ」と医師に言われていたこともあったので、これで回復ペースを上げることができるのではとの期待を込めて治療してもらいました。私の脈を取り、「胃腸が疲れていますね。それだと栄養が吸収されず骨の修復に回らないのでまずは胃腸を整えましょう。」と言われ骨折箇所の他に胃腸を整えるツボを刺激してもらいました。次回のレントゲン撮影でどこまで回復しているのか見るのが楽しみです。
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2015年06月11日
新幹線の車いす席の切符の購入方法が変わっていました。従来はまず予約の電話をします。すると数時間後に予約がとれたかどうかの返事がきます。それから駅長室に予約票をもらいに行き、その予約票をもってみどりの窓口に行くという手順でした。従来からコンピュータで情報のやり取りができるのにこんな二度手間のようなことは止めて方法を改善してほしいと10年来障害者団体は要求してきました。その結果なのかどうかはわかりませんが改善されました。駅員さんの話によるとさくねんの10月1日から変更されたそうです。思い出すと、予約を入れたときに電話のアナウンスが変わったなと思っていたし、予約OKの返事をもらった時に予約番号なるものが存在していたことも何か変わったなと思っていたのでした。ハンドル式車いすなどの乗車については依然として制限が多く課題は残されています。切符購入の改善がこういったところにも広がってほしいと思います。
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2015年06月10日
この4月に行われた市議選の年代別投票率がまとめられました。これは標準的な一つの区を抽出して集計されたデータです。全体の投票率は36.57%でした。以下年代別の投票率を紹介します。
20〜24歳 19.14%
25〜29 20.13
30〜34 25.83
35〜39 29.13
40〜44 31.13
45〜49 33.70
50〜54 39.17
55〜59 43.65
60〜64 48.23
65〜69 53.46
70〜74 59.50
75〜79 58.95
80〜 37.86
ちなみに男性の最高は75〜79の62.74%、女性は70〜74の60.01%でした。おそらく20歳の人は初めての選挙だから投票率は高くなるのですが、今度18歳が最初の投票になり20歳が最初ではなくなるので20〜24の投票率が減少するのではと危惧されます。いずれにせよ勤務先でも投票ができるようにしたり、投票所を増やし投票所までの距離を短くしたりするなどの策を講じないと上昇させるのはなかなか難しい。でも根本的には、有権者にとって民意が政治に反映する実感を得られるような政治の存在が必要であることは間違いないと思います。
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2015年06月09日
名古屋の北区にあるNPO法人セカンドハーベストを訪問し事業の内容を伺いました。セカンドハーベストは消費期限切れに近づいた食料品などをスーパーや生協などから寄附してもらい、その食料品を生活に困っている人などに届ける事業を展開しています。福祉施設などに直接届けたりするほか、生活困窮のために相談しに来た人にその食料品を届けることも増えているということでした。
相談者に直接届けるのではなく、相談を受けた事業所に配送します。あくまでも相談が進み自立に向けて生活の基盤ができるまでの応援、別の見方をすれば、相談事業がよい結果を出せるようにするための支援ともいえます。相談事業者が1セット1500円を負担します。しかし宅急便代などのコストを考えると事業運営は赤字になってしまうとのことでした。生活困窮者自立支援法がこの4月から本格実施され、そのこととの連携がますます重要になってくるようです。
事務所は北区柳原にあります
多くの食料品が届けられています
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2015年06月08日
今年度の名古屋競輪組合議会の初議会が行われ正副議長と監査委員が選任されました。競輪組合議会は愛知県議会から8名、名古屋市議会から8名の計16名で構成されます。私は初めて競輪組合議会に選ばれました。今年度は議長が県会から選ばれることになっていて、副議長は慣例により市会から選ばれます。議長には伊藤辰夫県議(南区)、副議長には 服部将也市議(北区)、また監査委員には中里高之市議(緑区)が選ばれました。
競輪組合議会は名古屋競輪場の敷地内にある中村スポーツセンターと同じ建物にあります。昨年度の事業状況を見ると、開催日数は52日、発売金額は125億円、入場者数は10万4000人という数字です。最近はネットによる購入が増えているため5年前には20万人あった入場者数は減少の一途をたどっています。また、バブル直後の1992年には発売金額が722億円、名古屋市への配分金も13億もありました。昨年度は市、県それぞれに5000万円の配分金となっています。将来の人口減社会、可処分所得のさらなる減少、娯楽の多様化などの状況下で競輪、もちろん競馬や競艇なども含め公営ギャンブルのあり方はしっかり議論しなければならない論点ではあります。来年には大きなレースが二つ予定されています。一つは2016年3月8日〜13日の6日間、第69回日本選手権競輪(G1)ダービーの開催。もう一つは2016年6月16日〜19日の4日間、第67回高松宮記念杯競輪(G1)が開催されることが決定したそうです。
議会終了後には場内の多目的トイレを見学してきました。そのトイレには何故か鏡が設置されていませんでした。車券をはずして頭に来た人が鏡を割らないようにという配慮なのかと思い担当者に聞いても理由はわからずじまいでした。
通常は手洗いに鏡があるのですが
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2015年06月07日
今日は6月の第一日曜なので名古屋市上下水道局恒例の「水フェスタ」が鍋屋上野浄水場で開催されました。木祖村、木曽広域連合も恒例の出店で木祖村の唐澤村長もおみえでした。「みん・みんの会」は木祖村ブースの一角で流域図を宣伝・販売させていただきました。また上下水道局は名古屋文理大学と連携してロハスな料理レシピを紹介していました。試食でソイボール入り野菜スープを一口頂きました。上下流交流の要素を加えたレシピが考えられないかなといつも思っているので何か協力ができればと思いました。
水の妖精から流域図にエール?
木祖村ブース前はにぎやかでした
木曽広域連合のブース
燃料電池車が展示されてました
名古屋文理大と共同作成のロハスレシピ
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名古屋手をつなぐ育成会の法人設立40周年の記念大会があり参加しました。記念講演は明石市障害者施策担当課長の金政玉(キム・ジョンオク)さんが行いました。明石市のいわゆる「手話言語条例」の説明があり、手話や要約筆記だけではなく、障害者のコミュニケーション手段という観点から、点字や知的障害者のコミュニケーション支援なども視野に入れているというお話がありました。マスコミでは「手話言語条例」ということばかりが先行しているのでそれ以外のことも含まれる内容であることがよくわかりました。
講演する明石市の金政玉さん
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2015年06月06日
福島のお米カフェの会場であるウイル愛知では「フェアトレードと消費市民社会ってな〜に?」展が行われていてフェアトレード活動が紹介されていました。
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福島県の農家が生産するお米が売れません。国の設定する百ベクレル/s以下なのは当然で、実際はもみ殻が付いた状態で数ベクレル。精米して水でよく流せばほとんど放射性物質は除去されるお米で、なおかつ有機農業で作っているお米が売れないそうです。そんな状況の中で被災地東北の生産者を支え続けるためにはどうしたらいいのかを考える集まり「福島のお米カフェ」(主催:生活クラブたねまきの会、わっぱの会、チェルノブイリ救援・中部、半歩プロジェクト、オアシス21朝市村、STAなみだの分かちあい)があり参加しました。
一つには完全な風評被害、つまり福島=放射能というレベルの風評が大きいということです。もう一つの側面としてどのレベルまでなら放射性物質が許容されるのかということではなく、少しでも放射性物質が含まれていてはダメという意識が農家を支援したい気持ちはあるけれども購入できないという状況を生んでいるということです。福島でコメの生産を続ける農家の方は「自分が作ってきた田んぼを捨ててどこかに行くことはできない。そこで(福島で)作る選択しかないんです。」、「どこまでが安全なのかは結局はそれぞれが判断するしかない。自分も孫に放射性物質があるものを食べさせたくないという気持ちはある。」などの言葉は重いものがありました。消費者である者が生産者のこの苦しい気持ちをどう理解し、どう支えるのかということなのです。
お米の甘さを感じるおにぎりでした
私は、放射線を怖がる原因がどこにあるのだろうか自分自身に問いかけてほしいとコメントをさせてもらいました。もちろん放射性物質があっても食べた方がいいとはとても言えません。しかし根拠もなく怖がることは、障害ある子供が生まれてほしくないという意識とつながっているということを指摘したかったのです。放射能についての学習もあり充実した内容でした。試食で出された福島のお米で作ったおにぎりは非常に甘くおいしいものでした。私たちはこのようなお米を噛み締めて食べることが都会の消費者の責任ではないかとも思います。
また、今回の集まりには南相馬市にある相馬農業高校から二人の高校生が参加していて、放射性物質で汚染された農地にナタネを植え、セシウムなどを吸収させて土壌改良しながらそのナタネから搾った菜種油を販売して農家の収入にしようというプロジェクトにどうかかわったのか報告がありました。ナタネの種には放射性物質が移転しないので菜種油には放射性物質が検出されないのです。その菜種油は希望の菜種油「油菜(ゆな)ちゃん」と高校生に名づけられラベルのデザインもしたそうです。高校生の報告はまさに福島の希望を語っているように感じました。依然として収束しない原発問題の中でどう生きていくのかということだと思います。午前中には南陽高校カンパニー部の高校生との午後には西尾の高校生との交流が行われ、カンパニー部の学生さんたちが「油菜ちゃん」を使ったレシピを考えてみたいと言ってくれ、また最後に福島の高校生に感想を聞いたら「楽しかった」と言ってくれたことがうれしかったです。
高校生の交流会
相馬農業高校生による「油菜ちゃん」の発表
生搾り製法でさわやかな草の香りがします
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2015年06月05日
名古屋ボストン美術館で明日から開催される「ダブルインパクト・明治ニッポンの美」展の内覧会に伺いました。幕末から明治にかけての西洋と日本それぞれが美術界に与えた影響、そしてその当時の作品を多く所蔵するボストン美術館と東京芸術大学から作品が出展されています。帝国議会の開設、日清・日露戦争、明治天皇など当時の社会状況が反映した作品が多くあります。横山大観、黒田清輝、高橋由一などのビッグネームの作品も見ごたえがありますが、工芸作品なども興味深いものでした。8月30日(日)までの展示なのでまた行こうと思います。
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今日の新聞の一面には昨日の衆議院憲法審査会において自民党・公明党が推薦した人を含め、憲法学者3人の参考人全員が「安保法制は憲法9条違反である」と意見を述べたという記事が大きく報道されています。官房長官は「まったく違憲ではないという著名な憲法学者もたくさんいる」と述べたとも報道されていますがこれは事実には反すると思います。
3人の学者は、閣議決定だけで集団的自衛権の行使容認を認めることが違憲であり、立憲主義に反すると指摘しているのです。いくら保守政権であってもこのような指摘を重く受け止めることが民主主義にとって必要な姿勢です。それこそ政治に求められる「品格」ではないかと思います。しかし安倍政権にそれを求めるのは残念ながらというか当然というか無理のようです。
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2015年06月04日
おんたけ休暇村が企画した自然体験プランの参加者に作品提供を呼び掛けて「木曽・おんたけ風景あれこれ展」がカルポート東のギャラリーで開催されていたので見に行きました。文化振興事業団からの働きかけもあり企画が実現し、体験プラン参加者138人に呼びかけ一人3点までということで80点の絵画や写真の作品が集まりました。いろんな取り組みが広がるのはいいことです。
やはり御岳の絵が多かったです
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2015年06月03日
財政福祉委員会の今年度初委員会が行われ、委員会所管に関係する現場視察を行いました。最初に衛生研究所に行きました。守山のサイエンスパークに移転が予定されている衛生研究所で細菌や微生物を扱うBSL3レベルの実験室を外から見せてもらい、それから放射性物質の検査をするゲルマニウム半導体ガンマ線スペクトロメーターが2台設置されています。今年度は市場の食品を100検体、給食を90検体、輸入食品を10検体検査する予定ということでした。今日新たに知ったのですが、2台あるうちの古い方の機器に使われている遮蔽用の厚い鉄は戦争中海に沈んだ戦艦の大砲に使われていた鉄を使用していて、どうしても鉄にコバルト60が微量含まれてしまう新しい機器よりも精度良く測定できるということでした。その意味で貴重な測定機器ということが分かりました。
放射性物質を測定する機器
続いて東部医療センターに新しく建設された救急・外来棟を視察しました。救急車の受け入れは昨年度年間6700台となり市内4番目の多さだそうです。救急だけではなく様々な面での実績が積み上がることで病院経営やスタッフの対応などがプラスのスパイラルになっていくことが期待されます。
広い救急病棟
最後に名古屋競輪場に行きました。現在全国に公営競輪が43カ所あり売り上げが6150億円で昨年度は23年ぶりに前年比増という結果だったそうです。ちなみに名古屋競輪で行われたレースの売り上げは12レースで125億円。来年3月にはG1のダービーが2年ぶりに、また来年6月には高松宮記念杯のレースも予定されているということでした。私は今年度競輪組合議会の議員でもあるので競輪場を訪れる機会が多そうです。
唯一の広告看板は「味仙」でした
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2015年06月02日
年金情報125万件が漏えいしたと報道されています。それもメールの添付ファイルを開いてウイルス感染したという古典的パターンがきっかけのようです。新聞報道によると、5月8日にはウイルス感染が確認されていて、その後の対応が悪くさらに感染が広がり情報流出が続いたようです。警察に相談したのが19日、そして28日に警察の指摘で情報流出が判明し、年金機構がネットとの接続を遮断したのは29日、そしては事件発表が6月1日。さらに流出した情報125万件のうち55万件にはパスワードが設定されていなかったというのです。このことが事実だとすれば本当に信じられない事実経過です。問題が発覚してから1か月経ってしまっています。年金情報のようなものを扱うパソコンがネットにつながっているということ自体信じられません。そんなことをしていたら危ないというのは、専門家ではない私でも考えることです。大量の他人の重要情報を扱うのなら当然ネットとの関係性は最重要課題のはずです。
私は住基ネットの場合は利用目的からしてやる意義を感じていませんでした。しかしマイナンバーについては、私は給付付き定額控除を実現させるために必要なシステムではないかと考えていて、本来は所得の把握とセットの制度にして低所得者に対する給付を実現させる制度と同時実施するべきだと考えていました。公平・公正に社会保障費を支給したり、税を分配していくためには必要なツールではないかということです。しかし情報管理がこんな状態、認識であるということは本当に衝撃的です。このままマイナンバー制度をスタートさせていいのかと思わずにおれません。真相究明は速やかにかつ透明性を持ってすすめてもらわないと困ります。それにしても深刻な問題だ!
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2015年06月01日
木曽の写真コンテストのチラシが届きました。今年のテーマは「外国人に見せたい木曽地域の風景」。応募期間は6月1日〜11月30日の半年間です。ぜひ多くの方が木曽を訪れ、最優秀賞5万円を目ざしてほしいと思います。ホームページ(http://www/kisoji.com/)からチラシのダウンロードができ、チラシの裏面には木曽のイベントカレンダーも記載されていますのでそれを見て木曽を訪れていただくとシャッターチャンスが多くあるのではないかと思います。問い合わせは木曽観光連盟(TEL0264−23−1122)。
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2015年05月31日
本日、名古屋北歯科保健医療センターの開所式が行われました。従来は名古屋市総合社会福祉会館の7階にありましたが、クオリティライフ21(北区)内にある重症心身障碍児者施設「ティンクルなごや」の1階に合築されオープンしました。平日は障害者の歯科医療を、休日は休日診療所として機能します。全身麻酔のできる設備もあり重度障害者への対応も可能になりました。また名称に「保健」というものが入っていることが示すように、口腔ケアにも力を入れることとなり、また摂食嚥下障害などの検査も行える装置も導入され、嚥下訓練なども行われます。
昨年度の利用実績を見ると、障害者診療が北と南合わせて年間6165人、休日診療は1341人となっています。障害者診療は3カ月4カ月待ちの状態なので今回の設備充実で2カ月待ち位になるのではないかと予想されています。また今年度から来年度にかけて南の歯科医療センターも移転改築されることになっています。歯科医師の方々の技術力向上のための研修も行われます。また高齢者に対する口腔ケアのニーズも高まっているので、このセンターが地域歯科医療のレベルアップに貢献していくことが期待されます。
広々とした受付
診療チェアが4つ
特殊な車いすを利用し嚥下障害
について透視して診断します
全身麻酔にも対応できます
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梅雨時を前に恒例の千種区総合水防訓練が平和公園メタセコイア広場で行われました。最近の口永良部島新岳の噴火でも、最近の噴火を教訓に訓練やお互いの情報共有をしっかりやってきたため避難行動がスムーズに行えたと報道されていました。やはりマンネリと言われようと何度も同じ訓練を真剣に取り組むことが重要であることが示されました。今回の水防訓練では従来の訓練に加えて、広島の土砂災害があったため、土砂災害救出訓練が新たに行われました。状況に合わせて新しい取り組みを取り入れることも重要です。今日は風もある爽やかな陽気だったので訓練の見学も清々しく感じました。
土砂災害救出訓練
水難救助訓練 at 猫ヶ洞池
ビルの入り口の浸水防止
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2015年05月30日
今日、お世話になっている人生の大先輩が買うのにつられて私もメガネタイプのルーペを購入しました。パソコンを使っている時メガネをはずして操作しているのに、まだよく見えないからとさらにメガネをはずそうとすることが頻繁にあります。本を読んでいてもそうです。さっそく新聞を見てみると確かに字が大きく見えます。目の疲れが少なくなることを期待します。
よく見えます!
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2015年05月29日
今回の統一地方選挙で2名の聴覚障害者の方が議員になりました。明石市の家根谷(やねたに)敦子さんには手話を利用した情報保障が行われているようです。また東京北区の斉藤りえさんの場合は、音声翻訳ソフトとタブレット端末などを利用して情報保障がなされているようです。テレビの番組では、誤変換があるとか400万円ほど費用がかかったとか伝えられていました。障害者の政治参画を実現していく場合避けて通れないコストです。必要な当然のコストと市民の中で共通理解が得られる社会にしていきたいものです。この二人の登場で障害者の政治参加に対する関心が非常に高まっています。改めて全国的な状況を調べ直すこともしながら、障害者の政治参加の意味をしっかり訴えていく必要があります。
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2015年05月28日
今日、長野県林務部の信州の木活用課の方がみん・みんの会を訪ねて見えました。目的は長野県が進める「森林(もり)の里親促進事業」に参加してくれる企業や団体を紹介してほしい、事業についての広報をすすめてほしいということでした。簡単に言うと、企業や団体が里親になり森林を整備したり、地域と交流したりする資金や労働力を提供し、一方長野県は受け入れてくれる現地の自治体や地域の間に立ってくれるというものです。企業は企業イメージに合う森林づくりができたり、社会貢献に積極的な企業であるということをPRできたり、社員などのレクレーションの場として活用したりできるメリットがあるというわけです。また、CO2の排出権取引などにも役立つというメリットもあるということです。
長野県職員の話によると、この事業に参加する企業などが関東圏が多く、名古屋方面の参加が少ないので参加してくれる企業を増やしたいという狙いがあるとのことでした。現在112の企業が里親になっています。昨年度では(株)楽天が王滝村の森林整備のために資金提供をしているという事例もあります。みん・みんの会の取り組みの中で作ってきたネットワークでお役に立てることがあればいいなと思います。詳しくはこちらをご覧ください。http://www.pref.nagano.lg.jp/ringyo/sangyo/ringyo/seibi/satooya/
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2015年05月27日
あおなみ線にSLを走らせる名古屋市、いや河村市長の構想がほぼとん挫したと新聞紙上をにぎわしています。大井川鉄道からSLを借りることが困難になったという内容です。しかし河村市長は科学館にあるSLを再生させるか、または明智鉄道に協力をお願いするか模索中だとも報道されています。実現のためには相当な金額と人手を投入しなければならないのは明白なのになぜこれほどまでにSL走行にこだわるのだろうか。これは市長のお気に入り施策に共通していること、つまり市長の持つノスタルジーに依拠しているということだと思います。もちろんノスタルジーが悪いわけではありません。問題なのは個人のノスタルジーと市の施策がごちゃごちゃになるところだと思います。
そんな中、今日、伏見駅に行ったので少し寄り道をして長者町地下街にある古本屋で本を1冊買いました。最近亡くなった詩人長田弘の「詩人であること」というエッセー集。その冒頭、アンデルセンの物語について思いを書き連ねる中でアンデルセン伝を書いた人の発言を紹介しています。「アンデルセンは古きよき日々という思想を信じなかった。過去にあこがれることなしに、あくまでいま、ここの物語を描いた。あだゆめを語ることはしなかった。」と。今日はいい本が手に入った。
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2015年05月26日
今日、「安全保障法制」が国会で審議入りしました。安倍首相は本会議での答弁の中で「一般に、武力行使を目的として他国の領土・領海に入ることは許されない」が「機雷掃海は例外」と答弁したと報道されていました。本当にこれはごまかしの説明の典型例だと思います。これから委員会審議が始まります。世論調査で「どちらともいえない」と回答している人たちにしっかり理解してもらえるように委員会でしっかり議論し、わかりやすく問題点を明らかにしてもらいたいです。
ごまかしの理屈です(ニュースステーションより)
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2015年05月25日
病院で受診してきました。骨折箇所のレントゲン画像を見たのですがひと月前とあまり変化がなく少しがっかり。若くないので骨が簡単に成長しないのは当然なのかもしれません。でも無理をせず、手にコルセットをつけておくならば日常生活を送っても良いということでした。やはり治るにはしばらくかかりそうです。握力が低下しているので少しずつリハビリをし始めています。
21日に撮影した三日月と金星
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2015年05月24日
わっぱの会の総会がありました。記念講演は南医療生協常務理事の成瀬幸雄さん。「お互いさまの関係を地域社会の中に創っていくしかない」「これを作ることが私たちの未来だ」と話され、これからもそのために取り組んでいきたい課題がまだまだあり、大変な状況がありながらも前を向いて進んでいく姿勢はわっぱの会にとっても、私にとっても将来への希望を感じることができるお話でした。
また、成瀬さんはお話の中で小林一茶の俳句を3つ紹介されました。多様性やひとり一人の尊重の大切さ、また場のありようなどを示唆しているのだと思います。
・それぞれに盛り持ちけり苔の花
・捨てられた形(なり)に咲(さき)けりきくの花
・陽炎や手に下駄はいて善光寺
講演する成瀬幸雄さん
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安倍政権の「安全保障法制」に反対する集会とデモが「戦争をさせない1000人委員会」東海ブロック主催で行われ1000人の参加者がありました。私は時間がなく集会だけの参加でした。集会では、「平和への大きな世論をつくりだし、安倍政権の「戦争をする国」を止めるため、総力をあげて行動を展開していきましょう。」と集会アピールが採択されました。
立憲フォーラム近藤昭一衆議のあいさつ
集会だけ参加でした
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午前中、北区にあるクオリティライフ21の区画内に重症心身障害児者施設「ティンクルなごや」の開所式が行われました。隣は市立西部医療センターと陽子線治療施設があります。定員は90名(うち10人は短期入所)ですでに10人が入所していて2年間で定員を満たす予定とのことでした。名古屋市から社会福祉法人むつみ福祉会が受託して運営します。
施設内には企業からの多額の寄付によってあらゆる場所に天井走行型のリフトのためのレールが設置されています。ここまで徹底してリフト設備が設置されているところは他にありません。職員の腰痛防止などに大きな力を発揮することと思われます。また、入所者が週2回ではなく、週3回入浴できるようにするためにミスト浴の機器が多く設置されていることも特徴です。また壁面に名古屋市立大学芸術工学部鈴木賢一研究室の協力で星をテーマにした絵が描かれているスペースもあります。ティンクル=キラキラ輝くということなので星がテーマとなっていて部屋の区画名などもオリオンとかスバルとか星の名前がついています。
このようなレールが至る所に
お湯を霧状にして体にかけ温まります
星がテーマです
こういった施設、名古屋市内で初めてとなりますが、ここ数年同様の施設が愛知県内にできています。これは春日井コロニーの縮小の受け入れ先を造ってきたという流れがあります。さらに岡崎市にも来年1月開所予定の施設が建設されています。入所施設から在宅へという流れの中でこの重心施設をどう位置付けるのかは重い課題です。私も議会で、入所型の施設を造る同時に地域における医療的ケアの体制などを充実させることとセットでなければならないと指摘してきました。医療的ケア、介護体制、住居の確保などを充実することによって重心施設が「終の棲家」でなくても良いという選択肢を選べることができる名古屋市になればいい、いやしなければ、と心底思います。
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2015年05月23日
千種区のいけばな展を見てきました。千種区内で活動されている各流派の方が作品を発表されています。千種区の花であるあじさいを使った作品が並ぶ「あじさいコーナー」が設けられて今年で3年目だそうです。今年は、千種区内であじさいを作っている人たちとの交流を進めるなどして活動の幅を広げていくというお話を伺いました。作品の脇にはどのような花が使われているのか花の名前が表示されているのが嬉しいです。展覧会に行くとホントに一部しか花の名前を知らないことがよくわかります。木、花、草などの具体的な名前が分かるのは楽しいし、見え方が違ってきます。植物の名前を知ることは生物多様性の考え方を理解する第一歩だと思います。
あじさいを使った作品が並んでいます
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2015年05月22日
名古屋市のいわゆる「自殺対策」は「いのちの支援」という呼び方で施策が行われています。少し調べたいことがあって資料をもらったり説明を受けました。ずっと福祉の委員会にいたのですが、いのちの支援広報キャラクター「うさじ」(うさぎです)というものが存在していることを初めて知りました。勉強しなければならないことがまだまだあります。
先日も一宮市で一家5人が自殺するという悲しい出来事がありました。一時3万人を超えていた自殺者数は少し減少したとはいえ2万5000人ほどの方が亡くなっています。統計の取り方によってはもっと人数が多いのではないかという指摘もあります。基本的には社会全体の状況が生きやすい社会にならなければいけないのですが、自治体としても効果的な施策展開は必要です。名古屋市は「こころの絆創膏」というキャッチフレーズを使いながら施策をすすめています。「こころの絆創膏」のホームページがあるので一度ご覧下さい。
ただ名古屋市のホームページからたどりつくには、一度「うさじ」のフェイスブックを通過しないといけないようなのでたどり着くにはワンクッションある感じです。その点は工夫が必要かもしれません。
○いのちの絆創膏のホームページ
http://www.inochi-akari.city.nagoya.jp/
○うさじのフェイスブック
https://www.facebook.com/nagoyashi.usaji
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2015年05月21日
金城ふ頭にあるポートメッセなごやにて今日から開催されているウェルフェア2015(福祉機器展)と同時開催されているライフガードTEC2015(防災・減災・危機管理展)に行ってきました。初日の午前中ということもあり人数はまだ少なくゆっくり見て回ることができました。出展数はライフガード展の方が昨年より少ない感じがしましたがまずは例年通りという感じでした。いつも思うのですが名古屋のイベントではなかなか最新のものの展示が少なく、福祉機器展の方でもすでに見たことのあるものがほとんどという感じでした。
LED照明を使った野菜・植物の栽培装置の展示が福祉機器展としては新しく感じました。各地でこの方法で障害者の雇用が実現していることも聞いているので関心が以前からありました。今回は地元の企業の興和がブースを出していました。
LEDを利用した植物栽培の設備
名古屋市立大学の今年の新しい展示
名古屋市立大学は昨年グッドデザイン賞をもらった気管挿管のための道具注目をひいていましたが、今年はセンサーやICチップとプログラムを組み合わせることでメロディーを奏でることのできる楽器のような装置が展示されていました。対象はお年寄りのデイサービスや認知症になりかけの人などでの利用が想定されるもので、楽しみながらリハビリや認知機能を高めるというコンセプトのようでした。ただデイサービスなどでよく見かける、お年寄りの方に幼稚園児のようなことをさせるプログラムに使うのならつまらないなあとも思います。こういった機器をカッコよく、粋に使う方法論を開発することが結構大切だと思います。
さて、会場の入り口には「かいご川柳」の受賞作が大きく展示されていました。特別賞は「赤とんぼ 歌えば義母も 歌い出す」で66歳の主婦の方の作品。もう一つの会長賞は「介護した 嫁に遺産と 遺言書」で90歳男性の作品でした。この句を見て一瞬「エッ!」と思いました。いろんな読み方ができる句です。かいご川柳のキャッチフレーズが「読む人を笑顔にさせるかいご川柳」というものなのですが、私はこの句には笑顔にはなれませんでした。嫁しか介護する人がいない状況が浮かんでくるからです。来観者のみなさんがこの句をどう受け止めたのか非常に興味があります。
つい考えてしまう川柳でした
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2015年05月20日
今日はエレベーターとの相性がよくありませんでした。市役所から地下鉄に乗って新栄まで行こうとしたら駅のエレベーターが点検中。これは頼めば動かしてもらえる可能性はあるのですが、バスで移動しようとバス路線の方に向かうと停留所を出たばかりのバスに出会い結局乗れずじまい。次に目的地のビルに到着しエレベーターに乗ろうとしたらなんとそこも定期点検!男性4人で3階まで上げてもらうことになりました。今日はそういう日なんだと自分に言い聞かせるしかありませんでした。
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2015年05月19日
名古屋市美術館で若林奮(いさむ)「飛葉と振動」展を見てきました。若林奮のことは、東京日の出町に建設が予定されたゴミ処分場建設に反対する日の出の森トラスト運動を闘っていた絵本作家の田島征三さんの情報発信を通じて知ったのでした。今回の展覧会でもその「緑の森の一角獣座」に関するものも展示されていました。
鉄の彫刻、ドローイング、写真、資料など若林奮の考え方や彼の作品の流れが分かるように展示されている。非常に味わい深い展覧会となっています。しかし客足は伸びていないとのことで残念です。どうしても税金を投入しているのだから来館者が少ないのは評価されないということになりがちですが、様々な作品を紹介するというのも美術館の役割。それだからこそ教育委員会が担当しているわけです。見に行って損はない展覧会だと思います。会期は24日までですがぜひ見に行ってください。
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2015年05月18日
5月臨時議会最終日。午前中に財政福祉委員会関係局(財政局、会計室、健康福祉局、病院局)の事業概要説明がありました。午後からは本会議があり特別委員会の委員、組合議会の議員を決めました。私は、特別委員会には産業・歴史文化・観光戦略特別委員会、組合議会は名古屋競輪組合議会に所属することになりました。いずれも初めてのところです。
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2015年05月17日
大阪都構想が住民投票の結果反対多数となり構想が頓挫することになりました。私はいろんな意味で本当に良かったと思っています。それにしても本当に賛否の判断は接近していました。テレビで開票98%くらいでまだ数千票賛成票が多いのに反対が多数が確実とNHKの速報が流れても本当にそうなのかと思うくらいの僅差でした。反対70万5585票、賛成69万4844票。その差はたった1万741票、得票率も50.4%対49.6%でした。しかしこの数字は現状への不満の表れでもあるので手放しで喜べる状況ではないのは当然だと思われます。そしてまた住民投票という民主主義の一形態に際して、住民への情報提供をどうすればいいのか、ポピュリズについてどう向かい合うべきかなど考えるべき課題がよくわかった住民投票でした。
今回の住民投票で賛成派が主張した「二重行政は税金のムダ使い」というフレーズは本当に浸透したと思います。それも二重行政がどういう内容なのかということの理解が進まない中でフレーズは深く浸透したのではと思っています。大阪の議論の内容を詳しく知っているわけではないのですが少なくとも私にはよく理解できないものでした。例えば大阪市立大学と大阪府立大学の二つあればなぜムダなのか私には理解に苦しむことでした。事業仕分けをすれば、現状のままでよいという人は極めて少なく、何か見直すべきだというところに多くの人の意見が納まることと似ているように思います。名古屋市の議員リコールの住民投票の時に「現職議員は全部ダメ」というフレーズに感じた違和感と同じものを感じていました。
記者会見で橋下市長は政界からの引退を表明しました。その記者会見で「私のように敵をつくる政治家は必要とされる時期にいるだけでいい。ワンポイントリリーフでいい。」と彼の政治家観を明らかにしていましたが、そういう発言ができるところが彼の懐の深さであり、また「私は実務家だ」とも答えていましたが、そう言えるだけ綿密な議論をしていたことは間違いないと思います。河村市長がこの言葉を聞いてどう思うのか一度聞きたいところです。しかし私にとっては橋下市長の考え方は相容れない部分が多い政治家でした。
また安倍首相が「憲法改正で協力してもらいたかった」と述べたともニュースの中で伝えていましたが、その意味においては本当に今後の国政への「悪影響」を防いだという点で非常に重要な住民投票の結果だったと思います。
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2015年05月16日
数日前、テレビの番組で最近の子どもたちの中でHBの鉛筆を使う子どもが減ってBや2Bの利用が増えている、それはなぜかという番組を見て驚きました。文科省もBや2Bの利用をすすめるように指導しているというのです。その理由は筆圧が弱くなっていてHBでは字が薄くなってしまうからだというのです。私の子ども時代はHBでも書くと芯の削れた粉が擦れ黒くなるのでHで書くという人もいたことを記憶しているので、この事実を知り大いに驚きました。指先だけではなく手首からひじなど腕全体の使い方がうまくできていないため筆圧が弱くなるのではないか、そうなるのはゲームなどの遊びが指先中心になっていて、体全体を使うことが少なくなっているからではないかという分析でした。理由はどうあれHBのシェアが減っているという事実はある面カルチャーショックでした。時代は変化しています。
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2015年05月15日
5月臨時議会2日目。今日は常任委員会、特別委員会の委員選任が行われました。今年度私は、常任委員会は昨年に引き続き財政福祉委員会、特別委員会は産業・歴史文化・観光戦略特別委員会に所属することになりました。特別委員会に関しては知らないことも多そうなのでいろいろ勉強する必要がありそうです。
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2015年05月14日
今日、安全保障法制の閣議決定がなされました。昨年7月1日に行われた集団的自衛権行使容認の閣議決定から10ヶ月。いよいよこんな事態にまで至ってしまいました。これから始まる国会での議論と連携して少しでも何かやらねばと思っているのですが、今日も街頭での行動に行けなくて歯がゆい思いをしています。活動をしっかりするためにも早く腕の骨折を直さねば。
昨年の7月に毎日新聞に発表された作家・作詞家のなかにし礼さんの詩を改めて紹介したいと思います。
平和の申し子たちへ! 泣きながら抵抗を始めよう
二〇一四年七月一日火曜日
集団的自衛権が閣議決定された
この日 日本の誇るべき
たった一つの宝物
平和憲法は粉砕された
つまり君たち若者もまた
圧殺されたのである
こんな憲法違反にたいして
最高裁はなんの文句も言わない
かくして君たちの日本は
その長い歴史の中の
どんな時代よりも禍々(まがまが)しい
暗黒時代へともどっていく
そしてまたあの
醜悪と愚劣 残酷と恐怖の
戦争が始まるだろう
ああ、若き友たちよ!
巨大な歯車がひとたびぐらっと
回りはじめたら最後
君もその中に巻き込まれる
いやがおうでも巻き込まれる
しかし君に戦う理由などあるのか
国のため? 大義のため?
そんなもののために
君は銃で人を狙えるのか
君は銃剣で人を刺せるのか
君は人々の上に爆弾を落とせるのか
若き友たちよ!
君は戦場に行ってはならない
なぜなら君は戦争にむいてないからだ
世界史上類例のない
六十九年間も平和がつづいた
理想の国に生まれたんだもの
平和しか知らないんだ
平和の申し子なんだ
平和こそが君の故郷であり
生活であり存在理由なんだ
平和ぼけ? なんとでも言わしておけ
戦争なんか真っ平ごめんだ
人殺しどころか喧嘩(けんか)もしたくない
たとえ国家といえども
俺の人生にかまわないでくれ
俺は臆病なんだ
俺は弱虫なんだ
卑怯者(ひきょうもの)? そうかもしれない
しかし俺は平和が好きなんだ
それのどこが悪い?
弱くあることも
勇気のいることなんだぜ
そう言って胸をはれば
なにか清々(すがすが)しい風が吹くじゃないか
怖(おそ)れるものはなにもない
愛する平和の申し子たちよ
この世に生まれ出た時
君は命の歓喜の産声をあげた
君の命よりも大切なものはない
生き抜かなければならない
死んではならない
が 殺してもいけない
だから今こそ!
もっともか弱きものとして
産声をあげる赤児のように
泣きながら抵抗を始めよう
泣きながら抵抗をしつづけるのだ
泣くことを一生やめてはならない
平和のために!
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今日5月臨時議会が開かれて新しい議長と副議長が選出されました。議長には藤沢ただまさ議員(南区・自民)、副議長には小川としゆき議員(守山区・民主)が選ばれました。議長からは議員定数の削減や議会報告会の開催などの議会改革に取り組んでいく所信が示されました。市長と議会の間で是々非々の冷静な議論がなされることが必要です。
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2015年05月13日
当選祝いのお酒をいただいた。北区に蔵元がある金虎酒造の純米酒。私一人で飲み切ることはできないので何かの機会にみんなで飲もうと思います。プレゼントしていただいた人生の先輩のその人は名古屋市内を歩きながらパンを売ってきた、いや今も売って歩いています。お酒を飲んでその元気に私もあやかれたらと思います。
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2015年05月12日
今日長野県木祖村の唐澤一寛村長ごあいさつに見えました。「木曽川流域みん・みんの会」の活動とこれからも連携していきたいとおしゃっていただきました。木祖村のために真剣かつ広範に活動してみえたスミ設備会長の鷲見利幸さんが4月26日に亡くなったことも思い起こしながら、私たちもこの思いに応えられるようにしっかりと活動していかなければと改めて思った次第です。
事務所の前で唐澤村長と
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2015年05月11日
今日の毎日新聞に閣議に提出される安全保障法制の内容が報道されていました。「新3要件」がそのまま明記されるなどと報道されています。いずれにしろ自衛隊の活動が平時から世界中に展開されることに根拠を与えることになるもので、専守防衛というものは「当然」のように、今までの特別措置法の枠組みを大きく変質させる極めて問題な内容であることが明らかにされました。今後14日に閣議決定され「正式に」提案されることになりそうです。
今回の安全保障法制の中で重要なキーワードが「切れ目のない」というにあることは3月19日にも書きました。そして「わが国の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険」についての判断基準は何ら明らかではありません。この基準は日米ガイドラインに書き込まれていますが、ガイドラインには同時に「アジア太平洋地域及びこれを越えた地域」ということが書き込まれ、これに対応することがガイドラインの基本方針となっています。日本から遠く離れた「これを越えた地域」で起きたことを「存立が脅かされた明白な危険」と解釈する余地が十分あるといえます。そうでないことは何一つ明確になっていないのです。今回の安全保障法制については反対の声を上げるしかありません。
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2015年05月10日
今日は一日じっとしていました。できるだけ腕を動かさないようにしています。そんな中でテレビを見ていたら、なぜ猫舌の人とそうでない人がいるのかを説明してくれた番組がありました。私は元来の猫舌。興味津々でテレビを見ていたら、舌の構造と猫舌は関係なく、熱いものを舌先に当てるかどうかの違いだというのです。猫舌ではない人は舌先を歯の先に当てるなどして熱いものに舌先が触れないようにして、熱いものを舌の奥の部分で受け止めるからだというのです。そのような舌づかいは学習によるもので、親が猫舌だと子どもも猫舌になりやすいと医者が解説をしていました。
私はずいぶん前から、自分は小さい時から病院生活や長い施設暮らしをしていたので食事でアツアツのものを食べる経験がほとんどなかったからではないかと思っていました。つまり小さい時に舌が熱いものに慣れてこなかったからだと考えていたのです。経験がなかったからだということは正しかったのですが、原因は舌の慣れではなく、舌の上手な使い方を学んでいなかったということなのです。それではと、さっそく熱いお湯でインスタントコーヒー淹れて、テレビで言っていたように舌を使ってを飲んでみると、以前と違う!ことを体感しました。55年も生きてきて初めての感覚だったように思います。舌が熱いものに慣れていなかったのではなく、熱いものを食べて舌をうまく使う機会がなかったからだったのです。明日以降試してみてこの感覚が錯覚かどうか確認しなければと思っています。これで猫舌を克服できるならラッキーです。その意味においてテレビ番組に感謝!
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2015年05月09日
午後にはテレビ塔周辺で行われていた「世界フェアトレード・デー・名古屋2015」の会場を訪れました。今年の2月議会でフェアトレードタウンの議決を名古屋市会で行いました。この秋にも名古屋市が熊本市に続いてフェアトレードタウンに正式に認められることになるかもしれません。
会場ではシンポジウムも
フェアトレードは最近よく話題になるキーワードになりました。フェアトレード商品の買い物をすれば課題解決するかのごとき誤解も生じています。まさしく「フェアトレード」が消費される状況です。簡単には解決できない問題が横たわっていることを忘れないようにしなければと会場を回りながら改めて思いました。
会場では様々なブースが出ていて久し振りにお会いする方に次々と出会うことができました。“わっぱん”は愛知大学のサークルSEEDの学生さんがプロデュースしてくれた「リングドーナッツ」の販売をしていました。3種類あるようで、私が買ったのはうさぎと熊の形をしたものでした。新たなつながりの中で“わっぱん”がさらに広がっていってほしいです。
SEEDがわっぱんをプロデュース
リングドーナッツがベースです
3種類あります
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式典で谷川地協代表のあいさつ
今日連合名古屋地協主催のメーデーイベントが名古屋港ガーデンふ頭つどいの広場で行われ、政策推進議員懇のメンバーとして式典に参加しました。今年は統一地方選があったので例年より半月遅れの開催となりました。式典の最後には、安倍政権が進めようとしている労働者保護ルール改悪に反対し阻止しようという決議が採択されました。2度廃案になった改悪案を3度目の正直というつもりなのかまた提案されています。ほとんどの労働者にとっては問題が増えるだけの改悪です。規制緩和をして雇用の自由度を高めることが労働者にメリットがあるというためには、その大前提となる、同一労働同一賃金の保障、パート労働者にも正規雇用者と同等の社会保障の確保などがなければならないのは明白なことです。この法案が通ると社会の「基礎体力」がますます弱くなるだけです。
さてイベントには木祖村、御岳休暇村のブースが、そしてなごや職業開拓校恒例のカレーうどんのブースが出ていました。また、新しい船のシュミレーション装置が入った海洋博物館の様子もさらっと見てきました。
木祖村のブース
休暇村のブース
なごや職業開拓校は障害者の
就労を応援しています
名古屋海洋博物館
シュミレーターやる時間ありませんでした
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2015年05月08日
今まで「まことの日記」を中心に活動を発信していましたが、フェイスブックやツイッターなどのSNSも少しずつ利用しています。そちらの方もぜひご覧ください。
フェイスブック https://www.facebook.com/makoto.saito.wappa
ツイッター https://twitter.com/makotowappa
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2015年05月07日
「まことの日記」を再開します。
4月の選挙では多くのみなさんにご支援いただき、5617票という得票で6度目の当選をすることができました。投票をしていただいたみなさん、そして様々なことで私を応援し、支えていただいたみなさんに心より感謝するとともにお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
当選時の様子
今回の選挙では、選挙戦に入る直前の4月1日に私が自動車の自損事故を起こし右腕を骨折してしまいました。4月2日に手術をし、選挙戦が始まった3日に退院。そして4日から11日までは私が1日1回夕方に街頭演説を行うのみという本人不在の選挙戦となってしまいました。そのためみんなが様々な創意工夫を凝らして選挙活動をしていただきました。本当に多くの方々に支えられていることを改めて実感した選挙戦でもありました。今回の選挙戦で訴えた、「共に生きる街!」「平和こそ最大の福祉!」の想いをしっかり活取り組んでいきたいと思っています。これからもよろしくお願いします。
右腕こんな感じです
なお腕の骨折の状況ですが、少しずつ回復傾向にありますが、手首に痛みがあったり、車いすへの移乗、車いすの操作など自分一人ではできないことも多くあり、介助をしてもらいながら最低限の活動をしている状態です。またキーボードを使うことも徐々にできるようになった段階なので活動をしっかりできるようになるにはもう少し時間がかかる感じです。
少しずつキーボード使ってます
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2015年03月26日
選挙ポスターの掲示板が設置されました。現在5人の定員に11人立候補と予測されていますが、ポスターの枠は14です。気が引き締まります。
私の事務所も看板を設置して雰囲気が出てきました。
共に生きる街を!
平和こそ最大の福祉!
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今日は一転暖かくなりました。朝は自由が丘、夕方は千代ヶ丘のアオキスーパー前で街頭活動。空は雲一つない青空でした。
スーパー前で活動をしていると日進の山根みちよさんのフェイスブックで活動を見ていますと日進市の方から声をかけられました。SNSの拡がり方を実感した出来事でした。
フェイスブック「斎藤まこと」で検索を!
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2015年03月25日
朝は今池で、夕方はダイエー今池前で街頭活動です。昨日よりも風が強くて寒い!!
ダイエー前にて
覚王山で活動中に、あるアプリを教えていただく方と出会いました。色覚に障害がある人がどのように見えているか体験できるアプリで「色のめがね」という名前です。もう一つ教えていただいたアプリは「色彩ヘルパー」といって、見ている所が何色か教えてくれるアプリです。これも色覚に障害ある人には必要なアプリだと思います。その方のスマホの画面を撮影させていただきました。
アプリ「色のめがね」
アプリ「色彩ヘルパー」
また、カラーユニバーサルに関する本も教えていただきました。
名古屋市もこの4月から福祉都市環境整備指針の見直しを行いますが、その中にもこのような視点を盛り込んでいく必要があると思いました。また、多くの方が色覚障害について知ることが必要だと知りました。新しいことを知ることができた出会いに感謝!!
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2015年03月24日
朝は東山公園駅で、夕方はマックスバリュー今池店にて街頭活動です。それにしても風が強くて寒いです。
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2015年03月23日
朝、本山で街頭活動。結構肌寒い朝でした。
午前中、デング熱に関する学習会に参加しました。講師は渡辺和男さん(医学博士・元浜松医大)。渡辺さんによると、デング熱は体力がしっかりあればそれほど恐れる必要はない病気であるということを指摘されました。必要以上に危険視をして農薬などを散布する危険性を話されました。環境省の通知によって、薬剤や農薬を散布する時には周囲への周知をしっかりするように方針が示されています。名古屋市もそのガイドラインに沿って対応されていますが、今後デング熱への対応の中で無用な薬剤や農薬散布がされないように見守っていくことが必要だと思います。
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2015年03月22日
名古屋気温測定調査2015のプレフォーラムがありました。これは、10年前に市民が中心となって企画し、名古屋市内173地点の温度測定を400人の人が一日かけて行う大規模な市民調査が10年前に行われました。全国でも例を見ない画期的な取り組みでした。
私は昨年の本会議の質問でヒートアイランドについて取り上げ、その中で10年前の市民調査をもう一度名古屋市が音頭を取って行うべきではないかと質問したのでした。名古屋市の主催ではありませんが、市民主導の10年ぶりの市民調査という形で具体化につながったことに少しは寄与できたのかとうれしく思いつつプレフォーラムに少しだけ参加しました。
今日集まった方々は、10年前の活動を支えた方の同窓会的な雰囲気もあり、そうそうたる方々が集まって見えました。また、若い学生さんたちの姿もあり、10年前とは違った気温測定が実施されるのではないかという期待が高まりました。一つひとつの小さなデータが集まることで、それもアナログの気温測定で集まる凄さ、その貴重さを考えるとワクワクします。
今年の調査は8月8日。私もぜひ参加したいと思います。
プレフォーラムの様子
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2015年03月21日
覚王山フランテで「木曽路フェア」が行われていました。偶然見つけたのでした。そこでは木曽の加工食品組合の方々が販売をされているということで、定期的に販売をしているということでした。木曽川流域みん・みんの会のことも知っていただいていました。朴葉巻やヨモギ餅などを買いました。食べるのが楽しみです。私たちの活動も木曽での認知度は上がってきていますが、もっと名古屋での活動をしっかりしないといけないといつも思っているのですが、なかなか忙しくていろんな事ができずじまいです。活動の戦略をしっかりと考えないといけないと今日の販売を見て改めて思いました。
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名古屋の「福祉」を考えるシンポジウムが行われました。テーマは障害者差別解消法と生活困窮者自立支援法との二つ。AJU自立の家の石田長武さんからは、障害者差別禁止条例を作る必要があるとのお話を、ささしまサポートセンターの定森光さんからは、新たなセーフティネットの可能性に期待しつつも、生活保護を受けたくないという人をさらに生活保護から遠ざけることになりはしないか、そんな制度になってしまわないか危惧があるとの課題も指摘されました。会場からも私に対する期待なども多くいただきました。その期待に応えるためにも、しっかりと当選する必要があることを改めて強く思いました。今日参加された方々ありがとうございました。
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今日は21日で日泰寺の弘法様の縁日でした。土曜日とお彼岸ということで多くの人が見える中「さいとうまこと」のアピール活動を行いました。各陣営も集結でした。
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2015年03月20日
今日富士見台のフランテ前で少しの時間チラシを配っていたのですが、なんと犬の散歩をしていた女性の方が目の前にあるスタバのアイスコーヒーを差し入れしてくれたのです。暑い日だったのでおいしくいただきました。しばらくすると今度は男性の方がホットカフェ・ラテをいただきました。こんなに連続して差し入れをいただいたのは初めての経験です。この勢いで投票日まで行きたいと思います。
アイスコーヒー
ホットカフェ・ラテ
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知的障害者、精神障害者の方がうどん作りやうどん屋を運営することを通じて職業訓練をして就職することを目ざす「なごや職業開拓校」の卒業式に参加しました。
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2015年03月19日
毎日慌ただしく選挙に向けた活動をしている中で、国政レベルではどんどんと安保法制のなし崩し的変更=改悪がなされています。自・公の与党協議だけでこのような議論が進んでいることに対して本当に憤りの気持ちが湧きます。あらゆる事態に対応できる切れ目のない法整備が必要だという論理でことが進んでいます。なので日米安保の想定している「極東」を飛び越え「周辺ではなくグローバルに」対応できるようにバージョンアップさせようとしているのです。「切れ目のない」という言葉は最近の福祉の分野では流行している言葉です。「切れ目のない支援」が必要」というわけです。その言葉が安保法制に出てくるとは……。
「専守防衛」という言葉はどこにいったでしょうか。こんなことになれば歯止めは聞きません。少なくとも、まずは専守防衛まで押し返さないといけないと思います。もちろん専守防衛だったら何でもいいというのではありませんが、まずはそこまではと思わざるを得ません。。本当に、何かの拍子で戦争になります。戦争はいつも何かの拍子で始まるのです。本当に危険な状況です。
毎日新聞記事より
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2015年03月18日
先週金曜日から新栄のパルルで開催されていた「わっぱ・おおぞね絵画クラブ展」が終了しました。大盛況というわけではありませんでしたが、見に来ていただいたからは様々な反響をいただいています。ありがとうございました。「障害者アート」への違和感をいつも口にしている私ですが、それぞれの作品がそれぞれ存在感を持っていました。14日のシンポジウムの中で議論した中でも出ていたことなのですが、作者を取り巻く様々な関係性や制作過程を評価するのか、それとも出来上がった作品そのものだけを評価するのかについてもう少し考えたいテーマもできました。また何かの機会に発表の場を作りたいと思います。あなたは何を表現しようとしているのかと問いかけてくる作品の数々でした。
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最近、フェイスブックやツイッターでの発信が中心でブログの更新が停滞しています。反省です。フェイスブックやツイッターは「斎藤まこと」で検索してください。
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2015年03月17日
今日は暖かさを通り越し、暑いと思うような日中でした。最近は外に出ると沈丁花の香りがどこからか運ばれてきてさわやかな気分になります。新まこと事務所には旧事務所から東へ20メートルほどのところにあります。入口を飾る仮のボードを作っていただきました。
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2015年03月16日
朝、地下鉄茶屋ヶ坂駅で街頭活動を行いました。
それから急いで確定申告会場の「でんきの科学館」に向かいました。早くいかなきゃと思いつつ結局最終日になりました。データを打ち込むためのパソコンは相変わらず高い台に設置されています。立ったままパソコンを操作する前提になっているのです。確定申告するたびに係員には低い位置に設置されるものを多くして欲しいと言っているのですが、係員に言っているだけでは変わらないようです。差別解消法が施行されるとこんな対応では義務が果たせないことになりそうです。でも急いで行ったおかげで10時30分過ぎには終了しました。
続いて選挙立候補のための供託をしに法務局に行きました。政令市議選立候補のための供託金は50万円。国会議員だと300万円が必要です。確かに簡単に立候補できません。売名行為で立候補する人を排除しようとするなどの目的があると説明されますが、果たして必要な制度かと疑問に思います。立候補する権利はひとり一人平等にあるべきなのに、お金が払えるかどうかが問われるなんて、その昔、投票するには一定の納税額が必要だったということを想起させます。選挙における様々な制限など公職選挙法全体を根本的に見直すことが必要ではないかと、選挙を行う立場からも切実に思います。
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2015年03月15日
わっぱ・おおぞね絵画クラブ展が昨日から始まっています。展示された作品群はなかなか味があります。
シンポに先立って、二人の作品制作過程を映像に収めた作品を鑑賞しました。どんな感じで作品を作っているのか、その息吹を感じることができる作品でした。シンポジウムは高浜かわら美術館学芸員の今泉岳大さんから障害者をめぐるアートの状況について、また鈴木敏春さんからも珍しい作品についての紹介がありました。そして私は、障害者アートにまとわりつく違和感を二人にぶつけました。
障害者と福祉とアートが一体化して紹介されていく中で、障害者が作った作品ということで一括りにされていくことで障害者が社会の中で依然として隔離されていたり、分断されていたりする状況をさらに補完していく役割を障害者アートが果たしているのではないかという懸念をぶつけました。
今泉さんは、本人の状況などの要素は考える必要はなく、目の前の作品をどう評価するだけだという認識を示されました。障害ある人とない人の境目はないとそう簡単には言いにくいことや、障害者がどう生きているのかを抜きにした評価は私にはかえって残酷な気がしたりするのですが、まだまだ突っ込んで話をして論点を明確にしなければと思ったのでした。
ただ、わっぱの会が、「福祉施設」と紹介されたのでしたが、施設解体を訴えてきたわっぱの会が世間の人には単なる施設と見られているのかと思うと、もう一度わっぱの会のメンバーがしっかり理念を掲げて取り組みをしないといけないのではないかという危機感をかえって感じたのでした。
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2015年03月14日
わっぱ・おおぞね絵画クラブ展が始まりました。下記の内容で行います。ぜひご覧ください。
2015年3月14日(土)〜3月18日(水)
開催時間11:00〜18:00
場所:パルル(名古屋市中区新栄2−2−19)
ホームページwww.parlwr.net/
<シンポジウム>
3月15日(日)
13:30〜14:00 映画「ヒロシさんとエイジさんの描くまる」
監督/丸山達也さん
14:00 〜15:30 シンポジウム
さいとうまこさん(わっぱの会/名古屋市会議員)
今泉岳大さん(高浜市やきものの里かわら美術館学芸員)
鈴木敏春さん (美術批評/NPO愛知アート・コレクティブ)
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夕方本山で街頭活動を行いました。
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2015年03月13日
朝の街頭活動もいよいよ最後の追い込みの感じです。少しでも多くの方に斎藤まことを知ってもらいたいと思って訴えています。
自由ヶ丘駅にて
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2015年03月12日
今日で名古屋市会議員の4年の任期が満了しました。4年前のリコールにより任期途中で失職したために選挙の前に任期が切れることになりました。この4年間何とか議員の職責を果たせたのも市民の皆さんのお支えのおかげです。本当に感謝いたします。名古屋市議会はこの4年間、混乱が続きました。名古屋市議会を正常化するためにも、新しい任期に向けて、4月12日の投票まで全力投球です。よろしくお願いいたします。
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2015年03月11日
今日、東日本大震災から4年を迎えました。東日本大震災により被害を受けた方々が手仕事で制作した作品の展示・販売会が東別院で行われていたので見に行きました。同時に福島から避難してきている岡本早苗さんのお話を聞く会が企画されていましたが私は時間がなくて聞くことができなくて残念でした。岡本さんと少しお話をさせていただきました。岡本さんは、4年経ってやっといろんなことを話しできる気持ちになった、と話されました。15日にはぶっちゃけトークの企画もあるとのこと。そういう気持ちになるのに4年もかかるのだと改めて思いました。そんな気持ちを伝える本も出版されるとのこと。ぜひ読もうと思います。
これ買いました
岡本さんたちが発行された本
4年前の14時46分、千種区京命にあるアスティの前で演説をしていました。台の上に乗り、風が吹いていました。演説をしている最中に、体がフワフワし出しました。めまいのようにも感じ、一瞬、頭の血管が切れ調子が悪くなったのかと思いながら演説をしていました。すると周りのスタッフなどが地震だ!地震だ!と大きな声で言うのを聞いて私も地震により体が大きく揺れているんだと認識したのでした。
選挙活動は中止して事務所に帰り、翌日は選挙運動を自粛し、投票日を迎え私は当選させていただきました。リコールによる出直し選挙だったということもあり記憶に強く残る選挙になりました。それから4年です。今日、栄のもちのき広場にて実行委員会形式で東日本大震災追悼式が行われ、14時46分に1分間の黙とうを行い、献花をしました。いろんな気持ちが去来する瞬間でした。
夕方、イラストレーターの茶畑和也さんの個展、「1446コのハート展」に伺いました。ちょうど茶畑さんにもお会いできいろいろお話ができました。4年前の3・11の地震・津波災害と原発事故に触発され、毎日ハートを描き続け、今年の3月11日でその絵が1446枚になったので、それをみんな見えるように展示した個展です。すべての絵が並ぶとある意味壮観です。またその絵の色遣いなどにの微妙な流れがあるような感じもあり、たまに個性的な作品が存在したりしていて、1446枚を遠くから眺めているだけでも不思議な感覚になる展示でした。
茶畑さんには、水源の里基金の
イラストでお世話になってます
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2015年03月10日
議員提案で決議が行われました。それは「フェアトレードの理念の支持に関する決議」です。これは名古屋をフェアトレードタウンにしようという市民団体の働きかけによって実現したものです。フェアトレードタウンとして認められるには議会の決議が必要となっているので市民団体が議会に働きかけて今日の決議となりました。国外との取引で、また国内の取引でもフェアトレードの考えがうまく活かされていくといいなあと思います。決議は以下の通りです。
<フェアトレードの理念の支持に関する決議>
世界経済のグローバル化が急速に進展しているが、その負の側面として、貧困や経済的格差の拡大といった地球規模の課題が深刻化している。
フェアトレードとは、一般に、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することによって、開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指すものであると言われており、その理念は、国際貢献や人権尊重などに資するものである。また、フェアトレードの普及活動を通じて、交流の促進やにぎわいの創出にもつながるといった側面もある。
日本では、近年、フェアトレードについての認知度が上がってきたものの欧米諸国などと比較すると依然として低い状況にあると言われており、フェアトレードの理念について、より一層広く理解される必要がある。
よって、名古屋市会は、ここにフェアトレードの理念についての理解がより一層広がることを望むとともに、フェアトレードの理念を支持することを表明するものである。
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今日は本会議。予算案などを議決しました。予算案には3つの附帯決議が付きました。
<職員の給与に関して>
1 職員の給与については、本市の適正かつ持続可能な人事行政に支障を来すことのないよう、市長みずから選んだ人事委員会による勧告の内容を完全に実施すべく、速やかに議論をし、その議論・結果をもとに、人事委員会勧告に沿った適正な給与体系を実現すること。
<特別秘書に関して>
1 特別職秘書については、職責に対する意識と認識が欠如したような現状に鑑み、平成26年2月定例会で、特別職の秘書の職の指定等に関する条例を議決した際に、当局が示し、議会が認めた、国・他自治体・議会・関係機関等との連絡調整などの職責を十分に果たし、かつ、地方公務員として法令を遵守し、公平・公正に職務を全うできる人材を市長の責任において確保し、任命すること。
<あおなみ線SL走行に関して>
1 鉄道を活用した都市魅力向上策の推進に係る予算については、現段階において、あおなみ線で走行させる蒸気機関車の車両の確保に向けた鉄道事業者との協議が調っていないことに鑑み、走行車両の確保に向けた協議が調い、市民に対する説明責任を十分果たし得ると判断できる状態に至るまで凍結し、議会に報告した上で執行すること。
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2015年03月09日
今日は委員会最終日、意思決定の日です。民主党市議団は下記の要望を付けて原案に賛成しました。
<病院局>
○がん患者の相談については、労働法上の相談だけでなく、カウンセリング手法も取り入れた、また陽子線治療施設の存在という特徴を活(い)かした就労相談事業を取り入れ、がん相談のさらなる充実を図ること。
<財政局>
○マイナンバー制度のシステム運用においてはプライバシーの確保を徹底するとともに、他施策との連携も見通した運用方法を検討すること。
○税の納付方法について、新たな納付方法についても検討すすめ、徴収率の維持、さらには向上を図ること。
<健康福祉局>
○敬老パスのあり方検討の市民意見交換会については、単に市民の意見を聞くという考えではなく、市長と当局内で考え方の方向性を整理した上で意見交換会を実施すること。
○障害者差別解消法への対応については、障害当事者・関係者も参画した、独立性、第三者性を担保した相談体制と紛争解決の仕組みを作ること。
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2015年03月08日
障害者アート展「あいちアール・ブリュット優秀作品特別展」が芸文センターで開催されていて今日までだったので合間を縫って見に行きました。「優秀作品」というだけあって面白い作品ばかりです。でもなぜ優秀な作品を選ばなければならないのか、私には違和感があります。障害者がかかわるからこそ、こういった価値観から自由な評価の仕方があってもいいのではないかと思います。
また名古屋芸大の卒業制作展、愛知産業大の卒業展がそれぞれ行われていたのでそちらもさっと見てきました。日本画多くの作品の色がほとんどくすんだ感じの色で表現されていることがすごく気になりました。何か時代が反映しているのだろうかそれとも指導する先生の影響なのだろうかと気になりました。
文字について取り上げた作品がありました。「私にしか書けない文字がある」という作品でしたが、アールブリュットの作品にも「私にしか書けない文字?がある」という作品が展示されていました。これらが別の空間に存在するのではなく、並列に展示されたなら面白いだろうな、見る人は何を考えるのだろうかと思いながら名芸大の作品を見ていました。
アールブリュット展の作品
名芸大卒業制作展の作品
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今日はウイメンズマラソンで一日事務所前の道路も規制されました。性別に関係なく走ることができる大会であればいいのにと改めて思います。1999年にニューヨークマラソンに参加した時の感動を思い出します。いまや東京、大阪、横浜など各地で制限時間に余裕のあるフルマラソン大会が開催されているのに、名古屋だけが取り残されそうな気がします。
暖かい日でした。
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2015年03月07日
東部医療センターの救急・外来棟が完成したので開棟式が行われました。式典の最後に名フィルの弦楽四重奏でモーツァルトのアイネ・クライネ・ナハト・ムジークと川の流れのようにの2曲演奏がありました。式典後、内覧がありました。 写真は、外観、ロボットアームを血管造影装置に組み込んだ手術台。ドイツ製。小児科外来には名市大芸術工学部鈴木賢一教室の学生さんたちが4日☓10人で描いたイラストがあります。コンセプトは動物の音楽会。八事日赤で救急部門で活躍していた若い医師が救急部長になるそうです。質の高い二次救急医療の実施が期待されます。
外観です
ロボットアームと血管造影装置が
組み合わさっている最新の手術台
名市大鈴木賢一研究室の作品
モチーフは動物の音楽会
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2015年03月06日
委員会審議5日目で病院局、財政局、健康福祉局まとめての総括質疑でした。財政局に対して、マイナンバー(社会保障番号)の運用においては個人情報保護を徹底するとともに、システム構築にあたっては、他の諸施策との連携を見通した運用を考慮したものにするよう求めました。
マイナンバーは確かにいろいろ課題もあり、全体の制度設計がまだまだですが、マイポータルの仕組みなどが運用されれば、誰が自分の情報を利用したかが分かるようになります。所得による負担の不公平感を是正していくための第一歩でもあるし、低所得の人への再配分、例えば給付付き定額控除などを実施していくためには必要なシステムでもあります。今後しっかりチェックしていく必要があります。
また健康福祉局に対しては、障害者差別解消法への対応について質疑をしました。2月24日には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する基本方針」が閣議決定され、その中の「相談及び紛争の防止等のための体制の整備」において、「法は、新たな機関は設置せず、既存の機関等の活用・充実を図ることとしており、国及び地方公共団体においては、相談窓口を明確にするとともに、相談や紛争解決などに対応する職員の業務の明確化・専門性の向上などを図ることにより、障害者差別の解消の推進に資する体制を整備するものとする。」となっています。
その部分をそのまま委員会資料にしていたので、私は、国の方針はそうだけれど名古屋市独自で考える必要があると指摘しました。答弁は「検討します」ということでしたが、この国の基本方針には、自治体で条例を作る場合のことについて、「法の施行後においても、地域の実情に即した既存の条例(いわゆる上乗せ・横出し条例を含む。)については引き続き効力を有し、また、新たに制定することも制限されることはなく、障害者にとって身近な地域において、条例の制定も含めた障害者差別を解消する取組の推進が望まれる。」と記載しているのです。
つまり国は自治体が進んで取り組むことを織り込んでいると言えるのです。今後しっかり当局に働きかけていく必要があります。
今年度で財政局長は定年退職になります。他にも幹部職員で二人定年の人が退職をしますが代表して局長が今の思いを述べる場面がありました。いまの名古屋市の財政について「衣装ケースが閉まらないくらいの服が入っていて、どの服をケースから出そうか考えている状態だ」と評しました。そして財政の原則は、「厳しく優先順位をつけることだ」と締めくくられました。河村市長はこの言葉をどう聞くのだろうかと思う言葉でした。
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2015年03月05日
委員会審議4日目。健康福祉局の質疑です。まず議論になったのは、「敬老パスのあり方検討」に614万円の予算がついていますがこの内容についてでした。一昨年、名古屋市社会福祉審議会が敬老パス負担金の引き上げを意見具申しましたが、市長と当局の意見調整ができず、議会での議論が混乱しました。そのことの決着がまだついていない段階で、つまり当局が方針をまとめられていないうちに議論を市民に丸投げするような形で各区・各支所での意見交換会を開くのは乱暴ではないかという意見が噴出したのです。
もちろん当局が勝手に制度を決めるのではなく市民に意見を聞くことは必要不可欠なことです。ただ健康福祉局の答弁は財政負担の視点ばかりが強調されるもので、ICカード化については乗車実態を把握するくらいしか活用策を示せていないし、意見交換会には交通局は出席せずに開催される予定だとの答弁もあり、このまま意見交換会を行なえば議論が余計に混乱、混とんとするだけではないかとの議会側の懸念はもっともなのです。
もう一つ議論が紛糾したのは名古屋市総合リハビリテーションセンター(通称:リハセン)についてでした。リハセンの運営は指定管理でリハビリ事業団が行っています。利用料金制度を採用していないためリハセンの医療報酬などの収入は市の財政局に入ります。収入が市に入ることで経営改善のインセンティブが働かないのではないかという趣旨の指摘がありました。
当局の答弁が明瞭でなかったこともあり、利用料金制度にしないのはリハセンが積算した指定管理料を市がノーチェックで認めているからではないかという疑念が生じてしまう議論になったのでした。指定管理の期間もリハセンは10年で他のところに比べても長く、リハセンが何か特別な存在になっているのではないかという指摘が続いたのです。当局の答弁も不確か、不明瞭であったため審議が混乱し、指定管理の積算内容の妥当性についても大丈夫なのかと思わせる質疑となりました。この問題は明日にもう一度議論されます。
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2015年03月04日
委員会審議3日目。病院局と財政局の質疑です。病院局に関してはがん相談における就労相談のあり方について質疑をしました。がんに関して、全国どこでも質の高い診療を受けることができるように「がん診療連携等病院」というものが指定されています。最近国は拠点病院におけるがんに関する相談事業の中に就労支援という要素を盛り込むよう方針を掲げました。
今やがんは、早期発見に発見し、日常生活を送りながら治療をしていく病気になりつつあります。しかし、患者自身や会社の無理解、医者と患者とのコミュニケーション不足などが原因で、がん患者自身で就労をあきらめてしまうような場合もあるようなのです。
拠点病院である愛知県がんセンターや市立大学病院には就労相談を行うということで社会保険労務士の方が配置されたりしているのですが、どうしても労働法上の相談に重点が行ってしまい、患者自身の思いをうまく引き出したり、気づかせたりすることが後景に退いている感じになりがちだという指摘があります。
そこで、現在西部医療センターで行われているがん相談にキャリアカウンセリングなどの技術を持った人が相談に乗る機会を設けてはどうか、特に西部医療センターには陽子線がん治療施設があり、まさに働きながら治療する人たちが通ってくる場でもあります。だからこそがん相談におけるカウンセリング的就労相談を行うにふさわしい場所ではないかと指摘し、その取り組みを展開してはどうかと提案をしました。当局は、現在の相談体制をしっかり行うことが重要であるという認識を示しつつも、私の主張には理解できるとの見解も示しました。今後各地の事例なども検討しながら考えていくとの答弁がありました。今後も考えなければならない課題です。
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2015年03月03日
みん・みんの会が取り組んでいる上下流交流の具体の一つである、木曽青峰高校インテリア科の生徒が作った木のおもちゃを名古屋市科学館に寄附するセレモニーが行われました。高校生のみなさんありがとうございました。私は委員会があり参加できず残念でした。さっそく見に行きたいと思いつつ、しばらく行けそうもありません。館長が大変喜んで見えたとも聞きよかったなと思います。今後も継続していきたい取り組みです。
木のおもちゃを前にした
木曽青峰高校の学生さんたち
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昼休み中の委員会室
委員会審議二日目。今日は健康福祉局関係。10時に始まり、昼と15時に休憩を入れながら終了は16時30分。現在私は副委員長なので、委員が質問を終えてから補足的に質問するのが副委員長の基本形なのでずっと聴く立場なりストレスがたまります。
今日は生活保護世帯の児童への学習サポート事業について各会派から建設的な意見が出され充実した議論になりました。健康福祉局は生活保護世帯の子どもの、子ども青少年局はひとり親家庭の子どもの学習サポートを行う事業が、それぞれ対象年齢を別にして存在しています。
このようにタテ割りになっているのは子どもの視点になっていない。また、生活保護世帯の子どもだけ、またひとり親家庭の子どもだけを集めてサポートするのはあまりいい方法論ではないのではないか、生活保護世帯ではないが塾に子どもをやるほど経済的に余裕がない世帯なども多いのでそのことを踏まえた対応も必要ではないか、などの意見が出されました。
当局は連携をしながら取り組んでいるなどと答えましたが、教育委員会の役割も重要でそこも含めた三者での連携がもっと行われる必要があるという、ある面まっとうな意見もいくつか出されました。
私は、障害者差別解消法、生活困窮者自立支援法に関する資料をそれぞれ要求しました。
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2015年03月02日
愛知県議会の白杖問題、高齢者の方がよく使っているような杖の取り扱いについて判断が不十分なのではないかという情報があったので県議会事務局に問い合わせたところ、白杖と同様の取り扱いになるということです。
県議会議運メンバーの西川厚県議(民主・中川区選出)からも情報を得たところ、議運での議題は白杖に関してのみでしたが、最後に議長から「同様の状況にある方には、柔軟に対応するように、私から事務局に指示をさせていただきます。」との発言があり、一般的な杖についても言及されているという解釈で良いとのことです。
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委員会審議が始まりました。私の所属は財政福祉委員会です。今日は病院局と財政局の質疑・資料要求でした。病院局ではがん相談の状況について、財政局ではコンビニ徴収など税の収める形態ごとの状況について資料を求めました。現在は副委員長という立場なので議論を見守るという感じにならざるを得ません。今日の審議は、10時から昼休憩45分をはさんで4時30分まででした。
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2015年03月01日
「連合愛知 2015春季生活闘争1万人集会」が久屋広場で開催されました。4月の統一地方選挙必勝決議も採択され、私も含めた多くの立候補予定者が団結ガンバロウ!と決意を表しました。カッパを着ていたとはいえ結構強い雨で、雨水が浸み込んだりして寒くて大変でした。主催者発表9100人の参加者でした。
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2015年02月28日
今日はいろいろな集まりがあり少しずつ参加させていただきました。カラーユニバーサルデザインのこと、DV被害者支援のこと、社会的孤立を防ぐためのネットワークづくり、歯科医師会の会合など慌ただしい一日でした。
社会的孤立を防ぐネットワークづくりでの主な話題は生活困窮者自立支援法のことでした。実はDV被害者支援の集まりでもその話は出ていて、これからいろんな人がこの制度を使いながら課題の解決に関わっていくことになるのかもしれません。名古屋市の新年度予算では3カ所で事業を開始することになっていますが、様々な市民活動のネットワークをつなげることで社会的孤立を具体的に防ぎ生活困窮に陥らない取り組みを確実なものにする必要があります。いやそうしなければいけないのです。
大阪希望館の沖野充彦さんが講演されたのですが私は遅れて到着し聞くことができませんでした。沖野さんの資料には、「制度は使うもの」であって「自分たちが制度に合わせるのではない」との記述がありました。また議論の中で沖野さんは、「制度ができると常に制度外が生じる。そのグレーゾーンに向き合っていく必要がある」とも発言されていました。まさに現場での実践者の言葉でした。
集会の様子
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朝、知人の議員からお年寄りが利用する杖は依然として対象外になっていて問題ではないかとの情報提供がありました。さっそく各方面に情報収集したところ、明確でない決着になっているような感じもあり、早速月曜日に確認しなければならない状況です。
議長が、「白杖以外の杖については柔軟に運用する」というようなことを言ったようなのですが、柔軟な対応とは一体どういうことなのか、議長の許可が必要なのか、いちいち議場で職員が杖を持つ人に聞くことになるのかよくわからないのです。
もしまだ許可が必要だとしたら、こんなに解決策を小出しにするのだろうか。杖が危ないというなら、それ以上に危ないものをポケットにしまって傍聴するということぐらいいくらでも想定できるということに何故思いが及ばないのか不思議でなりません。
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2015年02月27日
車中より、日の出直後の空
愛知県議会での白杖問題で、障害者の政治参加ネットワークからも要請文を提出しました。議会事務局に行き状況を聞いたところ、今日の議会運営委員会で白杖の携帯は議長の許可はいらないことになったと報告を受けました。
その経過を聞き取ったことから報告すると、
議運の委員長から議長に対して今回の事態に対応してほしいとの発言があり、それに対して議長から
「慣れない場所で身体の一部であるつえを預けるのは心理的な不安となる。安心して傍聴できるようにするため今後白杖の携帯について議長の許可は不要とする。」との発言があり運用が見直され、3月4日の本会議から適用されることになりました。
ただ、白杖を預ける=取り上げることが差別であるから運用を変更するということではないのが相当引っ掛かりがあります。議運の議事録などがネットで見れるようになるのにしばらくかかるそうです。
申し入れた要請書はこちら
Download file
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2015年02月26日
一日雨模様。議案外質問2日目。なぜか淡々と進んでいます。
民主からは服部将也議員が質されました。内容は以下の通り。
1.一極集中是正に向けた名古屋の取り組みについて
2.都市高齢化に係る今日的課題について
(1)いきいき支援センターの活用と関係部署の連携
(2)高齢者施策推進に係る全庁的連携機能の構築
3.地域防災「自助力・共助力」の向上策について
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2015年02月25日
河村市長に訴えています
今日、本会議において「行政文書の保存・管理について」質問しました。
行政文書をしっかり保存することは情報公開を行うための前提です。行政文書は市民のものであるという視点で考えることが必要であることをしてきた上で質問しました。
(質問)
名古屋市のあんしん情報条例によると昭和61年4月以降の文書が保存の対象で、その中で最長の保存期間は30年でとなっています。その30年目を迎えるのが2017年3月末になり、名古屋市は文書保管システムを導入して以来初めての事態を迎えます。文書をどう保存するかは担当課長の判断になりますが、10年、5年、3年保存の文書であってもどう保存するかを担当課長だけに任せるのではなく、判断をサポートするためにアーキビストと呼ばれる文書管理の専門家を配置したらどうかと質問しました。
(総務局長)
アーキビストの導入については、その必要性や国、他の自治体の状況等も踏まえたうえ、今後の課題として研究してまいりたいと考えております。
(質問)
東海水害というような名古屋市政にとって極めて重大なことが発生した時には文書を一斉に残し、後世のための歴史的資料になるように文書管理システム上工夫をして、散逸、破棄などを防ぐようなことを考えるべきではないか。また政策の決定過程などの文書、メモも残るような仕組みにしてはどうか。
(総務局長)
その制度の導入を検討する場合、アーキビストの導入については、その必要性や国、他の自治体の状況等も踏まえたうえ、今後の課題として研究してまいりたいと考えております。
(質問)
文書の保管スペースが数年でいっぱいになる。その確保策をどう考えているか。
(総務局長)
現在、市の施設で新たに書庫になりうる場所を確保するよう努めるとともに、文書完結後に各局から総務局へ文書を引き継ぐまでの期間を、現行の1年から延長することの可能性を含め、書庫の延命策を検討しているところでございます。
具体的に成果は出ませんでしたが、まずは問題提起ができたのではないかと思っています。役所全体で問題意識を持って臨んでもらえると期待しています。また市長にも意見を求めましたが、「えらい渋い質問だわね」と述べた後、アーキビストについては、いつもながらの「勉強させてもらいますわ」の発言でしっかり考えてくれるかどうかわかりませんが、市当局の人にはしっかり働きかけをしようと思います。
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今日の中日新聞の社説に白杖問題が取り上げられました。きちんと鹿児島県議会での出来事にも触れています。
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2015年02月24日
昨日の愛知県議会への申し入れが記事になりました。
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今日は各会派の代表質問が一日ありました。本会議が一年で一番長い日になります。
民主党名古屋市議団は政調会長の小川としゆき議員が質問に立ちました。質問項目は下記のとおりです。
1.平成27年度一般会計予算案の歳入について
2.市民の福祉と健康について
(1)敬老パスの利用拡大
(2)女性特有のがん検診受診率の向上
(3)歯科検診事業の拡充
3.観光・コンベンション施策について
(1)都市魅力向上の体制
(2)中部国際空港へのアクセス強化
4.防災・災害について
(1)震災避難行動ガイドラインの進捗状況
(2)防災危機管理局への権限移管
5.教育・子育て支援について
(1)留守家庭児童健全育成事業の充実
(2)私立高等学校の授業料補助
明日の11時頃から私は「公文書の保存と管理について」という地味なテーマで質問します。
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2015年02月23日
新聞報道で問題が明らかになった、視覚障害者の白杖を愛知県議会の議場に持ち込む際に「凶器」として扱うことに対して今日要請行動があり、愛知障害フォーラム(ADF)の役員や事務局の方4名が愛知県議会事務局を訪れ、私も同席しました。
事務局側の説明は以下の通り
・傍聴2週間前に本人から白杖をもっていってよいか問い合わせがあった。
・原則、着席後に預けるか、折りたためるものはしまってもらう旨を本人に伝えた。
・本人より、折り畳み白状をもっていき介助者も一緒に行くとの提案があった。
・事務局はそれで結構ですと回答した。
・当日、係員が傍聴した視覚障碍者の方に白杖をしまうように指示をしたのは、事前の了解事項を確認するつもりであった。
これに対しADF側から、
・あえて許可を得なければならないのが問題である。
・白杖は身体の一部であって、白杖=杖という判断をしているのが問題である。
・議長の許可ということは必要がないのではないか。そういった仕組みが古いのではないか。
・もし傍聴中に南海トラフ地震でも起きたら障害者を見捨てるのと同じ。
・白杖を手放すのはかえって危険である。
・県民みんなが傍聴しやすい議会にしてほしい。
・今回のことを契機に運用を早急に改善してほしい。
私も以下のように主張しました。
・〇〇して下さいと言われると、人に迷惑をかけてはいけない的な発想をせざるを得ない状況に置かれていることが差別されていることを示している。健常者側、議会側がその状況に甘えている。それが差別であることを認識してほしい。
議会側からは、
・何が何でも禁止というわけではない。そういう運用はしていない。しかし今回は説明不足があった。
・白杖を持っていないと不安で仕方がないということであれば議長に許可を得るが、今回は事前に了解があったのでそこまではしなかった。
・以前、許可を得て、帽子をかぶったまま傍聴してもらった例はある。
・今日の要請文や話し合いの内容を早急に議長に伝えます。検討結果を伝えます。
愛知県議会の傍聴規則を見ると、その第5条で傍聴席に入ることができない者として、「凶器その他危険物と認められるものを携帯している者」と規定されていて、何が「凶器」かという基準は、愛知県議会会議規則第106条に議員の携帯品は定められていて、「議場に入る者は、帽子、外とう、えり巻、つえ、かさの類を着用し、または携帯してはならない。ただし、病気その他の理由により議長の許可を得たときは、この限りではない」という内容です。
名古屋市会傍聴人規則にも「凶器その他危険物と認められるものを持っている者」という規定が同様にありますが、白杖でもお年寄りの杖でも一時預けることはしていません。また、市議会会議規則にも携帯品の規定はありません。何かあればその時点で警備している人が抑えるなり取り上げるなどするという対応のようです。
差別禁止条例も議論されている昨今の時代状況からすればあまりにも時代錯誤的対応といえます。早急の改善を望むものです。
白杖の使い方をマスコミに説明する
ADF役員の方
事務局長が要請文を提出
申し入れの様子
平成27年2月23日
愛知県議会議長
三浦 孝司 様
愛知障害フォーラム(ADF)
代表 加賀 時男
〒466-0037
名古屋市昭和区恵方町2-15
社会福祉法人 AJU自立の家 気付
TEL 052−841−6677
FAX 052−841−6622
愛知県議会における、視覚障害者の白杖の取り扱いについて
日頃より、障害者福祉の向上に、ご尽力いただきありがとうございます。
愛知障害フォーラム(ADF)は、身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、難病などの障害種別や家族の団体、支援者など関係27団体が一緒になり、愛知県や県下の市町村での障害者施策の推進と、人権保障を推進することを目的に活動をする障害者団体です。
さて、平成27年2月20日の中日新聞によると、愛知県議会を傍聴に訪れた、視覚障害者に対して、係員から「着席後は折り畳み式のつえはかばんにしまって。かばんに入らないものや、長い直杖(ちょくじょう)は係員に預けて」と指示された。ということが掲載されました。
補装具(白杖)とは、「障害者等の身体機能を補完し、又は代替し、かつ、長期間に渡り継続して使用されるもの」と法的にも定義づけられており、われわれ障害者にとって、身体の一部であって、これを取り上げるということは、絶対にあってはならない行為です。
さらに、愛知県議会担当者は、凶器その他危険物」に当たるとも解釈される。とし、視覚障害者にとって、白杖は、身体の一部であるにもかかわらず、「凶器その他危険物」と認識されていることに対し、明らかな差別であり、強い憤りを感じます。
このような規則が運用されているのであれば、二度とこのようなことが起きないよう早急に規則の改正や、正しい認識を持たれますよう、お願いします。
また、来年4月から、障害者差別解消法が施行されます。法律の円滑な実施と、現在、13の自治体でも制定されている「障害者の差別をなくす条例」を、愛知県においても早急に制定されますことを、強く要求します。
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2015年02月22日
ささじまサポートセンターの主催で子どもの貧困をテーマにした市民フォーラムが開催されました。ささじまサポートセンターや学習支援を行っている「Smyle」の活動報告と共に、京丹後市職員で伴走型支援の専従者として働いている藤村貴俊さんの講演を伺いました。藤村さんが「親が変われば子どもが変わる。子どもが変われば親が変わる」「相談は辛気臭いかをしてするな」「現場でのコーディネート役が重要である」などの言葉は現場で体験されたものだと思いました。
講演の様子
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大塚耕平参議院議員の新春の集いがあり参加させていただきました。
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2015年02月21日
在日コリアン高齢者生活支援ネットワーク・ハナの研修会が名古屋で開催され、そのプログラムの中の現場視察でわっぱの会を訪問されました。私が会の説明をさせていただきました。その時お昼を一緒にいただきました。クッパとキムチが最高でした。
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2015年02月20日
夜になってから中日新聞を見てびっくり。愛知県議会の傍聴に際して、視覚障害者が利用する白杖の議場内への携行が認められず、折たためる杖は折りたたむよう指示され、そうでないと持ち込めないということらしいのです。傍聴規則で杖が認められないということになっているらしいのですが、視覚障害者にとっての杖は身体の一部、いまや杖をついて歩く人は珍しくない時代となっています。
確かに明治から昭和初期にはステッキを持つことがファッションであった時代もありましたが、いまはそんな状況ではありません。ましてや障害者差別解消法が成立している時代なのですから。杖を議場に投げ込めるからというのなら、スマホだって投げつければ白杖より危険だと思われます。本当にこんなことがいまだあるのかという思いです。週明けにはさっそく状況を調べて対応をしたいと思います。
以下ネットから中日新聞の記事を引用します。
<視覚障害者の歩行に欠かせない白杖(はくじょう)は「凶器」なのか。>
愛知県議会を傍聴した視覚障害者が、議会事務局から傍聴席での白杖の携帯を禁じられていたことが分かった。国会では衆議院が防犯上の理由から、白杖を含むつえの携帯を禁止。都議会や首都圏の政令市議会などでは同様の規制はないが、関係者からは「白杖は身体の一部。視覚障害者が社会参加する権利を奪う行為だ」との声が上がる。
愛知県豊橋市の豊橋盲人福祉協会の彦坂和夫会長(83)らは昨年、県議会の十二月定例会を傍聴した。十三人は白杖が欠かせないが、係員から「着席後は折り畳み式のつえはかばんにしまって。かばんに入らないものや、長い直杖(ちょくじょう)は係員に預けて」と指示された。
この日は全員が折り畳み式のつえだったため、自分や付き添いの人のかばんにしまえた。ただ、直杖を愛用している人も少なくなく、「預けて」という議会の対応に疑問を感じた。
愛知県議会は規則でつえの携帯を禁止。「病気その他の理由で議長の許可を得たとき」は除外されるが、「凶器その他危険物」に当たるとも解釈される。担当者は「従来この運用でやっている。実際、議場に投げ入れられれば十分凶器になる」と話す。
「つえは目と同じ。どんな時も持っていないといけない」と彦坂会長。預けてしまえば、トイレに立ちたい時や地震などの緊急時は−と、不安にもなる。
東京視覚障害者協会の稲垣実会長(61)は「議場で白杖を取り上げる行為は、障害者の社会参加する権利を奪うのも同じ」と憤る。稲垣さんによると、社会保障関連の予算審議の傍聴や要望で東京都議会や厚生労働省に行っても、白杖や盲導犬を預けたことはない。「白杖を持って傍聴するのは、障害者が社会参加に関心を持っているというアピールでもある」
障害者欠格条項をなくす会(東京)の臼井久実子事務局長は「障害者が議員や委員、職員として政治や行政に参画する環境づくりを怠ってきたことが、問題の根本にある」と指摘。来年は障害者差別解消法が施行されるが、「あらためて国や各自治体で規則を洗い直し、議論をする必要性を感じた」と話している。
◆参院はOK、都も「必要な器具」
議会傍聴での白杖の扱いは、国会は衆議院が着席後に預かる一方、参議院は「ないと困るもの。声掛けはするが、持っていても大丈夫」とする。東京都議会も「体の不自由な人が歩行に必要な器具は議場内に持って入ってもらっている」(議会局)という。
神奈川県議会は白杖や盲導犬は視覚障害者の「身体の一部」とみなし、特別な手続きなくそのまま傍聴できる。「バリアフリーが求められる中、体が不自由な人を拒むことはない」と話すのは、川崎市議会。赤ちゃん連れの傍聴も普通にでき、「泣きだしたら退出をお願いしている」。
埼玉県議会は「他人に危害、迷惑を与える者」の傍聴は禁止だが、つえや白杖を持った高齢者、障害者は当然該当しない。さいたま市も持ち込み可能だ。
千葉県議会は傍聴規則に「つえの携帯禁止」とあるが、「議長の許可を得たものを除く」とされ、白杖も「当然に許可される」。千葉市議会の事務局は、つえを振り回すなど暴力的な行為が想定される場合は「傍聴席に着席後、預かるかどうか、その場で話し合うことになる」と説明。ただ実際に預かった例はない。(2015年2月15日中日新聞朝刊)
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補正予算審議で国の福祉予算のおかしさ、問題の実態が明らかになりました。補正予算案の中に障害者入所施設「希望荘」の建設予算を繰り越す議案があります。従来の国の補助金の出し方ならば2月補正で想定される補助金の残額が執行されるパターンなのに26年度補正ではこれが大幅に減額され、名古屋市が独自に財源をかき集めて繰越予算を確保したという事実が明らかになりました。
国からは3億3000万ほどの補助金が来る想定だったのに昨年夏の内示では5000万円、その後交渉したけれど8300万円しか認められず、足りない分2億5000万円を障害福祉費の中からかき集めて補正額を確保したということだったのです。その結果、開所は1年遅れの来年4月となりました。
国の補正額は全体で30億円。市の担当者によれば今まで障害予算は補正が認められていたけれどこんなことは今まであまりないことだということです。補正の使い道がスプリンクラー設置と耐震工事に限定されてしまったことに原因があるとのことです。
スプリンクラーの設置義務を国が決めたのだからその分の予算を確保するべきなのに、補正予算の使途に縛りをかけて、従前の施策に影響を与えるという、あさに朝令暮改的判断です。いずれにせよ老朽化した希望荘を早急に何とかしないといけないという市当局の思いが結実した苦渋の補正予算であったということが審議の中で明らかになりました。
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2015年02月19日
電動車いすの支給に関する裁判について、原告の自立生活上の困難さを判断して電動車いすの支給を認める判決が9日に福岡地裁で出され、昨日18日に筑後市が控訴しなかったため裁判が確定したというニュースが届きました。
この裁判は、生まれつきの心臓疾患により長く歩くことができない女性に対し、電動車いすを購入する費用の支給を認めなかった福岡県筑後市の決定の是非が争われた訴訟で、小林訴訟と呼ばれています。
筑後市が「女性が連続して200メートル歩けるため不必要とした県の判定に従った」と主張したのですが、判決で「最寄りのスーパーは自宅から240メートル離れ、自力で日用品も買えないし、歩行後には息切れを起こす。県は生活実態を把握せず、女性が無理に発揮した一時的な歩行能力で判定した」と市の判断を批判し、「徒歩で自立した生活を送る困難さを考慮せず、市の判断は裁量権を逸脱し、違法」と判決したのです。
この判決は厚労省の定める基準=医学的モデルに基づく判断基準だけで決定するのではなく、自立生活を継続していくという視点が必要である、つまり社会的モデルで判断する必要があるということを示したという点で画期的な判決です。
私も電動車いすがほしいけど認められないという相談をいくつか受けましたが、その都度市側は厚労省の基準があるからとの理由で認められないことが多々あったのです。弁護団からの情報によると、被告の筑後市は「筑後市としては、今回の電動車イスの不支給決定は、厚生労働省より示された支給事務取扱指針等に基づき福岡県更生相談所の判定結果によって行ったものですが、判決文にもあるように申請人の身体の状況が、申請時よりも独力で歩行により移動するこどが一層困難となっていることから、早期に支給を図るため福岡地裁の判決を受け入れることとしました。」とコメントしているようです。つまり市の非は認めず、状況の変化に対応したという態度らしいのは潔くありません。
今回の判決文を一度よく読んでみる必要がありますが、障害者の自立に対しての大きな力となる判決となりました。原告の小林奈緒さんは「色々ありがとうございました。この判決が個別の事案ではなく、先例となることに期待しています。市・福祉事務所がこのことをどう捉えているのかそこが問題だと思います。ここからの頑張りが必要と思っています。今後ともよろしくお願いします。」というコメントを出したと知人のメールで知りました。
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2015年02月18日
まず全体像を見てみます。
一般会計 1兆722億円(前年比+1.4%)
特別会計 1兆1522億円(前年比△1.4%)
公営企業会計 4381億円(前年比△3.5%)
合 計 2兆6600億円(前年比△0.6%)
歳入は、市税5000億円で前年と同額。うち市民税は2229億円で前年比△0.2%でほぼ同額ですがその内訳は法人税減税や個人所得の動向などの影響を見込み変動があります。
個人市民税は 1552億円(+2.7%)
法人市民税は 677億円(△6.2%)
※5%減税の影響額は116億円
消費税が8%に増税されたことで地方消費税分が1%から1.7%になったことに伴い、県からの交付金が昨年度310億円だったものが155億円増の465億円になしました。また、財政調整基金45億円を取り崩して防災基金すること、市債の発行が前年比17%減706億円、臨時財政対策債が前年比110億円減の240億円となったことなどが目立つ内容です。
市債残高は一般会計で1兆7200億円、特別会計で1兆2200億円で、合計3兆円を切るのは1996年度以来21年ぶりのこととなりました。公債依存度も6.6%と低い水準です。市税収入は前年並み、市債の発行は減り、借金の残高も減少したという歳入構造から見る限り財政状況は落ち着いて堅調であると評価ができると思います。
市長の言うように「市債は借金ではない」と言うことはできませんが、超低金利の現在、どこまで緊縮予算で行くかどうかが議論が必要なところかもしれません。今借金をした方が次世代のためになるという考え方もあるからです。アセットマネジメントなどとの関係でも議論する必要がある論点です。また歳出を細かく見れば、義務的経費の増加などは依然として続くので施策の内容を細かく見ていかないと予算全体の評価はできないというのも事実です。
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瀬戸市に新しくできた地域密着型特養「エイジトピア南山口」の開所式に伺いました。海上の森の入り口に当たる場所に近いところです。時間があれば、久し振りに海上の森を訪れたいなあと思いました。
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2015年02月17日
先に審議される補正予算案の概要を紹介します。
一般会計 78億5700万円
特別会計 29億3300万円
公営企業会計 11億6900万円
合 計 119億5900万円
そのうち国の経済対策である地域住民生活党緊急支援のための交付金(地域消費喚起型・生活支援型)を活用してプレミアム付き消費券の発行に15億8700万円、交付金の地方創生先行型を活用して地方人口ビジョン及び地方版総合戦略の策定や航空宇宙産業や中小企業支援策、なごやめし普及促進、学生タウンなごや推進ビジョンの策定など10の施策に1億8700万円を計上。これらの施策を具体的な実施は新年度になってからとなります。
待機児童解消のための保育所整備など子育て支援策に18億400万円、防災・減災対策などに26億400万円(そのうちに東山線全駅への可動式ホーム柵設置に10億7800万円も計上されています)、サイエンスパーク事業用地の取得に9億8700万円、国道302建設の負担金12億8900万円などとなっています。
また補正予算3件とは別に条例改正案や契約の締結などの議案が18件、合計21件が当初予算に関連のない案件として上程されています。
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2015年02月16日
2月議会が開会しました。開会の前に恒例の名古屋フィルハーモニーによるミニコンサートが行われました。ヘンデル、バッハ、ヴィヴァルディ、ハイドンとバロック・古典派の聞きなれた曲が演奏され、アンコール曲のバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」は心に沁みました。
指揮はコンサートマスターの田野倉雅秋さん
続いて河村市長から提案理由説明がありました。時間は45分くらいだったと思います。子どもや若者に対する次世代応援施策、予防医療、災害に強いまち、リニアへの対応などに触れながら予算案の柱を説明しました。全体的に新味はなく、おとなしい説明でした。市長の肝いり的な施策として、名古屋城天守閣木造化、アジア最大級の国際展示場、1000メートルタワー、熱田神宮の盛り上げ、名古屋フィルハーモニーの盛り上げ、子ども応援委員会の6項目を主要な構想「Take5プラス」と命名していると紹介しました。
議場では、名フィル盛り上げるのなら開会前のミニコンサートに「出席しないかんわ」と野次が飛びました。市長は以前から「予算編成権者が無料でコンサートを聞くのは便宜供与にあたりよくない」との理由でコンサートを欠席しているのです。市長はこういうのですが、誰が誰に便宜供与しているのかと不思議に思います。市長が無料で30分のミニコンサートを聞いて予算の内容を左右するというなら話は別ですが、演奏を聞きたくて応募して当選した300名を超える方々も存在する中で市長の理屈が私の中ではストンと気持ちに落ちないのが正直なところです。それはさておき、「Take5プラス」の1000メートルタワーはやはり論外な感じがします。
続いて人事委員会に関する条例案に対して意見が求められ、柏森人事委員会委員長は職員の給与に関する条例案について、「人事委員会勧告の趣旨は、本市職員の給与水準の全体としての引き上げを求めるものであり、国や地方公共団体との均衡も考慮しつつ、勧告どおり民間給与との較差を解消させることが望ましいと考える」「今回の改定内容は、管理職員の給与引き上げを見送るものであり、勧告内容の一部実施となり、勧告の趣旨と異なる」「地方公務員法では、職員の給与は、職務と責任に応ずるものでなければならないと定められており、この職務給の原則に照らしても、本来の給与制度のあり方に悪影響を及ぼすもので、本委員会としては、極めて遺憾であります。」と毅然と意見を述べられました。
人事委員会から「極めて遺憾」という意見が示されるという極めてまれなことが起きました。この意見を聞いて市長は「えらい優しいなあ」と、つまり公務員に優しいなあという意だと思われる発言をしていました。優しいとかそんな問題ではなく、人事委員会はルールに乗って粛々と勧告を出したのだと思います。このやり取りは今の名古屋市政を象徴するようなやり取りでした。
さらに「おまけ」の出来事がありました。市長の提案理由説明が終わり着席すると、鵜飼議長から「市長に確認したいことがある」との発言があり、何事かと注目すると、市長の提案理由説明の中で原稿と異なる部分(保健所となっているところを保育所と発言、1兆722億円のところを1兆772億円と発言)があったので確認を求めたのでした。市長は原稿通りと訂正しましたが、議事録に間違って記録されることを未然に防いだ鵜飼議長の適切な判断が光りました。
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2015年02月15日
千種区の民主党公認県会議員候補者黒田太郎さんの事務所開きが行われました。
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2015年02月14日
シーナ&ザ・ロケッツのシーナさんが今日亡くなったとネットのニュースで知りました。まだ61歳。まだまだ活躍できたのにと思うと、そして彼女の歌声が聞けないと思うと残念な思いがします。彼女の歌声と彼らの曲は本当にカッコいいのです。いま、「YOU MAY DREAM」を聞いてキーを叩いています。
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水俣からわっぱの会に恒例の甘夏みかんが届きました。さっそく新鮮な香りと心地良い酸味を楽しみました。最近は水俣条約で水銀の健康への影響が改めて注目されていますが、水俣の地で無農薬で栽培された甘夏ミカンの存在は、二度と水俣病を生じさせないという水俣の人たちの思いを込めた象徴的存在でもあります。その取り組みに、水俣の地で若い世代の人たちが活動を引き継いでいることに希望が存在しています。みかんをご希望の方はわっぱの会までお問い合わせを。
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「許すな!憲法改悪・市民運動全国交流集会inなごや」に参加し、清水雅彦さん(日体大教授)の「戦争する国への道:ガイドライン改定と戦争放棄」というテーマでの講演と内田雅敏さん(弁護士)の「戦争する国と靖国神社問題」というお話を聞く機会がありました。
内田弁護士の話は考えさせられる内容でした。正しいことと思って反対の主張をするだけでは現実を変えることはできないので、例えば戦死した軍人の遺族を含めた相手の気持ちに届く言葉で訴える方法論を持たなければならないという指摘をされました。そしてそれは問題点を具体的な事実を示しながら行なっていくことが必要だとも言われました。自己満足的に「反対」を言うだけではダメということです。
そして内田さんは過去の運動の中でドイツのヴァイツデッカー大統領からメッセージを受け取ったことがあり、その中で大統領は「過去に目を閉ざす者は現在に盲目になる」という言葉について、「これは西ドイツ国民に対して発した言葉なので、あなたたちは日本の中でしっかり取り組んでほしい」という趣旨のことが書かれていたというエピソードを紹介されていました。
内田弁護士はさらに、55年前に刺殺された社会党の浅沼稲次郎のことを忘れてはいないか、銃撃された本島等長崎市長のことを忘れていないか、忘れているのは過去に目を閉ざしていることになるのだ、と熱く訴えられました。そして彼は同時に浅沼氏を刺した少年にも思いを馳せなければならないとも話されたのです。そこに思いを致すことで特攻隊で命を失った若い命のことを考えることになるのだということなのです。
反戦・平和の運動で何が大切なことなのかということをハッと気づかせていただいたお話でした。
熱く語る内田弁護士
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2015年02月13日
来週16日から2月議会が始まります。予算書など資料は盛りだくさん。本会議の質問も行う予定。ドタバタです。そして今日は何回も雪が舞う寒い一日でもありました。
予算審査に関係する書類の山
朝市役所前に雪が舞う
昼前、車で走っていると雪が舞う
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インターンの学生が本や図書館に興味があるというので鶴舞中央図書館を訪問。私は、昨年の11月に本会議の質問で取り上げた、湧水の状況を見る目的がありました。現場を見るとさくねん見た時よりもある個所は水量が増えていたり、湧水する場所が新たにできていたりしていました。来年度には水質調査などが行われる予定になっています。
相変わらず勢いよく湧き出ています
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2015年02月12日
木祖村の方に作っていただいた大豆を一度機械で選別した後、みん・みんの会のメンバーの手で最終選別中。
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2015年02月11日
事務所で使うゴミ箱やら食器かごやらもろもろをホームセンターで買い出し。温かく気持ちのいい日でした。
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2015年02月10日
名古屋市原爆被害者の会の方々が河村市長に直接会って被害者への援護施策の充実を求めて団体の要望を伝える場に同席しました。昨年11月に団体は名古屋市に要請書を提出市当局と話し合いの場を持ちその場に私も同席しました(他に共産党市議の方も同席)。
なかなか思うように要望は通らないのですが、その際、団体の方から今年は戦後70年の節目だから市長に直接伝えたいというお話がありました。そこで、私が河村市長に打診したところ、会って話を聞くのは「ええヨ」との返事をもらったので今回の直接要請の場を設定させていただくことになりました。
団体の方からは、戦後70年を記念して金山の連絡通路で行う絵画展に名古屋市の特別支援をしてほしい、横浜市のように援護者助成を実現してほしい、また被爆者が描いた絵の展示に協力してほしい、団体が行う絵画展の開会式に来てほしいなどの要望が出されました。15分という短い時間しかなかなく、団体の方には申し訳なかったのですが、堀会長は溢れる思いを市長に伝えました。市長は「よう考えさせてもらいますわ」ということで、具体的なよい回答が出されたわけではないですが、予算に関係のない要望もあったのでまずはやれることがないのか、市長や当局とも調整をして、実現の可能性を追及しなければと思います。
本山市長以来、市長との面談が実現していなかったというのには様々な理由があったとは思いますが、会長の年齢も87歳になるなど、団体のみなさんの高齢化はすすんでいます。今年は戦後70年ということもあるので、直接会う機会を設定できたのは素直に良かったと思います。戦後はまだ終わっていないということを感じた日となりました。
市長に溢れる思いを直接伝えられました
今日のことで取材を受けました
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2015年02月09日
私は現在愛知県後期高齢者医療広域連合議会議員をしています。今日、愛知県後期高齢者医療広域連合議会が開催され、来年度予算案の審議が行われ条例改正案4議案、一般会計と特別会計の補正予算、来年度予算を原案通り可決しました。予算規模は、一般会計が98億3400万円(前年比+4.36%)、保険給付に関係する特別会計が約7509億円(前年比+5.07%)です。また、保険料軽減特例の継続を求める意見書を賛成多数で採択しました。私も提案者の一人となりました。
<後期高齢者の保険料軽減特例の継続を求める意見書>
後期高齢者の保険料軽減特例は、制度の円滑な運営を図る観点から政令本則に規定された軽減に加えて導入され、平成20年度以降国の予算措置により継続されているものでありますが、7年を経過し制度として既に定着しており、愛知県後期高齢者医療広域連合の平成27年度予算では、被保険者数82万3千人のうち約半数の39万6千人が特例の対象者となっています。
国においては、平成27年1月13日に開催された社会保障制度改革推進本部において医療保険制度改革骨子が決定され、「後期高齢者の保険料軽減特例(予算措置)の見直し」が盛り込まれたところです。その中で、保険料軽減特例については「段階的に縮小」し、「平成29年度から原則的に本則に戻す」ことが示されました。
今回の保険料軽減特例の見直しは、低所得者における保険料負担の大幅な増加につながるものであり、年金の段階的引下げや生活必需品の値上がりなどにより、後期高齢者を取り巻く環境が極めて厳しい状況であることを考え合わせると、安心して医療を受けていただくためには保険料軽減特例を継続することが必要であります。
そのため、国においては、後期高齢者の保険料軽減特例の見直しを行わず、国による財源確保のうえ、恒久的な制度とするよう求めます。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成27年2月9日
愛知県後期高齢者医療広域連合議会
提出先
内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣 宛て
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とにかく寒さが厳しい朝でした。朝の街頭活動でも手が凍えました。
氷が張りました
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2015年02月08日
連合愛知政策推進議員懇談会の総会が行われました。総会後、講演が二つありました。一つは、労働者保護ルール改悪の動向と連合の主張を解説するもので、講師は連合労働局長の新谷信幸さん。いわゆるホワイトカラー・エグゼンプションと労働者派遣法改悪についての問題点が指摘されました。やはり最終的には、同一労働同一賃金の確立とパートや非正規労働であっても保険や年金に加入できるセーフティネットの構築が不可欠です。まずは今国会での改悪を阻止するために民主党は議論の先頭に立ってほしいです。
次に岡田克也民主党代表が民主党再生について話され、その後意見交換が行われました。岡田代表は、共生社会、多様性のある社会を目ざすのが民主党の立ち位置だと話され、国会論戦では、まずプライマリーバランスなど財政の視点からしっかり議論していきたいとのことでした。つまり安倍政権のばら撒きを批判するということだと思います。そして党改革は地方と女性の視点を重視したいとのことでした。
いずれも考え方としては異論はありませんが、あまりにも抽象的だと感じました。まだ代表になってから間がないので仕方がないとは思いますが、早急に国民に対してもう少し具体的な内容を伴ったわかりやすいメッセージを発していく必要があると思います。国民はずっと待ってはくれないと思います。岡田代表は党再生のために現場に行き、しっかり声を聞いていく必要があると話され、今日も県内の障害者施設を視察してきたと言われました。
しかし現場視察は自民党議員も同様に行います。特に民主党の幹部議員の方々が現場を見るというのなら、現場を見るための民主党としての視点、方向性が必要でないかと岡田代表に問いかけてみました。代表は、まだ議論が始まったばかりだとの答えでした。代表が多くの地方議員の前で質疑に応じるというの岡田代表の意気込みを感じ好感は持てるのですが、ゆっくりしている時間はないのです。
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古川元久議員新春の集いで乾杯の音頭を取らせていただきました。
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2015年02月07日
今日はあちこちの集まりやイベントに伺う忙しい一日でした。
古川元久議員新春の集い
内閣府主催の「障害を理由とする差別の解消に向けた地域フォーラム」では旧知の尾上浩二さん(内閣府政策企画調査官)が東京からパネリストの一人として参加されていたのでごあいさつ。
名古屋市美術館でランス美術館ダヴィッド・リオ館長の特別講演会。満員です。
「旧正月」を祝う会で獅子に頭を噛んでもらう。これで無病息災です。
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今日は「まことの仲間たち」の事務所開きを行いました。天気も良く気持ちの良い事務所開きを行うことができました。古川元久衆議院議員、千種区で県会に挑戦する黒田太郎さんに激励のご挨拶をいただきました。また、以前から親交のある瀬戸市の臼井淳議員からも応援メッセージをいただきました。多くの方に支えられていることに感謝です!!
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2015年02月06日
フランス・ランス市美術館のダヴィッド・リオ館長が名古屋を訪れました。明日には名古屋市美術館で藤田嗣治に関する講演会が行われます。今日は、今までランス市を訪問した議会関係者と河村市長と一緒に昼食をしながら懇談しました。来年春に行われる予定の藤田嗣治展が楽しみです。
昼食後みんなで記念撮影
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2015年02月05日
今日、市議会でフェアトレードタウンについての勉強会がありした。お話しいただいたのはフェアトレード名古屋ネットワーク代表の原田さとみさん。少し遅れて会場に行ったのでお話の途中でしたが、フェアトレードとは何か、フェアトレードタウンの取り組みについて説明を伺いました。原田さんたちは名古屋市をフェアトレードタウンにしようと活動されています。
フェアトレードタウンと認められるには次の6つの項目がクリアされる必要があります。
<フェアトレード・タウンになるための6つの基準>
@フェアトレードタウン運動の推進団体が発足している。
A地元でフェアトレードの認知度が高まっている。
B地元の企業や団体・学校・市民組織がフェアトレードに賛同している。
C地域の経済や社会の活力が増し、絆が強まるよう、地産地消やまちづくり、地域活動、障がい者支援などのコミュニティ活動と連携している。
Dフェアトレード産品が買える地域の店(商業施設)が増えている。
E地元議会による決議と首長による意思表明が行われている。
地元議会の決議が必要であるということもあり、今日の説明会が企画されました。フェアトレードという考え方は重要なので名古屋市議会でも前向きの議論ができればいいと思います。
フェアトレードについては以前から様々な団体が取り組んでいます。わっぱの会でも30年ほど前でしょうか、アジアの障害者が作った製品の販売を行っていたことがありました(。これは日本とアジアの所得水準の差や物価差(円の強さ)を利用した支援活動でした。これもいま言われているフェアトレードだったのかもしれません。わっぱの会は現在でもフェアトレードには関わっており、すずらん店はフェアトレードマップにも載っていてチョコやコーヒーを取り扱っているし、そのチョコを使ったクッキーも製造しています。私も木曽川の上下流交流で商品とお金を回す取り組みに関わっていますが、これも流域フェアトレードだと思っています。
フェアトレードの考え方は、発展途上国の不当に安かったり、過酷であったりする労働により先進国が安い商品を得る、いわゆる南北問題の構造を問うています。開発途上国と先進国の生活するための所得水準の差をどう考えるのか、何が不当で、何が過酷なのかを考えなければなりません。一筋縄でいかない部分もありますが、フェアトレード(公正貿易)という意識を持てば、何が公正なのかという、極めて現代的な課題を考えることになるのです。
説明される原田さとみさん
フェアトレードのコーヒーとチョコをいただきながら
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2015年02月04日
昨日も少し触れたのですが、枯葉剤が大量に使用された大豆の輸入が始まりそうなので、その問題点を考える集会を4月12日に下記のように開催します。多くの方に参加していただきたいです。
講演会「恐怖のGM(遺伝子組換え)作物が日本にやってくる! 枯葉剤まみれのダイズが食卓に?!」
日 時:2015年4月12日(日)
13:30〜16:20(13:00 開場)
会 場:鯱(こ)城(じょう)ホール 伏見ライフプラザ5階
(地下鉄『伏見』E出口 南へ7分)
資料代:500円(予約不要)
託 児:700円(要予約) 〆切3/31(火)
<プログラム>
13:30 開会
13:35〜14:55 講演@
印鑰(いんやく)智哉さん
(オルタートレードジャパン政策室)
『GM栽培国に広がる健康被害、さらに枯葉剤!』
14:55〜15:00 休憩
15:00〜15:50 講演A
河田昌東さん(遺伝子組換え情報室)
『枯葉剤GM作物の輸入間近!どうなる?日本』
16:50〜16:10 質疑応答
16:10〜16:20 GMナタネ抜取り隊への呼びかけ
16:20 閉会
<主 催> 遺伝子組換え食品を考える中部の会
<事務局> 食と環境の未来ネット
<電 話> 052-937-4817(平日10:30〜17:00)
<H P> http://www.kit.hi-ho.ne.jp/sa-to/index.htm
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まことの仲間たちの事務所開きに向けてミニ引っ越しをしました。今の事務所から東へ20mもないところです。昨日から始まった議員インターンの学生にも掃除やら片付けなど大活躍してもらいました。来週から事務所機能を少しずつ動かそうと予定しています。多くの人に顔を出してもらえるような事務所にしたいと思っています。
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2015年02月03日
今日は節分。恵方巻きもどきで縁起を担ぎました。また豆も食べました。
先日、今後枯葉剤にまみれた大豆が輸入される恐れがあるという話を知りました。投票日である4月12日に遺伝子組み換え食品を考える中部の会で、その問題を考える集会が開催します。そんなことを考えながら豆を噛み締めました。
ビフォー
アフター
福は胃の中へ
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2015年02月02日
NPO法人ドット・ジェーピーという団体が実施している学生の議員インターンシップが今日から始まりました。さっそく委員会での請願審査を傍聴してもらいました。今日議題となった請願の内容は、介護保険に関すること、年金に関すること、看護職確保に関することでした。
年金に関してマクロ経済スライドが議論されました。日本の年金の仕組みは、現役世代が現在の年金受給者を支える仕組み、世代間負担をするいわゆる賦課方式、スウェーデンなどで行われている積み立て方式とは異なります。もちろん双方一長一短ありますが、本来であれば少子高齢化が予測できた80年代初頭に仕組みの転換に向けた準備が必要でした。そのためにはスウェーデンのように国民全体での、つまり与野党含めた合意を得られる枠組みの変更の判断が必要でした。しかしそれもかなわず現在に至り、年金加入者の減少、高齢化の進展=寿命の延びなどの状況により、将来の受給者の受け取る年金を少しでも安定的にさせようとマクロ経済スライドに移行することが法律上定められました。
今の年金システムを前提にして将来の世代のことを考えるならば現在の世代の年金を抑制していくというのはやむを得ない部分があると思います。しかし、ここに至ったのは政治に大きな原因があるのも事実です。若い学生インターンにとって、今日の議論が自分たちとは無関係ではないことを理解してもらえればと思いつつ、今日の議論の解説をインターン生にしたのでした。
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2015年02月01日
真っ青な空、そして強く冷たい風。冬らしい日でした。そんなことを感じることができるのも生きているから。そんなことを思わずにはいられない日になりました。
イスラム国に拘束されていた後藤さんが殺害され、今回の事態の中で日本人2名の方が殺害されてしまいました。本当に悲しい事実です。このような形で命が奪われることに憤りも感じます。さらにその画像がネットに流されているということを想像するだけで気持ちが悪くなります。巷には「テロとの闘い」というフレーズが溢れています。しかしそんな勇ましい気分には到底なれません。私にとってはそんな勇ましい気分よりも、考えると気持ちがしぼんでしまう気分なのが正直な感覚です。
イスラム国にはイスラム国の論理による「大義」があり、それに「テロとの戦い」という大義が対置されるのであれば衝突以外ありません。1000年単位、100年単位の歴史観で考えてみると、様々な価値観が生成し消滅してきました。力関係も様々変わりました。しかし「命を大切にする」という価値観は共通して存在すると信じたいのです。その価値観こそ多様性の源泉のはずです。だからこそ、この2名だけではなく、虐殺された多くの人のことを想像する必要があるのだと思います。
世界の中には絶望が広がっています。しかしそんな中で生きていくために、希望を持ちたいし、希望を創り出していかないとやっていけません。そのことはひとり一人に問われているし、当然政治家には厳しく問われていることなのです。
夕方、東の月と西の淡い夕焼けを見ながらそんなことを思わずにいられない真っ青な空、そして強く冷たい風の吹く一日でした。
青空に映えるテレビ塔
月は東に
日は西に
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大村知事当選。投票率34.93%と予想通り低い投票率でした。「人が輝く愛知」という中で、本当の意味でのインクルージョンな施策をすすめていただきたいと思います。
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2015年01月31日
「社会的不利を断ち切る社会的企業の実践 東アジアの取り組みから学ぶ」というシンポジウムにわっぱの会の実践の報告を行う報告者として参加しました。このシンポジウムは、名古屋経済大学や大阪市立大学都市研究プラザ名古屋プラザなどが共催する企画でした。
台湾の報告者や日本の参加者で午前中は春日井市のセントラルキッチンかすがいという障害者の働く給食製造施設を視察しました。午後にはシンポジウムが行われ、ジョン・ホンギュさん(大阪市立大学教員)が進行されました。水野有香さん(名古屋経済大学教員)が「生活困窮者の自立支援に取り組む社会的企業」と題して台湾、韓国、日本の制度や状況の違いなどについて話された後各国の報告がありました。
台湾光原社会企業の王鵬超さんは、山間部に住む原住民が生産した農産物を台北に開設したカフェなどで利用するなどの取り組みをすすめることで、山間部の課題解決を都市原住民の課題解決につなげている実践が報告されました。さらに体験型観光の開発や若者の人材育成など幅広く活動していることも報告されました。
韓国ミンダルペンイ(なめくじ)住宅協同組合代表のクォン・ジウンさんは、いま韓国で家賃が高騰し、若者がワンルーム住宅さえ確保できないような深刻な問題が生じていることを解決しようと、住宅協同組合を設立して出資金を積み立てながら若者が共同で住むことのできる住宅を確保している取組が報告されました。
そして私がわっぱの会の実践の報告を行いました。台湾の報告では、補助金に頼らない運営や人材育成(特に英語教育)に力を注いでいることが印象にのことりました。また、韓国の取り組みは、大学生などの若い人たちの切実な課題を若い人たちが中心になって出資を募り、さらには最近では行政からの補助も得て住宅確保の取り組みが広がってきているとの報告は若さの勢いを感じうらやましくもありました。それぞれの報告を聞いて、改めて東アジアで連帯して取り組めることがあるのではないかという思いを強くしました。
セントラルキッチンかすがいの見学
シンポの様子
光源社会今日の製品、阿里山の有機のお茶。
飲むの楽しみです。
なめくじ住宅協同組合の宣伝グッズ。
カード、バッジ、石けん、紅茶。デザインのセンスいいです。
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2015年01月30日
選挙に向けて宣伝物をいろいろ作成しなければなりません。今日は午後ずっとその作業をしていました。段取りやら何かで頭が混乱気味です。いろんなものに使う写真を新しくしました。ありのままの「さいとうまこと」の雰囲気が伝わればいいと思っているのですが、、、。
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2015年01月29日
今日の中日新聞の社説で障害年金の支給が地域によってバラつきがある不公平について述べられていました。知人から、これはどういうことなのか、意見を聞いたいと電話がかかってきました。さっそく社説を読み返事の電話をしました。社説の指摘は、障害基礎年金の審査の仕組みに問題があるということです。不支給の割合が最高の大分の24.4%と最低の栃木の4%の間には6倍の不自然な開きがあるということです。ちなみに愛知県は12.9%。全国平均が12.5%なので平均並みという結果です。
申請者の3分の2を占める知的・精神障害者の「日常生活能力の程度」の判定のバラつきが決定のバラつきを生んでいる大きな原因の一つであるということが厚労省の調査で明らかになったというのです。もし財政ひっ迫が不支給割合の増加と関係しているとすれば大問題であることは社説も指摘しています。私もそう思います。この問題の背景には、「障害」の認定をどのように行うのかという根本的な問題が存在していると思います。
この間、内閣府の障害者制度改革推進会議の中の議論で、ほとんどの障害者団体は今の判断基準が「医療モデル」に偏っている、「社会モデル」に転換していくべきだと主張しています。簡単に言えば、対象となる人が、その「障害」といわれる現象によってどの程度社会生活を送ることに不自由な状態になっているかという問題です。私は両足を動かすことが全くできませんが、車の運転はできます。そのような側面を考慮することが必要だということです。医療モデルは障害者手帳の存在と密接な関係にあります。今日の社説で指摘されることは、まさにこのような「障害の判定」にまつわる根本的な問題が表面化している事態だともいえるのです。
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2015年01月28日
昨日、厚労省より「認知症施策推進総合戦略〜認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて〜(新オレンジプラン)」が取りまとめられ公表されました。それによると、高齢者の約4人に1人が認知症の人またはその予備群とされ、2012(平成24)年462万人(約7人に1人)が認知症だったのが、2025(平成37)年には約700万人(約5人に1人)が認知症になるという新たな見通しが示されました。
この新オレンジプランの方針の7つの柱が
@認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進
A認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護等の提供
B若年性認知症施策の強化
C認知症の人の介護者への支援
D認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進
E認知症の予防法、診断法、治療法、リハビリテーションモデル、介護モデル等の研究開発及びその成果の普及の推進
F認知症の人やその家族の視点の重視
となっています。
そして、今後の方向性を6点にまとめています。そのうち3点を紹介すると、
○ 認知症高齢者等にやさしい地域の実現には、国を挙げた取組みが必要。
⇒ 関係省庁の連携はもとより、行政だけでなく民間セクターや地域住民自らなど、様々な主体がそれぞれの役割を果たしていくことが求められる。
○ 認知症への対応に当たっては、常に一歩先んじて何らかの手を打つという意識を、社会全体で共有していかなければならない。
○ 認知症高齢者等にやさしい地域は、決して認知症の人だけにやさしい地域ではない。
⇒ コミュニティーの繋がりこそがその基盤。認知症高齢者等にやさしい地域づくりを通じ地域を再生するという視点も重要。
文面だけを見るとどれも重要な視点だと思いますが、例えば、「地域住民自ら」とか「様々な主体がそれぞれの役割を果たす」という部分は、主体的な取り組みが必要だという点では同意できますが、もし、これが国からは金は出さないというサインであれば同意はできません。
必要なことは、主体的に取り組んでいけるような形にしていくための仕掛けが必要で、それはボランティアでは成立せず(もちろんボランティアも一緒になって取り組むことが必要ですが)しっかり現場で働ける人を創り出していくために何らかのお金の投入は必要です。例えば、現場に関わる人に資格ばかりを求めることをやめ、実際に活動できる人、ヤル気のある人がもっと自由に現場で活躍できるような規制緩和が必要です。こういった仕組み・仕掛けを回していくのにいきなり民間資金だけというわけにはいかないので、税金を投入しながら徐々に民間資金などの比率を高める方法論を考え出すことは必要です。ただ税金投入は必要ないという事態はそう簡単には想定できません。税金だけではない仕組みを実現させるためには社会全体でお金のまわし方に対する合意形成が必要になるのも事実なので、道のりは簡単ではありません。ただ、行政からの補助金がないとやれないという発想からの脱却は私も含めたひとり一人に課せられた課題でもあります。
「障害ある人が生きやすい社会は誰もが生きやすい社会になる」という私が常に主張していることと同じフレーズが新オレンジプランのまとめの中に示されています。「認知症高齢者等にやさしい地域は、決して認知症の人だけにやさしい地域ではない。」というものです。この、いい意味でのボーダーレス化をどう運動として社会に提起できるのか問われています。それは、子どもも高齢者も障害者も一緒にサービスを受けるという、いわゆる「富山方式」という発想ではないと直感しています。
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2015年01月27日
今日の毎日新聞より
毎日新聞に作家の野坂昭如さんの「七転び八起き」という連載があり、今日のテーマは「食の根本どこへ」という文章で、その内容が我が意を得たりというものでした。その一部分を紹介します。
「ファストフードの食品への異物混入が取り沙汰されている。だが安心安全をいうのなら、ハンバーガーなどファストフードに限らずその成分を考える方が大事。本来人間の口へはいらない成分が、何種類入っているのか。」
と指摘し、続いて、野坂さんらしく戦後の闇市での並ぶ屋台について述べます。
「どこから集まるのか、焼きそば、雑炊、ひと通りあった。ほぼ全て、今でいう食品衛生法違反。」
と戦後の食糧難時代の困難さとたくましさを表現しながら、
「当然食べものへの異物混入は良くない。だが、日本人の食に対する潔癖さはもっと別の、食の根本に向けられるべきものだろう。食品添加物によってもたらされる肝障害、意識するしないにかかわらず、体内に取りこんでしまう。化学薬品などもはや身のかわしようがない。」
と現在の異物混入への反応が根本を見失っているのではないかと指摘しています。そして、
「衛生面の行き届いた環境は大事だが、虫のつかない無農薬の野菜を求めることの不自然さ。農薬を減らせば虫はつく。形の整ったもの、甘くて柔らかいもの、これらを追求するあまり、元来、自然界にはない、作物を作ってしまうことの怖さ。こっちの方がずっと問題である。」
と締めくくっています。水道の塩素が危険だからと言って浄水器をつけながら水道水の風呂に入り、湯気を肺から取りこんでいるという矛盾など、おかしなことは身の回りによくあるのだと思います。こういったことを冷静に見極めることが重要だと思います。野坂さんの文章はそんなことを改めて教えてくれました。
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2015年01月26日
水源の里を守ろう 木曽川流域みん・みんの会の取り組みが大きく新聞に載りました。大きい扱いでちょっとビックリ。木曽の若い人のアイデアがどんな形になるのか楽しみです。
今日の中日新聞市民版
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2015年01月25日
いま名古屋市博物館で「感じる縄文時代」展が開催されています(2月8日まで)。さっと見てきました。縄文の土器や土偶はやはり面白いと思いました。また縄文の打製石器の材料として「下呂石」というものがあることを知りました。下呂市にある湯ヶ峰全体が溶岩が溶けてできていて、山の一部が崩れてできた石が下呂石というそうで、飛騨川や木曽川の下流に流れ着いて、それを縄文人が河原で拾って打製石器の原料にしたということが説明されていました。縄文の時代の上流と下流の関係を感じることができ、新たに視野が広がりました。そして青森の三内丸山遺跡を見に行きたいという気持ちが湧いてきました。
下呂石です
下流地域では美濃加茂や岩倉で
発見されている
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わっぱの会のメンバーのテレビが壊れ買いに行くことになりました。買ったところで福引があり、8回くじを回しました。一緒に行ったメンバーが回したところ、なんと!一等米5キロが大当たり!!運を使い果たしのではないといいねと言いつつ店を後にしました。
大当たりの米とはずれのうまか棒
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木曽で「氷雪の灯祭り」(ひまつり)が昨日から始まりました。木曽路宿場町や各町村の主な場所で手作りの氷のキャンドルや雪像などを使って町並みを飾るイベントで今年で8回目になります。私はまだ見に行ったことがないのですが、ぜひ行きたいイベントの一つです。地区ごとに開催日が異なり、1月24日から2月14日まで開催されます。天候によって開催に影響が出ることもあると思いますがぜひ訪れてください。またフォトコンテストの行われているようです。
<開催日程>
1月24日(土)17:30〜 大桑村須原 須原本町周辺
大桑村長野 JR大桑駅周辺
大桑村野尻 JR野尻駅周辺
1月31日(土)18:00〜 木祖村薮原 薮原宿全域
1月31日(土)16:00〜 木曽町日義宮ノ越 義仲館周辺
2月 1日(日)18:00〜 塩尻市贄川 贄川宿内
2月 3日(火)18:30〜 塩尻市木曽平沢 木曽平沢地区全域
塩尻市奈良井 奈良井宿全域
2月6日(金)・7日(土)18:00〜
木曽町福島 JR木曽福島駅前、
八沢区、上町区、 本町区、
中島区、上の段区ほか
2月7日(土)17:30〜
(昼の部10:00〜15:00) 木曽町開田高原 西野下栗尾農道付近
2月7日(土)18:00〜 木曽町三岳 三岳交流センター,
道の駅三岳 木曽町黒川 ふるさと体験館 王滝村王滝観光総合事務所 中津川市馬籠馬籠宿内 藤村記念館周辺
2月11日(水)17:30〜 上松町 JR上松駅前 勤労者福祉センター
2月14日(土)17:30〜 南木曽町妻籠 妻籠宿内
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2015年01月24日
わっぱんや知多共働農場の加工製品などの取り扱いなどでわっぱの会がお世話になり、また木曽川流域の上下流交流の物販でもお世話になっている名古屋生活クラブの「生産者×消費者×流通 大交流会2015」があり参加しました。
シンポの様子
私はそのプログラムの中の「社会をどう変えていくのか」という企画の4人の発言者のひとりとして少し発言をしました。発言したのは木曽川流域みん・みんの会の河侮末ア局長と木曽町の小池糀店の唐澤さん、そしてチェルノブイリ救援中部の河田さんです。その後パネルディスカッションとなり、宮城の生産者で福島第一原発に関する放射性廃棄物最終処分場建設反対運動に取り組まれている小関さん、監査法人で農業事業者・個人などに対する企画を提案している稲川さんも加わり話が進みました。
郡山の生産者の方から、福島県知事選の例を出しながら、多くの人が原発はいらないと思っているのになぜその思いが具体的に進まないのか、どうしたらいいのかという問いかけがありました。河田さんはそれは政治の問題が大きいと言われ、私が発言する場面となりました。私は、世論調査をすると再稼働を何らかの形で認める人が3割近くいることに注目をした運動を作るべきだと発言しました。そして河田さんは、具体的なオルタナティブを運動側が示せてこなかったことが運動が敗北してきた原因ではないかと指摘されました。そのことは私も本当に切実に思うことです。その発言を受けて私は、個々人の生活を見直すレベルから、ゆりかごから墓場までというような人の一生に関わるレベルでのことを仕事として連帯・連携できるような具体的な取り組みが必要ではないかと発言させてもらいました。今こそ、大きな話をしっかり議論するのが重要だと改めて思いました。
また、私たちの話の前には「放射能汚染と有機生産者の苦しみという〜東北生産者と共存できる道を探そう〜」という企画があり、生産者の方々のお話を聞くことができました。これが本当に感銘を受ける話がいくつもありました。
有機で米を生産していて玄米で2ベクレル、白米で1ベクレルというレベルでも消費者に受け入れられないことを体験している中で、その米を買ってくれる消費者を会場で具体的に感じる時にエネルギー100倍になって帰ることができる、と発言する生産者の声は本当に熱く、重みのある発言でした。同時にその方は自分の孫に自分のコメを食べさせることに躊躇がないとは言えないと正直に発言をされていたことも人間がそこにいることを感じさせられました。
また、無農薬でリンゴを作る生産者の方が、無農薬での生産は周辺農家の方との関係や農作業にかかる手間が増えることなどがありながらも生産を続けられる理由に、消費者側である名古屋生活クラブの人が毎年袋かけ作業に駆けつけてくれることを挙げていました。最後は気持ちなんだとの発言は心に沁みました。
また40年間無農薬を続けてこられたのは「作る人は食べる人の命を守り、食べる人は作る人の生活を守る」という提携があったからだとの発言も感銘を受けました。食べるだけの人が払わなければならないコストがあるということに気付かされるのです。そしてそれは経済の仕組みの中でお金が回ることの重要性も言い表していました。
他にも多くの素敵な発言を聞くことができ、またいろんな方々と様々なお話をする機会があり、今日の集まりに参加できたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
最後は食事をしながらの大交流会でした
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敬老パスのICカード化の予算化がついに実現しそうな感じです。数日前にテレビのニュースで予算化実現の報道があったそうで、それを見た人やマスコミの方から問い合わせがありました。当然当局は現時点ではその事実についていいともダメとも明らかにしないのですが、市長がある会合でICカード化を匂わせる発言をしたという話もあり、やっと実現に向けて動き出しそうな感触です。民主党市議団でも先日の予算要望の際に予算化を強く求めていた事項でもあります。まずはシステム改修からということですが、IC化してどう活用するかしっかり議論していい仕組みをつくらなければなりません。
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2015年01月23日
今日、食品の安全検査について調べることがあり、検査結果などの説明を受けましたが、その際職員の方から「なごや『よい食』メール」の読者を募集するチラシをいただきました。チラシには、食品中の放射性物質の最新の検査結果、食の安全に関する読み物などが週1回配信されるとのこと。「なごや、食の安全」で検索すると名古屋市の食の安心・安全のホームページにたどり着くのでそこに登録のページがあります。登録の前に、そのページに過去のメルマガが読めるので読んでみました。時々の検査結果が報告されています。その結果がたちまちどうというわけではありませんが、自分の意識を途切れないようにするという意味では有効だと思います。さっそく登録しました。
ただ、このメルマガは、まぐまぐのメールマガジン配信システムを利用しているのでまぐまぐからのメールが届くようにもなるので、その辺の注意事項を読むことも必要です。ただ、そんなメールは山のように来るのであまり気にする必要はないのかもしれませんが、、、、。食の安全に関心のある方はぜひ一度登録してみてはどうでしょうか。
その流れで、名古屋の食の安心・安全のホームページを見ましたが、自主回収、ノロウイルスなどの言葉があちこちに見られます。現在の日本の状況をよく示していると思います。確かに食品に異物混入などが起きるのはよくないのかもしれませんが、農薬を使用した野菜を食する方がもっと体に悪いのではないかと思ってもみます。名古屋市の食品検査機器はそれなりに整っていますが、残留農薬検査をもっと実施しようと思えば検査ができる人の確保はもっと必要になります。
人口減少社会を迎え、第一次産業の人口がますます減少する中で食の安全保障をどうするかは国家戦略上極めて重要です。地産地消というレベルでも、私は木曽川流域が農薬を使わない、きわめて少ない地域になればといつも夢見ています。生産者と消費者が食の安全をどう確保するのか様々なレベルで議論すべきではないでしょうか。そういう議論の先に、食の安全にどれだけ税を投入するのか、公的セクターと民間の役割分担をどうするのかの答えが見えてくるのだと思います。
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2015年01月22日
民主党の新しい代表が岡田克也さんに決まりました。この日記で代表選に言及していなかったので少し書いておきたいと思います。結果的に私は長妻さんに投票しました。長妻さんがリベラルの候補という点については違和感がありましたが、長妻さんを選択した理由は集団的自衛権に明確に反対していたという一点に尽きます。
国会議員による決選投票で岡田さんが勝ったのは国会議員が変動より安定を望んだ結果ではないかと思います。こういう結果が出た以上文句を言っている暇はなく、まず政策を早急に、そしてしっかりと議論してほしいと思います。安全保障政策、エネルギー政策、TPP参加問題、財源問題などの重要課題で方針を明確にした上で社会保障改革などのグランドデザインを制度設計してほしいと思います。そして岡田代表の発信力を高める工夫です。
国会での論戦をはじめ最初の対応が重要です。その内容が4月の統一選に大きく影響します。いい方向を示してくれることを一地方議員は祈るばかりです。
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2015年01月21日
都市活力向上特別委員会で堀川沿いのまちづくりについて現場視察がありました。焼失した鳥久の対岸から納屋橋地区再開発の工事の様子を視察。その後旧加藤商会ビル地下1階にある堀川ギャラリーに移動し、納屋橋地区再開発組合の方から状況の説明を受けました。スーパーのユニーの出店、29階建て347戸の住宅の建設、読売新聞社や名古屋芸大サテライトなどがテナントとして希望が来ているなどの説明を受けました。総事業費は204億円とのこと。再開発のコンセプトに事業性を重視する「身の丈型の再開発の推進」が掲げられています。平成29年の夏には工事が完成する予定です。
続いてレトロ納屋橋まちづくりの会の方から今後のまちづくりの方向性についてお話がありました。フラワーフェスティバルやなやばし夜イチなどのイベントを通して水辺の憩いの場としてにぎわいをつくり出すこと、名古屋城と熱田神宮を結ぶ背骨として観光舟運を活発化することなどの今後の展望を話されました。ただそれには橋梁と水面の高さの問題など課題もあるとのことでした。私も夜イチとかフラワーフェスティバル、ビール祭りなどのイベントに行くことがありますが、やはりまちづくりの会の方も言ってみえましたが悪臭の改善は必要です。
名古屋市は南北の流れが弱いと思います。堀川と本町通りを軸にしたまちづくりをすすめることは重要だと思います。
再開発地区はヒルトンホテルの西側
四季桜?が咲いています
洗剤の泡ではありません パイプから
水質改善のため酸素を溶け込ませています
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2015年01月20日
名古屋市文化振興事業団が毎年企画している「ファン・デ・ナゴヤ美術展」が1月25日まで開催されています。今年は「NO ART! NO LIFE! 私達はアーティストとして生きる!」というテーマです。今年の作品は、全体的にスマートな作品が多いという印象です。というか、偉そうな言い方を許してもらえるならば、完成度が高い作品という印象です。別ない方をすれば、ハチャメチャな感じはあまりないという印象でもあります。作品はどれも面白いものでした。
たまたま中谷ゆうこさんという作家の方がみえてお話を少しだけしました。「空間の境界と連続性」というものを意識されているとのことでした(私の記憶による理解では)。日常の中にあふれるクリップをつなげていく行為が作品の一部になるということで私もクリップを一つ繋げてきました。日常と作品の境界、作品と作品の境界、ヒトとモノの境界など想像が広がる作品でした。
中谷ゆうこさんの作品
クリップをつなげました
クリップの塊がにじんで見えることを
発見したのが大収穫!
また、布の中をすり抜けていくという大きなインスタレーションの作品も面白いものでした。車いすの私が行くと受付の人が少し戸惑い、ちょっと待ってくださいの一言。すると作家の方が中から出てみえて、狭いところを行くのですが大丈夫でしょうか?と聞かれたので、行かなきゃ意味ないでしょ!と言って中に入っていきました。
とにかく大きな布が左右にあるので足元しか見えないような状態で布をかき分けていきます。すると映像が布に写されるところがあったり、映像が映っているモニターが配置されているところがあったりするところをみながら出口にたどり着くというものです。私は非常にいい作品だと思いました。作品は、大島歩、朝倉芽生、舩戸彩子という3人の方が制作されたそうです。出口で作家の方と少しお話をしました。全体の構造が分からないように意図しているとのこと。いいと思いました。
空間の中に描かれている映像は3人の作家それぞれが選んだ映像だと言ってみえましたが、貨幣、水の流れ、日の丸が映されていました。特に深い意味はないと作家の方は言われていましたが、これらの映像が提示されていること、そして全体構造がよくわからないということ、私は勝手に深読みしてひとり悦に入っているのでした。確かに布が車いすの前輪に絡まってしまうようなことがありましたが大したことはありません。多くの人が体験されてみてはどうかと思いました。
作品の入り口
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2015年01月19日
2015年、民主党県連のパーティーが開かれました。統一選に向けて気勢を上げました。
群羊を駆りて猛虎を攻む
県連大塚代表のあいさつ
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2015年01月18日
財政局が企画した市民シンポジウム「これからの公共施設を考える」を聞きに行きました。冒頭の市長のあいさつは、市債は市という組織にとっては借金だが市民にとっては財産、といういつもの話でした。借金に対するきわめてハードルの低い発言です。今日のシンポジウムはお金がないから施設の維持をどうするかという内容と全く論点がずれたままシンポジウムが始まるというのは、今の市役所の状態をリアルに反映しています。
基調講演は東洋大学客員教授の南学さん。講演テーマは、『「拡充」から「縮充」への創意工夫』というもので、量的には縮んで機能的には充実させる視点をどう取り入れるかという話でした。自然に縮充しないので民間の創意工夫が必要で、施設という箱の論理から機能の論理への発想転換が必要だということで、台湾の無人図書館の例や山形県西川町での学校統合と図書館設置の例などを紹介されました。また行政財産の縦割り構造が問題でもあると指摘されました。
シンポジウムの様子
シンポジウムは恒川和久さん(名大准教授)は名古屋市は1区1館、各学区にコミセンという「公平性」で整備してきたがもう少し地域の状況に対応した方法があったのではと指摘された。一方原田さとみさん(フェアトレード名古屋ネット代表)は子育て時に図書館をよく利用した経験から、利用者が少ないというような数字だけで判断するのではなく、利用の質を考慮した議論が必要ではないかと提起されました。この論点は重要です。全体的に学校や図書館に関連することが議論の材料になりました。少子化だから空き教室が出るので民間活用や福祉分野での利用という典型的な話です。また民間、地域の人の協力という話も簡単にされているような気がしました。実際はそんな簡単な話ではないことが議論の俎上にならないといけません。
またお決まりの教育委員会は別の論理があるからという、明確に批判してはいませんが、暗に教育委員会批判を匂わす発言もありました。こんな話を繰り返すのでは前向きの議論はいつまでたってもできません。シンポジストの人が学校の周辺の見守り活動をするのではない(多分)ので議論が上滑りです。実際に必要なのは役所が考えていることを整理して市民に説明し、地域の人の思いをうまく引き出すコーディネーターが必要だと私は思っています。そこで丁寧な議論をすることでしか総論賛成各論反対を乗り越えることができないと思います。そしてその役割はボランティアではなく仕事として行われる必要があると思います。
その役割はアセットだけではなくこれからの市の施策展開において必要な役割だと思っています。まずはそのような人材を全庁的にどう創り出し、確保していくのかが問われているように思います。その意味で市の職員の説明能力、プレゼン能力を磨かなければいけないと思います。そのためのトレーニングが必要なのかもしれません。今日の田宮副市長のアセットマネジメントの取り組みについての説明は原稿を読んでいるという感じで、事前に知識のない市民を説得するにはいま一つの感じでした。
そして南さんが田舎の具体的な事例を紹介しながら「このよう事例は名古屋市では難しいかもしれないが」という発言をしていましたが、実は、なぜ名古屋市では難しいのかを具体的に分析し明らかにすることによって名古屋市では何ができるのか、何が必要なのかが分かってくるのではないかと思うので、なぜ難しいのかの話を聞きたかったです。各地での成功事例をまねるのではなく、成功事例をしっかり分析した内容を名古屋市の施策に生かすという作業をまず取り掛かってみてはどうかと今日のシンポに参加して思いました。もちろんそれは政治家の大きな役割だとも思います。
中区役所ホールの緞帳の図柄を
初めて意識したような気がします
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豊川にある桜ヶ丘ミュージアムが昨日リニューアルオープンし、そのオープン企画として「豊穣なるもの 現代美術in豊川」が2月22日まで開催されています。この企画を見に行けるのは今日くらいだと思い慌ただしい感じでしたが行ってきました。
展示は映像、写真、絵画、彫刻、インスタレーションなど現代美術の方法論が様々展示されていて、リニューアルオープンにふさわしい華やかさと作家の勢いを感じる作品群でした。もっとゆっくり見たかったのですが寝坊をしたこともあり時間に余裕がなくゆっくり見ることができなかったのが残念でした。また、別の会場でも展示が行われているのですがそちらは行けずじまいでそれも残念でした。ただ知人にも会い、学芸員の方も紹介してもらい収穫のある訪問でした。
鑑賞をしていた高齢の男性が、何とはなしに私にか話しかけてきて、「作品について、どういう内容なのか説明員みたいな人が説明してくれるといいのになあ」と私に同意を求めてきました。今回の展覧会ではどうなっているのかはわかりませんが、一般的に言って、よく行われるスタッフによる作品説明などはたまにしか行われないので、そのタイミングに出会うことも簡単ではありません。現代美術などの場合は、作家によるテキストがあってもいいのかなとよく思います。作家と来館者と美術館の関係をどう構築するのか、その方法論は重要な問題です。
さてリニューアルですが、入口から入ると左側にすぐに空間が広がり以前に比べ広くなったことがすぐに分かります。ガラス張りで外から光が入り、そこから外にも出ていけます。入った時の印象が大きく変わりました。職員の方から資料をいただき見たところ、改修の総事業費は6億8900万円で、展示室が4部屋(399u)から6部屋(554u)に、収蔵庫が199.5uから306uに拡大されたそうです。
空間が広くなりました
外からの光で中が明るいです
ドアを開けるスペースが必要
ただ入口に車いす使用者用の駐車スペースがありましたがドアを開ける部分のスペースが確保されていません。その点について、せっかくリニューアルしたのでタイミングを見て手直ししてはどうかと提案させてもらいました。するとさっそく館長さんからできるだけ早めに対応したいとメールをいただきました。このような対応をされたらリピートしないわけにいきません、ほんとに!
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2015年01月17日
阪神淡路大震災から20年。もう20年経ったのかという思いがする半面、だいぶん前になるなあという思いも同時に交錯します。被災地障害者センターを中心で切り盛りしていた大賀重太郎さんは2012年に亡くなられたことを考えるとずいぶん時が経ったとの思いもします。被災され、親しい方を亡くされた方にとってはまた違った時の経過があることと思います。
私は震災からひと月後の2月(だったと思う)、集めたカンパを持って神戸市の被災地障害者センターと西宮のすばる福祉会に行きました。被災地障害者センターでは避難先が不明の障害者の確認作業を手伝い、避難所を3カ所ほど回り訪ね歩きました。結局誰の安否を確認できなかったのでした。2階にある避難所へは負ぶってもらって上がり安否確認の手伝いをしたのを思い出します。2階の避難所は大変だというのはその時よくわかりました。1階の体育館が避難所のところには車いすトイレがありましたが下水が詰まりトイレットペーパーが溢れていた光景がいまでも記憶に残っています。
歩道は大きくうねりデコボコで人に車いすを押してもらわなければ移動すら簡単にはできませんでした。大災害は日常には簡単にできる些細なことでもできなくなるということをしっかり想像しておかないといけないという教訓を得た貴重な被災地神戸訪問でした。
今日の夜コンビニで買い物をして東の空を見ると木星が大きく輝いていたのがなぜか目に入りました。
スマホの写真では木星写りません!
中央に小さな点が木星なのですが、、、
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夜、大村ひであき候補の個人演説会が千種区のメルパルクで開催されました。
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久屋広場で集会です
集団的自衛権に異議アリ!
愛知県弁護士会主催の集団的自衛権行使反対愛知大集会&パレード(最近はなぜかデモと言わない)があり参加してきました。寒い風が吹く中1000人強(私の見たところ)の方が参加していました。集団的自衛権に異議あり、憲法違反ダメダメなどのスローガンを言いながら栄をひと回りしました。
今年は安全保障関連の法律案が多数提出されそうです。国会の議論をしっかり注視して、必要な時には声を上げ、政権の暴走を止めるための取り組みをせねばなりません。
以下に集会宣言を載せておきます。
集会宣言
日本国憲法は、人権保障を中心的原理とする立憲主義の憲法です。そして、戦争が最大の人権侵害をもたらすものであることから、前文及び9条を中心に戦争放棄・戦力不保持という恒久平和主義を定めています。日本政府は、これまで一貫して、この日本国憲法の下では、日本が直接武力攻撃されていない場合に武力を行使する集団的自衛権は認められない、としてきました。これは日本国憲法発布後、憲法の条項の中でもっとも議論がたたかわされ、政府及び国会の憲法解釈が積み重ねられた結果、確立した揺らぎない憲法解釈です。しかし、2014年7月1日、安倍内閣は、日本が直接武力攻撃されていない場合であっても武力を行使することができる、という集団的自衛権行使容認の閣議決定を行いました。
この安倍内閣による閣議決定は、まず、日本国憲法の恒久平和主義に反するものです。閣議決定では、集団的自衛権を行使できる場面を限定しているかのようにうたわれていますが、実際には、時の政府の判断で日本として他国へ武力を行使できるおそれが極めて大きい内容です。実質的には、日本から他国への先制攻撃を行うことになりかねません。これは、戦争を放棄し、戦力を保持せず、武力行使以外の方策によって紛争解決を図るべきとした日本国憲法の恒久平和主義に大きく反します。
のみならず、この閣議決定は、立憲主義を否定するものです。そもそも、憲法とは権力を制限する規範であり、すべての人が個人として尊重されるために最高法規として国家権力を制限するものです。この立憲主義の立場に立つ日本国憲法について、時の政府が、意法改正手続きを経ることなく閣議決定によって確立した意法解釈を変更しようとすることは、立憲主義を破壊するにひとしい歴史的暴挙です。
今、私たちは、平和主義の危機、立憲主義の危機に直面しています。
本日、ここに平和と自由を愛する多数の市民が集いました。私たちは、平和と自由を愛する者として、次の世代、その次の世代にも、日本国憲法とともに、平和で自由な日本を手渡してゆくことを決意し、そのために今後もともに行動してゆくことを、ここに宣言します。
主催愛知県弁護士会
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2015年01月16日
今日大阪通天閣の幸運の神様ビリケンのストラップをいただきました。足の裏を撫でると利益があると言われているビリケンさん。良い運が巡ってくるようにさっそくスマホに装着です。
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左側は市長、副市長、総務局長、財政局長
今日民主党市議団として来年度予算について市長に最後の要望を行いました。民主党市議団が行なった来年度重点要望の中で財政局案に計上されていない事項を中心に要望を行いました。その内容を列記すると、
・学校用地の取得 8億7400万円
・森川邸田舎家の再現整備 1億円
・児童虐待防止推進員の支所への増員 800万円
・敬老パスIC化にかかる経費と敬老パスあり方検討 2億2200万円
・救急隊増隊のための有松出張所の整備 700万円
・中央卸売市場の整備 8億5000万円
・名古屋駅周辺地下公共空間整備 1億3600万円
・中規模事業所向け省エネ設備導入補助 7000万円
児童虐待防止推進員について、児童虐待は重要課題だと言いつつも防止推進員の中身についてよくわかっていないようでした。ICカード化のことについては依然として端末機器のコスト問題がネックであるとの主張を繰り返し考えに進展はないようでした。市場のあり方については根本的に見直さないといけないとの見解を示しました。市の職員がたくさん市場に行っているということに関心の重点があるような印象を受けました。しかし市長の言うようにこれから市場をどうしていくのかしっかり議論することは重要な課題です。
その他に個別の意見として以下のような意見が出されました。
・名古屋市職員人件費人勧実施のこと
・名古屋市体育館の冷房設備整備のこと
・防災管理局の体制と権限強化のこと
・私学助成維持のこと
・衛生研究所移転に関すること
・生活困窮者施策に関すること
私は生活困窮者施策についてしっかり予算化し、全国の先頭を走るような姿勢を示してほしいと要望しました。
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2015年01月15日
市長が早期の事業着手にこだわる名古屋城天守閣の木造化。今日、名古屋城懇談会と称して昭和34年(1959年)の天守再建時に寄附をした人の家族の方から思いや意見を聞こうという会が開催されました。私としては、バリアフリーを無視した「本物の天守閣」再建にならぬよう動向は把握しておきたいので傍聴しに行きました。
当時寄附をした人は約4万人で、そのうち高額寄附をした人が個人で1400人(5000円以上)、団体で400団体(10万円以上)あり、その1400人の中で連絡先などが把握できた人が130人みえて、その人たちに案内状を送付したら8名の参加の返事があったそうですが、今日は雨だったということもあってか出席された方は2家族4人でした。名古屋城天守閣の歩みが報告されたのち懇談に移りました。
91歳の女性は、木造で昔の通りのものができれば素晴らしい。みんな寄附すると思う。その女性の息子さんは昭和24年生まれで、名古屋城には小学校の時には写生などできていたりして名古屋市民にはなじみ深い。本丸御殿などを見ていにしえの人の思いを少しでも理解しようと思っていて勉強になっている。木造化はぜひ実現してほしい。500億円の資金調達ができれば問題ないと思う。
中村区在住の81歳の男性は親が寄付をしていたといい、木造化できれば名古屋観光の目玉になる。新名所になればそれに越したことはない。立派な再建と共に尾張徳川家を偲ぶものの展示など中身を充実してほしい。などとそれぞれ意見を述べられた。
建造費について当局から500億円ではなく、選ぶ木材の質により200数十億から400億円の間になると説明しました。それに関しては市長が、証券会社の人に聞いたら200億円くらいの名古屋市民債を発行すればあっという間に売り切れると言っていたという話を紹介し、資金調達は問題ないとの見解を示しました。確かに低金利の時に借金をするのは有利ですが、将来の人が返済をしなければならないのは事実なのでそのことに関して市民的合意を得るための議論をしない限り安易な借金は問題です。
それと市長は巧妙な誘導尋問を仕掛けました。市長は参加された方々に対して、「コンクリートでなければならないと思うか」と問いかけました。こう聞かれて「コンクリートのままでよい」と答える状況はよほどのことがない限り生じないと思います。説明資料の中の天守閣の課題として、耐震性能が十分でない、コンクリートの劣化、石垣の孕み(はらみ)(これは石垣が外に膨らんでくる現象のこと)、などと課題が挙げられていて市長も木造化すると言っている場においてだから余計にです。結果として参加者のひとりの方は「そうは思わない。長く残すのであれば木造がいいのでは」と答えました。市長の思惑通りの答えです。コンクリート再建時の寄附関係者からの発言をこれから市長はことあるごとに援用すると思われます。
もう一点重要なやり取りもありました。91歳の女性は本丸御殿を見たいけれど足腰が弱くなり、車いすは砂利などがあり動きにくくまだ行ったことがない、という発言をしていました。天守閣木造化とは直接関係はありませんが高齢社会と名古屋城という点から重要な思いの吐露でもありました。市長も最後のまとめのところで今後についての課題として「車いすの人をどうするか。江戸時代にはなかったので」などと発言し一定の問題意識は持っているように思いました。これについても文化財とバリアフリーという極めて今日的論点が存在するのでこのことについても幅広い市民の議論が必要だと思います。
雨の中参加していただいた方には感謝するのですが、今日の開催はやや無理筋のセッティングだったような気がしました。
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今日から愛知県知事選挙が始まりました。雨の降る中,、大村候補のポスター貼り。今回の候補者の構図では投票率が残念ながら低くなりそうな気配です。
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2015年01月14日
国の来年度予算案が閣議決定されました。社会保障関係は昨年度に比べると1兆円の増でうち社会保障の充実などに5800億円充てられたと発表がありました。社会保障関係費の一部を見てみます。
1兆円増の内訳は以下の通りです。
<年 金>+3,373億円(+3.1%)
<医 療>+2,901億円(+2.6%)
<介 護> +693億円(+2.6%)
<福祉等>+3,063億円(+5.3%)
介護報酬は改定率▲2.27%。国の資料ではこのマイナスについては、介護保険料の上昇抑制と利用者負担軽減という説明になっています。確かにそういう側面があるのは事実ですが、今回の報酬改定がどういう影響を及ぼすかは冷静に見極めた方がいいと思いますが、介護職員の処遇改善が適用されるケースがどれだけ生じるかは不透明な部分もあります。
今後の社会保障の枠組みを大きく変えていく可能性のある生活困窮者の自立支援については400億円の予算。今後各自治体に配分する基準がどうなるのか注視したいところです。
子ども・子育て支援については量的拡充として 保育の受け皿を25年・26年度+約20万人、27年度+8万人の拡充をし、保育の受け皿225万人に対して29年度までに+40万人拡充する方針。
放課後児童クラブの受け入れ児童数を現在の90万人から+20万人の110万人に拡充。受け入れ児童数90万人に対し31年度までに+30万人とする方針。質の改善として。保育士や幼稚園教諭の処遇改善(+3%)、職員の配置基準の改善(3歳児20:1から15:1)を実施する。しかしこれも額面通りに受け取るわけにいかなそうです。
いずれも今後の詳しい情報をつかむ必要があります。
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2015年01月13日
今日、NHKビルに行く用事があったので、ちょっと栄の市税事務所を覗いてきました。所長さんにご挨拶をして雑談をしていると、オアシス21の中に岐阜県のアンテナショップが出店していることがわかりさっそく寄ってみました。よく前を通っているにもかかわらず、服屋か何かで自分には関係ない店があると勝手に思い込んでいてまったく視野に入っていなかったようです。思い込みはよくないことを改めて感じました。
店の名前はg.i.FOODといい、昨年の8月1日にオープンしていたそうです。店は広くて明るくオシャレな作りです。岐阜県が民間の会社(店員さんに伺うと岐阜の野菜の卸の会社とイベント企画会社)に委託して運営しているようです。24日には加茂物産展で木曽流域上下流交流でお世話になっている七宗町の田舎こんにゃくの販売があるようです。
家賃も高そうなので長野県と共同で運営してはどうかと勝手に思いました。常々、木曽川流域のアンテナショップでも作りたいと思っているので刺激を受けました。米粉のシフォンケーキとラスクを買って帰りました。
アンテナショップとは気づきませんでした
きれいに物産が並んでいます
ワークショップを行ったりするそうです
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車いすユーザーには不可欠のホルダーを新しくしました。普段は鍵や小物を入れ、立食パーティーではグラスを入れるのです。先日靴を作っていただいた職人(平尾さん)の方に革製で作っていただきました。外は牛革、内側は豚革です。かっこ良くなりました。しっかり使い込みたいです。
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朝、覚王山の街頭で訴えました。
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2015年01月12日
今日が成人の日。内山学区、千代田橋学区の成人式に出席しました。
内山小学校参加者23名でした
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2015年01月11日
西区円頓寺商店街の近くを通った時にお寺の説話の看板に「スタップ細胞と生老病死」というタイトルが目に留まりました。小保方さんが最初の記者会見で「夢の若返りも可能になるかもしれません」とコメントしていたことを思い出します。
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見付学区での成人式に出席しました。
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2015年01月10日
民主党の代表選挙の3候補者による演説会が名古屋で開催されました。私はまことの仲間たちの総会があり演説会には参加できず記者会見の一部を聞いただけでした。やはり「平和こそ最大の福祉」の主張に沿う候補者は誰なのかによって判断したいと思います。
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まことの仲間たちの臨時総会を行い4月の選挙に向けてみんなで頑張ろうと確認しました。
総会の記念講演に宮本太郎さん(中央大学教授)に「新しい『支え合い』システムを考える―――排除しない社会を!」と題して講演をしていただきました。
誰もが排除されない社会のための5つのキーワードとして
1)新しいワンストップサービス
2)自治体の福祉・雇用連携
3)「ベーシックワーク」 新しい公的雇用の創出
4)共生型就労 新しい雇用のかたち
5)地域包括ケアの包括化で困窮者支援とつなぐ
という5点を挙げて今後取り組むべき方向性について示唆を与えていただきました。
宮本教授は、支える側と支えられる側の二分法が通用しない時代になったと指摘されました。まさしくそうです。そのような状況の中、障害ある視点から政治を行うことはどういう意味を持つのかしっかり考えていく必要があることを感じました。また4月12日の投票日に向けて、最近の安倍政権の社会保障の状況がどうなっているのかを明らかにして市民に訴えていくことが必要だとも指摘されました。肝に銘じたいと思います。また別の機会にさらにお話を伺いたいと思いました。
講演する宮本教授
総会の様子
抱負を語っています
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2015年01月09日
名古屋市の来年度予算の財政局案が公表されました。予算編成の重点戦略が3つ掲げられています。
@子育て世代に選ばれるまちをつくるとともに、地域の活力を高めます
A市民・企業・行政の総力で大規模災害へ備えます
B国際的な都市間競争を勝ち抜く、大きく強い名古屋をつくります
今年は総選挙の関係で国の予算編成が遅れていることもあり予算の全体像が示されていません。介護保険の報酬や子育て関連だけでも額が確定しない部分が現時点で多くあるためです。これはやむを得ない部分があります。人件費や義務的経費など経常的な経費をを除いた臨時・政策経費全体を見ると、各局の要求総額1212億円(うち一般財源184億円)に対して財政局案は976億円(うち一般財源59億円)となっています。予算編成の方針として臨時・政策経費として一般70億円を確保しているのであと11億円ほどが今後の査定の中で決まっていくことになります。つまり争奪戦が繰り広げられることになります。ただ現実的には行き先は相当決まっていて争奪戦の範囲はそれほど多くないと思われます。民主市議団も来週には最後の要望を行うことになります。
いくつかポイントを挙げます。
○震災対策の枠が臨時・政策経費とは別に設けられ、総額24億3400万円(一般財源8億8800万円)となっています。この分の財源は、財政調整基金の一部を防災用の基金にするといわれています。
○社会保障番号に関する予算が各局で要求されていて額が多くなっています。
総務局3億円、財政局2億4700万円、市民経済局6億5600万円、健康福祉局6億3700万円、子ども青少年局5800万円となっていて、これを足すと18億9800万円となり大きな事業であることが分かります。
○名古屋城跡保存管理計画策定に1500万円要求されていますが現時点では未計上。天守閣木造化に関する予算は選挙後に決着を延期ということになりそうです。
○敬老パスのあり方検討、ICカード化は軒並み未計上。敬老パスについては名古屋市の受益者負担の原則からしっかり議論をした方がいいと思うのですが。
○各施設の天井脱落防止対策、吊り天井撤去が各局で要求されているのが目立ちます。
○議会報告会や市会だよりの月例化などはまたも保留となっています。市長はどうしても認めないようです。
○戦争に関する資料の常設展示の費用が計上されています。
○気になる未計上の項目を挙げてみると
・市民活動団体への寄附促進支援事業
・自転車の安全利用対策
・創業チャレンジサポート事業
・水循環回復に向けた湧水保全事業 これはしっかりやってもらわないといけません。鶴舞中央図書館の湧水をどうするかしっかり取り組んでもらわないと。
・生活困窮者自立促進支援事業
・福祉都市環境整備指針の改定
・東大手駅へのエレベーター設置
・家庭的養護の推進
・貧困の連鎖防止ネットワークモデル事業
・にじが丘荘施設整備のあり方調査
・発達障害の可能性のある児童生徒への対応充実
・医療的ケアが必要な児童生徒への支援
・学校介助アシスタントの拡充
・美術館の魅力向上
・千種図書館の整備
○新規の事業として
・障害者差別解消法への対応
・重度障害者日常生活用具の充実 この中には言語障害者が利用する携帯型会話補助装置の充実が含まれることになります。
・災害時における医薬品等の備蓄
などがあります。2月上旬には最終案が決定します。
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千種警察署の感謝状贈呈式がありました。千種警察署管内では581日間交通死亡者ゼロが続いていることが報告されました。一年間交通事故ゼロだったところは愛知県内にはないそうで画期的なことです。また贈呈式の後、山口晃司さんたちの津軽三味線演奏で式典を盛り上げました。
津軽三味線演奏は山口晃司さん
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2015年01月08日
昨日フランスで起きた新聞社に対する銃による襲撃事件により12名の命が失われた。本当に気が重くなります。私はこのような方法で命を奪う行為はまったく賛同できないし、多くの市民が追悼と抗議の行動を起こしていることにも賛同します。ただ視点を変えてみると、例えばパレスチナではもっと多くの人が一瞬のうちに命を奪われているということが残念ながら珍しくないという事実にも目を向けなけらばならないと思うのです。「テロとの戦い」が多くの人の命を、イスラム教徒の命を奪っているというのも現実だからです。
今回の襲撃は風刺画に対する批判というレベルを逸脱し、「かたき討ち」の行動だと報じられています。このような方法で命を奪うことをイスラムの教えは認めるのだろうか。すでにフランスではイスラム教徒に対する報復の動きも出ていると言います。暴力の連鎖が始まろうとしています。これ以上事態が悪化しないように祈るしかないというのが私の現状です。
私も障害者に対する差別の表現があった時に抗議をしてきた経験があります。表現の自由だからといって見過ごすことはできません。表現方法の見直しを求めたりもします。しかしそのような抗議行動は差別とは何か、表現とは何かということを明らかにする行為でもあると思っています。ですから今回のような人の命を奪う方法では結局何が問題なのか当事者間の中で問題を明らかにする機会を永久に奪ってしまうことになるのです。
こんな時にあまりにも的外れなんかもしれませんが、ブッダのお経の一節がある雑誌に載っていたことを思い出し雑誌をめくってみました。
すべての者は暴力におびえる。
すべての者は死を恐れる。
我が身のことと考えて、
他者を殺すことも、
殺させることも
為してはならない。
ダンマパダ(法句経)の一節
雑誌「一個人 特集仏陀の言葉 2011.03」より
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2015年01月07日
部落解放同盟愛知県連合会の荊冠旗開きがありました。荊冠旗は、イエスが十字架につけられた時に被せられた荊(いばら)の冠に由来していて、受難の象徴です。その荊冠をデザインした旗が解放同盟の団体旗になっています。
吉田委員長はあいさつの中で部落差別だけではなく、あらゆる差別がある限り運動を続けていく必要があると新年を迎えての決意を示されました。格差の拡大は差別を生む大きな背景になります。格差を是正し、差別からの解放を求める取り組みの重要性が高まっている時代になっているのです。最後に団結ガンバロウで締めくくられました。
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2015年01月06日
都市センターで行われていた「名古屋都市センター・建築系愛知9大学共同企画展〜次世代に引き継ぐ魅力ある都市〜」を見てきました。展示は2種類あり、1つは名古屋都市センターの平成25年度の特別研究、市民研究、一般研究がパネルの紹介。もう1つの展示は建築系愛知9大学の学生提案による各大学の設計課題の模型展示です。
名古屋におけるまちづくりの課題をテーマにした提案で、将来の名古屋のまちづくりについて考える内容になっています。小学校、複合福祉施設、ホール、堀川、久屋公園、中川運河などがテーマとなっていました。それぞれパースなどを見ていたのですが福祉施設を除くと車いす利用者用トイレは作り込まれていませんでした。もちろんディテールを詰める企画ではないのでそんな細かいことを言われてもということになるのかもしれません。
ただ私のような車いす利用者にとってはトイレがどうなっているのかすごく気になります。プランニングの段階で考慮しているかいないかは結果としていろんなところに反映するのではないかと思うのです。教育現場ではどのように教えられているのかも気になりました。ただ細かいことを考えるよりは既成概念を突出するようなアイデアを出すことが必要なこともあるので車いす用トイレがなくても大問題というわけではありません。学生の方々が素晴らしい作品を提案されているのはわかるので、1月16日に予定されている講評の場などで意見を言いたい気分でした。展示は18日まで。
中川運河についての提案です
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連合愛知の旗開きがありました。連合が愛知知事選挙で推薦を決定した大村知事も出席していました。
土肥会長のあいさつ
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2015年01月05日
世の中は仕事始めのところが大部分。今日から労組の旗開きも始まり、今後新年の会などが続き忙しくなります。そのようなあいさつの中で羊に関する話が多く出ます。大塚耕平県連代表が多岐亡羊の例えを出して、安倍首相が「この道しかない」という答えが分かったようなことではなく、いろんな選択肢の中で悩まざるを得ないのが現実であるとあいさつされていました。
ただある程度選択肢の幅を狭くして方向性がイメージできるようにするのも政治の大きな仕事です。民主党もしっかり政策を議論して「もう一つの道」を示さなければなりません。今年は乙羊(きのとひつじ)。未(ひつじ)は性質が穏やかで群れを成すことから、家族の安泰や平和に暮らす事を意味しているといいます。「もう一つの道」は集団的自衛権の行使を必要としない国づくりの道でなければなりません。
旗開きであいさつする大塚県連代表
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2015年01月04日
朋あり遠方より来る亦楽しからずや。ということで正月休みで名古屋に来た友人と話をしました。
今年の恵方は西南西だそうで、荒子観音に行ってきました。
へちまを手に入れました。これで皮膚を強く?
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2015年01月03日
日が当たり暖かな午前中、上野天満宮には行列ができていました。
事務所の近くにある萬福寿司で自然薯を食べる新年のイベント。粘り強く一年を過ごそう!私も少しだけすりこ木を手に芋をすりました。
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2015年01月02日
朝起きると少しだけ雪が降った跡がありました。実家(四日市)に行き両親に会ったり、墓参りしたり、映画のDVDを観たりと正月らしく過ごしました。
ライトアップした名古屋城の前を通りかかりました
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2015年01月01日
おみくじは小吉。控えめにしているほうがいいという運勢と出ました。さて、どうするか!?
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あけましておめでとうございます!
今年は勝負の年。
平和こそ最大の福祉!共に生きる街の実現!
を訴えて頑張ります!
わくわくする取り組みを提案しなければと思います。
応援お願いします。
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2014年12月31日
新年から配るチラシを作成したり、年賀はがきを作ったりと慌ただしく大晦日を迎えました。夕食にそばを食べ、年賀状を作りながら紅白歌合戦も見て大晦日の雰囲気を味わいました。夜には城山八幡宮に行きました。あっという間の一年でした。多くのみなさんにお世話になりました。深謝です。
城山八幡宮
初詣の人が並んでいます
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2014年12月30日
消防団の年末特別警戒が今日で終了です。寒い中の消防団の方々の活動に感謝です。そしてみなさんから様々なご意見を聞かせていただくことができました。最後は田代消防団の打ち上げに参加させていただきました。ありがとうございました。
おいしいカキをいただきました
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野宿生活者の越冬活動が28日から1月4日までの期間で始まりました。通常の活動場所となる西柳公園(通称オケラ公園)が東山線の変電施設工事のため使用できないので今年の活動場所は若宮大通ゲートボール場となりました。しかしその場所では夜間2時間の炊き出しのみしか認められていないのでもう一つ千早交差点東側の中央線高架下の場所で昼間の活動が行われるという変則的で活動しづらい状況になっていました。来年度以降については検討が必要な感じでした。
ゲートボール場
千早交差点東側
越冬活動の場で様子を伺った後、港区にある無料宿泊所「船見寮」に伺いました。昨日29日に入所相談が行われました。相談者数は102名(昨年は98名)、入所者は89名(昨年は93名)ということでした。女性は2名で別のところに入所されています。今年は市の職員は昼間6名、泊り2名の体制で、いくつかの業務を委託業者が行っているとのことでした。多い時には確か700名近くの人が入所していたことがありました。その時は部屋が足りずにプレハブを増築して対応していたことが思い出されました。今年は入所者少ないので静かな船見寮でした。
2階以上は使っていないことがわかります
宿泊する部屋です暖房はありません
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2014年12月29日
私が尊敬する方の葬儀がありました。キム・ボンスという方で朝鮮人の強制連行の歴史を丹念に掘り起こし、運動を全国に広げることに尽力された方でした。この10年ほどは、わっぱの会や共同連が韓国の方と交流する時に通訳や翻訳、さらには運転手もお願いしたりしました。また韓国からわっぱの会の撮影にやってきた人が最後の編集作業をする時にしっかり付き合ってくださって映画「わっぱ」(監督:シム・ミンギョン)が完成したのでした。
いつもお願いばかりしていました。亡くなったのは非常に残念です。そして心残りもあります。ボンスさんは強制連行の歴史を調べるために長野や岐阜のあちこちに出かけ朝鮮人労働者に関するいろんなエピソードを知っていました。木曽川流域の上下流交流をしている者にとっては一度その話をしっかり聞いておきたいと思っていたのに果たせませんでした。
いろんなことでお世話になりました。ありがとうございました。ご冥福を祈るばかりです。
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2014年12月28日
知人が昨日意識不明となり、その家族の方が医者から病状説明を受け、今後の治療方針についてどうするか相談する場に立ち会うことになりました。医者の方は丁寧に状況を説明され、意識回復が困難である可能性が高いことを説明しました。その流れで今後さらに容体が悪くなった時に延命措置を取るかどうかを聞いたのでした。結論的にはどうするか関係する人と相談して考えるということになりましたが、動揺する中で、しかも昨日の今日という段階の中で決断を迫られるのは非常に難しいことであるということを実感しました。そしていくら普段行き来がなくても重大な判断の場においては親族という立場が優先される現実があることを、わかってはいるのですが、改めて突き付けられました。
最近エンディングノートの作成とか「終活」とかいわれることが注目されています。しかしこのような取り組みがすすむ中で延命治療に対する否定的な意見も広がっているような気がします。延命治療をすることが家族などに迷惑をかけるのではないか、自分らしく命を終えることにならないのではないかなどと考えるようになっていっているのではないかと思っています。非常に繊細な問題ですがひとり一人にとって避けることができない課題でもあるのです。
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2014年12月27日
御嶽山噴火から3か月目の今日、定期的に行っているみん・みんの会の共同購入で買った商品が届きました。今回は湯川酒造のお酒、小池糀店の甘酒、そしてみたけグルメ工房西尾さんたちが作った黒瀬蕪と野沢菜のすんき漬けです。さっそく甘酒を飲みました。
小池糀店の甘酒です
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ついにガラパゴスから大海に漕ぎ出ました!網目からこぼれ落ちない泳ぎができるのか不安ですがガンバっていきます。グローカルな泳ぎができるのかトライしたいと思います。
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2014年12月26日
役所は今日で基本的には御用納めです。朝から役所に行ったり、年末のご挨拶に行ったり、お願い事を頼みに行ったりと名古屋市をあちこちと走り回りあっという間に夕方になり、事務所で仕事をしてから今年最後の会議に出てという感じで一日中慌ただしい日でした。明日やっと年賀状作りに入れる予定ですがどうなることやら。
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2014年12月25日
今日から12月30日までの間、年末特別消防警戒が実施されます。年末を迎え、市民が火災に遭わず新年を迎えることができるよう消防団が消防署と連携して火災予防広報と巡回警備が行われます。今日は午後7時から千種消防署において15学区各消防団の方が参加され消防庁激励が行われ、公職者も参加しました。消防庁訓示の中でも放火に警戒するようにとの話がありました。区民を火災から守ろうと見回り活動をしていただく消防団のみなさん本当にありがとうございます!
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今日の委員会で、テレビ塔北側にある観光バス駐車場を利用したイベント企画「ウインター・ガーデン」が議論になりました。開催が今日までだということは前から知っていたのですがなかなか行けませんでした。委員会で議論もあったことだし本当に合間を縫ってちょっとだけ見てきました。
そこは半透明のシートで囲われた大きなブースが作られていてその中にいくつかの店が出店していました。中ではストーブが焚かれていて暖かくなっていました。オープンでなくてよかっと思います。入ってみると私の知ったお店などもいくつかあって身近な感じがしました。大手の業者ではなく、地元密着と人のつながりのある出店という感じがあっていい感じでした。
そこにはワインなどが並んでいましたが、セレクトがみのや酒店ということだったので一本買うことにしました。岐阜の林農園というところのスパークリングワインです。さっそく飲もうと思います。
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今年最後の委員会がありました。都市活力向上特別委員会で都心部のまちづくりについて所管事務調査が行われました。具体的には、名古屋駅周辺まちづくり構想とリニア中央新幹線、栄地区グランドビジョンにおける久屋大通の再生(北エリア・テレビ塔エリア)、ささしまライブ24地区整備、都心部の民間再開発についてです。
私は2点意見を言っておきました。ひとつは久屋大通の再生に関する社会実験の内容でエリアマネジメントの導入促進の内容としてオープンカフェの拡充などが示されています。私は名古屋の風土=夏は蒸し暑く、冬は伊吹おろしで寒いという風土にオープンカフェはマッチングしないのではないかとの疑問を述べました。ちなみにパリのオープンカフェが有名ですが、パリの冬は気温は低いのですが湿度が高く風も名古屋ほど強くないと思います。もちろん回遊性を高めるという観点からすると、座って休む場所が必要なのは理解でします。「オープンカフェ」という概念にとらわれることなく社会実験をしてもらいたいと思います。方法論によっては「クローズカフェ」でもいいと思うのです。こういうところにちえをだすことがなごやらしさを実現することになると思います。
名古屋駅周辺まちづくりについては複数の鉄道事業者や多数の商業関係者が関係することになります。私は金山駅の総合駅化の時の経験からすると、バリアフリーについて、名古屋市、JR、名鉄でたらい回しが生じてなかなか話が進まなかったということがありました。その時に比べれば時代はすすんで事前に多くの関係者の意見を聞くようにはなっていますが、名古屋市が強い意志をもってコーディネイトしないとことがうまく運ばないので、バリアフリー・ユニバーサルデザインの実現に関してプロジェクト調整会議の中で中心的に役割を果たしてほしいと意見を述べておきました。
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2014年12月24日
朝早くは秋空のような雲が広がっていました。
世の中はクリスマス・イブ。私もご多分に漏れずケーキを食べました!ケーキはわっぱんのケーキで、乳脂肪分の香り高いクリームで掛け値なしでおいしいです。わっぱのみんなで食べました。
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来年の1月10日(土)、「まことの仲間たち」の臨時総会が行われます。記念講演に宮本太郎さん(中央大学法学部教授)をお迎えしてお話を聞きます。来年度より生活困窮者自立支援法が施行され、社会保障制度は新たな段階を迎えることになりますが、宮本さんは生活困窮者自立支援法制定に関わってこられた方であり、生活困窮者自立支援法全国ネットワークの共同代表として活動されるなど、社会的排除に対する取り組みの第一人者です。
来年から名古屋市はじめ全国の市町村で生活困窮者支援の事業が始まります。宮本さんにこれからの日本社会に必要な社会保障制度のあり方、地域での支え合いの考え方についてお話ししていただきます。名古屋市政にとっても重要な課題です。お時間がある方はぜひお越しください。
◎日時:2014年1月10日 14:00〜15:30
◎場所:中小企業振興会館 4階第3会議室
◎資料代:300円
◎問い合わせ先 052−745−1001
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2014年12月23日
「名古屋市男女平等参画基本計画2015推進状況報告書平成25年度事業実績」(正式名称を書いたがとにかく長い!)がまとまり公表されました。2011年から2015年を計画期間とする基本計画2015の実施状況が毎年事業実績として報告されることになっていてそれが公表されたというわけです。報告書は、T基本計画の概要 U男女平等参画審議会からの意見 V男女平等参画白書 W平成25年度事業実績という構成になっています。
審議会からの意見ではDVに関する意見が多く出されています。そこではDV被害者に対する支援をきめ細かくする必要がある、男女平等参画センター、配偶者暴力相談支援センター、社会福祉事務所や児童虐待対策を所管する部署、さらには民間団体や関係機関との連携を強化し、切れ目のない支援に取り組むことが要望されています。
報告書によると、DV被害者への支援件数の実績は、
平成23年 881件(相談延べ件数4642件)
平成24年 1229件(同5576件)
平成25年 1140件(同7321件)
となっていて大きく増加していることが分かります。今後の名古屋市における対策の充実が求められます。
また男女平等白書には様々な統計データが掲載されていますが、方針決定過程への女性の参画の状況がいくつか報告されています。
名古屋市の審議会への女性委員の登用率 34.8%
区政協力委員 15.0%
区政協力委員学区委員長 3.0%
民生委員・児童委員 80.2%
保健委員 62.6%
保健委員学区会長 34.2%
市職員の行政職管理職女性比率 6.4%(政令市平均8.9%)
市職員の全職種管理職女性比率11.3%(政令市平均11.5%)
名古屋市議会女性議員比率 18.7%(政令市議会16.5%)
行政職の管理職になる比率が低いようです。女性で局長級という方はみえますが、まだ女性局長(本会議で答弁する人)が誕生していない名古屋市です。また女性副市長をという話がずいぶん前からありますが一向に実現していません。まずは昇進で区役所に異動というパターンから改めることに取り組んだ方がいいのではないかと思っています。
報告書の全体は下記のアドレスでダウンロードできます。
http://www.city.nagoya.jp/somu/page/0000065400.html
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2014年12月22日
まことの仲間たちの忘年会でした。99歳になる元全国戦災傷害者全国連絡会代表の杉山千佐子さんも寒い中参加していただきました。感謝です。みなさんの思いを受け止めながら、みんなで楽しい時間を過ごしました。
杉山千佐子さん、近藤昭一議員と
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夏に開催された「なごや子ども市会」で陸前高田市の小学生にメッセージが贈られました。それに対して陸前高田市の8つの小学校から返信のメッセージが届いたので、子ども議員が受け取るセレモニーがありました。名古屋市と陸前高田市は友好都市となりましたが、子ども市会に参加した子どもたちの中から将来、両都市のために働く人が生まれるといいなと思います。
名古屋市役所の正庁で行われました
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名古屋市科学館のプラネタリウムドーム「Brother Earth(ブラザーアース)」(企業ブラザーのネーミングライツ)の球体や科学館の外壁をスクリーンとしたプロジェクションマッピングが昨日と今日、白川公園で行われました。イベント名は「ブラザー グリーンクリスマス 2014」。12台のプロジェクターで東海地区最大級の投影面積の映像ということでした。
美術館と科学館、白川公園の一体的利用を本会議で主張した者としては現場を見ておかなければと思い様子を見に行きました。18時半ごろ科学館周辺は車で渋滞です。歩道は見に行く人と帰る人が行き交い結構混雑していましたが混乱するほどではありません。1回の投影で1000人くらいの人がいたでしょうか、まずまず人が集まっていました。ただ投影時間は10分なのであっという間に終わる感じでした。また、周辺には安全対策?の照明があったり、公園の中の街灯もあるので結構明るく、そのせいか映像がややぼやけた感じに見えました。
イベントがあったため美術館で開催中の展覧会「ゴー・ビトゥイーンズ」も午後8時まで大人1000円で入場できることになっていました。美術館内ではクリスマス音楽の演奏会も行われていましたが、相乗効果で展覧会の入場者が増えているようには残念ながら見えませんでした(ただ私が現場を見ていたのは少しの時間なので実際はわかりませんが)。イベントなのでいっそのことワンコイン(500円)でもよかったのではと思ったりもしました。
夜景はうまく撮影できません
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2014年12月21日
反戦・平和の運動を名古屋の地で地道にかつ力強く取り組んできた「不戦ネットワーク」が活動を始めて20年を迎え総会と交流会が行われました。私は交流会に参加させていただきました。「市民運動の良心」といってもいい不戦ネットの活動にしっかりアンテナを張っておかなければいけないと思っています。
すべて手作りの持ち寄りです
みなさんの気持ちが表れています
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2014年12月20日
議会における障害者差別の問題がまた生じてしまったようです。今回の問題は、がんで声帯を失った本間正巳酒田市長に対して、ある会派の議員が「電子音声のため話す内容が聞きづらく市政に影響が出るので辞職勧告決議案を出してはどうか」と提案があったというのです。
聞きづらいのならそれを補うための方法論を考えればいいのではないでしょうか。その努力をすることが、障害者差別解消法の趣旨でいうと「合理的配慮」をするということではないでしょうか。できないなら辞めてもらおうという発想が問題です。発言をした本人は「差別する意識はなく困惑している」とお決まりの対応をしていることもネットで報じられていました。
ただ、この本間正巳酒田市長は、5月から入院していて半年ほど市政から離れていて、市政が停滞しているという批判があったようです。でも今回のような理由で辞職を求めるのはもっての他だと思います。ただ、救われるのは他会派がこの提案を事実上門前払いにしたことです。
以前、中津川市議だった小池公夫さんも同様に声帯を失い、発言の代読を求めたけれど議会で認められず本会議で質問できずに議員を引退したという事件が生じたことがありました。「代読裁判」の判決では人権侵害を認め、賠償を認めた判決も出されことが想起されます。
以下に山形新聞の記事を引用します。
咽頭腫瘍の手術で声帯を失い、機械を喉元に当てて電子音声で会話している酒田市の本間正巳市長に関し、市議会第3会派「市民の会」は16日の議会運営委員会で、市政への影響が懸念されるなどとし、本間市長の辞職勧告決議案を検討するよう求めた。「声が聞き取りづらい」との論旨で根拠が不明瞭なことから、他会派は同意せず、市議会として提案しないことを確認した。
「市民の会」所属の武田恵子委員が「全国市長会や県との折衝で意思が十分に伝わるのか。市長答弁の趣旨確認や補足説明が必要になる」などと述べ、決議案提出の検討を要望した。これに対し各会派は「今、この問題を取り上げる必要はない」「同意はできない」と回答。後藤仁委員長は「復帰したばかりの市長には粛々と業務をしてほしいとの思い」と総括し、提案を退けた。(2014年12月17日 山形新聞)
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2014年12月19日
御嶽山噴火の影響で観光などに大きな影響が出ている木曽地域から、自分たちががんばる意思を発信しようと企画された「がんばろう木曽セット」が届きました。この企画は地元の酒「中乗さん」の蔵元の中善酒造店(木曽町)が地元の特産品をセットにして、税込み5000円で販売しているものです。
新聞の報道で木曽セットの存在を知りさっそくみん・みんの会のメンバーと注文しました。メンバーの話によると注文のため電話をしてもなかなかつながらないほど記事掲載直後は注文が殺到していたようです(私も注文したくらいですから)。
がんばろう木曽セットは、中善酒造店の純米酒、水源水のミネラルウォーター、開田高原で作られたチーズ、「御嶽はくさい」で作られたキムチ、そばの5品目です。さっそくチーズ食べました。おいしいです!
セットの5品目です
メッセージが入っていました
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ボストン美術館で1月2日〜5月10日まで開催される「華麗なるジャポニズム展」の内覧会があったので伺いました。ポスターにもなっているモネの「ラ・ジャポネーズ」は修復されたものが展示されているとのことですが、立体感と厚みをしっかり表現した作品は圧倒的な存在感でした。また、様々な工芸品も興味深いものがありましたが、時間がなくゆっくり見ることができませんでした。また見に行きたい展覧会です。
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今日、選挙に使う予定の写真を撮影しました。メイクもしてもらうなど万全の態勢でした。出来上がりが楽しみです。
髪を整えています
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2014年12月18日
新しい靴を作りました。秋の覚王山まつりに西区にある靴や鞄を制作する職人を育てるための学校(シューデザインクラフトスクール・バッグデザインクラフトスクール)の方々がブースを出していました。新しく靴を作りたいと考えていて、そのブースにみえた靴職人の方とお話ししたことがきっかけで作っていただくことになりました。職人は平尾奈美さんという方で、私が出したいろいろな注文に応えて作っていただき素晴らしい靴が出来上がりました。靴に負けないようオシャレでもしないといけないのですが、、、、。
靴職人・平尾奈美さん作
履くとこんな感じ
スクール内の様子
表には雪だるまが
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今日名古屋は積雪23センチの大雪。12月の積雪としては観測史上2番目だそうです。
内山公園は一面真っ白
雪かき後の事務所前
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2014年12月17日
東海市にある南医療生協の「生協のんびり村」をわっぱの会のメンバーで見学し、関係者の方々と交流をしてきました。900坪ほどあるという土地に認知症のグループホームほんわか(9室)、小規模多機能居宅介護おさぼり(定員25名)、誰もが入れる多世代共生住宅あいあい長屋(18室、現在は高齢者ばかりだそうです)の機能あり、その他に地域交流館おひまちがあり地域住民の方との交流の場になっています。また施設の一部を利用して喫茶や農園もあります。
木材がふんだんに使われている施設は落ち着きます。そしてみんなが食事をしたり休憩したりするスペースはいずれも自宅にいるかのような、いい意味で雑然としていて特筆すべきいい雰囲気でした。玄関から中に入った瞬間そんな感じが伝わってくる場でした。
この場を作るのに南医療生協の会員のみんなで8000万円ほど出資をして建設したそうです。現在は東海支ブロックは10支部(その中に110班存在しているとのこと)、会員8551人で構成されています。会員のみなさんのお話を聞いていると、班の活動がしっかり地域の中でのつながりを創り出し、みんながいろんな形で運営している様子が窺えました。単にサービスを利用するだけの会員ではないと感じました。
いま厚生労働省では新しい仕組みとして地域包括ケアシステムを提案しています。しかしその仕組みも介護保険事業者以外に地域の中で高齢者のために活動する人が存在しないと機能しないのは明白です。地域の中で働く人をしっかり評価する仕組みが必要なのです。この「生協のんびり村」には抽象的な地域のつながりではなく、具体的な地域のつながりが紡ぎ出されていると感じました。
見学の後、おいしい料理を作っていただき楽しい交流もさせていただきました。感謝!!
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2014年12月16日
来年の1月18日(日)に名古屋市主催の市民シンポジウム「これからの公共施設を考える」が開催されます。このシンポは、名古屋市が進めるアセットマネジメントについて理解を深めてもらい、今後市民と行政が幅広く議論をしていくことができるようにしていくための取り組みの一環として開催されます。
今後公共施設の老朽化に伴い維持したり建て替えたりするための費用は年平均748億円ほど必要になるとの試算もあります。人口減少社会を迎える中で何らかのスクラップ・アンド・ビルドが必要になります。総論賛成各論反対を乗り越えるにはどうしたらいいのか、それこそ市民自治の力量が問われる課題だと言えます。逆の言い方をすれば、市民自治で扱う課題にしていく必要があるということではないでしょうか。
少し取っ付き難いテーマですが名古屋市政の重要課題です。お時間ある人はぜひご参加を!
1 開催日時 2014年1月18日(日)
14時00分〜16時15分(開場13時30分)
2 会 場 中区役所ホール(中区役所地下2階)
3 内 容
市長あいさつ
施策説明 『アセットマネジメントの取り組みについて』(名古屋市)
基調講演 『「拡充」から「縮充」への公共施設マネジメント』
〜物理的崩壊と財政破綻を避ける道〜
講演者 南 学氏
(東洋大学 経済学研究科(公民連携専攻)客員教授)
パネルディスカッション 『これからの公共施設を考える』
コーディネーター 南 学氏
パネリスト
恒川 和久氏(名古屋大学 大学院 工学研究科 准教授)
西尾 真治氏(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
公共経営・地域政策部 主任研究員
コンセンサス・デザイン室長)
原田 さとみ氏(エシカル・ぺネロープ株式会社代表取締役
フェアトレード名古屋ネットワークFTNN代表)
田宮 正道氏(名古屋市 副市長)
4 定 員 先着400名(参加無料)
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2014年12月15日
自民党の小泉進次郎さんは今回の選挙を総括して「熱狂なき選挙であり、熱狂なき圧勝だった。有権者は冷静に聴いていた。」と発言したと報道されました。私はこの指摘は的確のような気がしています。毎日新聞には「冷めた信任を自覚せよ」とも書かれていました。逆に言えば野党の弱さ、つまり今回の選挙は政権選択の選挙ではなく、安倍政権の信任選挙になってしまったことが今回の低投票率の結果、愛知県で54.19%(前回59.07%)を生んだとも言えます。
民主党が政権交代の受け皿になるための政策・構想を示せなかったのも低投票率に拍車をかけたのだと思います。特に財源についてどう説明するのか冷静な国民はしっかり見ていたと思います。民主党は「埋蔵金」があるといってそれを掘り出すことができなかった過去があるから余計にそのことに敏感でなければならないはずですが、その点については今回の選挙戦において全く明確ではありませんでした。
新しい世代で党首を選び、安易な野党再編の前に国民にしっかり政策を提示できる内容をまず議論してもらいたいと思います。そこからしかこの民主党の底の状態を脱する道はないと思います。民主党にとっては「この道しかない」のではないでしょうか。
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2014年12月14日
立憲フォーラムの近藤昭一さんも当選です。東海地方の小選挙区最後の当確でした。リベラルの灯はしっかり灯りました。
事務所に入りきれない人が外で当選の報を聞きました
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古川元久さん当選です。選挙事務所に大きな喜びの声と拍手が響きました。
当選しての弁です
事務所のみなさんでバンザイです
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わっぱの会のもちつき&クリスマス会がありました。みんなで元気いっぱい楽しみました。
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2014年12月13日
選挙戦最終日、古川候補はいつものように今池ガスビル前で最後の訴えでした。明日は古川候補に投票をお願いします。
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2014年12月12日
ノーベル平和賞を受賞した二人はスピーチの中で教育の重要さを訴えました。本当に豊かな教育を実現することを優先させることがアベノミクスより前にすることだと思います。
マララ・ユスフザイさんは、「この21世紀には、全ての子供たちに質の高い教育を与えられなければなりません。親愛なる姉妹兄弟のみなさん、私たちは動くべきです。待っていてはいけない。動くべきなんです。政治家や世界の指導者だけでなく、私たち全ての人が、貢献しなくてはなりません。私も、あなたたちも、私たちも。それが私たちの務めなのです。」と政治家だけではなくすべての人が意識しなければならないことを訴えました。
また、カイラシュ・サティヤルティさんは、「今日の最大の危機は不寛容です。私たちは子どもたちの教育を怠ってきました。人生の意味や目的、確かな未来を与える教育です。怠ってきたことが重なって、過去にない暴力を生み、人類自滅の日が来るのではと心配です。」
今日千種区では青少年育成区民大会が行われました。啓発のポスターはネットなどによるいじめをなくすことを訴える作品でした。子どもたちが健やかに育つことのできる社会を創り出すには教育の場が必要なことは同じです。
千種区の最優秀啓発ポスター
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2014年12月11日
古川元久候補、朝は東山で、夕刻は本山で街頭活動です。本山では街頭行動部隊総動員で活動しました。夕刻の活動で、「もう古川さんに入れました」という方2名に出会うことができました。しかし一方で「古川さんはいいけど、民主党はなあ〜」と言われる方もみえるなど、依然として民主党に対する厳しい評価は変わっていないのだなあというのを感じます。それはビラを配っている時の反応でも肌に感じます。自民の圧勝に歯止めをかけるために、私のできることは電話かけと街頭活動だ!
東山にて
みんな一生懸命
夕刻の本山
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12月4日〜10日は人権週間でした。ちなみに世界人権デーは12月10日です。今日、世界人権宣言愛知県実行委員会主催の2014年「人権週間」記念集会が開催され、一部だけですが参加して報告を伺いました。今年はあま市の「人権教育を柱にしたESDの取り組み報告」という内容でした。ESDというと環境の側面にスポットライトが当たりますが、ESDのそもそもの目的は、
○全ての人が質の高い教育の恩恵を享受すること
○持続可能な開発のために求められる原則、価値観及び行動が、あらゆる教育や学びの場に取り込まれること
○環境、経済、社会の面において持続可能な将来が実現できるような価値観と行動の変革をもたらすこと
となっていて、育みたい力の一つとして
○持続可能な開発に関する価値観(人間の尊重、多様性の尊重、非排他性、機会均等、環境の尊重等)
ということを掲げているのです。そもそもESDの提案を日本政府がしていることはあまり知られていないと思います。あま市の取り組みは地域の課題をしっかり取り入れて行われているところに素晴らしさがあります。
開会式の様子
なごや人権啓発センター(ソレイユプラザ)
にて展示されていたパネル展(撮影は昨日)
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2014年12月10日
今日まで名古屋市のソレイユプラザで開催されていた水上卓哉作品展「200年後の対話」を観に行ってきました。水上さんは小学校の時交通事故とに遭い、身体障害、言語障害、高次脳機能障害が残りました。地域の中学校にを卒業し、専門学校に通い、現在は京都造形芸術大学通信制課程に通いながら次々に作品を制作されています。力強いタッチと鮮やかな色使いの絵は見る人に何かしらエネルギーを与えてくれる素晴らしい作品です。陶器の板に絵付けをした作品、線だけで描かれた色のない作品も非常に魅力的です。ホームページもあるのでそちらをご覧ください。
http://www.atelier-takuya.com
会場の様子
作品「地球は生きている」で水上さんと
小笠原での新島誕生の様子を描いたもの
生命のエネルギーを語りたかったとのこと
私がお願いしてこの絵の前で写真撮りました
どれも素晴らしいです
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選挙戦も今日を含め残り4日です。昨日私の日記で中日新聞の民主党候補の原発政策に関することを書きましたが、確認したところ古川元久候補は中電労組の推薦はもらっていないとのことでしたのでここでご紹介しておきます。自分の選挙区の候補者のことを明らかにしておかないといけません。それにしても昨日の記事、ああいう書き方をするのなら個人名を出してほしかったですホントに!
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今日11月議会が閉会しました。提案された議案はすべて可決されました。その内容は明日の日記の中で報告するようにします。
なお、今日採択された意見書は以下5件です。
@エボラ出血熱対策の充実・強化に関する意見書
A全てのひとり親に対する寡婦(寡夫)控除の適用に関する意見書
B「女性が輝く社会」実現に関する意見書
C介護・子どもに関する予算の充実・強化を求める意見書
D火山噴火災害に対する観測・監視体制及び研究体制の強化を求める意見書
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今日、特定秘密保護法が施行されました。やはりどう考えてもこの法律は問題だと思います。何を特定秘密にするのか基準があいまいであること、特定秘密の運用を監視する二つの機関がいずれも政府内に設置されていること、教唆、扇動も処罰されること、対象者10万人とも言われる特定秘密を扱う者の適正評価が精神疾患の有無などを調査する差別的な内容であり、幅広くプライバシー情報を提供しなければならないことなど数々の問題点があります。制度に関する様々な基準などがあいまいなまま法が施行されることに多くの人が疑問を呈しています。日本の民主主義に大きな影を落とすものです。もう一度再考すべきです。
様々なレベルの秘密が存在することは当然です。何もかも公表する必要はありません。しかし何が公表されていないのかは明らかにしておく必要があると思います。そして一定の時期が来れば秘密の指定を解くことも必要です。例えば日本の戦争中から戦後にかけての様々な意思決定過程がアメリカ公文書館にある資料が公開され事実が明らかになった例が多くあるように、日本社会の中に秘密をどう扱うのかがルール化されてこなかったのは確かです。民主主義国家は国民の国家であるので、秘密と言ってもそれは国民のものであるはずです。アメリカの情報がルールに基づいて公開されているのもその考えが背景にあるからではないでしょうか。その意味で根本的に情報の保護や公開のあり方について制度設計を根本から見直す議論が必要です。
この7月名古屋市会の欧州視察でエストニアに行き国を挙げてのIT化について調査してきました。その際驚いたことがありました。国民総背番号制になっていて、自分のパソコンから自分の情報に関することが様々検索できるようになっています。そして自分の個人情報が誰がアクセスしたかも確認できるのです。説明をしてくれた人の例を紹介してもらったのですが、交通違反を起こした時に警察がその人の個人情報のアクセスしたことがパソコンからわかるのです。また、チェック機関が独立していないというのも日本社会の悪い意味での特徴です。人権擁護のための独立的委員会がアジアの中で存在していないのは日本と中国、そして北朝鮮です。そういった意味からも今回の特定秘密保護法を運用する社会的背景がないといっても過言ではないと思います。情報公開の真の意義がよく理解できました。もっと社会全体で情報の保護と後悔の仕組みをしっかり議論する必要性を強く思います。
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2014年12月09日
テレビや新聞のマスコミの影響は大きいのはいまさら言うまでもないことです。インターネットによるニュースの配信により、見出しを中心に記事を読んでいくことは私自身も良くすることです。その傾向は情報が氾濫する中でますます激しくなっているような気がします。だから見出しの影響力は以前にも増しているのではないかと考えています。見出しの付け方により記事の印象が大きく変わるのも周知のことです。記事の内容を細かく読む前に多くの読者に一定の方向性を与えがちです。ですから記事の内容をよく読まないと誤解を持ったまま認識を持つようになることがよくあります。
こういったことを理解した上で、今日の中日新聞の一面に大きな見出しで「民主候補が原発推進協定」と書かれていて本当に衝撃を受けました。「一部の民主党候補が」と書いてあるのではなく、「民主党候補が」と書いてあるのです。その大きな見出しに並んで小さなポイント数の見出しで「中電労組と東海の18人」となっています。ここでも18人が全体の中の部分であることは理解できません。本文を読み始めて初めて「民主党候補者25人のうち少なくとも18人が」となってすべての候補者ではないことが分かります。多くの人が「民主党候補者全員が」と読み込んでも何ら不思議ではない書き方であることは間違いがないのです。
ちょっとネットを検索すると、「これだから民主党は見放される、原発に対する二枚舌、いい加減にせよ皆さんも民主党のサギ的手法に騙されないように心してください、情けない民主党」とか「だから民主党は信用できない。言っていることとやっていることが正反対」とかいうような発言がすぐに見つかります。影響はすごく大きい。民主党にとって大きなマイナスとして。そしてこの記事は「25人のうち少なくとも18人が」という書き方からわかるように全員に確認が取れていないことが推測できます。今日のタイミングで出すことが優先された結果なのでしょう。
一体何を意図してこの時期に、一面に、この見出しで掲載したのでしょうか。新聞記事の内容がおかしいと思って抗議をしても、「編集権がある」という一言で受け付けてもらえないことも経験しているので、質問や抗議をしたところで一切答えてくれないのですから今更こんなことを言っても恨みがましいだけなのかもしれません。それでもです。
確かに民主党の原発政策は「直ちに再稼働反対、原発ゼロ」で統一されているわけではありません。マニフェストには「責任ある避難計画がなければ、原発を再稼働すべきではありません」「2030年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入します」という表現になっています。民主党内の考え方が一枚岩ではない中で何とか一致点を見つけた表現になっています。もちろん脱原発・反原発の人からすれば不十分な表現だという指摘はよくわかります。
そんな中で原発ゼロに向けてしっかり主張をしている人もいることはこの記事からは一切わかりません。そのことが悲しいし、怒れてくることです。3区の近藤昭一さんは18人以外、つまり7人のうちの一人であることは確かです。しかしそれ以外の候補者がどうなのかは候補者に聞いたことがないので私は知らないのです。
とにかく今は自・公に対峙する体制を作るためには少しでも多くの人が民主党に一票を投じてもらうことが一番効果的であることを訴えるしかないと思っています。
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2014年12月08日
夜、千種区役所講堂で古川元久個人演説会が開催されました。寒い夜にもかかわらず多くの方々に参加していただきありがとうございました。投票日まで5日となりました。残りの選挙戦全力で頑張ります。みなさんのご支持を古川元久へ!そして民主党へ!よろしくお願い申し上げます。
演説会の様子
携帯で撮ったので画像が、、、
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2014年12月07日
木曽を応援する企画の情報が二つ届いています。
この機会にぜひ木曽へスキーに行ってください。遊びに行ってください。少しでも早く木曽観光が復興するようにみなさんのご協力お願いします。
◎木曽観光復興対策協議会(事務局:木曽観光連盟)が企画した、「つながろう木曽 ―応援ありがとうキャンペーン」
内容は木曽(木曽町、木祖村、王滝村)の宿泊施設を利用すると先着10,000名に、周辺スキー場で使える一日リフト券か協賛店で使える買い物補助券2000円分がプレゼントされます。期間は来年3月31日までです。問い合わせは木曽観光連盟0264−23−1122.詳しくはホームページhttp://www.kisoji.com/index.htmlまで。
◎長野県木曽町宿泊施設助成券制度
名古屋市民が観光を目的で木曽町の対象施設に宿泊すると1名につき1枚、1泊2,000円の助成券が先着限定1,000名分発行されます。この制度の対象になるのは、
名古屋市在住の方
名古屋市にお勤めの方、通学の方
代表者が名古屋市民の家族やグループ(代表者とは上記の方、人数制限あり)
期限は来年3月31日まで。
詳しくは長野県名古屋事務所のホームページ
http://www.pref.nagano.lg.jp/nagoyajimu/index.html
まで。
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作家のいとうせいこうさんがポリタスという政治を考えるネットメディアに、「一羽の鳥について(あらゆる選挙に寄せて)」という文章を寄せています。「無力」と思える一人の「一票」が無力ではない、可能性を持った一票であることを訴えています。
ぜひ投票に!
その一部を紹介します。全文はhttp://politas.jp/articles/213で。
国民が「政治不信」になればなるほど、組織票を持つ者が好き勝手にふるまえる。
むしろ無力なのは選挙に落ちるかもしれない政治家の方だということを思い出して欲しい。
選挙期間というのは「無力」さの逆転が起きる時間なのであり、結果を決めるのは例の「私たち」以外にない。
つまり「私」以外に。
その時「力」はどちらにあるか。
あなたにある。
これが選挙というものの恐るべき、スリリングな本質だ。(いとうせいこう)
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2014年12月06日
今日は午前中初雪でした。湿ったぼたん雪が少し降っただけですが非常に寒い一日でした。そんな中、千種区の中を2時間半ほど古川元久候補や応援団が練り歩きました。ドーム前のスーパーから出発して仲田付近まで訴える中で多くの方の応援の反応がありました。さすが古川候補の地元だけあります。でも自民300議席超えの報道もあります。自民の圧勝を許さないことが重要です。
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ジュディ・ヒューマンさんの講演会が開かれ多くの参加者がありました。私は選挙活動のためあいさつだけしかできなかったのが非常に残念でした。1990年に成立したADA法(障害を持つアメリカ人法)には大きな衝撃を受けました。法の制定により聴覚障害者も利用できる公衆電話が登場し、当時はどういうシステムか想像できず半信半疑だったことを思い出します。アメリカに行ったとき空港でそれに対応する電話機を見て本当だったんだと思ったのでした。(公衆電話にキーボードがついていてそれで打ち込まれた文字をオペレーターが読んで耳の聞こえる人に伝え、耳の聞こえる人が話した内容をオペレーターがキーボードで打ちその文字を聴覚障害者が読み取ることでコミュニケーションを取る)
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2014年12月05日
明日ジュディ・ヒューマンさんの講演会が名古屋で開催されます。今日は歓迎レセプションが開催され民主党名古屋市議団の代表として参加しました。彼女は現在、アメリカ国務省の国際障害者の権利に関する特別顧問として活躍しています。1990年に成立したADA法(障害を持つアメリカ人法)、今でいう障害者差別禁止法成立を実現させるために中心的に活動した人です。
大村愛知県知事、岩城名古屋市副市長、スティーブン・G・コバチーチ在名古屋米国領事館首席領事が来賓としてあいさつし、三輪名古屋市会副議長の音頭で乾杯しました。彼女はあいさつの中で、名古屋で作る条例は問題解決に強い力を発揮するものにしてほしいとエールを送っていただきました。彼女のメッセージは短い中に力強さを感じさせるものでした。
ジュディ・ヒューマンさんと
みんなで記念撮影
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2014年12月04日
選挙戦3日目。朝は自由が丘、夕刻は池下で街頭活動。温かいお茶を差し入れてくれる方、応援の握手をしていただく方、そして厳しいご意見をいただく方など様々な反応を肌で感じます。そしてボランティアの若い人たちが寒い中一生懸命がんばってくれています。
今日の新聞には古川候補優勢との報道もありありましたが、選挙は気の緩みが一番危険なこと。何かあると状況は一気に変わります。民主党にとって状況が厳しいことに変わりはありません。気持ちを引き締め勝利に向けてガンバロウ!
自由が丘駅前で
池下駅前で
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2014年12月03日
選挙戦2日目。みんなで古川元久候補の政策を訴えます。明日の18時から池下に古川候補の街頭での訴えが行われる予定です。お時間のある方はぜひ聞きに来てください。
また、12月8日(月)午後7時から千種区役所講堂で個人演説会を予定しています。古川候補の考えをしっかり聞いていただけると思います。ぜひご参加ください。
寒い中、ボランティアの人も懸命です
古川元久候補の秘書黒田太郎さんも訴えます
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2014年12月02日
いよいよ選挙戦が始まりました。各マスコミの調査によっても民主党の支持がなかなか回復していないので非常に厳しい状況です。古川元久候補は「安心を実感できる日本へ」をスローガンに選挙戦を戦っていきます。みなさんの応援よろしくお願いします。
今池ガスビル前での第一声です
夕刻、今池で街頭演説
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2014年12月01日
今日は本会議で質問をしました。内容は鶴舞中央図書館の敷地の一部に湧き出る大量の湧水の活用についてです。鶴舞中央図書館は掘割のような地形に建てられています。地下1階の高さに近くで公園側の壁面の水抜きパイプから大量の地下水が涌いています。そこは普段人が入れない場所なのですが、8月上旬に図書館を訪れたときに館内を見て回った時に職員の人から教えてもらいその大量の湧水の存在を知り、そのまま下水の流れていくのは何か残念な気がして、何か活用策はないかと考えていました。そこで、環境局の「水の環復活 2050なごや戦略」という水循環を考える計画の中に位置づけてはどうかと思い質問しました。
一カ所で一番勢いよく湧き出ているところは私の大雑把な測定によると1分間に53.3リットルの量が涌いていて、他にも涌いているとことがあり推定で毎分80リットル近くの水が涌いている感じです。一年間に換算すると42,000立方メートルとなり、名古屋城天守閣1.75杯分もあります。環境局長はさっそく湧水の調査などを行い、今後は教育委員会とも連携して検討すると回答しました。また、教育委員会も活用策を検討すると回答し、河村市長も高い関心を示してくれました。今後夢のある活用策を実現できるよう私もアイデアを出していこうと思います。
中央図書館近くの千種区の吹上には以前サッポロビールの向上があり、豊かな地下水を利用していたということも事実です。また鶴舞という地名は元は、水流間とかいて「つるま」と呼んでいたくらいで水が多くある地域であったのです。今回の質問から新たな夢のあるスポットができればいいなと思っています。
こういうところから湧いています
勢いよく流れています
何カ所からも湧き出ています
湧き出ているところを上から見た
ホテイアオイも2カ月で大きく広がりました
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2014年11月30日
午後、第11回手話フェスティバルの開会式に出席しました。
その後、NPO愛知キャンサーネットワーク主催の「がんになっても働きたい――仕事と治療の両立について考える」というシンポジウムの伺いました。いまや就労世代で毎年新たに22万人の人ががんと診断され、全国で働くがん患者は32.5万人(男性25.4万人、女性18.1万人)にもなるといいます。
しかし講演された第二日赤の赤羽医師の話によると、2013年の7月から12月の半年でがんの相談を受けたうち就労の相談はたった2件だったと報告されていました。がんにり患したということだけでショックを受け患者さん本人は仕事どころではないという気持ちになるのも理解できますが、その時に医師がどういう言葉をかけるのかによって相当左右されることもあります。
患者というものはなかなか本当にしてもらいたいことや本当にやりたいことを言わないということは自分の経験からもよくわかります。病院における相談においては医療的なことだけではなく何でも相談をしてもらっていいんだという姿勢を示すことが必要ですし、患者自身も何でも相談するということに慣れていく必要があります。名古屋市立病院でもどんなことができるのか考えなければならない課題です。
シンポジウムの様子
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午前中の空いた時間に助っ人と二人で事務所の机の上の書類を片付けました。スッキリして気分良しです。これから選挙で作業しなくていはいけないのでこれでOKです。
ビフォー
アフター
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2014年11月29日
千種区区民会議が行われました。千種区の区政運営方針(あじさいプラン)について議論する場として区民会議が設けられています。今日は、今年のあじさいプランの進捗状況の報告、区民アンケート調査結果の報告、来年度のあじさいプランの素案の提案といった内容で議論が進められました。
各学区の区政委員長や各団体の責任者などとともに、一般公募者9人が円形の配置された机を囲んで会議が行われました。区役所側の答弁が、説明が長すぎたり、自己アピール的であったり、自己弁護的であったりしていたのが気になりました。わかりやすく説明する「ワザ」を身に付けることが、いわゆる「お役人」脱却であることが明白になったように思います。
円形に囲んで話し合います
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わっぱの会の新しい活動の場「生涯活動センター わっぱ〜れ やまぐち」の内覧会が行われました。内覧と同時にわっぱんや知多の農業製品の販売、パン作り体験、もちつきなどのお楽しみの企画も行われました。東区の山口町にわっぱの会の新しい拠点が開設されました。
わっぱの会でパン作りやリサイクルなどの仕事をしていた障害あるメンバーの中で病気や高齢化などで仕事をするのが大変になってきた方が増えてきました。そこで生産という仕事の場ではなく、様々な活動をしながら日中を過ごすための場を作ったのです。「生涯活動」というところに思いを込めています。今後は地域の方々とのつながりを深めながら、一歩一歩着実に事業を行っていければいいと思います。
建物の全景
砂を使って足腰を鍛えるスペースがあります
絵本もたくさんあります
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2014年11月28日
今日の中日新聞に明日計画されている「みん・みんの会」の「木曽へ行きましょうバスツアー」が取り上げられている記事が大きく載りました。明日、木曽に行けないのは本当に、非常に残念です。良いバスツアーになることを祈念します。
今日の中日新聞
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今日から議案外質問が始まりました。民主党市議団からは以下の4人が質問します。
◎小川としゆき議員
1.同報無線を活用した児童の安全確保について
◎橋本ひろき議員
1.敬老パスについて
2.職員のモチベーションと職場モラールについて
(1)給与引き上げ見送りに対する人事委員会の見解
(2)維持向上に向けた取り組み
◎おくむら文洋議員
1.森川邸田舎家の再現について
2.「(仮称)鶴舞公園スポーツコミュニティセンター」の整備について
◎斎藤まこと
1.「水の環復活」に向けた湧水利用について
(1)鶴舞中央図書館に湧き出る地下水の活用
私は午後3時過ぎに登壇の予定です。夢のある質問にしたいと思っています。乞うご期待。
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2014年11月27日
NPOセカンドハーベスト名古屋主催の集会「食コミシンポジウム」があり参加しました。シンポでは廃棄される前の食品を様々な理由で食品が必要な人に届ける活動であるフード・バンクを利用して地域の高齢者に様々なサービスを展開している実践例が報告されました。その中で、広島安佐北区で活動している「あいあいねっと」の理事長原田佳子さんのお話は興味深いものがありました。
あいあいねっとはフードバンクの食材を利用しながらレストラン運営や配食サービスを行っている団体ですが、活動を通じて見えてきた課題としていくつか挙げられたのですが、そのトップに挙げられたのが「食品ロスは生活困窮の一因」という理解です。大量生産大量消費の中で生み出される食物ロスなので、この産業構造が生活困窮を生み出しているという指摘です。なぜフードバンクがアメリカで急速に発達したのかということに思いを致す必要があるとも指摘されました。
フードバンクを利用しながら活動している団体の方の発言だからこそ奥深い発言だと思います。原田さんは、「もったいないのない社会」を目ざしたいと発言を締めくくられました。
原田さんが講演で示された諸課題
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暖かい日でした。事務所近くの歩道にあるイチョウが朝日を受けて輝いていました。私の他にも通りがかりの人が写真を撮ったり、モデル?風の人がポーズをとって写真を撮ったりしていました。写真を撮りたくなる瞬間でした。
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2014年11月26日
夜、名古屋市が現在パブリックコメントを募集している、寄附の税額控除の対象となるNPO法人を条例で指定する「条例個別指定制度(案)」について考えるシンポジウムがあったので参加しました。条例による個別指定制度については昨年の6月議会の本会議質問で私が実施を求めたものでもあるのでその具体化がすすめられていて来年2月市会に条例案が提出される予定になっています。
名古屋市が今回提案している条例個別指定の指定基準は、以下の@とAの要件を共に満たすことが必要です。
@一つ目の条件は、NPOの活動内容が地域課題の解決に資するものであると認められること
A二つ目の条件は以下の(ア)、(イ)のいずれかに該当すること。
(ア)法人への寄附者数が年平均50人以上で、かつ、寄附金の総額が年平均15万円以上であること
(イ)NPOで活動するボランティア(有償ボランティアを除く)が年平均のべ50人以上(実人数20人以上)で、かつ、活動時間の合計が300時間以上であること。
これらの基準に加え、国が定める認定NPOに求められる運営要件などが備わると第三者委員会による審査を経て条例により個別指定が行われることになります。
今日のシンポジウムでは、有償ボランティアを何故認めないのかという点で議論が集中しました。有償ボランティアを認めないのは時の流れに逆行していると理解されていたようです。確かに有償ボランティアの活動がNPOの中では当たり前になっている状況があるのでこのあたりの考え方をわかりやすくしていく必要があると思いましたし、その考え方の論理構成をもう一度私も勉強してみないといけないと思いました。
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愛知部落解放・人権大学で「障がい者と人権」というテーマで講義を担当しました。持ち時間1時間の中でわかりやすく話しているつもりですが受講者がどう感じたのか気になります。障害者差別解消法の施行を2016年4月に控え、「合理的配慮」という考え方を理解してくれる人を増やすとともに、様々な現場で「合理的配慮」の実現を通して社会の課題を解決してくれる人材を育てていくことが求められています。
講義の様子
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早朝から連合愛知名古屋地協が労働者保護ルール改悪断固反対の街頭宣伝活動を金山総合駅南口で行ない、そこに参加しました。雨の中、連合愛知会長、名古屋地協会長、近藤昭一衆議などが訴え、私たちは通勤者などにティッシュ配りを行いました。今回衆議院の解散で労働者保護改悪法案は廃案になりましたが、また再び提案される可能性が大いにあります。再提出をさせないようにするためにも今回の衆議院選で自民・公明の議席数を減らさないといけません。
金山駅での早朝街宣行動
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2014年11月25日
議員控室のある市役所東庁舎の1階にキャンペーンのためのコラボツリーが設置されています。これは11月が児童虐待防止月間であり、11月11日〜25日が「女性に対する暴力をなくす運動」の期間でもあるので従来から11月の途中で設置されていたのですが、今年はそこに高齢者虐待防止のリボンも登場して3色になっています。
DVをなくそう(パープルリボン)&児童虐待防止(イエローリボン)&高齢者虐待防止(みまもりリボン、色はシルバーです)の3色のリボンをクリスマスツリーのように飾って啓発をしようという企画です。いつまで設置されているかは確認せずに報告していますが、おそらく11月中は設置されているのではないかと思います。
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2014年11月24日
名古屋手をつなぐ育成会が開催した、「知的な障害のある人の権利擁護フォーラム」に参加しました。午前中は毎日新聞論説委員の野沢和弘さんの講演。差別解消法成立に至る考え方を整理しながら合理的配慮についてわかりやすく説明されました。差別解消法に関しては、障害者差別解消支援地域協議会を設置するだけではなくその中に当事者団体がしっかり入って意見を言っていくことが重要であることを繰り返し強調されました。
また、合理的配慮については、合理的配慮をすることによって誰もが使いやすくなうような、例えば多目的トイレのような、効果を生み出すことが重要であることを指摘されるとともに、一方で合理的配慮によって「負担」(この負担には金銭的問題だけではなくいろんな意味が含まれていると思います)増となる人のことをどう「配慮」するのかという視点も重要であると話されました。そして合理的配慮をすることが大量生産をする産業社会を変革していく、また異質なものを排除しない価値観につなげていく必要があると話されました。
また、野沢さんは厚労省の障害者部会の委員でもあるので今後の議論のポイントとしては、意思決定支援・パーソナルアシスタント・障害者の高齢化の3点であると話されました。
私は個人的には意思決定支援をどうするかに関心がありました。野沢さんのレジメにも「成年後見から意思決定支援へ」という項目があったのですが、時間が来てしまいその点は午後のシンポジウムで議論することになってしまったので私は次のようがあり議論を聞けなかったのが残念でした。名古屋市も現在、障害者差別解消担当の職員を置いて対応策を検討しているのでしっかり意見を言って、差別解消法が絵に描いた餅にならないようにしていきたいと思います。
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2014年11月23日
岐阜の市民会館で「水俣・岐阜展」が開かれていたので見に行ってきました。本当は明日の対談に行きたかったのですが時間が取れず今日展示だけを見に行きました。30日までの開催です。
水俣病認定の判断を厳しくして認めなかったり、責任をあいまいにしたりしている姿勢は依然として続いています。水俣病は終わっていないのです。名古屋展が開催されたのは2002年でした。わっぱの会での水俣甘夏みかんの販売もずっと続いています。
今年の夏には共同連大会を熊本で行い、水俣で活動されている何人かの方に久しぶりにお会いしました。最近では水俣病の活動に関わっていた世代の子どもの方たちが新しい取り組みを始めています。「企業組合エコネットみなまた」もそうです。会場で石けんを販売していたので馬油せっけんを買いました。
会場からは金華山の岐阜城が望めました
馬油石けんです
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第31回千種区・名東区家族ジョギング・ウォーキング大会が平和公園のメタセコイア広場をスタート・ゴール地点にして開催されました。参加者は約2900名で2キロ・4キロ好きなコースを楽しんでいました。今日は天気がよくて暑いくらいでした。また木々の紅葉もいい感じでした。
参加者にエールを送る古川前衆議(左)
古川前衆議も参加者として走っていました
たくさんの景品の抽選です
きれいな紅葉でした
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2014年11月22日
さっそく民主2区支部レベルでの選対会議が開催され選挙戦に向けてのスケジュールなどの確認が行われました。まさに短期決戦、古川元久前衆議の勝利に向けてガンバロウ!
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「サポートセンターBeing若水」のバザーに伺いました。天気も良く多くの方が掘り出し物を買いに訪れていました。
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2014年11月21日
今日11月定例会が開会しました。会期は12月10日までの予定。今回提案されている補正予算は2件。いずれも債務負担行為、つまり今後複数年にわたり支出する限度額を定めるもので、今回の補正予算では具体的な支出はありません。
○可燃・不燃・粗大ごみ・資源ごみ(容器プラ)の収集委託に27億1900万円(平成27年〜31年)
○金城ふ頭に建設する5000台収容の駐車場建設費用を平成27年〜48年にかけて支払うための債務負担行為です。予算額は154億2400万円です。今後予定されているレゴランドの開業、国際展示場の拡張などに対応するための駐車場です。まちづくり公社が来年秋頃には建設を開始し、2017年(平成29年)の初めころに完成予定です。完成後は名古屋市が買い取ることになります。
その他に条例案6件、一般案件10件、専決処分の報告9件、公安委員会の委員推薦の同意1件、人権擁護委員の推薦の諮問1件です。
財政福祉委員会に関係する議案は以下の通りです。
<財政局>工事契約案件2件、工事契約の一部変更が2件、来年度の宝くじの発売総額を330億円以内とする議案
<健康福祉局>産科医療保障制度の出産育児一時金の額の変更のため名古屋市国民健康保険条例の改正、名古屋市食品衛生法に基づく公衆衛生上講ずべき措置の基準等に関する条例の一部改正、第2斎場の指定管理者の指定(太陽・近鉄グループ)
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今日衆議院が解散しました。大義のない、自己保身のための解散です。首相はアベノミクス解散だと自ら命名していましたが、争点の注目をそこに持っていき、集団的自衛権の問題を後景に置いて選挙戦に臨もうとしています。選挙戦ではアベノミクスの問題性を明らかにすること、平和な共生社会に向けた提案をしていくことを通じて国会で非自・公勢力を伸ばしていくことが必要です。
千種区を含む愛知2区には古川元久さんが7期目をめざして立候補します。応援よろしくお願いします。
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2014年11月20日
「食と農のマッチングフェア」というイベントが中小企業振興会館で行われていたので様子を見に行ってきました。昇龍道プロジェクトの対象地域の中で地域資源を活用している食品加工事業者が参加して特産品やこだわり商品を紹介し、売り込みを行うイベントです。
高校生も食品に関する取り組みをいろいろ紹介していました。お客の数は少々さびしい感じでしたが、いろんな商品、取り組んでいる人など新しく知ることも多くありました。篠島の(株)篠島お魚の学校というユニークなネーミングに誘われてブースでお話を伺いました。海産商品を扱うとともに、民宿も経営されているそうです。木曽川の水は愛知用水を経て篠島、日間賀島、佐久島にも海底パイプを通じて届いています。何か上下流交流のアイデアをいただいたような気がしました。
会場の様子
篠島お魚の学校のパネル
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2014年11月19日
午後から委員会で「敬老パスのあり方について」名古屋市の考え方が委員会に報告され議論されました。名古屋市の考え方は以下の3点にまとめられます。
@交通局に支払う敬老パス負担金の積算における乗車単価を現在の通常割引単価から利用者の4分の3は昼間利用しているのでその分は昼間割引を適用させて計算し、通常の割引率▲10.7%から利用実態に応じて計算した割引率▲15.2%に変更する。また、今後の精算時においても新たな単価で計算する。
A過去の利用負担金の最大額であった平成15年の138億円を基本にして消費税が3%アップした分を加味した(108/105×138億円=)142億円を暫定上限額(テンポラリー・プライスキャップ)として設定し、今後予算がこの上限を超えるような場合は新たな見直しを行う。
B利用者の一部負担金は現行のままにし、パスのICカード化は早期実現に向け検討する。
今後の高齢者の増加を考慮すると上限額に達するのは平成30年と試算しています。それまでにも上飯田線や名鉄・JRなどへの利用拡大の議論が必要ですし、ICカード化の実現、また各区の敬老パス公布率の格差(最高は千種区の72.4%、最低は南区の54.7% 平成25年実績)にみられるように不公平感の解消など多くの課題が積み残されています。
今回の市の方針は簡単にいえば、解決を先送りした格好です。いずれ根本的な見直しが必要です。早急な議論が必要です。今回の見直し案提案に至る経過が問題であることを委員会で指摘しておきました。そもそも事業仕分けが出発点となり、敬老パスの負担問題だけの視点で議論が進められました。よく考えれば、平成16年の一部負担金導入の時には名古屋市全体の制度設計としての「受益と負担の関係」の考え方を示しその中に敬老パスも含まれていたという構図でした。今後見直し議論をするにはいま一度名古屋市全体の中で「受益と負担」の方針を定める議論をすることが不可欠な状況なのではないでしょうか。
見直し後の負担金の試算
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今日から千種区役所で新しい取り組みが始まりました。婚姻届を出した人を対象に愛知デザイン造形専門学校とのコラボでつくったお祝いのカードを渡すという取り組みです。なおこのような結婚カードを渡すのは中川区に次いでのことだそうです。区役所の自主的な取り組みで地域の人との関わりを深めようという姿勢は大切です。
ちなみにカードは3種類、いくつかあった候補の中から人気が高かった3点を選んだそうです。午後には区長から(初日のため)カードを受け取った人がいたそうです。今日は千種区のキャラクターこあらっちもスタンバイしていたというので記念撮影もあったのかもしれません。私のブログを呼んでいる千種区民でこれから結婚しようとしている人はほとんどいないと思いますがぜひ一度区役所窓口でカードの実物をご覧ください。
手作りのウエルカムボックスです
学生さんの作品三点です。
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2014年11月18日
先週の14日に総務環境委員会で「地域委員会の新たなモデル事業」の検証結果が報告され、その資料が各議員に配布されましたのでその検証結果(まとめ)を紹介します。検証の結果明らかになった解決すべき重要な課題が4点あげられています。
@学区連絡協議会との関係をより緊密にした仕組みとする必要がある。
A地域の取って受け入れられやすい委員の選任方法を幅広く検討する必要がある。
B事務の簡素化をし、区役所による支援など幅広い運営支援について検討する必要がある。
C地域予算と既存の施策や補助制度との関係を整理する必要がある。
この結果からすると事実上白旗が上がったと言えるのではないかと思います。多くの市民にとっていまや「地域委員会って何?」というのは正直な状態ではないでしょうか。
河村市長は、学区連絡協議会など従来の地域組織を「旧態依然」の組織として位置付け、それでは市民の意見が反映していないとして選挙で選ばれた地域委員で地域の課題解決に取り組もうという三大公約の一つとして実施された施策です。そもそも私は小学校校区という小さな単位で選挙をすること自体に意義を感じません。第2期においても実質的には学区連協の関係者中心に委員が構成されたことから考えると、選挙をする意義は薄くなっているといえます。
やはり課題解決のためには地域の切実なニーズを把握し共有化する必要があります。大都市の中でこの作業をどうするのかは非常に難しい課題です。お金があれば解決できるという問題ではありません。先日も議論をした介護保険計画・地域福祉計画などで議論されている地域包括ケア・地域活力再生の取り組みなどとも関連してくると思います。地域の切実なニーズを把握し共有化して、それを解決する方法論を見つけるという議論のプロセスが最も重要なことだと思うのです。ですから地域のために働きたいという人を全員参加してもらい、その中で共有化のプロセスを踏めばよく選挙は必要ないと思うのです。目的は地域の課題を解決することですから。福祉分野の制度設計などとも連携しながらもう一度出直して制度設計を考えた方がいいと思います。
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2014年11月17日
遺伝子組み換え食品を考える中部の会が、学校給食の提供に際して中国産食材使用の中止を求めて話し合いを行い、その場に参加しました。今回の話し合いをするきっかけは週刊文春の連載記事で、全国の学校で中国産食材が使用されていて、名古屋市も一部使用されていると報じられたからです。
小学校給食で使用されている中国産の食材は、みそ、豆板醤、トマトケチャップです。みそは原料の大豆の産地(カナダ、アメリカ、中国)の中に中国産が含まれていて、加工は日本です。トマトケチャップも同じで、産地はアメリカ、中国、ポルトガルで加工は日本国内となります。豆板醤は唐辛子が中国産ということになります。ケチャップはメーカーの市販製品なので原料から中国産を抜くというのは難しい状況です。
みそについては給食について一年間まとめての契約になるので大豆から中国産だけ除いてもらうように働きかけるということでした。ただ、アメリカ、カナダの大豆で遺伝子組み換えでない大豆の確保が難しくなっているという状況もあるようで、それなら国産大豆にしたらどうかというと価格は倍になるそうです。ただ、一人あたりの年間使用量に換算するとデザート1回分ほどらしいのです。子どもたちがデザートを楽しみにしているのも理解できますが、食の安全のためにという「食育」をしっかりすれば子どもたちにも理解してもらえるのではないかとも考えますがどうでしょうか。
名古屋市は小学校給食の食材は教育スポーツ協会が一括して購入する体制になっているからコントロールができているという現実があります。その意味ではいい意味で外郭団体が役割を果たしていると言えるのではないかと思います。単なる「価格競争」をするだけではコントロールができません。食の安全の確保にはコストがかかります。
一方、中学校はスクールランチです。民間の業者の給食センターで調理していて、野菜や魚介類などは教育委員会が定める基準で業者が調達する物資を使用します。加工度が高い調味料や食品などは教育委員会が具体的に指定する物資を使用します。その中で中国産は、超学校と同じくみそ。そしてソースの中に含まれる醸造酢に中国産の酢も含まれています。またさわらも中国産というものがありますが、いくつかある水揚げ地の一つに中国が入っています。これは日本海などで獲れたさわらの水揚げ地が中国だというだけで加工は国内となっています。たださわらについては中国産さわらの量が少ないので調整して中国産をなくすことはできそうだということでした。あとトマトジュースにも中国産がありますがケチャップと同じことです。
教育委員会としてはみそに関して対応していく意向を示していて前向きの姿勢は評価できます。現状では調味料から中国産を完全に排除することが難しいということは理解できますが、給食のコストをどうするのか、その中で安全のためのコストをどうするのかは議論をしていけばいいと思います。いずれにせよ、名古屋市の場合は週刊文春に報じられていた他都市の状況からすると相当取り組みがすすんでいると思います。中国産を使わないことでは全国のトップランナーを走っているともいえるので、その取り組みの状況を多くの市民に知ってもらうとともに、さらに前進できるように働きかけをしていきたいと思った次第です。
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2014年11月16日
私のところにインターンに来てくれた学生さんが出演するので南山大学管弦楽団第100回定期演奏会に行ってきました。やはりライブ感が実感できる生演奏はいいですね。松尾葉子さん指揮のベルリオーズ幻想交響曲を気持ちよく聴きました。
会場内は撮影禁止なのでチケットを
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70年〜80年代韓国の民主化運動のリーダーとしてで大きな役割を果たされた文益煥牧師の20周忌追慕の集いに参加しました。文牧師の三男で、民主統合党の代表代行も務めたこともある文盛瑾(ムン・ソングン)さんの講演もありました。東アジアの平和は本当に重要だと思います。
講演される文盛瑾さん
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フライングディスクの大会に伺いました。参加者は763名、ボランティアも500名近くみえて盛大に開催されていました。
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2014年11月15日
いま名古屋市美術館で「ゴー・ビトウィーンズ展 こどもを通して見る世界」が開催されています。この夏に同じ企画が東京の森美術館で開催されているのを見る機会があり、非常にいい内容で感銘を受けた記憶がよみがえります。図録によると、「19世紀末、ニューヨークの貧しい移民の暮らしを取材した写真家ジェイコブ・A・リースは、英語が不自由な両親の通訳として様々な用事をこなす移民の子どもたちを「ゴー・ビトウィーンズ(媒介者・間をつなぐ人)」と呼びました。」と説明されています。
こどもが様々な境界、例えば国境、民族、性別、年齢、時間などの境界を自由に行き来できる存在であり、またその境界の存在を明確にしたりぼやかしたりできる存在であることを、そして何より子どもたちの存在が未来を教えてくれます。それぞれ面白い作品ですが、特に私のお気に入りは、金仁淑(キム・ウンスク)の作品、スヘール・ナッファール&ジャクリーン・リーム・サッロームの作品です。
いまのところ客の入りがいま一つだそうです。ぜひ見に行ってください。少々社会的メッセージ性が強い面もありますが、美術館に行ってあれこれ考えるのも楽しいですから。私はまだ行っていませんが、隣の科学館での「館長庵野秀明 特撮博物館」も面白そうですよ。
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2014年11月14日
いよいよ解散総選挙が現実になりそうです。安倍政権は消費税10%への増税を先送りするという。景気回復の足取りが重く、いま増税に踏み切るとデフレ脱却がうまくいかなくなるからなのだろうか。それとも支持率の下降傾向と関係した判断なのか、それとも来年の国会審議における集団的自衛権関連の法律成立を見越してのことなのか、解散の動機の真相はわかりません。それこそ大義はどこにあるでしょうか。
そして今日、民主党も増税見送りを容認というニュースが入ってきました。これもまた複雑な心境です。2年前の総選挙で社会保障充実のためには増税やむなしと有権者に説明してきたからです。もちろん法律には景気が上向かない場合には延期すると書いてあるのですが、やはりしっくりきません。そもそも増税すればある程度消費が落ち込むのは予想されていました。自民党がアベノミクスだと称してバラまきをしたことが悪いのであって、福祉、介護、医療の根本的な制度改革が行われ消費税増税分がしっかり投入されれば増税する意義はあったと思います。しかし民主党も明確にビジョンを示せていませんでした。もちろんこの状況で10%増税をそのまま主張するのは選挙には不利だというのは理解できますが、正直それでいいのかという思いです。
今日の新聞記事によると、1か月の利用者が300人以下の小規模のデイサービスの報酬単価を引き下げる方針ということが報じられています。現場で起きている様々な問題、サービスの質などを解決するには報酬単価だけではないことをしっかり指摘をし、かつ前向き提案の政策を掲げて、格差が拡大するアベノミクス、集団的自衛権に突っ走ろうとする安倍政権の流れを変えるために民主党は議席を大きく増やさなければなりません。しかし民主党にとっては厳しい選挙戦であることは間違いありません。多くの方のご支援をお願いします。
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2014年11月13日
今日、千種公園に設置された「民間戦災傷害者の碑」の除幕式がありました。99歳になる杉山千佐子さん(全国戦災傷害者連絡会会長)も寒い風が吹く中出席され、「今まで取り組んできた取り組みがほめられてうれしい。援護法制定まで頑張る。」とあいさつされました。また河村市長も杉山さんたちの努力をたたえ、平和な社会を求めていく必要があるとあいさつされました。来年は戦後70年です。
来賓として参加しました
インタビューに答える杉山さん
千種公園の南側に設置されました
碑に刻まれた文章は次の通りです。
痛みを共有し、継承を
第二次世界大戦中、戦闘機のゼロ戦を生産するなど大軍需敏だった名古屋市は、六十回以上の米軍の空襲を受け、街は焼き尽くされ、市民約八千人が死亡、それに劣らない数の人々が重軽傷を負った。
死傷した民間人も国が援護すべきという運動は、昭和四十七年、全国戦災傷害者連絡会(杉山千佐子会長)により、ここ名古屋から始まった。一方、名古屋市は平成二十二年に「民間戦災傷害者援護見舞金」制度を設け、独自の援護を開始した。
大戦が終わって七十年が過ぎようとしている。壊滅した名古屋の街は市民のたゆまぬ努力によって復興、目覚ましい発展を遂げ、今日では、日本を代表する大都市となった。
しかし、世界ではいまだ争いが絶えず、参加が繰り返されている。
名古屋市は、市民が再び戦渦に巻き込まれることがないように願うとともに、空襲で体と心に癒えない傷を負った方々の長年の苦難に思いを寄せ、その痛みの記憶をここに刻む。
平成二十六年十一月 名古屋市
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5%減税検証結果について概要を報告しておきます。
5%減税の目的は条例には、市民生活の支援、地域経済の活性化、将来の地域経済の発展への寄与と3つが掲げられています。個人アンケートは市民生活支援への影響を把握する目的で2000人対象に無作為抽出し回答者は931人(回収率46.6%)。減税を知っている人は63.5%。あなたの減税額はいくらですかという問いでわからないと答えた人が50.8%でした。逆に言うとわかる前提で回答した人が45.2%もみえる結果になっているのは意外でした。なぜこんなに高かったのか真相は不明です。減税額を何に使ったのかとの問いに(複数回答)は、日常生活費に使ったという人が51.4%、わからないという人が36.2%、寄附した人は0.3%でした。新聞の見出しにもありましたが、生活費に回っているのだから「一定効果」ともいえますが、単に支払いに回っているだけで支払いのための現金が順送りされているだけなのですから新たな効果は生じていないといえるのではないでしょうか。
法人に対するアンケートは地域経済の活性化・将来の地域経済の発展への寄与を把握する目的で法人市民税を申告した9万社の資本金や業種の割合に合わせて1500社を選んで実施されました。減税を知っているかについては75.2%が知っており個人よりも高い割合となっています。減税額をどう活用したかの問いには、51.5%が経常的な支払いとし、内部留保14.8%、わからないが23.5%で従業員の給与増や雇用拡大は7.6%、寄附は0.3%、わからないは23.5%でした。
そして法人アンケートと同様の目的でマクロ計量モデルに基づくシュミレーション分析が行われました。内容をかいつまむと、減税の影響で増えた人口で消費拡大する影響が、減税による行政の税の支出減の影響を上回るという結果でした。シュミレーション上の人口の社会増の影響が大きいのですが、この点をどう評価するのかが問題です。シュミレーション上は減税した場合しない場合より人口が795人増え、その影響が大きいというのですが何かリアリティがありません。区役所で転入する人に理由をアンケートする方がより実態をつかめると思います。無作為抽出の手法ばかりではなく、丁寧な聞き取り調査も必要ではないでしょうか。
検証結果は以下のようにまとめています。
「市民の生活支援」については「ある程度寄与したのではないか」
「地域経済の活性化」及び「将来の地域経済の発展」については「企業活動を下支えしているが企業の長期ビジョンを大きく変える作用はない」、またシュミレーション結果については「115億円の減税により年平均200億円程度(市内総生産の0.17%)の押し上げ効果はあるものの、税収面で見ると減税の減収分を補うほどの増収効果はない」。
今回の検証を行う際に使った基礎データの実績値は平成23年度までのデータで、5%減税が始まった平成24年度以降の実績値は含まれていないことなどもありもう少し検証が必要であるというのが委員会を終えた現在の状況です。
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2014年11月12日
5%減税の検証についての今日の新聞各紙の見出しが興味深いです。
<中日>「減税5%効果市が試算 市内総生産 年1128億円増」 ただし囲み記事のところに見出しのフォントは小さくなっていますが「検証不十分 異論続々」となっています。(
<朝日>「名古屋市5%減税効果薄?」
<毎日>「経済効果 年200億円」
<読売>「生活に一定効果」
※ただ急用で名古屋を離れていたので朝日と読売新聞は見出しがどうなっているか電話で問い合わせただけで実際に紙面を見ていないことをお断りしておきます)
各社の減税に対するスタンスが現れているようです。まず気になるのが中日と毎日の額の違いです(記事の内容では中日以外は年200億円となっているようですが)。中日の年1128億円増というのが「突出」しています。簡単に言えば、毎日はじめ中日以外はシュミレーションによれば市内総生産(名目)は毎年200億円増加するという試算を報道しています。
これは名古屋市の検証プロジェクトチーム報告書のまとめの部分の中の「地域経済の活性化及び将来の地域経済の発展」の項目に記載がある内容です。報告書には「115億円の減税を行うことにより、10年間で1.76%程度、年平均では0.17%程度(200億円程度)の押し上げ効果が認められる。」と記載されています。ここで評価されていることは、年平均0.17%という数字で、これは成長率を示しています。
一方、中日が報道しているのは報告書の中の「市内総生産(名目)」の分析結果の内容で、報告書に「成長率の上乗せに伴う市内総生産の増加額は、10年間の合計で1兆1282億円(年平均1128億円)になる。」と記載されている部分です。そこで評価されているのは増加額、さらにいうとその合計額です。
つまり平成23年度にすでに1兆1785億円の市内総生産が存在しています。それが減税をした場合のシュミレーションによれば平成33年度に1兆2218億円になります。平成33年度と平成23年度の総生産を引き算してみましょう。(1兆2218億円)−(1兆1785億円)=433億円となります。これが現時点からシュミレーション上10年後に増える市内総生産の年額です。私が額に着目するとすれば、名古屋市内の総生産を生み出す力がどれだけ高まったかに着目するのですから、上記のような引き算をして10年後と現在との差を見ると思います。
中日の数値は、減税をした場合としなかった場合の毎年の増加額を10年分足し込んで1兆1128億円としてそれを10で割っている額を見出しにしています。私の発想の中ではこのような着目点はありませんでした。通常経済成長率は毎年どれだけ伸びたかが指標になるのであって、過去10年間の毎年増加した分の総和を議論するというのは私はあまり見た記憶がないし、どのような意味があるのかよくわかりません。
毎年の総生産の額は毎年の様々な要素のプラス分、マイナス分を計算して出てきている結果であって、毎年のプラス額が貯金のように積み上がって存在しているわけではありません(名古屋市の行革の効果がずっと積み上がって評価されることと同じ理屈です)。私もこの総生産額の増加額の総和という数値の意味をもう少し精査してみようとは思いますが、やはり中日の評価は減税の効果をより大きく見せようとするもので、経済的指標の評価としては適切ではないと思います。
数字自体は両方とも間違いはないのですが、数字のマジックで市民が振り回されても困ります。もう少し丁寧な説明を市民にしていかなければなりません。見出しの威力はすごく大きいのです。これは私はいろんなことで経験をしています。
検証結果の詳細を報告しようと思いましたが、また時間切れです。続きは明日に。
報告書の中の市内総生産の部分
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2014年11月11日
昨日に続き大きな課題を委員会で議論しました。5%減税の検証結果についてです。5%減税については「名古屋市市民税減税条例」の附則に「3年以内に検証」と規定されているため名古屋市当局は田宮副市長を座長とする検証のためのプロジェクトチームを作り検証作業をすすめてきました。それが昨日まとまり、市長に報告され本日財政福祉委員会に報告されたということです。
平成23年12月臨時会において減税条例が議決されたのですが、その時に議会側が「3年を経過した時点で検証」という文言を「3年以内の検証」と修正して議決したのです。
個人に対するアンケート結果は既に報告されていましたが、今回法人に対するアンケート結果と経済的影響のシュミレーション分析の結果が明らかになったということです。委員会では田宮副市長の出席を求める展開となり、結果的には検証内容についてはまだ不十分で今後検証を続ける必要があるというのが議会側の大部分の意見でした。
今日は時間がないので検証結果の詳細は明日の日記で報告します。
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2014年11月10日
二つ目の内容は、第2期名古屋市地域福祉計画・第5次名古屋市社会福祉協議会地域福祉推進計画を一体化させた「なごやか地域福祉2015」についてです。計画期間は2015年(平成27年)〜2019年(平成31年)の5年間です。
今回の計画の最大の特徴は名古屋市の計画と社会福祉協議会の計画が一体化したという点にあります。社会福祉協議会は社会福祉法の中にも位置づけられているので一社会福祉法人とは違う性格を持っていることは確かです。その意味で地域の民生委員や区政協議会などの地域団体などとの連携をすすめていく団体であるといえます。
しかし一方で介護保険事業を行なったり、名古屋市から委託事業を受託したりする一事業所でもあります。受託している事業でいえば、成年後見センター、いきいき支援センター、生活困窮者自立支援事業(これは他団体とのコンソーシアムですが社協が軸になっています)などがあります。今回計画が一体的なものとして策定されることにより諸団体との連携などがよりスムーズになるということは理解できますが、一方で社会福祉協議会が様々な事業展開において民間事業者より優位な立場に立ちやすい状況が生じてくるという懸念があります。
市と一体的に事業を展開すれば実績となり、民間における事業参入において不公平が生じるのではないかという疑念です。私は委員会でこの懸念について質問しました。名古屋市当局が社会福祉協議会の位置づけと距離感をしっかり取らないといけないし、名古屋市の施策展開における社協の位置について慎重に考慮していく必要があるということです。社会福祉協議会については財政面は監査委員による監査が行われますが、事業内容のチェックは直接的には議会ではできない構造です(まったくできないとはいえませんが基本的には名古屋市を通じてということになります)。
過疎地域などでは行政と社協は一体で活動しないと何もできないという状況ですが、様々な事業主体が存在する都市においては状況が異なります。本当の意味で地域福祉の担い手の裾野を広げるためにも市と社協の関係についてしっかり考える必要があると思います。
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今日の委員会審議は盛りだくさんの内容でした。
一つ目は第6期名古屋市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画「はつらつ長寿プランなごや2015」(案)についてです。計画期間は2015年(平成27年)から2017年(平成29年)の3年間の計画です。注目の介護保険料は、第1号被保険者(65歳以上の被保険者)の基準額が現在の月額5440円から400円〜500円程度上昇するとの推計が示されました。
前回の計画策定時の保険料の上昇は特例の交付金などが投入された結果850円ほどでしたが、今回は介護給付費準備基金の取り崩しを15億円行うこと、保険料率の累進性を高める、第1号被保険者の負担率を21%から22%に上げる、所得の高い人の利用者負担2割の導入、保険料収納率の向上などを実施することにより前回よりも高齢化が進んでいるにもかかわらず基準額の上昇が抑えられたということがいえますが、新しい総合事業など要介護認定度が低い人などのサービス提供について制度変更があることも要因の一つだと思います。なぜ400円〜500円の上昇で済んだのか、サービス提供水準の低下は生じないのかもう少し吟味が必要です。予算編成時にもチェックする必要があります。
なお保険料の値上げのおおよその積算内容は次の通りです。
○高齢化が進むことによる保険給付費の増加 +362円
○第一号被保険者の負担率が21%→22%に上昇 +262円
○介護報酬の改定見込 +170円
○2割負担の導入 △47円
○介護給付費準備基金の取り崩し △78円
○収納率の向上 △18円
○保険料段階区分変更 △192円
今回の計画の名古屋市としての特徴については答弁の中で以下の点を挙げました。
@名古屋の地域包括ケアシステムの構築
A在宅医療と介護の連携
B医療・介護の人材確保
C認知症対策の充実
D地域の支え合いのネットワークづくり
私は、保険料の積算の内容、新しい総合事業の経過措置対応と利用者間の不公平感の是正対策、計画の中における地域包括ケアシステムの位置づけ、医療と介護の連携について質問をしました。特に医療と介護の連携については、計画の中で「24時間365日切れ目なく在宅医療・介護サービスが一体的に提供できるよう仕組み作りを本格的にすすめる」と書き込んでいます。このことが具体的に実現すれば素晴らしいことですが介護保険外のサービスを充実させることが大前提になります。計画に書き込んだ以上絵に描いた餅にならないようにしていくよう強く求めました。
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2014年11月09日
ベルリンの壁崩壊からもう25年、四半世紀も経ったのかと妙に感慨深いです。世界の状況は本当に変わりました。
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夜景よりも会話と食い気でした
インターンに来てくれた学生たちと食事会でした。当然のことながら思いや感覚が違うので本当にいろんなことを教えてもらいます。楽しいひと時でした。
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各政党・団体の方々
集団的自衛権行使容認と解釈改憲をを具体的に止めるにはどうしたらいいのか、「政治を考える市民の会」が主催で、各政党・政治団体を呼んで集会が開かれ、私は一参加者として出席しました。参加した政党・政治団体は、社民党・新社会党。共産党・緑の党東海で生活の党は出席予定でしたが急きょ秘書の方の出席となりました。また国会議員で活動している立憲フォーラムの近藤昭一議員も参加されました。民主・維新の党・みんなの党・減税日本は都合により不参加でした。
参加者からは政治・政治家に対する不信感、市民の立場からの行動の必要性などの意見が出されました。この集まりでは具体的には次の参議院選で統一の候補を立てたいという思いがあるようなので、民主党に所属する私としては発言しにくいものです。やはり政策のすり合わせも必要ですが、現実的に考えると誰か良い候補者を先に決めないと、既成政党間の調整というのは非常に難しいと思います。
ただ、安倍政権による集団的自衛権行使容認と解釈改憲については反対の声を拡げその結果を選挙につなげる必要があるのは確かなことです。私は自治体議員立憲ネットワークのメンバーでもあるので本来であればこのネットワークのメンバーで何か集まりを持たないといけないところなのですが現時点では企画された集会に参加するだけです。今日参加して、数は少ないですが自分たちで小さくても何か取り組まないとと思った次第です。
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2014年11月08日
名古屋市立大学人間文化研究所・人文社会学部ESD公開シンポジウムに参加しました。テーマは「中部の里山資本主義」。ちょっと他人のふんどしで相撲を取る感が拭えないテーマですが、まあ良しとしましょう。
加子母村役場の田口幸子さんは大学などと連携した取り組みである「域学連携」の取り組みの内容を報告されました。NPO地域再生機構の森大顕さんは全国60カ所で取り組まれている「木の駅プロジェクト」について大垣市上石津町での取り組みを交えて話されました。薪ボイラーについても新たに教えられることもありました。名古屋大学教授の高野雅夫さんは足助で取り組む「千年持続学」や「都市の木質化プロジェクト」の実践を話されました。
加子母村の報告は圧倒的なものでした。20年にわたる大学との連携は着実に成果を上げているようです。地域の工務店がしっかり活動に関わっていることも重要な要素だと思います。ぜひ加子母に行きいろいろとお話を聞きたいと思いました。どの話にも共通していたのは、若い人まじめに山村地域に関わることで地域の方が役割を見つけ元気になるということ、また人と人の具体的なつながりが活動を継続させていること、小さな経済が重要であるという点でした。
質疑の中では「都会における持続可能な取り組みはどうすればいいか」という問いに対して、シンポジストのひとりは「わかりません。都会が好きな人に考えてもらえばいい」と答えていたのは残念でした。「わからない」ということはある面誠実な回答と言えるかもしれません。しかし、チラシには「中山間地域のみならず都市部の地域社会も視野に入れた持続可能な未来のビジョンについて語り合い」と謳っているのでした。わからないながらも何か話していこうということが出発点だと思います。
これからも都会で住み続けるであろう私にとって当面は木曽川流域の上下流交流をしながら木曽川流域圏のリアリティを共有できるようにしたいと改めて思ったのでした。
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津島市で車いす体験会の講師をしました。はじめて車いすに乗る人は歩道などの傾きが意外にあること、コンビニのドアを開け店に入るのも大変なことを実感してもらいました。
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2014年11月07日
同じ車いすを利用する議員として活動されている武豊町の小寺きし子議員に久しぶりにお会いしました。名古屋市における障害者の雇用、特に精神障害者の嘱託採用について調査に来られたとのことでした。武豊町でも取り組みをすすめたいとのことでした。近くなのですが意外に会う機会がなく、数年ぶりにお会いしました。
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2014年11月06日
昨日は171年ぶりの「後の十三夜」ということで大きく報道されていて、朝までは見ようと思っていたのにすっかり忘れていたところ、たまたま今日の夕方、東区の布池教会の近くに用があり車を降りたところきれいな月が教会のイルミネーションとともに見えました。陰暦の規則はよくわかりませんが、今日の月は「後ろの十四夜」ということになるのでしょうか。さっそく写真を一枚撮りました。私のデジカメの限界なのか、それともカメラの機能を使いこなしていないのかわかりませんが、月はスポットライトのようにしか映らないし、ぶれてるしで冴えませんが、心の中にはきれいな月が納まりました。
布池教会と月。写りが、、、。
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2014年11月05日
夕方、長野県木祖村の新しい村長となられた唐澤一寛村長がわざわざあいさつに来ていただきました。御嶽山とはずいぶん離れている木祖村ですが、レジャー施設などについて「灰がかぶって使えなくなっているようなことはないか」という問い合わせも来るようで風評被害で大変だとおしゃっていました。
また王滝村の瀬戸村長は本当に大変な思いでいるんだと話されることを聞いていると、名古屋で想像している以上の深刻さが存在しているのだと思いました。木祖村は水源の自治体として様々情報発信をしてきた自治体です。村長は今までの取り組みをさらにすすめていきたいと話されていました。それに応える活動をしていかなければと思いました。
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メッセナゴヤ2014に行ってきました。自分にとって直接関係のない分野の展示も多くありますが、いろんなものが展示されているので情報収集の場としても有用ですし、いろんなアイデアを出すときの材料にもなります。会場は3つに分かれているのですが、そのうちの一つを回っているだけで時間が経ち、他の2会場は特定のブースを駆け足で回るのが精一杯でした。みんな回ろうと思えば丸一日が必要で、それだけの時間が取れず残念でした。
会場では木曽町の原町長に偶然お会いしました。木曽町から「木曽駒ミクロ」というタッチセンサーの部品などを製造されている会社のブースが出ているというので慌ただしく訪ねてご挨拶してきました。このような業種の方と何か上下流交流できることはないか考える必要もあるなあと思いました。ゆっくり回れなかったとはいえ既知の方にお会いしたり、新たな出会いがあったりとそれなりの楽しさがあるメッセナゴヤでした。
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2014年11月04日
名古屋市保健委員大会が白鳥センチュリーホールで開催されました。大会では@犬猫による迷惑の防止についてA資源とごみの分別徹底についてBカラスの被害防止対策について、の3点が名古屋市への要望事項として採択されました。
名古屋市の保健委員は今度から保健環境委員と名称が変わります。名古屋市では1999年(平成11年)のごみ非常事態宣言以降ごみの分別に関する仕事の比重が高まっていることや高齢化に伴う仕事の内容の変化もあり、内容に合わせた名称に変え、より行政と地域のパイプ役として役立てるようにとの思いで変更されるものです。
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2014年11月03日
あいち多文化映画祭に少しお邪魔しました。主催者の方のお話によれば、今回の開催に関するノウハウを活用して各地で開催したいとのことでした。私が途中で参加した時に行われていた議論の中で、「多文化共生という時に、文化の違いと個々人の違いというそれぞれの違いもあり、微妙な面もある」というような話が出ていました。尊重されるべき「文化」とは一体何なのかをしっかり議論しないと、文化の違い」が「個々人の違い」という問題に回収されてしまうことになりかねないということなのです。この視点は重要だと思いました。
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愛知県難病団体連合会の第42回定期大会があり参加し、愛知県の職員からの制度改正についてのお話を聞きました。今年「難病の患者に対する医療等に関する法律」が成立し、従来要綱で行ってきた難病対策が法制化され、制度の仕組みが大きく変わることになります。この変更は、障害者基本法の改正により難病に起因する障害も対象範囲に含められ、それに伴い障害者総合支援法にも難病患者が対象に入ることになった制度変更の流れが前提に存在します。
現在対象疾になっているのが56疾患ですが、2015年(平成27年)1月から110疾病に対象が拡大し、さらに来夏頃には約300疾病に拡大される予定です。これにより対象者はほぼ倍増となり、愛知県でも現在約3万5800人の対象者が約7万人になると想定されています。制度の仕組みは自己負担額の上限設定ついては若干異なるようですが、障害者の自立支援医療(更生医療)とほぼ同じ仕組みになります。
新たに指定医、指定医療機関という仕組みが入ることになるので会場からは「引越しした場合は大丈夫なのか」「現在通っている身近な病院に継続して対応してもらえるのか」などの質問が出ていました。県の職員からは、患者さんからも医師に「指定の手続きは大丈夫ですか」と聞いてくださいということでした。今後混乱も想定されますのでしっかり対応できるようにする必要があります。
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2014年11月02日
曇り空の下、文化と芸術の秋です。
高見秋のコミセン祭
障害者のアート、アールブリュット展
内山コミセンのまつり
消防団の人が災害用のコメを利用したカレーをいただく
消防団の人がモチをつき
作られたぜんざいもいただく
人でいっぱいの覚王山秋まつり
参道には小学生作ののぼりが並ぶ
日本表現派展に伺う
どの作品も個性的で素晴らしかった
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2014年11月01日
昨日、日銀が突然に追加の金融緩和策を発表し急速に円安株高が進んでいると大きなニュースとなっています。市場への資金供給残高を年60〜70兆円だったものを80兆円にする、長期国債の買い入れを年50兆円から80兆円にするなどの内容です。
確かに資金が株に流れるので円安株高になるのはわかります。でもこの大きく報じられる事実や市場が大騒ぎになっていることが本当に遠い世界の感じでまったく実感がわきません。いわゆる実体経済はいっこうに変化しない、もしくは悪化している分野も多くあるのが実情です。黒田総裁は記者会見で「グローバルに活動している企業には有利に働くが、原材料を輸入する産業には厳しくなる面もある」などとしらっと答えていましたが、この間のアベノミクスによって実体経済が好転してはいないことを粉飾し、消費税10%を実施するための今回の追加緩和といえるのではないでしょうか。
日銀の内部でも5対4と意見が分かれたというのですから今まで以上に綱渡り運営になることは確実です。地域創生といいつつ一方でこのような市場操作で短期的な対応を繰り返すのでは、地域の現実に根ざした創生は生じないと思われます。このだぶついた資金を株式などではなく、本当に社会的問題を解決するための取り組みに大胆に投入すれば、自治体の財政負担を減らすことにもつながりいろんな意味で良いと思います。多くの人がそのことを指摘しています。
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昨日東山動植物園の再生プランについて紹介しましたが、今日の動植物園のブログで、昨年9月にオープンしたアジアゾウ舎「ゾージアム」の運動場の工事が(一社)日本公園緑地協会の主催する「第30回都市公園コンクール」で最上位の国土交通大臣賞を受賞したと報告されました。おめでとうございます!
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2014年10月31日
今日の土木交通員会で東山動植物園再生プランについての議論があり、その時の資料が届きました。再生プランが新基本計画策定から5年が経過したので、これまでの事業実績やこれからの5年間の事業内容について土木交通委員会に報告があったのです。
展示施設の整備の経過は以下の通りです。
2010年(平成22年) ・アメリカバイソン舎、オグロプレーリードッグ舎
2011年(平成23年) ・シンリンオオカミ舎、ペンギン・アシカ・アザラシ舎、フクロテナガザル舎、オオアリクイ・ヤブイヌ舎、バードホール
2012年(平成24年) ・アジアゾウ舎(ゾージアム)
2013年(平成25年) ・ハクトウワシ舎、ツシマヤマネコ舎
2014年(平成26年) ・アフリカの森エリア
その他、重要文化財として指定された植物園の温室の保存修理、民間による新たな飲食・物販施設の設置、東山の森づくりなどの取り組みもすすめられました。事業費については、約65億円の予定が、営業施設の民設化、温室保存修理の工程見直し、正門付近の整備の内容の変更などにより約35億円ほどの見込みとなっています。もちろん支出が先送りになっている部分もあるので30億円が節約されたという意味ではありません。
入園者数はアジアゾウ舎オープンもあり増加基調にあると言えます。今後第二期の整備も続くので当面はこの流れは続きそうです。
入園者数と一日の平均入園者数を見ると
2009年(平成21年) 228万人 7418人
2010年(平成22年) 218万人 7011人
2011年(平成23年) 202万人 6533人
2012年(平成24年) 208万人 6688人
2013年(平成25年) 223万人 7166人
2014年(平成26年) 128万人 8131人 (9月末現在)
今後2期の整備では、アフリカの森エリア、南アメリカエリア、アジアの熱帯雨林エリア、洋風庭園などが予定されています。また事業費として約62億円が予定されています。
チンパンジーとかゴリラ、ゾウをはじめ多くの動物が輸出入が制限される状態です。珍しい動物を見る施設から脱皮するのがこれからあるべき動物園の姿だと私は考えます。再生プランは開園100周年となる2036年(平成48年)までの25年間が計画期間とされていますので、あるべき動物園の将来像をもっと具体的に提案するためにどうするのか、何をするべきなのかの議論をもっと幅広く行う必要があると思います。
11月18日〜12月7日にかけて植物園のもみじ狩りのイベントが企画されていて、夜のライトアップ企画もあります。秋の植物園はいいですよ!おすすめです!!ぜひ行ってみてください。詳しくは動植物園のホームページを。
http://www.higashiyama.city.nagoya.jp/index_pc.php
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2014年10月30日
市長が市職員給与の人事院勧告について判を押さないという話は少し前に伝わっていました。労働組合と総務局人事担当の交渉で妥結したのに市長が認めないということでした。今日マスコミも報道し明らかになりました。テレビの報道を見ていたら、市長は給与の平均額605万円(と言っていたような気がしますが)から以下の人は「庶民公務員」で人勧通り給与アップするが、平均以上の人は、市長はテレビでのコメントで「幹部の人」と言っていましたが、人勧を実施せずにそのアップしなかった分を「庶民公務員の人勧分に充てる」案を提案したということでした。「格差が拡大するような時だから税金で食うものの給与を上げるのはどうかと思う。先憂後楽ということでもある。」などと話していました。
人事院勧告は最高裁の判例によれば、公務員はストライキ権などの労働基本権が制限されている代わりに人事院による勧告により給与水準を決めていくということになっています。もちろんこの決め方についてはいろいろ議論があるところですが、今のところそういうルールになっているし、市役所内の総務側と組合側の関係もそのルールがあるという前提だったと思います。税金を払って行う市民サービスとは何なのか、市民サービスの質とは何なのか、そういった根本的な議論をしなければ今回の市長の判断はやはり無茶だと思います。政治家としての市長と行政のトップとしての市長の立場がごちゃごちゃになっているとしか言いようがありません。
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2014年10月29日
今日は水道展がありポートメッセまで行ってきました。会場では日本水道協会の総会も行われていたようですが私は展示会場を見て回りました。小水力発電の設備や水質保全のための内容について時間を割いて見て回りました。今後過疎地域の水道施設をどう維持していくのかは非常に重要な課題です。管理・運営を担う人材を確保できるのかどうかにかかっています。当然のことながら広域連携や公民連携などを現実的に考えていかなければならない準備が必要です。こういったことも上下流交流の視野の中に入れておかなければなりません。
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2014年10月28日
視察から帰りそのまま都市センターに直行。都市センター主催のまちづくりセミナーがあり、「縮退のまちづくり」という興味をそそるテーマだったので聞きに行きました。講師は首都大学東京の饗庭伸さん。都市はどのように縮小するのかの分析を示され、スプロール(虫喰い)化とスポンジ化というキーワードで説明をされました。
確かにまちが一気に消滅するわけではなく、まばらに住宅や店舗がなくなるのが現実です。その状態をスポンジ化と表現するわけです。饗庭さんは、コンパクトなまちをつくるのは簡単ではないとも指摘され、まずは公共施設の再編、災害への備え、自然の再生、空き家の活用を柱にしたまちの再編を考えていくべきではないかと提案されていました。ただ、それだけでは明確な方向性が示されないのでまちづくりをすすめるモチベーションがどこで生じるのか疑問にも思いました。
講演の中で指摘されていたことで改めて思ったのは、日本の土地所有があまりにも細分化されているという事実です。コンパクトに集約していくには土地を集約しなければならないのでこの細分化している事実との整合性が難しいということです。コンパクトシティを完全否定しているわけではなく、難しいのではという疑問の形での指摘でしたが、今日の話を聞いていて、名古屋市がまちづくりの中で提案している「駅そばのまちづくり」について何が可能なことなのかをもう少し具体化させないといけないと思いました。それは饗庭さんが話の冒頭で提案された「都市をどうたたみのか」という考え方を参照する必要があるのかもしれません。
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ホテルの前に豊川稲荷東京別院があったので朝見てきました。
視察二日目。都庁で品川駅・田町駅周辺のまちづくりについて調査しました。品川にブルートレインの車両基地があったのですがブルートレインの廃止などで車両基地として使わなくなったのでその空いた13ヘクタールの土地を中心に再開発をすすめていこうとするものです。ここでも羽田空港の国際化に対応することが課題の一つです。またリニアの出発駅にもなるということですでに多くの企業が進出を予定しているとのことでした。話を聞いた後品川駅に移動し、駅舎の屋上から今後開発が予定されている場所を見せていただきました。
品川駅の上から開発場所を望む
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2014年10月27日
今日と明日の二日間、都市活力向上特別委員会の視察です。
まず横浜市を訪れて横浜駅周辺の開発事業「エキサイトよこはま22(横浜駅周辺大改造計画)」について調査しました。歩行者動線のフラット化、羽田空港との連携、水辺空間を利用した展開などを柱にしながら計画案がまとめられています。いろんな施設が集中する時にエレベーターを何基、どのくらいの大きさで、乗り換えの組み合わせなどをどうするかが大きな課題だといつも感じています。まだ横浜市も明確な方針はないとのことでしたが今後の取り組みについてチェックしておこうと思います。
横浜駅の上から開発地域を見る
横浜から東京千代田区麹町へ移動し、一般社団法人自治体国際化協会が行っている多文化共生事業と同協会が設置している市民国際プラザについての調査です。
多文化共生事業では、多文化共生を担う人材の育成、多文化共生に関するノウハウの提供、多文化共生に関する活動の啓発・促進などについて説明を受けました。最近は災害に関する関心が高いそうです。
市民国際プラザは国際協力NGOセンター(JANIC)に運営を委託しています。NGOなどと連携を考えている自治体の人が訪れ相談をしたり、逆に自治体と連携したいと考えているNGOが相談に訪れたりする場として機能しています。
市民国際プラザの様子
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御嶽山噴火から今日で一か月。16日には積雪などにより捜索が困難な状況になったため捜索が断念され、いまだ行方不明の方が6人みえます(死亡者57人、重軽傷者69名)。名古屋市の消防局からも救援活動に全力を尽くしていただきました。みなさんの活動には感謝するばかりです。
活動状況については噴火翌日の9月28日から10月17日までの間に延べ120隊462名の方が活動されたと報告を受けました。現地の人から炊き出しや差し入れなどをいただき大変ありがたかったということでした。また名古屋市の消防隊は山岳対応の装備は持っていないので、登山靴ではない足元は滑りやすく苦労し、途中でストックを急きょ購入するなどして対応したということでした。
一方で観光を中心に木曽地域の産業には大きな影響が出ています。木曽の恩恵を受けている私たちがこういう時こそ木曽地域の人々を応援する時です。みん・みんの会では11月末に木曽への応援ツアーを計画しています。
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2014年10月26日
今日も天気がよくイベント日和でした。グランドゴルフの大会、富士見台学区の文化祭、障害者が地域で生きていくことを支援する活動をしているNPO花*花のおまつり、庄内川の堤防などを利用してフルマラソンを走るアドベンチャーマラソンなどのイベントに出かけました。また、栄で行われているワールド・コラボ・フェスタのイベントを訪れ外国人支援や国際協力などを行う団体の様々なブースを回りました。これからの日本社会は外国人と共に多文化共生社会を築いていかなければ成り立たないことは明白です。多くの若い人が参加していたことが将来の日本社会の希望でもあるような気がしました。
何と千種区から撮影された御嶽山噴火の様子の写真が
富士見台文化祭で展示されていました。こんなに見えるなんて驚きです。
花*花のおまつりでは野外でコンサート
アドベンチャーマラソンゴール地点
知人のランナーにも会いました。
ワールド・コラボ・フェスタの会場はオアシス21
多くの人でにぎわっていました。
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2014年10月25日
両親の離婚後に親子があって交流することは子どもにとって重要なことです。その交流を具体的に保障するために、子どもの養育や親と子の面会交流に関する相談を行っている公益社団法人家庭問題情報センター(FPIC)名古屋ファミリー相談室が開設9周年を迎えた集会が行われたので参加してきました。この集会はFPICとともに交流の場所の提供や経済的に困難な人への面会費用の援助などの活動を行っているNPO法人あったかハウスも共催団体となっていました。
残念ながら途中のシンポジウムからの参加になりましたが、注目すべきは明石市の泉房穂市長のお話でした。泉市長は障害者差別解消法に対応するためにDPIのスタッフであった金政玉を障害者施策担当課長として採用した首長でもあります。明石市では「こどもを核としたまちづくり」に取り組む中で「こども養育支援ネットワーク」をつくっています。月に一度市役所でFPICの相談窓口を設けています。さらに明石市役所の中に法テラスの窓口を新設するなどして法的トラブルに早くサポートする体制をつくっています。お話の中では市役所にさらにADR(裁判外紛争手続き)を設置するために最高裁と調整中だということでした。
集会には名古屋市の岩城副市長もシンポジストとして参加されていました。関係者からは名古屋市に活動への援助や連携を求める声が繰り返し出されていました。シンポジウムの中では日本の協議離婚手続きの問題や単独親権主義が親子の面会交流を難しくしている現状が指摘されていました。いまや結婚した人の3割が離婚する時代です。離婚や養育の考え方を議論し認識を変えていかないと子どもにとって不幸であるということがよく理解でした集会でした。
シンポジウムの様子。発言する岩城副市長。
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2014年10月24日
今日財政福祉委員会で、港区東茶屋に建設中の名古屋市第二斎場を視察してきました。今後急増していく団塊の世代の葬儀に対応するためには八事斎場だけでは間に合わないのです。
正面側の全景
隣にはイオンモール
火葬炉は30基あり、その数に応じて告別・収骨室、待合室がそれぞれ30室設けられ、プライバシーの確保を考慮した設計になっています。また告別・収骨室は天窓から自然光の柔らかな光を取り入れる設計です。また火葬炉はガスが燃料になっています。
自然光が差し込みます
火葬炉が並びます
待合室
敷地面積約51,000u、延べ床面積約15,000uの広さがあり、総事業費は約173億円。その内訳は、用地取得費約61億円、火葬炉設備工事費約27億円、斎場建設費約81億円、その他ガス負担金など約4億円です。運営は指定管理で、ガスの費用は約1億円強かかり、運営費と合わせて5〜6億円の指定管理料になりそうとのことでした。また北側に位置する小学校から直接斎場が見えないように斎場の北側には高さ約10メートルの「みどりの丘」が設けられています。
みどりの丘
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2014年10月23日
今日の新聞に、河村市長が堀川沿いにある旧料理店「鳥久」の解体に待ったをかけたという記事が載っていました。江戸後期から明治ごろに建てられた木造2階建ての建築物ですが、記事によれば所有者は解体しマンションを建てるという計画です。解体する建物に隣接する市有地の払い下げを建物所有者側が求めたましたが名古屋市は応じず、10階建ての計画を9階建てに変更し建設作業のための道路占用と河川占用の許可を市に求めました。しかし市長の判断で保留になっているとのこと。いまの法律によれば法律に反していない限り占用の許可は認められことになります。残念ながら市長の判断は違法な状態を創り出していると言われても仕方がないのです。
市長は「歴史的に貴重だ」と言っているそうです。もちろん貴重なものを残したい気持ちはよく理解できます。しかし所有者が残すことを望んでいない場合に、強制的に残すようにすることは現行法上残念ながら無理なのです。今回の報道を見ると、またかという印象は拭えません。相生山の緑地の保存についても同様なことがありました。緑地が残すことができればいいのですが、法律上は難しい状況でした。また工事契約が結ばれた陽子線がん治療施設の建設に待ったをかけ、日立から4億円を超える損害賠償を求められているということも市長の判断で契約違反の状況を生んだのです。市長の「政治的判断」というものは極めて重いものがありますが法を飛び越えることはやはりできません。
市長はよく「商売屋さんはものすごい価格競争をしている」と民間事業者の立場に立ったような発言をしますが、今回の建築物所有者からすれば、そういうならすぐに占有許可を出してくださいよ、ということになると思います。市長のノスタルジーな気持ちは理解しますが、所有者が歴史的建築物は残した方が、緑地は残した方が価値があると思えるようなまちづくりをすすめることがまず先にすべきことなのです。街並みの景観、駅そばのまちづくり、まち歩きの都市計画などに関しデザイン都市ナゴヤの名にふさわしい戦略を構想した上で、100年後に名古屋市の街並みが歴史的価値のある街並みだと言われるような施策を具体化することが河村市長に求められているのです。
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2014年10月22日
木曽三川流域自治体サミットが岐阜県七宗町で開催されました。参加したのは22自治体と1つの広域連合(木曽広域連合)です。会の冒頭井戸敬二七宗町長のあいさつがあり、その後河村市長のあいさつがありました。市長の話は、木曽ヒノキと愛知県のモノづくりの発展の関係についての話でしたが昨年と同じだったような気が、、、、、。河村市長は東京に行く用事があるようであいさつだけで会場を後にされました。
基調講演は名古屋大学特任教授で七宗町で日本最古の岩石を発見された足立守さんのお話でした。相当専門的で難しお話でしたが、名古屋の矢場町あたりから吹上付近までの部分が約3万年前には木曽川があった場所だと教えていただきました。その視点から改めて見直してみたいと思いました。また足立先生からは、みん・みんの会作成の木曽川流域地図のいい地図だとお褒めの言葉もいただきました。
その後は参加自治体による意見交換会でしたが、実際には各自治体が意見を述べて最後に水源の里を守ろう木曽川流域みん・みんの会の河侮末ア局長からひとこと「小さな経済の必要性。下流域からの上流域への関係性の作り方の重要性。」を話した段階で時間切れでした。
みん・みんの会は会場にブースを出しましたが隣には七宗ロックタウンのブースがあり七宗町ゆかりの物産が販売されていました。その中に梅ジャムがあったのですが無農薬栽培で添加物なしのジャムで、梅の酸っぱさが心地よいジャムでした。みん・みんの会で取り扱う製品の候補になりました。
このサミットで首長やら各自治体の関係者が集まって顔の見える関係づくりができるのは大切なことだと参加していて思います。来年は郡上市で行われることになりました。
会場横の神淵川の水はきれいでした
この水が名古屋に続いています
あいさつされる井戸七宗町長
みん・みんの会の流域地図を使って
講演される足立名大特任教授
22自治体、1広域連合参加の意見交換会
夜の交流会では七宗町の
飛水太鼓が響きました
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2014年10月21日
昨日の内閣府・障害者政策委員会で「障害者差別解消法に基づく基本方針」の素案が示されました。この基本方針を元にして名古屋市でも対応要領が策定されることになります。今回の素案の内容を見てみると、
◎条例との関係
条例との関係のおいて、「障害者差別の解消に向けた条例の制定が進められるなど、各地で障害者差別の解消に係る気運の高まりが見られるところであり、法の施行後においても、地域の実情に即した既存の条例(いわゆる上乗せ・横出し条例を含む。)については引き続き効力を有し、また、新たに制定することも制限されることはない。」と指摘し、自治体による条例制定を促すような表現になっています。
◎不当な差別的取扱いの基本的な考え方
何が「不当な差別的取扱い」になるのかに関しては、2点指摘があります。
・障害者の事実上の平等を促進し、又は達成するために必要な特別の措置は、不当な差別的取扱いではない。また、当該異なる取扱いが客観的に見て正当な目的の下に行われたものであり、その目的に照らしてやむを得ないと言える場合は、不当な差別的取扱いとはならない。
・したがって、障害者を障害のない者と比べて優遇する取扱い(いわゆる積極的改善措置)、障害者に対する合理的配慮の提供による障害のない者との異なる取扱いや、合理的配慮を提供等するために必要な範囲で、プライバシーに配慮しつつ障害者に障害の状況等を確認することは、不当な差別的取扱いには当たらない。
※この規定により特別支援教育は差別ではないということにするのだと思われます。ただ普通学級に通うことを希望する児童に対しては必要な合理的配慮を行うことは当然認められなければなりません。「行政機関等及び事業者は、正当な理由があると判断した場合には、障害者にその理由を説明するものとする。」となっていて「単に予算がないから」というような漠然とした説明ではだめで、以下のような点を合理的にかつわかりやすく説明される必要があります。
○事務・事業への影響の程度(事務・事業の目的・内容・機能を損なうか否か)
○実現困難度(人的・体制上の制約、物理的・技術的制約、地域性)
○費用・負担の程度
○事務・事業規模
○財政・財務状況
◎合理的配慮について
合理的配慮は、社会的障壁の除去を必要としている障害者が現に存在する場合の個別の対応であり、障害者から意思の表明がある場合に、双方の建設的対話を通じた相互理解の中で提供されるべきものであり、代替措置の選択も含め、可能な範囲で柔軟に対応することが望ましい。
※「建設的対話」とはいったい何を指すのでしょうか。無理な注文はダメよという予防線なのでしょうか。ここでは「個別の対応である」ということが重要です。
◎相談窓口の明確化
法は、新たな機関は設置せず、既存の機関等の活用・充実を図ることとしており、相談及び紛争防止等のための体制整備に当たっては、国及び地方公共団体においては、相談窓口を明確にするとともに、必要に応じて相談や紛争解決に対応する職員の確保・充実を図るものとする。
※まず相談窓口を明確にすることが求められますが、問題は法律で想定していない既存機関ではない第三者の紛争解決の機関を設置できるかどうかです。既存の県社会福祉協議会の運営適正化委員会では現状では第三者的とは言い難いと思います。
年内には閣議決定に持っていこうというスケジュールなので国に対しいろいろと意見を出していかなければならないと思います。
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2014年10月20日
今日講演を二つ聞き、それぞれ耳に残る言葉があったので紹介します。
一つはジャーナリストの安田浩一さんがヘイトスピーチに関する講演の中で、「ヘイトスピーチは言葉の暴力ではなく、暴力そのものだ」(部落解放研究第48回全国集会にて)。本当にそう思います。言葉で人を煽り、扇動することの恐ろしさを様々な過去の歴史的事実が教えてくれています。
もう一つは地域エコノミストの藻谷浩介さんの講演で「地域外へ出ていくお金を減らそう。値上げできる分野を開拓し、もっと外貨を獲得しよう!」(古川元久議員を励ます会にて)。講演の中で、イタリアの中小企業の人たちは「地域でお金がどうしたら回るかというようなことばかり考えている」と指摘されていました。
地産地消、地域経済の具体化が必要です。私が取り組んでいる上下流交流、流域連携には具体化のための材料が見出されずに埋もれているのです。
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2014年10月19日
午後から全国子宮頸がん被害者連絡会愛知県支部の設立発表の記者会見がありました。その前に江戸川大学の隈本邦彦さんによる薬害被害を取材した経験の視点から子宮頸がんワクチン被害の問題点を説明するお話を聞きました。製薬会社の説明と情報開示が圧倒的に不足していること、地方自治体に大きな責任があることなどがよくわかりました。
記者会見では、副反応に苦しむご本人やご家族の方の切実かつ深刻な状況が語られました。みなさんは医者も政府・自治体も真剣に向き合ってもらえない怒りともどかしさを訴えるとともに将来に対する不安を訴えられました。
すでに会には1000件を超える相談があり290人ほどの状況を掴んでいるとのことでした。今日は多くの議員の方々も参加されていたので今後名古屋市でも何ができるのか議論していかなければならない課題です。
記者会見の様子
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今日の朝は運動会日和の雲一つない朝でした。上野学区、内山学区の運動会。また香流橋地域センターまつりも行われました。また千種区市民芸術祭の展示が今日までだったので見に行くなど午前中あっち行ったりこっち行ったりでした。
3歳から入学前の子どもたちの競技
70歳以上の方々の競技
香流橋センターまつり
子どもたちが打つ香流橋太鼓
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2014年10月18日
今年7月に名古屋市会欧州視察団としてフランスのランス市を訪れましたが、その際現地での受け入れを先頭に立って対応していただいたベンジャミン・デヴレーランス市副市長が名古屋まつりに合わせ来名されたので歓迎の夕食会を設け親交を深めました。この交流がランス市との姉妹都市や藤田嗣治展など美術館交流の基盤になればいいなと思います。
おくむら市議、デヴレー副市長と
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2014年10月17日
20日から運行が始まるトリノ友好のラッピングバスの出発式が今日行われました。このラッピングバスはトリノとの友好都市10周年を記念して、トリノ市の芸術・応用デザイン大学院で学ぶ学生がデザインが8つ提案され市民の人気投票により選ばれたデザインがラッピングされました。デザインしたのはアレッシア・フラウさんです。これはすごくいい企画だと思います。私は、名古屋市にある約1000両のバス1台1台に個性を持ってもらうためにプロからアマチュア様々な方に協力していただいて質の高い、そしてアイデアのあるデザインをラッピングしたらどうかと前々から思っているのです。そうすることでバスに乗ること自体が、またバスを見ること自体が観光になるのではないかと思うのですがどうでしょうか?
デザインされたフラウさんと
姉妹友好都市レセプションにて
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明日からの名古屋まつりに合わせ来日している姉妹友好都市親善使節団の方々を招いてのレセプションが行われ参加しました。市長はずっと舞台の上でみんなと肩を組んで歌を歌っていました。友好関係を築くにはまずは人と人のつながりが大切です。その意味では河村市長のパフォーマンスは効果的な側面があります。ただ今日もトリノの人を前にオーソレミヨを一緒に歌おうと呼びかけていましたが、それはイタリア南部ナポリの歌で、北部のトリノの人にはちょっとまずいかもしれません。ですから市長の思いだけでのパフォーマンスは一歩間違うと大変なことになりかねません。友好は相手の立場を考えてこそ成立するのだと思います。
使節団のみなさん
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2014年10月16日
昨日地域委員会に関する提言書が発表されました。副題は「地域委員会の新たなモデル実施(第2期モデル)検証結果報告」となっています。提言書の主な内容は次の通りです。なお提言書は下記からダウンロードできます。
http://www.city.nagoya.jp/somu/page/0000063782.html
・地域の自主性を重視した手上げ方式が現実的である。
・地域コミュニティのさらなる活性化のためには、地域委員会と学区連絡協議会の連携・協力をさらに深め、地域委員会の「公開」と「参加」の仕組みが地域の取り組みにつながっていくことが望ましい。
・30人必要な発起人人数の再検討。
・区役所が主体となり、地域と協力して投開票事務を行うなどの仕組みの検討が必要。
・運営事務局員の負担軽減を図るため、事務作業の簡素化を進めるとともに、運営事務局員に必要な情報や知識を提供するため、講習会などを適宜実施する必要がある。
・市及びそれぞれの地域委員会において、取り組みの重要性をアピールすることや、参加しやすい体制を整えていくことが必要である。
・地域予算については、第2期モデル程度の限度額(約300万円)でスタートすることとし、地域の実情や市の財政状況を勘案し、限度額を変更していくことも視野に入れるべきである。
以上が提言書の概要ですが、はっきり言ってこれからも積極的に実施していけばいいという提言内容にはなっていません。全体的に手続き論について言及されているだけで、一番重要だと思われる地域住民のニーズがどうくみ取られ、どう課題が解決したのかについてはまったく触れられていません。「地域委員会の「公開」と「参加」の仕組みが地域の取り組みにつながっていくことが望ましい。」というのですから現実はつながっていないという分析結果と読めると思います。「市及びそれぞれの地域委員会において、取り組みの重要性をアピールすることや、参加しやすい体制を整えていくことが必要である。」という指摘からも分かるように地域委員会に対する市民の認知度は非常に低いと思います。また地域予算については、「地域の実情や市の財政状況を勘案し、限度額を変更していくことも視野に」というのは素直に読めば300万より少なくなるのも仕方ないと解釈できます。このような状態のままではよほど根本的な制度設計の変更がない限り地域委員会の存続は困難な状況が示唆されます。
私は以前から河村市長がこだわる選挙で地域委員を選ぶことをやめることが第一だと思っています。地域のために何かしたい人は誰でもいいから参加をして、それこそ学校の体育館に200人、300人と集まって議論をし意見をまとめあげることが出発点であった方がいいと思います。ただ地域のために何かしたいというだけではあまりにも漠然としていて収拾がつかないと思います。そこで、地域の中で多くの人が共有できるような課題、例えばひとり暮らし高齢者の抱える課題を解決するために福祉の制度だけではなく自分たちが何ができるのかとか、商店街の空き店舗を地域のために有効活用できないかなどというようなことにアイデアを出し合い具体化するというようなことが求められている課題解決なのではないでしょうか。そして出したアイデアをもって市に予算を要求し認めてもらう補助金の形にすれば現在の地域予算の煩雑な事務作業が改善されるはずです。予算要求の段階で市の査定を受けるので上限額を設ける必要はないと思います。これくらい制度変更する必要があると思います。
ただそれ以前の前提として、議論ができるコミュニティの存在を創り出すことが先決です。そのためにどうするのかこれは全市的、全庁的な議論が必要です。「わたしたちの地域のことは、わたしたちが決める」が地域委員会の理念だと提言書にも書いてあります。しかしそのことが実現するには、地域の人が文句だけを言っているだけでは、サービスの受益者の立場だけに留まろうとするならば決して達成することのできないことを示しているスローガンであるということを知るべきなのです。
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10月1日に手話条例に関する意見書を採択しましたが、実は同時にヘイトスピーチ対策に関する意見書も採択しています。この趣旨による意見書は政令指定都市初となります。全国でも国立市に次いで二番目かも?意見書の内容は以下の通りです。
<ヘイトスピーチ対策に関する意見書>
昨今、特定の国籍の外国人を排斥する趣旨の言動、いわゆるヘイトスピーチが行われており、この言動に対して反対する声が高まりつつある。このような中、平成26年7月8日には、大阪高等裁判所が、ヘイトスピーチを行った団体の発言を人種差別撤廃条約にいう人種差別に該当すると認定するとともに、同団体の示威活動等の行為が表現の自由によって保護されるべき範囲を超えていると判断した。また、報道によれば、国連人種差別撤廃委員会は、在日韓国・朝鮮人らを対象としたヘイトスピーチに関連して、人種差別の禁止に向けて特定もしくは包括的な法整備を行うよう日本政府へ勧告したと伝えられている。
よって、名古屋市会は、国会及び政府に対し、ヘイトスピーチに対する早急な対策を講ずるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成26年10月1日
名古屋市会
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2014年10月15日
今日は9月定例会の最終日で、25年度の決算認定案を可決しました。議事に入る前に全員で御嶽山噴火による犠牲者を悼んで黙とうを捧げました。今日の報道によれば、御嶽山の頂上には1センチの積雪があるとのことです。捜索の条件が本当に厳しくなります。救助隊のみなさんの奮闘にただただ敬意を表するしかありません。これからどんどん雪が降るので時間との闘いになります。現時点での行方不明者は7名。一刻も早く見つかることを願わずにおれません。
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2014年10月14日
この12日に名古屋議定書が発効しました。しかし日本はまだ批准に至らないとの新聞報道がされています。この議定書は2010年に名古屋で開かれたMOP5/COP10の会議で採択されたのもで、遺伝資源の提供国(多くの場合途上国)が遺伝資源利用国(多くの場合先進国)の間の利益配分に関する取り決めを定めています。COP10の最終日に議長である松本龍さん(当時の環境大臣)の提案で採択にこぎつけたもので日付をまたいで深夜に採択の現場にいたものとしてはいよいよ発効かという思いです。
日本政府は採択から5年後の来年には採択できるように法整備をしたいと表明していますが、産業界や研究者たちからは拙速に批准するなとの声が出ているようです。しかし日本も締結している生物多様性条約の8条(j)には、
「自国の国内法令に従い、生物の多様性の保全及び持続可能な利用に関連する伝統的な生活様式を有する原住民の社会及び地域社会の知識、工夫及び慣行を尊重し、保存し及び維持すること、そのような知識、工夫及び慣行を有する者の承認及び参加を得てそれらの一層広い適用を促進すること並びにそれらの利用がもたらす利益の衡平な配分を奨励すること。」
と規定されていて、何らかの対応をしなければならないのは国際的責任でもあります。今後、「遺伝資源の利用から生じた利益の公正で衡平な配分(ABS)」に関する国内法整備が早急にすすめられなければなりません。
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2014年10月13日
台風が迫り雨が降る中、原発問題を考える講演会に参加しました。今回参加しようと思ったのは、講師の一人が鈴木邦男さんだからでした。以前友人が企画したシンポジウムで席を並べたことがあり、非常に懐の深い人だとの印象があった方でした。チラシの肩書は作家ですが、言わずと知れた一水会という新右翼団体最高顧問の肩書を持っている方でもあります。もう一人は湖西市市長の三上元さん。愛知大学の樫村愛子さんは台風の影響で参加できませんでした。
三上さんは、原発すべてを反対だといっても一部の人の主張になるから、浜岡原発反対とか、大間原発反対とかポイントを絞って主張をすればその地域の保守系の人も一緒に反対できるからそのような手法を取った方がよいと主張されました。三上さんは浜岡原発訴訟の原告でもありますが、自分で保守系脱原発派だと規定されていました。
鈴木さんは、竹田恒泰さんや小林よしのりさんが脱原発を主張するので右翼も脱原発と言いやすくなった状況があり、脱原発は左翼だけのものではないとを示せているのではないかと話されました。また、ネトウヨに原発推進派が多いのではないか、その原因は、右翼は社共の言うことを反対すればいいという風潮の残りではないかと分析されていました。
その後話は、国を愛するということについて、右翼左翼との対立と対話について話が及び、鈴木さんは、愛国心だけではだめで、人類愛など自分を客観視できる考えが必要である、主張の違った人と議論することが大切であると話される内容はなるほどと思うものでした。参加者との質疑を通じて話が深まりました。同じ考えの人が集まって集会をするだけでは世の中は変わらないというのはよく言われることですが、つい忘れてしまいがちになってしまいます。そんなことに改めて思いを馳せることができた集会でした。
左から近藤昭一さん、鈴木邦男さん、三上元さん
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2014年10月12日
運動会が終わってから、知的障害者の団体である手をつなぐ育成会のイベントに参加させていただいた後、わっぱの会の会合にもひと言あいさつに出かけひと通り行事関係の用事が終わりました。
育成会のイベントでくじを引くもいずれも残念賞
私はゴミ袋に注射器型の怪しげなマーカーを選択
それから「円頓寺商店街のパリ祭」というイベントを見てきました。非常に多くの方が訪れているようでしたが、昨日の方がもっと人が多かったとブースを出している知人の方に聞きました。いろんな店舗が出店していて賑やかでした。やはりアーケードの存在は強力な武器になると思います。円頓寺商店街は年々盛り上がってきている印象です。今池商店街の関係者も様子を見に来ていました。また隣り合う四間道でも秋祭りが行われていました。サエキけんぞうのコンサート聞きたかったのですがゆっくりできなかったので聞けなかったのは残念でした。
この7月海外視察でパリを訪れた時の印象ではイスラム文化圏の人を多く見かけたので、今のパリということだともう少しイスラムの要素があってもいいのかなと思いながらざっと見て回りましたが、やはりゆっくりと時間をかけて回らいといけません。
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今日は学区の運動会ラッシュ。少し前の予報では今日は雨だと言われていましたが、暑すぎない運動会にちょうどいい天気になったのでみなさん「良かった!」とおしゃっていました。運動会といえば定番はお父さんの頑張りです。ゆっくり競技を見ることはできなかったのですが、ゴール寸前で転がる方、転んで擦りむいているのを治療してもらっている方をそれぞれ目撃。やはり定番は「健在」でした。
横一線、審判の方は大変です
みんな一生懸命です
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2014年10月11日
DV被害者への支援をしている「かけこみ女性センターあいち」の講座で、しんぐるまざぁず・ふぉーらむ理事長の赤石千衣子さんの講演があったので聞きに行きました。赤石さんとは以前、確か3年前の共同連東京大会の「大震災における災害弱者支援」(だったと思う)という分科会でご一緒したことがあります。
シングルマザー、シングルファーザーに関するデータを様々紹介し、今まで相談に乗った人の具体例をあげながら経済的な問題をクリアすることの重要性を述べられ、児童手当やひとり親家庭への手当などの重要な役割を果たしていることを改めて確認しました。そして赤石さんが相談に乗る時に、「必要な時に助けてと言える人が強い人だよ」と当事者に伝えてエンパワメントしていることを感情を込めて話されました。
また、様々な団体や分野との連携が必要なことを指摘され、その具体例として森林組合と協力してひとり親家庭の子どもたちを森に連れて行き作業を体験するイベントをあげておられました。最後に「支援者も自分も大切にしよう」というメッセージで講演が終わりました。
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千種区華道協会の秋のいけばな展が千種区役所講堂であり伺いました。お茶を一服いただきながら落ち着いた気分に一瞬でもなれた貴重な時間でした。
お茶席から
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2014年10月10日
腕がパンパンです
連合愛知名古屋地協主催のボーリング大会に市議団チームの一員として参加しました。今日の調子は最悪でした。いつもは70点ほどが普通の状態ですが、なんと49点。こんな点初めてのような気がします。選択したボールの穴が小さくて指が引っ掛かったということにしておきます。メンバーを入れ替えて労働組合の人との混成チームで2ゲーム投げてもう腕が疲れまくりでした。明日以降の筋肉痛が予想されます。でも楽しい時間でした。
今日は10月10日で以前は体育の日でしたが、今は3連休を作るために体育の日は毎年移動します。その日を記念して体育の日になったのですから日にちが移動してしまうともともとの意味はどこかにいってしまいます。10月10日は雨が降らないことで有名な「特異日」ということで東京オリンピックの開会式もその日にしたという話が確かあった気がします。今年の体育の日は台風がやってきそうな雲行きです。
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今日は決算審議委員会の最終日、民主党市議団は以下の意見を付して決算認定案に賛成しました。
<財政局>
◎工事契約や物品調達において総合評価制度の活用をさらに広げた入札制度の制度設計を行い、地元企業への優遇策をさらにすすめること。
<病院局>
◎医師・看護職員の確保策については、特に広報活動を充実をさせるなど継続的に取り組むこと。
<健康福祉局>
◎敬老パスの精算については、乗車単価の検討などを敬老パス制度本来の趣旨を交通局にしっかり主張して行うよう努めること。
◎障害者就労継続支援施設などについては、監査の手法を工夫するなどして利用者の就労が進むよう努めること。
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2014年10月09日
今日は健康福祉局の総括質疑。私は中央看護専門学校の卒業生の進路先の状況と障害者福祉サービスの決算額の推移について質疑しました。
ここ数年名古屋市の障害者福祉サービス費の伸び率は生活保護の伸び率よりも高く、名古屋市の義務的経費の伸びを例示する時に生活保護費より先に「障害者福祉サービス費の伸び」と表現されます。介護給付と訓練等給付の二つがその費用の大部分を占めます。その推移を見てみると、介護給付は約268億円で前年比10.7%の増。訓練等給付は約52億円で23%の増となっています。
この決算状況の分析を聞いたところ、障害者福祉サービスの実利用者数、障害者手帳所持者数がともに伸びていることが背景にあることが分かりました。
<障害者福祉サービスの実利用者数>
身体 4,383人 +8.2%
知的 4,732人 +5.5%
精神 2,837人 +20.8%
<障害者手帳所持者数>
身体 76,865人 +1.9%
知的 10,386人 +3.5%
精神 18,300人 +8.3%
この間共同連や共働研究会などで取り組んでいる「悪しきA型」問題などは国の制度設計の見直しが根本的にかつ早急に必要なことを明らかにしています。真に必要なニーズには必要なサービスを提供するという名古屋市の基本姿勢を堅持しつつ、障害者の立場に立った適切なサービス提供が行われているかどうかをチェックしていく必要があるのです。
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2014年10月08日
今日は二四節季の寒露でかつ皆既月食でした。何とかデジカメに収めましたが、単にシャッターを押して撮るだけでは何を撮っているのかわからないのは悲しいかな当然のことです。そして名古屋の空は明るく、月は冴えませんでした。
私の撮影ではこれが精一杯
連写になってしまったのか?
でもこの方が面白い感じはありますが
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今日の午前中は証拠書類審査が行われました。現在25年度の決算を審査しているのですが、その支出に関する書類、つまり支払命令書や領収書などが適切に処理されているかどうかなどを書類原本を手に取ってチェックできる貴重な機会です。
財政局、病院局、健康福祉局3局分の1年間の書類なので委員会室の半分に段ボール箱が並ぶことになります。今回書類を見て気が付いたことがいくつかありました。
@謝礼などの費用弁償が個人の口座に直接振り込まれるもの(民生委員の費用弁償)と最終的には個人に手渡しになるもの(保健委員の費用弁償)があるということです。手渡しは間違いのもとなので現在見直し作業中でまもなく個人口座への振込に変わるとのことでした。
A請求書に内訳が細かく記載されているものと「一式」と表現されているものとがあるということです。入札をしなくて済むような金額の話なのですが、請求書作り方に決まりがあるわけではないとのことなのです。請求書に細かく内訳があればその金額が妥当かどうか判断できますが、相見積もりでも取らない限り「一式」ではその評価がしにくいと思います。鉛筆一本を節約するという行革より、請求書の書式を統一させることで節約できる部分を見つける行革の方がより効果が出るのではないかと思いました。
午後からは病院局、財政局の25年度決算総括質疑。
病院局に対しては、医師・看護職員の確保策について質問しました。財政局には入札不調の状況の確認と入札の結果どの程度地元の事業所に落ちているかの確認をしました。午後から2局分あったので17時までかかりました。
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2014年10月07日
昨日の分(病院局、財政局)と健康福祉局の3局にわたる質疑が行われたため10時から昼45分の休憩をはさんで午後5時までしっかりと質疑がありました。副委員長という立場上あまり議論するわけにもいかず、余計に疲れた感じになりました。
御嶽山の噴火災害による死者が54名になり、まだ10名の行方不明者がみえると報道され気持ちが重くなります。少しでも早く行方不明者が見つかることを祈るしかありません。
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2014年10月06日
台風の接近により今日の委員会は中止となり、明日、今日の分の含めて委員会が行われることになりました。名古屋は台風の中心から西側になったためか意外に静かでした。
市庁舎のバックは台風一過の青空
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2014年10月05日
本日のアート2題。ひとつは本日が最終日だった「第7回ふれあいアート展」です。障害ある人の様々な作品が展示されています。展覧会のサブテーマに「かわいい・いとしい・せつないアート*愛知のアール・ブリュット」となっているのには違和感が。障害者のアートをめぐることについていろんな人と議絵論する場を作りたいなと思いました。
もう一つは松坂屋の美術館で行われている草間彌生展。彼女の湧き出る思いが表現されている作品が大好きです。不安、希望、永遠、生、死など様々な要素が私たちの細胞の構造隅々に行きわたっていることを感じさせずにはいられない作品群なのです。
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不戦ネットワーク主催の講演会「平和憲法の現点と力」に行き愛敬浩二さん(名大大学院教授)のお話を聞きました。「原点」ではなく「現点」と言うところに講演のポイントがあります。安倍首相が示す集団的自衛権が必要だという具体的事例がいかにあり得ない空論かを改めて教えていただきました。国会でもしっかり議論するように求めていかねばなりません。
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台風が近づいている中、千種区民まつりが吹上公園で行われました。平和公園から場所を変えて2年目になります。千種区民まつりは天候に恵まれないことが多いジンクスでしたが、ここ2年?ほどは天気がよくジンクスを払しょくできたのでは思っていましたが残念な天気になりました。準備をされ、悪天候の中取り組んでいただいたみなさん本当にご苦労様と言う気持ちです。ただ、開会式のあいさつで河村市長がナゴヤドームではなく中日球場の歌詞で歌う燃えよドラゴンズを聞くのは閉口です。私はドラゴンズファンなのですが、、、、。
千種区民の小さな写真が集まると
千種区のキャラクターこあらっちが浮かび上がります
私の写真もどこかにあるともうのですが。
ちょっと見ただけでは当然のことながらわかりません。
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2014年10月04日
愛知県がんセンター50周年の記念式典が行われ参加してきました。懐かしい方にもお会いできそれはそれでよかったのですが、関係者の語るセンターの課題やこれからの方向性については、「今まで一生懸命に取り組んできた。成長戦略を考えなければならない。しっかりやるには財源が必要だ。」という話が繰り返され抽象的な言葉が続きました。具体的な話は「がん細胞に吸収されるペプチドの開発と応用」ということで素人の私には難しい話がなされました。地域住民の方の参加者数は少ないのかもしれませんが、学会の発表ではないので市民にがんセンターの役割などをわかりやすく伝える方法論を開発することが、抽象的な理念を話すより先のような感じでした。
50周年記念式典
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白川公園一帯で「サイエンス&アート」フェスティバルが行われていたので様子を見に行ってきました。先日、本会議の質問で「名古屋市美術館の魅力向上」について質問した中でこのイベントにも触れ、白川公園と美術館、科学館一体での整備を求めたこともあるからです。朝一番に行ったので人出はまだあまりありませんでした。美術館の中では工作教室やスタンプラリーが行われていたり、公園横の専門学校や環境学習センターなどのブースも出ていろんな団体の協力があるようでしたが、何かバラつき感を感じました。一体感を出すためのアイデア出しと作り込みが必要かもしれません。でも何事も一歩ずつです。
美術館のアート大会
科学館の前にブースが並びました
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2014年10月03日
長野県木祖村の栗屋村長が退任のあいさつに見えました。3期12年、名古屋の水の源流の自治体の長として名古屋市と深く交流をすすめられました。また平成の自治体大合併は選択せず、源流の自治体として独自性を発揮して様々な情報発信を力強く行ってきた村長でした。私も活動に参加している上下流交流の「みん・みんの会」の活動を通じてその情報発信力と新しいことにチャレンジする行動力に教えられました。これからも上下流交流や様々な場で活躍されることを期待しています。新しい村長を選ぶ選挙は今度の日曜日に行われます。
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2014年10月02日
御嶽山噴火の被害は死者47人、負傷者69人となり戦後最悪の火山被害となってしまいました。まだ行方不明の方がみえるという情報があり捜索はさらに続行しなければなりません。噴火の状況や天候などの条件が悪く捜索も困難な状況なようです。名古屋市消防局からも捜索の応援に人員を派遣しています。大変な中、頑張っていただいていることに感謝です。
名古屋市消防局からは、9月28日に10隊(指揮隊2、救助隊5、後方支援隊2、特殊災害部隊1)を派遣し、以後交代要員を順次(現在6次)派遣しながら、今日までに延べ42隊、181名が派遣されています。
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2014年10月01日
今年2月、69歳で亡くなった楠敏雄さんを偲ぶ会が大阪で行われ参加してきました。全障連、DPI、インクルネット、障大連などの運動を引っ張り、支えてきた障害者運動のリーダーでした。
会では、東大阪市を中心とした障害者団体の方が短い劇を演じました。楠さんの幼少期を題材にした内容です。楠さん作のシナリオがあったようです。目の治療ミスで目が見えなくなったこと。目が見えないゆえに外に出たらダメと親に言われていたこと。同年代の子どもたちからからかわれたこと。外に出て遊んだりいろんなことをしたかったこと。友人が他の子どもたちと一緒に遊ぶきっかけを作ってくれたこと。そんなことが要素になり、共に育つことは何なのかを示してくれる内容でした。そして演じる関西人のノリが加わり面白い劇となりました。
会場では楠さんが聞いていたレコード差し上げますので欲しい人は持って行ってもいいですよということでした。パッと目についた、ジョーン・バエズのベスト4のEPレコードをいただいてきました。収録曲は、@勝利を我等に Aリパブリック讃歌Bポートランド・タウンC雨をよごしたのは誰。ジャケットの端には点字テープが貼ってありました。
改めて楠さんの冥福を祈ります。
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本会議において手話言語法(仮称)の早期制定を国に求める意見書を採択しました。議場には聴覚障害者団体の方々が傍聴に来られ採決の瞬間を見守っていました。意見書の内容は以下の通りです。
「手話言語法(仮称)」の制定に関する意見書
手話とは、日本語を音声ではなく手や指、体などの動きや顔の表情を使う独自の語彙や文法体系を持つ言語であり、聞こえる人たちの音声言語と同様、聾者にとっての情報獲得とコミュニケーションの重要な手段として大切に守られてきた。その一方で、聾学校では手話を使うことが制限されてきた長い歴史がある。
平成18年12月に国連総会で採択され、我が国も本年1月に批准した障害者の権利に関する条約には、手話は言語であることが明記されている。
また、平成23年に改正された障害者基本法の第3条第3号には、「全て障害者は、可能な限り、言語(手話を含む。)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保される」と定められており、同法第22条では、国や地方公共団体に対して情報の利用におけるバリアフリー化等のために必要な施策を講ずることが義務づけられている。
こうした中、手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に周知するとともに、聞こえない子供が手話を身につけ、手話を学べ、自由に手話を使え、さらには手話を言語として普及・研究することのできる環境を整備することが求められている。
よって、名古屋市会は、国会及び政府に対し、上記の趣旨を踏まえた「手話言語法(仮称)」を早期に制定するよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
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本会議があり、補正予算、条例改正などの一般案件、次期総合計画2018について可決しました。また、「集団的自衛権の憲法解釈による行使容認について反対する意見書提出」に関する請願に関する採決もありました。この請願が総務環境委員会で不採択の議決がなされ、その議決に対し共産党より異議が提出され、本会議場で採決することになったのです。民主党の「集団的自衛権行使容認の閣議決定に反対」という見解に基づき、民主市議団でも今回の採決には、「不採択には反対」の立場で臨みました。
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2014年09月30日
今日の財政福祉委員会で今年の1月から6月までの間に、2億円以上6億円未満の議決を要しない工事請負契約の締結内容について報告がありました。その中で、市営住宅の新築工事が4件ありましたが特徴的な傾向がありました。4件の入札状況の内訳をみると@入札2社、うち1件予定価格超え、落札率99.9%A入札3社、うち1件予定価格超え、落札率99.2%B入札2社、うち1件予定価格超え、落札率99.9%C入札8社、うち1件予定価格超え、落札率96.8%となっています。公表されている予定価格をオーバーして入札する業者があり、事実上試合放棄の業者がいるということです。市の工事はなかなか利益が少なくて大変だという声はよく聞きます。ただでさえ資材高騰、人手不足という中で、市の入札に参加する魅力が減っているのではないでしょうか。入札方法を含め、今後のことを考えると課題は非常に大きいと言わざるを得ません。
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御嶽山噴火の救出作業がなかなか進みません。忙しいとは思いましたが、王滝村瀬戸村長に電話で様子を伺いました。「今はみんなに協力してもらい救出をしてもらうばかりです。今後また名古屋の人にもいろいろ助けてもらうこともあると思うのでよろしく。」とのことでした。すでにツアーのキャンセルなどが出ていて、一種の風評被害的なことが生じるのではないかと心配しているという木曽の観光関係の方の声も聞きました。とにかく今は救出に全力を挙げてもらうしかありません。
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2014年09月29日
御嶽山噴火の被害者が増えていきそうです。御岳休暇村に電話したところ、降灰はほとんどなく特に被害はないそうです。キャンセルが出ているけれど警察やマスコミなどの宿泊が入っているとのことでした。今のところは救出作業を見守るしかない。
土井たか子さんが20日に亡くなったと発表がありました。私が1990年の補欠選挙に初めて立候補した時は社会党からでした。前年1989年参院選の「土井ブーム」の風がまだ残る中での選挙戦でした。その意味では大変お世話になったのでした。ご冥福をお祈りします。
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2014年09月28日
横浜に行き、半日という大急ぎのスケジュールでアート関係のイベントを見てきました。それにしても以前からそういう印象があったのですが、横浜の駅のエレベーター利用者にはベビーカー利用者が非常に多いということです。日曜日だということで余計に多かったのかもしれませんが、エレベーターの前には行列ができ、また乗ろうと思ってもすでにいっぱいで乗れないということが立て続きに起きました。そんな調子なので新横浜からみなとみらい駅に到着するまでに一時間ほどかかり、それで疲れてしまいました。
今回見に行ったのは、横浜トリエンナーレ2014です。まずメイン会場の横浜美術館です。入口にある池は、先日本会議で指摘した名古屋市美術館のように藻や苔で緑色でした。
横浜美術館
前にある池は緑色
今回のテーマは「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」。「忘却」を様々な切り口で表現していますが、読み取り力というか、高いリテラシーが必要な作品が多かったような気がしました。その展示の中に、「釜ヶ崎芸術大学」の作品がありました。日雇い労働者の寄せ場として活気のあった町は今は高齢化の中で様相を変えてきています。その中で活動する釜ヶ崎芸術大学の作品自体は多様で、面白いのですが、トリエンナーレの中の作品群として展示されると何となく違和感を感じざるを得ませんでした。
釜ヶ崎芸術大学
組合のビラもアート?に
次に第2会場である新港ピアへ移動しひと回り。
「何もすることがない」とびっしり書き込んでいる不思議な作品
次はトリエンナーレの連携プログラムの会場に移動。まずは「バンカートスタジオNYK」の「東アジアの夢」展へ。ここは倉庫だったところを改修してアートの拠点としたところです。いい雰囲気のところでした。名古屋港の倉庫を利用したアートポートという事業があり、その倉庫を利用した芸術村構想がありましたが倉庫の耐震改修に金がかかるという理由で構想は消えてしまいました。何とかならないかと働きかけもしましたが、今の横浜の様子を見ると本当に残念だと思うばかりです。その東アジアの夢の展示はいろんなものがあり面白いのですが、期間中には朝鮮通信使のパレードなども企画されていて、その時の映像が流されていました。若い人が多く参加している印象でした。
そして次に「象の鼻テラス」を会場とする「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014」へ。この企画は、障害者と様々な分野のプロフェッショナルが共同して作品を作り展示しています。私が到着した時ワークショップ後のミニシンポが行われていました。その場で総合ディレクターの方は、「障害者アートと言われるのですが、私たちの目ざすのは障害者アートではなく、障害ある人とない人が共に創り出すアートです。」と述べていました。その方向性には私も全く同意です。しかし、やはり今回もトリエンナーレの中ではなく、パラトリエンナーレの位置づけになっています。たまたま立ち話をさせてもらったのですが、「2020年の東京オリンピック・パラリンピックは大阪万博のような大きな転換点になるのではなる大きなものになるのではないですか。その時に社会がまた大きく変わるようにパラトリエンナーレも2020年を目ざしたい」と話されました。やはりパラリンピックに回収されてしまうのかと思いました。
耳の聞こえない人がダンスするために電気刺激デバイスを使った作品が面白そうでした。実演を見てみたいと思いました。会場には、障害者施設とか福祉施設というような表現がよく見受けられました。このような存在がなくならない限り、呼びかけ文にある「障害者というコトバがやがて死語になる」ということはあり得ないのです。
黄金町はこんな感じでいい感じです
最後に「黄金町バザール2014」の場所に行きざっと見て回りましたが、夕方遅くもう店じまいの雰囲気でした。古い商店街をエリアマネジメントの手法で地域のまちづくりを行っています。狭い路地などにも面白いスペースが展開されていていました。ざっと半日で駆け足(駆け車いす?)で回り本当に疲れました。本当は一泊でもしてゆっくり見たかった、、、、、。
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2014年09月27日
御嶽山が噴火しました。意識不明の人も複数、重傷の方も多くみえるとの報道がされています。7月には南木曽の土石流があったばかりですが、続いて今回の噴火です。自然の力の前ではどうしようもありません。上下流交流をすすめていていますが、こういった時に何も力になれないのは仕方がないと思う反面歯がゆい思いもします。来週には現地の様子を聞いてみようと思います。被害が少しでも小さくて済むことを願わずにいられません。
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アメニティ城西の外観
財政福祉副委員長としてあいさつ
市立城西病院の跡地に特別養護老人ホーム「アメニティ城西」が完成し、その開所式に財政福祉副委員長として出席しました。ここには他に病院、老人保健施設が隣接しています。このように3つの施設がまとまっているのは名古屋市でも初めてです。今後特養に医療的ケアが必要な人が増えていくのは確実です。その意味では病院が隣り合っているというのは良い条件です。大都会におけるこれからの高齢者ケアのあり方を考えると、単身高齢者の増加など課題山積です。病院では在宅診療にも力を入れているとのこと。これらの施設の今後の取り組みに注目していきたいと思います。
堀川沿いで行われた「なやばしビール祭」に友人がブースを出していたので立ち寄りました。車の運転をしているのでメイン企画のビールを飲めないのは残念至極でした。
ビールを飲みたかった
さらに事務所への帰り道、今日「ランの館」がリニューアルした「久屋大通庭園フラリエ」にも立ち寄ってきました。女性をターゲットにした店づくりをしていると現場の人から話を聞きましたが、もっと子どもが楽しめる場にしたらどうかと私はひと回りしながら思ったのでした。
旧ランの温室だったところ
ガランとしているのでいろんなことができそう
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2014年09月26日
今日の委員会では、南稲永市営住宅新築工事の工事契約を入札金額よりも約1億5600万円ほど増額変更する議案について議論がありました。増額の理由は、土地の地下に障害物が発見されたこと、土壌が汚染されていたことがわかりその対応が必要なこと、地下水が予想以上に出たのでその対策が必要になったことなどです。
今回は古くなった住宅を建て直すのですが、以前建設した時にも地下の障害物があったことはわかっていたのにその当時の詳しい資料が残されていなかったのが原因の一つです。また土地の所有も過去にさかのぼればそこには工場があったことがわかるので土壌汚染についても予見できたのではないかという指摘もありました。入札案件すべての場合に細かな調査を求めると費用もかかるので現実的ではありませんが、土壌調査などを画一的な方法で行うのではなく、過去の状況や土地の状況などを考慮して調査に濃淡を持たせてもいいのかもしれません。
夕方の空はうろこ雲
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昨日心配していた名古屋駅のエレベーターは本日午前11時に復旧したとのこと。素早い対応はすごいと思います。
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2014年09月25日
今日は朝早くから「東山線運転見合わせ」のニュースが流され地下鉄東山線名古屋駅の水没事故は大きな影響を与えました。名城線と交差する本山駅は人であふれ、池下止まりなので池下から今池まで歩く人の波が続き、名古屋駅からJRで来た人なのか千種駅も大混雑でした。
桜通線名古屋駅午後2時過ぎ
いつもとはずいぶん違い混雑してます
原因は現在建築中のJPタワービルの工事現場にある下水管から雨水が東山線名古屋駅に流れ出したためのようです。責任は施工業者の竹中工務店にあるようです。名古屋駅はただでさえ低い地形に位置しているので、地下への雨水の流入問題にしっかり対応しないといけないことがまたも露呈しました。
午後3時過ぎには運転が再開されましたが、コンコースから改札までのエレベーターが水没し動かなくなってしまいました。普段エレベーターを利用している人は名古屋駅へのルート選択を事前に考えておかないといけません。復旧にどれだけ時間がかかるかわからないので、当面は車いす利用者などに、改札を通る際に声掛けをするように交通局の人にはお願いをしておきました。
この先にエレベーターがあります
11月から今池駅のエレベーター工事
復旧が遅れると乗り換えに影響が出ます
もう一つ重大なことに気が付きました。桜通線の今池駅は11月10日からホーム〜コンコース、コンコースから地下通路までの2基を同時に改修工事に入る予定になっているのです。もしそれまでに名古屋駅のエレベーターが復旧しないと、今池からエレベーターを利用して名古屋駅に行こうとすると、
東山線で栄→名城線に乗り換え久屋大通→久屋大通で桜通線に乗り換え名古屋駅までと2回乗り換えが必要となりアクセス方法が面倒くさくなるということです。今池で桜通線に乗り換えることができなくなるので今池だけではなく、東山線利用者はみんな同じことになります。名古屋駅エレベーターの早急の復旧が必要です。
空はすっかり秋模様
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2014年09月24日
午前中は財政局関係の議案審議。市営住宅の建設に関する入札額の増額、次期総合計画である名古屋市基本計画2018のアセットマネジメントに関する部分について議論がされました。
夜、戦争をさせない1000人委員会・あいち主催の集会があり、「集団的自衛権行使容認とその影響」というテーマで半田滋さん(東京新聞)の講演が行われました。
講演の最後に、ナチスのゲーリングの「戦争を起こすのは簡単です。国民には『わが国は他からの攻撃にさらされている』と言い、戦争反対の平和主義者がいれば『非国民』だと非難します。これだけでよいのです。このやり方は、どんな体制の国でも有効です」という言葉を紹介されたのが印象的でした。今の日本社会の状況を思い浮かべながらこのゲーリングの言葉に思いを致すとき、戦争が迫っているのではないかという危機感は決して過敏なものではないと思わずにいられませんでした。
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2014年09月23日
天気の良い秋分の日。どこかに遊びに行きたい気分ですが、、、。今池まつりの片づけやら、溜まった資料の整理やら、勉強会やら、会議やらで秋分の日が過ぎていきました。昼と夜が半々なんていう風情感じることも全くないままでした。
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2014年09月22日
議会は本会議質問3日目。
夜、学童保育に関して名古屋市への要望活動が行われました。民主、自民、公明の市会議員が参加している名古屋市会学童保育議員連盟と名古屋市学童保育連絡協議会とが連名で学童保育施策の充実を求める要望書を岩城副市長に提出し、学童保育関係者の方々が当局に対して要望を述べました。
このような形式での要望活動は初めてのことです。少しでも良い結果が出せるように活動ができればと思います。学童保育関係者は185名もの参加があったと報告がありました。来年4月に子ども子育て新支援制度の本格実施を迎える中での要望書提出です。学童保育所にとって常に頭の痛い問題である場所の確保に関する要望が多く出ていました。
会場は名古屋市公館
要望書の内容は下記のとおりです。
1.2015年度より実施予定の新制度にあわせ、2015年度から国予算の当年度執行をしてください。
2.名古屋市として、子ども青少年局放課後事業推進室に学童保育施策担当の人員を強化してください。
3.学童保育所の修繕、補修および移転にかかる費用を全額補助してください。
4.学童保育指導員の指導経験加給の導入を始め、指導員の雇用の安定のための施策を実現してください。
5.障がい児を受け入れる学童保育所に、障害に対応できる専門家や経験者らの人員を配置してください。
6.ひとり親家庭の保育料保護者負担金を減免するための助成金を拡充してくださ い。
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2014年09月21日
今池まつり、今日は天気も良く昨日よりも多くの人出がありました。今池まつりではいろんな方と出会える場でもあります。10年ぶりに会うような人もあって話が弾みます。二日間ずっとヤキトリ焼いて非常に疲れました、本当に!
多くの人出がありました
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2014年09月20日
今日と明日は今池まつりです。恒例のヤキトリを焼きました。たこ焼き、わっぱん、木曽地域の物産と3つのブースが並んでいます。
ヤキトリ焼くのはベテランです
みん・みんの会のブースでは
木曽の物産を販売しています
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2014年09月19日
午後一番で「名古屋市美術館の魅力向上について」というテーマで質問しました。今回の質問しようとした動機は昨年夏のトリエンナーレ2013の時、名古屋市美術館の展示を見に行った時に美術館の遊歩道や外回りがガタガタしていたり、汚かったりしていたことでした。
入口の階段汚いです
遊歩道は河岸段丘のよう
池は藻と苔がいっぱい
そして現在名古屋市美術館はフランス・ランス市美術館と連携をしていく覚書を結び、2016年4月には藤田嗣治展を、2017年秋にはランス美術館名品展が開催される予定になっています。このような時だからこそ、黒川紀章氏デザイン・設計の名古屋市美術館をきれいにしておくことが重要なので、整備をするべきだと質問しました。
さらに美術館の収蔵庫が狭くなっているので改修してスペースを確保するように求めました。また、名古屋市美術館は白川公園の一部でもあるので美術館、科学館、白川公園が日常的に連携して公園一帯の魅力アップをすることが名古屋市の観光の上でも有効なので連携をすすめてはどうかと質問しました。
いずれも質問にも名古屋市教育委員会や緑政土木局は前向きの回答でよい結果が出せました。
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2014年09月18日
本会議での個人質問の初日です。明日は、「名古屋市美術館の魅力向上について」というテーマで質問します。
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2014年09月17日
今日、トイレ設備などで有名なTOTO株式会社の方とお話しする機会がありました。車いすトイレから発展した多目的トイレがどんどん整備されてきた中で、最近ではパブリックトイレの機能を分散してはどうかという問題意識が広がってきていますが、TOTOもその問題意識をもってセミナーや新しい提案を行っているというお話を聞きました。こういったところは企業の動きは早いものがあります。
私も6月議会で福祉都市環境整備指針の見直しを提案し、名古屋市も今後作業に入っていくことになりますが、そんな時にもこういった民間のノウハウをお聞きしながら取り入れていくことも必要なことだと改めて思いました。それとTOTOは今工事中の旧大名古屋ビルヂングの跡地に建つ新しいビルにラボを設置するとのお話も聞きました。完成が楽しみです。
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2014年09月16日
本日「今後の公共施設のあり方」についての市民アンケートの結果が発表されました。これは年数回行われる市民アンケートのうちの第2回目のアンケートで聞いた、(1)ペット動物について(2)自動車の所有および利用状況について(3)今後の公共施設のあり方について、という3つの項目回答の中の一項目です。市民アンケートは無作為で2000人を抽出して回答してもらうというものです。「今後の公共施設のあり方」というのですから当然アセットマネジメントを考えるうえで背景になるものです。回答の中身を少し見てみます。
◆以下にあげる8つの施設について、「どれくらい利用していますか?」という質問に対して、よく利用している(週1回以上)、利用している(月1回以上)、時々利用している(1年に数回)という回答者を合計した割合を示してみると
コミセン 15.6%
生涯学習センター 7.0%
地区会館 4.6%
文化小劇場 12.8%
図書館 37.8%
スポーツセンター 17.1%
児童館 4.0%
福祉会館 2.8%
やはり図書館は幅広い人が利用する施設なので割合が高いのは当然です。この数字で読み間違えてはならないのは、この結果は都市におけるコミュニティの状態や行動様式が反映しているのであって、「数字が低い=必要ない」と短絡的に考えてはいけないということです。
◆本市の公共施設の現状や課題についてどのくらい関心があるか、という質問には
大変関心がある 11.7%
少し関心がある 34.4%
どちらともいえない 19.8%
あまり関心がない 25.4%
全く関心がない 5.8%
無回答 3.0%
という結果です。46.1%の人が関心があるというのはある意味常識的と言えるのだと思います。
◆名古屋市の公共施設白書を知っているかという問いに対して、読んだことがあるという人が2.9%、回答者が1004人なので29人もいたということに少し驚きです。
◆今後の公共施設整備について
施設サービスを維持するために、公共施設に優先的に予算をかけるべき 7.1%
限られた予算の中で工夫しながらすすめるべき 68.6%
わからない 20.4%
この設問ならこうなって当たり前という結果です。結果を誘導している感がありありです。設問の工夫があった方がよかった気がします。
◆公共施設の整備の進め方について
〇現在ある施設の複合化については 50,5%の人が前向き回答。
〇施設の更新や管理運営に民間のノウハウや資金を活用については
47.6%が前向き回答。
〇現在の施設改修についてできるだけ長い間使用するについては
48.6%が前向き回答。
〇利用していない土地や施設を売却、賃貸して収入を得る
57.3%が前向き回答
〇あまり利用されていない施設は廃止または縮小する
63.5%が前向き回答
前提なしに、様々な条件なしにこう聞かれればこう答えるでしょうという結果です。これは市民による外部評価(いわゆる事業仕分け)での意見の出方と同じ構造を持つといえます。この利用されていない施設の廃止・縮小の結果は、コメントなしで名古屋市のホームページで示されるアンケートの要約の中に入るというのですからあまりに誘導的です。困ったものです。冒頭に行ったように「数字が低い=必要ない」ではないはずで、政策的に必要かどうかという判断基準がなければならないのです。
〇使用料引き上げについては43.9%が否定的回答。これも当然な感じ。減税がないよりはあった方がいいというのと同じです。
〇今回私が注目するのは、意見が分かれた「地域密着した施設は地域住民等が維持管理すべきか」に対する回答です。肯定的が25.1% 否定的が26.5% わからないが29.5%です。住民自治というものに対する意識の現状を示しているのではないかと思うからです。自助・共助・公助と言ったり書いたりしますが、このアンケート結果はまだまだ解明しなければならない課題があることを示唆しているような気がします。
このアンケート結果は下記のアドレスで見ることができます。
http://www.city.nagoya.jp/shiminkeizai/page/0000063133.html
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今日は10時から議案説明会が行われ、11時30分からは財政福祉委員会で議会初日に緊急上程された条例案の意思決定を行われ全会一致で可決されました。この条例案は、従来「母子寡婦福祉資金貸付金」の制度が法律の変更に伴い「父子」も加わったために条例の条文の変更と貸付金の1500万円の補正を行う内容です。10月1日の施行に間に合わせるためこの条例案だけ先に審議したものです。
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2014年09月15日
65歳以上の人は人口の25.9%になり、4人に1人は高齢者というレベルを超えてしまいました。75歳以上の人は8人に1人。内山学区も75歳以上のひとが800人を超えているそうです。
内山学区の敬老会の様子
そんな敬老の日の今日、全国戦災傷害者全国連絡会の元会長である杉山千佐子さんの白寿の祝いが行われ参加させていただきました。3日後には100歳になる杉山さんが求めてきた戦災傷害者への援護法制定は実現していませんが、名古屋市では河村市長になって民間戦傷者に見舞金を出すようになりました。これも杉山さんの長い闘いがあったからこその結果です。11月13日には杉山さんたちの活動を祈念する記念碑が建立されるそうです。平和を思う道しるべとして杉山さんの存在は非常に大きなものがあります。お元気でさらに齢を重ねられることを祈念せずにはおれません。
いつまでも元気な杉山さん
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2014年09月14日
私は分科会「地域でのくらしをどうつくる」のコーディネータを行いました。発題者は5人。まずは北海道のライフが運営する「まちかど荘」の西田さん。まちかど荘は元旅館を利用して障害ある人ない人が共に住んでいる場でケアホームの制度は使っていません。次に東京の「柿の木ハウス」の無着さんと長沖さん。長沖さんが建てた家に障害ある人とない人3人が住んでいます。名古屋わっぱの会の加藤さんからは共同生活体という障害ある人ない人が共に生活する場での体験を話してもらいました。滋賀県大津の居宅介護事業所“じゅぷ”の北川さんからは構想中の生活の場への思いを語ってもらいました。
議論の中では地域との関係、住人とヘルパーの違い、本人の自己決定、成年後見制度、財産管理などの課題が明確になりました。また支援費のヘルプ支給の地域間格差も改めて明らかになりました。共同連で生活の場の課題をどうするのかについて今回の分科会で改めて課題を整理することができたと思います。
分科会の様子
帰る前に熊本城を見てきました
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2014年09月13日
午後から共同連大会が始まりました。1つ目の記念講演は、「社会的に排除された人々との共生そして共働へ」と題して旧北九州ホームレス支援機構理事長の奥田知志さんにお話ししていただきました。生活困窮者自立支援法については、この法律が社会全体に影響を及ぼすことができるものになるのか、個人に責任を還元させるものになってしまうかが問われていると法律策定に関わった立場から指摘されました。また、生活困窮者は経済的困窮と社会的孤立という2つの困窮を抱えていて、そのことを解決するためには「参加と自立」が不可欠であると力説されました。
2つ目の記念講演は「共同連とは何か――その実践と思想」と題して内閣府本府上席政策調査員の青木千帆子さんにお話しいただきました。わっぱの会での現場調査を通じて感じた共働という現場で存在する不思議さを、「余白」「厚み」「多層性」という表現で指摘されました。そして結果として「唯一の正しい答え、単一のあるべき社会を構想するのではなく、問いや変化の可能性に対して開かれている」ということを感じたと共働への感想をまとめられました。青木さんが今後その不思議さをどう明確化してくれるのか楽しみですし、私自身もその作業をしなければと思っています。現場で働く人によるシンポジウムが行われたのち、夜は大交流会で楽しみました。
大会全体会の様子
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今年は共同連大会が熊本で開催されるので今日と明日の2日間は熊本です。朝一番の飛行機で熊本に行き、会場の熊本学園大に直行。共同連大会が始まる前に大会会場で設定された、佐賀市で起きた障害者への就職差別事件についての報告会にまず参加しました。
この就職差別事件は、昨年の秋に佐賀市での身体障害者採用において採用がいったん認められた人が、4月からは「日日雇用」という形態で勤務が始まりました。一種の試用期間のようなものです。しかし、この日日雇用の間、書類をホッチキスで止めることができるできない程度のやり取りがあったのですが、本人に対して特段の相談などはなかったので、当然そのまま本採用になるのだとばかり思っていたら、6月になり「あなたの採用できません」といきなり言われたという事件です。
確かに採用通知には「この通知で採用が決まるわけではない」という趣旨の但し書きが書いてあるのは確かですが、その但し書きよって途中で採用が取り消された例などは過去にないのです。いったん採用通知を出したのなら働けるようにいわゆる「合理的配慮」を行うべきなのです。
障害者の自立と政治参加をすすめるネットワークでは佐賀市に対して質問状を出し、その回答が12日に届いたのでその内容の報告もありました。日日雇用については「合格後の試用期間ではなく、受験資格の要件を確認するためのものだ」「ゆえに本人に対して差別的取り扱いはしていないと認識している」との詭弁を回答で述べています。回答により佐賀市は今回の事件の差別性を全く認識していないことがわかりました。政治参加ネットワークとしては回答書を精査するとともに佐賀市議会で行われる予定の議会質問の結果、またご本人の意向などを踏まえて対応策を考える予定ですが、佐賀市に対しては文書でしっかり指摘をしておく必要がありそうです。
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2014年09月12日
本日、9月定例会が開会しました。河村市長が提案理由説明をしたのですが、いつものような賑やかし=エンターテイメント中心の話で残念ながら私はワクワク感を感じることができませんでした。案件の説明の前に市長は若干私の思うところを申し述べさせていただきたいと前置きして話し始めました。
リニアで名古屋と東京が40分でつながることで「東京都名古屋区」になるか「世界に冠たるナゴヤ」になるのかの曲がり角に立っているという認識を述べた後、名古屋城天守閣木造化、アジア最大級の国際展示場、1000メートルタワー、熱田神宮におかげ横丁のようなものを作って伊勢神宮と蒸気機関車でつなぐ、ベルリン・ウィーンフィルと並ぶ名古屋フィルハーモニー構想、子ども応援委員会の6項目を掲げ、これを名古屋の「Take5プラス」呼ぶのだそうだ。
そしてこれは世間が批判する思い付きの「箱物行政」ではなく、政治活動20年、人生65年の集大成として毎日朝から晩まで検討を重ねている中身の伴った構想だというのです。この構想で名古屋市職員がモチベーションを高め、名古屋市民が賛同の声を上げるというなら私は白旗を上げるしかないのですが、私はそうはならないと思います。
もちろん名古屋市が日本全体に、そして世界に発信力を高めるための中身を創り上げないといけにという意味においては市長と同じ思いなのかもしれませんが、やはりこの案は名古屋らしくないと思います。名古屋は地味で堅実、しかし結婚式は派手という風土だと思います。私なら「大いなる田舎の名古屋」のコンセプトで世界に発信したいところです。
9月議会は後半で決算審議を行いながら10月15日まで行われる予定です。また来週には私も本会議で個人質問する予定です。
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2014年09月11日
9月11日はいろんな意味を持つ人なっています。もちろん2001年のニューヨーク貿易センタービルに飛行機が激突した日であることは世界的に知られている日ですが、名古屋市的にいえば、やはり1999年の東海豪雨ではないでしょうか。
夕方から降り始めた激しい雨で道路はたちまち冠水を始めました。内山から栄の方に向かっていた私は道路の水をかき分けながら車を走らせたり、知り合いの障害者が避難しなくてもいいのか介助者の体制は大丈夫なのかとあちこち電話をかけたり、夜中には庄内川の水位が上がり一色大橋ぎりぎりまで水が来ているというテレビ情報にやきもきしたりとほとんど寝れなかった記憶があります。そして新川の堤防が切れ大水害が起きたのでした。
もう15年も経ったのですが、東日本大震災も経験した現在、もう一度教訓化のための作業をしなければならないのだろうと思った日でもありました。
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民主党名古屋市議団が来年度予算要望を行いました。敬老パスのICカード化についてもすすめるように市長に訴えましたが、市長は「ICカードのシステムのランニングコストが2億円かかるのはどうかと思う」と消極的発言。私は、ICカード化することで高齢者の活動などをポイント化することもできるなど応用が利くのではないかと指摘しましたが、市長の反応はいまひとつでした。また、障害者の働く場づくりを積極的にすすめてほしいと要望すると、市長は「企画にまとめて持ってきてちょう」との回答だったので一度案をまとめて提案してみようと思います。
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2014年09月10日
今後5年間の名古屋市の施策の方向性を定める「名古屋市総合計画2018」が9月議会で議決される予定です。そのため、基本計画に関係する様々な計画などを議決前に委員会に報告しておこうということで、昨日いくつかの計画などが表されました。
まず「久屋大通の再生について」です。栄地区グランドビジョンの中に公共空間再生という取り組みがあり、その中に「久屋大通公園の再生」が位置づけられています。外堀通から桜通を経て錦通までのエリアを対象にして、道路などを公園化したり、地上と地下の連続性を向上させたり、見通しの良い樹木を整備したりすることで一体感があり、みんなが歩いてくつろげる空間を作り出そうという計画です。
私は外堀通から若宮大通までを一面芝生にしてもいいのではと思っています。また相も変わらずオープンカフェが計画されるようですが、猛暑の夏と強風の冬という条件の中ではオープンカフェはしっくりこないと思っていますが、、、。ヨーロッパの気候とは違うと思うのですが。いずれにせよシンプルな空間が創出されることで自由度が高まるということにしてほしいと思います。
次に「震災に強いまちづくり方針」です。これは都市計画マスタープランと地域防災計画に整合性を持たせるための方針と言えます。まずは都市計画基本図、航空写真、古地図、まちづくりに関するデータなどを地域でも活動に使えるようにしていくとともに地域の防災力向上に貢献できる人材の育成をしていこうと計画されているようです。
最後に今後の行政評価のあり方についてです。昨年度まで行っていた市民参加による外部評価、いわゆる事業仕分けは当面行わず、総合計画2018に示された都市像や施策実現という視点から内部評価を行っていくというのが今後の行政評価というのですが、何やら言葉遊びのようで、具体的に「効果的な事業シフト」はすすまない予感が大です。
市民の市政参加への促進という視点からシンポジウムなどを行うというのですが、やり方を間違えれば「マッチポンプ」になのは必定です。縮こまる行革から創造的行革へとどう転換するのかは市長のリーダーシップにかかることだと思うのです。
また、同時に平成23年度から25年度にかけての行政評価をまとめたものも発表されました。下記のURLに掲載されています。
<行政評価>
http://www.city.nagoya.jp/somu/soshiki/3-2-10-3-0.html
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2014年09月09日
7月に欧州視察でパリの動物園に行ったのでその時の資料などを東山公園事務所に届け、感想などを報告しがてらインターン生を連れて東山動植物園に行きました。最近行っていなかった動物園の北園に行き、ゴリラ、チンパンジー、カバ、サイ、コビトカバなどを久しぶりに見ました。
動物園に行くといつも思うのですが、檻の中の動物を見ているとなんだか切なくなります。敵に襲われることはない安全な場所にいるわけですが、本来の姿とはかけ離れています。コンクリートではなく土と水と緑を直接感じることのできるような場で過ごすことができればまだましなのにと思います。管理のための経費はかかるかもしれませんが、そんな動物園の再生がすすめばいいなと思います。
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2014年09月08日
今日は中秋の名月、見えていたはずなのに見逃しました。夜は打ち合わせと会議が連ちゃんで月を見上げることすら忘れていました。蚊取り線香の煙漂う中、縁側みたいなところでだんごとススキで季節感を出してゆっくりと酒を飲んで月を眺めてボーっとするなんていう構図に憧れます。
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2014年09月07日
今日は一日バスや地下鉄で移動しました。いろんな場面でいろんなことが起きます。まずバスの時間がちょうどよかったのでバスに乗ることにしました。日曜日の9時過ぎでしたが乗客がたくさん乗っていて車いすスペースはすでに乗客の方が乗っているような状態でした。私を見つけた運転手さんが乗降口のところにやってきて一言、「お急ぎですか?」。一瞬、「はっ?」と思いましたが、冷静に「当たり前です」と答えました。
もし私が遠慮して「急いでいません」と答えたならば、30分後のバスを待ってくださいと言うつもりだったのだろうか。そこまでは聞かずじまい。粛々と目的地までバスに乗りましたが、釈然としない気分のままでした。バッシング続きのバス事業ですが、リフトバスが導入された頃のことを思えばすいぶん運転手の対応も良くなって、バス事業を応援したい気持ちは十分持っているつもりですが、今日のような対応が繰り返されるようだとその気持ちも弱まってしまいます。
バスを降りて次に地下鉄に乗りました。私の乗った場所は車いすスペースのある車両で、私もそのスペース付近に乗車しましたが、そこにはすでに一人の若い女性が端っこに立ち、車いすスペースの中央に中学生くらいのカップルが仲良く立っていました。車内はそれほど混んでいなかったので私も車いすスペースまで移動せずに乗った場所でそのままじっとしていました。端っこに立っていた女性は私の存在に気が付きどうしようかと迷った感じでしたが、私が動かないのでそのまま立っていました。カップルは私の存在に気付いた様子でしたが車いすスペースとの関係はあまり気にしていないように私には見えました。
ちょっとすると車いすスペースの向かいに座っていた女性の目つきがすごく怖いことに気が付きました。その視線はカップルの方に向いていたので、もしかしたらと思っているうちに電車は栄に到着し、カップルもにらんでいた女性も下車し始めました。その瞬間、にらんでいた女性は、「あんたたちここは車いすスペースなのを知らないの!〇〇じゃないの!」強い口調で非難して降りていきました。
私がカップルに声をかけ、「そこ(車いすスペース)に行くからちょっとどいて」と声に出してさえいればこんなことにならず、みんないやな思いをすることがなかったのになあと後悔の気持ちでした。バスの運転手さんにもどういうつもりで私に「お急ぎですか?」と声に出して聞いていれば釈然とした思いも残らずに済んだのかもしれません。公共交通機関は人間関係の難しさを教えてくれる場でもあるのです。
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2014年09月06日
名古屋城天守閣の木造復元を考えるフォーラムが行われたので最後の部分でしたが参加して議論を聞いてきました。まず復元なのか新築なのかというポイントがあります。さらに木材の調達や工法をどうするのか、名古屋城整備の中での位置づけ、バリアフリーの問題など多くの課題が議論されました。
バリアフリーの問題では、会場からは、復元なのだからバリアフリーなんて考える必要がない、バリアフリーなんて考えていないでしょうねなど、私にとっては残念な意見が出ていました。パネラーの中では現在の文化財の考え方の中には「活用」という視点も入れないといけないのでバリアフリーなどについても考慮する必要があるという意見、復元なのだからバリアフリーという考えではなく緊急避難としてのエレベーターはあり得るという意見が出るなどしました。
しかし、やはりなんだかんだ言っても新たに作るわけなので市長が言う「本物」ではないし、何のために「復元」するのか市民の中でしっかり議論しないわけにはいきません。障害ある人や高齢者の人は外から見るだけで元気な人だけが中に入るというようなものをわざわざ「復元」することには私は疑問があります。しっかり議論して合意を形成しないと名古屋市民の財産にはなり得ないと思います。
フォーラムの様子
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愛知障害フォーラムが主催の「障害者制度改革に関する地域フォーラム」が行われ、障害者差別禁止条例に必要性を考える講演とシンポジウムが行われました。私は原田潔さん(日本障害フォーラム)の基調報告、尾上浩二さん(DPI日本会議副議長)の特別報告、金政玉さん(明石市障害者施策担当課長)の講演を聞いて次の会場に向かいました。名古屋市においてもしっかりと議論した上で、内容のある条例を作ることができればと思います、ポイントはやはり、差別の定義と紛争解決の仕組みをどうするのかという点ではないでしょうか。
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名古屋市の水道給水開始100周年を記念した記念碑が千種区姫が池通り沿いの配水池前に整備されその除幕式が、また道路を挟んだ北側に「水の歴史資料館」が開館したのでそのオープニングセレモニーが行われました。慰霊碑に刻まれた言葉は「飲水思源―水を飲みて源を思う」となっていて、北周の詩人、庾信(ゆしん)の「徴調曲」に由来する成句だそうです。
この言葉は歴史資料館にも掲げられていて、そこには「名古屋の水の源流「木曽山脈」から流れる水を思う。」と言葉が添えられています。入口のところの床に木曽三川の大きな空中写真を貼るとインパクトがあり、みんなの興味を引くのではと思いました。展示の内容は情報量が多いのでゆっくり見たい内容なのでもう一度見に行こうと思います。
記念碑の前で
水の歴史資料館
飲水思源
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2014年09月05日
愛知県美術館に行き、「わいせつ写真」と警察から指摘され写真を布で隠したという鷹野隆大さんの作品が展示されている「これからの写真」展に行ってきました。警察の指摘については大いに疑問に思っていて抗議の署名に参しようとも思いましたが、作品を見ていないので自重しました。そんなこともありぜひ見ておかねばと思っていました。
会場に入り口に「注意書き?」が掲示されていて、同じものが鷹野さんの作品がある部屋の入り口にも設置されていました。実際見てみましたが私の感覚では全く、本当に全くわいせつさを感じるものではありませんでした。この作品がわいせつだと指摘されるのに、コンビニで売られているいわゆる成人向けマンガの方がとてつもなくわいせつであり、女性に対する性暴力を肯定するようなものが数多くある現実が野放しになっているという公権力のダブルスタンダードこそが問われなければならないと思います。いずれにせよ表現を公権力がこのような形で制限することはあってはならないことだと思います。そして県美術館の覚悟がどうだったのかも疑問です。
今回の作品の中で私は、新井卓さんの「写真は 過去か/現在か ではない。」の作品、田代一倫さんの「写真は 大災害という非日常か/普通の日常化 ではない。」の作品が特に印象に残りました。新井さんの作品は仕掛けも凝っていて、広島・長崎――第五福竜丸――福島が別のものではなく、また同じものではないことを提示していました。また田代さんの作品は、情報過多の社会の中では劇場型でないと、またセンセーショナルでないと耳目を引かないという風潮に対して静かにかつ決然と向き合っていると感じるものでした。
会場入り口にあった注意書き
新井卓さん広島原爆ドームの作品
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都市活力向上特別委員会でJR東海、名鉄、近鉄の鉄道事業者への要望書について議論と確認をするための委員会が開かれました。その中にはホームドア等の早期設置やバリアフリー化の充実などの要望項目が挙げられていますが、名古屋駅の新たなターミナル機能強化においてはサインなどの統一化などにより動線がわかりやすくなるようにしてほしいのでそのような内容を盛り込めないかと意見を述べました。また、他の委員からも動線の連続性やシンプルさを実現する必要性について要望書に盛り込む必要があるのではないかという意見も出されました。最終的に要望書がまとめられ各鉄道事業者と懇談することになっています。
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2014年09月04日
今日財政福祉委員会で来年度の収支見通しが明らかにされました。この見通しは来年度予算編成の根拠になるものですが、それだけではなく、5%減税の検証議論の背景データにもなりますし、同時に収支不足への対応の内容も示されるので行政改革の現状をどう把握するかのかという時の重要な指標になるものです。
市税収入の見込みは
平成26年 5000億円
27年 4994億円
28年 4970億円
29年 5041億円
30年 5026億円
となっています。税収の伸びは名目経済成長率3%を前提にしていますが、法人税減税や法人税の一部国税化の影響があり市税収入の増加は見込めない見通しになっています。
歳出では投資的経費を微減で見込む一方、扶助費は毎年約3%増の見通しで平成30年では3056億円となっています。その結果、収支不足額は
平成27年 64億円
28年 119億円
29年 121億円
30年 159億円
と見込んでいます。来年度の64億円については行革で52億円(そのうち土地の売却などで10億円、人件費で4億円)を、貸付金の返還で12億円の財源を作って対応するとしています。
今回の収支見通しのデータの中にで今まで資料として示されていなかったデータが示されました。地方債の許可をする際に考慮される減税額や過去の行革の累計額を5年ごとに区切った金額を明示したのです。私は何度も過去の行革額を積み上げてその効果を主張するのは「砂上の楼閣の行革額だ」と指摘してきました。そのことを議論する上でもわかりやすい資料です。来年度の5%減税額は114億円となりますが、法人市民税の超過課税分を引いた85億円しか地方債許可の査定対象にならないというのですから、名古屋市としては85億円分の行革を行なえば地方債の許可がでるということになります。
私は扶助費を確保するためにも何らかの行革を行う必要があると考えますが、単に一律カットをするのではなく事業・施策の大胆なシフトを行うことをまず実現させることが必要だと思っています。今回収支見通しを材料に予算編成の方法や減税の是非についてしっかり議論していきたいと思います。
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2014年09月03日
名古屋市では従来から身体障害者を対象とした採用が行われていましたが、2007年(平成19年)からは知的障害者の嘱託採用を行うようになり、その後正規採用も行われ、昨年度からは精神障害者の嘱託採用も行われるようになりました。このように少しずつ障害者雇用をすすめています。
その取り組みの中で今年度の身体障害者雇用の受験資格が改善されました。従来、受験資格の中に「自力で通勤が可能であること」というものがありましたが、改善を提案した結果昨年度は「勤務地までの通勤手段を自ら確保することが可能であり、かつ、介護者なしで通常業務を遂行し、通常の勤務時間に対応できる方」という
表現に変わりましたが依然として不十分な内容でした。そして今年度から複雑な表現はなくなり「本市職員としての勤務時間を通して業務の遂行が可能な方」という資格に変わりました。現状を変えていこうとする前向きの姿勢は評価できることです。
差別解消法の実施と自治体における合理的配慮の義務化を2年後に控えた中で課題は数多くありますが、このような姿勢が全庁的に広がることを期待したいと思います。
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2014年09月02日
がんになっても働き続けることができるようにと支援する取り組みがあることのお話を伺う機会がありました。がん患者の就労支援の取り組みです。今までこのような取り組みについて知らずにいたのですが、言われてみれば当然なことです。私は、どんな障害があっても働くことができる社会、働く場がある社会の実現を望んでいます。また、社会的に排除された人々と共に働く事業所づくりの提案を行っていますが、その視点からすれば、がん患者の方々が働き続けることができること、また働ける場があることを求めていくことは同じ方向性を持っていると思います。
最近ではがん治療の進歩し、がんになりながらでも働くことが可能になってきているそうです。しかし、本人自身もがんになれば働くどころではないというように思ってしまったり、職場など患者の周囲もがんという疾患やがん治療というものへの無理解があり働き続けることができない状況があるということです。そこで患者本人や企業などへの理解をすすめるためのキャリアカウンセリングが必要だというお話でした。名古屋市のがん対策推進条例においても「がんに関する相談体制の充実及びその他がん患者等の支援のために必要な施策を実施するように努めるものとする」と規定もされています。何かアイデアを出していければとお話を伺い思いました。
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2014年09月01日
今日は防災の日。1923年9月1日に発生した関東大震災にちなんで定められています。今日はNHKのラジオ放送でも防災に関する特集番組を放送していました。そして新聞などでも改めて広島の土砂災害から教訓を得なければならないとか、過去の災害で得た「教訓」を風化させないようにという論調とともに、教訓化されないことはなぜなのかという問いも数多くみられます。
時が経つと記憶や衝撃度が薄れたりするのは当然のことです。しかし風化させないようにすることはできるはずです。それは繰り返し過去の歴史について思いを寄せ語り継ぐことであり、災害による被害はいつでも自分の身に起き得ることなのだという理解を深めることしかないように思います。
雨の降る中、日泰寺にある冤死同胞追悼碑の前で行われた追悼祭に参加しました。この碑は日本の植民地時代に愛知県下で強制労働を強いられたり、南方に「徴用」された中で命を失われた朝鮮人の方々のことを追悼して建立されたものです。関東大震災に際しては、震災翌日から朝鮮人に対する流言飛語が飛び交い、結果として多くの朝鮮人の方が襲撃され命を奪われるという事態になりました。この歴史的事実も忘れてはならないものとして教訓化しなければなりません。
9月1日という日は「教訓」ということについて考えさせてくれる日です。
加川良の「教訓T」という曲も忘れないようにたまに歌ってますよ。
ちなみに一番の歌詞を紹介します。
命はひとつ 人生は1回
だから 命をすてないようにネ
あわてると つい フラフラと
御国のためなのと 言われるとネ
青くなって しりごみなさい
にげなさい かくれなさい
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2014年08月31日
北区にある蔵元「金虎酒造」を会場に金虎酒造とみのや北村酒店が企画する音楽祭です。年々参加者が増えているような気がします。わっぱんもブースを出させていただきました。酒あり、食べ物あり、コンサートあり、工作あり、遊ぶコーナーありといろんなものが手作り感覚でぎっしり詰まった企画です。
子どもたちが遊び、お店たちが酒を飲み、音楽を聞き、知り合いと話す、といった具合に自由で楽しい空間が広がっていました。
わっぱんも販売しました
盛り上がるコンサート
顔を真っ白にして飴食いゲーム
帰り道の空はすっかり秋でした
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千種区総合防災訓練が見付小学校で行われました。
インターン生に防災のコスプレですか?と言われ
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2014年08月30日
今日は「水源の里を守ろう 木曽川流域みん・みんの会」の「見て、聞いて、触れて感じるバスツアー」という日帰りの企画に参加し、木曽川・飛騨川中流域に行ってきました。
行き先は
・川合の渡し跡(可児市)
・小山観音&水神様(美濃加茂市)
・兼山湊跡(可児市)
・愛知用水取水口(八百津町)
・ロックガーデン(七宗町)
・飛水峡&ポットホール(七宗町)
・飛水食品見学(七宗町)
・白扇酒造本店見学(川辺町)
と盛りだくさんの内容で、総勢22名で行ってきました。
川をめぐる歴史、水が作り出す自然、水と共に作り出される食品それぞれを学び、体験することができ充実し、貴重な一日でした。
愛知用水の取水口
井戸七宗町長にご挨拶いただく
飛水峡の美しい景色
木曽川と飛騨川の合流地点の川合の渡し跡のある川合公園からの眺め。ボートの練習風景が見えます。
中山道や東山道が木曽川をどこで渡ったのか、過去の歴史上の戦で川のどこの部分を渡ったかは歴史家が調べる重要な視点だそうです。
また、戦争の時、この合流点は名古屋の方面を爆撃するB29が位置を確認するためのポイントだったそうです。爆撃を終え帰還するB29がUターンしていく時に余った爆弾を可児市周辺に落としていったことが度々あったそうです。
飛騨川に浮かぶ小さな「島」に小山観音はあります。
流通の拠点として栄えた兼山湊跡
兼山湊跡を下から見たところ
飛水食品で出来たてのがんもと厚揚げをいただきました。
そしてところてんも食べました。どれもおいしく大満足。お店で食べることができるようになっています。ご主人から良い食品づくりへのこだわりを伺いました。その話しぶりからご主人の真摯な姿勢が伝わってきました。
味りんづくりで有名な白扇酒造に伺いました。3年醸造の味りん、飲む味りんなどの味見をさせていただき味りんの味と香りを再認識しました。また社長からお酒の醸造に関するお話を熱っぽくしていただき感謝です。
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2014年08月29日
吹上にある豚ホルモンの店「でらホル」で飲み会でした。串焼き柔らかくておいしいし、どての串もおいしかったです!!
店長とツーショット!
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「文化のみち二葉館」で開催されているテラオハルミ「太陽カシスキー文庫」展を見てきました。
小さな絵本が700冊
絵本以外の作品もカラフルです
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第3期名古屋市ホームレスの自立の支援等に関する実施計画(2014年〜2018年)がまとまり発表されました。第3期計画の基本目標として
1 就労と福祉等の援護による多様な自立
2 自立の定着
の2点を掲げています。
この目標の説明で、案の段階では「半福祉・半就労」の自立観を含む弾力的で個別性の高い自立支援をすすめるという表現でしたが、「半福祉・半就労」という言い方では多くの市民に誤解を生むし、表現自体も良くないのではと指摘し修正されました。その結果、その部分は「弾力的で個別性の高い自立支援」とか「個々の状況に応じた多様な自立」という表現に変わりました。そして「多様な自立」については、
「就労」と「福祉等の援護」の両面から複合的・段階的な支援を受けて、利用者個々の実態に合った達成可能な自立を目指すことを意味するものです。
という注釈が付されました。
第3期に新規に取り組まれる施策として、自立支援事業の機能拡充、中間的就労の場の確保と活用、アフターフォロー事業の拡充、NPOやボランティア団体との連携などが提案されています。
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26日に市民税5%減税に関する市民アンケートの結果が発表されました。この調査は26年度第1回市政アンケートの質問項目の一つとして行われました。ちなみ同時に行われた他の質問項目は「インターネットを活用した行政サービスについて」と「農業公園について」でした。このアンケートは7月8日〜22日の間に、20歳以上の市内居住の人2000人を無作為抽出して行われ、有効回収率は46.6%でした。
アンケートの結果をいくつか見てみます。
◆5%減税を実施していることを知っていると回答した人が63.5%。
これを高いとみるのか低いとみるのか判断が分かれるかもしれませんが、減税議論の真っただ中にあった身としては低い気がします。
◆課税されているかまたは扶養家族になっている人に減税額を知っているか聞いたところ50.8%の人はわからないと答えています。
◆減税額をどのように使いましたかとの問い(複数回答)に対しては、
・日常生活の中で使った(使う予定である)という人が 51.4%
・旅行やレジャー、外食など日常の生活人は分けて使った(使う予定)という人が
4.3%
・寄附した(する予定)という人が 0.3%
・貯金した(する予定)という人が 4.7%
・わからないという人が 36.2%
という結果でした。
これらの結果から見ると、河村市長の言う「市民に税金を返して市民自身が判断して様々な活動を支援するために寄附してもらう」という論理は現実の前に跳ね返されていると言えます。そして予想されたことですが、減税額がわからないという人が多いということがあります。少額でも戻っているのだからありがたいというような意見もありますが、その戻っている額を実感していない、わかっていないとすれば、施策としての減税は意義が薄れているといえるのではないでしょうか。このアンケート結果には370件の自由意見の内容が明らかにされています。この内容の分析もしてみないといけないと思っています。
今後、9月末には法人を対象としてアンケート結果が、10月には減税の効果についてのシュミレーション結果がまとめられる予定になっています。
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2014年08月28日
午前中、盲ろう者団体の方の名古屋市への要請行動に立ち会い様々な課題についてお話を伺う機会になりました。盲ろう者のサービス提供基盤がまだまだ弱いので制度や仕組みの変更にはしっかりと当事者の声を聞いて対応しなければならないと思いました。
午後は財政福祉委員会の請願審査でした。
夜、「水源の里を守ろう 木曽川流域みん・みんの会」の総会でした。いつもは講演会とセットで行うのですが、今年はあさってに木曽川中流域日帰りツアーを行うので活動報告と今年度の方針について話し合う総会となりました。総会には七宗町や木曽広域連合の方も出席していただき様々な意見をいただきました。下流域のニーズをもっと上流の人が敏感に感じ取ってほしい、マラソンなどの大会でもっと木曽の水を使ってもらうようにしたらどうか、人口減少している上流域の大変な状況を住民からもっと聞きたいなどの意見が出ました。みん・みんの会も活動を始めて7年目に入ろうとしています。活動も新たな段階への展開が必要な時期になっていることを思う総会となりました。
少数精鋭?で総会を行いました
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2014年08月27日
夕方、南木曽町に伺い7月9日の土砂災害に対する義援金を届けてきました。この義援金は、木曽川流域の上下流交流・連携に取り組む「みん・みんの会」が募った募金で、11万2000円をちょうど出張から帰った宮川町長に直接渡すことができました。
また堀総務課長から被害の概略の説明を受けました。役場で説明を受けていると強い雨が降り始めました。堀さんに聞くと、南木曽では多い時には年間2000〜3000ミリくらい降るということでした。雨が多い地域とは知っていましたがそんなに多いとは驚きでした。
義援金を届けた後、あたりは暗くなり始めていましたが、災害現場である梨子沢の近くに行き状況を見てきました。まだ大きな石がゴロゴロしていましたが、堀課長の話によれば当初は8メートルもある岩が転がっていたそうです。状況は落ち着いているとはい本格的な復旧にはまだ時間がかかりそうでした。
宮川南木曽町長に義援金を手渡す
堀総務課長から被害状況の説明を受ける
まだ大きな石が残る梨子沢
中央線で被害のあった場所
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名古屋市民生委員大会があり式典に参加させていただきました。3000人もの民生委員や関係者の方が白鳥センチュリーホールに集まりました。地域での日頃の活動に感謝です。
私は式典の舞台の上にいます
3階席までびっしり
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2014年08月26日
第5回木曽川三川流域自治体シンポジウムが名古屋市公館で行われたので傍聴してきました。このシンポジウムはCOP10を機に流域自治体が集まって「流域自治体宣言」を発したことに始まっていて、主催は名古屋市上下水道局です。
今日は30自治体1広域連合の参加で行われました。今回は、木曽川三川旅行企画選考会2014ということで17の自治体から提案のあった旅行企画のうち、旅行会社などが選んだ4つの企画から最優秀を選ぶ最終選考会の実施がメインイベントでした。
4つの企画は、NPOガイア・イニシアティブ(王滝村)、木曽観光連盟、馬瀬地方自然公園づくり委員会(下呂市)、下呂市観光課から提案されました。そのうち最優秀には木曽観光連盟の「木曽路とっておきコレクション:木曽路を丸ごと味わい尽くす」が選ばれました。
また、この10月に開催される木曽三川流域サミットが行われる岐阜県七宗町の井戸町長からサミットの内容説明と参加呼びかけが行われるとともに富加町と稲沢市から自治体についての発表が行われました。最後に南木曽町から土砂災害支援のお礼がありました。でも河村市長も含め下流の人から南木曽の災害に触れた人がいなかったのは意外でした。まだまだ流域連携が血肉化していません。
名古屋市の呼びかけだからこのように多くの自治体が参加しているのだと思いますが、多くの自治体が集まってやっている割には「熱」を感じられないのが残念です。今年は旅行企画など趣向を凝らしたと言えますが、「熱」をもってこの三川シンポジウムを継続するならば、流域自治体で共通に取り組める何かを具体化するようなアイデアを出す必要があるようです。
河村市長はあいさつで、「下流地域が上流にお金で応援しなきゃいかんという話もありますが、わしゃ減税なもんで。国が召し上げたお金を尾張共和国に戻してもらえれば面白いことができるんだが」といつもの調子で話の焦点はズレていくのは私が本会議で質問した時と全く同じでした。お金を出して何か具体的なこと一緒にやりましょうよ河村市長!
会場の様子
流域サミットを呼びかける
井戸七宗町長
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2014年08月25日
藤井美濃加茂市長が保釈されました。6月24日の逮捕から2か月です。私はマスコミの報道からしか事情がわかりませんが、藤井市長は逮捕されてから一貫して否認していること、贈賄側の供述は現金授受を認めていることくらいしかわかりません。逮捕直後の頃の報道のみに惑わされることなく、あくまでも「疑わしきは被告人の利益に」=「推定無罪」という原則を念頭におかねばなりません。そうであれば美濃加茂市議会の問責決議もおかしなことなのです。
今日のインターネットの記事によれば、藤井市長の取り調べの際に、「早くしゃべらないと美濃加茂市を焼け野原にするぞ」と言われたということです。普通考えるとこんなことを藤井市長が作り話をするとは考えにくい状況です。ありきたりの事件ドラマでも出てこなさそうなセリフです。やはり取り調べの可視化は必要です。そして今回のような事件こそ公判においてはすべての証拠を開示する制度がどうしても必要だと思います。自治体の長を逮捕するという重い事実を生じさせるに足る証拠があるはずだと普通誰しも思うのではないでしょうか。そのような証拠があるのかどうか明確に市民にもわかるようにしないと藤井市長を選んだ市民の意思をないがしろにすることになってしまうからです。
そして異例なのは、保釈の条件として市の幹部など30人ほどとの接触禁止が付されているということです。なぜ市の幹部との接触を禁止しなければならないのでしょうか。単に口裏合わせをするからというのではあまりにも根拠薄弱です。逆に検察側の自信のなさが裁判所の判断に反映されているのかもしれません。いろんなことが異例づくめで進行している今回の事案。冷静になって注視することが地方自治を守ることにつながると思っています。
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2014年08月24日
衆議院議員古川元久さんの後援会が開催したサマーコンサートであいさつさせていただきました。ありがとうございました。
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メガネを壊したので修理に行きました。その帰りインターン生を連れて久し振りに撞木館(東区撞木町)を訪れました。
欧米の風景絵皿展とドイツ製鉄道模型の運行という企画が行われていました。いつもながら落ち着けるスペースですが、館内を見て回っていると天井板が沿っているところや台所の床が養生テープで押さえてあるところがあったのでどうしたのかとスタッフの人に聞いたところ、館内いろいろと傷みが出ていて雨漏りもするということを伺いました。古いものを大切に使うためには丁寧なメンテナンスが必要なのは当然です。早いうちに対応した方が後々大変にならないので何らかの対策を考える必要がありそうです。
そして入口のところにオーガニックコーヒーの看板が目につきました。聞いたところ何と経営が(有)フェアトレーディングに変わったということでした。わっぱの会でもお世話になっているフェアトレーディングさんです。今日は時間がなくランチを食べることができませんでしたが、近いうちにもう一度訪れおいしいコーヒーを飲もうと思います。
なお、撞木館の入り口には階段がありますが、折り畳み式スロープが用意されているので中に入れますし、車いす対応のトイレもあるので車いす利用者の方もぜひ行ってみてください。
庭です
廊下の雰囲気がいいですね
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2014年08月23日
今日の名古屋の空模様は不安定でした。夕方から雨が降り始め、盆踊りどころではありませんでした。最近は夕立というものが少なく、真夜中や朝方に激しい雨が降るということがよくあります。そして激しい雨がピンポイントに降るのです。7・9南木曽豪雨や今回の広島を中心にした「平成26年8月豪雨」と名付けられた豪雨はそんな背景の中で起きました。
避難勧告を出すタイミングが遅れましたがピンポイントの豪雨をどう評価し判断するのかは極めて難しい問題だと思います。先日、四日市市や鈴鹿市などで市全域に避難指示が出されました。そうすれば批判は避けられるのかもしれませんが、被害を必ず防げるわけではありません。行政などによる判断や情報伝達をどうするのかということはいま一度検討してみる必要があります。
しかし今回の豪雨はそのこと以上に、状況をどう判断し、どう行動すべきかという問いを個々人に突き付けたともいえるのではないでしょうか。依然として多くの行方不明者の方が存在しています。テレビで報道される被災者の方々の様子は深刻で、悲しく胸が詰まります。でも、それを第三者的に深刻だと言っているだけでは済まされないということを突きつけている最近の豪雨なのです。
雨に濡れる盆踊りのやぐら
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2014年08月22日
まず旭川障害者福祉センターを視察しました。ここの施設の愛称は「おぴった」といい、アイヌ語で「みんな」という意味だそうです。ここも昨日の病院と同じく立派な建物です。名東区にある身障者スポーツセンターの体育館は空調がなく、館内の空調も限界にきているというのとは比べ物になりません。プールも床面が上下して水深調整できる立派なものでした。このセンターの運営は指定管理で、旭川市の17の障害者団体で旭川障害者連絡協議会というNPOをつくって受託しています。団体同士での意見調整は大変だとは思いますが、このような方法で行政からの仕事を獲得していくのは有効な方法だと思います。
立派なプール
次に旭川市動物愛護センター「あにまある」の視察でした。新築移転で市役所庁舎の集まる街の真ん中に設置されることになりました。犬の殺処分はこのところ行われていませんが、猫の保護数が増え、地域猫の避妊などの対応策が課題であるとのことでした。町の中心に施設があるということで市民に親しみやすいものになっているのではないかということでした。
周りは庁舎関係の建物が
積乱雲か?帰りの飛行機より
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2014年08月21日
まず札幌市役所に行き、生活困窮者自立支援モデル事業の実施状況と生活保護制度における自立支援事業の内容それぞれの説明を受けました。
生活困窮者自立支援モデル事業は今年の1月から開始され、今までに中間的就労が実施されたのは何とまだ1件でした。中間的就労の利用者受け入れの協力の意向表明をしている事業所が18団体もあるというのにこの結果はどうしたことなのか。一度詳しく聞いてみる必要があるようです。いくらモデル事業でも一番核になるべき中間的就労の状況がこれでは先行きが思いやられます。
続いて生活保護制度の自立支援事業について説明を受けました。就労ボランティア体験事業というものがあり、今年からは全区で実施されているそうです。昨年の実績では年間34人が就労したそうで、その人たちの年齢層は幅広いそうです。これも詳しく追加で調べてみたい事業でした。
市役所を後にして重度障害者の入所施設「緑ヶ丘療育園」の視察をしました。160名の入所施設で、隣には入所更生施設もありました。入所者の平均年齢は50.5歳で外出するのも難しい人が増えているそうです。入所者で気管切開をしている人は4名ですが人工呼吸器を使用している人はいませんでした。また、胃ろうまたは経管栄養の人が25名でした。職員も手厚く配置されています。
しかしこのような入所施設を見学するといつものことですが、見学して入所者の様子を見ていると、入所者がずっとこの施設で生活していくのかと思うと胸が詰まる思いがします。やはり多くの人が一カ所に暮らすのではなく、街の中でもう少し小さな単位で暮らすことができるような社会に変えていかなければと改めて、改めて思わずにおられませんでした。そして名古屋にできる重症心身障害児・者施設では入所者がいろんな人の協力で外出や外泊もどんどんできるような生活が送れるようになればと思います。
午後からは旭川市立病院を視察しました。建物はすごく立派でバブリーな雰囲気が漂っています。天井の高い吹き抜けは光熱水費を押し上げているそうです。病院内は掃除が行き届いていて極めてきれいでした。職員の人に聞いたところ、外来棟と入院棟を別の業者に委託しているとのことでした。お互い競争して相乗効果が出ているようで、いい意味での競争が実現しているようでした。
立派な高い吹き抜け
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2014年08月20日
夜の食事が終わった後に、共同連の仲間であるNPO札幌障害者活動支援センターライフが運営している生活の場「まちかど荘」を訪ねました。スタッフの方に迎えに来てもらいました。夜遅くの訪問にもかかわらず住人の方とお酒を飲みながらあれこれと話すことができました。「まちかど荘」は、元旅館だったところを借りています。現在、男性9名で生活しています。部屋は一人8畳ほどあるそうでなかなかな環境だと思いました。そしてなかなかの個性派が揃っている感じでした。住人の一人の方には、来月の共同連熊本大会の生活分科会で発題者になってもらっているので、事前に話ができてラッキーでした。またゆっくりと伺いたいと思いつつホテルまで送ってもらったのでした。本当にお世話になりました。
まちかど荘
食堂です
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札幌市役所の1階に「元気カフェ」というコーヒーや軽食を提供するカフェがあります。この場所は、「札幌市障がい者共働事業」という制度を使っています。この制度は、NPOライフなどが中心になって提案し、上田市長が積極的に取り組み実現した制度で、障害ある人とない人が共に働くことに重点を置いた内容になっています。現時点で札幌市には15カ所ありますがそのうちの一カ所になります。この元気カフェは市内にカフェを展開する事業所が運営しています。
市立病院にある売店のコンビニはこの共働事業所ではありませんが、病院の職員の人に伺ったところでは、障害者雇用をすることが応募の条件だということでした。このようなところにも上田市長が障害者雇用をすすめていこうという姿勢が明確に表れています。
札幌市庁舎にある元気カフェ
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今日から二泊三日で財政福祉委員会の視察です。
朝8時前に名古屋駅を出発して午後2時にはまず最初の視察先の市立札幌病院に到着しました。2008年に電子カルテシステムをNEC製で導入したものを来年の1月にシステムの見直しに伴い富士通製になるとのことでした。会社が変わるので大変なこともあるようですが、一度システムを入れたら会社の変更をしないこともありがちなことなので、入札を通じてしっかりと競争させることが十分可能であることがわかりました。
続いて札幌市役所に伺い、財政に関する調査。行財政改革についても説明を受けました。2011年〜2014年を計画期間とする行財政改革推進プランには、このプランで4年間の収支不足に対応するとともに、市長のマニフェストを実現するための「まちづくり計画」に位置付けられた事業を実現するための財源を確保するためのものでその効果額が520億円と書かれています。何のために行財政改革を行うのかが明確に表現されています。名古屋市のメリハリの無さからすると新鮮に感じました。
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2014年08月19日
愛知県後期高齢者医療広域連合議会が開催され、補正予算と決算認定、請願について議決しました。補正予算、決算認定ともに一般会計は全会一致で、特別会計は賛成多数で可決されました。また請願については賛成少数で否決されました。
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2014年08月18日
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2014年08月17日
共働研究会の総会・報告会が大阪・芦原橋で行われたので参加してきました。総会では今年は障害者就労継続支援A型に関する全国調査と障害ある人とない人の「共働」についての調査を行っていくことを確認しました。
続く報告会は「悪しき障害者就労A型事業所の実態報告&障害者雇用促進法の差別禁止に関する取り組み」という二つの内容で行われました。
A型事業所の実態報告は、名古屋、滋賀、熊本の3つの地域の方から行われ、情報を把握した悪しきA型事業所の実態が報告されました。その後参加者で議論を行いました。その中では「悪しきA型」の定義をどうするのかが議論となりました。水増し請求をしない限り、働き方の内容だけではただちに違法になるわけではないので問題提起をどうしていくのか考えると、我々がある程度定義を明確にしていく必要があるからです。例えば総収入に占める事業売り上げがどうなっているかを把握していくことは重要なポイントであることが改めて確認されました。また、「良いA型のモデルを作る必要があるのではないか」「良いA型という発想はしない方がよい」「一生懸命に事業を展開しようと動けば動くほど赤字になる」など様々な意見が出されました。今後問題点を整理して厚生労働省への申し入れの中に反映していくことが確認されました。
障害者雇用促進法の差別禁止に関する取り組みについては、今年6月にまとめられた、「改正障害者雇用促進法に基づく差別禁止・合理的配慮の提供の指針の在り方に関する研究会の報告書」についての概要が報告されました。しかし、この報告書の内容では、合理的配慮について結局は当事者間の判断ということにならざるを得ないようなことになり、異議がある時に一般的な紛争処理の仕組みだけでは問題が解決しないだろうということが容易に想像できます。また使用者と一労働者という力関係がある中で果たして有効に機能するのだろうかという懸念があります。大企業の中でしっかりした具体例などが積み上げられないと中小企業での合理的配慮が拡がることが難しいのではないかという指摘も出されていました。
お盆の最終日という時期で参加者は少なかったですが充実した議論が行われました。
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2014年08月16日
大気の状態が不安定で今にも雨が降りそうな空模様の中、夕方からお祭りや盆踊り会場を回りました。午後5時前、名古屋駅西側付近にいて雨は降っていなかったのですが、そのとき西区の人から電話がかかってきて、「すごい雨が降っている」というのでした。直線距離にして2キロくらいしか離れていないのに状況が全く異なる、最近のゲリラ豪雨の一端を実感したのでした。
笹島労働者夏祭りの会場ではビンゴ大会などが行われていました。また、会場の一角にはこの一年間で亡くなった24名の方の名前が亡くなった日にち入りで木の板に書き込まれ並んでいました。線香をあげささやかな追悼の意を表させていただきました。先日、都内のホームレスに聞き取り調査を行ったNPOが、4割のホームレスが何らかの襲撃を受けた経験があるという深刻な実態があることを報告したことが報道されていました。依然としてホームレスに対する差別意識が存在しています。ホームレスの人たちを支える施策をさらに前に進めていく必要性があるのだと思います。
会場であいさつさせていただく
亡くなった方を追悼
名古屋城宵祭りの盆踊り会場に伺いました。名古屋市内の女性会の方々の協力で盆踊りが行われています。踊り始めて少し経つと雨が降り始め休憩に入りました。そして次の宮根学区の合同盆踊り会場に伺いました。夕方の一瞬の豪雨の中、準備が大変だったそうです。地域住民のための活動に敬服です。
名古屋城での盆踊り
宮根学区盆踊り
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2014年08月15日
民主党愛知県連主催の「第41回民間戦災死没者追悼祭」に参加し、死没者の追悼と不戦の誓いの気持ちを新たにしてきました。会場は熱田区の宮の渡し公園。40人ほどの参加で寂しい感じですが、ささやかながらも思いを持った人が集まり継続して続けられている追悼祭です。
今年も元全国戦災傷害者全国連絡会会長の杉山千佐子さんが参加され、参加者に対してお礼の言葉を述べられました。杉山さんはもうすぐ99歳を迎えますが、しっかりとした口調で空襲被害の悲惨さを語られました。体調がすぐれない中で参加されたようですが、まさしく献花をされている姿そのものが平和への思いを体現していたように思います。
式典の後、七里の渡しの船着き場跡から平和を想うメッセージを書き込んだ灯篭をす精霊流しが行われました。
あいさつされる杉山さん
堀川に浮かぶ灯篭
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2014年08月14日
久しぶりに一日ゆっくりしていました。知人を誘いコーヒーを飲みに行き、カツカレーを食べて、昼寝をするというのんびりとした一日です。読みたい本でもゆっくり読めばいいものを結果的には睡眠時間が多いだけです。でも貴重な一日でした。
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2014年08月13日
前から気になっていた壊れた足を温めるアンカや板切れ、棚の部品、カーテンレールなどの粗大ごみ的不燃物を一気に片付けました。今日はインターン生の二人も来ていたので捨てに行くところまで一緒に行きました。
まずは環境事業所に行って届出をしなくてはいけません。せっかく環境事業所に行ったので隣接する猪子石ごみ焼却場のごみピットと中央制御室を見せていただきました。それから大江破砕工場に自己搬入です。重量測定の結果なんと40キロもありました。800円を支払い処理は完了。
なんと40キロも
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2014年08月12日
「柿のたね」を伺った後六本木ヒルズの森美術館に行ってきました。「ゴー・ビトウィーンズ展 こどもを通して見る世界」のチラシを県芸文で手に入れていてぜひ行きたいと思っていたところ東京に行く機会を得たので見逃すわけにはいかないと行ってきました。
「文化を超えて」「自由と孤独の世界」「痛みと葛藤の記憶」「大人と子どものはざまで」「異次元を往来する」という5つのテーマがセクションに分けて展示されています。金仁淑(キムインスク)の在日をテーマにした作品群。ピカソの泣く女の絵を見ながら感じることを言葉にしていく様子を映像に収めた、リネカ・ダイクストラの作品、パレスチナの分離壁という状況の中でも豊かな発想の子どもたちがいることを伝えようとするスヘール・ナッファール&ジャクリーン・リーム・サッロームの「さあ、月へ」、子どもたちがワークショップで作成した地獄を創造した作品とその作品で何を表現したかを説明する子どもの映像で構成された山本高之の作品などどれも気持ちが惹かれるものでした。結論をいえば非常に良かった、見れて良かったとの一言です。
実は森美術館に入るところでもう一つの展覧会「ガウディ×井上雄彦 シンクロする想像の源泉」が行われているのを知りそれも観てきました。ガウディの作品は以前から写真などで見ているので目新しさはありませんでいたが、様々な模型や再現されたドアノブに触わることができるなどの仕掛けは楽しめました。
六本木ヒルズです
雨模様で視界不良の中の東京タワー
ドラえもんがいっぱい。写真撮る人もいっぱい。
私もその一人に。映画の宣伝のようです。
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東京目黒区で障害ある人とない人が共に生活をしているシェアハウスを訪ねどのような取り組みをしているのか伺ってきました。活動の基盤は「柿のたね」という団体です。地域の学校に通う活動をしてきた知的障害ある方とその活動を支えてきた人たちで1986年に結成されました。
グループホームのように障害者ばかり集めるやり方はおかしいのではないか、また障害ある人と介助者だけがアパートを借りて住むという方法だと閉鎖的で虐待が生じやすくなるのではないかなどと議論をした中で、支援者の中で家を建てる人がいてそこをシェアハウスとして提供しているという場です。現在、家主さん含め3名で生活し、介助者も来ると4名の生活になります。
グループホームにスプリンクラーを設置しないといけないとか、グループホームのミニ施設化が進行している状況は、本来障害ある人が地域における生活の場を提供しようとしてスタートした考え方とずれてきていることを感じざるを得ません。そして生活困窮者の生活の場をどうするかなど、障害者だけではない人たちの生活の場の確保をどうするかが重要な課題になってきています。わっぱの会で取り組んできた「共に生活する」という実践をさらに前に進めていくことが求められています。来月行なわれる共同連全国大会においても生活に関する分科会を設けそのあたりのことを議論する予定です。
共通のスペース
1階の様子
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2014年08月11日
事務所の近くにあるお店「炭火ほるもんひとすじ別邸」で飲み会がありました。新鮮なホルモンがおいしい。ぜひみなさん訪ねてください。
私たちがワイワイやっていると隣の席に子ども二人と両親の家族が座りました。子どもがかわいいので声をかけてみると、高知から長島温泉にある「アンパンマン子どもミュージアム」に来たとのこと。アンパンマンミュージアムの本場である高知からわざわざ名古屋を訪れたのです。私たちは名古屋城がいいよとか、水族館がいい、徳川園がいいなどと酔っぱらった勢いであれこれ話しました。それにしてもアンパンマンの威力はすごい。
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2014年08月10日
台風が通過しました。風が強かったせいで枝が折れたりしたものが散乱しているところが多くありましたが、名古屋市内は大きな被害はなかったようです。四日市市や鈴鹿市では避難指示が全市的に出されるなどしました。四日市市の親族に電話をして聞いてみると、確かにサイレンが鳴っていたが、雨が降っているけれど避難する感じではないという反応。
四日市といっても、川の傍や土地の低いところなら理解できますが、土地の高いところ、山が迫っていないところも四日市市内では多くあり、そのようなところでは避難指示といわれてもリアリティがないのは当然ではないでしょうか。一律に避難指示を出すのは問題があるように思います。どこに危険が迫っているのかをある程度的確に把握したうえで、危険が迫っている地域に適切に情報を提供をしていくということを積み重ねる必要があるのではないでしょうか。そうしないと情報を発する側が状況を分析する力が、情報を受け取る側が真剣に考える姿勢がなくなると思います。いろいろと考えさせられる全市避難指示でした。
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2014年08月09日
雨が降る中、名古屋市美術館で開催中の「挑戦する日本画:1950〜70年代の画家たち」展に行ってきました。「日本画」の定義について私はわかりませんが、「挑戦する」というテーマが時代状況画家たちが格闘した作品が展示されているのだろうと思います。丸木位里さんの「牡丹」という作品は、ボタンが墨で黒く、濃く描かれていますが、先日豊田市美術館で見たフォートリエの黒く描かれた花を思い出し、両作品とも力強く訴えている何かがあると感じました。
多くの作品が面白く、多様な表現群が展示されている興味深い展覧会でした。このような地味な展覧会に人がたくさん来て評価されるといいのにと思わずにいられません。期間はあとわずか、ぜひ見に行ってください。
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今日は長崎原爆の日。午前中ある労働組合の大会に出席していましたが、11時02分の原爆投下の時間に合わせて黙とうを捧げました。広島の平和宣言では触れられなかった集団的自衛権にも言及しています。集団的自衛権への評価を直接してはいませんが、「平和の原点がいま揺らいでいるのではないか、という不安と懸念が、急ぐ議論の中で生まれています。日本政府にはこの不安と懸念の声に、真摯に向き合い、耳を傾けることを強く求めます。」との表現で懸念を表明しています。
宣言文は以下に。
以下宣言文です。
69年前のこの時刻、この丘から見上げる空は真っ黒な原子雲で覆われていました。米軍機から投下された一発の原子爆弾により、家々は吹き飛び、炎に包まれ、黒焦げの死体が散乱する中を多くの市民が逃げまどいました。凄まじい熱線と爆風と放射線は、7万4千人もの尊い命を奪い、7万5千人の負傷者を出し、かろうじて生き残った人々の心と体に、69年たった今も癒えることのない深い傷を刻みこみました。
今も世界には1万6千発以上の核弾頭が存在します。核兵器の恐ろしさを身をもって知る被爆者は、核兵器は二度と使われてはならない、と必死で警鐘を鳴らし続けてきました。広島、長崎の原爆以降、戦争で核兵器が使われなかったのは、被爆者の存在とその声があったからです。
もし今、核兵器が戦争で使われたら、世界はどうなるのでしょうか。
今年2月メキシコで開かれた「核兵器の非人道性に関する国際会議」では、146か国の代表が、人体や経済、環境、気候変動など、さまざまな視点から、核兵器がいかに非人道的な兵器であるかを明らかにしました。その中で、もし核戦争になれば、傷ついた人々を助けることもできず、「核の冬」の到来で食糧がなくなり、世界の20億人以上が飢餓状態に陥るという恐るべき予測が発表されました。
核兵器の恐怖は決して過去の広島、長崎だけのものではありません。まさに世界がかかえる“今と未来の問題”なのです。
こうした核兵器の非人道性に着目する国々の間で、核兵器禁止条約などの検討に向けた動きが始まっています。
しかし一方で、核兵器保有国とその傘の下にいる国々は、核兵器によって国の安全を守ろうとする考えを依然として手放そうとせず、核兵器の禁止を先送りしようとしています。
この対立を越えることができなければ、来年開かれる5年に一度の核不拡散条約(NPT)再検討会議は、なんの前進もないまま終わるかもしれません。
核兵器保有国とその傘の下にいる国々に呼びかけます。
「核兵器のない世界」の実現のために、いつまでに、何をするのかについて、核兵器の法的禁止を求めている国々と協議ができる場をまずつくり、対立を越える第一歩を踏み出してください。日本政府は、核兵器の非人道性を一番理解している国として、その先頭に立ってください。
核戦争から未来を守る地域的な方法として「非核兵器地帯」があります。現在、地球の陸地の半分以上が既に非核兵器地帯に属しています。日本政府には、韓国、北朝鮮、日本が属する北東アジア地域を核兵器から守る方法の一つとして、非核三原則の法制化とともに、「北東アジア非核兵器地帯構想」の検討を始めるよう提言します。この構想には、わが国の500人以上の自治体の首長が賛同しており、これからも賛同の輪を広げていきます。
いまわが国では、集団的自衛権の議論を機に、「平和国家」としての安全保障のあり方についてさまざまな意見が交わされています。
長崎は「ノーモア・ナガサキ」とともに、「ノーモア・ウォー」と叫び続けてきました。日本国憲法に込められた「戦争をしない」という誓いは、被爆国日本の原点であるとともに、被爆地長崎の原点でもあります。
被爆者たちが自らの体験を語ることで伝え続けてきた、その平和の原点がいま揺らいでいるのではないか、という不安と懸念が、急ぐ議論の中で生まれています。日本政府にはこの不安と懸念の声に、真摯に向き合い、耳を傾けることを強く求めます。
長崎では、若い世代が、核兵器について自分たちで考え、議論し、新しい活動を始めています。大学生たちは海外にネットワークを広げ始めました。高校生たちが国連に届けた核兵器廃絶を求める署名の数は、すでに100万人を超えました。
その高校生たちの合言葉「ビリョクだけどムリョクじゃない」は、一人ひとりの人々の集まりである市民社会こそがもっとも大きな力の源泉だ、ということを私たちに思い起こさせてくれます。長崎はこれからも市民社会の一員として、仲間を増やし、NGOと連携し、目標を同じくする国々や国連と力を合わせて、核兵器のない世界の実現に向けて行動し続けます。世界の皆さん、次の世代に「核兵器のない世界」を引き継ぎましょう。
東京電力福島第一原子力発電所の事故から、3年がたちました。今も多くの方々が不安な暮らしを強いられています。長崎は今後とも福島の一日も早い復興を願い、さまざまな支援を続けていきます。
来年は被爆からちょうど70年になります。
被爆者はますます高齢化しており、原爆症の認定制度の改善など実態に応じた援護の充実を望みます。
被爆70年までの一年が、平和への思いを共有する世界の人たちとともに目指してきた「核兵器のない世界」の実現に向けて大きく前進する一年になることを願い、原子爆弾により亡くなられた方々に心から哀悼の意を捧げ、広島市とともに核兵器廃絶と恒久平和の実現に努力することをここに宣言します。
2014年(平成26年)8月9日
長崎市長 田上 富久
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2014年08月08日
名古屋市のマークは漢字の「八」が〇の囲まれていて、まるはちマークと呼ばれています。これは尾張藩で使われていたしるしを元にしています。平成8年(1996年)の8月8日に「まるはちの日」と定められました。最近ではあまり注目をされていない日になっているように感じます。
今日もどこかでイベントが行われていたのだろうかと思うくらいの認識しか私にはありません。市の施設などでは入場料などがところが多くあるはずです。名古屋を世界と勝負する面白いまちにしようと河村市長は息巻いていますが、このような日を大切育てて市民みんなでイベントを企画したり、参加したりする楽しい「まるはちの日」にしてみるようなことをした方がいいと思います。そんな地に足を付けた取り組みが名古屋の風土に合っていると思うし、そんな雰囲気を作り出すことが新たな面白味を生み出すと思うのですが。
台風が接近しています。被害が少しでも小さくて済むように願うばかりです。
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2014年08月07日
午後からは千種区保健所運営協議会に市会議員選出の委員として出席し今年度の運営方針や昨年度の状況の報告を聞きました。区役所から帰ろうとしていたら1階のあじさい広場で何かやっている、ぜひ見ていってと誘われました。名古屋市立大学芸術工学部の栗原康行准教授監修の千種区の魅力紹介DVD「こあらっちのお散歩レポート」(5分)のお披露目の場でした。日泰寺や揚輝荘などを紹介する内容でした。区の職員は第2弾、第3弾と作成したいが予算のこともあり、、、と歯切れが悪くあいさつをしていました。なお千種区のホームページのトップページから見ることができます。
あいさつされる製作スタッフの方々
夜はまた盆踊り会場を回らせていただきました。
汁谷公園
自由が丘学区
春岡学区
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先月の海外視察においてヘルシンキ図書館を訪れいくつか資料をいただいたのでその資料を持って鶴舞中央図書館を訪れました。規模的には鶴舞中央図書館の方がはるかに大きいですが、規模だけではないものをヘルシンキの図書館で感じ、その感想も含め職員の方と意見交換をしました。
ヘルシンキ図書館の責任者の方が、「国全体の予算の中で図書館に占める予算額は1%しかないけれども国民の70%が利用するのだから税の使い方としては図書館は非常に効率よい施策である」と話していたことや職員のモチベーションが高い印象を受けたことなどを伝えました。
お話を聞くと他局との連携など新たな取り組みを模索していることがわかりました。図書館側が市の組織内部からの調べものの問い合わせに応じる取り組みを始めていることも教えていただきました。いろんな形で図書館を利用していくことが基本なので地道に取り組んでいただきたいと思いました。
しかし図書館側の宣伝下手のためか、私のアンテナの感度が悪いためか様々な取り組みが市民に知られているわけではありません。市民のニーズを把握することも重要ですが、図書館が何を考え、何をしようとしているのかというコンセプトをしっかり確立して積極的に市民に訴えていきながらサービスを提供していくことなしには市が直営している図書館の意義が問われることになると思います。
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2014年08月06日
JR中央線は、7月9日に南木曽町で起きた土砂崩れで坂下駅と野尻駅の間が普通になっていましたが今日運転が再開されました。木曽観光連盟はじめ中央線沿線沿いの観光連盟や長野県、JRの職員が木曽、松本に来てくださいと観光PRするイベントが朝からあったので名古屋駅コンコースに伺い木曽広域連合の方々にお会いしました。広域連合の人とは、木曽と名古屋の中間でもある中津川で飲み会でも計画しましょうと提案をしてきました。
名古屋駅コンコースでのPR
そこで初めて知ったのが「アルクマ」という長野県の観光PRキャラクターです。「信州をクマなく歩きまくる」ということらしい。
長野県観光PRキャラクター
アルクマ
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今日は「69回目のヒロシマ原爆の日」です。平和宣言では集団的自衛権には直接言及がありませんでしたが、「……我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増している今こそ、日本国憲法の崇高な平和主義のもとで69年間戦争をしなかった事実を重く受け止める必要があります。そして、今後も名実ともに平和国家の道を歩み続け、各国政府と共に新たな安全保障体制の構築に貢献してください。……」と日本政府に訴えました。
平和宣言全文はこちらに
広島平和宣言(平成26年)
被爆69年の夏。灼(や)けつく日差しは「あの日」に記憶の時間(とき)を引き戻します。1945年8月6日。一発の原爆により焦土と化した広島では、幼子(おさなご)からお年寄りまで一日で何万という罪なき市民の命が絶たれ、その年のうちに14万人が亡くなりました。尊い犠牲を忘れず、惨禍を繰り返さないために被爆者の声を聞いてください。
建物疎開作業で被爆し亡くなった少年少女は約6,000人。当時12歳の中学生は、「今も戦争、原爆の傷跡は私の心と体に残っています。同級生のほとんどが即死。生きたくても生きられなかった同級生を思い、自分だけが生き残った申し訳なさで張り裂けそうになります。」と語ります。辛うじて生き延びた被爆者も、今なお深刻な心身の傷に苦しんでいます。
「水を下さい。」瀕死の声が脳裏から消えないという当時15歳の中学生。建物疎開作業で被爆し、顔は焼けただれ、大きく腫れ上がり、眉毛(まゆげ)や睫毛(まつげ)は焼け、制服は熱線でぼろぼろとなった下級生の懇願に、「重傷者に水をやると死ぬぞ。」と止められ、「耳をふさぐ思いで水を飲ませなかったのです。死ぬと分かっていれば存分に飲ませてあげられたのに。」と悔やみ続けています。
あまりにも凄絶(せいぜつ)な体験ゆえに過去を多く語らなかった人々が、年老いた今、少しずつ話し始めています。「本当の戦争の残酷な姿を知ってほしい。」と訴える原爆孤児は、廃墟の街で、橋の下、ビルの焼け跡の隅、防空壕などで着の身着のままで暮らし、食べるために盗みと喧嘩を繰り返し、教育も受けられずヤクザな人々のもとで辛うじて食いつなぐ日々を過ごした子どもたちの暮らしを語ります。
また、被爆直後、生死の境をさまよい、その後も放射線による健康不安で苦悩した当時6歳の国民学校1年生は「若い人に将来二度と同じ体験をしてほしくない。」との思いから訴えます。海外の戦争犠牲者との交流を通じて感じた「若い人たちが世界に友人を作ること」「戦争文化ではなく、平和文化を作っていく努力を怠らないこと」の大切さを。
子どもたちから温かい家族の愛情や未来の夢を奪い、人生を大きく歪めた「絶対悪」をこの世からなくすためには、脅し脅され、殺し殺され、憎しみの連鎖を生み出す武力ではなく、国籍や人種、宗教などの違いを超え、人と人との繋がりを大切に、未来志向の対話ができる世界を築かなければなりません。
ヒロシマは、世界中の誰もがこのような被爆者の思いを受け止めて、核兵器廃絶と世界平和実現への道を共に歩むことを願っています。
人類の未来を決めるのは皆さん一人一人です。「あの日」の凄惨(せいさん)を極めた地獄や被爆者の人生を、もしも自分や家族の身に起きたらと、皆さん自身のこととして考えてみてください。ヒロシマ・ナガサキの悲劇を三度繰り返さないために、そして、核兵器もない、戦争もない平和な世界を築くために被爆者と共に伝え、考え、行動しましょう。
私たちも力を尽くします。加盟都市が6,200を超えた平和首長会議では世界各地に設けるリーダー都市を中心に国連やNGOなどと連携し、被爆の実相とヒロシマの願いを世界に拡げます。そして、現在の核兵器の非人道性に焦点を当て非合法化を求める動きを着実に進め、2020年までの核兵器廃絶を目指し核兵器禁止条約の交渉開始を求める国際世論を拡大します。
今年4月、NPDI(軍縮・不拡散イニシアティブ)広島外相会合は「広島宣言」で世界の為政者に広島・長崎訪問を呼び掛けました。その声に応え、オバマ大統領をはじめ核保有国の為政者の皆さんは、早期に被爆地を訪れ、自ら被爆の実相を確かめてください。そうすれば、必ず、核兵器は決して存在してはならない「絶対悪」であると確信できます。その「絶対悪」による非人道的な脅しで国を守ることを止め、信頼と対話による新たな安全保障の仕組みづくりに全力で取り組んでください。
唯一の被爆国である日本政府は、我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増している今こそ、日本国憲法の崇高な平和主義のもとで69年間戦争をしなかった事実を重く受け止める必要があります。そして、今後も名実ともに平和国家の道を歩み続け、各国政府と共に新たな安全保障体制の構築に貢献するとともに、来年のNPT再検討会議に向け、核保有国と非核保有国の橋渡し役としてNPT体制を強化する役割を果たしてください。また、被爆者をはじめ放射線の影響に苦しみ続けている全ての人々に、これまで以上に寄り添い、温かい支援策を充実させるとともに、「黒い雨降雨地域」を拡大するよう求めます。
今日ここに、原爆犠牲者の御霊に心から哀悼の誠を捧げるとともに、「絶対悪」である核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現に向け、世界の人々と共に力を尽くすことを誓います。
平成26年(2014年)8月6日
広島市長 松井 一實
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2014年08月05日
朝、吹上駅で街頭活動をしていると、通勤途中らしき男性から、「日本の将来は大丈夫だと思うか?」と聞かれました。私は、「基本的には若い人たちの新しい感性で対応し大丈夫だと思っています。でも外国人の人に労働を担ってもらうことは不可欠だし、物を買うことによる右肩上がりの経済拡大を目ざすモデルではない社会モデルが必要ではないでしょうか」と道端でのやり取りなので大雑把な話しかできませんでしたがそんな意見を述べました。その男性は「物を買おうとする意欲が社会を元気にするんではないか」と意見。もっともです。でも民主党政権で主張した「コンクリートから人へ」という考え方は重要な提起だったと思っています。そのスローガンをしっかりと政策に落とし込んでいく作業こそが今の民主党に必要で、その視点から安倍政権に対峙すべきだと思います。
その後、後期高齢者広域連合議会の定例議会の議案説明会、議員インターンシップの議員受入れ初日、千種区公職者会、千種区民生委員・児童委員大会式典に参加、わっぱの会の名古屋市との交渉に部分参加、日泰寺の盆踊り会場にあいさつに伺う、NPO共同連の会議に参加、といった感じで目まぐるしい一日でした。
日泰寺盆踊り
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2014年08月04日
先日千種警察署の方がみえて今年度中に千石交番を大久手交番に統合するという説明がありました。統合の必要性について以下の説明がありました。
@今池中学校校区に交番が3カ所ある。
A交番に1〜2名に配置する体制では十分な治安維持能力を発揮できない事象が増加している
B多数の警官で対応すべき事案が多く、多数で対応することで住民生活を守りやすい。
そして、千石交番が築47年を経過し老朽化しているという理由もあります。
現在13カ所の交番が千種区内にありますが、来年の4月には12カ所になるというわけです。なくなる地域の人には不安なところですが、市民からの通報に素早くかつ適切に対応してもらうとともに、パトロールもしっかりしていただくことで市民の安心を確保していただくように要望しておきました。いただいた資料で現在の交番の配置状況を紹介します。
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2014年08月03日
豊田市まで行ったので豊田市美術館に寄ってきました。現在、ジャン・フォートリエ展と生誕100年高橋節郎展が行われています。フォートリエの「人質」シリーズなど彫刻や版画など90点が展示されています。どれも独特の表現だと思います。肖像画も見ごたえがありますし、花を黒で表現した作品は一目で惹かれるものがありました。第二次大戦中に描かれ、人類の暴力を告発する作品といわれている人質シリーズの作品はフォートリエの思いが伝わってくるようです。
フォートリエ展のチラシ
フォートリエ「人質の頭部」
豊田市美術館は高橋節郎から多くの作品の寄贈を受けた多数のコレクションがあります。漆による作品群はどれも圧倒的な精密さで迫力があるし、デザインも伝統的なものと新しいものが入り混じったものが多くあり素晴らしいものです。
高橋節郎の作品
その他に「ドイツとオーストリアの雑誌とデザイン1890―1910」、現代アートの作品による所蔵品展示と見ているだけであっという間に時間が経過します。子どもたちのためのプログラム「こじまひさや あっち?こっち?どっち?」も行われているなど盛りだくさんです。現代アートに軸足を置いたこの美術館はいつも行けるわけではありませんが行くたびに満足できる美術館です。
茶室「童子苑」の前の庭
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わっぱの会のお墓詣りに行ってきました。豊田市から岡崎市に入ったすぐのところにお墓があります。お墓ができてもう18年になり、毎年8月の今頃に行ける人でお墓参りをしています。わっぱの会のメンバーだった人や関係の人が10名眠っています。親戚ではない人たちが同じ墓に入っているのでそこに眠る人がどんな人だったのか新しいメンバーに伝えていくことも大事なことだなと思いました。
お墓の前でみんなで記念撮影
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2014年08月02日
夜は盆踊り会場を4カ所ハシゴしました。夕方からぽつぽつと雨模様でしたが何とか持ちこたえて各学区の盆踊りが無事行われました。学区それぞれの個性がありますが、どこでも子どもたちの元気の良さが雰囲気を盛り上げていました。最初のうちは少し風があったのですがだんだんと風がなくなり蒸し暑くなりました。
見付学区
内山学区
千石学区
大和学区
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なごや子ども市会の最終日。本会議場で各委員会ごとに現場視察に基づいた意見発表、いじめをなくし命の大切さを考える「子ども市会宣言」の採択、陸前高田市の子どもたちへのメッセージを送ることを採択などが行われた後記念撮影をして3日間の子ども市会が終了しました。名古屋市のことについて考えるいいきっかけになればいいなと思います。参加されたみなさんお疲れ様でした。
陸前高田市の子どもたちへの
メッセージとともに記念撮影
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2014年08月01日
「ART NAGOYA 2014」(www.artnagoya.jp)が2日、3日と開催されます。この企画は今年で4回目で、全国から様々なギャラリーがナゴヤキャッスルホテル9階フロアの客室に展開され、作品の展示・販売が行われます。私は本日のプレビューに行ってきました。印象としては、「少女」をテーマにした作品や漆を利用した作品が目立つように思いました。また、植物を取り上げたり、自然環境を意識したような作品も多いような気がしました。
そんな中ギャラリーを回っていると、ギャラリー「hpgrp GALLERY TOKYO」の浅野健一さんの木彫りのお面の作品がありました。材料は檜と書いてあり、作家の方がみえたのでどこのヒノキですかと聞いたところ、「木曽の檜です。木曽の檜はヤニなどが少なく彫刻に向いているんです。」とのこと。へ〜そうなんだと新しい発見でした。ぜひ木曽の方にも紹介しないといけないねとお話をさせていただきました。
浅野健一さんの木曽檜を使った作品
面白い作品が多くありましたが、「Galerie Yukiko Kawase」に出展の奈良平宣子さんの紐を編んだ作品、「ときの忘れもの」に出展の光嶋裕介さんのシルクスクリーンの作品、「JILL D’ART GALLERY」に出展の松浦廣樹+中静志帆さんの沈金の作品、楚里勇己さんの銀箔を使った絵画の作品など魅力的でした。
奈良平宣子さんの作品
光嶋裕介さんの作品
松浦廣樹+中静志帆さんの作品
楚里勇己さんの作品
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2014年07月31日
木曽観光連盟が企画した「木曽とっておきフォトコンテスト」が11月30日締め切りで行われています。コンテストの参加対象となる写真は以下の風景を収めた作品です。
木曽地域(旧楢川村及び旧山口村を含む。)の
@花・山・川・渓谷など自然風景
A名所旧跡・文化財・伝統行事・祭り・イベントなどの風景
Bその他木曽らしさが感じられる魅力的な風景など
最優秀作品には5万円の賞金が出ます。
木曽地域ではこれから様々な行事が続きます。ぜひ訪れて写真を撮りコンテストに参加してみませんか。
問い合わせは木曽観光連盟まで
電話 0264−23−1122
ファックス 0264−23−8018
参加募集のポスター
木曽地域のイベント予定
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2014年07月30日
夕方銀行のATMからキャッシュカードで現金の引き出しを行っていました。するとアナウンスで「ATMの時間外利用手数料が無料になる時間が拡大され利用しやすくなった」などとアナウンスされているのを聞きながら、「そりゃ当然だろう、自分のお金を入金する時にさえお金を取られるなんて、両替する時さえ手数料取られるなんて手数料取り過ぎだろう」などと普段考えていることを頭に浮かべながら現金引き出しをしている最中に携帯電話が鳴り電話に出ました。直前からやり取りをしていることだったのでATMから離れて話し始めました。すると女性の方が「カードが残ってますよ!」と背後から声をかけてくれ、「カード取ってあげましょうか?」と言っていただきました。電話を慌てて止めて自分でカードを取りに戻りました。良い人に気付いてもらったから事なきを得ましたが、ATMと携帯電話の組み合わせはオレオレ詐欺などでもよく登場するように、ATM利用に際しては携帯電話利用は止めた方がいいということを学習しました。以前、携帯電話をしている最中に財布をひったくられた経験を持つ私としては改めて携帯電話に出る時の状況を冷静に判断しなければと思った次第です。
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2014年07月29日
なごや子ども市会の2日目。各委員会(私が担当しているのは第2委員会)で前回現場西部医療センター)に行った時の感想をまとめる作業と今回「命を大切にしいじめをなくす」をテーマに子ども市会宣言を出すので各自(12名)が考えて書いてきた事柄から良いと思う内容を選択する作業が行われました。積極的に何回も発言をする子、恥ずかしそうになかなか手を挙げることができずにいても一回話すとどんどん発言する子、様子を伺っていて数は少ないけれど的確に指摘する子などなど当たり前だけれど、いろんな子どもがいるということがよくわかります。私は後期高齢者医療広域連合の監査の仕事があったので子ども市会議長、副議長選出の時には出席できませんでした。
その後後期高齢者医療広域連合で平成25年度の事業について監査しました。予算、決算、事業概要などの説明を受けた後審査を行いました。件数は少ないですが収入未済があり、その内容や今後の回収方法などについて議論しました。
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2014年07月28日
夕方用事があって栄のオアシス21の前を通ると、土木学会のパネルが展示されているようなので近寄ってみると「土木コレクション2014 HANDS+EYES」という企画で、明治以来の日本の土木事業の中から歴史的な価値があるもの、デザインが優れているものの図面や写真がパネルになって展示されていたのでした。
ダム、堰、橋梁など様々な事業が紹介されています。これらの展示を見ていると、土木工事が川をはじめとする「水」との歴史であることがよくわかります。水をコントロールすることによって人間社会が利用できるわけで大規模な土木の技術なくしてはコントロールは簡単ではないことがわかります。木曽川に関する事業として、木曽三川分流や木曽川橋の設計図、笠松町にある木曽川河跡湖(トンボ池)の聖牛(ひじりうし)なども紹介されていて非常に面白い展示の数々でした。
もちろん土木学会なので土木工事によるマイナス面が触れられていないのは仕方がないというか、当然であることが前提になっていることを差し引いても見てみる価値があると思います。7月30日までだそうです。それと会場で販売している図録のようなものが500円と安い。お買い得です。つい買ってしまいました。
オアシス21の会場
木曽川橋の設計図
デ・レイケの測量図
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この8月から名古屋市の条例が改正されお祭りなどのイベントで火を使う場合は消火器を設置しなければならないことになりました。昨年夏の福知山の花火大会の露店で発生した火災が法律の改正につながっています。今池まつりではヤキトリやたこ焼きを売るので今年からはきちんと準備する必要があるようになりました。業務用と書いてある消火器をホームセンターなどで購入する必要があります。詳しくは消防署の予防課までお問い合わせください。また名古屋市のホームページにも掲載されています。
http://www.city.nagoya.jp/shobo/page/0000061208.html
啓発のためのチラシ
都市消防委員会に示された資料
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7月25日に「あいちトリエンナーレ2016」の芸術監督に港千尋さんが選ばれたということがわかりました。私の気に入っている本、「シモーヌ・ヴェイユの詩学」(今村純子著)の推薦文も書いているし、その対談などもネットで見ました。どんな内容になるのか今から楽しみです。
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2014年07月27日
「まことの仲間たち」の総会を行いました。今回は飯島滋明さん(名古屋学院大学経済学部准教授)に「集団的自衛権・解釈改憲というごまかし」と題して講演していただきました。最近の集団的自衛権の議論の中で、「日本を取り巻く国際状況が変化し緊張した状況が生まれている」という分析が政府・自民党側から当然のフレーズとして語られていますが、1980年代の冷戦構造の時に比べて特段状況が厳しくなったと理解するのはおかしいのではないか、尖閣諸島での問題は個別的自衛権で対応できるのではないかなどと指摘され、、冷静な視点で判断する必要があることを改めて教えていただきました。国会においては1か月半、延べ70人(実人数ではない)の議論でこのような大問題の議論が尽くされたとはとてもいえないのではないかという指摘もされていました。いったん事が起こればどんどん拡大してしまうのが戦争であり、自衛隊員の命や市民の命が確実に失われるのが戦争です。私の思いである「平和こそ最大の福祉」をしっかり主張することが必要だと再確認しました。そして、このような閣議決定の内容を見直させるためにも今後の選挙において「集団的自衛権の閣議決定による容認」という判断は認めないという声を反映させる取り組みが必要です。
飯島さんの講演
講演の後、私から一年間の活動報告を行うとともに、来年の選挙に向けての抱負を話させていただきました。
私から活動報告
夜は、星が丘学区の盆踊りが星が丘ボウルの屋上で行われていたのであいさつに伺った後は、昨日に引き続き仲田まつりでパンの販売をしました。昨日に引き続き風があり涼しい夜でまずまずの成績でした。
星が丘の盆踊り
小さな子どもが非常に多い
仲田まつり、まずまずの売り上げ
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2014年07月26日
友人が通う名古屋市身体障害者スポーツセンターの納涼祭に初めて顔を出しました。久しぶりにお会いする方もありびっくりでした。会場の体育館はクーラーがないので大変暑い状態です。熱中症が続出する最近の状況を考えると何らかの対応が必要なのではないかと思いました。
身障者スポーツセンターの体育館で納涼祭
午後からは仲田まつりでわっぱの会の仲間とともに「わっぱん」の販売です。正確に言うと、仲田銀座商店街の一角にブースを出しています。仲田本通り商店街の開会式に出席の後、上野学区の盆踊りにあいさつに伺い、その後また仲田まつりで販売でした。意外に風が出て蒸し暑さの中にも気持ち良さを少しながら感じることができる夜でした。売り上げもまずまずで一安心。明日ももう一日がんばります。
仲田まつりで販売
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2014年07月25日
ムッとする暑さなんてものではありません。昼間外に出ると、何か別物の暑さが存在していました。今池の街を行くと二人の方から「帽子をかぶらなきゃ」と言われるくらいでした。14時24分に最高温度38.2度。でもアメダスのあるところは千種区の気象台の中で街中よりはずっと条件の良いところで、そこでこの温度だから体験していた温度は40度を超えていたのではと思います。
今池ガスビルにある表示
今池!暑い!!
こんな夜に「パッピンスほのぼのライブ」が行われました。朝鮮高校無償化裁判を支援するコンサートです。パッピンスとは韓国流かき氷のことを言います。きな粉とフルーツ、ゼリー、お餅がなどが入っていてそれをかき混ぜ食します。いろんなものが混じり合って味わい深い多様な社会をつくりたい、そんな世界を目ざしたいという主催者の想いが込められています。子どもの教育は政治により左右されることがあってはならないと思います。
会場ではパッピンスが配られて、おいしさが熱のこもった身体を冷やしてくれました。猛烈な暑さの日にピッタシの企画となりました。サムルノリのリズムが心地よかったです。用事があり途中で帰らなければならなかったのが残念でした。
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2014年07月24日
今日も一日暑かった。夕方、ムッとする暑さの大曽根駅で、連合愛知名古屋地協の街宣行動があり、民主党からは1区、2区総支部の関係者が参加しました。行動では連合愛知の政策実現の内容が書いてあるチラシが入ったティッシュを配布しました。
名古屋高速からの夕景
まだ7月なのに、夜になるとコオロギの声が聞こえます。コオロギ7月に鳴いてたっけ?
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2014年07月23日
今年で3回目になる「なごや子ども市会」が始まりました。参加した子どもたちは、各委員会に所属して意見をまとめて発表などしたりします。今日はまず、財政福祉委員会にあたる第2委員会として西部医療センターの視察をして、そこで何についてどんなことを感じたのかを3つのグループに分かれて話し合い、まとめる作業をしました。@最新の医療機器、Aひだまりの丘、B患者さんのためにしていること、についてまとめていました。
院長や外科の医師の方が糸の縫い方や糸の結び方を教えていただいたり、CTやMRI、リニアック治療、新生児に関する病棟、屋上のヘリポートなどの視察を行いました。
西部医療センター屋上にあるヘリポートの見学
私は財政福祉委員会の副委員長として同行し子どもたちと一緒に現場を見せていただくと同時に、会議の進行の説明をしたりしましたが結構気を使いました。
話し合ったことを子ども自身がまとめる
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本日行われた愛知県後期高齢者医療広域連合議会において私の監査委員への選任が同意されました。議会終了後直ちに広域連合長でもある河村たかし名古屋市長より辞令を受け取りました。しっかりと務めたいと思います。
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2014年07月22日
名古屋市は「平成27年度 国の施策及び予算に関する重点事項の提案」をとりまとめ国に提案をしました。詳しい内容は
http://www.city.nagoya.jp/zaisei/page/0000041452.html
に掲載されています。
提案事項の項目は、次のとおりです。いくつか内容を紹介します。
1.地方税財源の充実確保について
〇地方法人税の創設によって、地方税を一部国税化し、地方間の税収の調整を行うことは、真の分権型社会の趣旨に反するものであり、地方公共団体間の財政力格差の是正は、地方税財源拡充の中で地方交付税なども含め一体的に行うべきである。
←この点は6月議会の委員会の中でも議論した点です。
このほか、国・地方を通じた法人実効税率の引下げの検討を行う場合には、地方交付税原資の減収分も含め必要な地方税財源について代替財源を確保し、地方の歳入に影響を与えることのないようにすべきである。
2.新たな大都市制度の創設について
〇特別自治市の創設を
3.防災対策の推進について
4.施設の老朽化対策について
5.安心して生活できる福祉・医療体制の充実について
〇粒子線治療への保険適用
〇地域医療体制の確保
〇障害者就業・生活支援センターは人口に配慮し複数配置を認めること
〇地域包括ケアシステムの医療・看護人材及び地域支援事業充実への財政支援
6.安心して行える次世代育成の支援について
〇待機児童解消対策の推進
〇児童虐待防止対策の推進のための制度設計
〇放課後対策事業の推進
7.教育行政の充実について
〇「なごや子ども応援委員会」の支援
8.リニア中央新幹線開業等を見据えた都市機能の強化等について
9.名古屋城(名城公園)の整備推進について
10.なごや東山の森(東山公園・平和公園)の整備推進について
11.名古屋圏道路ネットワークの整備推進等について
12.名古屋港の整備について
13.堀川の総合的な整備について
14.容器包装リサイクル法に係る拡大生産者責任の強化について
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2014年07月21日
5月に亡くなった古い友人のことを思って多くの仲間が集った会に参加しました。主催者が発案し、「○○を偲ぶ」ではなく、「○○と共に」と称する集まりでした。亡くなった故人に届けとばかりに韓国の歌「朝露」をみんなで大きな声で歌ったのでした。故人が多くの友人を集めて再び新たな繋がりを与えてくれたようでした。
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2014年07月20日
友人が訪れたので、ひさしぶりにひつまぶしを食す。ウマい!
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2014年07月19日
海江田万里民主党代表が愛知県入りして春日井市内の障害者施設を視察しました。知人が関係する施設だったので私も同席し、共同連を中心に取り組んでいる「社会的事業所促進法」の制定に向けて取り組んでほしいと要望しました。
海江田代表に要望する
その後、海江田代表は私も参加した斎藤嘉隆参議院議員のパーティーに参加されました。
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2014年07月18日
部落解放愛知県共闘会議の愛知県との交渉に参加。
その中で、愛知県内の市町村で人権に関する行動計画策定が進んでいないことが議論となりました。ちなみに名古屋市は策定していて、愛知県内で策定しているのは5〜6自治体だそうです。県から自治体の策定をするように働きかけるべきではないかという問いに対して県の担当者は、「今は地方分権の時代だから、言ってもなかなか聞いてもらえないが粘り強く働きかけていきたい」などと回答していました。確かに自治体に策定義務はないのですが愛知県が自治体に姿勢を示せば状況は必ず変わってくると思うのですが、県の回答は逃げているという印象でした。県の役割とはいったい何なのか考えざるを得ない一コマでした。
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2014年07月17日
帰国しました。
暑いです。さっそく昼にゆずおろしうどんを食しました。やはりおいしいです。
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2014年07月16日
ヘルシンキの中心部にあるライブラリー10という図書館を視察しました。館長の熱い、講義のような説明を1時間みっちり受けました。ヘルシンキには日本でいうCDレンタルショップがほとんどないようで、図書館がレンタルショップのようになっています。もちろん無料です。コンサートができるスパースや、アート作品を展示できるスペースもあります。図書館ではあの手この手を考えて本を借りてもらおうと努力している様子がよくわかりました。職員のモチベーションが高いのです。イベントや企画に合わせてCDをまとめてバッグに入れて貸し出しを促すようなことをしてみたり、福祉部局と連携してウォーキングステッキの貸し出しとアウトドアの本の貸し出しを一体で提案するとかです。見習いたい点がたくさんありました。
図書館の表示の横にはスーパーマーケットの表示が
本やCDが並んでいる棚
奥まで見通せるほどでそう広くはありません
コンサートスペース&展示スペース
おすすめのCDを小さなバッグにまとめ
利用者に貸し出しを促しています
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2014年07月15日
フィンランドのヘルシンキに移動しました。
高齢者利用施設、カンピ・サービスセンターを視察しました。元気な高齢者が通いながら利用する施設がヘルシンキ市の中心部にあるビルにあります。ひとり暮らし高齢者が孤立化しないように、ダンスや織物のプログラムがあったり高齢者同士のピアプログラムが用意されています。食事のできるカフェもあります。またジムがあり、専門家が運動の仕方などを指導してくれ介護予防の役割も果たしています。1日800人から1300人ほどの利用があるとはいえ、20人のスタッフが働いているのはさすがだと思いました。
センターの建物
吹き抜けがある内部
ダンスプログラムの様子
織物をするための機織り機
ジムにある運動器具の一部
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2014年07月14日
エストニアのタリンに移動しました。
バルト海の玄関口の役割を果たしているタリン港を視察しました。最近ではクルーズ船の旅客数が伸びています。日本からは3900人ほどが訪れたとのこと。
クルーズ船が寄港するタリン港の様子
観光資源にしようと始まったタリンバルーン
世界遺産に登録されている旧市街地のまちづくりについて担当者からお話を聞きました。市から修復費用の半額が補助されます。最近ではお金をかけてでも改造した方が資産価値が高まることが理解されてきて、市への問い合わせも多いそうです。旧市街の一部を歩きました。統一かつ集積された町並みは、コンパクトで落ち着いた雰囲気を醸し出していて今後訪れる日本人がどんどん増えそうな感じでした。
旧市街の町並み
担当者から説明をしていただく
事務所は古い建造物で天井には宗教画が
エストニアは国を挙げてIT戦略を展開しています。15歳以上はIDカード所持が義務化されています。驚くのは、自分の情報に誰がアクセスしたのかネットでわかるという点です。交通違反の際に警察が自分の個人情報にアクセスしたこともわかるのです。個人の情報が権利として扱われているなと実感しました。
Eエストニアショールームで話を聞く
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2014年07月13日
パリのヴァンセンヌ公園の中にあるヴァンセンヌ動物園を視察しました。2008年にリニューアルのため閉園していましたが今年の4月に再オープンしました。動物にとっての環境を配慮し、訪れた人にとってもその動物本来が生息していた地域の雰囲気を体感できる作りを意識したそうです。マダガスカル島を再現したゾーンをひと回りしました。温室の中で鳥が飛んでいたりして雰囲気が出ていました。ガラス張りのスペースに動物が入れられていて見やすく感じました。何とジュゴンまでいて、植物園、動物園、水族館が一つのスペースにまとめられている興味深いものでした。
ガラス張りで見やすい展示スペース
鳥がすぐそばを歩いています
サルの運動のため竹が組まれています
なんと!ジュゴンです
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2014年07月12日
ランス市副市長の案内でランス市郊外ヴェルジー村のシャンパンのカーブ(貯蔵庫)を見学しました。この地域の大きな産業でもあるシャンパン造りの工程などを説明していただきました。階段のないカーブだったので車いすでも見学できました。お客用のトイレは広めに作ってあったので障害者の方が訪れるには環境が整っているところでした。ランス市の方が配慮して場所を選んでいただいたのではと思いました。バリアフリー観光という観点からもこういう場所の存在は重要な意味を持つと思いました。
シャンパンのカーヴ
パリに帰る時のTGVでは車いすスペースを体験できました。すでに電動車いすの方が2名乗っていたのですが、イスが跳ね上げ式になっていて私も含めて車いす3台は余裕でした。
TGVの車いすスペース
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2014年07月11日
フランスの日本大使館でフランスの情勢を聞いた後、TGVでランス市へ。ランス市美術館と名古屋市美術館は藤田嗣治の絵画が縁で協力提携の覚書を結んでいます。現在、藤田嗣治の作品の修復などが進められています。
ランス市美術館
修復がほぼ終わった藤田が描いた君代夫人
ランス市役所に伺い、アルノー・ロビネ市長を表敬訪問。ベンジャミン・デヴレー副市長と共に歓迎をしていただきました。
ランス市役所内のゲストを迎えるホール。
すごく美しい部屋でした。
市役所訪問の後、フジタ礼拝堂をランス市美術館館長に案内していただきました。内側の壁一面にフジタの宗教画が描かれています。完成後ランス市に寄贈され、フジタと妻はここに埋葬されました。平和を願った藤田の思いが込められた礼拝堂です。
フジタ礼拝堂の外観
フジタの描いた最後の晩餐
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2014年07月10日
今日から市議会の欧州調査で海外視察です。まとめてアップします。
今日の午前10時にセントレアを出発して、時差の関係もあり、パリ時間の午後6時過ぎに到着。
パリのシャルル・ドゴール空港のトイレ
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2014年07月09日
南木曽町で大規模な土石流が発生し12歳の児童が亡くなったとのこと。19号線や中央線も不通とのことで大変なことだ。木曽川流域の上下流交流の活動を行っているものとしては非常に心配です。何か役立てることがあるのだろうかと思っています。
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2014年07月08日
今日は6月定例会最終日。午前中は7月8月、3回にわたって行われる子ども議会の説明会。各委員会の正副委員長は役割があるので私も財政福祉委員会副委員長として出席しました。子ども議会は7月23日、29日、8月2日に行われます。
午後からは本会議。すべての議案が可決されました。意見書は以下の6件採択されました。
・特定機能病院に関する意見書
・航空宇宙産業の次世代を担う人材育成に関する意見書
・地域包括ケアシステム構築のため地域の実情に応じた支援を求める意見書
・災害時病院船の導入に関する意見書
・雇用の安定を求める意見書
・北朝鮮による日本人拉致問題の解決に関する意見書
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2014年07月07日
午後、市議団の政審会で自治労名古屋労組の方から要望事項を伺いました。今後意見交換を継続しながら考えていくことになります。
七夕の夜、久しぶりにビヤガーデンに行きました。しかし車の運転をしなければならなかったのでビールを飲めなかったのは残念!!
ビヤホールでのショータイム
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2014年07月06日
午後、NPO法人三千里鉄道主催の討論会「東北アジアの平和を求めて」が行われ参加してきました。講演者は野中広務元内閣官房長官と林東源元韓国統一部長官です。
林元長官は、アメリカのリバランス政策の中で米中関係が再構築されようとしていることをよく考えた外交が日本に求められると指摘されました。野中元官房長官の話は戦争を体験した政治家の信念を強く感じるものでした。安倍政権の集団的自衛権行使容認の閣議決定について、戦後日本が平和だったのは9条があったからで、今回の閣議決定は戦争体験のない政治家の判断で問題であると強く批判されました。また、日本の植民地政策の中で傷痕が残った人たちのことがあることを謙虚に反省する必要があるとも述べられ安倍政権の韓国や中国への対応についても苦言を呈しました。その後のシンポジウムでは、韓国問題研究所所長の康宗憲さん、衆議院議員の近藤昭一さんも参加して議論が行われました。
あいさつされる野中広務氏
それにしても野中さんの話を聞いていると信念をもった政治家の姿を生で見たという感じを強く持ちました。最後の発言で野中氏は、「政治家というものは、自分の経験したことに基づいて自分の信念として行動しないといけない」と力強く話されました。もちろん私の考えとは相容れない判断を多くしてきた政治家ではありますが、89歳にしてあの説得力かと思わせるお話でした。
マックス・ウェーバーの「職業としての政治」の最後のところを思い出さずにはおれません。
『どんな事態に直面しても「それにもかかわらず!(デン・ノッホ)」と言い切る自信のある人間。そういう人間だけが政治への「天職(ベルーフ)」を持つ。』(岩波文庫 脇圭平訳より)
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午前中民主党古川元久衆議院議員の議員報告会があり司会をさせていただきました。安倍政権の評価について@結論ありきA見栄え重視(例えば減反廃止と言っても中身はそう変わらない)B将来のことを軽視し目先のことを考える、との指摘をされました。特に結論ありきの姿勢は集団的自衛権の行使容認の閣議決定によく表れていると思います。
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2014年07月05日
午前中話をしなければいけない約束があったのに、手帳のメモの仕方が悪く別のところで用事を始めようとしていたところ携帯に電話がかかり、「今日、10時45分からでよかったですよね?」との内容で、私は「エッ、アッ〜」と大声を出す。「すみませんすぐ行きます〜」と慌てて移動して相手に迷惑をかけてしまいました。たまにこういうことが起きます。スケジュールはきちんとしないけません、本当に。
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2014年07月04日
議案の意思決定の日。市税条例等の一部改正については共産党が反対したので賛成多数で、その他の議案は全会一致で可決しました。
議決の後、昨年度の一般会計の収支見込みについての報告がありました。
歳入総額 1兆341億円 A
歳出総額 1兆268億円 B
翌年度に繰り越すべき財源 55.7億円 C
実質収支(A−B−C) 17億5700万円の黒字
この黒字の半分(「約8億7800万円」は財政調整基金に、残りは一般財源の繰越金になります。
市税収入全体では、収入見込みは4882億3700万円で昨年度に比べると9億5200万円、0.2%の増となりました。
個人市民税は1533億3300万円(前年比 +2.5%)これは個人所得の増が影響しています。法人市民税は611億7900万円(前年比 ▲10.5%)これは法人税引き下げの影響です。
なお、5%減税の影響は110億円になりました。細かな議論は決算審議で行われることになります。
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2014年07月03日
議案審議4日目。健康福祉局関係の総括質疑。特に議論はなく質疑が終了しました。
午後、全国障害学生支援センター代表の殿岡さんが訪問されました。現在全国の地域生活支援事業の中の移動支援について調査をしていて、名古屋に来る用事があったので名古屋市役所に立ち寄り当局から移動支援についての説明を受けたそうです。
名古屋市の移動支援は、支援費制度当初から「通学」でも利用できるようにしています。これは私も含め、障害者団体が団結して粘り強い交渉を行った成果だといえます。この点は全国的にも誇れる名古屋市の制度で学生の通学にも役立つはずです。殿岡さんはそのことについて当局から話を聞き、このような進んだ事例を全国に発信して制度をよくし学生障害者がより良い学生生活を送ることができるようにと提言を続けておられます。
厚さ2.6センチ、640ページの「大学案内2014障害者版」という力作を購入しました。前文には、作り始めてから19年経ち9回目の発行で、今回は571校から回答があり国公立大学から90%、全大学の73%となったと報告されています。障害者差別解消法が成立した今、活動の成果がますます活かされます。このような粘り強い取り組みに心から敬意を表します。
力作の大学案内
名古屋市立大学の部分です
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2014年07月02日
議案審議3日目。財政局関係・病院局関係の総括質疑。
財政局に関しては、法人市民税の一部国税化について名古屋市がしっかり国に主張するようにという意見がいくつか出されました。また、法人市民税の一部が国税化されることと名古屋市の5%減税との関係が議論になりました。一部国税化の影響が平年度ベースだと112億円ほどと試算している名古屋市ですが、実はこの額は5%減税を考慮した額になっています。しかし国にとっては5%減税は関係ないので法人の所得に応じて課税してきます。つまり国に行くのは減税影響以前の額となりそれが約118億円と試算されています。ですから差額が6億円があり、それまで5%減税の恩恵を受けていた企業がみんなで負担しないといけないことになります。負担をしている法人が約2万9000社あるので単純に割り算すると約2万円ほど増税になるということが明らかになりました。
その他税制改正による軽自動車税への影響について議論がありました。軽自動車税に関する資料が提出されましたが、「軽自動車及び特殊自動車」の分類の中に「2輪」というものがありました。それは何かというと125cc以上250cc以下のバイクのことを言うそうです。また「2輪の小型自動車」という分類もありました。これは250ccを超えるバイクのことだそうです。いわゆる免許の時に言う「自動2輪」の分類とは微妙に違うようでネットで調べても排気量だけではなく出力も関係するようで難しくてよくわかりませんでした。課税と免許ですら制度がややこしいなんて困りものです。
病院局に関しては、カルテの保存期間に関して議論がありました。電子カルテの場合どこくらい保存できるのか。これからの時代の記録保護の課題を気づかされました。
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2014年07月01日
私もマイクで訴えました
まいたビラ
集団的自衛権行使容認の閣議決定が行われてしまいました。まだ安倍首相の会見の内容は聞いていないのですが、いくら何でも暴走だと思います。古い言い方ですが、断乎反対!です。閣議決定され、会見が開かれていると同時刻に栄のバスターミナル前で「戦争させえない1000人委員会」の呼びかけでビラまきと抗議の訴えが行われ私も参加してきました。
訴える1000人委員会のメンバー
自転車でアピールする人
安倍首相の理屈は、平和を守るために集団的自衛権が必要であるというわけです。一種の抑止力ということでしょう。しかし、いくら限定的だと主張してもいったん事が起こればその限定的な部分を口実にして事態が拡大していくというのは過去の様々な歴史を振り返る時明白ではないでしょうか。よく言われることですが、戦争は「自衛のため」と称して行われてきたのです。
2014年7月1日が、「あの日を境に」と言われる日にしないようにしなければなりません。まだその意味では間に合います。このような政権変えていくことが必要です。そのために叡智を集めて力を結集したいものです。
そして「平和こそ最大の福祉です」というスローガンをしっかり訴えていかねばなりません。
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議案審議二日目。健康福祉局関係です。議案は、「名古屋市敬老パス条例の一部改正」です。これは中国残留邦人に関する法律名が「中国残留邦人等の円滑な帰国促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律」が「中国残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立の支援に関する法律」と変わったため、引用している条例の条項を変更するもので、敬老パス自体の制度には何ら影響はない条例案です。
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2014年06月30日
委員会審議一日目。財政局と病院局の議案審議。
財政局の議案の中に「名古屋市市税条例の一部改正」というものがあり、昨年末に決まった国の税制改正による法人市民税(法人税割)の税率に関する条例の規定が改正されます。これは、8%への消費税増税に伴い、地方消費税分1.7%のうち都道府県や市町村に分配される地方消費税や地方消費税交付金を地方に戻さず、国の財布に入れて都市と地方の地域間格差を是正するという名目で地方交付税の財源にしてしまおうという仕組みに対応させるものです。税率が現行の14.7%→12.1%に引き下げられます。良く言えば富の再分配ということになりますが、どうもやり方が姑息です。もっと基本的に中央と地方、地方と都市の間の分配方法をしっかり議論してほしいところです。
この条例改正による影響額は2014年(平成26年度)は200万円ほどですが、28年度以降の平年度ベースになると影響額は100億円レベルになるとのことです。しかし名古屋市はもともと交付税がないかあっても極めて額が少ない自治体です。今年の地方交付税の予算額は50億円ですが、来年度は景気が良くなったこともありもっと減る可能性があります。残りの減収分は結局借金できる枠が広がるということになりだけになります。
このようなことは減税の検証にも影響しそうな内容です。政令市全体では国に対して反対の意思表明をしたそうですが、「国に税金をもっていかれている」と現在の税制を批判している河村市長はこの問題について積極的に発信をしていないことが今日の審議の中で明らかになりました。
病院局の議案は、現在の指定管理になる前(平成22年6月)、つまり名古屋市が直接運営している時の医療事故に対する損害賠償額、約820万円を決定する議案です。手術後の経過観察が悪く腎機能に障害が生じた事例です。
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2014年06月29日
東山動植物園に放たれたミツバチが採集したハチミツ、「東山ハニー」をあるイベント会場で購入。作ったのは一般社団法人ハニーファーム。値段は少々高いのですが、バラの香りが鼻に抜けていきます。そしてまろやかな甘さたっぷり。植物園のバラ園の密なのかと想像が膨らみます。120グラム2880円と値段は張りますが良いものが高いのは当然です。安くて大量の価値観もこういった商品を通じて見直したいです。古くならないうちにどんどん味わおうと思います。
ラベルにはバラの絵
淡い黄色です
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2014年06月28日
木曽川流域の上下流交流に取り組む「みん・みんの会」を通じて、今年木曽青峰高校を卒業した生徒の木のおもちゃが名古屋・栄にある「なごやキッズステーション」に寄附されました。
作品はバランスを取りながら動物などをかたどった小作品を所定の位置に置いていくというもの。動物などの小作品は40を超える数があります。積み上げていくのはなかなか難しく親子で楽しめそうです。高校生の思いがうまく伝わっていけばうれしいことです。
バランスを取るのが難しい
高校に名古屋市から感謝状が贈られる
関係者の方と記念撮影
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2014年06月27日
議案外質問3日目最終日。
今日の中日新聞の夕刊に「政府 集団安保を容認」の大きな見出しが。集団的自衛権をめぐる政府の想定問答集に、国連の集団安全保障に基づく武力行使に関し「新三要件を満たすならば憲法上『武力行使』は許容される」との見解を盛り込んでいると記事は伝えています。拡大解釈はどんどん広がることになります。解釈だけによる集団的自衛権の容認ということに歯止めが効かないという多くの指摘がもはや現実のものになろうとしています
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2014年06月26日
本会議場の天井からは明かりが差し込んでいます
議案外質問の2日目の一番目で質問に立ちました。
(1)福祉都市環境整備指針の見直し
@「見直すべき時期ではないか」の質問に対しては「見直しに取りかかる」
A「子育ての視点、外国人の視点など議論する場に多様な要素を入れるべきでは ないか」の質問に対しては「委員の構成を検討する」との前向きの回答。
(2)市設建築物への意見反映の仕組み
「利用者の声をワークショップ的手法を利用して設計の現場に反映する仕組みを作ってはどうか」の質問に対して「関係部局と連携して検討していく」との回答。
この件については自分でワークショップを設定して試験的な取り組みを試してみようと思います。
(3)人にやさしいに関するまちづくり条例の制定
「都市計画マスタープランと個別の計画の間に位置する「人にやさしい」とか「人がつながる」をキーワードにしたまちづくり条例を制定しないか」の質問に対して「ひと煮やしいに関する各施策を全力で取り組んでいきたい」とすれ違いの回答。ただ、市長がよく言う「世界と闘う、東京や上海に勝つ」というフレーズでは決して世界と闘えない、足元のことをしっかりやらないと勝負どころではないということも指摘したかったポイントでした。
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2014年06月25日
議案外質問一日目。
早朝のワールドカップ日本対コロンビア戦は寝ていたのでライブでは見ませんでした。
質問は明日の一番目!
集団的自衛権をめぐる「武力行使の3要件」について報道されています。与党協議会の座長私案から座長試案への修正がなされたというものです。修正は以下のようです。
・他国→我が国と密接な関係にある
・おそれ→明白な危険
・国民の権利→我が国の存立を全うし
・そして、単なる武力行使ではなく「自衛の措置としての武力行使」と表現する
こんな文言の書き換えで集団的自衛権を認めることになることは止めたいが、、、、。民主党自体が集団的自衛権の行使に明確にNOを言えないなんて本当に情けない話だ、、、、。このままでは議論の方法論や今回の要件の内容を批判するだけになりそうだ、、、、、。
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2014年06月24日
朝、覚王山で早朝の街頭活動。
その後今日は一日質問の原稿作り。
全国最年少の美濃加茂市長が逮捕との報道。若い人が政治を変えてくれるのではなく、従来の政治スタイルでアウト(と決まったわけではないのですが、、、)になるのはあまりに残念!
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2014年06月23日
10時からの議案説明会に出席。
今日は25日から始まる本会議での議案外質問(議案に関係しない質問なので議案外質問と名古屋市会では言います。他の議会では一般質問と称するところが多いのかもしれません)の質問内容の通告期限の日でした。
以下の内容を通告しました。
1.人にやさしいまちづくりについて
(1)福祉都市環境整備指針の見直し
(2)市設建築物の設計への意見反映の仕組み
(3)人にやさしいまちづくりに関する条例の制定
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2014年06月22日
部落解放同盟愛知県連合会の39回定期大会が開催され、わっぱの会として連帯のあいさつを行いました。
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遺伝子組み換えナタネの自生に関する調査。愛知県内の国道23号線にも遺伝子組み換えナタネが自生していますが、最近ではナタネと同じアブラナ科のハタザオガラシにも遺伝子組み換えの反応が出るものが多く自生するようになっています。また、様々な交雑が進んでいるようです。今後愛知県の国道事務所などに除草の依頼をしていくことも想定しての下調べの調査です。採取したサンプルを検査キットでチェックすることになります。
通常のハタザオガラシ(稲荷西交差点付近)
実の付き方が通常のハタザオガラシと形状が異なっている
(稲荷西交差点付近)
道路と中央分離帯の境目で育っていたナタネ
(十一屋交差点付近)
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2014年06月21日
今日は夏至。一年で昼間が一番長い日といわれても、今更ながらに6月だとなぜか実感がない。あっという間に立秋になりそうだ。
夏至2日前(19日)の夕日
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2014年06月20日
昨日から3日間にわたって「第5回 緩速・生物ろ過国際会議」が名古屋市で行われています。鍋屋上野浄水場の緩速ろ過地がある名古屋の水道100年ということもあり名古屋市で行われました。
名古屋市上下水道局からも昨日は水道100年に関しての発表があり、会場にはポスターセッションで鍋屋上野の緩速ろ過地の機能と改修工事について紹介されていました。その中で名古屋の水道水の水質の良さが日本有数でかつおいしいのは木曽川の水質の良さであることが紹介されていました。
ポスターセッションの様子
鍋屋上野の緩速ろ過池を紹介するポスター
会場に入り少しだけ発表を聞きました。私が聞いたときイギリスの研究者が、エストロゲン(確か女性ホルモン?)をろ過地の砂に存在する微生物が分解する現象について考察している内容でした(手元に資料がないので正確ではありませんが)。農薬との関連性についても言及されていました。
川の魚がメス化するなど環境ホルモンのことが話題になりますが、こういったことが研究されていることを知ることができ有意義でした。もちろん一瞬話を聞いただけなので不正確な気もするのですが、木曽川水系の水質について上流、中流、下流において目的をもって何かの物質の濃度を調べたりするのも必要だと思いました。
会場は名古屋市公館
イギリスの研究者の発表
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6月定例議会が開会しました。9件の条例案(改正8件、制定1件)と補正予算3件、一般案件3件です。補正予算の内容は、
・空き家等対策の推進 1300万円
・国土強靭化地域計画の策定準備 800万円
・緑市民病院医療事故賠償金 800万円
財政福祉委員会の関連する議案は
・名古屋市市税条例等の一部改正
・名古屋市敬老パス条例の一部改正
・病院局の損害賠償額の決定について
市長は提案理由説明において、「国土強靭化地域計画の策定にあたりましては……この地域の特性に応じた取り組みを総合的かつ計画的に推進するものにしてまいりたいと考えております。」と着実な姿勢を示したかと思うと、「大規模自然災害発生時の国政のバックアップ機能を果たす場所は名古屋地域が最適候補地」だとして、「分散型国土形成の象徴として、名古屋において臨時国会の開く実績を積み上げるのが現実的だ」と河村市長らしく打ち上げ花火的提案をしました。この話がこれから繰り返されるのでしょうか、、、、。
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2014年06月19日
夜今池の梅田屋で豚ホルモン&カルビ焼き。ウマい。
映画『CRASS』を観る。やっぱり、自分に課すD.I.Yだ!
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今年度初めての都市活力向上特別委員会が行われ、今年度議論する内容の概要説明がありました。大きく分けて4点です。
1.都心部や市内各地域の戦略的まちづくりについて
3つの戦略(@都市機能強化・名所づくり、A拠点機能強化・緑と水の調和、B居 住環境の向上・既成市街地の再生)を市内26地域に振り分けまちづくりをすすめようという計画について調査します。
千種区関係だと、今池が戦略Aで拠点機能の強化。城山・覚王山が戦略@で名所づくりとなっています。
2.交通機関の整備について
これは、JR、名鉄、近鉄などの鉄道事業者への要望と懇談が内容となります。
3.堀川圏域の整備
現場視察などを通じて調査する予定です。
4.国際化推進について
多文化共生に関する施策を調査します。
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2014年06月18日
一昨日の16日、厚生労働省の「社会福祉法人等の在り方に関する検討会議」が見直しに関する報告書案をまとめました。特養などを経営する社会福祉法人を中心に内部留保金を多く持っている法人があり、非課税という優遇策を適用していていいのか、財務諸表の公開が必要ではないかなど様々な指摘がされてきた経過があり、検討会で議論されていたものです。
その報告書案の中で、
・留保金を「地域における公益的な活動」に使うべきではないか
・すべての社会福祉法人が「地域における公益的な活動」を行うべきではないか
・地域における公益的な活動について、どのようなものがその活動に当たるのかということについて検討を深めるべきである
・地域における公益的な活動の内容については、協議会による評価を活用し、「地域福祉計画」などの方針に添ったものであるかの検証を行う
と「地域における公益的活動」が提案されていることが注目されます。
その報告書案のなかで公益的な活動として例示しているのが
・地域住民のサロンや生涯学習会の実施など、地域交流促進のための場の提供
・低所得高齢者の居住の確保に関する支援
・成年後見人の受託
・複数法人の連携による福祉人材の育成
・生活困窮者に対する相談支援、一時的な居住等の支援の実施、就労訓練事業(いわゆる中間的就労)や社会参加活動の実施
・生活保護世帯の子どもへの教育支援
・複数法人の連携による災害時要援護者への支援
・生計困難者等に対する介護保険の利用者負担軽減
など多岐にわたっています。今回のこの提案は二転三転するのだと思いますが、今後注目しなければならないと思います。しかしどこか根本的にズレている感があります。留保金をため込んでいわゆる「経営」に走っている法人が果たしてこのような「公益的な活動」をきちんとするのだろうかという疑問があるからです。介護報酬や施設整備補助の在り方などもっと全体的視点の議論も必要です。
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2014年06月17日
先日事務所に本が送られてきました。本の題名は「代読裁判」(法律文化社)。送ってくださった方は元中津川市議の小池公夫さん。中津川市議だった小池さんは喉頭がんのため声帯を失いながらも議員活動を続けていました。
自分の声で話せないため本会議の質問を自分が書いた原稿を議会事務局の職員に代読してもらうことで行いたいと議会運営委員会に求めるのですが小池さんの思いはかなえられません。それでも食い下がる小池さんに対して議会運営委員会は、パソコンに打ち込んだものをパソコンに読み上げさせる方法ならば認めるという結論を出します。しかし小池さんは日常生活でも行っている代読という方法で質問したいと主張し続けました。その結果2期目の4年間本会議での質問ができなかったのです。
この小池さんの代読を選択する意思に対して、パソコン使用を認めているのにそれを受け入れず聞き分けのない態度だというのが議運側の対応だったのです。この議運の決定に対して、小池さんが議員としての活動を侵害されたとして中津川市と代読に反対した市議に対して提起した裁判を「代読裁判」というのです。
裁判は最終的には精神的苦痛を認め中津川市に300万円の慰謝料を払うよう命じましたが、肝心の代読を認めなかったことの違法性は認めない判決だったのです。慰謝料は認められましたが、小池さんは慰謝料が欲しくて裁判をしていたわけではないので(と私は思っているのですが)、何とも後味の悪い判決となってしまいました。このような判決になってしまったのは、議運という場での決定は議会の「自律性」によって尊重されるべきだという裁判所の判断があったからです。
でも、パソコンが読み上げるのと事務局職員が代読するのと何が違うのか私はいまだに理解できません。まさにいじめの構造でしかないのです。そして声の出ない生活を送る人が選択する意思表示の方法が認められないのは明確な差別であると思います。
差別解消法が成立した今、この小池さんの代読に対するこだわりの姿勢に私たちは、そして司法や議会は学ばねばならないのです。
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2014年06月16日
昨日W杯サッカーで日本チームが負けたことが新聞の一面に大きく載っています。三面記事もスポーツ欄もその他の特集記事もあったりで世の中W杯サッカーしかないような雰囲気です。テレビ放映もそうです。NHKや民放がたくさんの時間を割いています。
自公協議で集団的自衛権について「限定的」だとか「自衛権行使の三要件」とか「機雷掃海のシーレーン防衛も視野に入れる」などと議論がなされ戦後日本のあり方が大きく揺らいでいる緊迫した状況であることを考えると明らかに紙面がサッカーに偏っています。
内田樹さんが毎日新聞のインタビュー記事で的確な指摘をされていました。全文引用します。(以下引用)
集団的自衛権の行使の容認に、外交的なメリットは何もない。海外での戦争に巻き込まれれば、自衛隊員の死傷者が出るし、日本も敵国によるテロの対象となるだろう。そのようなリスクが伴うにもかかわらず、海外での軍事行動が米軍の作戦統制下でなされる以上、戦術について日本政府には決定権がない。
70年間戦争をしなかった国がいきなり自国を攻撃してもいない国との戦闘行動に入るわけだから、日本を敵視する国を新たに作り出すだけでなく、第三国からの信頼を著しく損ない、米国以外に友邦を持たない孤立国家になるだろう。
「限定的容認論」も特定秘密保護法がある以上、何の意味ももたない。軍事衝突が起こればそれに関する情報はただちに特定秘密に指定され、国会もメディアもそこで何が起きているかについて知る権利を失う。軍事行動が「限定的」かどうかを行政府一人で判断する以上、歯止めになることは論理的にありえない。
解釈改憲は、憲法本文には手を付けないで、9条空洞化の「実だけを取る」ために思いついた米国向けの苦し紛れの政治的曲芸以外の何ものでもない。国会答弁を見ても分かる通り、安倍晋三首相は国民には説明責任を果たす気がない。不誠実というより、説明できないのだ。条理の通った説明をしようとしたら、「国防政策について日本は米国の許諾を得ないと何もできない」という従属国の現実から語るしかないからです。(2014年6月16日毎日新聞)
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2014年06月15日
わっぱの会の総会があり、現在NPO共同連代表で、以前視覚障害者として民主党の元参議院議員であった堀利和さんによる「はじめての障害者問題 〜社会がかわれば「障害」もかわる」と題した記念講演がありました。偏見とはなぜ生まれるのか、現代における労働そのものの問題、障害者に対する価値評価のあり方、障害の概念、平等についてなど社会の基本的な部分についての講演でした。どれも簡単に答えが出る話ではありませんが、常に考えることを放棄してはいけない問題でもあるのだと思います。
講演する堀さん
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2014年06月14日
学生の議員インターンシップを企画している「NPO法人ドット・ジェーピー」の夏のインターンを希望する学生と議員の交流会が行われたので参加してきました。学生からは、定番の「なぜ議員になったのですか?」の質問、「まちづくりについて具体的にどのようなことを考えていますか?」「福祉の何について取り組んでいるのですか?」「いま一番力を入れていることは何ですか?」などなど普段の議員活動の中では聞かれることがあまりない基本的な事柄の質問が出されます。このような質問に答えることは、議員として大切なことは何なのかを改めて考えさせてくれます。夏のインターンで学生とあれこれ考えることができればいいなと思います。
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2014年06月13日
今回の総合計画案の中で介護サービスについて一つ妙なデータが成果指標として示されています。「施策3:安心して介護が受けられるよう支援します」の成果指標の一つに、「利用している介護サービスに関する満足度」というものがあり、その満足度が現在なんと96.5%もあり、今後もこの値を維持していくという成果指標となっているのです。
現在の満足度が96.5%は市民アンケートの結果だというのですが、介護サービスがもっと必要だと考えている人が多く見えるというのが私の実感です。来てもらうヘルパーさんや通っているデイサービスはありがたいけど、本当はもっとヘルパーを利用したいというような人は多くいるともいます。仕事を辞めて親の介護をしたり、老老介護の人は本当に多く見えるのを知っているのでこの数値になった原因をよく調べてみたいと思います。そしてアンケート結果についてはよく分析をして、必要であれば適切なものに修正していく必要があるのではないかと資料を読みながら思ったのです。
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総合計画案関係の資料です
今日財政福祉委員会において次期総合計画である「名古屋市総合計画2018」(案)の財政局・健康福祉局・病院局に関する部分の議論が行われました。6月17日に経済水道委員会で委員会すべての審議が終了し、計画案が名古屋市のホームページで公開されパブリックコメントの手続きに入ります。そして成案が年内には示され議決されることになります。
この総合計画(案)について簡単に紹介すると、名古屋市を取り巻く潮流として次の8点を示しています。
@少子・高齢化A災害に対する不安の高まりBリニア中央新幹線の開業C価値観・ライフスタイルの多様化Dグローバル化の進展E環境問題の多様化F公共施設の老朽化G行政課題の広域化・多様化
そして重点課題として3点を掲げています。
@人口減少社会における人口構造の変化への対応A南海トラフ巨大地震への対応Bリニア中央新幹線の開業等への対応
の3点です。そして、「長期的展望に立ったまちづくり」のために、「めざす4つの都市像」
@人権が尊重され、誰もがいきいきと過ごせるまちA災害に強く安全に暮らせるまちB快適な都市環境と自然が調和するまちC魅力と活力にあふれるまち
が提案されています。
この計画案は5年の計画案として作られますが、長期的展望に立ったまちづくりは今後15年を見越したものとして考えられています。また、5年間の総事業費は約2兆515億円となっています。
15年後を見越すということと5年の計画ということとの関係性が今日の委員会でも議論になりました。今回の総合計画2018では15年後の姿はいま一つ明確でないことが原因の一つです。また現在進めている施策・事業が総花的に掲載されているので、総事業費2兆515億円も1年あたりにすると4125億円ほどでそれほど驚くことでもありません。むしろ問題なのは、今後の長期的な行財政計画が示されていないということではないでしょうか。
この計画案が指摘していることは順当というか当然の内容です。しかし工程表的なものがないためにあらゆるものが並列化されメリハリがありません。私は、地域包括ケアシステムや駅そばまちづくりなどを着実に進めることが結果として「おもしろいナゴヤ」になる道を構想したいと思っています。
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2014年06月12日
今日のNHKの夜9時からのニュースで障害者施設の就労継続支援A型事業所の不正請求のことが報道されました。利用者の障害者の人に利用日数などを水増しをお願いしたり、短時間の利用にして障害者に払う賃金を少なくしたりするなどの方法で事業者の収入を確保しようとする事業者が多くあり、この5年間で全国34都道府県で5億円を超える額が不正請求されているという内容でした。
番組では障害者の人には事業所に来てもらうだけでいいから障害者を集めなさいと指南をするコンサルの存在についても触れていました。またNPO共同連の人にも取材があり事務局の人が貧困ビジネスのようになっているとの指摘をしていました。
名古屋市においてもA型事業所は、今年度予算も40%増と急増しています。A型事業所がすべてが悪いわけでは決してありません。しかし、最近、ある程度金になると踏んで参入してくる事業者が多い感触があります。
私が一番問題だと思うのは、事業所で障害者がしっかり仕事をするというわけではなく、来ているだけでいいからという形になっているということです。事業者側も障害者の人にしっかり働いてもらおうとしないことです。しっかり働いてもらわなくても国からの報酬は入ってくるからです。A型事業所は利用者が事業者と雇用契約を結ぶのが基本になっています。これは障害者の所得を確保するために労働の場として位置付けた制度が本来の趣旨でした。
今の制度の仕組みでは自治体の監査が及ぶ範囲にも限度がありますし、A型事業所の事業内容のチェック方法についても何か考えないといけません。私も共同連などの大会やシンポジウムの中で悪質なA型事業所についての問題を議論してきました。これらの議論を踏まえ国に改革案を提案しなければなりません。
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2014年06月11日
議員控室は東庁舎の3階にあります。民主党市議団の部屋は西側に面しているためか、いつも廊下などに比べると温度が高く蒸し暑いのですが、今日は特段蒸し暑い控室でした。職員の話などを聞いても民主党市議団の控室は暑いのだとか。アイスコーヒーを飲みながら資料を読んでいました。
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2014年06月10日
議員控室の机の上に資料が二つ置いてありました。資料はどんどん増えるばかりで斜め読みをするのもなかなか大変です。一つは「なごや交通まちづくりプラン(案)」、もう一つは「名古屋駅周辺まちづくり構想(案)」です。
「交通まちづくりプラン」には「みちまちづくりの推進のために」という副題がついています。「みちまちづくり」とは、「道路空間を人が主役の空間(みち)へ転換してにぎわいのある「まち」に変えていこう」というコンセプトです。最近行われている大津通りの道路開放もそのさきがけといえます。
パーク&ライド、自転車道の整備などの手法により都心部への自動車の流入を抑え、また路面電車(LRT)の導入して公共交通の利用を促進しようという狙いです。少子高齢社会、さらに先に訪れる人口減少社会を見越したまちづくりの基本は「コンパクト」にあると思います。今後新たな移動手段も開発されると思われます。すでに電動車いすのような移動手段も提案されています。困難な道のりですが今のうちに取り掛からなければならない重要課題です。
もう一つの名古屋駅周辺まちづくり構想はリニア開通を見据えた15年後が目標です。そのキャッチコピーは、「世界に冠たるスーパーターミナル・ナゴヤ」となっていて、私にはついていけない感が正直あります。乗り換えの利便性を高めたり、南北方向の連携を良くしたりというのは実際的な話なのでよく分かりますが、「世界に冠たる」というと具体的には良くわかりません。市長がよく言う「1000メートルのタワー」ということなのでしょうか。地に足を付けた議論が必要です。
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2014年06月09日
今日の夕方、名古屋市選挙管理委員会より1枚のファックスが届きました。内容は、来年の市議選の日程で、「平成27年4月に統一地方選挙として実施します。ただし、選挙日程に影響を及ぼす内容の臨時特例法等が制定される場合は別途協議します。」と記載されていました。具体的には、来年の4月12日になります。臨時特例法とは、任期が3月から5月に満了する場合、4月の統一選に統合することができるとする内容の法律です。
4年前リコールされた名古屋市議会議員は、3月12日に任期が満了します。4月12日に選挙となるとひと月間名古屋市に議員が存在しない状態となりますが、市会議員だけ別に選挙をすると、同じ区の県会議員選挙を別に行うことになり費用もかさみます。
もし4月ではなく、3月の任期満了に合わせて選挙をしようとすると2月末には選挙を行わなければならず、4年ごとに予算審議の日程にも影響することになります。ひと月間議員が存在しないことにはなりますが、税金の支出を抑える、今後の予算審議への影響ということを考えるとやむを得ないと考えます。その意味で選管の判断は妥当だと思います。
来年4月に向けて火ぶたが切って落とされたという感じを強くさせてくれた一枚のファックスでした。
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2014年06月08日
恒例の国道23号線沿いのナタネの抜き取り調査に参加しました。今回の調査では363本のナタネが抜き取られ、交雑種が多く見つかっています。暫定集計値では、78本を検査した結果55本が除草剤耐性、つまり組換えの遺伝子が含まれていることがわかりました。
暫定集計値
作業の様子
また、交雑種でバスターとラウンドアップ双方の除草剤に耐性のものが見つかったり、一本の株に種がある茎と種が付かない不稔性の茎が合体した不思議なナタネも見つかりました。遺伝子組み換えナタネの汚染は広範囲にかつ複雑化=多様化しているようです。
二つの除草剤に耐性があることを示す反応
一つの株に異なる姿が
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講演する藻谷浩介さん
講演の後のパネルディスカッション
名古屋市次期総合計画シンポジウムが愛知学院大名城公園キャンパスで行われ、「里山資本主義」の藻谷浩介さんが講演するというのでぜひ聞きたいと参加しました。名古屋市がめざす将来像を紹介する映像が流されたあと藻谷さんが「人口減少時代!どうなる名古屋?」と題して人口変化の具体的な数字を示されながら分析をされました。
2000年〜2010年の変化を見ると名古屋市は人口が9.2万人増加しています。これは65歳以上の人口が増えたことによるものです。では2010年〜2020年はどうでしょうか。国立社会保障・人口問題研究所の予測によると、人口増は1.4万人と増加幅が少なくなります。これは高齢者の死亡が増えることと少子化が大きな要因です。
そして団塊ジュニア世代が85歳を迎える50年後には少子化の継続により、各世代低位安定の人口分布が現れるそうです。藻谷さんはこの時代の状況は今の少子高齢化が進行していく厳しい状況よりは良い状態になるので希望はあるという評価でした。ある面そのことは当たっていますが、問題は、その50年後の産業構造がどうなっているのかです。第一次産業、第二次産業の生産活動は維持できるのかどうかは非常に重要です。
藻谷さんが「里山資本主義」で示された数々の実例が非常に参考になるし重要な論点が含まれています。今日の話は人口減少社会についての分析だけだったのですが、もう半分は今後の産業のあり方について聞きたかったです。藻谷さんは何度も、東京や大阪は大きすぎてダメで名古屋がぎりぎり何とかなる限界の大きさだと指摘されていました。それは名古屋へのリップサービスもあるのかもしれません。しかしその指摘は、これ以上大きな都市をめざすのはよくないよと示唆されていたのだと思います。大きいことは良いことではないことを名古屋市民や経済・産業界など様々な分野で共有化できるかどうかではないでしょうか。
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2014年06月07日
千種区の本山から上っていたてっぺんに東部地域療育センターが開設されることになり開所式・内覧が行われました。施設の名称は「ぽけっと」で運営は社会福祉法人名古屋キリスト教社会館が行います。千種区・守山区・名東区が基本的な対象エリアとなります。これで中央と東西南北で計5か所体制となり名古屋市の構想が一つの区切りを迎えました。
来賓の方のあいさつの中でも話されていたことですが、これからはアウトリーチをいかにするのかということが非常に重要な課題となっています。高齢者の地域包括ケアシステムや駅そばまちづくりインクルーシブ教育などとも連携した視点が不可欠となっていると思います。
センターの外観
様々な道具を使い運動します
温水プールがあります
木のおもちゃ・遊具が多く準備されています
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2014年06月06日
3日の記者会見で市長は、3つの肝いり施策について専属で担当する課長級職員を民間から公募すると発表しました。3つの施策とは、巨大展示場の整備、SLの走行や天守閣木造化などのエンターテイメント関連、行財政改革のことだそうです。
市長はいつも「議決できる議会は王様だ」とよく言われます。確かに議決するという行為には大きな影響力があるのは確かです。しかし、市長という役職には予算の提案権、人事権、組織編成権があり、一議員からしてみるとものすごく大きな権限を持っているのです。市長は「役所は縦割りだから難しい」と言っているようですが、その縦割り組織を市長は変えることができるはずです。それをやらずに民間から公募というのは安易な方法ではないでしょうか。
新聞の報道によると、「フットワークは軽く、相手にきちんと頭が下げれる人」を選ぶのだとか。市長自身があちこちにしっかり頭を下げれば結構いろんなことができるのではないかと思うのは私の認識違いなのだろうか。
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2014年06月05日
私が学生時代に一緒にあれこれ活動した人が交通事故で亡くなりお通夜がありました。
彼は蜘蛛の専門家でもあったのですが、東日本大震災のボランティアで南三陸に行き、ボランティアが撤退した後も現地に残り、子どもたちに自然の中での遊びの楽しさやサバイバルの技術を教えたりしていました。町の子どもや大人は彼のことをスパイダーとか蜘蛛仙人とか呼んで親しまれていたとのこと。自分は山の中にテントを張って本当に仙人のような生活を送っていたのだとか。
現地での送る会には200名を超える人が参列し、多くの子どもたちが野の花を持ってきて捧げたとの話も聞きました。ぜひ一度山の中の話を聞きたいと思っていました。そのうち機会があるだろうと思っていましたが叶わぬことになり悲しい気持ちでいっぱいです。
スパーダーマンの格好で地域の
小学校の運動会に参加していた
活動の様子が紹介されていた
彼は、小説家でもあり俳優でもあり、ラッパーでもあるあのいとうせいこうとも親交があったようで、彼のツイッターにも「南三陸で会った蜘蛛に詳しいスパイダーとあだ名されるボランティア、地元に根付くためにバラックで厳しい冬を越した男、他人のためだけに生きた人、つい先日東京でも会った同年輩の人物が交通事故で急逝された。『想像ラジオ』は彼の案内なしになかった。喜んでくれていた。喪に服す」と書き込まれていました。
彼への追悼の意味でもう一度「想像ラジオ」を読んでみようと思う。
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2014年06月04日
昨日、「平成26年度第1回名古屋市アセットマネジメント懇談会」が開催されました。私は用事があり傍聴できませんでしたが、まずは概略の説明やら今後行う市民アンケートについて説明があったようです。委員は以下の5名。
木村匡子(名古屋市立大学大学院経済学研究科准教授)
小林慶太郎(四日市大学総合政策学部教授)
恒川和久(名古屋大学大学院工学研究科准教授)
鶴田佳子(岐阜工業高等専門学校建築学科教授)
松岡利昌(MRI株式会社松岡総合研究所代表取締役)
このアセットマネジメントについて気になることがあります。昨日の懇談会の資料でもそうなのですが、まとめられたアセットマネジメントの名古屋市の方針には公共施設と表現されていたものが「ハコモノ」と表現されているのです。私の感覚では「ハコモノ」という表現には悪いイメージしかありません。グリンピアなど年金機構や様々な独立行政法人の無駄遣いの施設は「ハコモノ」と表現され、「ハコモノ行政」なる言葉も無駄遣いをする行政というイメージが定着しているように思います。
広報なごやの6月号を見ると、なんと、「名古屋市のハコモノ事情」という連載が始まったではありませんか。これはアセットマネジメントを通じて公共施設=ハコモノということで何らかの世論誘導を狙っているのかと疑いたくなるので担当者に聞いたところそのような意図はないというのです。役所の中では建物のことをハコモノという表現をよくしているので悪いイメージはないし、公共施設よりも市民に分かりやすい言い方として「ハコモノ」という言い方にしたというのです。
アセットマネジメントは少子化、人口減少社会をどう迎えるかという時に重要な論点です。それは単に施設の問題だけではなく、まちづくりやサービスの提供内容にも関わる問題だからです。「ハコモノ」という言葉で議論が矮小化されてしまうことを私は恐れます。来月以降の広報なごやに注目してみましょう。
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2014年06月03日
夜会合が連続しました。ビール祭りであいさつをさせていただきました。
続いて私も参加している勉強会のメンバーでの食事会です。参加者のひとりが近く結婚するという話をレストランのスタッフが聞きつけてお祝いしてくれました。
夜景がきれいです
写真を撮りその場でカードも作成してサービス満点
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生活保護に関係する事業の拡大が2つの施策であります。一つは、生活保護世帯の子どもの学習サポートモデル事業の今年度の受託事業者が決まりました。今までは、中村区1か所、中川区2か所、緑区2か所で行われていましたが、北区2か所、港区2か所、南区2か所が増え11カ所になります。貧困の連鎖を食い止めるための一助となる非常に重要な施策です。受け入れ人数は1か所10人なので110人となります。
もう一つは、区役所におけるハローワークとの一体的就労支援事業です。区役所にハローワークの職員が配置され職業相談や・紹介業務を行う事業です。2012年度から8区(中村、南、北、中川、西、港、昭和、緑)で実施していましたが、今年度新たに6区で開設することになりました。
7月に 熱田区、天白区
8月に 千種区、名東区
9月に 中区、瑞穂区 で開設されます。
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2014年06月02日
共同連の招きで来日した台湾台北市政府労働局副局長の張基さんによる「台湾台北市における庇護工場と社会的企業の展望」という講演を聞きました。
台湾では「庇護工場」という、日本で言えば就労継続A型事業所のような事業所を行政が積極的に拡大していこうとしています。条例に基づき、@公有の土地や施設の提供A家賃免除や還付金の免除B設備投資や開設費用に対する補助などの方法を用いて支援しています。さらに行政機関による購買、販売会などの機会を設ける、メディアへの報道、地下鉄広告、ISO認証取得に対する補助、衛生管理に関する認証、経営や財務に関するコンサルタント支援などの支援も行っています。
その結果、現在では42カ所の庇護工場が設立され、従業員は823人、うち庇護的就労(日本で言えばA型事業所の利用者)が656人という規模に拡がっています。もちろん、この庇護的就労者は障害者本人がアセスメントをして一定の評価を受けた人が対象となるので、いわゆる「能力」の高い人が働くということになるので、そんな障害を持っていても共に働こうとする「共働」とは相容れない部分がありますが、行政が積極的に関与して事業を拡大し、障害者の所得を確保していくというダイナミックな動きには大いに学ぶべき点があります。
庇護工場とともに「社会的企業」という形態も求められていて、補助内容は庇護工場とはあまり変わらないそうですが、運営や建物に関する規制が緩くなっていて、民間の積極的な取り組みを誘導しようとしています。台湾市では地上7階地下2階の障害者就労推進ビルを建設し、様々な団体に入居してもらうべく現在公募を行っているということでした。
これらの取り組みは労働部局で行われていることも日本とは展開が違います。障害者の就労や所得保障を具体的にどう実現するのかという視点が貫かれています。日本は大いに学ぶ点があると思いました。
また、講演に先立って、ヤマト福祉財団に伺いお話を聞くとともに、スワンベーカリー赤坂店の視察も行いました。
台北市労働局の張さんの講演
台北市労働局の方々
衆議院議員会館の会議室
スワンベーカリー赤坂店
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2014年06月01日
昨日も暑かった。気温は33.3度。今日はもっと暑くて34.9度。外で日光の当たるところにいるとこの記録以上の暑さがあったに違いない。一気に日焼けしてしまいました。
日焼けしました
そんな中、鍋屋上野上水道で水フェスタが開かれました。水道給水100周年の今年は、旧第一ポンプ所の内部が初公開されました。今日は床や外溝など周辺の工事は間に合わず、すべて完成するのは9月にの水の資料館の完成のころになりそうです。
公開された旧ポンプ場の内部
旧ポンプ場前で記念撮影
いつものように木曽や下呂など上流地域のブースが出ていましたが、今年は木曽広域連合のブースに「こまくさワークセンター」という障害者施設のブースも登場しました。ヒノキのカンナ屑を和紙に貼り付けて作るリースやコサージュ、造花、しおりなどを販売していただきフェスタを盛り上げていただきました。フェスタに参加されたうかい春美議長にコサージュがプレゼントされ、開会イベントで胸に着けていただきました。
うかい議長にコサージュをプレゼント
ひのきフラワーアートのリース
バラです
しおりです
木祖村のブースの野菜は早くに売り切れ、みん・みんの会の木曽川流域図は4部売れたそうですが、売り子さんのつもりではもっと売れると読んでいたようですが、、、。とにかく日陰に人が集まる一日でした。
流域地図を覗き込む人
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2014年05月31日
今日は5月だというのに本当に暑かった!!まだ5月だというのに。エルニーニョで冷夏になるのではという長期予報もあったような気もしますがこの先どうなることか。
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2014年05月30日
千種区政運営方針「あじさいプラン2014」が公表されました。重点推進施策は、
@地域で支え合うまちづくり
A千種区の魅力を活かしたまちづくり
B利用しやすい、信頼される区役所づくり、
となっています。
新規事業は、避難所開設・運営訓練の実施、こあらっち見守りステッカー、高齢者いきいき活動支援、空き家の適切な管理などです。詳しくは、
http://www.city.nagoya.jp/chikusa/index.html をご覧ください。
ただ、根本的な課題はこのプランの認知度が低いことにあります。区民アンケートで、「あじさいプラン」を知っているかたずねたところ、「知っていた」と答えた人は16.2%、「知らなかった」と答えた人は81.0%でした。
このような状況を変えるには住民のニーズを受け止め、解決する予算と権限が区役所にないといけないのだと思います。地域委員会の前に区役所改革をしっかり進めていく必要があると思います。
ちなみに千種区のマスコット(ゆるキャラ?)は「こあらっち」です。実は私は最近まで「コアラっち」とカタカナだと思っていました。
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2014年05月29日
遺伝子組み換えナタネが四日市から松阪市の国道23号線の沿道に自生しているのですが、私はその実態調査や自生ナタネを抜き取る取り組みに参加しています。
抜き取りの際、歩道側の抜き取りを行うのはいいのですが、中央分離帯に自生しているのを抜き取るのは車両の通行量が多く危険です。そこで国道事務所が除草する際にナタネの除草も意識して作業してもらえるようにお願いをしに、「遺伝子組み換え食品を考える中部の会」の人と三重県河川国道事務所の四日市出張所に伺いました。
国道事務所の方は前向きに対応していただけることになりました。さらに秋には国道事務所と共同して作業する機会を設けることについても調整することになりました。
最近の調査によると、知多方面や名古屋港周辺の道路からも遺伝子組み換えナタネの自生が確認されていて、生態系を混乱させないためにも対策の広域化に取り組まなければならない状況になってきました。そのためには国の方針を明確にしてもらうためにも国への働きかけが必要です。
国道事務所との話し合い
先日採取したナタネ6本くらい
職員の前で検査の実演
検査キットで調べると6割が組み換えナタネ
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2014年05月28日
名古屋市の市営住宅の「車いす利用者専用住宅」の設備仕様について見直しがありました。今までも流し台や洗面台、手すりなどが選択や追加などができたのですが、今回その中身が見直され選択の幅が広がりました。
見直しの主な内容は、
・便器について、便器の高さを選択(400ミリまたは450ミリ)。便器の向きを3方向から(単身者は2方向)選び手すりは跳ね上げ式を1本設置。
・玄関・ホール、浴室、トイレの下地を増やしてすりの取り付けれる個所が増えました。
このように改善が進んだのはいいことですが、一方で別な意味で大きな変更がありました。今までは「車いす利用者専用住宅(ハーフメイド)」から「車いす利用者専用住宅(住宅設備仕様選択方式)」となり、ハーフメイドという言葉がなくなりました。
確かに今の状況では「ハーフメイド」というのは大げさかもしれません。当局が言うには、入居者からハーフメイドというが期待したほどではなかったという感想が寄せられたそうです。
私は車いす住宅をハーフメイド化しろと主張してきただけにその名称が消えてしまうのは私の取り組みがしっかりしていなかったともいえるわけです。いま一度車いす住宅についてリターンマッチを仕掛けることができるかどうか勉強してみます。
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2014年05月27日
愛知県古紙協同組合の会合に参加させていただきました。名古屋市では私も作成に参加した、古紙持ち去り禁止条例が昨年から施行されていることも有効であったとのお話がありました。また組合が古紙の束の中にGPS装置を忍ばせて持ち去り先を突き止めるなどしたことも効果があったとのことです。
ただ最近では、高齢化の進行により、束ねた古紙を回収場所まで持っていくことができないとの訴えも出てきているそうです。本来であれば地域のコミュニティで解消すべきことができない現状があります。古紙回収の仕組みについて次の仕組みを構想しないといけないようです。
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2014年05月26日
今日、名古屋市と名古屋市立大学が「地域包括ケアシステム」の構築推進に関する連携協定を締結したそうだ。名古屋市としては「地域包括ケアシステム」の構築が喫緊の課題となっていて、一方、名古屋市立大学や名古屋工業大学が連携して緑区鳴子地区において「なごやかモデル」を推進しているのでそれと連携しようというのです。
協定事項は下記の通り
(1)文部科学省未来医療研究人材養成拠点形成事業「地域と育む未来医療人『なごやかモデル』」の推進に関する事項
(2)在宅医療・介護連携の推進に関する事項
(3)認知症対策の推進に関する事項
(4)介護予防の推進に関する事項
(5)高齢者の生活支援の推進に関する事項
(6)医療・介護・福祉関連機器の開発促進に関する事項
(7)その他、本協定の目的を達成するために必要と認める事項
「なごやかモデル」とは国からの助成金をもらって、鳴子地区に拠点を構えてそこに市立大学医学部の学生などが参加して未来医療を構想しようといういうものです。
ホームページ(https://nagoyaka-model.jp/)によれば、
「なごやかモデル」の目的は、住み慣れた土地で、豊かに老いを迎え、その人らしく暮らすことのできる社会作り(エイジング・イン・プレイス、AIP)を支える医療人材の育成です。今後予想される病院から在宅への医療ニーズの急速なシフトを、単なる高齢化対策ではなく、未来医療への新しいトレンドとして位置づけ、AIPの実現と発展、質の保証を担う総合診療医、薬剤師、看護師、理学療法士、ICT医工学者、そしてさらに広い職種を含む多職種連携チームを育てます。
ということだそうです。「単なる高齢化対策ではなく未来医療へのトレンド」というのが少し筆が走り過ぎと感じます。「高齢化対策」がきちんと実現しているなら「単なる高齢化対策」でもいいですが、そうではない現状で「未来医療へのトレンド」という言葉にリアリティがありません。補助金の切れ目が活動の切れ目にならないようにしっかり取り組んでいってほしいし、議会からもしっかりチェックしていく必要があると思います。
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2014年05月25日
暑い日差しの中、メタセコイア広場にて千種区総合水防訓練が行われました。各学区消防団のみなさんや関係機関の方が一生懸命取り組んでおられました。訓練は繰り返し行うことが重要です。ただ少し形式的だったり、実際的でなかったりする部分もあるので方法論はまだまだ見直しの余地がありそうです。また防災無線機の使い方はややこしそうです。実際の災害時で慌てていたりするとうまくつながらないということが続出しそうな感じでした。もう少し使いやすい無線機がないのだろうかと思います。
溺れた人を救助する訓練
土のうづくり
様々な工法が訓練されました
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2014年05月24日
「生活困窮の課題を地域でどう解決してゆくか」と題して、支援する人とされる人の関係を考える集会があり、その中のシンポジウムを聞きました。シンポジウムのテーマは「社会的孤立を生み出さない地域への挑戦」というもので自治体のケースワーカーや引きこもりの人を支援しているNPOの人、厚労省の人に学者というシンポジストの面々。。
「地域でどう解決するのか」という設定は地域包括ケアシステムの話でも出てくることで最近よく聞くフレーズです。「社会的孤立を生み出さない地域」という設定はやや複雑な気がします。社会的孤立を生み出さない社会と生み出さない地域との違いは何なのでしょうか。地域特性(いわゆる地域資源などの地域ごとの状況も含めてだと思いますが)を考えた取り組みをする時に「地域」という視点になるということなのでしょうか。その辺はよくわかりませんでした。
岐阜のNPO仕事工房ポポロの中川健史さんが「専門性のない専門性が必要だ」と発言された視点は重要だと思いました。「専門家が上から目線で支援をする」という構図はよくあるからです。専門性が素直に受け止めることを妨げる事例です。
支援する支援されるを超える契機は「共に生きる」という視点にある私はと思っています。
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2014年05月23日
ポートメッセで第17回国際福祉健康産業展(ウエルフェア2014)が行われていたので見に行ってきました。会場に入った第一印象は、昨年より人が多いというものでした。会館の人に聞いても去年より多いということでした。隣で防災・減災・危機管理展(第2回中部ライフガード展)が同時開催されていることも影響しているようでした。
展示を一回りしましたがマンネリ感は否めません。最先端のものはやはり東京展に行かないと見れません。名古屋市立大学のブースでは、最近肺移植で脚光を浴びた芸術工学部にある3Dプリンターで作った人間の頭の模型がありました。また医学部と芸術工学部が連携して作った気管挿管の際に使う道具も展示されていたのは新しい感じがしました。
名市大開発の体にもやさしくデザインも良い
気管挿管時に使う道具
隣の防災展もひと回りしました。こちらの方がどんどん新しいものが提案されている感じでした。
ビニール製のマット。
床に毛布だけでは体の弱い人はつらいのでこれはいいかも。
保存スペースも少なくて済む
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2014年05月22日
今日名古屋市は4月1日現在で保育所入所の待機児童がゼロであると発表しました。その内容をみると、4月1日現在で保育所・家庭保育室に入所できていない児童は756人(前年比マイナス308人、29%減)となりましたが、国の基準に基づく児童を除外すると待機児童数は0人(前年比280人)となったというものです。
入っていない児童は実際には756人いるけれど国基準という条件を当てはめると0(ゼロ)になるという手品のような状況です。
応募はしたけれど希望の保育園以外は行かないという意思表示を示した688件は756人から除かれるし、保育園に入所できなかったがゆえに育児休業を延長した人も除かれます。このようにして除外していくと待機児童がゼロになったというわけです。
こう考えるとゼロになったからと問題が解決していないことは歴然です。待機児童を少なくしていくことは大切でゼロという目標でも立てないと整備が進まないということもあるので「待機児童ゼロをめざす」という設定は必要だと思います。しかしゼロかどうかは日々変動することなのでことさら強調しても意味がありません。待機児童をゼロにする結果だけを追及すれば保育環境は後回しということになりかねず(少しそういう側面もありそうですが)、そうなれば親は安心して預けることができません。
来年度からは子ども子育て新システムの中で保育所入所に関して簡単なアセスメントが行われることになりますが、当面は的確に家庭のニーズ・環境を把握してその優先度に応じて適切に入所先を決めていくことを着実に行うことが重要だと思います。
今年度は2630人分(うち3歳児未満時1525人)の入所枠拡大を行いますが入所を希望する人はまだ増大しそうです。少子化だけれども入所希望者は増えるという複雑な状況で必要な整備量を判断するのは難しいですが取り組んでいかねばならない課題です。
千種区で入所できなかった児童数は(カッコ内は名古屋市全体)
0歳児 5人 (94人)
1歳児13人 (293人)
2歳児 7人 (200人)
3歳児 2人 (116人)
4歳児 1人 (23人)
5歳児 0人 (30人)
計 28人 (756人)
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2014年05月21日
マスコミではあまり大きく議論はされていませんが、「教育委員会改革法」が成立するということです。首長のリーダーシップを教育に反映させるところにポイントがあります。首長が主宰する「総合教育会議」に教育委員会も参加するという枠組みのようです。そして教育委員会の代表である教育長の任命・罷免を首長が行うというものです。
私は現状の教育委員会の仕組みで良いと思っていました。教育委員会がうまく機能していないというのであれば機能するにはどうすればいいのかをもっと議論すればよかった思います。首長によって方向性がコロコロ変わってしまうのは困ります。教育内容がポピュリズム的になっても困ります。教育は非常に重要な事柄です。集団的自衛権と同様にもっと幅広く議論が行われないと先行き不安です。
その話に加えて、2016年から8月11日が「山の日」という祝日になることも決まったらしい。今まで8月と6月は祝日がなかったということもありお盆休みを確実に長くするという目論みもあるのかもしれません。何か海の日に対応して山の日という感じで何か安易な印象があります。
休日を増やすのもいいですが、行楽地で渋滞して疲れるというような休日を過ごすのではなく、もっとうまく休日を過ごす方法を日本人は学ぶ必要があると思います。自分なりの余暇の過ごし方を見つけることは自分の人生を豊かにすることにもなるからです。とはいっても私も学ばねばならないのですが、、、、。
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2014年05月20日
先日「名古屋市障害者基本計画(第3次)」の冊子が完成し配布されました。第三次となっている経過を備忘録的に紹介します。
1970年(昭和45年)に制定された「心身障害者対策基本法」が1993年(平成5年)に全面的に改正され「障害者基本法」が制定されました。それにより各自治体で障害者計画を策定することになったので、名古屋市は1994年(平成6年)に「名古屋市障害者福祉新長期計画」を定めました。10年後の2004年(平成16年)に「名古屋市障害者計画」を定めました。10年を期間とする計画でしたので2014年(平成26年)からの計画を定め、名古屋市として3つ目の計画になるので「第三次」と名付けられているというわけです。こう考えると、障害者基本法となってから20年も経ったのかという感慨にふけってしまいます。
さて今回の計画は、国もそうなのですが5年間を期間とする計画となりました。制度の変更などがどんどん進むので10年を期間とすると計画が時代に合わなくなる恐れがあるからです。
今までの計画は「ノーマライゼーション」「リハビリテーション」という考え方を基礎に「共に生きる社会」の実現をめざす、となっていました。今回の計画は「インクルーシブな社会の実現」が基本的な考え方です。横文字ばかりというのは残念な気がしますが日本社会が障害者施策について世界的に発信できる状況ではないということを考えると仕方がないのかもしれません。
「インクルーシブな社会」とは、
「誰もが、障害の有無にかかわらず、等しく基本的人権を享有するかけがいのない個人として尊重されるものであるとの理念にのっとり、障害の有無によって分け隔てられることなく、必要な支援を受け相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会」
と定義しています。「分け隔てることなく」というところが大きなポイントです。学校教育においてこの点が実現できるかどうか大きな課題です。今後、計画の具体的数値を定める第4次障害者計画策定の議論が始まっていきます。
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2014年05月19日
午前中は財政福祉委員会で、財政局、会計室、健康福祉局、病院局の事業概要説明がありました。午後からは本会議が開かれ組合議会の議員が決まり臨時議会は閉会しました。私は昨年に続き愛知県後期高齢者医療広域連合議会の議員に選ばれました。
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2014年05月18日
人生の大先輩の二人の方が老人ホームに入居されていて、なかなか伺うことができずにいたのですが今日訪ねることができ久しぶりにお会いすることができました。お一人の方は83歳、もう一人の方は98歳。
98歳の大先輩からは、「あなた、大人の顔になったわね」との一言。生き方が顔に現れるとか、内面が顔に現れるとかいろいろ言われますが、今日の一言を感謝して受け止めてしっかりやらなきゃと思ったのでした。
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2014年05月17日
暮らしの森の西端にある大坂池(おさかいけ)付近
「なごや東山の森づくりの会」総会に伺う。そこで行われた「東山の森とスズメバチ――生態と刺傷被害および対策」という講演を聞きました。ハチは手で払ったり、急に向きを変えるなど横への動きに反応しやすい。ハチを刺激しないよう白か黄の服装で長袖、帽子をかぶるなどの対策。周りの様子を注意する。山には複数の人で入る。これらの対策をすれば相当防げるのではないかということです。スズメバチを危険な存在と考えるのではなく、食物連鎖の役割を果たす生き物だということを念頭に置いて考えてほしいと講演者のお話でした。
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2014年05月16日
夜、私が理事を務める部落解放・人権研究会の総会があり出席しました。総会の後集会があり、あま市のESD(持続可能な開発のための教育)の視点に立った学校教育活動について、甚目寺小学校の実践を伺いました。
前校長の方がお話しされましたが、そのお話の中で、何か新たな教育を始めるのではなくて、いま地域の中にある様々な資源や課題にかかわり、伝え、つながっていこうとする中で育った児童が結果として人権について考えることができる人になっていくといいという視点が貫かれている点が素晴らしいと思いました。
その話の中で教えてもらった、思いやり算を紹介します。
+ たすける
× 声をかける
− ひきうける
÷ いたわる
「ひきうける」というのはなかなか良いなあと思います。その他詳しいことは甚目寺小学校のホームページをご覧ください。
ESDには持続可能という表現があるので環境問題のように考えがちです。実際名古屋市もESDの担当は環境局が中心です。しかし本来は環境問題というよりも学習について考えることなのです。それはESDの定義に示されています。それによると
「環境、貧困、人権、平和、開発といった、現代社会の様々な課題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組むことにより、それらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出すこと、そして、それにより持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動のことです。」(ESDのホームページより)
となっているのです。今年のESDの国際会議が名古屋で開かれますが、世界の貧困や人権などについても議論が深まる場になってほしいと思います。
このようなことを書いていると昔読んだパウロ・フレイレの「被抑圧者のための教育学」という本を思い出します。教師と生徒が対話をする中で現状を認識し、問題の構造を把握し、その解決のためにどうしたらいいのかということを一緒に考えていこうとするための方法論でした。もう一度読んでみたいですが、、、、。
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5月臨時議会が開会しました。
本日はまず、請願に関する採決の後、「名古屋市職員の公正な職務の執行の確保に関する条例」、いわゆる「口利き条例」の採決が行われ可決されました。この議決には附帯決議が付いています。その内容は、
1 市民に対して大きな影響を与える制度であることから、条例の施行に当たっては、条例の目的や内容について、市民に対して十分に周知すること。
1 制度の運用に当たっては、要望する者を萎縮させるなど、その正当な権利利益を害することのないよう、適正に実施すること。また、職員は、要望等に対し、真摯に受け止め、誠実かつ公正に対応すること。
1 市長が受けた要望等に関し職員に指示する場合には、地方公共団体の長として責任をもって、全体の奉仕者として公共の利益のために行うものであることに十分に留意すること。
1 制度の運用に当たっては、市長と議会が共に市民の代表であるという地方自治の趣旨を損なうことがないよう、十分に留意すること。
以上の4点です。市民からの要望等を聞いて市政や市民生活に反映させることも議員の重要な仕事です。この附帯決議は要望する市民に対しても変な圧力がかからないようにするためのものでもあります。また制度が市長の恣意的判断で運用されないようにするためのものでもあります。一方で現在でも議員に言えば市営住宅に優先して入居できると思って電話をかけて見える方も多くいるのも現実です。「議員の特権」とよく言われますが、「特権」という表現ではなく、議員の「役割」とは何か議員も市民も共に考えなければならない課題です。
条例可決の後、特別委員会の一年間の活動報告を行った後、市長が専決処分をした承認案件2件(いずれも財政福祉委員会)について委員会を開き可決しました。いずれも3月末に公布された税制改正の影響に関するものです。
休憩をはさみ常任、特別委員会の委員が議長より指名され、すぐに各委員会を開催し正副委員長が選任されました。私は財政福祉委員会副委員長選任されるとともに、都市活力向上特別委員会委員となりました。
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2014年05月15日
今日、いわゆる安保法制懇が首相に報告書を提出しました。集団的自衛権の行使を憲法解釈の変更で容認することを求める内容です。午後6時から安倍首相の記者会見が始まったとき車の運転をしながら首相の会見を聞いていました。
これまでの憲法解釈で十分かどうか検討が必要だと述べ、限定的な集団的自衛権について与党協議を始めるとのことです。同時に武力を伴う集団安全保障には参加せず平和主義を守るとも言っていました。もちろん与党協議がまとまれば改憲ではなく閣議決定ですすめていくということでもあります。
これは非常に重要な段階を迎えていると言って過言ではありません。ただこの改憲以上に衝撃だったのはNHKの世論調査の内容でした。
集団的自衛権の行使について、
賛成の人が30%
反対の人が23%
どちらともいえないが37%
という結果が放送されていました。反対派はすでに比較少数というわけです。安保法制懇の報告の中でも述べられているようですが、「集団的自衛権を行使しないようだと日本は国際社会の中で孤立する」という論理がリアリティを持ってしまっているのかもしれません。
日本国憲法の前文の一節に「国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ」というものがありますが、集団的自衛権を行使しないと名誉ある地位を占めることができないという発想になっているのです。
5月15日といえば、すぐ頭に浮かぶのが1932年の五・一五事件です。犬養首相が暗殺された事件。そして沖縄の施政がアメリカから日本に変わった日でもあります。そこにもう一つ、集団的自衛権を認める議論が始まった日、なんてことにならないようにしないといけません。
このままでは日本が戦争をする国になってしまう。日本の安全のためだと、邦人を守るためだといって戦争にのめり込んでいったのは過去の歴史が示しているからです。
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2014年05月14日
入札制度における「総合評価方式」、つまり価格だけの要素で競争するのではなく、政策的な視点から評価する項目を掲げて点数を付けて行く方法のことを言います。地域貢献度や環境配慮への取り組みなどが加点の対象になります。その項目の中に「障害者の雇用状況」というものがあります。従来は名古屋市の障害者雇用促進企業に認定されていると1点の加点がありました。
ただ、この名古屋市の障害者雇用促進企業は法定雇用率の倍の3.6%の雇用率が求められていてきわめてハードルの高いものでした。私は通常の法定雇用率(現在では2%)も基準ラインにしてはどうかと提案しました。
財政局の契約担当課が検討した結果、この5月から、2%の法定雇用率を超えている場合は0.5点の加点が与えられることになりました。法定で決まっている率を守っているだけの企業に加点するのはどうかともいえるかもしれませんが、まだ雇用率に達していない企業も多くあるので、障害者を雇用することに少しでもインセンティブを与えることができたらいいと思います。
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2014年05月13日
公社対策特別委員会の最終委員会を迎えました。一年間の活動内容を確認して委員会は終了。臨時議会で特別委員会の「中間報告」を行うことになります。委員長として無事役割を果たせたかと思います。
ただなぜ中間報告かというと、委員会がなくなるわけではないので「中間報告」ということになっているのです。中間報告と言えば最終報告はいつ出るのかと思うのが人情です。今後は「〇〇年度の委員会報告」とでもした方がいいのかもしれません。
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2014年05月12日
財政福祉委員会で請願審査の後、「第3期名古屋市ホームレスの自立の支援等に関する実施計画(案)」についての所管事務調査がありました。国のホームレスの自立支援に関する特別措置法が2017年8月までの延長措置を取ったため、2009年度から2013年度の第2期計画に続く計画が必要となり、2014年度から2018年度までの5年間の計画を定めることになりました。ただ、この計画に深く関係する生活困窮者自立支援法の基本方針が定めっていないのでこの方針により内容が変更される可能性があります。
私は委員会で以下の3点を指摘しました。
1.目に見える野宿者は減少したが、貧困ビジネスなどに吸収されたり、自治体間の移動が大きくなっている現状を踏まえ、自治体間が情報交換をしながら対応策を考えるようにすることが必要である
2.この原案の中で、基本目標として「就労と福祉等の援護による多様な自立」を表現する用語として、「半福祉・半就労」という表現があるが、非常に中途半端で誤解を招く表現であるので見直すこと。
3.中間的就労の確保・充実とあるが現状では「創造」という言い方が必要ではないか。市民経済局などとも連携することを掲げるべきではないか。
今後パブリックコメントを求めて8月までには策定したいとのことでした。
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2014年05月11日
午後高浜市のかわら美術館に行き、ボーダーレス・アート・コレクションを見に行きました。一応チェックしておかねばという思いで見に行ったけれど展示されている多くのものは以前見たものでした。でも何度見ても興味深いです。
最近は障害者が制作したという表現は意識的に避けられていて、「それはアカデミックな美術教育を受けていない、あるいは公に発表することを目的とせず、私的な理由で作品を制作する作家たちの表現であり、そこにも我々が芸術に求める感動や癒しがあるのです。」(ホームページの紹介文より)というような言い方で表現されています。また今回の展示では障害がない人の作品も展示されていました。その意味でボーダーレスということなのかもしれません。
でも、専門的な美術の教育を受けていないとか、私的な理由で制作するとか言われると、なぜ絵を描くのか、なぜ展覧会をするのか、なぜ絵を売るのかなどという根本的な問いが生じて仕方がないのです。
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早朝、学区対抗のソフトボール大会の開会式に出席した後、千種区のいけばな展を観に行く。色やにおい、そして生け方などを感じながら花を楽しむのはやはり心が安らぐ。
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2014年05月10日
わっぱの会のイベント、「生活援助ネットワーク20周年・わっぱん30周年記念合同イベント」が行われた。メインテーマは「今日も あしたも あさっても」――くらしをつくって20年・元気にわっぱん30年――
ロビーではわっぱの会を紹介する資料が展示され、また「夢のパン企画」で公募したパンから採用されたパンが展示されていました。
名付けて「パーティーサンドバス」
生活援助ネットワーク企画講演は東田直樹さんの講演。自閉症の障害がある東田さん。まずは話したいことをスライドを使いながら話された。話す調子はどこか集会のアジテーションのような聞こえ方とリズムが楽しいのです。
質疑応答は文字盤をローマ字入力式に手で押さえながら答えていく。頭の中にある言語が文字盤という手段を使うことによって「出力」される。途中舞台をあちこちしたり、置いてあったノートパソコンが気になって仕方がなくて質疑応答そっちのけになったりとしながらも会場からの質問に的確にかつユーモア感たっぷりに答えたのでした。
最初の話から質疑応答に至る1時間は一種のパフォーマンスとしても考えることができるのではないかと思う素晴らしいものでした。
講演する東田さん。隣はサポートのお母さん。
次にわっぱん企画公演は安部司さんの講演。ベストセラー「食の裏側」の著者で「何を食べたらいいの?」と題して様々な食品添加物を舞台の上で混ぜたりしながらマーガリンを作ったり、ジュースを作ったり。消費者が安い、簡単、便利、きれいを求める限りこれらの添加物がなくならないことがよくわかる講演でした。
ただそうすると今の生活スタイルでは食べるものがどんどんなくなってしまうなあと思いつつ、食べる行為に時間をかける、例えば自分で作る、例えばカップ麺ではなく自分で乾麺をゆでて食べることを実践するということが大事なことだというのもよく理解できたのでした。
机の上は添加物のサンプルでいっぱい
最後はソウルフラワーもののけサミットのコンサート。アンパンマンのマーチの時に「わっぱんマン」が舞台下で踊るも、もののけサミットの中川さんには伝わらず、「名古屋のアンパンマンはこんな感じなのか」と言われてしまったのでした。最後はわっぱの人も舞台に上がって盛り上がりました。
それぞれ楽しめる充実した内容のイベントになりました。
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2014年05月09日
今日団会議があり、今年度の委員会の所属が内定しました。正式には16日の臨時議会で議長より指名され決まる予定です。常任委員会はまたしても財政福祉委員会。特別委員会は都市活力向上特別委員会。減税の検証、敬老パスなど重要な課題が議論されることになりそうです。
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2014年05月08日
私が尊敬するM・L・キング牧師の研究者が亡くなりました。私の中では人格者というイメージがピッタリとする方でした。前夜式に出席した際に配られた文書の中にキング牧師の反戦講演「ベトナムを越えて」の中の一節が紹介されていました。
「私たちは弱き者、声を発しえざる者、すなわちこの国の犠牲者たちと、この国が敵と呼んでいる人々に代わって語るべくして召し出されている。」
最近のきな臭い社会情勢の中で噛み締めなければならない言葉ではないだろうか。
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2014年05月07日
夜遅くの日経新聞のウエブ記事に、「地域政党減税日本代表の河村たかし名古屋市長は7日、日本維新の会の石原慎太郎共同代表と東京都内で会談し、維新と結いの党の新党結成に減税日本も合流したいとの意向を伝えた。……河村市長によると、「(政党が)バラバラではいけない」との訴えに、石原共同代表も理解を示したという。」と出ていました。
河村市長は本会議の答弁などで既成政党を批判する言い方として「団体戦ばかりやっている」とよく発言されます。減税日本のホームページを見ると「今、政治の選択は、どの政党が政権与党としてふさわしいのかが争点となっており、言わば団体戦の様相を呈しているが、私は、近い将来必ずや、「減税か、増税か」という正しい経済学を踏まえた論争に争点が移っていくものと確信している。」と出ています。私が思うには、今回の減税日本の合流の意向は、河村市長が批判していた団体戦に参加していく過程のようにも見えます。
このようなことを思いながら同時に、私自身も民主党という政党に所属している身なので政党とは何か、政党政治とは何かということにも鈍感であってはならないと思うのです。
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2014年05月06日
資料作りのため一日中ノートパソコンの画面とにらめっこ。メガネをはずして目を近づけてキーボードを打つので疲れてしまう。最近はディスプレイから出るブルーライトが目に良くないとかいわれているので、宣伝に乗せられたように、ブルーライト削減ソフトを導入して対策を取っています。
でもノートパソコンの画面は小さいので疲れ目は当然として起こるわけです。ブルーライトは人間の体内時計がおかしくさせる働きがあるともいわれているのですが、現時点では夜になると猛烈な睡魔が襲ってくるのでまだ体内時計は順調なのかと勝手に自己診断しています。
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2014年05月05日
私の事務所のすぐ横に15階建ての分譲ワンルームマンションができるというので町内会の人向けに説明会がありました。隣接する人たちからは様々な不安が質問として出されました。説明する業者は事業主の代理として事業主に伝えるというばかりだし、設計業者が来ていないので変更できるのかどうかすらもわからずじまい。配慮してほしい要望などを事業主に伝えていただくことにして、今後工事施行業者が決まった段階で住民に説明する機会を設けることになりました。いずれにしても中高層建築物に関する条例に基づいて説明会が行われていくことになりそうです。
それにしてもワンルームの分譲というのはどういう人が購入するのだろうか。事業者の従業員用なのだろうかとか、事務所用なのだろうかそれとも投資目的なのだろうかなどいろいろ想像してしまう。
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2014年05月04日
今日は久しぶりに一日休み!
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2014年05月03日
博物館に行き、展覧会と大浮世絵展を観てきました。
展覧会は「グループ青焔展」で東尾張病院、すずかけ共同作業所、スペシャルオリンピックス日本・愛知、スリランカの養護施設の子どもたちの絵などが招待展示され、全体で約900点もの作品が展示されていました。私の知人が何人も出展していて、それぞれの個性を感じることができました。
知人の絵
それから「大浮世絵展」も観てきました。すごい人で大混雑。空間の割に展示数が多い感じで余計に混雑していたようでした。職員の人に聞くと、一つの版画の展示できる期間が1、2週間しかないので(劣化を防ぐため)決められているので、あちこちの所蔵先から作品を借りてきて入れ替える作業をしながらの展覧会だったようで、総点数340点の中から常時150点ほどを展示しているとのことでした。
2階の常設展の一部でも名古屋と北斎に関する展示が行われていました。企画展を観に来ることが多くて常設展の資料などを時間をかけて観ることが少ないのはいかんなあと来るたびに思うのでした。
実物を初めてみる月岡芳年「芳流閣両雄動」
斬新な構図が目を引きます
メ〜テレが所有しているとは知らなかった
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憲法記念日の今日、「なごや人権啓発センター ソレイユプラザ」が伏見ライフプラザ12階にオープンしました。ソレイユとは太陽の意味。午後からはオープン記念の講演会があったのですがそちらには参加できなかったので午前中伺いました。
広いスペースに人権に関するパネルなどが展示されています。また車いす体験など障害の疑似体験ができる機材もそろっています。また、パソコンの画面をタッチしながら理解度に応じて様々な人権課題について学べるコーナーがあり、それが一つの「売り」になっています。また、図書やビデオの貸し出しもあります。画面で示される内容は改善の余地がありそうです。「障害者の自立の考え方」は一考の余地ありと指摘してきました。
今後多くの人がまずはここの存在を知って訪れてもらうことが必要です。そして市が運営するのですが、適切なアドバイスをしてくれる人などのネットワークを今後構築しながら、市民参加型の企画やフィールドワーク的な取り組みが必要かもしれません。いずれにしても器ができたので、魂を込めていくことが大切です。
明るくて広い展示スペース
タッチパネルで学ぶ
障害者や高齢者の疑似体験ができます
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2014年05月02日
基調提起される飯島滋明さん
「戦争をさせない1000人委員会あいち」の発足集会に参加しました。「安倍政権による集団的自衛権の行使容認をめぐる動向と私たちに課せられた課題」と題した基調提起が飯島滋明さん(名古屋学院大学准教授)より行われました。
この基調提起の前に、来賓として立憲フォーラム代表の近藤昭一衆議院議員が幅広い運動が必要だと話された後、今年99歳を迎える全国戦災傷害者会長の杉山千佐子さんがあいさつされ、「戦争の時大変な思いをしたが、誰一人反対を言えなかった。二度とあんな残酷な戦争を起こさないようにするには、みんな一つになって再び戦争を起こさないようにしようではありませんか。戦争反対!」と力強く訴えられたのが印象的でした。
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2014年05月01日
最近子ども青少年局が実施した重要な3つの実態調査の結果が公表されています。
@平成25年9月に実施した「ひとり親世帯等実態調査」
A平成25年10月に実施した「子ども・子育て家庭意識・生活実態調査」
B平成25年11月に実施した「若者の意識・生活実態調査の結果」
私はまだ詳しく内容を観ていませんが、例えば、ひとり親世帯等の実態調査結果を見ると、最近の社会状況が反映した結果を読み取ることができます。その一端を紹介したいと思います。
就業状況を見ると、
母子世帯は87.3%が、父子世帯は85.9%が就労しています。
父子世帯の就業率が高いのはある程度想像せきます。ただその就業形態を比べると、
<正規雇用>
父子世帯 83.7%
母子世帯 34.8%
<パート・アルバイト等>
父子世帯 9.6%
母子世帯 52.7%
と大きな開きがあります。
また、住居の形態をみてみると、
<持ち家>
母子世帯 18.1%、
父子世帯 35.2%
<市営住宅>
母子世帯 17.1%
父子世帯 23.8%
<賃 貸>
母子世帯 38.1%
父子世帯 16.2%
とこれも大きな開きがあります。
いずれの結果からも様々指摘されているように母子世帯の厳しさが浮き彫りになります。
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2014年04月30日
平成26年度の「予算のあらまし」というパンフレットが完成しました。平成26年度予算の概要と市の財政状況をわかりやすくまとめたものです。
身近な予算を対象者一人当たりいくらかかっているかというものがあります。例えば、老人医療費関係費は539億円で対象者が26万人いるので、一人当たり20万7472円かかっているといった感じです。他に、市営バス1台が1キロ走るのにかかる経費が658円とか、下水処理費は1㎥あたり150円などいくつかの例が挙げられています。
また、名古屋市の一般会計予算を年収500万円(月収41万6700円)の家計に例えたものも掲載されています。
その例を紹介すると、
<収入(月額) 63万6600円>
給料(=市税など) 41万6700円
親からの仕送り(=国からの補助金など) 16万8600円
ローン(=市債) 5万1300円
<支出(月額) 63万6600円>
食費(=人件費) 10万円
医療費など(=扶助費)16万3000円
ローンの返済(=市債の返済)8万2400円
自宅の改築・修繕など
(=投資的経費、維持補修費)6万7100円
友人への援助金など
(=補助金、貸付金など)8万4300円
仕送り(=他会計への支出)8万5700円
光熱水費など(=物件費など)5万4100円
財政状況をざっと把握するには便利な冊子です。名古屋市のホームページからダウンロードもできます。ぜひ一度ご覧下さい。
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2014年04月29日
中村区にある「ひょうたんカフェ」(障がいのある方々の社会参加につながる豊かな日常の場所と位置づけています)のバザールに行ってきました。
豆腐、おからドーナッツの製造販売、カフェ、さおり織り、小物制作などが活動の中身。デザイナーなどが関わりセンスの良い品物が並んでいます。最近障害者のアートに力を入れている団体などと共同であちこちのイベントに参加されています。
ひょうたんカフェ外観
おからドーナッツを利用したランチ
さおり織りの機織りができます
三重ダルクの人がチャイを販売
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2014年04月28日
会議の様子
本日、市民税減税の検証を行うためのプロジェクトチームの第1回会合が開催されたので傍聴してきました。5%減税条例の附則4において「市は、この条例の施行後3年以内に、市民税の減税について、その目的を踏まえ、検証するものとする」と規定されていることに基づく検証作業です。その条例の目的には「現下の経済状況に対応し、市民生活の支援及び地域経済の活性化を図るとともに、将来の地域経済の発展に資するよう」と掲げられています。
プロジェクトチームは、田宮副市長、総務局長、財政局長、総務局副局長、財政局財務監、総務局行政改革推進部長、総務局職員部長、財政局財政部長、財政局税務部長の9人です。いずれも市の職員なので市長の意向と独立した判断ができるかは極めて不透明な状況。
11月には議会に報告があり議論されることになります。私の周辺では減税になってよかったという声はほとんど聞いたことがありません。減税の影響をどう評価するのかは極めて難しい問題です。今回の検証作業で客観的に議論できる前提が明確化されることを望むものです。
今後の検証作業は、条例の目的の内容ごとに
@市民生活の支援については、個人を対象に市政アンケートを利用して行い8月末ごろに結果をまとめる。
A地域経済の活性化と将来の地域経済の発展に関しては、マクロ計量モデルに基づくシュミレーション分析としない法人1500社を対象にアンケートをいずれも外部委託で行い、10月までに結果をまとめる。
今後8月と10月に会議が予定され、計3回の会合が行われるようです。
会議の中では以下のような質疑がありました。
Q.アンケートの項目が少ないのでは、自由意見は書いてもらえるのか。
A.平成21年度のアンケートと同じ指標で考えたい。前回の時には、1116人中537人が自由記載欄に記入していた。
Q.市内の法人数は。法人アンケートの想定回収率は。
A.市内9万法人。回収は一般的に30〜40%。
Q.それだと全体の1%もないが大丈夫か。
A.母集団が400あれば誤差が5%以内になる。
(意見)敬老パス134億、本丸御殿100数十億の現実がある。市民の関心も高いので、納税者が当初の10%減税をどうとらえていたのかを念頭に置いて検証すべきだ。
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2014年04月27日
中央分離帯に咲くツツジ
気持ちのいい天気の日曜日。道路の中央分離帯にはきれいなツツジが咲いていました。久しぶりに結婚式に出席。新郎の友人たちの余興が心温まるものでした。やはり持つべきものは友です。
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2014年04月26日
天気がよく暑さを感じる一日でした。栄でアースデイ名古屋のイベントが行われていたので行ってきました。「わっぱん」も出店しています。
コンサートを聴く人たち
いろんなブースが並んでいました
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2014年04月25日
認知症で徘徊した男性が列車にはねられ死亡した事故に対して妻の責任が問われ賠償すべき判決が昨日名古屋高等裁判所で出されました。これは本当に深刻な判例です。当時男性は91歳、妻は85歳。妻がほんの少しうとうとした間に家から出て行ってしまった後の事故でした。
老老介護でここまで責任が問われるのかという思いです。では鍵をかけて「閉じ込め」ておけばいいのでしょうか。逆に虐待だとか言われそうです。認知症の人を在宅で見ている人からすれば「どうすればいいのか!」と大声を出したい気分ではないでしょうか。このような鉄道事故の場合訴訟になる例は少ないと報道されていますが、家族の介護に関する責任の範囲についての判断が高裁で示されたことは大きな意味を持ちます。
国は地域包括ケアを推進すると言っていますが、そんな動きにブレーキがかかるようにも思います。「社会で支える」とはどういうことなのか、そのために仕組みをどうするのか早急に制度設計をすすめなければ施設内に収容する以外方法がないということになってしまいそうです。そうならないようにしなければなりません。なぜならこの問題は障害者にとっても全く同じ課題であるからです。
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今日名古屋市は、名古屋市のホームレス数の調査結果を発表しました。これは厚生省が行う全国調査の名古屋市分の結果が公表されたということになります。それによると
平成15年1月 1788人
平成23年1月 446人
平成24年1月 347人
平成25年1月 305人
平成26人1月 264人
となっていて、この3年間は年約40人減という割合で減少しています。昨年度で名古屋市はホームレスのシェルターも閉鎖しました。それでも数が減少しています。
問題が解決したのでしょうか。私はそうではないと思っています。先日も中日新聞に「ホームレス集団移住」と題してレポートが載っていました。それによると、名古屋市の公園で野宿生活をしていたホームレスの人たち何十人も羽島市のビジネスホテルに移住していることが現実に起きて波紋を広げているというのです。
確かに野宿する人は減ったかもしれないのですが、一方で貧困ビジネスは巧妙に広がっています。問題は潜在化しているのです。貧困ビジネスが「必要悪」といって済む問題ではありません。野宿者が減った背景をしっかり見極めていかねばなりません。
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2014年04月24日
名古屋シネマテークで明日まで上映中の「怒れ!憤れ!ステファン・エセルの遺言」を観た。昨年亡くなったエセルの著書「怒れ!憤れ!」を題材にした映画で、チュニジアでの民主化運動、2011年のスペインやパリでの現状を変えようとする運動やギリシャでのデモなどの映像が挟み込みながら、不法移民の女性が苦しい現実の中で民主化運動の触発され、声を上げることが自分の閉塞した現実を打ち破ることにつながるんだと気付いていく過程が描かれています。
メタファー尽くめで分かりにくい映画でしたが、一歩ずつ歩むことで絶望の中から「きっとうまくいく」と思える力を獲得できるんだと訴えています。グローバリズムが拡大し格差が拡大する中で前を向くための力として確かに怒りや憤りは必要だと思いますが、それはあくまでも出発点であり、その先には「提案」という作業が必要だと日々思うわけです。
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2014年04月23日
ここ数日、出生前診断などに関する新聞記事が続きました。19日には「新出生前診断に7775人」(中日)、「ダウン症児の出生15年で倍増」(朝日)、20日には「妊婦の遺伝知識不十分」(毎日)といった具合です。
7775人は、昨年4月から今年3月までに診断を受けた人数で拡大傾向にあるという。診断を受けた人のうち染色体異常があると判断された人は1.8%。そのうち中絶した人の数は不明だという。命の選別になっていないのだろうか。検証が必要だ。
ダウン症児が増えたのは高齢妊娠が増えたからという分析です。中絶数も推計で1.9倍になっているという。新型出生前診断の際に妊婦に対して医師がカウンセリングをすることになっていますが、医師の約6割が妊婦が知識不十分だと感じたというアンケート結果です。知識を持っていると医師が感じたのは4%、安易に受診していると感じた医師が19%だそうだ。
どんな障害があっても一つの命。障害ある人と女性が共に生きやすい社会が実現できないと、いつまでたっても一つの命が選別されれことがなくならない。
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2014年04月22日
昨日「名古屋市公共施設白書」が公開されました。これは名古屋市において公共建築物(資産)を効率的にどう管理し、長寿命化させるのか、いつごろ改修や改築を行うなどの取り組み(アセットマネジメント)をすすめるためには名古屋市の所有する施設の情報を把握しておく必要があるという問題意識から作成され、その情報をひとまとめにして公開したものが今回の白書です。同時に情報を公開することで民間の人にもアイデアを出してもらうための資料にもなるというわけです。
冊子は、本編、概要版、そして施設カルテで構成されていて、施設カルテは「一般施設」「学校」「市営住宅等」の3分冊になっていて、すべてを合わせると厚さ6.5センチにもなります。(念のために言うと、名古屋市のホームページに公開されているので厚い冊子を持ち歩く必要はありません。)
6.5センチあります
施設カルテには、一般施設806、学校414、市営住宅等320で計1540施設の概要、運営・利用情報、コスト情報などが施設ごとにまとめられています。本編には行政区別の施設データマップも付属していて、施設分布の状況を視覚的に把握できる仕掛けになっています。施設カルテにはスロープやトイレ、エレベータの有無などのバリアフリー情報も掲載されています。この情報も何か利用できるかもしれません。
各区の施設一覧と地図がプロットしてあります
名古屋市ではすでに平成24年〜33年の10年間を対象にした「名古屋市アセットマネジメント推進プラン」が策定されていますが、さらに将来的な議論を進めるためにもこの白書が活用されなければなりません。今年度にはシンポジウムの開催なども予定されており、幅広い議論をしていく中で総論賛成各論反対を乗り越える知恵を出していくことがこれからの市会議員に必要な視点です。
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2014年04月21日
昼からは昨年9月30日に亡くなったDPI(障害者インターナショナル)前議長の三沢了さんの追悼フォーラムが衆議院会館で行われたので参加してきました。会場の第一衆議院会館の地下大ホールは300名を超える人でいっぱいで熱気にあふれていました。久しぶりにお会いする方も多く、三澤さんの活動の幅広さを感じるフォーラムでした。
大ホールは満員
三澤さんの運動の足跡が報告された後、イ・サンホさん(ソウル市議会議員・前ヤンチョン自立生活センター所長)の特別報告があり、韓国の自立生活がまだまだ大変な状況であることが報告されました。つづくシンポジウムは、「権利条約批准と制度改革第2ラウンドへ」と題して行われ、横路孝弘衆議(民主)、高木美智代衆議(公明)、他に弁護士、障害者フォーラム関係の方がシンポジストとして今後の制度改革に向けての方向性を話し合いました。
シンポジウムの様子
夜には会場を移して偲ぶ会も行われこちらも300人くらいの人が参加し、次々と三沢さんへのメッセージが語られました。それにしても昨年は多くの障害者運動のリーダーが鬼籍に入ってしまいました。
みんなで献花しました
三沢さんの愛車
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「3331 Arts Chiyoda」というアートセンターを見学してきました。ここは千代田区の旧錬成中学校の跡地を利用して、千代田区が運営団体を公募し賃貸する民設民営の施設で、平成22年6月に設置された地上3階地下1階の建物です。3331は、江戸一本締めの、「シャ・シャ・シャン シャ・シャ・シャン シャ・シャ・シャン シャン」のリズムからきているそうだ。
建物の全景
1階には大きな展示スペースと小さな展示スペースがあり、そのほかにフリースペースやカフェ&レストランのスペース、関連グッズなどを販売スペースなどがあります。他のフロアには小さなギャラリーがいくつもあり、またアート関連の団体や会社などが入っています。地域の人が使うスペースもありました。屋上にはオーガニック菜園があります。さすが東京で、情報の集積がものすごく全国の情報が集まっているし、様々な企画が溢れるように提示されていました。全体的にセンスがよく非常に魅力的なスペースでありました。そして廃校利用の方法として非常に参考になりました。
教室をぶち抜いた?コミュニティスペース
ポラコート展の案内
会場では「ポラコート宣言2014」が開催されていました。ポラコートとは、障害のあるなし、経験の有無言関わらず、「純粋」で「切実」な行為や表現が「逸脱」した存在となった時、そこに「芸術性」を見出し、世界に解き放つことを意図した取り組みです。これは障害ある人の作品を取り上げるアウトサイダー・アートを乗り越えようとする取り組みです。その点でこの取り組みの視点は非常に重要なものだと私は思います。非常に魅力的な作品が「並列」していました。いろんなところで障害者のアートが氾濫している現状をどう考えるのかということを考えるきっかけになる提案だと思います。
その他の写真は以下に
ここは話し合ったりするラウンジの一つ
地域の人が利用できるスペース
昔使っていた靴箱の再利用
地下鉄末広町駅1番出口
リフトを使うと階段幅いっぱい
東京の過密さを示している感じだ
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2014年04月20日
千種区の区政協力委員兼災害対策委員委嘱状伝達式に出席しました。伝達式では400名の方に委嘱状が伝達されました。区政協力委員は市長が委嘱する非常勤特別職の地方公務員という身分になり、任期は2年間。行政からの情報を住民に伝えたり、町内の様々な意見を聞き調整し、要望を行政に伝えたり、地域での様々なイベントへの協力したりなどさまざまです。
なっていただく方の確保が難しいのはどこでも同じで、中にはくじで当たったという方も見えますが、地域の最前線で活動していただく重要な方々です。共助の基盤でもある区政協の方々が働きやすい環境を作るのが議員の仕事です。
また名古屋市の場合は、区政協力委員の人は原則として災害対策委員も委嘱されます。この制度は名古屋市独自の制度で、伊勢湾台風の被害を機に設置されているもので、地域の災害対策に関する仕事もしていただくことになっています。
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2014年04月19日
森英樹さんの講演
不戦ネットワークなどが呼びかけて行われた森英樹さん(名古屋大学法学部名誉教授)の講演会に参加しました。講演のテーマは「集団的自衛権行使容認で安倍首相は日本をどう変えたいの?」です。自民党の改憲草案の内容の説明の後、2012年の総選挙以後、目まぐるしく事態が動いていることを時系列の沿って解説されました。5月連休明けにも集団的自衛権行使を限定的の容認する安保法制懇報告書が閣議決定され、それを具体化する「国家安全保障基本法」が秋の臨時国会で成立させようとする動きに注意を払わないといけないことを力説されました。
憲法9条を改憲しないかぎり集団的自衛権の行使はできないというのが多くの憲法学者の指摘です。私は今の憲法9条を変える必要はないと思っています。だから集団的自衛権を行使しなくても済むように平和外交を行ない世界から尊敬される日本になるべきだと思います。この3月には「武器輸出禁止3原則」が「防衛装備移転3原則」に転換することが閣議決定のみで物事がすすんでしまっていて、このことに関してマスコミ含め大きな議論にならなかったように、重要なことがいつの間にか既成事実化するようなことに本当に大きな危惧を持ちます。感度良くアンテナを張らねばと思うのです。
戦争になれば障害者は真っ先に大変な目に合う存在です。障害者運動は今こそしっかりと対応しないといけないのです。
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2014年04月18日
マインドフルネス!展
入口で草間彌生の作品が出迎え
夕方ボストン美術館の内覧があり、その前に時間があったので名古屋市美術館で開催中の「マインドフルネス!高橋コレクション展決定版2014」を見に行きました。会場入り口にはチラシの写真に採用されている草間彌生さんの作品が出迎えてくれます。私は草間さんの作品が大好きです。なぜか心を動かされます。会場には次々と現代アートを代表する作家の作品が並んでいます。すべての作品が面白いと思える企画はそうはありません。今回の展覧会は、私の趣味に合っているということもあると思いますが、掛け値なしでどの作品も面白くて見入ってしましました。偉そうな言い方になりますが、コレクションを集めた精神科医の高橋龍太郎さんの先見の明とセンスには驚くばかりです。
チラシには、「既成の判断やとらわれを一旦かっこに入れ、あるがままにアートを受け入れることをマインドフルネス!と名付けました」と高橋さんが書かれています。「あるがままに受け入れる」とは一体どういうことなのか、いつも考ざるを得ない本当に永遠のテーマです。あるがままを求めて自分探しにならぬようにしなければと常に思います。でもそんな用心をしない、目の前のものを受け入れる状態って存在するのだろうかと自問自答するばかりです。自問自答するからダメなんだと言えばそれまでなのですが、、、。それにしても会田誠さんの「ジューサーミキサー」は衝撃以外の何物ではありませんでした。この展覧会(6月8日まで)はどうしてももう一回見に来なきゃと思いつつボストン美術館に向かいました。
ボストン美術館に到着し内覧会場に入ろうとすると開会式のコンサートが終わるまで入場の待ったがかかりました。開会式に高円宮妃が来場していて先に入場して作品を観ているという事情でした。私が入ってからも馬場館長、大村知事などと一緒にボストン美術館の方の説明を聞きながらゆっくりと作品を観られていました。
今回の企画は「開館15周年ミレー展」と銘打ち、有名な「種まく人」や「羊飼いの娘」が観られます。フォンテーヌブローの森とその周辺での農民の労働や生活を描いた数多くの作品が楽しめます。こちらももう一回見に行きたい企画(8月31日まで)です。
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今日、名古屋市次期総合計画有識者懇談会の第3回目が行われ、次期総合計画原案が示されました。この計画は現在の中期戦略ビジョンに続く、2014年度(平成26年度)から2018年度(平成30年度)の5年間の総合計画です。計画には44施策が体系化され、451事業が掲載される予定です。めざすべき都市像として
@人権が尊重され、誰もがいきいきと過ごせるまち
A災害に強く安全に暮らせるまち
B快適な都市環境と自然が調和するまち
C魅力と活力にあふれるまち
の4つを掲げています。
まちづくり分野の中で、成長に必要な観点として「ナゴヤブランドの確立」というものが示されています。このナゴヤブランドが、「ナゴヤめし」とか「武将の三英傑」という話で終わってしまうかどうかがポイントではないかと思うのです。
認知症の人でも安心して地域で暮らすことのできるまちになればいいとつくづく思います。都市の中でそんなことが実現しているところはまだ世の中に存在していないと思うので、そんなまちを具体化することにあらゆる政策資源を投入してはどうだろうかと提案したい。また、社会的企業が世界で一番活動しやすいまちにして、老若男女が働いたり活動したりすることができる名古屋をめざすことを提案したい。
今後ある段階で議会でも議論がされ、パブリックコメントを求め、早ければ秋ごろにも議会で議決されることになりそうだ。
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2014年04月17日
この14日、名古屋市に「臨時福祉給付金支給事業等実施本部」が設置され、消費税アップに伴う低所得者世帯、子育て世帯への支援策である給付金の支給に向けて本格的に取り組みが始まりました。支給される対象者は3通りあります。
@市民税非課税世帯に1万円(老齢基礎年金受給者は5000円加算)が支給される「臨時福祉給付金」は対象者が約42万1000人
A児童手当受給者で一定の所得以下の子育て世帯(生保受給者は除く)の児童一人当たり1万円が支給される「子育て世帯臨時特例給付金」は対象者が約22万6300人
B愛知県独自でAの人(こちらは生保受給者にも支給)に1万円支給する「愛知県子育て支援減税手当」は対象者が約27万5700人
今回は名古屋市から支給対象者に申請書が6月中旬頃(予定)に郵送されます。すると6月下旬以降に順次口座に振り込まれます。
◆4月28日からコールセンターが開設されます。 052−963−5592
◆区役所や支所でも6月2日から相談窓口が設置される予定です。
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2014年04月16日
長野県の特別支援学校に入学した障害児が、(おそらく)交流教育で特別支援学校の近くにある小学校にも通うことになり、その学校の入学式の集合写真を撮影するに際して、障害児と一緒のものと障害児を外したもの2種類を撮影し、校長が母親に謝罪したということが報道されました。(12日朝日デジタル、14日毎日新聞)
記事からしか状況はわかりませんが、2種類の撮影をするか障害児は撮影の加わらないかどっちにするかと校長は母親に問い、母親が悩んだ末に2種類の撮影を選んだということです。校長は「他の保護者からなぜ一緒に写すのか」と言われた時の対応策にもなるので2種類の撮影を提案したとのこと。母親は悩み友人に打ち明け、その友人が新聞に投稿したことにより問題が明らかになったという経過です。
校長の対応はある面「配慮」したといえますが、誰に対する配慮だったのかを考えなければなりません。一方、校長は何か問題が起きたときに責任を逃れることができるように準備したともいえます。世の中にはいろんな人がいるということを学んでいく場が学校であるということをみんなが了解していかないと、特に校長をはじめとする学校現場の人がそのことを肝に据えてもらわないとつねに排除の論理が生じるばかりです。
また、記事によれば母親のコメントが二つ紹介されています。一つは撮影に関して、「他の子どもたちに『あの子は自分たちとやっぱり違う』と思われてしまいかねず、とても悲しかった」と、もう一つは「今は、私たちを他の児童を同じように受け入れてくれているので感謝している」というものです。ここにも現実のつらさが現れています。母親は「受け入れてもらっていて感謝する」と言わなければならないプレッシャーがあると思います。他の親からの視線をひしひしと感じていると思います。しかし本音では障害児が特別扱いされることにすごく悩んでいるのです。
今回の場合は、特別支援学校の児童が部分的に交流するというだけでこのような事態になってしまいました。誰もがみんなと一緒のクラスで学ぶインクルーシブな教育の実現には本当に分厚くて高い壁があるのだと感じざるを得ない出来事でした。
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2014年04月15日
上前津の駅をチェックしていると、駅構内に岩手・陸前高田復興支援のアンテナショップがあることに気付きました。新聞で報道されていたことを思い出しました。店の名前は「みちのく屋」。店内を一通り回った後で、会津若松のみそぱん、陸前高田の煮干しいわしを手にしレジに行こうとすると、レジの横に青森産の「クリカニ」が並んでいた。つい手を出し触っていると店員さんから「安くしときますよ!」の一声。閉店間際ということもあり大サービスをしてもらい4杯のクリカニを購入。(生きているから4匹と数えるのか?どっちだっけ?)さっそく茹でて1杯は食べてあとは冷凍に。小さめのカニなので苦労する割には食べるところが少ないのですが、最後はしゃぶりつけばカニの味が十分楽しめます。
茹で上げました
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会議で金山に行った帰り上前津駅に立ち寄りました。駅構内の案内表示の改善状況がどうなっているか確かめるためです。以前から地下鉄構内の案内表示は一定のスペースにできるだけ正確に情報を伝えようとするために情報過多の案内表示になりがちで、それが却ってわかりにくくなっていることが多々あります。また一方で、車いすを利用する者にとっては地上に上がることのできるエレベーターに行くためにはどっちに行けばいいのかが重要な情報ですが、それがわかりにくいことも多々あります。
そのようなこともあり、この間駅構内の案内表示を点検しながら改善提案をいくつかしてきました。現在進行中ですが、上前津駅を一部改善したと聞いたので見に行ったのです。以前に比べわかりやすくなったところもありましたが、依然としてわかりにくい所もありました。小さなことの積み重ねですが継続してチェックし、改善提案をしていこうと思います。
「鶴舞線行き」の表示が加わりました
乗り換えのエレベータですが
地上行きの表示もほしいところ
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2014年04月14日
現在私は、愛知県後期高齢者医療広域連合議会の副議長の任にあることもあり以前から一度どんなところかと思っていたので広域連合の事務局を訪ねてきました。場所は東片端交差点の南西に位置する愛知県国保連合会の建物の3階の一角にあります。職員は全員で39名で、そのうち11名は名古屋市からの派遣です。事務局長と総務課長は愛知県からの派遣で、名古屋市以外からは愛知県を14のブロックに分けて、その中から回り持ちで職員が派遣されます。県内であっても通えない方は単身赴任というような方も見えるそうです。事務局は大きな部屋と小さな電算室に分かれていて、セキュリティのかかった電算室の中に6名が働いていて残りの方が大きな部屋で働いてみえました。結構人口密度を高く感じるオフィス空間という印象で、大きな部屋一つというのは意外でした。
広域連合が入っている国保連のビル
表の掲示板の前で
後期高齢者医療制度の導入当時は、75歳で制度が変わるのが差別的だと民主党も廃止を訴えるなどしていましたが、実際には、現役サラリーマンの負担を増やし、国保制度が負担する部分を相対的に軽くする制度として設計されました。保険制度を維持しながらいかに税の投入を増やさないようにするかという苦心の仕組みといえます。
今年度からは一定の収入がある人からは窓口3割負担の制度も始まりました。国保制度全体の財政安定化や市町村格差是正の問題もあり、都道府県単位で広域化する見直し議論が今後進んでいきそうです。しかし重要なのは社会保障全体の制度設計の見直しです。医療、介護、年金、福祉など全体の仕組みをシンプルにして必要なところに必要なサービスが適切に提供される仕組みを構想しなければ消費税増税も焼け石に水で終わってしまうだけです。
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2014年04月13日
今池商店街が企画した「今池フレーバー」の会場に行きました。子どもたちが参加する企画も多く、また子ども服のリサイクルなどのブースもあり、あちこちで子どもが遊んでいました。そしてエコでオーガニックな雰囲気がいっぱいの、全体的に“緩い”感じですごくいい企画です。パンやお菓子や本を買ったり、鍋ものを食べたりと、短い時間でしたが充実した時間でした。
会場の様子
ほかの様子はこちらで
親子?でコンサート
子どもがものを作る企画
夢中な子供たち
子ども服のリサイクル
子ども服のガレージセール
価格は募金制
子供向け放射線の本
内山節さん絡みの本
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朝、千種区学区対抗グランドゴルフ大会開会式に出席。現在公職者会の幹事なので、代表してのあいさつと共に「試打式」に臨みました。クラブの持ち方などを選手の方たちの教えてもらいながら打ってみると、距離感はまずまず方向が少しずれホールインワンとはなりませんでした(あたりまえか)。
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2014年04月12日
暖かい一日。覚王山春まつりは多くの人でにぎわっていました。一往復するだけでも小一時間かかりました。売っているのに出会うと買ってしまう「ちからぱん工房」のパン。今日は全粒パンを購入。価格は少々高いけどしっかりとした味がおいしく、おすすめです。カリッと焼いてバターを塗って食べるのが最高です!
参道入り口のステージ
ちからぱん、おいしいです!
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2014年04月11日
ひとり暮らし高齢者などの見守りを人感センサーの技術を使って行い、何かあれば地域の人が駆けつけるというシステムを開発し、過疎の自治体で実践に移している方のお話を伺いました。国の「安心生活創造推進事業」などを利用することで事業実施がやりやすくなっています。ただICT技術でハードを整えても緊急時対応などを支えるソフトの力がなければうまくいきません。つまり地域コミュニティの主体的な取り組みが必要です。この「主体性」をどう獲得するかが問題です。まずはコーディネータとなる人を育てることから始める必要があります。
また、このような見守りのシステムの中で、元気な高齢者が継続して活動するにはボランティアではなく、ちょっとした謝金程度でも払えるような仕組みが必要だと思います。そのためのランニングコストを税金以外で確保していく方策も考えたいものです。
私は木曽川流域の上下流交流に取り組んでいますが、上流地域の高齢者の見守りを支える下流域の企業という構図も一つの方法論かもしれないと話を伺いながら思ったのでした。
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2014年04月10日
今日の新聞はSTAP細胞一色でした。細胞に弱い酸などの刺激を与えることによって細胞が初期化されてできた万能細胞がSTAP細胞(この説明も正しいのかどうか)というらしい。小保方さんの記者会見の中で「STAP細胞はありま〜す」と答えていたのが印象に残りました。一方であると言っていることを「絶対ない」と証明するのは非常に困難な話でどう決着するのか注目せずにはおれません。
今回の騒動は、そもそも「割烹着を着た若いリケジョがノーベル賞級の発見をした」というひとつのストーリーに振り回された結果です。佐村河内さんのゴーストライター騒動も「聴覚に障害があるが絶対音感を持った現代のベートーベン」などというストーリーに振り回された結果でもありました。
私も何か考えたり、人に気持ちを動かしてもらうにはストーリー性が必要だと思うし、ストーリー性のある取り組みをしなければとも思います。しかしその時のストーリーは「誇張」や「虚偽」であってはなりませんが、演出が入り込み単なる事実の羅列でもないので、「真実」とは何かと言われるとその説明をするのは簡単ではありません。今や本当かどうか疑わしいことばかりなので、「本物」や「真実」なんてものはないと達観するのか、そうでないと考えるのか、悩みは尽きません。
STAP細胞の記事を毎日新聞で読んでいたのですが、その紙面の中に「病気のリスク 血液型で差」という記事があって、例えば、すい臓がんなりやすさはO型に比べB型は1.7倍という調査があるらしい。記事によれば「血液型を決める遺伝子の働きが関係しているのではないかと推測されている」とのことだ。STAP細胞会見記事と同時に載っていると、この調査はどんな論文として発表されたのだろうかとつい思ってしまう。真実はわからない、、、、、。
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2014年04月09日
障害ある人もない人も共に地域の中で生活し働いていこうと活動しているわっぱの会主催のイベント「今日も あしたも あさっても 〜くらしをつくって20年 元気にわっぱん30年」が開催されます。「わっぱん」という無添加・国産小麦のパンを作り始めて30年を迎えると共に障害者の地域での自立生活を支えるための「生活援助ネットワーク」の取り組みが始まって20年を迎えることを記念したイベントで、障害者の理解に関する講演、食の安全に関する講演、そしてソウル・フラワー・モノノケ・サミットのコンサートと内容充実のイベントです。ぜひご参加ください。
<イベント内容>
日時:2014年5月10日(土)
場所:ウイルあいち ウィルホール&特別会議室
(名古屋市東区上竪杉町1 TEL 052-962-2511)
12:30開場
13:00〜14:00 生活援助ネットワーク企画講演
東田直樹さん「僕の見えている世界」
※会話できない重度の自閉症。文字、絵本、詩集など14冊の本を執筆。
東京大学、福岡女学院大学他で、講演会を開催。
パソコン及び文字盤ポインティングにより、援助なしでのコミュニケーションが可能。
14:15〜15:45 わっぱん企画講演
阿部司さん「何を食べたらいいの?」
※食品添加物の現状、食生活の危機を訴えた、60万部の大ベストセラー「食品の裏側」(東洋経済新報社)の著者。多発する食の偽造、避けて通れない添加物、「食品のプロ」ならではの対応策とは?
16:00〜17:30 特別会議室で様々なイベント
●わっぱんの歴史と愛知の小麦東海104号への期待
●「夢のパン」企画
●生活援助ネットワークの歴史・わっぱんの歴史を紹介
●小劇
●おもしろショートムービー
●STUMP(わっぱのダンスチーム)
記念コンサート ソウル・フラワー・モノノケ・サミット
開場18:00
開演18:30
終了19:30
<料金>
全体通し券(講演2本+コンサート)前売3800円 当日4300円
講演通し券(講演2本)前売・当日1500円
1講演券 前売・当日1000円
コンサートのみ 前売3000円当日3500円
<連絡先>
名古屋市北区大曽根4−7−28わっぱ共生・共働センター
TEL/052−916−3661
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2014年04月08日
本日、市議団の来年の役員体制が決まりました。
三役は団長:加藤一登議員、幹事長:岡留繁弘議員、政調会長:小川俊之議員です。私は財務委員長を担当することになりました。委員会の所属などは5月の臨時議会で決まります。
4月は人事異動があり、議会に登庁するといろんな方が異動のあいさつに見えます。人事異動というものは組織の新陳代謝を行う上で必要なことです。しかし市民からすると、担当者がコロコロと変わり「一から説明しないといけない」という体験をする人も多いのも事実です。なかなか正解がないのですが、市民とつながりながら施策を行う部署の人は腰を落ち着けて取り組む人事配置が必要に思います。また、腰を落ち着けてやろうという気になるように人を育てていかないといけないのですが、これは、言うは易く行うは難しです。
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2014年04月07日
今日、木曽広域連合が河村市長に対して、「名古屋市の事業における木曽産木材活用に関する要望書」を提出しました。要望に訪れたのは、南木曽町長の宮川正光連合長、大桑村貴船豊村長、古幡勝彦広域連合副管理者たちです。
河村市長に要望書提出
要望項目は、
1.名古屋市における公共施設の整備において、木造化あるいは木質化を推進し、木曽産木材を活用すること。
2.名古屋市における学校をはじめとする公共施設の備品整備において、木曽産木材仕様の製品を積極的に購入すること。
現在大桑村の小学校で使用しているヒノキ製の机と椅子を持参し、市長にも座り心地を試してもらいました。連合長からは、堀川周辺の小学生も木曽地域に来て交流しているところもあるから、そういう学校から導入してもらうのもいいのではという提案もされました。河村市長は、「木はええわ」といいつつ、「値段が高いのは何とかならんきゃ」とも注文があり、連合長たちからは、やりようによっては「価格は下げることができます」と答えられていました。
イスに座る市長と宮川連合長(右)と貴船大桑村村長
木曽地域の中でもヒノキだけではなく、カラマツなども活用材として存在しており、多様な製品が名古屋市で使われるのがいいと思いました。市長への要望は予定の時間を超えいろいろと話が弾みました。入札のこと、愛知県産材との関係などクリアすべき課題はあるとはいえ、市長の気持ちも前向きでしたので、今後市の当局とも積極的に調整をし、具体的な成果を出すことが重要です。このようなことが実現してこそ、上下流交流が本物へと進化したといえるからです。
議場も見学していただきました
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2014年04月06日
仲田本通り商店街の春まつりが仲田公園で行われました。途中風が強くなったり、雨がぱらついたりしていましたが、大道芸などには子どもが取り囲み楽しんでいました。女性部の方々が作られたジャム、ふき味噌、タケノコを買い、さっそくいただきました。ふきの香りと苦み、そしてタケノコが春を感じさせてくれました。
ふき味噌とタケノコ
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2014年04月05日
昨日の日記で花見のタイミングが難しいと書きましたが、「今でしょ!」という感じで、今日がそのタイミングだったような感じです。内山学区も老人会などが中心の花見がありましたが、天候がどうなるかわからないということで、コミセンでの花見会となりました。今日は内山保育園の入園式もあった関係で、その流れで参加されている方も見えたようでした。地域の方が作ったぜんざいと豚汁をおいしくいただきました。
夕方には雨が降ってくるという予報もあったし、温度も下がるという話もあり、今日外で花見は難しいかと思っていましたが、意外に温度が高く、雨は夜9時ごろからという感じだったので、友人たちと名古屋城の桜を見に行ってきました。
名古屋城での夜桜
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2014年04月04日
雨がざっと降って、強い風が吹く中で、散った桜の花びらが渦を巻いていました。晴れてきたと思えばまた雲が出て雨が降り、風が吹き温度が下がるといった具合で今日一日天候が激しく変わりました。そんな中で、千種区の中の桜並木のスポットである「水道道(すいどうみち)」(この道の下に鍋屋上野上水道からの水道管本管が走っているためこう呼ばれる。今池と振甫町との間の道)の桜も散り始めています。今年の花見はタイミングに恵まれない感じです。
水道道の桜並木
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2014年04月03日
まとめられた報告書
昨年行われた「あいちトリエンナーレ2013」の報告書が3月末にまとめらました。その報告書にいくつかのデータが報告されていたので紹介します。
・総来場者数 62万6842人(前回は57万2千人)
・来場者の63%が女性
・年齢別来場者
10代7%、20代34.2%、30代24%で30代以下で65%
・経済波及効果 約69億円
また、名古屋以外に岡崎にも会場が設けられ、2か所で総計3万4千uの会場面積。豊橋・知多・春日井・東栄の4か所でモバイル・トリエンナーレが行われるなど愛知県内全域に広がって開催されたという点を考えると、主催者側が言う「国内最大規模」にふさわしい広がりと盛り上がりがあったといえるのかもしれません。
今回のトリエンナーレのテーマは「揺れる大地――われわれはどこに立っているのか:場所、記憶、そして復活」でした。原発事故や東日本大震災を直接的に取り上げる作品が多くあった割には、賛成とか反対とかの議論や論争は、私の知る限りあまり聞こえてきませんでした。社会的広がりを持った
テーマは、「愛知で3年に一度行われるアートのイベント」という枠の中に吸い込まれていった感がありました。報告書の冒頭にも「今回の成果や課題を活かしながら、回をかさねるごとに、皆様により一層親しんでいただけるトリエンナーレとして大切に育ててまいりたいと考えております。」となっているし、芸術監督五十嵐太郎さんの報告にも「今回、あいちトリエンナーレ2013の芸術監督を引き受けたのは、まず建築という専門を生かし、アートの力を通じて、まちの魅力をもっと多くの人に知っていただき、それを誇りに感じてほしいと思ったからである。」と動機を述べています。このような表現を見ると、簡単に言えば、原発事故や震災被害が愛知県のために「利活用」された感が拭えません。
愛知県が主導する企画の報告書だからこういう文書になるのは当然だといってしまえば身も蓋もありません。やはり、今回のテーマをめぐって、市民の中で、また作家と市民の中で、作家や市民や運営者で様々な議論をする場が形成されなければいけなかったし、形成しなければいけなかったと自戒・反省するばかりです。
バリアフリーの問題について言えば、ネットやパンフでの案内表示の工夫やタブレット端末を利用して段差があってアクセスできない場所の映像や写真を見る方法など私もあれこれ提案をして実現をしてもらったこともありました。しかし、アートイベントとバリアフリーの関係という根本的な問題は議論すらできなかったのです。
2016年に向けてどうするのか。論争や議論が今から巻き起こらないといけないのかもしれない。
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2014年04月02日
チリで地震があり日本にも津波が到達するかもしれないとの報道がされています。被害が出ないことを祈りつつも、このような時にこそテキパキと事態に対応することを実践するよい機会でもあります。まずは慌てずにしっかりと情報収集だ。
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2014年04月01日
今日から消費税が8%となりました。ご多分に漏れず、昨日は事務所の前にあるヤマダ電機で買い物をしました。平日だというのにレジには長い行列ができていました。そして今日、ヤマダ電機を見に行くとさすがに閑散としていました。消費税増税が景気にどう影響するのか大きな問題です。
消費税が3%アップしたことで税収増は約5兆円ほど、しかしその9割にあたる4兆5000億円は増大する医療、介護、年金などの社会保障費の穴埋めに使い、特にそのうちから2兆9500億円を基礎年金の国庫負担割合を2分の1に引き上げに充てることになっています。つまり増収分の9割は現在の水準を維持するために使われ、「充実」には5000億円が回されることになります。5000億円のうち約3000億円は待機児童対策など少子化対策に充てられます。今回法改正により消費税の使い道に少子化対策が加わったことが大きな変更点でもあります。一般財源を活用した少子化対策がどのように充実したのかをしっかり見極めることも重要です。
私は社会保障の維持という観点から今回の増税はやむを得ないと考えています。しかし予算の内容を見れば、公共事業が増加していること、民主党政権時に実現させた地方自治体への一括交付金が廃止され、いわゆるひも付き補助金が復活していること、国債発行額は減少していないことなどを考えると今回の増税によっては現状維持がせいぜいで、持続可能な財政実現の方向に少しでも進路を向けたというわけにはいかないようです。
様々な制度をシンプルにして効率化し、少しでも社会保障充実のための財源を生み出すような構造変革が、そして社会保障が公共事業として具体化されるようにもっともっと議論を深めなければならない。
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2014年03月31日
26日に南海トラフ巨大地震の被害想定が発表されました。あらゆる可能性を考慮した最大クラスの被害想定では
〇死者:約6700人 災害対策後 → 約1500人
(その内訳は、建物倒壊約2100人、津波約4400人、、火災約300人となっています。合計すると100にんずれてますけど、、これは「約」を寄せ集めた結果だと思われます)、
〇全壊棟数:約3万4000棟 災害対策後 → 約9900人
と想定されました。
また、発災後1週間の避難者は計1万9000人で、その内訳は
〇避難所に 約13万8000人
〇避難所外に約18万1000人
などと想定されました。
被害想定が示されたのでこれをもとに対策をしっかり立てないといけない。
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2014年03月30日
2月8日の大雪で中止になった集会「どうなる、どうする障害者・生活困窮者の就労」を仕切り直して今日行いました。仕切り直しにもかかわらず50名を超える方が参加していただき会場はいっぱいとなりました。
厚労省の関口彰さんには自立支援法が成立する前において、厚労省の中で障害者就労に関する議論がどうだったのかお話をいただきました。当時厚労省の中では、現在の就労継続支援B型という類型は考えていなかった、福祉工場を何とか存続できるような体形にしようと考えていたと話されました。今のA型事業所の問題点も理解しているので報酬単価などを見直してきた経過なども話されました。
会場の様子
そしてシンポジウム第一部「増大する悪質なA型――障害者就労のこれから」では、大津、名古屋、札幌の相談現場から様々な実態が報告されました。高齢者福祉施設と障害者施設を組み合わせてとにかく補助金を取ることを優先しているところの話、千羽鶴をつくってそれを老人ホームに届けることをしていることで賃金を払う事業所の話などがありました。ただ議論の中で、では就労継続B型だって、いわゆる福祉的就労ということでほとんど工賃が出ないようなことをしている事業所もあるのだからA型のことばかり問題にしていてもだめではないかという意見も出されました。
続く第2部「生活困窮者の就労支援が始まる」では、豊中市、千葉県、岐阜県における生活困窮者モデル事業の取り組みが報告されました。豊中市からは市町村レベルでも福祉ではなく、労働の部署を作り取り組むことが大切ではないか、また岐阜からは、生活困窮者と言われる人の対象はの裾野はものすごく広く、様々な分野の人とネットワークを作って対応しないと対応しきれないのではないか、中間就労のところにお金が出るようにしないと制度として成立しないのではないかなどの意見が出されました。
今回の集会の内容を早急にまとめ、厚労省に対して意見をしっかり言っていく必要があることが確認され、今後取り組んでいくことになりました。
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2014年03月29日
なごや博学本舗のトークライブ、<映画「フリークス」を読み直す>に鼎談者のひとりとして参加しました。鼎談の相手は、呉智英(評論家)と加藤博子さん(哲学者)です。
1932年に製作された映画『フリークス』は、サーカスの見世物の中で生きている障害者を描いていて、障害者たちが健常者に復讐を果たすというショッキングな映画です。上映禁止が長く続いたこともあるなど公開に関しても紆余曲折がある映画で、日本ではテレビ放映などもってのほかという状態です。
加藤さんは大学の講義などで学生に映画を見せてきたそうですが、「奇形」の障害者が実際出演しているとは思わずにCGで処理されているのではないかと思う学生がいるということも報告されていました。異形の人々をどう受け止めるのか、受け止めることのできる共同体は存在しているのか、など根本的な問いが生じます。障害者を見て、怖い、気味が悪いと感じるのは差別したことになるのではと思って思考停止する事なかれの風潮が広がっているのではないかと加藤さんは指摘されていました。
呉さんと私の間では、「知の特権」をキーワードに、例えば障害者のこと、差別のことを理解してもらうための「啓蒙・啓発」は必要なのではないかと主張する私に対して、無理に多くの人に向けて理解をしてもらおうと努力する必要はないのではないかという呉さんの意見など議論を戦わせ時間はあっという間に過ぎたのでした。
この映画を最初に観たのは30年も前の話。その時の衝撃は今も忘れることができない。そしてそれ以来私の中でこの『フリークス』は、『さようならCP』、『人生ここにあり』と並んで大切な障害者を扱った映画となっています。
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2014年03月28日
言語障害のある人がコミュニケーションをとるための会話補助装置というものがあります。キーボードから文字を打ち込むとその文章が音声化されるというものです。しかしこの機器の大きなシェアを占めている会社が装置の制作をやめることになり、今後はアプリをダウンロードしてiPADを利用する形態になります。
この会話補助装置については給付対象になっています。名古屋市は今後の対応としてアプリは補助の対象とするけれどもiPADは補助の対象にしないというので、収入の少ない障害者の人にとっては厳しい状況になっています。
健康福祉局長に申し入れ
そこで障害者団体の人が健康福祉局長に申し入れをする場に立ち会わさせていただきました。ワープロが無くなった後パソコンの支給が認められているのですから、今回iPADを認めることに無理はないはずです。名古屋市にしっかり検討してもらいたいものです。
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2011年10月に行われた名古屋市の行政評価(外部評価)、いわゆる「事業仕分け」で、男女共同参画センターは「廃止を含む見直し」、女性会館は「廃止」という判定がされ、その後議会における議論を経て、男女共同参画センターの機能を女性会館に移設して、統合した施設にするという結論となりその準備が進められ、本日その完成式が開催されました。名称は「イーブルなごや」で4月1日開館です。
対等・平等のEVENとできる・可能のABELEを合わせてE-ABLE(イーブル)ということらしい。私は昨年の代表質問で、女性会館の古い資料をしっかり記録としてデータ化するなどして残すようにと提案をしたこともあり、オープニングセレモニー・内覧会に参加しました。
市会を代表してうかい議長があいさつ
背後に図書室が見える
図書室は1階になったので目立つ感じです。以前は使いにくかった多目的トイレもずいぶん広くなり使いやすくなりました。また女性相談のための相談室もセキュリティを確保しながら、以前の参画センターの相談室よりもゆったりとしたつくりになっていました。新しくなった以上、旧女性会館とか旧男女共同参画センターとかの縄張り争いはせず、新しいものを生み出す器として役割を果たしていけるように現場の方々に頑張ってもらいたいと思います。
トイレも使いやすくなりました
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2014年03月27日
人工呼吸器をつけながら瑞穂区の普通学級に通っているH・Kさん(小学校2年生)は、給食をミキサーにかけそれを直接胃に入れて食べています。本人も栄養剤ではなく給食だと機嫌が良いそうなのです。しかし学校側でミキサーをかけることができないとの理由で両親がミキサーをかけに毎日学校に通っているという「異常」事態がずっと続いています。
そこで、親や学校に通うことを応援する人たちで、学校側の責任でミキサーをかけ本人に食べさせるようにしてほしいと教育委員会にこの間ずっと訴えています。今日もその要望を伝えるための話し合いをしました。このようなことはインクルーシブ教育のほんの入り口の話で、インクルーシブ教育を実現させようと思えばまだまだ対応しなければならない課題が山ほどあるのです。まずは本人やご両親の思いを教育委員会が受け止めてもらい「ミキサー食問題」を解決し、さらに充実した学校生活が送れるよう次のステップに歩みをすすめなければならないのです。
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温度がぐんと上がり、事務所の前のソメイヨシノも花も一気に咲き始めました。
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2014年03月26日
千種区の精神障害者家族会である「ちくさ会」で障害者と人権というテーマでお話をさせていただきました。障害者差別解消法が昨年成立し、2016年度から施行されますが、精神障害者にとって何が合理的配慮にあたるのか難しい問題があるのではないかという意見も出されました。当事者や家族の方々から具体的な例を集める中で議論を進めていかなければと思います。
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2014年03月25日
午後名古屋市科学館に行き、水源の里基金の活動を通して木曽青峰高校の生徒が作成してくれた木のおもちゃの使用状況を確認しに、みん・みんの会事務局の人と行ってきました。春休みということもあり、木のおもちゃのコーナーでは多くの子どもたちが遊んでいました。おもちゃの部品の色が剥げたり、折れたところを科学館の人が接着剤で補修したりしながら使っている様子も確認しました。今後木曽の高校生に協力してもらいメンテナンスすることにも取り組めたら良いなあと思いました。
しっかり使ってもらった”成果”
補修して大切に使う
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リニューアルが進められている鍋屋上野浄水場の緩速ろ過池の通水式が行われました。乾いた砂に木曽川の水が徐々に広がっていく様子は、水に秘められた生命力を感じさせてくれました。
ろ過池に木曽川の水が流れ込んでいる様子
砂は南木曽産
通水直後に記念写真
1914年(大正3年)に8池、1928年(昭和3年)に6池と2期に分けて建設された14のろ過池の老朽化が進んだこともあり、給水100周年を機に、47億8000万ほどかけて新たに作り直しています。その一部が完成したので池への通水式が行われたというわけです。今回の作り直しは、耐震性の確保、ろ過速度の向上、浄水効率の向上などを目的に進められ、ろ過池は14池から12池に減りますが総面積は変わりません。
この緩速ろ過というシステムは、木曽川の水の中に存在する微生物をろ過のための砂に付着させ、その微生物の力を借りて水を浄化するものです。従って木曽川の水自体がきれいでないと成立しないシステムでもあります。ちなみに、ろ過池上部に使用されている砂は南木曽産のものです。
名古屋市水道の次の100年を展望するために、木曽川流域上流の森林を守り、木曽川の水質を守って緩速ろ過が継続して運転されることが必要不可欠なのです。
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2014年03月24日
議員インターンが今週で終わります。今回は南山大学総合政策学部の学生2名を受け入れました。予算議会であったこと、インターン生の実習が細切れ気味であったことなどが影響してあれこれ体験してもらうには少し物足りない感じが私にもあります。若い人が政治の場を体験し、社会を見る視点が少しでも拡がり、複眼的になればいいなあと思って受け入れています。
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2014年03月23日
NPO法人レスキューストックヤード主催の防災フォーラム「被災者が一番伝えたいこと」で被災者のお話を聞きました。ストックヤードが震災直後から関わってきた宮城県七ヶ浜町の被災者の方を13人招いてのフォーラムでした。時間がなく、前半の基調講演「死んでたまるか」だけを聞きました。話されたのは七ヶ浜老人クラブ女性部長の星さんでした。震災後1年半たってやっと当時の状況を話せる状態になったこと、書くことは体の調子が悪くなり難しいことなど、最近に至る気持ちの変化について話されました。
地震直後、老人クラブなど地域の様々な役をやっている関係で、避難所での炊き出しのことで頭がいっぱいになって津波のことを忘れてしまい、炊き出し準備のために自宅に戻っている最中に津波に遭い、津波に巻き込まれ意識を失い、気が付いた時には大きく流されていて九死に一生を得たお話を伺いました。津波に巻き込まれていく瞬間、40年前に亡くなった母親のことを声に出していたとのことでした。どんなことをしても死んでいられない、生きるんだという強い思いでおられたそうです。最後に、「近所と仲良く、そして心を一つにして声を上げていくことが大切だ」と話を結ばれました。
ストックヤードでは、七ヶ浜住民の生の言葉を記録した冊子「被災者が一番伝えたいこと」を作成し、今後販売していくそうです。南海トラフ地震を控えている地域の人が学ぶべき内容が詰まった冊子になっています。
作成された冊子
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2014年03月22日
世田谷パブリックシアターで地域の物語「介助する人 介助すること」を観てきました。地域の物語は世田谷パブリックシアターが毎年テーマを決め、公募して集まった人がワークショップなどをしながら演劇をつくり発表するというプロジェクトだそうです。
今年のテーマが「介助する人 介助すること」で、花崎攝さん(俳優・演出など)、山田珠実さん(振付師・ダンサー)がワークショップの進行役となり19名の方が参加して演じられた作品でした。
芝居は、「介助」と「介護」の違いはなんだろうかという議論をする場面からスタートしました。この話は、以前私が介助者の研修でよくしていた話です。その後芝居は、障害者に取材した話を元にした内容や、排泄介助に関する話、高齢者の介護、障害児を持つ母親の体験、障害者の性の話、特別養護老人ホームの話など参加者が取材したり、参加者自身が体験したエピソードなどを短い場面でつないだ約1時間ほどの作品でした。
芝居終了後のトークで花崎さんが語ったことによれば、70年代から地域の中で介助者を探しながら自立生活をしてきた障害者にとって「自立」とは自分ですべてのことを行うことではないという生き方をもっと多くの人と共有したかった、介助の問題が他人事ではないんだということを示したかったなどと話されていました。
今回の内容は障害者の問題だけではなく、高齢者の問題なども含めて論点が多岐にわたってしまい、私が期待していた、介助する人とされる人の関係性にもっと焦点化していけばよかったと思ったのでした。また、ダンサーの方が参加しているので、介助にとって非常に重要な、「体の使い方」などを取り入れたダンスがあってもよかったのになあという感想を持ちました。
いずれにせよ、今回の取り組みは貴重なチャレンジだったと思います。私自身も、介助に関する関係性を何か表現する機会に関われれることがあればいいなあと思いつつ東京を離れました。
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2014年03月21日
今日は春分の日。風が強く寒い日でしたが、桜のつぼみは確実に膨らんでいます。
事務所近くの歩道にある桜
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昨日東京の首都高速で火災があり、熱の影響で鉄骨などの構造体にゆがみが出たと報じられていました。塗装作業に使う薬品が照明に付着し発火したのが原因ではないかとのことです。意外なところから大きな事故となってしまいました。
さて、その火災と同じ日の昨日、「名古屋高速道路の長期的維持管理及び大規模修繕等に関する技術的検討委員会」から名古屋高速道路公社に提言が示されました。その提言の要旨は、
@高速道路の構造物を古くなったからといって作り直すのではなく、計画的に大規模修繕や予防修繕を組み合わせて構造物の長寿命化を図り、将来にわたり健全性を確保するという考え方です。建設から時間が経過している、大高線、万場線、都心環状、東山線、楠線は大規模修繕の対象で、比較的新しい小牧線、一宮線、清須線、東海線は予防修繕の対象です。
A概算事業費は2014年から2040年までの27年間で1400億円との想定です。
雨水の浸透や凍結防止剤である塩が水に溶けて浸透することでの腐食などが心配されます。また、検査を行う時に細かいことがチェックできる知識とノウハウを持った人材を作業を委託する事業者に任せるのではなく、名古屋高速道路公社自身が確保していくことも視野に入れる必要があると私は思います。
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2014年03月20日
本日の理事会で議長から辞任する旨が表明されたので、午後2時から議員総会を開き議長立候補者2名、副議長立候補者2名それぞれの意見表明が行われ、午後3時から本会議が開かれました。
まず議員定数の区の定員の変更の議案を可決した後、3つの意見書を採択しました。
<定数2増2減>
北区 6 → 5
中区 2 → 3
瑞穂区 4 → 3
緑区 7 → 8
<採択した意見書>
・ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充等に関する意見書
・ドクターヘリの運航に係る人材の養成・確保に関する意見書
・子宮頸がん予防ワクチンの接種後に生じた健康被害の早期解決に関する意見書
その後議長選挙に入り投票の結果うかい春美議員(民主)が議長に選ばれました。続いて副議長選挙があり、三輪芳裕議員(公明)が選ばれました。投票結果は下記のとおりです。ちなみに共産党の議員数は5名ですけど、、、、。
<議長選挙>
うかい春美議員 64票
わしの恵子議員 7票
無効 4票
<副議長選挙>
三輪芳裕議員 66票
田口一登議員 6票
無効 3票
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2014年03月19日
本会議において来年度予算の修正案が賛成多数で可決され成立しました。またいわゆる「口利き条例」は継続審議に、特別秘書条例は可決されました。特別秘書については、市民のため、市政のために活動するのかどうかしっかり注視していく必要があります。
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2014年03月18日
長い予算審議が山場を越えました。今日の財政福祉委員会で予算案の修正と附帯決議の採択が賛成多数で可決されたのです。議論の中心は敬老パス等負担金についてでした。健康福祉局との質疑、副市長への質疑、市長を迎えての連合審査会の開催と多くの議論がなされた結果です。
今回の敬老パス等負担金の予算案は、市長が従来の積算ルールではなく積算した結果、26年度の乗車人員の増を考慮しない予算額134億円として提案されました。従来の計算方法だと139億円となるのでその5億円少なく予算案を作るのは問題があるのではないかと議論が続きました。予算編成の会計原則にも関わる問題ではないか、消費税増税による料金改定分を含まないのはおかしいのではないか、交通局の経営改善と議論を一緒にするのは敬老パスの趣旨に反するのではないかなどと問題点を議論をしましたが、市長の説明は納得しがたいものでありました。ただ、連合審査会の中で市長も「税金は支払わないといけない」との答弁もあったので、自民、公明、新政、民主の4党で協議して約2億8000万円増額の修正案を作りました。
議論になった5億円の内訳は大雑把にいって、増税による料金改定分が約2億8000万円、残りの2億円ほどが乗車人員の増となります。今回の修正案はこの交通局に払う歳入部分を増額し、その財源として予算に新たに「項」を設け、土地基金(現在高約17億円)で対応するものです。市長の予算提案権を定める地方自治法97条に関して、昭和52年10月5日自治省行政局長通達第59号によると、予算の趣旨を損なう増額修正は認められないが、市長との協議が整えば増額修正は可能であるとの見解を示しています。
そこで本日委員会開会前に丹羽財政福祉委員長と共に市長に修正の意図を説明し、市長の理解を得たので修正案を委員会に上程し、私が4会派を代表して提案説明を行いました。また乗車人員分の約2億円についても26年度中に適切な措置を講じるようにとの付帯決議を付けました。これらは明日の本会議で可決される見通しです。
このような予算の増額修正はほとんど例がないようです。連合審査会といい、増額修正といいめったにないことを経験しました。それとともに勉強にもなりました。
予算案に関しては、民主党市議団として以下の要望を付しました。
<財政局>
◎少子高齢社会に対応する持続可能な財政を確立するために新しい財政規律の策定に取り組むこと
◎公共工事に携わる人材を確保し、行政責任である将来の災害やインフラの維持・更新に支障を及ぼさないために、また入札不調を解消するためにも公契約条例の策定をすすめること。
<健康福祉局>
◎区役所における携帯電話の配備を拡充するとともに、休日・夜間などにおける携帯電話の活用方策についても検討をすすめること。
◎地域包括ケアシステムは健康福祉局だけの取り組みではなく名古屋市全体の施策として課題を整理して全庁的に取り組むこと。
<病院局>
◎陽子線治療センターのスタッフについては多方面に働きかけることで確保をすすめると共にスタッフの育成に努めること。
また、「名古屋市職員の公正な職務の執行の確保に関する条例案」いわゆる「口利き条例」は判断するには議会内での議論・検討が進んでいないこともあり継続審議になりました。特別秘書条例については、@特別秘書には本市に資する公務しか従事させないAその職務に関して市民や議会に対して十分な説明責任を果たすことを内容とする付帯決議を付して可決され本会議でも可決される見通しになりました。
また道路の弥富相生山線について、@住民に意向調査については地域対立が生じるような手法はとらないこと。A市民に責任を押し付けるのではなく、市長の責任で決定すること、との内容の附帯決議が付きました。
予算修正の提案説明は下記
今回提案されました「平成26年第1号議案 平成26年度名古屋市一般会計予算」のうち、当委員会に付議されました関係部分については、当委員会において、慎重な審査を続けてまいりました。
この予算案の歳出のうち、第3款健康福祉費のうち、市営交通料金の軽減、すなわち敬老パス等負担金につきましては、今般、交通局分に関して、乗車人員、単価を、25年度予算ベースに据え置いた見積もりとされたことに関し、様々な観点からその妥当性につきまして議論があったところであります。
さらに交通局の経営改革という目的達成のために、一方的に歳出予算の積算方法を変更する手法について、受け手である交通局にとっては、敬老パス等負担金が運輸収益に当たることから、その予算計上のあり方、理念に関して、市長はじめ当局の考えを確認するため、異例の財政福祉委員会・土木交通委員会連合審査会の開催に至ったところであります。
こうした財政福祉委員会・土木交通委員会連合審査会等での議論を踏まえ、提案者となりました自民、公明、新政、民主の4会派で精力的に協議を重ねてまいりました結果、消費税及び地方消費税の税率引き上げに伴う料金転嫁分、すなわち、第2項老人福祉費2億8300余万円ついては、直ちに歳出予算に計上し、併せてこれに見合う歳入の増加を土地基金の繰り入れで措置しようとする所要の修正を行うとともに、併せてその他の敬老パス等負担金部分に関して、附帯決議を付そうとするものであります。
この修正案につきましては、新たに項を設けるものではありますが、市長との間で調整が行われた結果、見出された内容であり、予算の趣旨を損なうような増額修正には当たらないとの市長の理解をも得た上での提案であることを併せて申し述べておきます。
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2014年03月17日
本日、名古屋市議会で初めての財政福祉委員会と土木交通委員会の連合審査会が市長の出席を求めて行われました。これは敬老パス負担金に関する予算審議について土木交通委員会側から合同で審議したいという申し出があり、財政福祉委員会でその必要性を認めたので14日にその開催を認める議決を委員会にて行ないました。財政福祉委員会側は敬老パス等負担金を出す側で土木交通委員会はそれを受け取る側、つまり裏と表の関係になっているため、今回問題になっている「消えた5億円」について土木交通委員会の委員が財政局や健康福祉局に事情を聴きたいという事情があったために連合審査会の開催ということになったわけです。
各会派代表者がまず10分ずつ市長に質問しました。私は市長に対して、「敬老パス等負担金の予算積算を乗車人員の実績の伸びを考慮せずに行ったのは市長の政治的判断ですね」と問うと市長は「う〜ん、政治的判断というと悪く取られることもあるもんで、政治的判断というよりも論理的判断だ」とか答えるので、再度問うと「政治的判断の中に論理的判断も含まれる」とわけのわからない答弁。つまり市長は今回の予算積算に合理的根拠がないことを問われないようにするために「政治的判断」ということを明確にしたくなかったようです。しかし今回の判断は明らかに政治的判断です。私は、ルールがあるのにそれの変更がないままに予算編成することと積算方法を変えなければいけないという政治的判断は別なので議論を分けるべきだと指摘しました。
またこのように自分が責任を取らないでおこうとする態度と「立ち止まって考える」ということが同じであることを指摘しておきました。他の委員からいろいろ質問されても市長は「乗車人数が増えたらそのまま増えた分を負担金として払うことはやめないかん。いったんお金を払うと改革をやらんようになる」ということを繰り返し述べるばかりで議論は深まりませんでした。
最後に市長に対し、今回の予算を議会側修正してもいいと思うかと問うと、「これから議会側が考えることなので何とも言えない」との回答で修正を明確に拒否したわけではありませんでした。
結局、敬老パス負担金の積算根拠を昨年と同様な数字にしたことについての明確な根拠は市長からは示されることはありませんでした。また、来年9月から地下鉄・市バスの料金が消費税分を転嫁した料金改定が行われることになっていますが、今回の予算積算では9月からの消費税増税分を転嫁した積算をしていないことも明らかになりました。
今後、自民、公明、民主、新政の4党で予算の修正を検討することになりました。
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2014年03月16日
今日はアートな一日でもありました。名古屋手をつなぐ育成会が企画した、知的な障害のある人の作品展第2回「アートi」展を名古屋市民ギャラリー矢田へ観に行きました。84点の作品が展示されていました。ひとり一人の表現が感じることができ、多くの素晴らしい作品を見ることができました。
アートi展の作品。これも分割主義?
「印象派を超えて」展
もう一つは愛知県美術館で開催されている「印象派を超えて」――点描の画家たち ゴッホ、スーラからモンドリアンまで――。入口には祝3万人と掲示されていて、今日も多くの人が来館していた。さすが人気のゴッホ作品があるからだろうか。解説文を読みながら「分割主義」なるものの存在を知り、色の組み合わせ、色彩理論などその一端を学ぶことができたのは収穫でした。画面を分割し、色を組み合わせて塗り分けることで夕方を表現したり、午後の光を表現したりする試みがよくわかりました。
ゴッホは分割主義とは別の意味でやはり不思議なオーラを放っていました。
また企画展で藤田嗣治の作品も展示されていた。細い黒い線で描かれる、特に目には生気を感じ圧倒される。また時間があれば見に行きたい。
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午後から民主党愛知県連の大会が行われた。新年度の活動については、来年の統一自治体選挙での議席拡大をめざすことなど地方組織強化に力を入れようという内容が提案されました。ただ現在の民主党の現状を反映しているためか、会場に「熱」が感じられず淡々とした感じのうちに終了しました。
参加者から、もっと具体的な政策(例えば格差拡大への対応、消費税増税分の使い道の問題、浜岡原発への対応など)をしっかり有権者に訴えていく中で支持を拡大していく必要があるのではないかという指摘もありました。これはもっともなことではないでしょうか。結局、民主党という政党は何を主張するのかということが選挙において問われることになるのですから。
あいさつする大塚耕平県連会長
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2014年03月15日
栄の久屋広場で「旅まつり名古屋2014」という旅情報・物産のイベントがあり、木曽からも上下流交流で知っている人が参加しているので会場を伺った。木祖村の方からは木祖村のキャラクター「源流の源気くん」のグッズをいただいた。カブの漬物を買って帰りました。
木祖村のマスコット「源気くん」
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2014年03月14日
病院局・財政局の総括質疑2日目。
財政局に対して新しい財政規律を構築するべきではないかと提案。例えば当面市債残高を1兆7000億円以下にするというような大きな枠組みを決め、そこから歳出構造を考えるというやり方もいいのではないかというものです。市長は「減税のための行革」というのですが、私は「福祉のための行革」という発想で物事を考えていく必要があると思っています。この先自由度の高い財源が生み出されることは相当困難で、扶助費などの義務的経費が増加するばかりです。市長は「市債は借金ではない」などという発想でいるので財政規律はないに等しい状態です。新しい財政規律を作り、アセットマネジメントや少子高齢社会に対応できる状況を創り出さねばならないはずです。
それともう一点公契約条例についても議論しました。しかし財政局の契約の担当者は非常に腹立たしい答弁を繰り返しました。政令市においては川崎市と相模原市で公契約条例が制定されていますが、その条例について「シンボル的なものだ」と決めつけた発言をするのです。シンボル的という意味は実質的には意味がないと言っているに等しい発言でした。川崎市や相模原の市民に対してきわめて失礼な発言でした。また、札幌市で条例案が否決された例を出し、「企業側が問題だと考えている」などと答弁し、公契約条例を求める側の思いは受け付けないといわんばかりの答弁でこれもまた非常に頭に来るものでした。
労働者の確保が難しくて入札が不調になるケースも多くあることが指摘されています。またこれからは東京オリンピック・パラリンピック準備でますます労働者確保が難しくなることが容易に想像できます。アセットマネジメントの推進のためにも労働者の確保は重要な課題です。このような事態に対応するために、下請け労働者の賃金を保障するための公契約条例は有用であると私は考えています。財政局の全くの無理解な態度に腹を立てつつ、今後しっかり議論をしていかなければならないと思わずにいられませんでした。
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2014年03月13日
敬老パスに関して岩城副市長にも委員会に出席してもらい質疑が行われました。
岩城副市長は、敬老パス負担額を従来の積算方法であれば139億円であったものを昨年度と同水準額である134億円を来年度の負担金の予算として組んだことについて繰り返し「とりあえずそうした」と発言しました。このことのいい加減さを追及するやり取りの中で岩城副市長は、139億円を134億円にするのは行政の裁量の範囲内だと答弁しました。
しかし予算は細かに根拠を定めて積算するというのが税金を扱う行政の「常識」であり、会計原則です。しかし副市長は少々のことは裁量で決めていいと認めたに等しい発言でした。そうであれば議会で細かく予算審議をする必要がありません。私は、「そうであるならば予算審議なんかできはしない」と指摘しました。
また副市長は減税議員の質問に答える中で「今回の予算案は問題があると認識している」というとんでもない発言まで飛び出しました。問題があるというならば予算案を出し直してもらわないといけませんし、そう思って予算を提案しているとすれば副市長の責任が問われるような問題です。いずれにしても市長に話を聞く必要があるので市長の出席を要請して質疑を終えました。
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今日は健康福祉局の総括質疑1日目。
来年度から「障害児・者相談支援事業補助金制度」の補助金支給の制度変更が提案されています。今までは60か所の相談支援事業所に1か所450万円の補助金が出ていました。これは自立支援法前のいわゆる旧法の通所授産所であった事業所への人件費補助が形を変えて残っているものだったので、新しく事業に参入した事業所にはこの補助金が支給されませんでした。そこで当局は、来年度から補助金の仕組みを「基本額+サービス利用計画の出来高」に変え、相談事業所がサービス計画を一定作成すればどの事業所でも補助金をもらえる仕組みを提案しました。その意味では公平な仕組みに変わると私は考えます。しかし450万円の補助金をもらっていた事業所は概ねもらう補助金額が減ることになりそうで変更に対する異議の声も出ていました。
質疑の中で障害福祉部長からは、「新し仕組みがうまく機能しない場合は制度を再検討するなど柔軟な姿勢をとる」との答弁もあり、今回の変更に対して私は一定の理解を示しました。なお、このように相談支援事業に国の報酬に上乗せして補助金を出しているのは政令市では現在は名古屋市だけです。
また名古屋市の障害福祉サービスの給付費の伸びについても議論しました。介護給付費と訓練等給付費を合わせた額では25年度は約323億円だったものが26年度は約368億円と約14%の伸びとなっていますが、その中で就労移行支援、就労継続支援の事業に関する予算の伸びが非常に高いことがわかりました。
就労移行支援 9億4000万円→13億6000万円(45%増)
就労継続A型16億7000万円→24億2000万円(45%増)
就労継続B型22億5000万円→31億5000万円(40%増)
特に就労継続A型の場合株式会社などの営利法人が事業所数の8割を占めています。国の制度設計に問題点があるともいえるので、様々な検討をしながら予算額の伸びを分析していかなけれなばらないと考えています。
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2014年03月12日
今日は病院局・財政局の総括質疑1日目
病院局に関しては、広報活動を戦略的にしっかりやることが人材確保においても大切ではないかと指摘した上で、リニューアルされるホームページは検索がしやすく様々なデータを掲載するようにしてほしいと要望。また、東部医療センターは近所に名古屋市立大学芸術工学部があるのでそことの連携して広報を考えるのもいいのではないかと提案しました。
財政局に関しては、アセットマネジメントは建築物のコストを平準化するという重要性はあるものの、平準化だけを考えるのであればアセットマネジメントが進まないので、まちづくりとの連携で考えていくことが重要であり、公共施設白書や来年策定される施設再編整備計画の次のステップを展望する必要があるのではないかと指摘しました。「駅そば生活圏」とか「コンパクトシティ」という言葉だけが踊り具体的なものは一向に見えてきません。
当局も成功事例を早く作りたいと答弁していましたが、しっかりとしたまちづくりの理念を打ち立て、具体化することでしかアセットマネジメントの将来は切り開けないのです。
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2014年03月11日
今日は東日本大震災から3年目にあたるので委員会を途中で休憩し、議員総会を開き、市長や各局長も参加して14時46分、本会議場で被災者を追悼する黙とうを行った。3年前の出直し選挙の最中に大きな揺れを感じたことや東北の被災地へ訪れた時の光景が思い起こされました。
「警察庁の10日現在のまとめで全国の犠牲者は死者1万5884人、行方不明者2633人の計1万8517人に上る。……「震災関連死」は、3県のまとめで、1年前より438人増の2993人に上った。」(河北新報ホームページより)との報道もあった。復興庁によれば避難者は全国で26万7000人の人が全国1200の市町村にわたっているとことです。このことをは忘れないようにしなければ思います。
最近いとうせいこう著の「想像ラジオ」を読みました。安っぽい言い方になりますがいい本でした。東日本大震災の死者と生者を扱うテーマですが、死者への想像力を考えることで、何気ない日常が本当に宝物のように大切でかけがいのないものだと教えてくれる内容が気持ちを前向きにしてくれるのです。本の最後に紹介される曲はボブ・マーリーの「リデンプション・ソング」。いい曲です。
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今日は健康福祉局の資料請求。以下の資料を請求しました。
・敬老パス負担金の積算方法に関する資料
・地方財政法の条文の資料
・生活困窮者自立促進支援モデル事業に関する資料
・地域包括ケアに関する資料
・障害者福祉費の増に関する資料
・障害者地域相談支援事業に関する資料
・陽子線がん治療センターに関する資料
・野良猫対策に関する資料
・区役所における携帯電話配置に関する資料
敬老パスをめぐる議論の中で、健康福祉局はあくまで高齢者が実際に乗車したことに対する負担金であるということ、その負担金は乗車人数☓決めた単価で計算するということを改めて明らかにしました。しかし実際の予算編成においてはその計算式を用いずに前年度予算のまま予算額を決めたことで、積算額よりも5億円の予算が少なく、予算が足らなければ28年度に精算することを前提にした予算であるということも明らかになりました。このような矛盾点を問いただすために総括質疑に岩城副市長を委員会に呼んで審議をすることになりました。
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2014年03月10日
今日から来年度予算の委員会審議。病院局と財政局に関する資料請求。私は以下の資料を請求しました。
<病院局>
・陽子線がん治療施設の治療患者数、その地域から患者が来ているか、来年度のスタッフの計画などの資料
・東部医療センター救急棟、新病棟建設に関する資料
・市立病院の広報活動に関する資料
<財政局>
・市債残高、臨時財政対策債の残高の資料
・収支見込みと予算の比較対象できる資料
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2014年03月09日
事務所の前を走るランナーたち
今日は名古屋シティマラソンと&ウィメンズマラソンがあり事務所の前の桜通りも多くのランナーが行き交った。この二つのマラソンは「マラソンフェスティバルナゴヤ・愛知」というイベントの中で同時に行われる二つのマラソンということになっています。フルマラソンは女性のみ参加可能なウィメンズマラソン、女性も男性も参加できるシティマラソンはハーフとクウォーターとなっています。
フルが女性のみというのはやはりよくないと思います。これは名古屋国際女子マラソンがオリンピック選考レースなどになっていた経過を引きずる限り男性との同時開催が難しいという理由があります。また、この3つのコースはスタート地点こそ同じですが、ゴール地点は、フルはナゴヤドーム、ハーフは白川公園、クォーターは瑞穂運動場とそれぞれ違い一体感がないのが残念です。来年2015年には、横浜でも市民参加型フルマラソンの開催が決定しましたし、東京マラソン、大阪マラソンと市民参加型のフルマラソンがどんどん拡大する中で名古屋だけがウィメンズマラソンとシティマラソンという変則的な合体をしてしまったがゆえに「ガラパゴス化」していく懸念を強く持ちます。
1999年、私はニューヨークマラソンに参加しました。その経験をもとに本会議で誰もが参加できるフルマラソンを実現してはどうかと当時の松原市長に提案しましたがあまり相手にしてもらえませんでした。もう一度何か提案してみようかなとランナーたちの走る姿を見ていて思いました。
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今日、千種区高見学区で取り組んできた地域委員会モデル事業の成果を発表する「高見まちづくり構想発表会」が高見小学校であり、来賓として出席させていただきました。地域への各戸配布アンケート、聞き取り調査などを経て内容がまとめられました。
市長も参加して討論が行われる
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2014年03月08日
今日、本屋で文庫本を買ったらレジで新潮文庫の一行手帳というものをいただいた。文庫本サイズのメモ帳の下段に様々な本から取り上げた一行が書かれているものです。最初のページの一行は、「弱者への愛には、いつも殺意がこめられている」安倍公房『密会』4pというもの。この本を読んだことはないけれどこの一行には気が惹かれました。
「弱者」への「善意」は「弱者」が存在しないと成り立たないという根本的な問題があることを改めて想起させてくれます。1970年代半ば、脳性マヒ者の団体である「全国青い芝の会」が採択した行動綱領の中の一節に「私たち脳性マヒ者は、健全者社会が持つ愛と正義を一方的に押し付けられてきた。それにより私たちの自由は奪われ命をも否定されてきたことを鑑み、……」という表現があることが同時に頭の中に浮かびました。
この手帳をパラパラめくっていくと、小説を読んでみたいなあと思っている自分に気づきます。しっかり出版社の戦略に乗せられているわけです、結局。
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2014年03月07日
今日は個人質問3日目で最終日。
昨日6日、千種区区民会議が開かれ、「あじさいプラン2014」(平成26年度千種区区政運営方針)素案について千種区内の区政協議会関係者や各種団体、公募市民などが参加して区役所側からの説明と意見聴取が行われました。千種区区民会議は、この区政運営方針について議論する場として年2回ほど開催されています。また、区政運営方針は、区ごとに策定されていて、千種区は区の花があじさいであるので「あじさいプラン」と呼んでいます。
2014年のプランは基本目標として
「住みよい、住みやすいと誰もが実感できるまち千種区をめざします」
を掲げ、重点推進施策として、
@地域で支えあうまちづくり
A千種区の魅力を活かしたまちづくり
B利用しやすい、信頼される区役所づくり
の3点を掲げています。また新規の取り組みとして
・全15学区での避難所開設・運営訓練の開催
・こあらっち(千種区のマスコットキャラクター)見守りステッカーの作成
・高齢者いきいき活動支援
・空き家の適切な管理の推進
が示されています。今後区民会議やネットからいただいた意見などを参考にして修正が行われ5月には正式なものが公表される予定です。素案は千種区のホームページにて見ることができます。
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2014年03月06日
個人質問2日目。
市長は本気で1000メートルのタワーを作りたいと思っているのだろうか。今日も答弁の中でランドマークとしての1000メートルタワーに言及していた。イメージが貧困すぎる。「大きいことはいいことだ!」(山本直純さんの曲で)の時代ははるか彼方のはずではないでしょうか。
私はこの1000メートルタワーを聞くとバベルの塔をイメージしてしまいます。傲慢な人間が、天まで届けよとばかりの高い塔を作りはじめたことに怒った神は塔を壊し、今後こんなことにならないようお互いの言葉を通じないようにして、ちりぢりに追放した、という旧約聖書の話だ。私はマンガのバビル2世が大好きだったが、、、。
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2014年03月05日
今日から個人質問が始まりました。民主の小川議員が敬老パスのICカード化に関して市長の政治姿勢を問う質問に答える中で市長は、「敬老パスの負担金の算定方法が変われば乗車人数をカウントしなくてもいい」と発言しました。これは重大な意味を持ちます。おかどめ議員の代表質問でも指摘しているのですが、高齢者や障害者がバスや地下鉄に乗ったことに対する負担金という敬老パスの考え方の大前提が崩れてしまい、乗車に対する負担金ではなく、まさしく交通局への補助金へと変質することを容認するともいえます。委員会においてしっかり議論しなければいけません。
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2014年03月04日
今日は一日代表質問が行われた。民主党市議団からは、おかどめ繁広政調会長がおこなった。項目は下記の通り。
1 なごや子ども応援委員会について
(1)具体的な事業内容
(2)既存のスクールカウンセラーとの役割分担と職務規定
(3)学校との協力体制
(4)応援委員に期待する人間像像
2 社会参加の支援策について
(1)敬老パス・福祉パスの予算編成に対する市長の真意
(2)敬老パスの適用範囲
3 金山地区のまちづくり構想について
4 本市被害想定に基づく避難対策について
5 公契約条例について
6 ESDユネスコ世界会議について
(1)普及啓発
(2)学校現場での取り組み
公契約条例に関しては民主党市議団としてはこの間何度か質問をしてきているテーマで、以前の質問に際して河村市長は、「今後勉強しますわ」と答えていたが、今日も全く同様に「今後しっかり勉強しますわ」としか答えずがっくり。公契約は自由競争によるダンピングなどの価格競争により下請けなど弱い立場にある労働者の賃金が不当に下がらないように少しでも保護しようという狙いがあります。愛知県では検討会が設けられ議論が行われていますが、名古屋市でも検討がすすむようにしていかねばと思います。
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2014年03月03日
今日行われた議会運営委員会において、減税日本の理事を議会運営委員会において選挙で選ぶということが行われ、少なくとも戦後の名古屋市議会においては初めての事態という極めて異例の議運となりました。
通常議運の理事は各会派の幹事長が選ばれるのが慣例となっています。昨年私がそうでした。議会運営を各会派の代表が集まって議論する場が理事会なので、各会派の意見をまとめる立場の人が就任するというのが当然だからです。減税日本は今年度になっても問題が生じるたびに会派の役員が猫の目のように変わり、今年度の初め誰が幹事長だったのだろうかと思うほどです。その減税日本が昨年11月に問責決議を受けた湯川議員を幹事長=理事にしたいと主張するのですが、さすがに各会派それを受け入れるのが難しいのは普通に、論理的に考えればわかります。しかし議論がまとまらないまま時間が過ぎ、正式な理事が空席のまま明日からの2月議会の代表質問が始まるという事態に至ってしまいました。
こうなった以上理事空席のままでは議会運営に支障をきたすので今日の議運で何らかの結論を出さないといけなかったのです。減税日本からは話がまとまらない場合は選挙などの方法で選んでほしいとの意思表示もあったので今日の議運で異例の理事選任のための選挙が行われたのでした。議会事務局は特別に投票箱や投票用紙を作成して選挙に臨みました。
その結果、金城議員4票、鹿島議員6票、無効票7票で減税の鹿島議員が理事に選ばれました。ここに至るまで、理事会はものすごい時間を費やしています。本当に理事のみなさんの努力に頭が下がります。今後筋の通らない主張をして時間を費やすことだけは止めていただきたいと減税日本の方々にお願いしたいです。今日「貴重な経験」をしたわけですが、経験しなくてもいい経験だったことは間違いがありません。
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2014年03月02日
潮の満ちた藤前干潟
藤前干潟を守る会の辻淳夫さん著書「ちどりの叫び、しぎの夢」の出版記念のつどいが藤前活動センターであったので参加し、久しぶりに辻さんにお会いしました。このまえお会いしたのはCOP10の国際会議の時だったと記憶しています。脳梗塞で現在は車いすになっておられるので外に出る機会が少なくなったそうですが、今日お会いした辻さんは顔色もよくお元気そうでした。
最近名古屋市においてもごみの問題の影が薄くなってきています。今日久しぶりに藤前干潟を訪れて(私が見たときは潮が満ちていました)、改めてごみ減量をしっかり考えなければと思いました。また多くの子どもたちが活動に参加している様子もうかがえました。藤前干潟を守る活動のバトンがつながれているのは素晴らしいことです。
辻さんと記念撮影
辻さんの著書
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2014年03月01日
岐阜の障害者団体「つっかいぼう」の25周年の集いがあったので参加してきました。会がスタートして借りた古い民家には部屋の真ん中につっかい棒が存在していました。その棒を外すと天井が落ちるといわれていたのです。その棒=「つっかいぼう」が団体名に採用されたのでした。今はビー・カンパニーという事業所で自然食レストランやキャンドルづくりなど仕事をするほか、介護派遣事業所や相談事業などを行っています。
これを機会にまた新たなつながりを東海地域で創り出していきたいなあと思いました。
ビー・カンパニーでつくるキャンドル
ビー・カンパニーでつくるジャム
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3・1朝鮮独立運動95周年企画 「見直そう!歴史 つくろう!信頼と友好」という集会に参加し、田原牧さん(東京新聞記者)の講演を聞きました。講演のテーマは、レジメによると「居場所づくり」となっていました。
最近の貧富の拡大と並行して同調圧力(=いじめ)が高まっている結果、その圧力で排除された若者が排外主義集団に吸収されているのではないかという田原さんの分析が紹介されました。田原さんはそれを「安倍ループ」と呼んで深刻な問題ではないかと提起されました。田原さんが取材に際して、排外主義集団が「暖かそうだから」という理由で所属を選択しているという若者がいたことを紹介していました。個人と社会をつなぐ中間団体が崩壊した現在の状況に対抗していくには法律以外のルールでつながれる身体性を伴う対抗空間を構築する必要があるのではないかとの田原さんの提案でした。その対抗空間を構築することが「居場所づくり」だというわけです。
左派・リベラルは、言葉の細かい定義や正当性を争い、その言葉を取り合いをしているうちに人を受け入れる懐の深さを、暖かさを失ってしまったのかもしれません。人と連帯するための条件を「居場所づくり」は教えてくれるような気がします。
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2014年02月28日
本日の委員会は10時30分から約1時間総括質疑が行われました。
昨日の夜、今池商店街が企画した「三文オペラ」を千種文化小劇場で観た。とても良かった!面白かった!エンターテイメントはこうでなくちゃ!と納得の企画でした。
いわゆる「三文オペラ」は音楽劇で有名ですが、今回の企画は歌(柳原陽一郎)と芝居(俳優:大橋一三)だけではなく、芳垣安洋が率いるオルケスタ・リブレによるジャズオーケストラと神田京子による講談が加わったものでした。神田京子の講談が狂言回し役となり話が進められるのだが、その語りはライブ感満載で、名古屋や今池の地元ネタを盛り込みながら登場人物が生き生きと輝き出し、冴えまくり、勢い満点でむちゃくちゃ楽しいものでした。それに音楽、歌、芝居のどれもが人間味あふれるもので楽しめました。
もちろん物語は人間の性(さが)というか、人間が生きていくときの矛盾が表現されているし、19世紀のイギリスにおいて持てる者と持たざる者との格差の中で、持たざる者が取らざるを得ない生き方が社会の矛盾をあぶり出していくという「重い」テーマが存在しているけれど、今回の三文オペラはそれも含めて見事にエンターテイメントでした。
このような素晴らしい企画をした今池商店街に拍手!!
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2014年02月27日
補正予算の健康福祉局分の審議。
障害者のグループホーム3か所の建設費予算7900万円がアベノミクスの景気対策補正予算の影響で前倒しで補正されました。実際の執行は年度が変わってからになります。今回の予算対象の3施設はいずれも現在のスプリンクラー設置基準である275uを超えているので各施設にはスプリンクラーが設置されることは委員会の場で確認しました。
あと、介護保険給付費の増により4億6100万円(うち一般財源約6000万円)を補正します。またこの補正2件以外に10件の条例案改正が提案されています。うち5件は地方分権一括法の影響による条例の整備。それ以外に薬事法改正、介護保険法改正、障害者総合支援法制定、精神保健福祉法改正などによる条例の規定の整理。そして熱田福祉会館改築に伴う規定の整理です。
さて、消防庁は昨年12月、福祉施設へのスプリンクラー設置を原則、小規模のところも含めてすべて対象にする省・政令の改正を行いました。現在その運用解釈について検討を進めているそうですが、その施行は2015年(平成27年)4月1日ということになっていて、もし現在のケアホームがすべて対象となるとすればそれは実際不可能なことを押し付けることになります。経過措置が3年間を設けて何が何でもスプリンクラーを設置しないと認めないということになると障害者の生活の場が失われることになりかねません。ケアホームが「ミニ施設」になってしまいます。国への働きかけと共にその動きを注視しないといけません。
そもそもグループホームというのは障害者の地域における生活の場として制度化されたものです。当時厚生労働省で仕事をしていた浅野史郎前宮城県知事が実現に向け力を注いだことは有名な話です。安全は必要ですが、国にはグループホームを「ミニ施設化」させるのではなく、地域における生活の場であるということをもう一度しっかり位置づけ直してほしいと思います。
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2014年02月26日
今日は補正予算の委員会審議。今日は財政局と病院局関係分。
2月補正の総額は一般会計で約224億円。そのうち国の経済対策などによるものが208億円(防災対策・老朽化対策で181億円、子育て支援・少子化対策で27億円)で、ほとんどその執行は来年度になります。来年度予算に予定していたものを前倒しして予算化したものが多いのです。特別会計、公営企業会計も含めた総額では約378億円となります。
収入部分で見ると、財政調整基金から11億4000万円ほどを取り崩し、25年度末の基金残高見込みは約136億5600万円となります。また市債の発行は約135億6000万円です。財政局分に関する議案として、消防救急デジタル無線通信設備工事10億3600万円の契約案件が1件ありました。
病院局関係分は、東部医療センターで心臓手術件数が増えたことによる材料費2億4200万円の補正。
2月補正の概要は以下の通りです。
1 国の経済対策等に伴う補正 20,852 百万円
(1)防災・老朽化対策等 18,104
民間障害者共同生活住居等の整備補助 79
ガイドウェイバス車両の整備補助 62
市営住宅の外壁改修 955
市営住宅の建設 195
橋りょうの耐震補強 70
橋りょうの補修 145
道路改良 498
橋りょうの改築 80
公園遊戯施設等の改修 180
公園の整備 94
東山動植物園再生プランの推進 55
校舎等の大規模改造 8,652
小学校普通教室空調設備の整備5,583
小学校校舎のリニューアル改修 390
小・中学校運動場の改修 228
肢体不自由学級設置校へのエレベーターの整備 213
瑞穂公園施設用地の取得 563
瑞穂公園ラグビー練習場の人工芝張替工事 60
(2)子育て支援・少子化対策 2, 748
賃貸方式による民間保育所の設置1, 267
小規模保育事業実施施設の設置 473
民間保育所の整備補助 641
民間保育所の耐震改修補助 367
2 その他 2,213
保育所の社会福祉法人への移管準備 143
国直轄道路事業負担金 1,367
介護保険(保険給付費) 461
東部医療センター材料費 242
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2014年02月25日
今日から2月議会が本格的に始まりました。まずは補正予算案の審議で、今日は本会議における質疑が行わました。
午後、木曽青峰高校の生徒が制作したベンチ4脚を名古屋城天守閣内に寄附する贈呈式が行われました。この取り組みは、「水源の里を守ろう 木曽川流域みん・みんの会」(私は顧問を務めている)が取り組んでいる「水源の里基金」の取り組みの一環です。上流で作られた物品を買い、その売り上げの一部を基金に積み立て、そのお金で材料の間伐材などを購入してもらいベンチを作ってもらうという取り組みです。今までに植物園にベンチを、科学館に木のおもちゃを寄附してきました。
感謝状贈呈後、関係者で記念撮影
今回贈呈式には河村市長も出席し、木曽青峰高校とみん・みんの会に感謝状をいただきました。また、協力をいただいた木曽広域連合の連合長である宮川正光南木曽町長も参加していただきました。このベンチには「葵の御紋」が刻まれていて名古屋城にふさわしいものに仕上がっています。市長も座ると弾力があり座り心地がいいと感想を述べていました。高校生たちがこれから先何かの機会に名古屋城を訪れベンチに座りに来てくれたらなあと思いました。水源の里基金はこれからも継続して取り組んでいきたいと思います。
天守閣1階に4脚置かれました
葵のご紋と寄贈者名が刻まれている
贈呈式の前にみんなで本丸御殿へ
床が汚れないようにタイヤにカバーをつける
車いすを乗り換えない場合はこの方法を
私が提案しました。
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2014年02月24日
今日、あることで知人の障害者の方がウイークリーマンションを借りてみてはどうかという話が持ち上がり、私が代わりに電話をしました。その方が関係する障害者団体の名前も出しながらすぐにでも入居できないだろうかと話をし、折り返しの電話を待っていると、電話がかかってきました。「あの〜、その方は、その〜、障害者を支援する団体の関係者なのですね。その方は〜」と歯切れが悪い。ピンと来たので、私から「その人が障害者かどうかということですか」と切り出した。向こうも、そのことを自ら切り出すのは分が悪いと理解しているのだろう。
すると電話の主は「失礼ですけれどもそのような方でしょうかと」。私は「そりゃ失礼だね。障害者差別解消法が成立しているのに」というと、その電話の主は、「そのような場合、社内で検討する時間が必要なのですぐに入居することはできない」という。「そりゃおかしい」とさらに言うと、「他の方が安心して入居できることが必要だから」とおっしゃる。
ここで私は怒りのスイッチが入ってしまう。「障害者がいると他の者が安心できない」というわけである。障害者をどんな存在と見ているのだろうか。確かに中には時おり大きな声を上げる人がいるかもしれない、壁を叩く人がいるかもしれない。そんなことが許容されないなら、障害者は世間から隔絶された施設の中に、または職員に囲まれた場所にいなさいということになってしまう。地域の中で共に生きるなんてことは決して実現しない。衣食住という基本的な部分で排除されてしまう障害者の存在を改めて噛み締める出来事だった。
障害者差別解消法の趣旨をどう具体化していくのか、このような事例を一つひとつ乗り越えないと先は開けていかないのは確かのことです。それはそれでやっていかなければと思う半面、いつまでもこんなことを言い続けないといけない社会なのかと思うとやはり気は重い。
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2014年02月23日
全国初の24時間介護が必要な車いす女性議員」として活躍した入部香代子さんが62歳で亡くなったのは昨年の7月24日。彼女を偲ぶ、「香代子のガッハッハッ人生を語る会」が大阪で開かれたので出席してきました。1991年から4期16年豊中市議として活動されるとともに、私が事務局長を務める「障害者の自立と政治参加をすすめるネットワーク」の代表としても活動されました。
入部さんが出産した時の取材番組の映像が流されたときは涙腺が熱くなりました。入部さんはインタビュアーから子どもが健全者なことについて聞かれると、「健全者なことはしゃあない。一緒に(脳性まひ者の)運動できへんけど私の気持ちは分かってほしい」と入部さんが答えていたことが、今更ながら当時の障害者運動の底力を感じさせてくれました。また、介護制度が全くない中で介護者を集め24時間介護を回してきたことは本当に大切かつ重要なこととして私たちが忘れてはならないものだと再認識しました。当時介護に入っていた人も多く参加されており、今のように制度に縛られることのない、自立する障害者を支えるための介護が実践されていたことが彼女たちからの発言でわかりました。トイレ介助も選挙応援も地続きだったのです。
彼女の生き様は多くの人を巻き込みながら障害者をめぐる制度を確立する基礎につながるものだったのだと今日の参加者の発言を聞いていて改めて確信しました。
会場からは太陽の塔が見えた
写真の横には大好きだった酒がズラリ
彼女の車いすには「なんでやねん」のステッカーが
元気にやってるでぇ!と答えなきゃ
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2014年02月22日
今年も熊本県水俣から甘夏みかんがやってきました。水俣病の患者さんたちは漁業を捨てざるを得ませんでした。そして作り始めた甘夏の販売を全国で応援する取り組みが始まり、東海地方でもその取り組みが始まってから今年で39年目となりました。わっぱの会はその初期から販売の手伝いをしていて、私もずいぶん配達をしたものでした。毎年バレンタインデーごろに届く水俣の甘夏は無農薬または最低限の農薬使用で生産されていてマーマレードも安心して作ることができます。エコネットみなまた・はんのうれん、津奈木甘夏生産者の会、水俣病患者家庭果樹同志会の3団体が生産しています。
今年は大玉が多い感じ
みずみずしくて美味い!
昨年10月の国際水銀会議が開かれるなど、水俣病の「幕引き」をしようという意図が背後に見えています。しかしまだ裁判は続いていますし、水俣病の認定を求める人も存在しています。そして水俣出身であることを隠して生きている人も多く存在しています。まだ終わった話ではありません。
そして水俣では若い世代の人が生産を引き継ぎ始めていることは将来への希望を示しています。以前に比べ扱う量は減っていますが、名古屋で扱う水俣甘夏みかんの意義を少しでも知ってもらうことで本当の水俣病「克服」につながればと思います。
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2014年02月21日
議案説明会2日目で今日で終了。
夜、「名古屋と南京 二つの観音像の悲劇」と題する集会に参加しました。主催は河村市長「南京虐殺発言」を撤回させる会。「日中戦争に翻弄された二つの観音様」のDVDのダイジェスト版を見て、またNPO法人「二つの観音様を考える会」事務局の方からの報告を聞いたあと参加者が意見を述べ合い、一人でも多くの市民に二つの観音様のことについて知ってもらおうと企画されたものでした。
平和公園の平和堂の中に千手観音像が安置されています。これは年に数回一般に公開されます。春と秋のお彼岸、お盆のころは公開されていると思います。この千手観音像はもともと南京市にある毘蘆寺(びるじ)にあったものですが、1941年、名古屋にあった十一面観音像と交換した結果名古屋に残っているものです。仏教を通じた宣撫工作という側面もあり、また十一面観音は文化大革命で破壊されてしまったという歴史もあり、様々な人の思いと歴史が複雑に絡んだ千手観音像なのです。
毘蘆寺(びるじ)も文化大革命で破壊されましたが、2008年に再建10周年を迎え、私はNPO二つの観音様を考える会の人たちと一緒に記念法要に参加する機会を得、現地を見てきました。お堂の中では、観音像が写真パネルとして置かれていて、信者の方はそれに対して祈るという話を聞きました。それほどまでに熱い思いを寄せられている観音様ですが、平和堂の中で安置されたままなので傷みが激しくなってきています。このまま平和堂の中で朽ちていくのは歴史的経緯から考えても避けなければならないと思います。また様々な人の考えや日本と中国との関係をみると観音様を中国に返すことは簡単ではないことも事実です。しかし今の時代に千手観音像があるべき場所としては、人目に触れることなく平和堂の中に安置されているよりも信仰の対象として求める人がいるところの収まるのが一番いいのだと私は思います。
いわゆる「歴史認識問題」の議論とごちゃ混ぜにせず、建設的な考えをもって事態を打開したいものです。
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2014年02月20日
10時から昼休みをはさんで14時30分まで議案説明会の一日目。質問をすることはできないので、局長からの説明を聞くだけだが、私の所属する財政福祉委員会以外の所管局のことについてはこのような場説明を聞いておくことで、予算の全体が大まかにつかめるので重要な時間です。可能な限り出席して聞くように心がけています。
説明会終了後にはインターン生2名に本庁舎と市公館の施設案内をしました。説明は職員の方にしていただきました。今度は職員食堂のメニューを食べてもらい感想を聞いてみようか。
市公館の2階へ続く階段。
最近は結婚式に貸し出しもしている。
この階段は撮影スポットとのこと。
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2014年02月19日
今日2月定例会が開会。2月定例会開会日には名古屋フィルハーモニーのミニコンサートが行われるのが恒例となっている。今年も2.8倍の倍率から選ばれた市民約330人が一緒に演奏を聴いた。
今年のプログラムは
〇グリーグ 組曲「ホルベアの時代から」作品40 第1曲前奏曲
〇エルガー 弦楽セレナードホ短調作品20 第2楽章ラルゲット
〇チャイコフスキー 弦楽セレナードハ長調作品48 第1楽章
アンコールに
○グリーグ 「ホルベアの時代から」プレリュード
指揮者は、昨年名フィルの常任指揮者に就任したマーティン・ブラビンスさん。私好みの選曲で素晴らしいひと時を過ごすことができた。チャイコフスキーのセレナードは、2003年に小林研一郎さんが指揮した時にも演奏された。小林さんのセレナードは低音を強く響かせる重厚でドラマティックな演奏だった記憶がある。それに比べてブラビンスさんの演奏は柔らかくロマンティックな感じだった。目の前で聞いているので指揮者の息遣いや弓が発する「雑音」までよく聞こえ、CDでは味わえない生の素晴らしさを体感した。
市長は、予算審議の前に予算を支出する名フィルの演奏を行うのは「便宜供与」にあたるとの理由で昨年に引き続き欠席。これが便宜供与にあたるという市長の感性が理解できない。へ理屈である。市民のために様々な企画を行っている名フィルに失礼ではないだろうか。名フィルが名古屋市民の宝物になるように市民みんなで支えていくことが重要だ。面白いナゴヤを実現したいという市長。であるならば文化の発信力を高めることは必須のこと。名フィルもその発信力の中に位置づけないといけないはずだ。
名フィルの演奏の後定例会が開会し、まず市長の提案理由説明が行われたその冒頭で市長は「今我らが愛するナゴヤは重大な曲がり角にあると言っても良いと考えております。すさまじいまでの東京一極集中の中で、単に東京の大きな衛星都市になってしまうのか、世界の人々をひきつけてやまない、魅力あふれる世界に冠たる都市となるのかの曲がり角でございます。」と述べていることに市長の今の時代観、名古屋観が現れている。
私はやはり少子高齢社会にどう立ち向かうのか、一人暮らしの人がどんどん増加していることにどう立ち向かうのか、名古屋市周辺自治体から流入する高齢者の存在をどう受け止めるのかなど、曲がり角に確かに来ているが私の考える曲がり角とは場所が違うようだ。
次に市長は、学校と協力する様々な分野の専門家と協力して「なごや子ども応援委員会」をについて話をすすめた。この施策の評価はまた別に述べたいが、市長が「未来を担う子ども達が健やかに育ち、‘`学ぶ,,“働く,,“生きる',力を身につけて、高校や大学などへの「進路」にとどまらず、自分は将来どうなりたいのか、その目指すべき路「針路」を見出して立派になっていってほしいというのが齢65歳を過ぎた私の願い」という部分は私も同意する。やはり人間大切なのは、どう生きるのかという問題なのだからだ。
ただ全般的に目新しいものはなく、おとなしい感じ、メリハリのない感じの提案理由説明であった。30日間の定例会でしっかりと議論していきたい。
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昨年の12月4日、国内では特定秘密保護法をめぐる嵐のような報道が行われる中、障害者権利条約の国会承認が可決されていた。小さく報道はされていたが、特定秘密保護法の報道の中ではほとんどの人に注目されることはなかった。
今年の1月20日に国連に批准書を寄託したので30日後の本日、日本国内において「障害者権利条約」が発効することになった。国連での権利条約採択から8年の時間を必要とした。もちろんこのように時間がかかったのは、日本に障害者差別禁止法制が存在していなかったことが大きな原因であった。また障害者側からも整備される法律の中身の議論をしっかりして内容あるものにした上での批准が望ましいとの意見が大勢を占めたからだった。
もちろん、今日がゴールではない。この条約発効を障害ある人もない人も地域の中で共に生きていく社会の実現をさらに進めるためのスタートにすることを決意する日として記憶に留めておきたい。
<これまでの経過>
2006年12月13日 国連総会において採択
2007年 9月28日 日本政府条約に署名
2008年 5月 3日 障害者権利条約が発効
2013年12月 4日 国会で承認
2014年 1月20日 国連に批准書を寄託
2014年 2月19日 日本において発効
※権利条約批准のために、障害者基本法改正、障害者差別解消法制定、障害者雇用促進法の改正、障害者総合支援法の制定など国内法の整備を行ってきていた。
※1990年、世界に先駆けて障害者の権利を確認した法律、ADA法(アメリカ人障害者法)制定させたアメリカは実は依然として批准していない。訴訟社会のアメリカにおいては様々な法律細かなところまで整備しないといけないということもあるだろうが、一方で国連による価値観をアメリカ国内に適用するのは主権侵害の怖れがあるというような主張があったということもどこかで見たような気がする。アメリカの動向は注目である。
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2014年02月18日
一昨日の16日午前11時43分、楠敏雄さんが亡くなった。全障連、DPI日本会議、障大連(大阪の活動)など70年代からのさまざまな障害者運動のリーダーであった人だ。私の身近な運動でいえば、共同連、障害者の政治参加ネットワーク、障害者労働研究会など、とくに政治参加、労働分野での接点が多かった。
どんな障害を持っていても地域の学校に通って学ぶことを求める運動の先頭に立った。今でいうインクルージブ教育を求める運動である。そして障害者差別を許さないと差別事件などに対しての取り組みなども楠さんたちの運動が切り開いてきたことだった。
会議や集会などでしか会ったり、話したりすることはなかったけれど、会議の場ではじっくりと話を聞いて、きっちりと原則論を主張する貴重な存在だった。障害者権利条約の日本での発効を直前にして他界されたのは偶然とはいえ、そのことを意識せざるを得ないタイミングである。昨年一年で様々な障害者運動の先人たちが亡くなった流れがそのまま続いているようで気が重い。これらの先人の激しく、厳しい、つらい戦いなしには今の障害者の生活はあり得ないということを私たちは改めて肝に銘じないといけない。地下鉄や駅にエレベーターが付き、ノンステップバスが当たり前になってきたことや24時間介助が実現しているということもそのこと抜きにはあり得ないのだ。
楠さんゆっくりとそして安らかにお休みください。
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2014年02月17日
11時予定の議運が50分遅れで開会。議会の日程などを確認後最後に委員長が、昨年11月議会で河村市長が席から立ち上り大きな声を出しながら議長の机をたたくなどの行動をとったことについて、各会派一致した(減税も含めて)意見として「猛省を促す」旨の注意をしたところ、「何やっとるんだ!」と一言。これは減税会派に向けての発言のようだ。これはある面理解できる。でも最後に「憲法違反だ!」との発言するが、これは理解に苦しむわ、市長さん。
午後は公社対策特別委員会で、市長室、総務局、上下水道局、教育委員会関係の外郭団体との懇談会形式での議論。
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2014年02月16日
午前中、強風が吹く中、千種学童連絡協議会の恒例「冒険ウォークラリー」が平和公園で開催されその開会式に出席。
それから、栄のパルコの地下で行われていたエイブルアート・カンパニー主催の期間限定ショップ「HUMORA」(ユーモラ)の最終日なので見に行く。面白い作品がいろいろ販売されている。東日本大震災後に訪れた宮城県山元町の地球工房の製品も置いてあったのが感慨深い。京都の団体が作っている一筆箋を購入。
HUMORAの様子
素敵な一筆箋
今池の自転車屋で車いすのタイヤを交換!少しでも床を汚さないようにしようと黒から白いのに変更。
自転車屋さんなので当然ながらあっという間
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2014年02月15日
午前中、鍋屋上野浄水場で現在改修中の旧第一ポンプ場の屋根に葺くスレート板に親子でメッセージを書き込もうというイベントが開催され出席。記念写真を撮るというものだから、慌てて「上流は下流を思い、下流は上流に感謝する」とのメッセージを書き込む。いろんな人の思いが書き込まれていた。多くの子どもたちがイラストを描いていた。100年後とはいかなくても、50、60年後に行われるであろう次の改修の時に面白く展示がされるのではないかとの早まった想像をしながら写真に納まった。また、上流の首長にもメッセージを書いてもらったらどうかと提案しておいた。
感謝するの配置が、、、
午後、能楽堂で名古屋市・南京友好都市提携35周年記念の「文化交流会」が行われていたので少し遅れて参加。記念講演は、中国を旅するNHKの番組に出演していた関口知宏さん。チラシによると日中国交40周年親善大使にも任命されているらしい。韓国の人は〇〇だ、中国の人は△△だ、日本人は□□だ、私から見れば表面的、一面的に各国を特徴づけて説明し、最終的にはいろいろあるけど仲良くしましょう的な話で、?????でした。インド人の話をした時には、カースト制度があり諦めが基本にあるとか、ガンジーの糸車を例に出して、地道にコツコツやるのがインド人とかいう話は閉口だった。ガンジーの糸車はインドの伝統工芸を表現しながらの非暴力抵抗運動のシンボルではなかったの?
それから中国伝統芸能の変面や京劇の孫悟空の一コマが演じられた後、最後には張濱(チャン・ビン)さんの二胡の演奏。こちらの方は楽しめる内容でした。
私が到着する前に記念式典が行われ、中国領事館からは副総領事が出席されたとのこと。河村市長の南京発言のあと交流が途絶えているが、この点においては中国側に最大限の大人の対応をしてもらったということだ。河村市長の「南京大虐殺はなかったのではないか」発言はあまりにも挑発的なのは間違いがない。そのような状況の中、なんとかして35周年式典を年度内にやりきったというのが市当局の本音だろう。チラシに書いてあった文章を紹介しておく。
日中国交正常化や日中平和友好条約調印などを受け、友好都市提携の機運が高まる中、昭和53(1987)年10月に、名古屋市は市長を団長とする「名古屋市の翼友好訪中団」を北京に派遣しました。同団が北京滞在中に、中国政府から南京市を名古屋市の友好都市にしたい旨の提案を受け、その後両市による協議を重ね、同年12月に友好都市提携に至りました。
友好都市提携の協定書には、「日中平和友好条約の精神に基づき、相互に、文化、教育、体育、経済、科学技術及び人物等の交流を通じ、子々孫々に至るまで両市間の友好親善と相互理解を深め、あわせて、日本国と中華人民共和国の善隣友好関係の促進に寄与することを念願し、ここに両市が友好都市として提携する」とうたわれています。
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2014年02月14日
中日新聞の朝刊一面に「リニア準備 官僚を初起用」との見出しがあった。リニア新幹線のための体制強化のために中央官僚を受け入れるというらしい。記事によれば、市長は「名古屋の街は曲がり角を迎えようとしている。国と一緒にやっていくということだ」とコメントしたとのこと。
名古屋市は伝統的に中央からの役人を受け入れてこなかった。それはそれで名古屋市としての矜持があったのではないかと推察される。その矜持よりも国との連携を重視した体制づくりに舵を切ったということだろう。地方の時代、地方分権といった言葉が繰り返し主張されたが日本の行政システムが中央集権的構造を脱し切れていないのは周知の事実だ。
河村市長は税源の移譲など国と闘う姿勢を示し、中京都構想では国からの独立を議会でもさんざん口にしてきた。なのに中央官僚を起用なのかと思わざるを得ない。中京都構想の薄っぺらさが図らずも明確になったのではないだろうか。今回の人事にことさら異を唱える気はないが少し寂しい気がするのだ。
名古屋という「大いなる田舎」の風土をプラスに転化し、少子高齢社会に立ち向かう名古屋市を作り上げていきたいと思うのは私だけだろうか、、、、。
バレンタインデーの今日、土曜日に続いての雪だった。歩道は雪かきがされていないところが多く、車で走っていると車道を歩いている人が続出していた。クラクションが鳴らされて何事かと思っていると車道を人が歩いているという具合だ。
事務所の前を塵取りで雪かきしたところ夕方には手首が少し痛い。普段から鍛えておかなければと痛感。
雪かき前の事務所前
雪かき後の事務所前
市役所の雪模様
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2014年02月13日
午後から財政福祉委員会の請願審査。
財政局関係で新聞の軽減税率に関する請願は、消費税成立が前提になるとの理由で反対、減税・維新は時期尚早との理由で保留の意見、自・民・公は賛成。この請願は意見書提出を求めるもので、名古屋市議会の場合意見書提出は全会一致の原則があるので採決して採択しても本会議での意見書採択ができなくなってしまう。だからそのことを避けるために、休憩をはさみ代表者会議を行って、保留扱いとなった。
続いて健康福祉局関係
・国保制度、介護保険制度の改善を求める件
@国保保険料の大幅引き下げ → 保留
A国保の減免制度の拡充、職権での減免 → 保留
B資格証明書、短期保険証をやめる → 不採択
C介護保険料・利用料の減免新設 → 不採択
・名鉄豊田駅へのエレベーター設置を求める件 → 保留
・要支援者への介護給付継続に関する意見書提出の件 → 保留
・医療・介護従事者の待遇改善に関する意見書提出の件 → 保留
・介護職員の処遇改善を求める意見書提出の件 → 保留
・消費税増税の中止を求める意見書提出の件 → 不採択
あと、無料定額宿泊所の無届施設に関する陳情は聞き置くの扱い。
私は最後の陳情について意見を述べた。陳情内容はホームレスの人などが利用する、いわゆる貧困ビジネスに関するものだが、貧困ビジネスはいまや「福祉ビジネス」として高齢者や障害者の分野でも問題が顕在化しつつある。もちろん、現状ですべてを厳しく規制してしまえば、目の前にいる行き場のない人々を放置することになってしまう。そのような状況だからこそ「必要悪」としての「ビジネス」が成立している。しかし必要悪だからといって公的セクターが何も対応しないというのは無責任な話だ。民間に任せるというならば人的育成や報酬の保障を名古屋市レベルでも考える必要があるし、緊急避難的に対応できるベッドやスペースの確保を公的部門も関与しながら実現させないといつまでたっても収拾がつかない。貧困ビジネスを廃絶する総合特区でも提案してはどうだろうか。
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2014年02月12日
夜、大曽根のみのや酒店にて友人と立ち飲み打ち合わせを開催。議題は5月10日に予定している「わっぱん30年、生活援助ネットワーク20年」のイベントの時に協力してもらえる人がいないだろうかという打ち合わせ。焼あじのおつまみをかじりながら、飲んだビールは「かいぶつ島ビール」。奇妙な名前だが、津島のビールだ。海部津島を「かいぶつしま」と読む。いいアイデアだ!
かいぶつ島ビールだ!
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2014年02月11日
自治労愛知県本部などが主催の「公契約のあり方を考えるシンポジウム」に参加。まず上林陽治さん(地方自治総合研究所研究員)の基調講演。公契約条例の意義と全国的の状況について話された。続いてパネルディスカッション。百瀬紀子さん(ユニー環境・社会貢献部長)、三島和弘さん(連合愛知事務局長)、丸田幸一さん(全建総連・首都圏建設産業ユニオン)の3人のパネラーに進行は武藤博己さん(法政大学大学院教授)。丸田さんからは、現場訪問や労働者への告知のためのチラシやポスターの活用の重要性を話された。また、百瀬さんは、税金を使う公共事業だから効率性は必要だが、社会的意義のある取り組みをする企業を考慮する公契約のあり方について、自身の食品リサイクルの取り組みの経験からわかりやすく話された。
シンポジウムの様子
入札における総合評価制度において社会貢献の点数をもっと高めるなど総合評価制度の充実と共に、公契約制度を確立していくことが、結果的に市民の中における税金の使い方の意識、公共的なものに対するコスト観を醸成することになるのではないだろうか。何でもボランティアに帰結させたり、価格競争至上主義で公共サービスを語るべきではないのは当然である。
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2014年02月10日
午後からは、現在副議長を務めさせていただいている愛知県後期高齢者医療広域連合議会の定例会がメるパルクで行われた。後期高齢者医療の保険料は2年単位で決めることになっているので、今議会では平成26年・27年の保険料率などを決めることになる。
具体的には以下の通りになる。
24年・25年 26年・27年
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
所得割率 8.55% 9.00%
被保険者均等割額 43,510円 45,761円
保険料賦課限度額 55万円 57万円
一人当たり平均保険料 79,962円 82,584円(3.28%増)
当初の試算では一人当たり平均保険料は88,899円ほどになるものだったが、剰余金32億円と県財政安定化基金を2年間で約94億円活用できる見通しが立ち、これを計算して上記の保険料となった。
後期高齢者医療制度は現役世代に重く負担して高齢者の負担を少しでも軽くしようという制度設計になっているが、今度から一定の所得のある人は3割負担になる。介護保険料の増、国保料の増と負担は高まるばかりだ。
国民の多くはこれからの社会保障制度がどうなるのだろうかという不安を抱えたままだが、やはりこれは本当に各政党の利害を超えて、真剣に現実的合理的な制度設計をしないと大変だ。税の徴収システムをシンプルにして、シンプルに国民に返していく社会保障制度の構築が急務だ、
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2014年02月09日
この間、本会議や委員会などで質問や議論してきたことで新年度予算に反映したものを紹介します。
<新規事業>
◎地域包括ケアの推進 5254万円
◎ひとり親家庭の子どもの学習サポートモデル事業 572万円
◎生活困窮者自立促進支援モデル事業 6900万円
◎若者の社会体験支援事業 1103万円
◎NPO法人等への寄附促進事業 200万円
◎寄付控除の対象となるNPO法人の個別する制度導入に向けた検討
◎空間放射線量測定機器の整備 1999万円
◎市民税減税の影響調査 230万円
<拡充事業>
〇障害者基幹相談支援センター 7億5373万円
〇障害者に対する意思疎通支援 4372万円
〇第4期障害者福祉計画 552万円
〇食品中の放射性物質対策 861万円
〇市民御岳休暇村セントラル・ロッジの耐震等改修 8340万円
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2014年02月08日
今日は全国が雪。名古屋も積雪5センチ。予定していた共働研究会のシンポジウムが中止となってしまい本当に残念!
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2014年02月07日
午後は公社対策特別委員会で市長室、総務局、緑政土木局、住宅都市局関連の公社との懇談会。
さて、2月15日に、今年の配水開始100周年に合わせた行われている鍋屋上野浄水場旧第一ポンプ所の補修工事の見学会が行われるが、その際、参加者が屋根に葺かれるスレート板にメッセージを書き込むというイベントも行われる予定になっている。この間上下流交流を行ってきたということもあり、私も1枚メッセージを書かせていただいた。メッセージはもちろんこの間の上下流交流の合言葉の「上流は下流を思い、下流は上流に感謝する」だ。
上下流交流の思いを書き込む
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2014年02月06日
午前中、来年度予算案の説明会があった。
そして今日からドットジェーピーによる議員インターンシップの2名の学生の活動が始まった。二人とも南山大学の一年生だ。2月議会の予算審議をしっかり体験してもらいたい。
さて予算の概要について簡単に紹介する。
◎総額
一般会計 1兆 571億円
(昨年は1兆 259億円 312億円3.0%増)
特別会計 1兆1684億円
(昨年は1兆1721億円 376億円0.3%減)
◎歳入
市税はトータルで
5000億円(前年4880億円 120億円2.5%増)
そのうち市民税は2234億円でその内訳は
個人市民税 1511億円(前年1497億円 14億円0.9%増)
法人市民税 722億円(前年 657億円 65億円9.9%増)
やはりこのところのいわゆるアベノミクス効果が出ているようだ。2014年度に限れば税収はさらに上振れする可能性も残されている。
市民税減税については約118億円(昨年は113億円)が見込まれている。
◎歳出
市債の発行は851億円で前年比64億円ほどの増だがこれは、重度心身障害児者施設の建設などが影響している。市債残高は約1兆7830億円となり、前年比約240億円ほどの減となった。ここ10数年の投資的経費の抑制が効果を出している。
個別にみるとやはり健康福祉費の伸びが9.5%(約275億円増)が目立つ。内容的には障害福祉費の伸びと子育て世帯臨時特例給付金、生活保護の増などが影響している。
敬老パスについては、約134億円の予算計上だが、当局による従来の計算方法=乗車人数☓単価による必要額の積算は139億円だったが市長の判断で5億円減額=不足した予算が計上された。このことについては今後の敬老パスについての位置づけに関わる根本問題なので予算審議でも大いに議論することにならざるを得ない。
他の施策については別の機会に紹介していきたい。
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2014年02月05日
ホテルを出発して観光局でお話を伺う。それから日本から進出している物流会社で最近の仕事の様子などを伺った。中国の人件費の上昇、中国国内での港湾施設の整備などにより香港の優位性が低下してきていて、ベトナムなど新たな地域に関係する物流が増加しているそうだ。香港の産業はますます観光への依存が高まっている。
時期が旧正月明け。香港では正月が明けたようだが、中国本土はまだ正月休みのところもあるようで中国本土から訪れていると思われる人がどこでもたくさんいて混雑しているというのが印象深い。また地震がないので折れそうに細い高層ビルが密集しているのも印象的だった。
折れそうなビル群
芸術的な竹を組んだ足場
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2014年02月04日
まずコンベンションセンターを視察。ホテルが複数、それも値段のクラスが異なるホテルが隣接しているのは集客などに有利な条件だ。昼食後、街の真ん中にある香港公園を視察。小高い丘の上に植物園がある。その後ジェトロで最近の企業進出の状況について話を聞く。夕方自由行動の後、夜は寒風の中オープントップバスに乗り夜の香港の街を体感。
しかし今日は自由行動の時のハプニングが貴重な体験となった。街の雰囲気を楽しもうと地下鉄に乗り移動している時、乗り降りの振動で車いすから私のデジカメが何とホームの下に落下。ホームはホームドアがあり電車が到着した時しか開かない。スタッフがマジックハンドを手にカメラ本体を取り上げてくれる。本体から外れたバッテリーを何とか取ろうとガムテープを利用して試みるがうまくいかず連絡先を伝えて街の散歩に向かった。
活躍したマジックハンド
現れたスロープ付き自動車
帰り地下鉄に乗ろうとインターホンでスタッフを呼ぶと、ここはエレベーターがないので待っていてくれと言われ待っていた。階段を吊って下がるための応援が来るのかと思っていたら、なんと!スロープ付きの車が到着し、私を一つ先のリフトのある駅まで連れて行ってくれたのだ。どういうシステムになっているのかは私の語学力では聞くこともできなかった。到着した駅はエレベータはないがリフトが設置されていて、ホームまで下りて帰途についた。始めに乗ったところはエレベーターがあったので当然どこでも付いているのかと調べもせずに乗ったのが失敗なのだが、その失敗のおかげで貴重な体験をすることができた。そしてデジカメのバッテリーはホテルの人が駅まで取りに行ってくれて無事手元に帰ってきた。香港の人の親切さを実感した一日だった。
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2014年02月03日
今日から視察で香港に出発。夜に到着したので夕食後にホテルの近くから、高台からの望みではなかったけれど香港の夜景を体験。
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2014年02月02日
昨日のシンポの記事(中国新聞)
新しく政治参加ネットの会員になられた、長崎県長与町議の安倍都さんからは、例えば視察や議員研修などで介助のサポートがなく大変で、道行く人に助けを求めるような状態なようで、議員活動を保証する体制が整っていない厳しい状況の報告がありました。同僚議員の理解を粘り強く続けるなどの取り組みをすすめたいとのことでした。また同じように新たに会員となった玉名市の北本将幸議員は障害者団体と密接に連携しながら、歩道における点字ブロック配置の見直しや、病院への手話通訳配置などの要望を具体化したいなどとの報告がありました。
本日の会議の様子
その後、介護保険と障害者施策との併用問題について各地から報告や問題提起があった。65歳になった障害者が介護保険の対象になることにより、それまで受けて支給量が保証されていない事例が数多くあることが明確になりました。名古屋市のように財政力のあるところではサービス支給量が引き下がるという事態はありませんが(自己負担額が増えるという問題はありますが)、障害者の支援費サービスでも国庫負担基準を超えた分はサービス支給を認めない自治体も多くあるので、各地の会員とも連絡を取り情報を把握する必要がありそうだ。
車いすについては介護保険のレンタルに変える圧力が高まるのではないかとの懸念も示されたり、強制的に障害者施設から高齢者施設に移らされた例もあるなどの報告がありました。障害者自立支援法違憲裁判における原告と厚労省とのいわゆる『基本合意文書』の中には、新法制定についての論点という項目の中に「介護保険優先原則(障害者自立支援法第7条)を廃止し、障害の特性を配慮した選択制等の導入をはかること。」という文言が含まれていることに改めて注目しなければならない。
会議の後は、お好み焼きを食べて時間のある人で広島平和記念資料館と原爆ドームを見学し、超低床市電(ドイツ製)に乗って広島駅に向かいました。
広島に来たなら食べなきゃ
原爆投下の時を留める時計
世界遺産・原爆ドーム
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2014年02月01日
お昼に食べた「しゃもじかきめし」でかきを堪能
障害者の自立と政治参加をすすめるネットワーク広島大会が1日、2日の2日間、広島市中区地域福祉センターにて開催されました。昨年7月に前代表の入部香代子さんが亡くなり空席になっていた代表について、今回の総会においてさいたま市議の傳田ひろみさんを選出しました。事務局長は私、会計は久留米の藤林さん、事務局員に大牟田の古庄さんという体制を確認し、昨年10月に当選した玉名市の北本さんには古庄さんのサポートをしていただくことも同時に確認しました。
今回の大会では、昨年4月、5月に開催された「ひろしま菓子博」で発生した電動車いす利用者に対する入場制限という差別的な取り扱いにいて考えるシンポジウムを広島の「特定非営利活動法人 障害者生活支援センター・てごーす」との共催で開催し、50名ほどの参加がありました。
まず松尾晴彦さん(障害者生活支援センター・てごーす)に「ひろしま菓子博における電動車いす入場制限差別事件」を検証する基調報告をしていただ後、私がコーディネーターを行い、現地当事者の立場から川本澄枝さん(障害者生活支援センター・てごーす)、現地福祉関係者の立場から中島康晴さん(広島県社会福祉士会会長)、現地市議会の立場から太田憲二さん(広島市議)、政治ネットから古庄和秀さん(障害者政治ネット事務局・大牟田市議)の4人から報告を受け議論をしました。会場からも多くの発言があり充実した集会となりました。今後、4年後予定の次回の菓子博(三重県開催予定)ではこのようなことが二度と起こらないように働きかけをしていくことや、今年にも示されるであろう障害者差別解消法に基づく合理的配慮に関するガイドラインをしっかりチェックし、今回のような事態が起きることがないようにしていくことを確認して集会を終えました。
基調報告をする松尾さん
シンポジストのみなさん
会場の様子
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2014年01月31日
本日、政治団体の収支報告書を提出。頼まれていた原稿を書き終えメールで送付。溜まっていた仕事が片付くとスッキリする。
お昼に木曽広域連合の職員の方が事務所に来られた。先日千種の商店街の方と話している時に木曽川の上下流交流をしていると話していたところ、今池はもともと馬池が変化した地名だから木曽馬ということで「馬」つながりがあるんじゃないかと指摘された。本当にそうだ!と瞬間的に思ったのでした。その話をして、今度開田高原にある木曽馬の里を訪ねてみると話しました。今池まつりなどで何かコラボできるといいのではないかと密かに思っています。
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2014年01月30日
雨の中、自由が丘交番が移転新築し開所式が行われた。四角錐の屋根は東山タワーをイメージしているとのこと。駐車場も3台分あり、広く立派な交番。5人の警察官が交代で24時間詰めることになります。
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2014年01月29日
チャレンジファーマーズカレッジというものをご存知でしょうか。名古屋市農業センター(天白区)内で一人当たり約50uのほ場で、指導を受けながら1年間栽培技術を学び、収穫物の販売などを経験する講座のことをいいます。使用料として年間3万5000円支払います。募集定員は8名。修了後は「農地バンク制度」により市内の農地の斡旋もしてもらえます。ただ、必ず農地が保証されるわけではありません。2月11日〜28日で募集がありますので関心のある方は、農業センター(801−5221)まで問い合わせてください。
農地バンク制度は平成26年度から実施予定の制度で、遊休農地などをファーマーズカレッジ修了者など新たに就農しようとする人たちに斡旋し、支援していこうというものだ。現在名古屋市には田・畑合わせると2013年度現在で、1364ヘクタールほどの農地面積があり、そのうち遊休農地やそうなりそうな農地は合わせると3.43ヘクタール(全体の約0.25%にあたる)あるそうだ。
市民農園も様々な形が広がりつつあり、民間企業が農家との間に入り管理業務を行う形が広がってきているようだ。いすれにせよ、障害者就労と農業、六次産業化、地産地消、食の安全、そして私も取り組んでいる上下流交流などを考える時、「農」の問題は大きな課題だし、大都市における農地の貴重さをもっと多くの市民に知ってもらう必要もあるだろう。市民、特に高齢者の中には家庭菜園や、ちょっとした野菜作りなどをしたい人がものすごく多くいるのも感じる。このような市民ニーズにどう応えていくかは行政の仕事の一つであるだろう。
戦後復興の象徴である100メートル道路。しかし時代は次のステップに入っている。アスファルトから土へ転換する時が来ていると私は強く思うのだ。
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2014年01月28日
自民・民主・公明の超党派で空き家対策条例案作りが最終段階になったことが新聞に報道された。倒壊の危険があったり、衛生上問題があると思われる空家の状況把握を市が行い、状況が改善されない場合は市長名で勧告、命令できるというもの。今後各会派の中で了承が取れれば、2月議会に議員提案の条例として議論されることになる。順調にいけば4月から条例が施行されることになる。
私のところにも相談が来ることがある。塀が歩道側に倒れてきていて危険だから何とかならないか、雑草が歩道側にはみ出してきていて通学の邪魔になる、空き家に人が入り込んで遊んだりしているが犯罪の温床にならないかなどなど。今までは行政側からのお願い以上のことができなかったが今回条例が制定されると事態が改善される可能性が広がる。しっかり議論をして制定させたい。
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2014年01月27日
午前中、愛知県後期高齢者医療広域連合議会で定例議会の議案説明会がメルパルクで行われた。前期(平成24年・25年)の一人当たり平均保険料7万9962円が今期(平成26年・27年)は約3.28%増の約8万2584円くらいに算定されている。対象となる被保険者数も前期の151万人よりも6.95%増の161万人と急増している。
今後ますます医療費は増大し、ますます現役世代の負担が増えてくる。国民保険広域化の議論もちらほらする中、医療保険制度見直しを政争の具にせずに、つまり選挙の時のリップサービスは止めて、与野党で5年なら5年と期間を区切って国民的議論をして与野党、そして国民レベルでシビアな決断をしなければならない時代が到来している。誰がどこまで負担するのか本当に広く国民的議論を重ねないといけない。誰もが負担増は嫌だが誰かが負担しないといけないのだから。
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2014年01月26日
XP脱却計画完了!
事務所のパソコンをXPから7(セブン)に変更!
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2014年01月25日
源流フォーラム&第6回水源の郷を守ろう 木曽川流域集会を栄ガスビルで行い、150名の方にご参加いただいた。本当に多くの方に参加いただき、話される方々の熱き思いが伝わる充実した集会となりました。
基調講演「木曽川源流の魅力とその可能性」中村文明さん(多摩川源流研究所所長)のお話を聞き、大学と連携し若者が多く参加している上下流交流の様子を伺いぜひ一度伺いたいと思いました。また中村文明さんの熱のこもったお話は聞いている人を源流に引き込む力がありました。「源流は日本の希望だ!」との力強いことばは心に響くものでした。また山梨県小菅村村長も源流の郷協議会の会長として参加されました。
制作途中の白書を手に熱弁の中村文明さん
パネルディスカッションで私はコーディネーターをさせていただきました。木祖村の圃中登志彦さんの報告では具体的な交流の例が次々と紹介され、木祖村名古屋出張所を開設し下流地域をフットワーク軽く動いた成果が現れていました。人と人のつながりをしっかり作りながら上流と下流の考え方をすり合わせないといけないと訴えました。みん・みんの会の河蕪T夫さんは、上流と下流の人が自由に話し合えるプラットホームを作りたい、カーボンオフセットなどの手法を利用しながら企業との連携を視野に入れることが重要ではないかと提起されました。そして集会宣言にある「共生と循環の流域圏」という考えをもとにして活動を点と点から面と面へと広げていきたいと訴えました。東京農業大学の宮林成幸教授は、源流白書の狙いを紹介していただいた。流域の危機は国土の危機であることを明確にしたい、源流は原点を持っているということを明確にして循環型社会をつくるための知恵と文化を「人づくり・ものづくり・事づくり」つなげないといけない、源流域の資源性、経済性を考える必要がある、というような点を白書に盛り込めたいと訴えられた。また、世田谷区と群馬県川場村との連携交流の話は非常に興味深いものでした。
シンポの様子
シンポジウムの後、木祖村のイメージソングを歌うデュオ雅音人(がねっと)の優しい歌声を聴いた後木祖村の若手職員が集会宣言を読み上げて集会は終了した。源流白書どのような形で完成するのかが今から楽しみだ。
雅音人のミニミニコンサート
中村文明さんが利根川源流のことを詠んだ与謝野晶子の歌を紹介した。
「岩の群 おごれど阻む ちからなし 矢を射つつ行く 若き利根川」
源流のことを「若き利根川」と表現していることの素晴らしさを紹介したのだが、私も本当にそう思ったのでした。
集会宣言は以下の通りです。
源流フォーラム集会宣言
木曽川は長野県木祖村を源流に、飛騨川など多くの支流を合わせて伊勢湾へ流れ込んでいます。また、愛知用水によって知多半島の先端、島々まで流れています。その水は長野県、岐阜県、愛知県、三重県の775万人に恩恵を及ぼしています。さらに、“森は水の源、水は命の源、川は命のつながり”であり、流域で歴史的につながり、文化、経済、暮らしを作り出してきました。
今回の「木曽川源流フォーラム&第6回水源の里を守ろう 木曽川流域集会」は、源流白書の作成、名古屋給水100周年などで改めて問われる木曽川流域の水の大切さと上下流交流の具体的展開の重要性を課題に、全国水源の郷協議会に加盟する木曽川源流域の木祖村の人びとと名古屋市をはじめとする下流域の人びとが合同で開催しました。
集会で議論されたことを通じ、上流と下流の交流・連携を更に深めながら具体化していく方向性や課題が明らかになりました。今後の取り組みをさらにすすめるため私たちは、この集会宣言を発します。
一、上流と下流の情報を発信し、つなげていくことで交流・連携を一層発展させていきます。
一、「小さな経済圏」や「密度の濃い関係づくり」についての具体策を全国水源の郷協議会が作成する源流白書に盛り込み、源流白書の意義を深めていきます。
一、共生と循環の新しい流域圏を創り出していきます。
2014年1月25日
木曽川源流フォーラム&第6回水源の里を守ろう 木曽川流域集会 参加者一同
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2014年01月24日
財政福祉委員会で「名古屋市新型インフルエンザ等対策行動計画」(案)について所管事務調査。新型インフルエンザ対策の特別措置法が制定されたことに伴い、国、県の計画に続いて名古屋市でも行動計画を定めるものだ。
行動計画(案)の基本方針は2点。
@感染拡大を可能な限り抑制し、市民の健康および生命を保護する。
A市民生活・経済に及ぼす影響が最小となるようにする。
そのために発生からピークまでの時間を遅らせ、そのピークを少しでも低くするというわけだ。その概念図は下記の通り。
今までの行動指針に新たに盛り込まれるのが、ワクチンの住民接種体制、自治体間や関係機関との協力、水の安定供給、旅客の適切な運送、一時遺体安置場所の確保、要援護者の生活支援などである。今後1月27日から2月26日の1か月間パブリックコメントが実施される。
2009年に流行した時には、普通のマスクではウイルスが防げないから特別なマスクが必要だという売り込みがいくつかあった。もちろん完全に防ぐにはそうかもしれないが通常のマスクを使いながらも、手洗いやうがいなど必要なことを適切に行動することの方がもっと大切なはずだ。流行が始まった時に様々な風評に振り回されたりすることがないように、正確な知識や有効な対応方法をしっかり市民に啓発して、市民自身が自主的に行動できるようにすることが重要であり、そうすることで被害を小さくすることにつながるはずだ。
次に小型家電リサイクルの話。
国の法律が定まったこともあり、小型家電のリサイクルが2月1日から始まるそうだ。千種区の場合はアピタ千代田橋店で回収が行われる。2月1日11時からは開始イベントも行われるそうです。私は当日名古屋にいないので参加できません。
市内51か所で回収し年間40トン弱を回収する計画。ただ不燃物が年間2万トンあることを考えると、今回の取り組みはごみ減量というよりは、金属やレアメタルの回収ということになるが、最終的には民間事業者が処分することになるので、国内でリサイクルされずに外国に売却されるということになったら多額のお金をかけても意義が薄れてしまうことになる。回収された金属がどうなっていくのかどこかでは把握しておく必要があると思う。
回収の対象になるものは、
回収ボックスに入る大きさ(概ね縦15cm×横40cm×奥行25cm以下)のもので、国が「使用済小型電子機器等の回収に係るガイドライン」において推奨する以下の品目です。
・携帯電話・PHS、パソコン
・電話機、ファックス
・ラジオ
・デジタルカメラ、ビデオカメラ、フィルムカメラ
・映像用機器(DVD/BDプレーヤー、チューナー等)
・音響機器(CD/MDプレーヤー、デジタルオーディオプレーヤー、ICレコーダー等)
・補助記憶装置(ハードディスク、USBメモリー、メモリーカード)
・電子書籍端末
・電子辞書、電卓
・電子血圧計、電子体温計
・理容用機器(ヘアドライヤー、ヘアアイロン、電気かみそり、電動歯ブラシ等)
・懐中電灯
・時計
・ゲーム機(据置型ゲーム機、携帯型ゲーム機、ミニ電子ゲーム機等)
・カー用品(カーナビ、ETC車載ユニット等)
これらの付属品(リモコン、ACアダプタ、ケーブル、プラグ・ジャック、充電器等)
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2014年01月23日
ホテルから移動して川崎市で外郭団体についてヒアリング。こちらは土地開発公社は存続の方針。これまでの行財政改革の中で塩漬け土地を処分してきたという背景があるとのこと。
議場も見学させてもらったが、理事者答弁席に区長の席があるのには驚き。数年前からそうなってそうだ。
川崎市議会議員席
その後川崎市の国際交流センターの視察。立派な建物だが敷地の周りの塀が一切ない作りになっていて解放感ある施設となっている。塀を作らないでほしいというのは地域住民からの要望だそうで、近所の子どもや近くの園庭がない保育園児などが遊びに来るそうだ。
塀のない広場で遊ぶ子どもたち
また隣接する二つの商店街と協力して行うインターナショナルフェスティバルは1万5000人もの参加者があり、センターの利用者も年間23万人弱あるとのこと。センターは国際交流協会と東急コミュニティとのJVで指定管理を受託していて、25年度は1億6300万円の管理料となっている。
私は一昨年度、総務環境委員会の視察で訪れたことがあり、その時は関東地方の大雪の翌日で一面の銀世界できれいだったことが思い出された。
姉妹友好都市の旗が連なるエントランス
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2014年01月22日
今日から公社対策特別委員会の視察。
まず横浜市で外郭団体の概況についてヒアリング。土地開発公社を平成25年度3月で廃止するが精算するために1383億円の三セク債を発行したそうだ。
横浜市役所でヒアリング
その後市電保存館を視察。階段がリフトになる装置は初体験。
様々な形式の市電が保存されている
とても大きなジオラマ
おしゃれな段差解消リフト
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2014年01月21日
東海農政局に行き、現在農水省がすすめている農業分野における障害者就労の取組み状況が東海農政局管内でどうなっているのか伺ってきた。東海農政局管内は取組みのスタートが全国的に見ると遅れていて、ネットワークへの登録を現在進めていて2月に関係者が集まるセミナーを初めて行うということでした。ネットワークへの登録状況を見ると、現時点で登録している団体・個人が福祉分野では106、農業分野では16となっていて、福祉分野の圧倒的片思い状態となっている。福祉サイドがこのネットワークに参加すれば障害者の就労ができるのでは、何かもうかる仕事が見つかるのではと勝手に思っているのではないだろうか。そんな思いで農業従事者に向かい合えば農業側は引いていくだけだ。福祉サイドもしっかり農業に関わる姿勢がないとだめだ。
次いで、成長戦略にも位置づけられている6次産業化についても担当の方からお話を伺った。6次産業化で取り組んでいる方の中にも障害者の雇用をすすめている団体もあるようだ。農業と障害者雇用という取組みにおいては、この6次産業化の方々との連携というのは不可欠のように思う。
私も提案している「社会的事業所」(社会的排除された人が全体の従業員の30%を占める事業所)の仕事にも農業は有望な分野だと思うので今後もこれらの動きに注目していきたい。
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2014年01月20日
夕方民主党県連の大会が観光ホテルで行われ、大村愛知県知事、民主党最高顧問の岡田克也議員、連合愛知土肥会長が来賓であいさつをされた。
壇上に上がって乾杯。私だけなぜか左手。
早めに県連大会会場を出て名古屋市次期総合計画についての千種区タウンミーティングが開かれていたので千種区役所に向かう。市民との質疑は半分は終わっていた。私が到着してからは
・公立保育園を残してほしい。
・学童保育とトワイライトなどの全児童対策は違うのでその点を考えてほしい。
・春岡学区犯罪が多いので対策をしてほしい。また公園も少ないので子どもを育てる環境を作ってほしい。地域委員会はあまり意味がないのでは。
・復興税による増税があったことも市長は大きい声で言ってほしい。減税5%分をすべて南海トラフ対策の基金にしたらどうか。千種図書館建て替え計画ををつぶしたのは市長だ。
・リニアに金を出すくらいなら福祉に回してほしい。
などの意見が出ていた。
会場の様子
市長はそれらの意見に答えていたが、その回答の中から2つほど紹介をする。
福祉にお金を回してほしいということに対して、「まず国民総生産があってその一部を福祉に回すのが自由主義経済で私はその考え。はじめから福祉に回していこうというのは共産主義だ」
地域委員会や減税に関する議論に対して
「民主主義は市民のみなさんが国王だ。だから民主主義社会には国王がたくさんいる。」
比喩的に言えば、開いた口がふさがらないといったところだろうか。福祉や民主主義に対する考え方がこんな表現で済まされていいはずはないのだ。
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2014年01月19日
先日、消費税増税に伴う名古屋高速道路料金の値上げについて1月23日の「名古屋高速道路公社料金問題調査会」において議論されるとの報告があった。今後議会などで議論があったのち名古屋市や愛知県が同意すれば料金が値上げされることになる。日本一高いといわれるさらに高くなり、結果として名古屋高速の通行料金は以下のようになる。
名古屋線
750円→770円 大型1500円→1540円
尾北線(通常区間=小牧線、一宮線)
350円→360円 大型700円→720円
尾北線(特定区間=楠⇔豊山南、堀の内⇒小牧)
200円→210円 大型400円→410円
議会でも全線が均一の料金は不公平ではないかという議論がされており、ETCが普及し料金の収受が複雑でもコストが少なくて済む状況も生まれてきているので、今後は距離に応じた料金制度導入が前向きに検討されることになりそうである。
2012年度のデータでいうと、料金収入は622億円で、支出の内訳は、借金返済準備のために379億円、借金の利子に106億円、運営費に137億円となっている。今後26年間で1兆2000億円返済しなければならないが、現在償還したのは28.8%で返済のための準備金は現在4574億円となっている。今後高齢化の進行は交通量の上昇は見込めないし、様々な構造物の修繕にも費用がかかる。簡単には値下げはできない状況だ。
入札状況など道路公社の運営をしっかり監視して無駄を出さないようにする一方で、今後かかる費用を市民に分かりやすく提示しながら負担への理解を不断に行っていくことが必要だ。ただ理解をしてもらうためには公社のことをよく知ってもらう必要があるが、ETCなどで収受の時に職員と顔を合わせることも少なくなってきている中では公社の雰囲気を知ってもらったり、理解を深める機会がほとんどないという事態に対応するためのアイデアが公社には求められている。
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2014年01月18日
公演チラシより
劇団pH7の30周年記念公演をちくさ座に観に行った。「火の昔、ハレの日 幻色闘鱗記」(演出:菱田一雄)と題された舞台は、「ハレの日」(美尾りりこ作)、「活弁清次外伝・闘鱗記」(北野和恵作)、「火の昔」(喜田啓司作)の3つの作品が連続して演じられる作品。今のうちに覚えていることを書き留めておこう。
「ハレの日」ではガンダム、エヴァンゲリオン、鉄人28号を題材にいつも子どもが闘うのはなぜなのかと問う。そしてヒーローが闘う時、あんなこと実際だったらみんな死んじゃうよってウルトラマンと怪獣が闘っている時私はよく思っていたが、その視点が取り込まれ、正義の闘いは常に多くの人の命を巻き込んでいるのではないか、その正義はもしかしたら何者かを排除したいといういらだちの裏返しではないか、といったことが問われていると勝手に想像したりしていた。
「闘鱗記」に登場する女たちは人魚として客の前で芸を見せつつ春を鬻(ひさ)いでいるようだ。清次は活弁士だった技術をもってその劇場で舞台を盛り上げる仕事をしている。
人魚の中のある一人の女は清次に恋をしている。活弁士の清次の声を聴いて恋をしたのだ。清次はその女が自分の活弁をよく聞いていた女であることに思い当たる。しかしその女は自分の置かれた状況に苦しみ舌を噛み切って死んでしまう。そしてその女は目が見えない人であったことを知り愕然とした清次は噛み切った舌を飲み込むのだった。人を愛することは一筋縄ではないことを感じさせてくれる。時代状況は日中戦争の最中のことのようだ。
「火の昔」は八百屋お七の付け火が題材になっている。時間を行き来できるツアーは客を様々な時代の「火」を見せに連れて行く。関東大震災の火であり、八百屋お七の火でありといった具合にだ。しかし時間を自由に行き来できるのではなく、ピッタリ一年後といった具合に出発時点との関係で制限がある。そして舞台は八百屋七の物語を全員で物語る中でフィナーレを迎える。この火が福島の原子炉の火かもしれないと勝手に想像するのは想像が逞しすぎかもしれない。
3つの作品には時間とともに忘れてしまうことへの抵抗と忘れてしまうことの悲しさが描かれていた。そのことについては全く共感するけれど芝居の中ではその視点が少し拡散してしまった気がした。多くの役者さんが登場し場面場面は面白く演出されて楽しめるのではあるけれど、あまりにも多くの要素が散りばめられた芝居で、その要素が消化不良になってしまった感が強かった。チラシには「アングラの香り漂う濃密で官能的な舞台を!」と書いてあった。中原中也の「サーカス」のようなブランコがもっと活躍するとアングラさが増したのにと思ったりもした。激しい動きで呼吸が乱れながら台詞を言うのはアングラっぽかった。ラストにみんなで大きな声でセリフを言う感じはアングラの香りはした。あれこれいっても2時間はあっという間で楽しい舞台であったことは確かでした。
pH7がさらに歩みを続けられることを祈念します。
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2014年01月17日
午前10時から千種区消防表彰式。感謝状を受けられたのは、5事業所、2委員会、38名の方々、表彰を受けられたのは3事業所、2団、27名の方々。地道に地域のために活動されることに本当に感謝です。千種区の状況は、火災は昨年に比べ10件減の36件。(うち放火7たばこ5コンロ5。名古屋市全体で782件)これは平成19年の78件に比べると半分以下となっています。一方救急出動は7727件(速報値。名古屋市全体で115,279件)で10年前の6394件に比べると20%増です。
午後、民主党名古屋市議団として来年度予算(財政局案)に関する要望事項を提出し市長に要望する。やり取りを少し紹介する。
◎消防団活動充実のための無線機の導入について要望。
(市長)携帯電話がすごく発達しとるんで、、、。それを利用できんかと、、、、。無線機を入れてもすぐ(機能が古くなって)使えんようになってもいかんし、、、。とはっきりしない答え。
◎リニア対応など名古屋駅周辺のまちづくりをすすめるよう要望。
(市長)名古屋に758mタワーとか、1000メートルタワーのようなものでも作って盛り上げんと、、、、。
◎敬老パスについてどう考えているのか。
(市長)負担は上げません。(ときっぱり)
あと、私からは千種図書館の整備もすすめるようにも要望しておいた。
夜、千種区学童保育連絡協議会の方との懇談会。
・環境のいい移転先は家賃が高く選択できない。市の施設や公園などを提供してもらえないか。
・国のガイドラインは学童=遊びという側面が強いのでは。学童は遊びだけではなく生活や情緒の安定ということもある。そう考えると施設や職員の待遇充実が必要。
・引っ越しに際しては新たに購入する備品などに対しても助成を出してほしい。
・障害児を受け入れるためにも助成をしっかり出してほしい。また障害者手帳がなくてもいろいろと対応しないといけない児童もいることも考えると助成制度がこのままでいいのかと思う。
・民間事業者の参入で新規に入る児童が減ったりしている。
など現状に関する様々な状況をお聞きした。
子ども子育て支援新制度や児童福祉法の改正など2014年度、2015年度は制度の変化が大きい。学童保育についても基準の条例化がなど控えている。みなさんの要望を踏まえつつ何ができるのか議論をしないといけない。
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2014年01月16日
今日、ガイドウェイバスの運賃改定について会社側から説明があった。消費税増税分を運賃に転嫁するというもの。
(現行) (改定後)
1区 200円→200円 据え置き
2区 220円→220円 据え置き
3区 240円→250円
実施はシステムの都合上9月1日からの予定。バス・地下鉄と足並みをそろえ子ども、障害者料金は据え置きとのこと。こうすることで24年度の収入で計算すると収入が2.7%増となるそうだ。
ガイドウェイには25両の車両がありますが、現時点では車両はすべてリフトバスではありません。しかし昨年度、今年度で予算をしっかり投入して今年度末には全車リフトバスになります。以前障害者団体などと一緒に何度も全車リフトバスにしてと要望しても予算がないからといってすすまなかったことを思い出します。最近ちっとも乗っていないので一度乗ってみないといけないと思ったのでした。
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2014年01月15日
10時30分から名古屋市水道給水100周年企画の水道歴史写真展のオープニングイベントがオアシス21で行われた。三味線の演奏の後、市長のあいさつ。いつものように「ようわからんですけど」を連発しながらぐだぐだと(私にはそう思えるが)。
それから市長と奏者の方3名でのクイズコーナー。ここでも市長の話は絶好調。クイズの一問目。「名古屋市の浄水場の数は3か所でしょうか〇か☓か?」の問いに市長は×を上げる。当然、鍋屋上野、大治、春日井の3か所で〇。どうも市長は取水場が2か所(犬山、朝日)と勘違いしていたように見受けられたが、この問題くらいは3か所が〇と答えてほしいところです。他にも細かい数字を問うクイズが出されていましたが、それは当たらなくても仕方がないかという感じでした。
クイズの中で、木曽川からの水道管敷設に想定された事業費が当時の市の予算の5倍の500万円というというものがあった。将来を見据えた投資はどうあるべきかを考えさせられる話だ。将来市民にとって本当に必要なものは何なのかを見通すことは政治家に問われることだ。
1月21日まで開催されているようなので是非ご覧になり、名古屋の水道の歴史に思いを馳せてください。
そのまま芸文により開催中の「アイチのチカラ」展を観る。
多様な作品が数多く展示され見ごたえがある。多くの作家が愛知と関連していることがよくわかった。桑原幹根愛知県知事がサンフランシスコ講和条約を記念して愛知文化会館を建設したことが説明されていたが知らなかったことでした。愛知には3つの芸術と名がつく大学が3つもあることを改めて想起させてくれる企画だ。ただ展示されている作品の作家たちが「アイチのチカラ」と表現されることを良しとするのかどうか疑問ではある。
同時に県美術館の木村定三コレクションである熊谷守一の作品が展示されていた。これも味わい深い。キャプションを読んでいたら、熊谷守一が本格的に書や墨絵などを書き始めたのが57歳頃というのだ。伊能忠敬も全国を歩き始めたのが確か53歳。そう考えればまだもうひと仕事ができるということか。
名古屋学芸大の卒業展も違う階で行われていた。時間がなく一部を見たのみ。面白い作品も多いがまた観に来る時間はなさそうだ。残念!
近藤栞「HOMEKKO」
SNSを使って褒められたいという気持ちを打ち明けてお互い褒め合うという、私にとっては気持ち悪い感触のWEBコミュニティの提案。しかしこれこそ今の時代を表現しているのかもしれない。何でもプラス思考じゃないとダメと言われ、スローガンはポエム的でないとダメな時代なのだ。否定的な言葉を吐けば現状の自分の置かれた状況の厳しさに耐えられなくなってしまうのだろうか。気になる提案であった。
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2014年01月14日
来る1月25日に木曽川源流フォーラム&第6回水源の里を守ろう 木曽川流域集会が行われるので皆さんぜひご参加を
今回の集会は、全国源流の郷協議会が全国3か所で源流フォーラムを行うが協議会に参加している木祖村主催で開催される。またこの集会は私が取り組んできた、水源の里を守ろう木曽川流域みん・みんの会の第6回流域集会としても開催されることになっている。
今回源流の郷協議会は、吉野川・紀ノ川、木曽川、多摩川の3流域の下流地域で集会を行い、下流地域との交流の取り組みを広く訴えようという意図がある。またその背景には源流の郷協議会が「源流白書」を作成しようと作業を進めており、その一環の企画でもある。そして上流地域と交流してきた「みん・みんの会」に声がかかり私たちの流域集会と併せて開催することになったのです。また今回の集会は「伊勢湾・三河湾流域圏ESD講座」としても位置付けられています。位置づけはてんこ盛りです。
集会の内容は以下の通りです。
1月25日(土) 午後13時20分から16時45分(13時開場) 栄ガスビル401会議室 参加費(資料代):500円
各あいさつの後
基調講演「木曽川源流の魅力とその可能性」中村文明さん(多摩川源流研究所所長)
パネルディスカッション
パネリスト:宮林成幸さん(東京農業大学)、圃中登志彦さん(木祖村)、河蕪T夫さん(みん・みんの会)
参加を希望される方は052-745-1001までご連絡ください。
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2014年01月13日
内山学区、千代田橋学区成人式に出席させていただく。内山では校長先生があいさつを早々に終え、舞台の袖から当時の担任が登場というサプライズで成人たちも盛り上がっていた。
内山学区成人式の様子
夕方、モリコロパークに行き、文化庁のメディア芸術祭愛知展を観る。今日が最終日で、閉会1時間前に何とか到着。会場に行こうと体育館のドアを開けるとなんと13段の階段が、、、、。入口には「入場無料。お気軽にお入りください」と張り紙してあったのだが。
会場の様子
担当者に話を聞いたが、設営の結果段差なく入れる入口が狭くなって通れないというお粗末な結果。もちろん事業を受けた事業者のセンスもさることながら、事業を発注する文化庁が発注の仕様書の中でバリアフリーなどについてしっかり書き込んでおかなければいけない。アートの企画はアクセスが難しいことが多いのだが、やはり公的な企画の場合は何とか工夫をしてもらいたい。今年の愛知トリエンナーレでもあれこれ細かな注文をしたのでした。アートとバリアフリーは私の中では大きな関心事だ。
「全自動土下座珈琲」武藤勇 名古屋芸術大学
土下座するとコーヒーが出てくるサーバー
最近の「土下座ブーム」を反映させているのだろう。
不気味だ。
「まわる、うつる、ひろがる」
スイッチ(外山貴彦・可児亘)名古屋造形大学
カメラとジャイロとライトを組み合わせた
独楽を回すと画像が独楽に連動して
表示される作品。意外に楽しい。
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2014年01月12日
雲ひとつない青空でした。
10時30分見付学区成人式。成人の日前日ということで日程が重ならないためか国会議員の方勢揃いでした。
お昼から古川元久議員の新春の集いが行われ、あいさつをさせていただく。ゲストになんとOS☆Uが。その後古川議員とのトークショーも。私はOS☆Uはよく知らないのであった、、、、。
草の根ささえあいプロジェクト主催の生活困窮者自立支援室長の熊木さん講演会がウインクあいちで行われたので参加する。新しい事業ということで関心が高いのか参加者は150名弱で満席状態。
講演の様子
生活困窮者自立支援室長・熊木正人さんの話は国の資料の説明が中心。講演後、講師への質問として、草の根ささえあいプロジェクトから相談支援、笹島サポートセンターから家計支援、子どもNPOから学習支援、日本ダイバーシティ推進協会から就労支援についてそれぞれ質問。熊木さんからはざっくり回答という形なので議論は特に深まらず。
熊木さんの話で、とにかくモデル事業で様々な分野の人が協力して生活困窮者のニーズを見つけて支援につなげた実績数を上げなければという感じだった。しかし相談支援ばかりが充実しても出口がなければどうしようもない。所得が確保されなければ生活保護は減らない。中間的就労の内実をもっと議論しなければいけないのだ。このままではうまくいかない。現在様々な分野にある相談事業の何が問題なのかを明らかにしつつ福祉分野の相談体制を大きく再編しなければ屋上屋を重ねるだけだ。せっかく法制化して財源に根拠ができたのにこのままでは税金を多く費やしても結果的に所得を増やす道筋が創造されず、生活保護受給の水際作戦になってしまう。そうなれば法律に反対した人たちにやっぱりと言われるだけだ。そんなことではつまらない!
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2014年01月11日
今日は新年会が重なった。最後に千種区歯科医師会の新年会に出席させていただいた。恒例のアトラクションはビンゴゲーム。簡単には当たらない。
こんな感じです。
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2014年01月10日
10時から千種警察署感謝状贈呈式。私は公職者幹事としてあいさつ。今回は感謝状を受ける団体、個人が一人ずつ名前を呼ばれた。時間はかかるが「他○名」と言われるよりずっといい。そこで第1部が終了。
今年は第2部でプロのダンサーのダンスがあるというのでどんなものなのかと興味津々。覚王山にある三代ダンススクールのプロのダンサー4人と千種署員のコラボという企画。4人のダンサーは警察官の服装で警察手帳を出す仕草なども取り入れた少しコミカルな感じのきびきびとした動きで心をつかむ。そして署員たちが犯人を取り押さえるという場面を演じ踊りとコラボする。意外と言っては全く失礼なのだが、予想以上の素晴らしい作品だった。5分足らずの短いパフォーマンスなのだが、踊りが切れ味よく、シンプルなメッセージが伝わり、何より楽しめた。千種署の名物にでもできそうなものだった。
午後3時から来年度予算の財政局案の説明があった。第一印象は税収は景気回復で増えたけれど障害福祉費などの増があり扶助費が伸び、保育料の値上げはパス。敬老パスの内容は未定のままで市長査定に先送りされた項目が多数あり現時点ではあまり特徴が見えないといった感じだ。この財政局案はホームページで公開されている。以下大雑把に内容を見てみる。
◆市税収入82億円増。これはやはり昨年からのアベノミクス効果が出ているようだ。2014年度だけでいえば最終的にはもう少し上方修正されるのかもしれない。
◆国・県支出金が120億円増えているが、扶助費の伸びが影響しているのだろう。
◆市債は70億円の増。これをどう評価するのかはもう少し分析が必要だ。ただ借金返済の公債費は25億円減で投資的経費を減らしてきている効果が出ている。
◆臨時・政策経費は70億円を予定しているが、そのうち41億円分が示された。ただ現時点で計上されていない(C区分といわれるもの)ものが多数あるので残り29億円も大部分が行き先が決まっている感じがする。市長が独自に予算をつける部分は昨年同様あまり多くないのかもしれない。
昨年質問した内容に関連していくつか指摘しておきたい。
◆寄附を促進するための仕組みづくりについてはまだ未計上なのはどうしたことか。
◆公会堂の改修について構造耐久性調査のみで設計費が計上されていないようだ。
◆介護特区に関連する、医療関連機器産業参入促進の予算が未計上。
◆地域包括ケアシステムが計上されていないなんて信じられない!
◆若者の自立支援施策が未計上で局配分財源での対応とは問題の重要性・深刻さがわかっていない!
◆医療的ケアが必要な児童生徒への対応は局配分予算ではあるが大幅増で認められている。
◆生活困窮者施策についてはいまだ影も形もない。
あと目についたところをいくつか挙げてみる
◆千種図書館の整備手法の検討・調査の予算が認められていないのは問題だ。
◆高年大学鯱城学園の授業料は2.4倍に、園芸科の実習費は9倍に、陶芸科の実習費は8倍になるなど値上げ幅は尋常ではない。
◆御岳休暇村の改修工事は認められている。
◆障害者施策は新規施策のメニューがすごく多い。民主市議団の重点要望として掲げた手話通訳者などの養成等は大幅に充実されそうだ。
今日示された財政局案。現時点では「継続性や優先度の観点から未計上」というC区分の予算がすごく多いと先に述べたが、航空宇宙産業、ESD世界会議、重症心身障害児者施設など絶対事業を進めるものさえ現時点で未計上というのは一体どういうことだろうか。あまり確定しすぎていると市長復活という過程が軽くなってしまうからそれを避けるための演出だと思われても仕方がない感じだ。未計上で金額なしというのではなく、額は確定していないがある程度までの金額を計上して公開す形にした方が市民には理解しやすく、わかりやすい予算過程の公開になるのではないだろうか。いずれにしても復活要求に向けて内容を精査しないといけない。
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2014年01月09日
中日新聞の一面に、「「減税」解党前提に連携 河村代表、維新へ提案」との大きな記事が。減税日本は今のままでは来年の統一自治体選挙は戦えないと判断しての生き残りの行動だ。減税日本を発展的に解消するというが、、、。しばらくの間はグズグズとこの話で話題作りが繰り返される予感が大。維新と合意を得るために折り合いをつけるという手法は河村市長の不得意分野の気がするが、、、、。
午後ファン・デ・ナゴヤ美術展2014を観てきた。テーマは「虹の麓――反射するプロセス」。チラシには「展覧会を一つのプリズムとして、ささやかなスペクトルを発生させる試みであります。展示される作品に見え隠れする背景が反射し合い……」と提案されていたが、私には「反射するプロセス」を感じることができなかったのが少し残念だった。今回の美術展は金沢の若手アーティストたちが企画したとのこと。多くの人が観に行って批評しないと。金沢はアートに関しては活発なところだ。また金沢21世紀美術館にも行きたいし、他にもいろいろ観に行きたい金沢だ!!
夕方冷たい風の中、金山駅南口前で四日市の爆発事故の号外が配られていた。号外を手にするのは本当に久しぶりだ。前に手に取ったのは名駅だったような気がするが、何の号外だったかは全く思い出せない。
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2014年01月08日
部落解放同盟愛知県連の荊冠開きに参加。
水平社宣言の中に「殉教者がその荊冠を祝福されるときがきた」と記されていることに由来する旗だ。被差別者が苦難の中で生き、そして差別と闘うことを示す旗だ。
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2014年01月07日
連合愛知の新春交礼会に出席。
ガイシプラザにて
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2014年01月06日
世の中は正月休みが終わり仕事が本格的に始動した。さっそく福祉現場の深刻な相談の電話があったり、労働組合の旗開きがあったりとペースが上がってくる感じだ。
さて、事務所のデスクトップパソコンはXP。いよいよ変えなければいけないが、やっぱりウインドウズ7の中古かなと思いつつ販売店を下見する。早急に決めよう!
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2014年01月05日
急に見たくなったのでレンタル店で映画「スミス都へ行く」のDVDを借りて久しぶりに観た。
ひょんなことから田舎で少年団の活動に勤しんでいたスミスが上院議員となる。彼は政治のど素人である。少年のために自然あふれるキャンプ場を作ろうと法案を提出するが、その場所には不正により土地を確保してダムを建設しようという利権が絡んでいる場所だった。利権側の人たちの陰謀でくじけそうになるが彼を応援する人に励まされ、不正を暴こうと議会で演説を延々と続ける。最後は利権者側で動く上院議員が良心の呵責に耐えられず自ら不正を明らかにするところで映画は終わる。ストーリーはテンポがよく、内容はアメリカ社会の自由と民主主義という「大義」を軸に位置づけた単純なものだ。
「現実」を口実に「妥協」をするのが政治だというのと、具体的解決のためにより適切な解決策を見出すこととは違うはずなのだがそのことが混同してしまいがちだ。政治家である私にとって非常に気持ちを引き締め、そして新たにしてくれる映画である。スミスは政治の素人で庶民感覚で臨んでいるが、田舎の地元では少年団に参加する少年やその親に絶大の信頼を得ている人物であることを忘れてはならない。特に名古屋市政に関わるものとしては。
こんな映画を見て、そういえばアメリカ独立宣言の起草者のひとりと言われるジェファーソンが何か良い名言を言っていたような気がしたのでネットで検索してみた。
「一生懸命やればやるほど、幸運に恵まれることを、私は発見した。」
「幸せを与えてくれるのは、富でも豪華さでもなく、穏やかさと仕事である。」
確かにこれはいい言葉だ!
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2014年01月04日
昨年末に「ある精肉店のはなし」という映画を見た。大阪貝塚市にある精肉店の話である。2012年3月までは牛の飼育からと畜・解体、そして肉の販売までを行ってきた精肉店の話だ。牛のと畜・解体シーンは改めて命の重さと人間が生きていくことの重さを考えさせられる。
「牛や豚は殺すとは言わないんや。割ると言うんや」「差別からの解放というのは生き方が変わるということや」などと映画の中の登場人物が語る言葉が心に沁みる。太鼓制作を復活させようとする主人公。そして被差別部落の祭りが差別されてきたからこそ大切なものとして存在していること。多くのことが落ち着いた、そして暖かい感触を持って描かれている素敵な映画だ。
1月24日までシネマスコーレで上映されている。お勧めです!
映画「ある精肉店のはなし」より
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2014年01月03日
荒子観音に行ってきました。
その後は事務所で今年の書類整理初め。机の周りは大変な状況。半分しか進まなかった。
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2014年01月02日
午の置物買いました。
暖冬気味な感じがしていますが、野宿する人たちには厳しい時期です。
年越しを支援する越冬活動のスローガンです。西柳公園(通称オケラ公園)にて。
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2013年08月08日
午前中は愛知県後期高齢者医療広域連合議会の議案説明会。今期私は広域連合議会の副議長という重責を担わさせていただくことになった。今回の定例会に提出される議案は、条例改正案と補正予算案、決算認定案、そして請願である。定例会は22日に開催される。
午後は、みん・みんの会の活動でつくった水源の里基金の具体的活動として、木曽青峰高校の生徒が間伐材でベンチを作ってくれ、2011年2月に東山植物園に寄附していただいた。そのベンチの現状を確認するためにみん・みんの会の事務局長と共に植物園を訪れ現況を確認してきた。植物会館内外に4脚、温室に6脚、星が丘門に1脚設置してある。温室内のベンチの脚の部分にひび割れがあったものの現状では問題なさそうであった。植物園の温室は重要文化財であるが、現在補修工事の準備に入っていた。シンボル的な背の高いサボテンのところにベンチが3脚設置されているが、サボテン2本のうち1本が昨年枯れてしまったとのこと。もう一本も元気がなさそうな様子に見えた。ベンチに座って記念写真を撮ってください。この様子を作成してくれた元高校生に伝えることができればと考えている。
植物会館内
植物会館外
サボテン前
星ケ丘門入口
また植物会館の裏手にハニーファームという団体が取り組んでいるミツバチの巣箱が置いてある。2段のものが8箱あった。植物園で蜂蜜を取り、「東山ハニー」として店舗で販売したりレストランなどで使用しているそうだ。巣箱を見ていたら偶然にスタッフと遭遇。少しだけ活動の様子を伺った。
それにしても植物園の維持管理費は相当削減されているのだろう、雑草などがよく伸びていて、手入れができていない雰囲気をすごく醸し出している。やはりこれは減税の弊害が表れていると思わざるを得ない。動物園と共に植物園も多くの人にとって魅力的な施設にする必要があるのは言うまでもない。こんなことでは職員のモチベーションにも悪影響を及ぼしかねない感じだ。
夕方名駅方面に行ったので、以前から寄ってみたいと思っていた「桜通りカフェ」に立ち寄る。ここは三重県のアンテナショップ的な要素を持つ場所で、三重交通が運営するスペース。三重県産の食材を使った食事を提供するカフェや三重県の物産品の販売、観光に関する情報提供が行われている。伊勢サイダー、かつおの生節、特別バージョンのおにぎりせんべいなどを購入。ガランとした感じでもっと人が入ればと思う。ただ三重県は通勤で通う県内なのでわざわざ立ち寄ろうというモチベーションが高まりにくいとも思う。5月に東京・銀座に行った時に見てきたが、地方のアンテナショップがどんどん出来ていて、どの店も訪れる人も多い。それと比べても意味がないがもう少しここの場所の存在を知ってもらえるといいと思う三重県生まれの私であった。
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2013年08月07日
今日河合塾コスモコースという高校中途退学者や通信高校生を対象とするコースで木曽川の水をめぐることについて、また私の取り組んでいる木曽川の上下流交流について話をする機会があった。スタッフの人が私も参加して活動している「水源の里を守ろう 木曽川流域みん・みんの会」が作成した「木曽川流域図」に着目してくれ声がかかった。8月下旬に生徒たちが木曽ツアーを行うのでその事前の学習会だ。水をめぐる状況や上下流交流の具体的な活動について話をさせていただいた。自分たちの飲む水について少しでも関心を持ってほしいし、話を聞いて若い人が上下流交流の取り組みに関心を持ち、何か具体的な活動に参加してくれればうれしいのだが。
地図の表紙
地図の全体
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2013年08月06日
午前中、引きこもりの若者や家族を支援する団体の方の相談を受けた。名古屋市では精神保健福祉センターで「名古屋市ひきこもり地域支援センター」の取り組みがされているのだが、個々の人たちへの継続的な支援という面でいうとまだまだ課題が多いとのことだった。名古屋市では子ども青少年局においてもニート・引きこもりの若者に対する施策を実施している。組織横断的な施策展開や精神保健との役割分担、また民間団体との連携など考える課題が多いように思う。
午後、千種区の児童委員・民生委員の大会があったので式典に参加。今年は名古屋市の制度開始90周年だそうでその記念大会でもあった。
夜、広島に原爆投下された8月6日の夜、映画「ひろしま」の上映会が公会堂で行われた。多くの人の関心を呼んだのだと思う、1000人以上の人が参加されていたようだ。いまから60年前、日教組などが中心となり全国でカンパを集めて製作した映画だ。当時配給会社が上映を中止にしたり、アメリカで映画に対する批判があったりした、いわゆる曰くつきの映画である。上映実行委員長は衆議の近藤昭一議員。そしてこの映画の助監督として参加した小林太平さんの息子さんで、現在上映活動を進めてみえる小林一平さんとのトークが行われた。近藤議員は、日本が核拡散条約に署名しないことの問題を、小林さんは今こそこの映画を日本人が見なければならないと熱く語られた後上映が始まった。私は会議がありどうしても途中で退出しなければならなかったのが残念だった。
トークする近藤議員と小林一平さん
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2013年08月04日
豊田市美術館で開催中のフランシス・ベーコン展に行ってきた。見逃さず良かったと本当に思った。ベーコンの絵は少しだけ雑誌などで見たことがあり、その「変さ」が気になっていた。直接その絵を見ていると、ベーコンは正確にかつ永遠に流れる時間に抗っているのかもしれないと思った。正確に流れる時間は肉体の不自由さをあからさまにするのだ。その不自由さに抗っているのだ。時間軸を自由に取れば、歪んだ顔は不思議ではない。重力からも自由になる。物体が動いた残像も消えずに残すことができる。同時に数々の作品は、時間軸を自由にとることは簡単ではないことも暗示しているようだ。自由な次元に到達するにはドアを開く必要があり、窓を開ける必要があるのだ。こんなことを考えながら最後にフォーサイスのダンス?映像のインスタレーションがあったが、こんな言い方は偉そうだけれど、その作品が秀逸なのだ。展示の演出としても楽しめた。様々な刺激を与えてくれるベーコンの作品群だった。
事前にあまり情報を仕入れずに行っているので、同時に豊田市美術館の新収蔵品を中心にした「4つのテーマ展」も行われていた。これもまたいいのだ。ヤノベケンジさんのラディエーションスーツ・アトム、草間彌生さんのチェア、エゴン・シーレ(実は私はシーレが好きなのだ)の作品、棟方志功の作品などどれも刺激的だ。
これで相当満足していたのに、併設されている高橋節郎館に入りその作品にまたびっくり。漆を使った多種多様な作品が展示されているのだがその表現がすごくいい。
美術館の建物、庭も気持ちを広々させる感じでこれも満足。一日で本当に腹いっぱいになった。また訪ねたいと思う美術館だ。そしてこのベーコン展は見逃せない。
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2013年08月03日
午後、陸前高田市の小学生も参加して名古屋子ども議会が昨年に続いて開催された。
夜は地域の盆踊りにご挨拶に伺う。
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2013年08月02日
あちこちで盆踊りが行われている。ご挨拶に伺わさていただくことも多い。準備をされる学区や町内会、消防団の方々は大変なご苦労である。でも子どもたちが夜店で楽しんでいたり、多くの方が盆踊りを楽しんでいる姿を見るとその苦労が報われているのではないかと思う。
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2013年08月01日
日記を再開する気になった。毎日の忙しさにかまけていてはダメだと改めて思ったというわけです。できるだけ続くように努力します。
7月24日、元豊中市議の入部香代子(いるべかよこ)さんが亡くなった。体調がすぐれず入院したと聞きお見舞いの日程を入れたところでの訃報なので非常に驚き、悲しさがいっぱいだ。62歳という年齢なので余計に残念だ。
1991年4月に市会議員となり4期16年間議員として活動した。私が事務局長を務める「障害者の政治参加をすすめるネットワーク」の代表でもあった。私が最初の補欠選挙で当選したのが1990年6月で、その直後の91年4月の統一選で私は落選し、彼女は当選し以後4期務めたというわけだ。その当時国会議員には八代英太さんなどがおり、地方議員にも車いすの議員や視覚障害者の議員が活動されていた。私は政令指定都市で初めての車いす議員となったが、入部さんはそれまでの障害者議員とはまったく違う存在として登場した。彼女は24時間介助が必要な存在であったということだ。私は自分でも車を運転するなど相当なことを自分一人で行えるが、彼女は日常生活のすべてにおいて介助者の助けが必要だった。おそらくそのような人が議員になったのは日本では初めてだと思う。世界でもほとんどいないのではないかと思うくらいだ。立候補をする勇気に、そして彼女の思いに私も大きく励まされた。彼女の存在がその後人工呼吸器をつけた議員が誕生したというようなことにもつながったのではないかと思っている。
70年代から障害者運動の中で介護問題、統合教育問題などで活動され、80年代に入ると障害ある人もない人も共に働く「えーぜっとの会」を牽引し、共働事業所運動などでは一緒に活動した仲間でもあった。今年に入り70年代障害者運動で活躍した人の訃報が相次いでいる。障害者運動が力強く社会に声を上げていくには、入部さんも含め先人の思いや取り組みを今の時代にどう引き継げるのかが欠かせない大切な課題だ。また障害者の政治参加の意味を改めて明確にしていかなければならないと思わずにはいられない。
入部さんやすらかに、そしてありがとうございました!
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2012年12月06日
10時30分から健康福祉関係の総括質疑。国保料制度変更について意見を述べ、その他、地方分権に伴う障害者施設に関して2点質問。一つは、施設の定員を柔軟に設定できないかということ。もう一つは、条例改正で各施設に障害者理解のための研修が義務付けられたが、名古屋市として質のいい、参加したくなるような研修を設定するように意見。
12時半から理事会。4日の市長不在の件について市長の見解を市長室長から聞くが、室長の話によると、市長から「申し訳なかった」等の謝罪の言葉は出なかったとのこと。それで、理事会として抗議文を出すことにしたが、減税ナゴヤが抗議文に署名するしないで断続的に休憩が入り、最終的には文面を修正して決着。
その後6党幹事長で市長に申し入れ。市長は「1時間で帰るところにいた。議会中なので配慮するように当局からも言われたのですぐ帰ってこられるところに遊説先を変更し議会に配慮した」などと釈明。さらには「じゃあ、議会開会中はずっと庁舎におりゃいいんですか?ええですよ、ルールを作ってもらえば」とやや逆切れのトーン。庁舎から一歩も出ずに何もしてはいけないといっているのではなく、議員側も選挙応援したいところだが市長が提案した審議をする必要があるので議会に来て審議しているわけで、少なくともその時間帯は配慮すべきではなかったのかという指摘なのである。市長も最後にはやや面倒くさそうに「これからは配慮しますから」との弁。それを受け申し入れは終了。
抗議文は以下の通り。
衆議院議員選挙の応援活動のため市長が市役所を不在にしていたことに関する抗議書
目下開会中の11月定例会では、津波避難ピル指定に向けた整備に係る補正予算や国民健康保険料の値上げを内容とする条例案を初めとして、市民生活に直接影響を及ぼす重要な議案の審査を行っている。
しかしながら、衆議院議員選挙の公示日の12月4日、各常任委員会で議案審査が行われている最中にもかかわらず、河村市長は、1日中市役所に登庁することもなく、自らが支援する衆議院議員候補者の選挙応援のための活動を終日行っていた。
河村市長は、11月26日の記者会見で、「市民の皆さんのためにパブリックサーバントとして奉仕する」「市長としてちゃんとやる」と述べ、任期中市長の職責を全うすると表明したばかりである。ところが、河村市長は、この日、選挙応援を優先し、市長としての職責に対して、真撃に取り組んでいるとはいえず、市政への信頼を失わせるものである。
この市長の行動に対して、12月5日の理事会において、市長室長から事情を聴取したところ、「12月4日は公務がなかった」「1時間以内に市役所に来られるようにしている」との説明があったが、自らが提案した議案の審査の際に即座に対応できるよう待機するということは重要な公務であって、また、他の候補者の選挙応援のための外出先から戻ってくるまで議会の審査を中断して待たせるということ自体、河村市長が、市長と同じく市民に直接選挙で選ばれた議員を軽んじていることの証左である。また、河村市長が1日中市役所を不在にすることは、事前に議会へは何ら連絡もなく、その当日にも審査に関する問い合わせの連絡すら一切なかったとのことで、議案提出の最高責任者として、議会における審査、市政への影響を考慮していない。
現在、衆議院議員選挙の真最中であるが、地方自治体の首長の公務と政務のあり方については、マスコミを含め市民からの厳しい目にさらされているところである。
名古屋市会議会運営委員会理事会としては、河村市長に対して、自らが提案した議案について議会での審査中にあるにもかかわらず、衆議院議員選挙の候補者の応援のため市長が市役所を不在にしていたことに関して、厳重に抗議をするものである。
平成24年12月6日
名古屋市長河村たかし様
議会運営委員会理事会
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2012年12月05日
朝は本山で街頭宣伝。非常に寒かった。終わってミスドでホットコーヒーとドーナツ2つ。
12時30分から理事会。市長が昨日一日役所に来なかった事実を議論。市長室長に問いただしたところ、「市長が1時間以内に帰ってこれる場所にいるからいいと判断した」という。市長本人はマスコミに「30分で帰ることができる場所だからいい」と言っただとか。昨日は午後1時から3時にかけて委員会が開催されていた。その頃市長は、天白区や清須で選挙の街頭演説である。
いずれにしても議会開会中、しかも、地方分権に関する多くの条例改正だけではなく、津波避難ビルに関する補正予算も提案されているのである。議会軽視も甚だしい。先日私も議会質問で市長が国政への去就をはっきりさせないことが予算編成の遅れとして影響が出ていると指摘した。その時思わず出た言葉、「国政にうつつを抜かしている」が報道されることになったが、今回の市長の行動も全く同じで、226万名古屋市民の行政の長であるということの自覚が全く足りない。猛省を求めるべく明日の理事会でも議論がなされることになる。
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2012年12月03日
今日は委員会終了後、6党の団長・幹事長で市長に対して航空・宇宙産業推進のための要望書を提出。
明日からいよいよ総選挙。民主党にとっては極めて厳しい状況だ。しかし、後戻りすることはできない。長い自民党政治から脱却した変化を止めてはならない。2区の古川元久前衆議院議員の勝利めざして私の微力を注ぐしかない。
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2012年11月29日
昨日の毎日新聞の夕刊に、宮沢賢治の「政治家」という詩が紹介されていた。冷静に物事の本質を見抜かねばと思わざるを得ない。そして自分自身はどうなのだと考えてしまう。以下その詩を紹介する。
<政治家>
あっちもこっちも
ひとさわぎおこして
いっぱい呑みたいやつらばかりだ
羊歯の葉と雲
世界はそんなにつめたく暗い
けれどもまもなく
そういふやつらは
ひとりで腐って
ひとりで雨に流される
あとはしんとした青年の羊歯ばかり
そしてそれが人間の石炭紀であったと
どこかの透明な地質学者が記録するであらう
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2012年11月28日
10時から本会議。私の出番は午前の最後。質問時間は34分(回答も含めて)。
質問項目は、
1.予算の編成について
(1)予算編成過程の公開
(2)予算編成方針
2.水道料金の一部を積み立てる水源基金の創設について
3.休養温泉ホーム松ヶ島の存続について
実は昨年は11月18日に公開された予算編成過程が今年は今に至っても公開されていない。理由は市長が去就をはっきりさせないからだ。公開が遅れると1か月の市民からの意見聴取も正月をまたぐ日程になる。そして作業は遅れることになる。その責任を追及しいつ公開するの問いただした。さすがに市長もこの点については反論しにくく、ばつが悪そうに速やかにやるとしか答えれなかった。結果としては議会終了後速やかに公開されそうだ。
予算編成方針は、来年4月に市長選があることがわかっているのだから市長の肝入りの新事業は削った「骨格予算」を組むべきではないかと質問。市長は「金の茶釜を溶かす話は止めています」と答弁し骨格予算にする方向性を示唆した。「準骨格予算」として編成されることになりそうである。
提案した水源基金とは、愛知中部水道企業団ですでに取り組まれている1トン1円で積み立てるという方法である。名古屋市の場合年間約2億8600万トンの水が給水されているので1トン1円を積み立てれば2億8600万円ということになる。名古屋市は木曽三川水源造成公社に参加し、その公社の仕組みは岐阜の森林組合にお金を貸し付けて水源を保全しようというのであるが、名古屋の水に恩恵を与えてくれる木曽川がある長野県は公社に参加していないので貸付対象外となっている。そこで水源基金を作って上流を支えてはどうかと提案をした。上下水道局長は「現状では困難」というがっかりの回答。そこで尾張名古屋共和国を提唱する市長に、尾張藩は木曽のヒノキを厳しく統制した代わりに米1万石を送っていたという史実を紹介し、名古屋市でも取り組むべきではと迫った。市長は、そんな金があれば市民に還元せよというかと思っていたら、「水道料金は総括原価方式なんですわ」とか言いながら、外国の例なども勉強させますんでと答弁し、検討には着手すると約束した。一定の前進である。私も「共に取り組みましょう」と答えた。
松ヶ島休養温泉ホームは、いわゆる名古屋版事業仕分けで、「廃止を含み見直し」と判定され、その後の社会福祉審議会で「設備の老朽化の状況などもあり、一定の期間を置いた上での施設の廃止はやむを得ないものと考える。」との報告が出され、今や最後の名古屋市の方針が示されるばかりの状況なのだ。しかし最後に市長に行っておかなければ気が済まないので質問したわけだ。この議論出発点で、総務局は「類似の施設がある」という論点を提示した。健康福祉局も議論の場でそのことを明確に否定しないものだから、議論に参加する人たちは頭の隅に「類似施設がある」ということが背景にありながら議論が進んで事ここに至っているのだ。古い設備で使いやすいとは言えないけれども、風呂にリフトで入れる施設、それも温泉で、それも安く利用できる類似施設ははっきり言ってこの近辺には私の知る限り存在しない。そのことだけは市長に直接言っておきたかった。市長はよく検討しますとしか回答はなかったけれど、将来的に市が管理しなくても若干の補助を出しながら機能を残す方向性が考えられないものかと切実に思う。
あまり知られていない休養温泉ホーム松ヶ島だが、とはいっても利用率や回転率は極めて高く、回転率などは98%(だったと思う)に達している。高齢社会が進む中で、さまざまな旅行プランが開発されれば必ず松ヶ島の出番があると思う。そんな思いで質問をした。
夜、名市大現代社会学部の学生インタビューを受ける。3人の学生が2012年の名古屋市議会の状況についてのインタビュー。河村たかしの前と後の違い、地域ニーズの集約や解決方法、地域委員会、議員定数、あるべき議員・議会の姿などの質問があった。何人かの議員にインタビューして年度内にまとめるそうである。少々大風呂敷のテーマ設定なので話はどんどん広がってしまったが、どんなまとめになるのか楽しみだ。
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2012年11月27日
今回の議会で質問者としてのエントリーはすでに19日までに済んでいました。しかし質問の内容は河村市長の動向によって考えようと思っていたので昨日の不出馬宣言で急きょ内容を組み立てなおしの作業をすることになった。
午後からは議運理事会いったん理事会を中断して、議運、そして再び理事会と懸案事項の協議に時間がかかった。午後3時すすぎ理事会が終了して控室のある3階に戻ると減税日本ナゴヤの控室周辺が騒がしい。中で、なんと!河村たかし率いる政党の衆議院候補者の記者会見を、それも市長同席で控室の中で行っているというではないか。部屋の入口には顔写真を撮る体制までセットされている。いくらなんでも度が過ぎている。
理事会が終わったばかりであったが各会派の幹事長が招集されこの事態について協議の場が設定された。みんな遺憾の意を表明するのは当然だ。議員の控室として、会派の活動の場として市庁舎が提供されているのであって、政党活動のために場所が提供されているわけではない。民主党県連などの活動を控室で行うことはありえないし、そんな発想を持ったことはない。通常なら県連の事務所で行ったりホテルで会場を借りたりして場を確保するのである。今回の減税日本ナゴヤの行動はいくらなんでも節度がなさすぎる。
こんなことで控室に帰るともう4時半である。今日は夜事務所で「まことの仲間たち」の会議があり、そこに古川元久さんがあいさつに見える予定にしてあるのでとにかく事務所に戻らなければならない。いろんな書類は全部おいて事務所に戻り会議を行った。会議を早く切り上げて市役所に戻るを8時半近く。もう帰って原稿を作るしかないということで10時には帰ることにした。
本当に迷惑な話で質問前日の貴重な時間を費やすことになって憤慨至極!
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2012年11月26日
朝、河村市長が衆議院選挙に出馬しないとの情報が入った。この間去就をはっきりさせないままズルズルときていたがやっと踏ん切りをつけたようだ。維新の会との連携もうまくいかず八方ふさがりとなるし、市長職投げ出し批判をおおいに気にしたということだろう。今日決めなければ様々な批判を受ける本会議を乗り切るのが難しいと判断したというところではないだろうか。
それにしてもである。あれだけ国政への意欲をあらわにして石原慎太郎氏の太陽の党や維新の会の橋下大阪市長などと連携を模索し、自分の去就を明らかにせず多くの人を巻き込んで大騒ぎしながら自分は出馬しない。この感覚が理解できない。河村氏はこういう人だという話はよく聞く。それにしてもだ。
このような政治家の在り方が政治不信を生み出す行動そのもではないだろうか、本当に!
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2012年11月25日
ずっと更新していなかった「まことの日記」の再開です。書き込みがうまくできなくなっていました。今後、活動を少しずつご報告していきたいと思います。
今日はいい天気でした。午前中は名古屋市聴言者協会の手話フェスティバルの開会式に参加。アメリカのろう者マシュー・S・ムーアさんという方がゲストでした。私は時間がなくお話を伺うことはできませんでした。会場で「ろう者のトリセツ 聴者のトリセツ」というDVDを購入。見るのが楽しみだがしばらくは見れなさそうだ。
午後からは古川元久前衆議院議員の街頭演説に参加。場所は本山と今池。民主党に対して厳しい声もいただきます。そういった声を正面から受け止めてしっかりと政策を訴えていかなければならないのです。
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2012年02月09日
先日、男女平等参画室から「小学生向け男女平等参画教育資料カード」なるものを作成したのとの報告を受けた。「性別にとらわれない生き方」への理解や「個性や能力を活かした可能性」を拡げることにより、男女平等の意識を高めてもらうとともに「誰もがかけがえのない大切な存在」であることを理解してもらうということをねらいとして位置付けている。
「たいせつなこと」を7枚のイラストの入ったカード形式にまとめ、過去、現在、未来へと時系列的に考えてもらおうという仕掛けになっている。配布対象は小学校2年生ということだ。その7枚のカードは、「うまれたとき」「ちいさいころ」「いまできること」「じぶんらしさ」「おうちのこと」「おうちのしごと」「みらいのゆめ」とタイトルが付いている。
カードの表紙
7色のカードで構成
このカードのねらいは当然、男や女という前に一人の人間として理解することが重要だということだろうし、自己肯定感を持てるような考え方をしようということだろうと思われる。前者の男らしさ、女らしさということについては、こういった教材を使って学び、話し合うことは教師がうまく子どもたちをリードすればいろいろなことができそうに思う。ただ、小学2年生というのだから教師の力量も相当に求められるように思う。
しかし、後者の自己肯定感についてこのカードで議論するのは少し無理があるように思う。自己肯定感を話し合うなんてすごく嘘くさいというか、表面的な話になってしまうように思うからだ。自分の自己肯定感を他人と共有できる状況とはどんな時だろうかと自分に照らして考えると、教室の中での話し合いではないだろうなという気がするからだ。受け止めてくれる存在がないことには自己肯定感が充足しないのではないかと考えるとこのカードの使い方が難しい。
ただ私自身も「男らしさ」「女らしさ」といった概念からもっと自由になりたいと思っている。男同士ではいいが男女間では誤解されるということはよくあることだ。例えば、男二人で飲み屋で飲んでいても問題にはされないが、女性と二人で酒を飲むといえば別の目で見られる。こんなことだけでも不自由なものだ。
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2012年02月08日
内閣府の障がい者制度改革推進本部総合福祉部会が開かれ、政府の法律案の骨子が示された。これまでの経過を見ていて内容が乏しいものになることは予想していたが、結果は予想以上に悪い内容で愕然です。難病者を障害者の対象にするという以外はまったく内容がない。
政府・民主党が障害者団体をなめまくっているというしかない、もうどうしようもない。こんな結論を出すために長々と多くの人が議論してきたのかという思いだ。昨年8月にまとめられた総合福祉部会の骨格提言を全面的に実現することは無理にしても、何らかの要素を盛り込むべきではないか。就労施策にしても、支給決定の仕組みについても5年後の見直しをめざすというだけ。施設体系にしてもグループホームとケアホームを一体化するだけだ。そして障害者自立支援法の名称そのものを見直すという。一体これは何なのだ。
障害者自立支援法違憲訴訟があり、2010年1月7日に政府はその原告団と合意文書を結んだ。その冒頭には、平成25年8月までに応益負担制度の廃止と障害者自立支援法を廃止し新たな総合的な福祉法制を実施すると明確に記されている。また民主党はマニフェストの中で「障害者自立支援法を廃止し、新たに障がい者総合福祉法を制定」とも謳っている。今回の内容では障害者自立支援法の廃止ではないことは明らかだ。名称を変更したからいいでは済まされない。民主党の政治主導の実力のなさを露呈した情けない結果だといっていい。私は民主党の議員だがこればかりは弁護のしようがない。
国政のスケジュールからすればこの内容を修正する余地は極めて少ない。反対との声を大きく上げるだけでいいのか、何か少しでも有効な取り組みはあるのかすぐには判断できないが、多くの抗議の声が上がるのは必至な状況だ。こんなことなら難病者を対象にすること以外は改正スケジュールを1年先延ばししてでももっと内容ある法改正にした方がいいように思う。民主党の国会議員は厚労省の役人の言いなりにならず大局的な判断をすべき時ではないか。
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2012年02月06日
1年前のこの日は名古屋市長選、愛知知事選、名古屋市議会リコール住民投票のトリプル選挙が行われた日。議会解散が確定すると同時に私は失職したという日だ。私はこの日の午前中に議会控室に行き自分の机やロッカーを片付けてから投票に行った。
あれから一年、早いような、昔の出来事のような不思議な気分です。議員報酬は高い、今の議員は必要ないという大きな世論が渦巻いていました。当時減税云々という反応はほとんどありませんでした。そこに民主党に対する逆風も合わせて、街頭でチラシをまいていても非常に厳しい反応だったことを思い出します。
河村市長の登場とリコールという動きの中で議論がされ策定された名古屋市議会基本条例。しかしこの一年間、議会改革の歩みは遅々として進んでいません。最近になってやっと議会改革の議論が始まったとはいえ、マスコミも含め多くの人の関心は地域政党と国政の動きに向いています。インターネットによる委員会中継などで多くの方が関心を寄せているのはわかりますが、もっと議会報告会や公聴会の開催、広報の仕方、議事録作成のスピードアップ化などすぐにでもやれることは数多くあります。このような取り組みを具体的かつ着実に進めていく中でしか議会に対する信頼性は高まらないと思います。
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2012年02月04日
劇団態変の福森慶之介さん一世一代の舞台があるというので大阪・伊丹のAI・HALLへ。昨年肺に腫瘍が見つかり体調不良の福森さんは現在74歳。もう舞台に立つのは最後かもしれないという覚悟を持っての舞台だから一世一代なのだ。題材はベケットの「ゴドーを待ちながら」。会場は200名を超える人。劇団態変は障害者が自らその異形としての身体をさらけ出すことを通じて表現活動を行い強いメッセージを発信している劇団です。主宰は金満里さんで今回も翻案・演出をされています。
福森さんはエストラゴン役です。舞台の冒頭エストラゴンとウラジミールが「もう帰ろうよ〜」の名台詞で有名な松鶴千代若・千代菊ばり漫才風のやりとりで始まるつかみは関西のノリなのか。不条理劇と呼ばれる「ゴドーを待ちながら」を前にした観客の緊張を一気に和らげた。この出だしで私の気持ちがぐっと掴まれた。ラッキーという従者は両手に荷物を持たされ、首に縄をかけられ、ご主人?ボッツォが乗る車も引かされている。ボッツォは手に鞭を持ち、その鞭を鳴らすことで従者ラッキーを動かすという場面があります。別の場面では、足の悪いエストラゴンは靴がなかなか脱げないで難渋していて、そこにウラジミールが靴を脱がすのを手伝おうとして二人が転げる(会場から笑いも起きる)という場面があります。
この二つの場面から、私は勝手な解釈をしました。そしてそこから非常に重要なメッセージを受け取った(と勝手に思った)。障害者の介助をめぐって考えていることが劇中に現れたのだ。2003年の支援費制度以降、確かに障害者の介助保障は進み、24時間介助を受けながら自立生活する人が飛躍的に増えました。これはもちろん良いことなのです。しかし、介助を受ける側とする側との関係が少しずつ変わってきたとも実感しています。つまり障害者はサービス利用者、介助者はサービス提供者という関係になってきているということです。それまでの障害者運動の中では介助を確保すること自体が運動でした。それゆえにお互いの関係性をいろいろと問うてきました。しかし様変わりしました。極端な言い方をすれば介助料と契約という関係で介助者は言われたことをやればいいと割り切ってしまうということです。その方が後腐れなく良いという人もいるのかもしれませんが、私は割り切れません。ボッツォとラッキーの鞭というコミュニケーションでのつながりは、割り切った関係を象徴しているようでした。一方、エストラゴンとウラジミールのやり取りは、お互いにどうしようもなさを抱えながら助け合い補い合うコミュニケーションをとっているように思えました。そのコミュニケーションの違いの結果が、二度目にボッツォとラッキーが登場した時、倒れたボッツォを助けたのは従者のラッキーではなく、エストラゴンとウラジミールだったということにつながっているのだと思えたのです。また、エストラゴンが首をくくろうとするがうまくいかないというところも福森さんの静かな動きが雰囲気を出し、一世一代をより深いものにしたように思います。
そして今回の舞台にはもう一つの緊急事態が訴えられていました。今まで劇団態変は大阪市の小規模作業所の補助金をもらいながら運営されてきましたが、今年の4月で自立支援法体制への完全移行が求められることになっています。その中で補助金をもらうためにはNPO法人を取得するなど法人格が必要になってくるのですが、態変はその道を選択しない決断をしたのです。運営資金を自主的に集めようというのです。公演前にお会いした金満里さんは、「みんなNPOとかいうんだけど、そういうことではなく、いろんな人に支えてもらう新たな広がりを求めたい」と話されていたことが印象的でした。
舞台を終えて福森さんは毛布にくるまれ車いすに乗られていました。その姿を見て、舞台の上で元気に動いていたのは相当なことだったのだなと思いました。今回の舞台はぜひ障害者が見るべきだと思う内容でした。福森さん、一世一代の舞台素晴らしかったです。
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2012年02月03日
午後から小川としゆき議員とともに特別支援学校の見学をさせていただいた。校長先生、教頭先生父母会の会長さんと見て回る。父母会の思いとしては、従来のスペースに昨年の4月から高等部に産業科(現在1年生27名)という企業への就職を前提にしたコースができたが、従来の高等部(現在116名)との共存でかつ今後産業科2学年分が増えると窮屈であり、産業科だけ独立した場所を確保できないだろうかということでした。
現在インクルーシブ教育について文部科学省の中教審の「特別支援教育の在り方に関する特別委員会」、いわゆる特特委において議論されています。誰もが地域の中で共に学べる教育を実現するには、現在の教育のシステムを大きく変える必要があります。障害児だけではなく、不登校の子ども、いじめなどにも対応していく必要があり、そのためには教員や介助員など生徒と向き合う人材のとにかく量的増加が必要です。体制が整わない中では親も通常学級で共に学ぶという選択をしにくいのは確かだからです。
もちろん国の動きは大きな影響がありますが、名古屋市として、少子化の中、これからの公教育、障害児教育をどういう方向に持っていくのかの根本議論をしないとその場しのぎで対応することの繰り返しになるばかりです。
今年もドラゴンズファンクラブのグッズの一部が配達されました。昨年は観戦する機会がなかったのですが、今年こそ昇竜高木ドラゴンズを見に行かなくてはならないとグッズを手にして思ったところです。
届いたグッズ
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2012年02月02日
15センチ積もる大雪。久々だ。2005年の12月に23センチ積もって以来とのこと。
事務所の前の様子
市役所の雪化粧
午後から安心・安全なまちづくり対策特別委員会で愛知県警との懇談会。案件は、交通事故、街頭犯罪、暴力団排除。名古屋市は、自動車盗(被害額約36億5000万円)、車上狙い(被害額約3億7000万円)、自動車部品狙い(約3億円)、住宅対象侵入盗(被害額約12億円)、ひったくり(被害額約7000万円)がいずれも政令指定都市ワースト1位というデータが示された。自動車死亡事故も昨年は全国ワースト1位だった。愛知県愛の自動車数、一軒家の数などを他県と比較しながら分析する必要があるけれども発生が多いのは事実。今池近辺でもひったくりがよくある。様々な機関の多方面の協力で被害を減らすことが重要だ。
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2012年02月01日
ドットジェーピーという議員インターンシップを行う団体のインターン生が初日を迎えた。2カ月間少しは役に立てればと思う。午後、2月11日の市民議会(市政報告会)の案内はがきを印刷発送。午後事務所で開催します。
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2012年01月31日
午後監査。市民オンブズマンから出された黒塗り公用車の監査請求を受理し手続きに入ることを確認。夕方から連合名古屋地協の政策議員懇談会に出席。
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2012年01月30日
陽子線治療施設の内覧があるので市役所からバスで現地へ。施設や設備を紹介する短い映像を見てから照射室へ。その照射室の裏にあるガントリーと呼ばれる陽子線を患部に適切に照射するための200トンの重さがある巨大な回転装置を見せてもらう。円形の装置に50トンずつの重さを配置してバランスをとることで小さな駆動力で動かすことができる。
照射室。手前の台に乗る。
左側部分から照射される。
それから陽子線の加速器を見せてもらう。陽子線はがん組織に集中して照射しやすい性質があり正常細胞の損傷が少ないといわれている。今回名古屋市が導入したのは日立の機械で、スポットスキャニング(陽子線を患部にスキャンするように動かしながら照射する方法)という照射も可能で世界最先端の能力を持っています。小さな水素ボンベの水素原子から取り出した陽子を1周23メートルのパイプ?を500万回(約地球3周分とのこと)回り光速の60%まで加速し、陽子線は最大250mev(通常は150〜200mevとのこと)のエネルギーを得てがん組織に照射され、約30センチの深さまで届くということだ。ちなみに加速する際に使い電磁石の磁力は1テスラほど。どれくらい強いのかはよくわからないが説明によると近づくと機械式の腕時計は動かなくなるらしい。前立腺がん、肺がん、肝臓がん、小児がんなどに有効な治療方法である。特に小児がんの治療では小さい時の放射線被ばくが少なくて済む方法である。
陽子線を遮蔽する厚い壁
加速させるための磁石
陽子線が回るパイプの一部
治療ではいい面が目につくが、運営面などでは課題も多いです。まず問題は、市長が建設の是非を考えるためと工事を一時ストップしたことにより日立が被った損害4億8000万円が名古屋市に請求されているという問題です。契約を結んだ後のストップなので、市長がよく例えに出す商売のルールからすれば払わざるを得ないのではないでしょうか。この建設では総事業費245億円がかかっており、今後継続的に運営費も生じます。この事業費などを回収していくには患者数を適切に確保すること、また装置の運転時間を長くすることが必要です。そのためにはスタッフをしっかり確保することが必要ですし、現在保険が適応されず治療費が240万〜280万ほどかかる陽子線治療を保険適用にしていくことが求められます。保険適用までは自治体からの補助も必要、特に東海3県の自治体で必要です。また民間の医療保険は保険料の少額の加算で対象にもなるのでそのことの周知が必要です。また「医療観光」ということも検討課題です。また短期間宿泊しながらの治療も想定されるので、ホテルなどと連携して宿泊料が安くなるような方策も考えたいものです。早ければ2013年3月には一部治療が始まる予定です。
昼からは総務環境委員会で地域委員会についての審議。1月10日に当局が示した新たなモデル事業についての議論の続きでした。最初議事運営を巡って、つまり議員間討論をするかしないか30分ほど紛糾後議論に入った。私は郵便投票制度では投票用紙が各家庭に送付されることは問題ではないかという指摘をした。不正行為などが生じやすい環境を作るべきではないと思うからである。
今日は監査の会議も重なっていて途中で退席。監査の会議を終えてもまだ委員会をやっているというので再び委員会室に戻る。議員間討論の最後の部分でした。通常は日程が重ならないようにするのだが、今回は予算提案の前にとにかく委員会の議論をしておきたいという当局の意向がある中の日程調整の結果であった。不満ではあるがやむを得ないと承諾したのでした。
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2012年01月29日
朝9時30分からシンポジウム。ゆめ風の八幡さんの他、発言者は保健師として南三陸町に応援に行った熊本西保健福祉センター所長の島村富子さんは、被災地の職員も被災者という認識が必要であるということ、保健師は日頃から地域住民とのつながりが必要なことを理解したなどと話された。被災地障害者支援センターせんだいに応援に行ったくまもと障害者労働センターの松尾芳美さんは、障害者は仮設住宅は無理なので施設に入れたという声を何度も聞いたと体験を話された。熊本県危機管理防災課課長補佐の井芹護利さんは、熊本県の防災計画見直しの中で原発への対応や情報収集、測定体制についても盛り込む予定だと話された。コーディネートは大牟田市議の古庄さん。
みんなで記念撮影
昼食は、熊本城の入り口にある「桜の馬場城彩苑」観光拠点施設の中華料理屋で馬肉麺(マーローメン)を食する。
馬肉麺
この「桜の馬場城彩苑」は、飲食店とお土産屋さんのスペースの「桜の小路」、歴史文化体験施設の「涌々座」、総合観光案内所という三つの要素で構成されている。私もお土産を買ったりしたので便利といえば便利だけど、こだわりは感じずまあよくある感じという印象。名古屋の金シャチ横丁ではこれというこだわりを考えだしてほしいところだ。
店の並び
そしていよいよ熊本城へ。まず無料のシャトルバスで入場門まで上る。それから少しずつ上りながら天守閣の前に。ただ入口は階段でエレベーターもないのでアクセス不可能。どこまで無理ができるのか今回は確認しませんでした。隣に復元された本丸御殿。みんな靴を脱いで観覧。御殿の中を一周する順路になっている。畳のところにはゴムシートのようなものがひいてあるので車いすでも問題なく巡回はできました。時間の関係もあり駆け足で見てきました。本丸御殿の正面に大きな銀杏の木が構えています。熊本城は銀杏城とも呼ばれていて、加藤清正が銀杏を植えてその気が西南戦争の時に燃えその後芽を吹いて育ったものらしい。冬で葉っぱはなかったが緑の時に見てみたい。
熊本城の雄姿
本丸御殿の中のお殿様の間
巨大な銀杏の木
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2012年01月28日
熊本で障害者政治参加ネットも実行委員会に入った防災フォーラムが開催されるので熊本へ向かう。セントレアから熊本へ。熊本空港からはリムジンバス。しかし低床バスは1日わずかなので普通のバス。運転手さんに背負ってもらい乗車。会場はウェウパルくまもと。
講演は、ゆめ風基金の八幡さん。東北で入所施設が多く、自立生活をしている人の数自体が少なかった。支援の人がいろんなニーズに対応すると現地の関係者から「寝た子を起こすな」的声が多く出たという報告がされました。
八幡さんの講演
今後を考える課題として、災害の時問題になる名簿の提出については、該当地域の障害者団体のまとまり、つまり合意が取れるかどうかがポイントである。福祉避難所の整備がよく言われるが福祉避難所には基本的に10人に1名分の補助が出るというがそれではどうにもならないこと、つまり福祉避難所では人の手当てはされないということをよく理解せずに福祉避難所を増やせというのは問題。大災害になれば被災者に入所施設をあっせんするのがよいということになりかねない。すべての施設が福祉避難所になる必要があるのではないか。宮城県の場合134か所の福祉避難所のうち障害者施設は11か所。避難所ではなく避難支援センターという位置づけにならないとダメではないかと問題提起や指摘がされました。
放射能被害のある福島の場合は自体が複雑で、介助者が少なくなり自立生活の維持が難しい状況も出ているという。地元に残るという人もいるし避難したいという人もいるわけでそれぞれニーズに応じた支援をしていく必要があるとも指摘された。
LRTに乗り込む
停留所の様子
交流会場への移動では低床LRTに入部さんと乗車。交流会後、桂花ラーメンを本店に食べに行く。この店は開店時に熊本ヒューマンネットがアドバイスしたそうで出入り口にはスロープがあり、中には車いすでも使いやすい大きなテーブルがある。実際車いす4台は楽に入りました。ラーメンの味は濃いがあっさりで食べやすいものでした。
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2012年01月26日
社会的に排除された人の新たな労働のばを実現するためにこの間提案している「社会的事業所」についての意見を連合本部の政策担当の方に意見を伺いに行った。事業所というが労基法上はなんでも事業所ではないか、雇用関係はあるのか、協同労働なのか、特例子会社もあるが、何を目的にするのか明確にイメージできない、推進法ではなく設置法なのか等々質問を受けた。質問を受けていて説明資料をもっと工夫をした方がいいと気付かされた。そういった意味で貴重な機会でした。
帰りは新御茶ノ水から千代田線で大手町まで。地上に上がりOAZOまで行き丸善の地図コーナーをちょっと見て東京駅に。
OAZOで見たマンホールのふた?
デザインが面白い
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2012年01月25日
10時30分から委員会。テーマは「環境影響評価制度の今後のあり方について」いわゆる環境アセスについてでした。法律改正もあり、環境アセスの方法書を提出する前に「配慮書」を提出知ることが一定規模以上の事業に課せられることになります。名古屋市も法改正に沿って条例改正の準備作業を行っており今回はその一環で議会の意見を聞くための委員会でした。名古屋市では書類の電子化をして閲覧しやすくするような方向で検討が進んでいるとの報告がされた。私は、アセスの環境要素や技術指針で、中間とりまとめでも触れられている水循環や生物多様性についてもCOP10開催都市にふさわしい条例改正になるように検討を進めてほしいと意見を述べた。
14時からムーの会主催の市議会報告会が中央図書館であり発言者として参加。発言者は他に自民の横井市議、共産山口市議。まず5%減税を巡り議論がなされ、その他に海外視察、守山市民病院、市長の政治手法、行政改革などについて質問が出された。今回減税日本は出ない、出ると二転三転して結局は出席しなかったとの主催者からの説明があった。そのせいもあってか議論が盛り上がらなかったきらいはあるけれども、このような場を作って市民と議論するのはいいことだし、いろんなところでいろんな企画が行われれば議員がもっと市民目線になっていくのだと思う。
このような場を経験するとなおさら議会報告会の開催を予算上位置づけて行うことが重要であると思うのであった。
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2012年01月24日
今日は名古屋市にある3つの研究所を視察したので簡単に報告します。
まずは瑞穂区にある衛生研究所(衛研)へ。本日新しい放射能測定装置(ゲルマニウム半導体検出器)が設置されるので工事の邪魔にならないように現在ある装置を見せていただく。チェルノブイリ事故を受けて購入したもので重さは3.7トンもあるもの。2リットルの容積を3600秒計測して最大2ベクレルまで測定できるということ。新しく入る装置は重さ1.6トン、6年リース2000万円で利用する。
放射能測定装置
また衛研ではJICAに来ている海外の方の研修も受け入れている。特にカビ毒については名古屋の研究所で受け入れている。食料を輸出する国にとってカビ毒を防ぎ管理することは重要な課題のようだ。また衛研の経常調査研究費は年間200万円とのこと。印象としては200万しかないのかという感じ。
昨年10月に行われた行政評価の外部評価、いわゆる事業仕分けで廃止とされた「生活衛生センター」と連携しているというが今後それぞれの仕事をどうするのか整理が必要な印象。また衛研のホームページは名古屋市のホームページの中にあり独立したものでないために辿り着きにくいが、検索エンジンで検索すれば一発である。しかし、そんなことよりも問題は新しい情報が載っていないということだ。様々な検査結果などを迅速に掲載していく努力が必要な状態である。名古屋市の新着情報欄とのリンクもうまく考えないといけないのかもしれない。
午後から熱田区にある工業研究所(工研)へ。ここは中小企業への技術支援や研修などを行う仕事が中心だ。X線CTによる材料の分析評価のデモを見せてもらったり、CAEというコンピューターグラフィックを利用した設計や解析をする手法を見せてもらう。外付けハードディスクの改良を行った具体例が展示されていたのだが、そこで調子の悪い対象となっていたハードディスクはなんと私が使っているやつではないか。ディスクの回転音が大きかったり、少し熱くなりやすいのではと思っていたがそのせいだったのかと妙に納得。また、「住民生活に光をそそぐ交付金」という地域活性化交付金で購入したRPという三次元造型機をみせてもらう。この交付金はもっと福祉の分野のソフト事業に使われらたらなと思っていた交付金だった。
X線CTの装置
工研は組織分けが、機械金属部・材料科学部・電子情報部と分けられているが少し古い感じがする。もっと学際的なというかクロスオーバー的な系統立てで整理したらどうかという印象。また業務内容が中小企業のためにいろんなことに対応するために間口を広く取っているので、かえって全体的に中途半端さを感じた。そのことが付属の図書室の内容に表れているように思えた。もっとテーマや方向性などを絞り込むことで費用対効果が高まるのではないかという印象を持った。
最後は南区にある環境科学研究所(環科研)に。PM2.5の測定方法を見せていただく。これは大気中に漂う微粒子の中で直径が2.5ミクロン以下の微粒子でディーゼル車の黒い排気ガスが有名だ。粒子の中から金属、カーボン、イオンなどを抽出して測定するので手間のかかる作業が行われている。この取り組みは国の基準作りにも貢献したとのことでした。次にWET(総排水毒性規制)という魚やミジンコなどを工場排水などで幾世代にもわたり飼育して、その生物に与える影響を観察して判断するという新しい環境評価の手法。次にアスベストの検査。名古屋市に関する工事で出てくるサンプルをチェックするもの。最近は東日本大震災で多くの検査依頼が来て100件ほどあり忙しかったとのこと。
黒いのが集まったPM2.5粒子
地味な仕事をしっかりしてもらっているという印象。生物多様性、放射能汚染や新たな環境基準など新たな課題が次々に出てきているので役割はますます重要になってきているが市民には馴染みがない。環科研の活動が市民の日常生活とどう関係しているのかPRしたり、市の施策にもっと戦略的に位置づける必要があると思った。
来年度予算で健康福祉局は衛生研究所の移転改築(守山のサイエンスパークに)の予算を要求しているが財政局には現時点で認められていない。最終的にどうなるかはわからないが、3研究所の今後の展開をトータルに考える戦略が必要だと思った。つまり3研究所がそれぞれの領分を死守するのではなく、お互いに協力して研究する体制をもっと追究する必要がありそうだ。それは研究職といわれる職種の位置づけや配置をどうするかにも関わってくる。現代社会の中で要求される内容や政策の中身が複雑化、複合化、多様化するのでなおさらである。
今回現場で若い研究者の方たちが説明をしていただく場面が多かった。やはり未来を切り開くのは若い人なので、将来への希望を作り出すためにもこのような若者が充実して働けることも必要だという気分で一日の視察を終えた。
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2012年01月21日
午後は「みん・みんの会」の第4回木曽川流域集会。テーマは「上流へのまなざし」。今回は木曽川流域地図のお披露目も大きな目的のひとつ。
問題提起の一人目は新美敏之さん(ミツカン水の文化センター事務局長)から水の文化センターの発行誌で愛知用水50年を特集したことから見えてきたことを話してもらう、二人目の杉浦剛さん(美浜町町議)からは荒れた農地を使っていないのに愛知用水の負担金を払わなければならない実態とか、農業用水も結構無駄に海に流れ出ていることもあるという指摘など農業従事者ならではのお話。3人目の神谷明彦さん(東浦町長)は、まずい長良川河口堰の水ではなく木曽川の水を飲みたい。そのために河口堰の分を工業用水に回しその分工業用水に回っている木曽川の水と交換するという提案しているとのお話があった。
地図のお披露目をした後、今年11月2日、3日と岐阜白川町で「全国水源の里連絡協議会」の全国集会を開く今井良博白川町長から、そして木祖村との密な交流を展開するスミ設備の鷲見利幸社長からそれぞれ連帯のあいさつをしていただいた。
3人の問題提起を聞いていて、社会保障と税の一体改革ということで福祉については国民の間でどう負担するかの議論は行われることが多いが、水・用水・森林、もちろんよく議論されるダムも含めて水に関する費用を国民がどう負担し合うのか議論する場がないことに改めて気付かされました。
さて「木曽川流域地図」は構想から2年近く、作業を始めて1年弱。やっとこさ完成した代物。自画自賛ですが結構いい出来ではないかと思っています。流域全体を一目でみることができる地図(大きさはA1サイズ=A4が8枚分)をどのように使うのかこれから多くの人にアイデアを出していただきたいなと思っています。教育の場にもぜひ使ってほしいとも思います。この地図800円で販売しそのうち100円を「水源の里基金」に積み立てます。ぜひ多くの方に購入していただきたいと思っています。問い合わせは事務所まで(052−745−1001)
地図の表紙
地図の全体
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10時から村木厚子政策統括官の講演会。民主県連男女共同参画の主催。自立支援法制定の頃以来なのでお会いするのは久しぶりのこと。テーマは子育てと男女共同参画。話はポイントが明確でわかりやすかった。
拘置所体験についても購買所からチョコレートを買ったらガーナチョコだったとか、化粧関連はへちま水、ウテナにニベアだったとかいう話題やら手錠をした時の話とかは体験者ならだった。
そして村木さんが大変な時にめげずに居れた理由を
@拘置所の中のいろんなものに興味を持つ好奇心
A忙しい仕事をしていたので長時間の取り調べにも対応できたという危機対応力
B好きな推理小説で時間が費やせた
Cまずい目の給食のような食事を食べしっかり寝れた
と語っていたのは印象的でした。
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2012年01月19日
10時から千種消防署の表彰式。そこでいただいた資料「千種の消防」によると、千種区内の火災の内訳は、放火18、たばこ7、コンロ5、その他17の計47件(前年比14減)。名古屋市全体で放火262件、たばこ138件、コンロ88件、その他360件の計848件(前年比40減)。一方、救急出動は、千種区は7451件(前年比493増)、名古屋市全体では11万579件(前年比7109増)とのこと。
午後から総務環境委員会で「中京都構想」についての議論。具体的には「中京独立戦略本部」の運営についての議論です。昨年の6月の委員会で次のような附帯決議を付けた。
「中京独立戦略本部の運営については、本市の目指すべき都市像や市民にとっての具体的なメリットが明らかになっていない。今後そうした点の詳細を議会に報告し、市民に対する説明責任を果たしうると判断できる状態に至った時点で、本会議およびタスクフォースを開催すること。」
この点については市長が民主、自民、公明、減税の4会派に開催について了承を求め(委員会の中で共産党議員からはうちには話がなかった。名古屋市議会には5会派ある。今後そのようなことがないように、との注文もあった)、各会派が了承したという経過もあり、近々第1回の戦略本部が開催される前提で今日の委員会が設定されました。
議論の途中、市長に聞きたいという意見もあり休憩をはさんで市長が委員会に登場。実際独立しないのだから「愛知・名古屋共同成長戦略」とでも名称を変えたらどうか、400万都市をめざす気はないか、合併なのか新しい自治体制度なのかなどいくつかの質問がされた。400万レベルの都市をめざしていかないと東京や大阪の間で埋没してしまうとか、尾張名古屋共和国で自治体が独立採算で運営するのが一番いいとか、「尾張名古屋共和国」市でもいいとか言っているのを聞くと中身はどうでもいいのかなと思えてしまう。減税や地域委員会のような熱意は感じられず、市長がよく言う「インパクト」の有無だけが問題なのかもしれない。
ただ市長の発言の中で、医療、水道、消防などは広域で考えていく必要があるというのは頷ける話だ。市長の発言の中で「同じ水を飲むということは大切なこと」という視点は同感である。そこで一つ市長に聞いてみた。市長は大阪都とは違い自治体の枠組みについて、つまり間仕切り論については議論をする気がないのは前の議論で聞いているので、愛知県の森林税の使い道を木曽の山に還元する方策を県と議論して新たに提案する気はないかと問うてみたが、法定外目的税はよろしくない、という予想通りの回答で議論は深まらなかった。今のままの森林税の使い道では税を取る意義が発揮されていないのでそれこそ新しい提案をしてもらいたいものだが望むのは無理というものか。
いずれにしても今のままの戦略本部の内容では具体的な中身はないので、私はまあやりたいのならやってみたらという気持ちが正直なところ。こんな状態なら戦略本部で議論する人もどういう方向性で話をしていいのかわかりにくいのは明白ではないだろうか。
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2012年01月18日
1枚のポスターが結んだ縁でした。事務所から帰ろうとすると中を窺う女性の方が見えました。声をかけたところ、事務所のガラス窓に貼ってある「WAR IS OVER! IF YOU WANT IT」のポスター(ジョン&ヨーコ作成の有名な作品)が以前から気になっていたとのことでした。
少しお話をして名前を伺ってちょっとびっくり。ミュージシャンの桑名晴子さんでした。お兄さんは桑名正博さんだ。今日は近くのライブハウスで歌うとのこと。誰も撮ってくれる人がいないので携帯でツーショット。暗いしブレてます。
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2012年01月16日
今日読んだ本でこんな詩に出会った。
本当にそうだと思う詩だ。
もちろん自分一人で力強く生き、
考えることが難しいこともある。
私のめざす「共に生きる社会」は
多くの人の助け合いが不可欠だ。
でもだ。
自分にやさしいばかりではだめなのだ。
自分の感受性くらい 茨木のり子
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難かしくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
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2012年01月12日
来年度予算の財政局案が公開されました。
歳入は1兆255億円。歳出1兆237億円で18億円を余した予算案となっていますがこれは今後の市長査定で決まってくると思われます。
税収は△154億円(うち減税分は78億円)。市債発行全で体は△76億円だが臨時財政対策債は+35億円の435億円。これは1年の間にはさらに増えることは確実。その他収入2241億円(うち財政調整基金の取り崩し94億円)、その他の歳出△85億円となっているけれど、そのうち行革分がどれだけなのかはまだわからない。
費目別にみると健康福祉費だけが+59億円となっていてあとはマイナスだが、これは扶助費などの義務的経費の伸びが影響している。福祉予算の評価はもう少し検討が必要だ。
地域委員会、中京都、学生タウン、テレビ塔の活用、金シャチ横丁、自然エネルギー関係、敬老パス関係、健康増進施設、児童虐待防止体制の強化などは「市長判断」に回したため未計上である。また、議会広報費関係すべて、また御岳休暇村の改修基本調査は残念ながら現時点では未計上である。
一方、人権啓発拠点の整備が計上されているのは評価すべきことだ。全体的にはみると防災、待機児童関係はしっかり予算化されている印象だ。
夜はキャッスルホテルでの民主党のパーティー。中央からは樽床幹事長代行が来名。みなさんの挨拶が1時間近く続くのはとても長い。最近の民主党の状況を反映しているせいか人数が多い割には熱気が足りない印象。会場で半田市長、美浜町長、南知多町長にお会いできたので現在木曽川上下流交流に取り組んでいる「水源の里を守ろう みん・みんの会」で作成中の「木曽川流域地図」の普及に協力していただくようにお願いができたのはラッキーでした。
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2012年01月10日
総務環境委員会で地域委員会の新しい制度骨子案が提案されそれを議論するということで委員会が開かれた。まず提案されようとした主な変更点を列挙すると、
・公募委員の立候補可能年齢を16歳以上または18歳以上のどちらか選択できる。(モデル事業では 18歳以上)
・投票は事前登録しない郵送投票か投票所設置のどちらかを選択。(モデル事業では投票者を事前 に登録した郵送投票)
・学区連絡協議会からの推薦候補者は公開の場での議論で選出し選挙をしない。
・任期を2年から3年に変更。
・地域予算を人口規模に応じて、500万・1000万・1500万から200万・300万・400万に減額。
・外部評価を実施する。
・市職員の関与を減らし、マニュアル活用、ファシリテーターやアドバイザーを活用。
これらの内容が記された資料が配布され、委員会が始まった。しかし地域委員会は最初からさまざまな異論があり、モデル事業を認めた際にも議会は2010年の6月議会で附帯決議を付して認めた経過があります。
その付帯決議は下記のような内容です。
「(さまざまな検証について)作業経過を議会に報告し、その作業が完了するまでは、新たな拡大は一切実施しないこと。」
また元日の新聞報道などで地域委員会の各区2か所計32か所の試行事業実施という拡大路背が報道され、資料にも今後の予定として試行事業の実施が示されているものだから議会側としては地域委員会事業の検証が住んで次のステップに移行したのかどうかを確認したくなるのは当然のこと。しかも2日後には予算の策定経過が公開されるという時期だかなおさらです。市当局は「予算編成までで検証が可能だと考えている」「今後の検討の課題はすでに出ている」「モデル事業の上での試行という新たな提案」「附帯決議は守りながら進めていく」などとはっきりしない答弁が続くが結論的には「検証は済んだ」としか理解できないものでした。
議論の中で今後のスケジュールが載っている資料では議論ができないとの意見が出てその取扱いのため暫時休憩。昼食後再開され、当局は「スケジュールを抜いて議論していただきたい」「火のついた(地域委員会という)つくしんぼの火が消えかかっている」などの答弁があったが当然納得できないのでまたまた暫時休憩。資料を作り直す必要があるのではとの意見も出てまた休憩に。再開はしたものの意見は平行線のままで、結果的には「議論を閉じず、今日の議論はこの程度で」ということで終了。
10時過ぎに開会し、15時過ぎに終了。昼休みも含めると議論の時間は4割強。なぜ委員愛が設定されたのか疑問がだらけで、徒労感だけが残った委員会でした。
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2012年01月09日
今日は成人の日。内山学区の成人式に伺う。人数は30名ほどでしたが、よく知っている方のお子さんが成人という人がちらほら。私自身の年齢がだいぶ過ぎたことをリアルに感じてしまった瞬間でした。
さて、昨日の毎日新聞に特別顧問の菊池哲郎という方の連載の中で消費税増税に関して次のような指摘があったのを読んだ。
「一体誰なんだ?誰のために増税するのか、そこが本質的に問われている。選挙で増税の賛否を問うなど愚の骨頂、政治の責任放棄だ。増税に賛成する国民など気持ちが悪い。反対だが仕方あるまいというのが正しい国民だ。民主党のマニフェストに増税がないことなど、やってみたら違ったごめんと真実を説明すれば済む話だ。」そして最後に「選挙をやってる場合か?」と結んでいる。
愚の骨頂というのは、指摘されると妙に納得してしまう。いまこそ政治主導を発揮すべき時なのだ。民主党のマニフェストの話はそんなに簡単ではないよと思うが、ただ正直に経過と理由を説明することは必要だと思う。そうすれば少しは民主党の株も上がるのではと思うけれど。
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2012年01月08日
名古屋市消防の出初式に行ってきました。いい天気でかつ暖かで気持ちよく観覧することができました。
ただ河村市長があいさつで、「行列のできる消防団にするとかしたいとか、行列のできるを何度も言うので相当ゲンナリ。寄附の仕組みを作ってその寄付が消防団に回すようにしたいというような言い回し。違和感がいっぱいだった。誰一人犠牲者を出さないようにとも言っていたけれど、東北の大震災で多くの、確か250名ほどだったようにも記憶しているが、消防団員がなくなっていることを考えるとまたまた違和感を感じるのでした。
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2012年01月06日
今日読んだ中央公論1月号に政治学者の野中尚人さんの「橋下徹の圧勝で大阪府民は幸せになるか」という時評の中で
「古代ギリシャの時代以来、民主主義は常に停滞や内部分裂に悩まされてきた。何も今に始まったことでもないし、世界中がそれと格闘してきたと言って良い。この苦闘の歴史の中で最も本質的な問題は何か。それは議会という合議制の機関を排除せず、いかにその機能を建設的な方向に発揮させるかということである。」
との一文があった。民主主義の歴史を勉強したい気持ちになった。もちろん名古屋市議会では、まず議会基本条例の内容をひとつずつ具体化していく議論を市民に見える形で行うことが重要だ。
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2012年01月04日
昨年は、リコール解職・出直し選挙もあり私の政治家活動の中でも激しい動きのある年で、とにかく慌ただしく時が過ぎ去った感が強い年でした。課題解決の先送りと揚げ足取りが繰り返される中で政治が合意形成の役割を果たせなくなっています。地方政治・地方自治の現場で、熟議と熟考を行いながら劇場型政治を批判しつつ、共生の政策を提案していく作業を進めていきたいと考えています。今年も市政・国政一波乱ありそうですが、ご支援ご協力よろしくお願いいたします。
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2011年09月23日
「重症心身障がい児・者を地域で支えるために」と題した在宅療養支援セミナーに参加。豊田市子ども発達センターの三浦清邦医師の講演を聞きました。痰の吸引などに関する医学的説明を詳しく聞くことができました。来年からはヘルパーなど介護職が痰の吸引などのいわゆる医療的ケアが行えるようになります。重度障害者の在宅生活を支えるための大きな制度変更となります。福祉分野の人はしっかり対応していかなくてはなりません。
一方、名古屋市も西部医療センターの隣の敷地に重症心身障害児・者の入所施設を平成27年度に開設予定していますが定員(90人の予定)がいっぱいになるのはすぐだと思います。より多くの人がその施設を利用するためには、やはり一定程度施設に入った後は在宅で生活できる人は地域での生活を送れるようにする体制づくりがどうしても必要です。医療と福祉そして住宅施策が連携したプランが求められます。西部医療センターに近い城北荘の立て替えなどにそのプランを組み込むことも一つの方法かもしれません。また三浦医師の話にもあったのですが、どれだけ医師が確保できるのかという根本的な問題がまだまだ横たわっているのも厳しい現実です。
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2011年09月22日
環境局の議案がないこともあり本日は委員会審議はありませんでした。昼に団会議を開催。
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2011年09月21日
台風接近により今日の議会は中止。
昨日の水害被害の状況が徐々に明らかになってきました。台風は少し東側を通ったためか意外に風は弱く、台風本体の雨はさほどではありませんでした。今回の水害は平日の昼間に起こった災害でもなかなか対処が難しいということが明らかになりました。情報収集は簡単ではないということです。情報をどう集約して出動や避難の指示をどう伝え、体制をどう整えるのか今回の例をしっかり検証してみる必要がありそうです。危険の高まり具合を適切に判断して関係者に監視や情報収集に出てもらうことがスムーズに行えるのかどうかは大きい要素だと思いました。
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2011年09月20日
10時30分から総務環境委員会が開かれました。議案は、名古屋市立大学薬学部の耐震改修設計費用の補正予算1390万円です。これは24年度〜25年度に予定している耐震工事の設計費用です。財政福祉委員会には市長が呼ばれ質疑がありました。私はインターネットで見ていましたが、減税財源は行革で既に196億円確保している、扶助費の延びは日本全体の話しでその手当は国が行うことだ、などと話し議論は平行線。台風接近により市長は災害対策本部長として対応しないといけないので議論は午前中で終了。
台風15号接近により雨が降り続き大きな浸水被害が守山区の志段味(しだみ)を中心に発生しました。庄内川の一部で堤防を越え越水したようです。上流の土岐や多治見で豪雨があったことも大きく影響しています。避難指示・避難勧告が合わせて100万人を超えました。早い目に判断したのだと思いますが、あまりにも広範囲でリアリティに欠けた地域の人がいたようにも思います。また名古屋市のホームページにもアクセスが集中し災害に関する情報伝達に支障が生じました。市役所庁内でも不要不急のホームページ閲覧はやめるようにとの放送も入っていたくらいです。こんなところにも課題があることが改めてわかりました。いろいろと検証しなければならないと思います。100万人も避難勧告がでていることが報道されたので何件か大丈夫かとの電話がありました。報道もひどいところをくり返し流すので名古屋全体が水につかっているのではないかと思うのでしょう。ご心配ありがとうございました。
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2011年09月19日
今日は敬老の日でもあります。内山学区の敬老会に伺いました。お年寄りの持っている「智恵」をもっと活かすことのできる仕掛けが必要です。東日本大震災でもお年寄りの知恵が活かされた例がいろいろ報道されていました。
今池まつり2日目。一日ずっとヤキトリを焼いていると久し振りに会う人に出会えます。そんなことも今池まつりの楽しさです。被災地の障害者事業所が作った製品を販売しましたが、売り上げがもう一歩。販売のディスプレイなどをもっと考えなければいけなかったかと反省。夕方も雨も降らず何とか最後までいけるのかと思っていましたがやはりそんなには甘くはありませんでした。19時頃から猛烈な雨。みんなでテントに入って雨宿りをするのですが雨が激しくて体が徐々に濡れてきます。ヤキトリやたこ焼きを売っているどころではありません。4、50分しても雨が止まないのであきらめて片づけに入ります。もうびしょ濡れです。すると20時頃雨が一瞬止んだのでテントを一気に片づけて終了となりました。終わってから一緒に販売した人たち、インターンシップの学生たちと味仙に行って台湾ラーメンを食べて今年の今池まつりを締めました。
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2011年09月18日
心配していた天気は見事に晴れ。その結果ものすごく暑い一日となりました。人出もまずまずというところ。ヤキトリを焼いていると頭がボーッとしてきます。何とか一日乗り切りました。お祭りのオープニングには古川元久大臣も参加。大臣になるとSPもたくさんついています。日本のために力を注いでいただくことを期待します。一日ヤキトリを焼いていると久し振りに会う人にも巡り会います。10年振りに会うという人もいます。こんなところが今池まつりの楽しいところです。ところで途中、「オーッ」と声がしたと思ってヤキトリから目を上げると市長が通り過ぎていきました。市長の立候補が噂される衆院2区の様子を伺いに来たのか、それとも最近の市長の人気度を自身でチェックしに来たのか。
それはともかく、明日もがんばろう!!
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2011年09月17日
明日から今池まつり。今日一日はその準備でゴタゴタ。私は恒例でヤキトリを焼きます。いつもの「わっぱの会」のテント、木曽川の上流下流交流の会「みん・みんの会」のテントに加えて、今年は被災地の障害者事業所を応援するために事業所の製品を販売します。しかし天気がとても心配です。本当にっ!
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2011年09月16日
自民党の松山議員が名古屋城の正門付近に「おかげ横丁」みたいなものを作ってはどうかと提案していました。やりようによっては非常に集客施設になると私も思いました。以前から私も能楽堂のバス駐車場などを使って施設をつくってみてはどうかと思っていました。江戸時代重要な通りであった本町通りをもっと見直すきっかけにもなると思います。土日の官公庁街はあまり車も通らないので、それこそ歩行者天国にしていろんなイベントをしてもいいかもしれません。「横丁」はナタネ油の灯籠で照明してもいいかもしれないし、プラスチックの容器を使わない店舗もいいでしょう。いろんなアイデアを出してタイムスリップ感のある場をつくることができるかもしれません。質問を聞きながらいろんなアイデアが浮かんできて楽しい時間でした。
夕方はボストン美術館の内覧会に行き「恋する静物」展を駆け足で見ました。来年2月までなのでもう一度ゆっくり見に行きます。
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2011年09月15日
教科書選定の問題をめぐる質疑の中で市長は南京大虐殺についてアメリカの教科書を実際に手にして、40万人も殺されたと嘘を教えている、こんな歴史教育はおかしい、歴史教育は根本の問題だと発言していました。質問者も南京虐殺を認めるのは自虐史観だと発言をしていました。教科書選定が教育委員会の密室の中で決まったのはショックだとも言いました。私にすればこのような発言を聞く方がショックです。
私は南京虐殺はあったと思っていますがだからといって日本のことを否定的に考えてはいません。私は、いろんな問題はあるけれど日本に生まれてよかったとつくづく思っています。過ちは反省するしかありません。その反省の仕方が問題になっているのではないでしょうか。未来志向の東アジアそしてアジア全体のことを考えていきたいと私は思っています。
質問終了後西部医療センターに行き、ボランティアの方々が午前中に院内案内などをされていることについて事務局の人に話を聞いてきました。現在30名ほどの人が登録され毎日4名ほどの方が活動されているとのこと。活動のきっかけは、クオリティライフ21構想と連携してまちづくりをどうするかという議論を地域住民の人たちが参加して行ったワークショップだということでした。こちらの方が地域委員会らしいと思いました。一度活動されている現場を見に行こうと思います。
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2011年09月14日
今日から本会議での質問が始まりました。減税については現時点では来年度の収支見通しが示すことができないことが明らかになりました。市長は選挙で「民意」が明らかになっているからというばかり、減税と寄附はセットだというばかり、196億円の財源は既に確保されているというばかり。非常に不毛な議論にしかならないのですがその場をつくったのは減税条例を提出した市長なのです。減税で有効需要(私はケインズのことは詳しくしらないのでこの表現が妥当なのか不安ですが)がどう創出されるのか市長は説明しなければならないと思います。(名古屋市が委託したUFJコンサルティングの調査では経済効果はあるが減税の減収分を上回る効果はないとの調査結果もありますが、、、、)
放射線の測定についての質問もありました。これは9月8日の総務環境委員会における陳情審査で私も当局に質問していた内容でした。その際当局は、短期的なこととして市内2、3ヶ所を民間委託で測定したい、長期的には名古屋市独自でも測定できる体制を検討したいと回答していました。もし独自で測定するとなると予算や場所の確保を早急に検討しないといけません。南区の環境科学研究所でどうだろうという運動もあるようです。
福祉避難所に関する質問もありました。福祉避難所を多く指定すればいいとは簡単にいえません。福祉避難所は施設と名古屋市が災害時の避難者受け入れについて可能な場合は受け入れを努力するようにとの協定を結ぶことで成立します。入所施設であれば何とか対応できるでしょうし、通所施設では夜の対応ができないなどの違いはありますが、いざという時に動くか動かないかは協定の有無とは違う部分も多いのではないでしょうか。普段から行政がいろんな施設と意見交換をこまめにすることをまず始める方が重要ではないかと思います。
リコール署名問題流出問題の質問がありました。市長は、法的にはリコール署名請求代表者が対応することだとの回答でしたが、署名を呼びかけた市長にはもっと責任ある言辞を求めたいものです。流出された人たちは本当に不安でしょうし、心外なのではないでしょうか。
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2011年09月13日
イラストレーター茶畑和也さんの個展「ネコとイヌ」展に行ってきました。開催されているのは瑞穂区の月日荘という落ち着いた日本家屋にあるギャラリー。茶畑さんのいつもながらのかわいく、ひょうひょうとした感じでした。ネコとイヌの一筆箋を購入してきました。このギャラリーは初めてでした。車いすで行くのは少し大変ですが、事務所の人とインターンの学生二人に吊ってもらい何とか入り口の段差をクリア。車いすを降り作品を鑑賞しました。和室で座ってみることを想定したのか作品は低い位置にセッティングされていたので私もゆっくりと見ることができました。この月日荘は住宅街の中にあるのですごく静かで、庭の眺めが素晴らしいところでした。寝転がりながらゆっくり本でも読んでいたいという気になりました。
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2011年09月12日
午前中は9月議会の議案説明会。私の所属する総務環境委員会では、名古屋市立大学薬学部の耐震改修設計費用の補正予算1390万円のみです。これは24年度〜25年度に予定している耐震工事の設計費用です。6月議会、7月議会は議員報酬や地域委員会で長時間議論しましたが、今回長時間討論は減税条例を議論する財政福祉委員会となりそうです。
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2011年09月11日
10年前の今日は、夜ニュースでテレビを見ていたら急に画面が切り変わりビルから煙が出ているシーンになりました。すぐそれがニューヨークの貿易センタービルであることが説明されました。そしてその後、飛行機がビルに突っ込んでいく瞬間を見ることになりました。目が離せなくなりテレビを見続けていると貿易センタービルが崩壊していく瞬間が放送されたのでした。妙に興奮し寝付けなかったことを思い出します。とんでもないことで21世紀の幕が開けたと強く思い一生忘れられない瞬間となりました、
11年前の今日は、豪雨でした。夕方あまりにも雨が激しいので事務所の人にも早く帰るように言って自分も帰ろうとしましたが、あまりにひどい雨で自動車に乗り込むのもままならず知り合いの人に電話をして事務所に来てもらい何とか車に乗ったのでした。でも走り出すと道路は冠水を始めていて目的地に着くまでいつもなら20分弱のところに1時間以上かかって到着したのでした。ものすごい冠水状態で車を運転するのも本当に手に汗握るという感じだったのを思い出します。その夜は知り合いの障害者の安否確認をしたり、夜中テレビをチェックしていたことを思い出します。この日も忘れることができない日となりました。
半年前の今日は東日本大震災発生の日でした。3月11日午後2時46分過ぎ、私はスーパー前で台の上に乗って演説をしていました。「減税より福祉を!」と訴えていたのです。体がグラグラするので選挙戦で知らぬ間に疲労が蓄積していたのか、しかし吐き気はしないので脳の血管が切れたわけではないだろうなどと演説しながらそんな考えが一瞬よぎりました。もしかしたら風で車いすが揺れているのかと思い車いすのブレーキを確認したが台の上でしっかり固定されていました。そして「これは地震か」と思った瞬間、回りの人たちも同時に「地震だ!」だという声を上げたのでした。この瞬間も一生忘れられない瞬間となりました。
大震災から2日後の3月13日に行われたリコール解散による出直し市議選の結果、議会で働く機会を与えていただきました。この半年間、正直慌ただしく時が過ぎていくばかりでした。日記を書く気持ちに何となくなれませんでした。でも今日を機にこの日記を少しずつ書いていくつもりです。どんな情報発信をしたらいいのか悩むのですが、あまり考えずに書いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
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2011年03月14日
多くのみなさんに支えられて当選することができました。本当にありがとうございました。厳しい選挙戦でしたが、なんとか滑り込むことができました。
「減税より福祉を!」との訴えに応えていただいた方々が多くみえたことを本当に嬉しく思っています。私に対する「民意」をしっかり心に刻んで、自分の立ち位置を見失うことなく地道に取り組んでいきたいと思います。
本当にありがとうございました。
<選挙結果> 投票率 44.74%
当 さいとうまこと(民) 5152
当 たなべ雄一(公) 8034
当 黒川けいいち(減) 6785
当 伊神邦彦(自) 5453
当 たまき真吾(減) 4875
藤井ひろやす(自) 4868
黒田二郎(共) 4489
ふじ田たくじ(減) 4488
梅村邦子(民) 4196
杉浦さとし(無) 2286
東谷ゆか(無) 2123
ふなと豊子(み) 1966
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2011年03月03日
いよいよ明日から出直し市会議員選挙が始まります。
今回民主党への大逆風があり、また河村旋風も吹いている中での厳しい選挙戦になります。
今回の選挙戦は、これからの地方自治のあり方や議員のあり方が改めて問われる選挙になります。私はこの間政務調査費の領収書の公開や費用弁償廃止については誰よりも早く主張を市取り組んできました。この気持ちを忘れずに議会基本条例に基づいて、徹底した議会報告会の開催などを通じて市民と議会の距離を地道に縮めていくことに散り組んでいきたいと考えています。
そして減税問題についても、「減税より福祉の充実を!」ということをしっかり訴えていきたいと思っています。行政改革で減税財源を恒久的に生み出していくことは不可能です。だから恒久減税を行えば最終的には市民サービスの低下か借金の増加しか選択肢がなくなります。そのようなことにならないためにも計画的に財源を生み出して計画的に福祉に投入していくことが求められているのです。
障害者が生きやすい社会は誰もが生きやすい社会になるという、さいとうまことの信念に基づき「共に生きる街」づくりを実現していくために、車いすの視点での福祉の充実と市民目線での議会改革を両輪にして、13日の勝利に向けて全力で頑張ります。みなさんの応援よろしくお願いします。
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2011年02月06日
選挙結果は、非常に厳しいものでした。衝撃的とも言えます。ここまで差が開くとは、、、。
石田よしひろさんは懸命に訴え、その主張は確実に広がっていたのではないかと思いますが、とにかく悔しいです。でも結果は結果。率直に受け止めて今後に向けて頑張るしかないという気持ちでいます。
議会解散の住民投票も賛成が過半数を超え、私は今日、市会議員を失職し、前名古屋市議となりました。この事態も率直に受け止めるより他ありません。地域委員会、10%減税、議員報酬半減という課題について市民の中でどれだけ受け止められ、議論されたのだろうかという思いは拭えないのが正直な気持ちです。河村市長の言うことを聞かないからという理由だけでの失職はあまりにつらい思いです。
確かにこの結果を生んだ原因には河村氏の人気というものがあるのは確かですが、一方で、政治不信が大きく広がっていることと、多くの人が感じている社会の閉塞感が、「誰がやっても変わらないなら、何かやってくれそうな人がいいのではないか」という気持ちを市民に抱かせたともいえます。でも、「何か」とは一体どんなことなのか。抽象的な「何か」を理由に選択をするのは悪い形のポピュリズムの典型だと思います。
来月には出直し市議選も行われます。対話と議論を通じその「何か」を明らかにしつつ、自分の主張と信念をしっかりと訴えていきたいと思います。
共に生きる街を!
減税より福祉を!
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2011年01月05日
石田よしひろの事務所開所式が午後から行われました。狭い場所なので人がいっぱいで私は別の階で作業をしていました。
開所式に続いて石田マニフェストの発表会見が行われました。
<混乱から実行へ><破壊から創造へ>のスローガンを掲げた
「名古屋市を着実に前進させる5つの基本政策」です。
5つの基本方針は下記の通り。
1 名古屋を教育・福祉王国にします。
福祉、医療、教育に税金を重点的に使います。
2 議会の役割と報酬を一体で見直し、
自治の砦として市民から信頼される議会に変えます。
3 雇用を生み出す経済回復を促進します。
4 「中京都」構想による名古屋市解体を阻止し、
自治と経営の充実した名古屋市を創ります。
5 COP10開催地としての成果を活かし、
コミュニティとNPOによって自治を強め、
市民が主役となったまちづくりを進めます。
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2011年01月04日
正月気分がないままに市役所は仕事始めだ。市議団の会議のため役所に行くと、市長の年頭のあいさつが全館に放送されるところでした。「面白い名古屋にしないと」といつものフレーズをくり返した後、「減税が否定されたので信を問うため辞職する」「ぎりぎりまで市長職でいる」などと話していました。うっとしい感が強く残りました。午後から労働組合の旗開きに参加。夜はまたまた打ち合わせの会議。
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2011年01月03日
午前中、上野八幡宮前で年始のあいさつ。今日は暖かく人でも多かったようだ。甥っ子が受験のため学問の神様の八幡様のお守りを買う。
午後、昨日に続いて栄交差点で行われた街頭活動に参加。
参拝者が続く暖かな上野天満宮前
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2011年01月02日
午前中、栄交差点で石田&みそのコンビの街頭行動。人通りは若い人が多い。みんな福袋を買いに来たのだろうか。
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2011年01月01日
あけましておめでとうございます。
「共に生きる社会」の実現を訴えてきた真価が問われる年です。初心を忘れることなく全力でがんばりたいと思います。分かち合い、助け合いの世の中を創り出さねばと改めて思います。
今年もよろしくお願いします。
友人からもらった餅でつくりました
午前中は熱田神宮で、石田&みそのコンビの年始街頭行動。石田さんへの応援の声が多く聞かれました。午後からホームレスの人たちが越冬活動をしている公園に伺う。
越冬活動の中、伺いました
貧困ビジネスの問題を訴える張り紙
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2010年12月31日
石田よしひろさんとみその慎一郎さんが大晦日の街頭行動を名駅、大須、栄の3ヶ所で行われました。私は名駅と大須に参加。朝は雪が舞うなど寒い日でしたが、二人は懸命に訴えました。
大須を練り歩く石田&みそのコンビ
年越しソバを食べてから、年越しは千種の城山八幡神社の前でチラシを配りながら迎えました。時折雪の舞う天候のせいか、参拝者の人出が例年に比べ極端に少なかったようでした。この一年も多くの人に支えられての一年でした。どうもありがとうございました。
大晦日の城山八幡神社
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2010年12月29日
年末ですが、名古屋市長選に立候補予定の石田よしひろさんに関する準備作業でドタバタです。石田よしひろ事務所は、桜通を挟んでみその慎一郎事務所の対称の位置にあります。日銀の南側です。地下鉄ならば伏見駅の方が近いようです。
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今日は少しゆっくり起きて、11時からまたもや打ち合わせ。昼は味噌煮込みうどんを食べて暖まり、昼からは、石田よしひろさんの事務所(日銀の南)が決まったのでそこで団会議。帰りにスーパーで有機栽培アッサムティーとカモミールティーを購入。これでも飲んで気持ちを休めよう。
1月8日に河村市政を問うシンポジウム「これでいいのか河村市政」を行います。メインの講師には最近「ポピュリズムへの反撃」を書かれた北海道大学の山口二郎さん。パネルディスカッションには私もパネラー兼コーディネーターで壇上に上がります。
詳しい内容は下記の通りです。新年早々ですが、多くの方の参加をお待ちしています。
シンポジウム「これでいいのか河村市政?!」
2011年1月8日(土)国際センターホールにて
午後1時開場。午後1時30分〜午後4時30分
資料代:500円
■基調講演 山口二郎さん(北海道大学院法学研究科教授)
「私たちはどんな政治をつくり出すべきか」
■パネルディスカッション
「議会と市民の信頼をつくり出すために」――二元代表制の意味
<パネラー>
○西寺雅也さん(元多治見市長)
○三谷哲央さん(三重県議会議長)
○斎藤まことさん(名古屋市会議員)
○花井美紀さん(NPO法人ミーネット理事長)
<それぞれのプロフィール>
山口二郎
1984年東京大学法学部卒業。北海道大学法学部教授を経て、イギリス・オックスフォード大学に留学。現在、北海道大学大学院法学研究科教授。20年間論壇で活動し、政権交代に向けた世論をリードしてきた政治学者。
主な著書
『ポピュリズムへの反撃』(角川書店)
『政治のしくみがわかる本』(岩波ジュニア新書)
『政権交代論』(岩波新書)
『若者のための政治マニュアル』(講談社現代新書)
■西寺雅也
27歳で多治見市議会議員当選。以後5期当選。1995年に多治見市長選に立候補し当選。以後、3期12年多治見市長を務め、2007年に引退。在任中行政の透明化を積極的にすすめる。現在、山梨学院大学法学部政治行政学科教授。
■三谷哲央
明治大学政経学部卒。自治大臣秘書官を経て、1995年三重県議会議員当選。現在4期目。副議長、最大会派「新政みえ代表」を歴任後、三重県議会改革の中心として活動。現在第102代県議会議長として、活躍中!
■斎藤まこと
「わっぱの会」で印刷や障害者の生活援助の仕事を行う。1990年、名古屋市議に当選し政令市初の「車いす議員」となる。1999年以後連続当選。現在4期目。福祉や環境問題の他、政務調査費の領収書公開など議会改革に積極的に取り組んできた。
■花井美紀
よりよい地域医療をテーマに市民活動に取り組み、2004年、がん患者・家族支援を行うNPO法人ミーネットを設立。現在、名古屋市と協働で「名古屋市がん相談情報サロン・ピアネット」の運営にあたっている。愛知県医療審議会委員など。
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2010年12月28日
朝は東山で早朝行動。終わってから議会へ行きまたもや打ち合わせの会議。このところずっと打ち合わせの会議ばかりだ。
午後あわてて運転免許の更新をしに平針へ。私の誕生日が1月で、いつも年明けは忙しいので更新は年末にやることが多い。2年前に違反があり、2時間の違反講習を受ける。前回の更新時はエレベーターの工事中だったので今回は2階に上がるのに初めてエレベーターを利用。やっと改善された。今回受け取った免許証はICチップ入りの新型。戸籍はチップの中に納められ、免許証の表示は現住所のみ。戸籍の問題もやっと改善された。大体免許証に戸籍を載せることがなぜ必要なのだろうか、私は理解できない。
さて、この免許証、裏面にも新しい記載が。それは、臓器移植提供の意思表示を示す欄である。日本では臓器移植が欧米ほど進んでいない。これは人間の臓器であっても機械論的に考える文化と言霊を信じる文化の違いではないだろうか。臓器を求める患者の立場からの報道や声が大きい最近ですが、脳死を人の死と納得できない家族が多くいるという実態があるということです。更新研修においても臓器移植のことについては、ごくあっさりと触れるだけで、詳しく知りたい人はパンフがありますので欲しい人は帰りに持って帰ってくださいというのみ。でも新しい免許証は、自動車を運転することが事故死と臓器移植が無関係ではないことを証明しているようで気が重い。
私はここを空欄にしておくつもりだ。私は家族などが脳死状態になっても人工呼吸器を外す選択はしないと今は思っている。でもいくら高額医療費の負担上限があるとはいえ、収入に余裕がなければ呼吸器を外す人がいるかもしれないと考える時(それは自分かもしれないが)、やるせなさいっぱいだ。人の判断や気持ちは、状況によっていくらでも変わり得る。最近は「ブレる」ことがやたら批判されるけれどそれは政策の話し。人の気持ちは揺れ動く。車を運転するだけなのにこのような「自己決定」を問われたくない。だから免許証にこのような欄があるのはよくないと、つくづく免許証を見つめながら思った。
臓器移植の意思表示を書く欄がある免許裏面
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2010年12月27日
午前中は市長選準備のための打ち合わせ。13時から議会運営委員会。1月7日13時に本会議を開催し、議会解散リコールに対する議会の弁明書を採択する議事日程を決定。終了後団会議。議員控え室でなんやかんややっているうちに夜になった。
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2010年12月26日
一日事務作業。相当げんなり。
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2010年12月25日
あのロック歌舞伎スーパー一座を率いていた原智彦さんが演出し、能楽堂で上演されたパンク歌舞伎「マクベス」を観た。とてもよかった(よかったというのもなんか偉そうな感じですが)。感動しました。
2時間があっという間でした。パンクをシャウトするのは、TURTLE ISLANDというバンド。私は、マクベスの詳しいあらすじは知らず、マクベス王の「女の股から生まれた者には殺されない」というセリフを知っていた程度。自分の欲望のために王を殺し、自分が王になったマクベス。良心の呵責?なのか、心優しい者の故なのか、権力欲による当然の帰結なのか、マクベスは苦悩し、悪魔のような預言者ヘカテ(原さんが演じている)の声に心を乱され、錯乱していく。そのマクベスの心の叫びを表すのに、TURTLE ISLANDのパンクが見事にマッチしていたということなのかもしれない。その音楽と舞台での役者の演技が見事にシンクロして私の心に響いてきた。最後に命を終えたマクベスに対して魔女が「やっと眠れたようだね」と声をかけ舞台は終わる。その魔女のつぶやきは、矛盾を抱えながら苦しんでいる現在の人々への励ましの言葉へと転化していたのではないだろうか。
最終公演だと思っていたら、追加公演がもう一回あり、400名はさらに入るとのこと。大成功だったようだ。この数日、市長選のことでドタバタしていたけれどうまく時間が取れ観ることができてラッキーだった。このところの名古屋市政のドタバタの主役はマクベスをどう観るのだろうか。
公演後あいさつする出演者のみなさん
メリークリスマス!わっぱんのケーキ食べました。
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2010年12月24日
朝は本山で民主党2区総支部の千種ブロックの早朝行動。みその慎一郎知事候補の政策を訴える。
午後3時過ぎから名古屋市長選での石田さんのチラシなどについてどうするかを議論。世の中はクリスマスイブですが新しい市長誕生のために控え室で缶詰でした。
議論の痕跡
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2010年12月23日
午後、星ヶ丘三越前で市長選に立候補を表明した石田よしひろさんとみその慎一郎さんが並んで街頭演説を行いました。石田さんが立候補表明してからは初めての街頭演説ということでマスコミも多く駆け付けていました。石田さんは、「減税して借金が増えることにしてしまったことは日本国家にとってとても深刻なことだ」、「エンドレスの対立で議会を否定するようでは民主主義の否定だ」と力強く話され、「市民のみなさん!このままでいいのですか?」と問いかけました。強い北西の風に乗ってこの思いが名古屋市中に広がることを期待せずにはおれませんでした。
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2010年12月22日
11時から議会運営委員会。1月7日に議会リコールに対する議会の弁明書を議決するための本会議を開くことを決めました。
夜は、青年会議所主催の知事選候補者公開討論会が公会堂で行われたので参加しました。「景気対策」「地方自治」については議論の中味は意外なほど似通っていて、「愛知ブランド」という言葉がいろんな人から聞かれました。道州制や広域連合などについてもそれほど主張の違いはなく、大村氏の中京都構想についてもっと過激に語ると思いましたが、中部地域広域連合の話くらいしか出ませんでした。
「減税」については、大村氏が名古屋市と愛知県合わせて600億円の減税で1300億円の経済効果と主張すると、薬師寺氏が子ども手当でばらまいても景気はよくなっていないと反論した部分は少しわかりやすい議論でした。みその慎一郎は堅実な話しぶりでした。得意のサッカーの気合いで猛烈なシュートシーンも見たかった気がします。また、もう少し候補者同士の議論があれば熱気が出るのにと思いました。ただ宣伝不足のためなのか、公会堂ホールに200人強くらいの人では寂しい感じでした。
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2010年12月21日
市長が辞職を申し出たのでそれに対する私の思いを市民に伝えようと、朝、今池で早朝行動。民主党のゴタゴタ、リコール成立という事態を受けて反応は厳しいものがあるかと思っていましたが、いつも通りの感じでした。朝は寒いですが気分がピリッとします。
お昼前から市議団の役員会が行われ、市長選立候補を決意された石田さんが訪れ決意を表明された。続いて行われた団会議で改めて決意を表明され、全員の拍手で必勝に向けてがんばることを市議団としても確認をしました。
夕方には石田さんの立候補表明の記者会見が行われました。市議団控え室にカメラマンの人も含めると60名ほどの人がひしめき合い、熱気ムンムンの中で石田さんは河村市長との「対立軸」を立てると、また河村市長の暴走により名古屋市が沈没しそうなのでそれをくい止めたいと熱い決意を語られた。また、議会改革をしていくためにも「議会内閣制」の導入に向けて名古屋から強く発信し、地方自治法改正に向けてがんばりたいとも決意を話された。市長選の舞台は整った。石田さんの強い「意思」を受け止めてみんなで全力をつくしかない。
決意表明をする石田さん
熱気ムンムンの記者会見
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2010年12月20日
午前中、公社対策特別委員会。私は、給食の食材の地産地消について質疑を行う。名古屋市の小中学校の給食提供数は1日約120万7000食。この食材を少しでも安全なものにするために、また同時に地産地消にも積極的に取り組むようにこれまで何度も当局に求めてきました。
現在、扱う食材の1.4%が名古屋市産、名古屋市を含む愛知県産が31.5%です。大量の食材を愛知県だけで調達をするのは無理だからといって、安さを優先して全国から調達するのではなく、まずは近いところから調達するような戦略や考え方の確立が必要ではないか、フードマイレージの観点からも必要なので当局の考え方はどうかと聞いたところ、そのような観点はないので「今後研究したい」との消極的回答。
給食はいまや戦後直後の大きな意味があった栄養補給という役割の比重は軽くなり、それ以外に食育など栄養補給とは違う役割の比重が重くなってきています。給食は食材や食器など地産地消、地域おこしなど様々な広がりをつくり出す可能性が大きな分野です。給食を扱う、財団法人名古屋市教育スポーツ協会の奮起を期待したいものです。
委員会を行っている同時刻に河村市長は横井議長に辞職を申し出ていたようです。当初はリコールが成立しなかったとして辞職を表明していましたが、今度は減税が否決されたので不信任と同じだから減税について市民に信を問う、という説明に変更。とにかく自分の辞職の原因を選管や議会に一方的に押しつけて、「敵」を演出する手法はいつものことではあるけれど気分の良いものではありません。本音は知事選での大村支援とであることは誰が見ても明らかなので余計にそう思います。
予算編成を中途半端にして市長を辞職し、市民のためといいつつ結局は減税日本の議席の大幅な獲得をめざす盛り上げ策の一環であるこの辞職には全く大義がありません。2月6日の知事選、市長選、住民投票のトリプル投票に向けて河村市政の問題点をていねいに市民に訴え理解してもらうことが必要です。
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2010年12月19日
わっぱの会のもちつき&クリスマス会に参加。今日は昼間とても空がきれいでした。夜は市政報告と会議。
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2010年12月18日
午前中、愛知淑徳大学で行われた「無国籍状態の子どもの人権のゆくえ」と題したシンポジウムに参加。発言者は、金児真依さん(UNHCR法務官補佐・難民保護担当)、阿部浩己さん(神奈川大学法科大学院教授)、小島祥美さん(愛知淑徳大学講師)、榎井 縁さん(とよなか国際交流協会事務局長)、李 節子さん(長崎県立大学大学院人間健康科学研究科教授)という充実した顔ぶれ。パネラーのみなさんの無国籍状態の子どもたちへの思いを込めた熱い報告が続いた。
特に、無国籍者について経験上得たデータで論文を書くと、当該の無国籍者に不利益になる可能性があると考えて長年データを発表することができなかったと語った李節子さんの発言には、研究者としての本当に真摯な態度には尊敬の念を感じました。国籍法や入管法の在留資格で翻弄される人々を救うために、そして生み出さないために、社会的排除をしない日本社会を創っていかないといけないことを改めて教えてくれた内容あるシンポジウムでした。
昼からは、名古屋市政の民主主義を守る市民の集いパートV「許していいのか 市政の私物化」と題した集会にパネラーとして参加。河村市長の市政運営のあり方に疑問をしめす集会でした。パネラーは、私の他に、後房雄さん(名大教授)、本秀紀さん(名大教授)、小林武さん(愛知大学法科大学院教授)、コーディネーター池住義憲さんでした。
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2010年12月17日
障害児の中高生放課後事業や児童デイケアに関する要望を受ける。足下の福祉施策について細かく対応していくことがまず必要です。
昼に団の役員会。
それから部落解放愛知県共闘会議の対市交渉に同席。職員への人権研修のあり方の議論の中で、同和地区に関わる職員への研修の充実や正規職員だけではなく、嘱託職員や非常勤職員など幅広く人権研修を行う必要性があるのではないかなどの議論があった。また、戸籍や住民票を他人が取得した場合すべて本人への通知をするように等の要望が出された。
そして、人権の研修をするということは、その研修を行う必要性の歴史的背景も教える必要性があることが指摘されていた。開府400年の歴史は武将だけではないという当たり前のことを忘れてはいけない。
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2010年12月16日
今後印刷物などに使う写真を撮影した。今日の新聞には、議会リコール確定を承けて、「市議、走り出す」との見出しがあった。私もご多分に漏れず走り出したということになるのだろうか。
撮影のメイキング画像
昨夜、一人で怒りまくっていたことをひとくさり。
家に帰り、ニュース23を見ると、リコール報道と合わせて議員報酬はいくら必要かという特集をしていました。キャスターは、「1000万を超える高額な」という枕詞を何度も使うので、それだけで結果は分かろうというもの。矢祭町の議員報酬の日当制を紹介したり、欧米の議員の報酬は日本の10分の1だという学者の話を紹介する。議員に何を求めるかという基本的な議論や欧米における議員活動に対する認識の違いや社会状況の違いを(おそらく)考慮せず、10分の1だけを語るマスコミの何と薄っぺらなこと。
ある名古屋市議が実際にかかる活動経費が結構あるという映像が流されたけれどもそれに対するキャスターのコメントは一切なし。国会議員の歳費に対するコメントもなし。地方議員の報酬がやたら高いとの印象しか残らない特集でした。とても残念な報道でした。どうしたら妥当な額を示すことができるのかが問われているのです。このような一方的な報道では、「安けりゃいい」という感情に流されるだけです。そうであれば報酬はいらないとの論陣を張ればいいのです。
福島県矢祭町の議員報酬日当制の話しの中で、林業で生活費を得ながら活動している議員さんが紹介されました。でも私にとっては全くリアリティのない場面でした。私も議員でない時は幸い仕事を得て働くことができました。ひとつは印刷屋の仕事。ひとつは障害者の生活援助の仕事でした。小さな仕事場でしたから休みをやりくりするのも大変でした。議員との兼職などあり得ない状況でした。多くの人にとって稼ぐとはそんな状況ではないかと思います。もし議員の仕事がボランティアであれば、仕事をしなければ私はたちまち生活していけなくなるのは明白でした。立候補などあり得なかったでしょう。
それでも報酬が高いので10分の1に減らせということになれば、今の日本の労働環境を前提にすれば、立候補するのは、自営業で時間に融通の利く人や定年後の人、パートナーに安定した収入のある人などに限られてくるとのではないでしょうか。まじめに掘り下げて報道して欲しいものです。
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2010年12月15日
議会リコール署名が法定数を超え住民投票が行われることが決まりました。当初46万5000人の署名が集まった時点で住民投票の実施は多くの人が予想していたことだったし、私自身も住民投票になると考えていました。その後、審査の延長や大量の署名無効判定などがあったもののそれによって気持ちが動くということもなく、いろいろあるが選管の判断を粛々と待つだけという心持ちでした。
私も何度か署名を集めている場面を見ましたが、その集め方の「真実」は、署名成立という「事実」とは異なっているとも思っていますが、いまさらということでしょう。でも自分は署名していない人が920人以上いたという「事実」は決して忘却すべき事ではありません。
そして、報酬を半減しないこと(もちろん理由はそれだけではないと思うのですが現状では多くの人の関心はそこに集中しています)がリコールに問われる理由になってしまったということには釈然としない思いが拭えません。市長が先導する形で行われたリコール活動という点も同様です。
いずれにせよ今日の選管の判断によってリコール署名が成立したという「事実」は確定しました。また多くの市民が議会に対して不満を持っているのは確かなことだと思います。そのことについては真摯に受け止める必要があると思います。自分自身の議員としての活動を見つめ直さねばという気持ちです。
河村市長にしてみれば、桶狭間の戦いで勝利した織田信長の気分かもしれません。議会はさしずめ今川義元なのでしょうか。義元は軟弱な武将という言われ方もするのですが、なかなかの手腕の持ち主だったとの話しもあります。別の話でいえば、昨日14日は赤穂浪士討ち入りの日。忠臣蔵では吉良上野介は欲の張る、意地悪な人として描かれますが、実際は名君であったといわれています。一度ストーリーができてしまうと評価を変えるのは難しいものです。議員の私が言うのもはばかられる気もしますが、マスコミを通じて固定化される「保身議会」と「庶民革命」という構図だけで物事を見るべきでないと強く思います。
今日は朝から団会議。市長選の候補者に石田芳弘衆議院議員を要請するということになった。この件についてはノーコメント。政治は魑魅魍魎の世界であることを実感。夕方は千種区青少年育成大会があり出席。夜は県知事選に立候補する予定の「みその慎一郎」さんを励ます会が名古屋キャッスルホテルでありました。応援に片山総務大臣が駆け付け、エールを送っていました。ホテルから出ると寒い風が強く吹いていました。
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2010年12月14日
画像のアップの仕方が分かったのでこれからはビジュアル的に日記をお届けできそうです。
今日、選管から届いたリコール署名の異議申し立ての書類。
議員は異議申し立ての関係人になるので、法律で通知することが必要なのだそうだ。
今日届いたのは8区分。なのでまだ倍は届くようだ。一括して異議申し立てされた2万1000人分も送られてくるのだろうか。
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2010年09月09日
8月の一ヶ月、日記の更新を怠ってしまいました。いつものように数日滞り、そのままという悪い癖です。9月議会が始まったのでしっかり報告していきたいと思います。また、8月の様子についても随時アップしていきたいと思います。
今日11時から本会議が開かれ、河村市長から議案の提案理由説明がありました。説明は30分近くありました。議員の報酬半減案については、世論調査でも市長提案の支持が高く、議会は市民の厳しい暮らしを理解しておらず、民主主義の代弁者、市民の縮図ではなく、「保身議会」であると議会を非難しました。また、仕分け条例と中期戦略ビジョンに対する再議については、議会の権限を超える議決であり、理念を書き換えられるというようなことは今までの政治家活動の中で経験したことのない大きな衝撃だとも表現していました。また中期ビジョンの個別施策の部分で修正が行われたことについては、「議事機関たる議会が、あたかも計画の策定権を持つ市長のように振る舞うことは、やはり、議会はいかにもやりすぎた、一線を飛び越えてしまったと言わざるを得ないのではないでしょうか。」と議会の権限逸脱を強調する発言でした。
これらの諸点については今後定例会の中で議論がされることになるのでここではコメントをしませんが、報道機関の世論調査の高支持率を根拠に何度も自分の意見の正当性を主張するところは、マスコミをうまく使う河村市長ならではの発言でした。マスコミの調査結果だけが世論ではないことは当然のことだと私は思います。
そして市長は最後に、民主主義は民意に従うものだ。市長選の民意、直近の(世論調査の)民意を考えなければならないと発言し提案を終えました。しかし議員も選挙という民意で選ばれ、その人たちが議会を構成していることを市長も冷静に考えてほしいものです。4年の任期が与えられ、そこでまた選挙というかたちで民意がリセットされるという仕組みで議員は存在しているのです。一方、市長は公開討論会やアンケートなどを行って市民の意見を聞くと言っているのですが、自分の考えと違う結果が出るとその「民意」は軽く扱います。
何をもって民意というのかは非常に難しい問題です。私にとって「民意」という言葉は極力避けようと思う言葉です。「民意」という単語を使わずに表現したいと思うからです。「国民目線」とか「市民目線」とかいう言葉も同様です。政治家が言葉を大切にしなくなったから政治の劣化がすすんだとも言われます。いずれにせよ9月議会が建設的な議論の場になるようにしたいものです。
なお、市長の発言が終わった際に私が確認できた中では拍手をした人は一人だけでした。拍手をするような人はリコール署名活動で忙しいのかと思う光景が印象的でした。
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2010年07月29日
今日一時すごい雨でした。事務所が雨漏りしました。いま借りている事務所の建物は老朽化が進んでいて(大家さんごめんなさい!)横なぐりの雨だと雨漏りが発生することがあります。今回もバケツ二つで対応しました。
それにしても最近の雨の降り方は激しいものばかりです。今年の梅雨でもシトシト降るようなことはなく、朝方に夕立のような雨が降ったりして夕立という言葉の定義も変わってくるのかもしれません。時間雨量80ミリというレベルがしょっちゅうあるのですから状況が変わっていることは明らかです。温度にしても以前は32度くらいの日が続きたまに35度を超えるという感じでしたがいまや35度が基本という感じです。私は寒いより暑い方がいいのですがさすがに37度暑さは厳しいものがあります。風が熱風に感じられます。
河村市長のマニフェストに「冷暖房のいらないまちづくり」というものがあります。議会からはそんな無理なことをいうのがおかしいとこの前の6月議会の中期戦略ビジョンの議論でも結構批判があるのですが、私はこの「冷暖房のいらないまちづくり」というのはなかなかいい方向性だと思っています。もちろんすぐに冷暖房が必要なくなるということにはなりませんが、ヒートアイランド対策をどうするのかという議論の中でどうしたら少しでも冷房を使う頻度を減らせるのかを具体化もできるのではないでしょうか。アスファルト部分を減らし芝生などを増やしたり、よく言われている風の通り抜けるまちづくりだとか、地下水を利用して気化熱をとってみたりとか市民からいろんなアイデアを募集してみたらいいのではないでしょうか。そういったことに力を入れてください河村市長!!
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2010年07月28日
この10月に開かれるCOP10に会議の前に開かれるMOP5(10/11〜16)に向けて市民団体からの提案をするためにいま準備が進められています。今日はその運営会議が開かれ参加しました。
10月10日(日)には栄のもちの木広場でグリーンマーケットや様々なブース展示を行うイベント「プラネットダイバーシティプレイベント」を行い、11日(祝)には海外ゲストを迎えてのフォーラム開催を計画しています。詳細が決まればお知らせします。
その会議を中座して民主党政令市政策協議会総会に参加しました。政令市の民主党議員の会議です。新たに相模原市が政令市になり19自治体200人のメンバーとなりました。来年4月には熊本市も政令市になるので20自治体に増えることになります。会長には引き続き名古屋市のおくむら文洋議員が就任されました。議員年金問題や地域主権改革など政令市の議員の存在の意義を民主党の中にしっかり認識させると共に意見を政策的にもどしどし意見を言っていこうと確認されました。その後懇親会で限られた方でしたが交流を深めることができました。
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2010年07月27日
日差しが暑い中、都市消防委員会の現場視察で消防学校に行ってきました。高速を使い松河戸方面から志段味方面に移動したのですが、吉根(きっこう)地区の変貌ぶりには驚かされます。土地区画整理が行われた結果なのですが、道も広くなり風景が一変です。
消防学校では消防音楽隊の演奏とリリーエンジェルスの演技を見せていただいた後に、整列をして隊列を整える訓練や昨年度の予算で新たに設置した災害時のがれきを再現した設備を使った訓練、消防服を素早く着る訓練、一斉放水訓練などを見せていただきました。炎天下の中汗まみれで取り組んでみえました。本当にご苦労様です。
火災や災害なのどの場面では行動がテキパキしていないと救助者側も危険だと思うので、号令のもと行動するこのような訓練も必要なのだろうと思います(ただ私自身はこのような号令一下で行動するスタイルは好きではないのですが)。名古屋市民の安全を守るために必要な訓練だとも思いました。
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2010年07月26日
木曽川流域の上下流交流をすすめる活動をしていますが、その中で気付いたことがあります。その活動の基本には、命のつながりの源である水のつながりを大切にしていこうという考えがあります。しかしその水のつながりを一目でわかるような地図がないことに気付きました。それでは地図をつくろうということでいろんな人の協力を得て作業を進めています。今日もその打ち合わせをしました。今年度中には完成させたいと思っています。乞うご期待です。
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2010年07月25日
今日は私の友人が企画した、なかなか際どい企画の司会者として参加させてもらいました。「この国の正義と自立」と題したシンポジウムですが、シンポジストが多士済々でした。検察の裏金を告発したことで逆に犯罪者として逮捕され服役させられた元検察公安部長の三井環さん、連合赤軍のメンバーで20年服役した植垣康博さん、新右翼として名高い一水会の鈴木邦男さんの3名。休憩を挟んで3時間の議論を進行するという役回りでした。わざと議論をふっかけるということもなかなか難しく、何とか話しをつなげることができたかという感じです。
三井さんは正義感の固まりという感じで、裏金問題を話し出すと熱が入り、残り二人もそこには口を出せないという雰囲気でした。
鈴木邦男さんは穏やかな語り口で今の政治について語りました。以前はテレビの討論番組に政治家はほとんど登場しなかったのに今や政治家ばかり。そのマスコミの影響もあり、この国の政治で何をなすべきかというときに、何もかも政治家に求め頼るようになっているのではないか、自分たちの自立をもう一度考えるべきではないかとの提起がありました。
植垣さんからは、政治運動がなくなり政治家の運動が中心になっている。だから政治が変わりようがないとの指摘があり、政治で食うのではなく本来の仕事を持って政治を考えるべきではないかと。政治家が政治家らしくなくなり、学校が学校らしくなくなった。これは三島由紀夫が戦後をのっぺらぼーな社会と批判したことにつながっている。自分の頭で考えて行動するためには基礎からやり直さないとだめだと提起された。(私の記憶では三島は確かに戦後の空虚さ、自分の生き様を含めた空虚さを主張していたと思うが)
この議論の中で鈴木さん、植垣さんがそろって同意したのは、くじで政治家を選んだらどうかということでした。面白い考えだとは思いますがこの点については私は反論しました。後いろんな議論があり時間が経つのがあっという間でした。
100名弱の参加者が七ツ寺共同スタジオの空間に集まり熱気ムンムンの企画でした。
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2010年07月24日
7月第4土日恒例で、今日と明日の2日間仲田まつりが開催されます。私はわっぱの会のブースでパンの売り子をやりました。暑い中商店街の人たちががんばって準備され、多くの人でにぎわいました。ただ私の感じでは昨年より少し人の出が少ないのかなあとも思いました。やはり暑さのせいなのでしょうか。
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2010年07月22日
新聞報道で市長が先の6月議会で可決された3つの議員提出議案について19日の期限までに公布していないことが明らかにされました。この件について市長が協議をしたいとして議長と副議長に申し入れを9時30分から行い1時間ほどの意見交換が行われ、その様子を傍聴しました。
市長は、
・議員の権限を越えるかどうかの内容を客観的に判断しなければならなかったので議会をまたぐような かたちで考える時間を確保してほしかった。
・地方自治法16条2項では、再議などの必要がない場合には20日以内に公布しないといけないと規 定してあるが、再議などの措置が必要だと思ったので公布しなかったことのであって違法性はない。
・3つの議案は議員の権限を逸脱の可能性があり、違法の疑いがあることが拭いきれないと今でも考 えている。
などが市長の主な主張でした。
これに対して横井議長、渡辺副議長から、
・違法の疑いがあると思っていたのならなぜ6月議会の時点でそのことを主張しなかったのか。なぜ公 布日になるまで放置していたのか。
・提出した条例については委員会で議論し、当局との摺り合わせもして、修正して可決されている。局 長は条例の内容を認めるとの意見を委員会でしている。それをダメというのは、議会との関係ではな く、市長と局長たち当局内部の問題ではないか。
・法に従うのであれば今すぐ公布するか、今すぐ再議にかけるかどちらかの判断をすべきではないか。 その上で協議することはすすんで行う。
このようなやり取りが行われ、結果として市長は1週間後に返答をするということで1時間に渡る意見交換は終わりました。6月議会が終わってから公布日までの間市長はこの問題について積極的に対応したとは思えません。本人はいろいろ検討していたといいますが、実際には公布日直前に判断を求められ公布しないととりあえず判断したのだと思います。
今日の議長と市長とのやり取りの中で市長は、「選挙になれば応援に行くのは当然だ」とも発言していました。もちろん市長も政治家ですから選挙応援をすることもあっていいわけですが、このような名古屋市政に関わる重大な問題を放置して選挙応援していたのではないかと疑いたくなります。いまや河村氏は「名古屋市長」です。51万人に選ばれた市長ではなく、225万市民の市長として対応してほしいと今日の発言を聞いていて改めて思いました。
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2010年07月21日
この間名古屋城本丸御殿の復元事業において、その復元方法について専門家の間から疑問の声が上がっているとの報道がされています。このことについて役所に人から説明を昨日聞きました。
報道されていたのは、柱を立てる際の固定方法についてが一点。もう一点は本丸御殿建設の頃存在しなかった技法を利用する点についてでした。固定方法について名古屋市は、土台の礎石から鉄筋を立ててそこに柱を差し込むかたちで固定する工法を採用し、それでは礎石などにダメージを与えるから固定部分を鉄板で補強する方法が復元工事としては適当ではないかという指摘であったようだ。しかし私から見ればどちらの方法も当時存在しない「鋼鉄」を利用することには変わりないのだから何を問題視して問題提起されているのか疑問に思いました。
次に当時存在しなかった技法の「背割り」を採用するかどうかの問題です。これは柱の見えない部分にあらかじめ軽く切り込みを入れておくことで木材が収縮した場合にその変形の力を切り込み部分に集中させることで木材全体の割れを防ぐというものです。江戸時代中期に開発された技法ですが本丸御殿建築当時にはなかった技法です。これについても「復元」の視点からは不適当だとの声が上がったということです。背割りをしていない熊本城の復元部分は柱に既に大きな裂け目が生じているのも事実です。見た目を保つにはこれくらいの工法を採用するのは問題がないと私は思いました。このようの部分で異議を唱えるというのであれば、工事全体の中では鉄で足場を組んだり、クレーンやチェーンブロックなどを使うように現代の力を利用して工事は進んでいます。もし背割りを否定するというのなら私は工事の過程の様々なことも問題視しなくてはいけないと思います。
今回の報道されている部分については私は名古屋市側の説明を聞いただけですが一応納得しました。しかし、工事に関係する専門家の人たちとの意思疎通が不十分であったことも感じました。名古屋市はこの点についてはしっかり反省をして事業をすすめていくべきだと思います。いま本丸御殿復元工事は公開されていますので(公開の曜日と時間は事前に確認した方がいいです)見に行くなどして市民が関心を持つことが多額の税金投入の意義をチェックする意味でも必要なことだと思います。
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2010年07月20日
午前10時から議会改革推進協議会が開催されたので傍聴に。今日は名古屋大学の小野耕二先生(政治学)のお話しでした。小野先生は、市民からのニーズを受け止める過程、またそのニーズを政策として執行していく過程などを政治学の基本認識からお話しいただきました。
河村市政については、河村市長の登場によって新しい問題提起が行われたこと。その提起を鵜呑みにする必要はなく、新たな議論を興し新たな提起へつなげてほしいとの話をされました。また市議会の定数については、現在の定数は適正ではないか、政治の「代表制」と「有効かつ効率性」を確保するためにはボランティアでは無理ではないか、議員が公費を使うことは特権を与えられていることになるので情報公開は必須であるなどの認識を示されました。そして議員は市民のための崇高な使命を持っているという自覚と誇りを持って説明責任を果たしてから活動してほしい、定数と報酬にふさわしい仕事をしてほしい、などと議員への期待を話されました。
その後議員との質疑応答に入り、河村市政への評価については、市政を全国区にした意義はあるが、問題提起はするがそれを実現するテクニックを持たないように思う。有能なスタッフがいないのではと分析。議員は地元に密着した活動をしているということを活かし地道な活動を通してしか支持は集まらないのではないかとも指摘されました。また、市長が批判する議員の職業化については、職業化は政治の近代化とリンクしていて、政治が独立したという意味において「進歩」だと考えられ、職業化自体は誤りではないと話されました。
また民主主義は何を正義とするかを特定しないシステムであるゆえに事前に枠をはめることは民主主義のそぐわないとの指摘をされたうえで、ヒトラーの登場のように民主主義において間違いは生じる。しかし間違える権利はあるが義務はないと話され、ブレヒトの「英雄を待望する不幸」との言葉を紹介された。
短い時間ではありましたが、骨太の講演をお聞きすることができ、今後の議会改革に重要な視座を与えていただきました。
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2010年07月19日
鷲田清一著の「わかりやすいはわかりにくい?」を読んだ。共感する「問い」が随所に示されていて興味深く読んだ。その中の一文を少し紹介する。
「ためらいもなければ、含みも曲折もない、そんな単純な物言いが溢れている。思考を停止したまま、不満や不安の強度を単純に高めるだけの、そんな粗雑な物言いが。ワン・フレーズのイメージ語、それがひとびとの意識を攫(さら)ってゆく。それは、ワン・フレーズで言い切られるものであるがゆえに、屈折もなければ、否定による媒介もない。」
「単純に強度を加えるだけというところに、細部のニュアンスや複雑なコンテクストへの配慮をあえてしないところに、何か深い苛立ちを、あるいは暴力性の澱(おり)を、つい感じてしまう。」(p178〜p179)
「わたしたちがとるべきでないのは、周囲(つまりはマジョリティ)の意向を斟酌し合うというかたちでたがいに同調を強いる、そういう行動である。それよりむしろ、自分と他人とがすぐには同調できないという事実、同調できないひとたちがあちこちにいるという事実から出発して、それらをどう摺り合わせてゆくのかという智恵と対話の技量が、何よりも求められるものである。そういうおのれの瘡蓋(かさぶた)をめくるような痛い経験をくり返すなかでしか、本当の意味での《民主主義》の社会などというものは生まれようがない。」(p186)
政治に関わるものとして、自らに言い聞かせないといけない指摘であると思う。そしていまの名古屋市政のある一面を的確に指摘しているのではないだろうか。
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2010年07月17日
名東区の冨田勝三議員の市政報告会にパネラーとして参加しました。テーマは、減税が一つ、もう一つは議員定数と報酬についてでした。自民党の丹羽ひろし議員も参加しての超党派の企画となりました。
議員側が河村市長の発言を一部しか報道しないマスコミの批判をすると参加者からはマスコミに取り上げられない議員自身の活動に問題があるのではないか、もっと議員の活動をみえるように努力すべきではないかなど厳しい意見もいただきましたが、今の市長のやり方については疑問があるという意見も多くありました。
このような機会にお招きいただきありがとうございました。私ももっとこのような場を設けないといけないと思いました。
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2010年07月14日
今日夕方閉館間際の徳川美術館に行ってきました。現在、「殿様、Ecoを考える」という企画が行われているのを見るためです。雨が上がったばかりの徳川園はなかなかいいものです。徳川園を横切って美術館へ。何かの宣伝でこの企画展のことを知っていたけどなかなか行く時間がなかったので、今日逃すともう行く日がないと思い夕方間際の駆け込み鑑賞でした。
その展示はなかなか面白いものでした。徳川家の本草学との関わりが、お抱え絵師たちの見事な筆で植物動物が描かれています。しかしもっと面白かったのは尾張藩と木曽地域との関係を示す地図や絵画、文書の展示でした。「木一本首一つ」といわれるほど厳しく管理された木曽檜。しかし実際に資材になった人はいないとかで、追放の刑というのが厳しい処遇だったようでそのことを示す文書だとか、木曽の上流から下流まで檜をどのように流していたかを克明に描いた長い巻物状の絵、木曽地域を示した地図など、木曽川流域の上下流交流に取り組んでいるものとしては興味をそそるものばかりでした。
はじめて知りましたが徳川林政史研究所というものがあり、そこから多くの作品が出展されていました。もっと早くに時間を作っていけばよかったと後悔するばかり。企画が終わる7月25日までにもう一度行くことは難しい感じです。
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2010年07月13日
夜、御岳休暇村のシンポジウムが千種文化小劇場でありました。休暇村の現状が報告された後、シンポジウムとなり、キャンプカウンセラーのOB、現役の人、利用者、休暇村検討委員会委員、王滝村瀬戸村長、河村市長がそれぞれの立場から休暇村の存続や活用方法について発言されました。
その中で、名古屋市の職員の研修場所としてもっと利用したらどうか、草刈りなどの作業を市の職員がボランティアでやったらどうかなどの発言があったとき開場から拍手がわきました。この雰囲気に私は非常に違和感を持ちました。市の職員が全員、毎年研修するわけでもないし、研修は大事だけれどもそんなにしょっちゅうやっていたら仕事が回らなくなるのではとも思うのです。休みの日に休暇村まで行ってボランティアしろとはとても私は言えません。ただでさえ職員を減らせとか公務員はもっと仕事をしろといわれるご時世です。公務員バッシングの片鱗を感じました。公務員改革はもっと別のかたちで議論すべきです。
さて肝心の河村市長ですが、税金を投入するのだから市民が納得しなきゃいかん、というばかりで市長としてこうしたいというビジョンは語られることはありませんでした。どうしたら納得したことになるのか具体的に語って欲しかったです。シンポジストの一人に向かって、あなた社長になって運営してちょうよとのむちゃ振りもありました。当然返答できるわけでもなく、今後休暇村をどうしていくのかは不明なまま、私としても消化不良のシンポジウムでした。
また市長はいつもの減税と寄附の話しの中で、まだ懲りもせず、来年は減税が約220億。法人税も含めて大まかに計算すると名古屋市民一人あたり1万円戻ることになるという相変わらずのいい加減な説明をしていたことはいただけない。こんな平均論は暴論であるし、「平均」という統計手法の使い方としても不十分なものではないかと思うのです。
例えば10人いてそのうち9人は貯金が10万円で残り1人が200万円の貯金を持っていたとすればこの10人の平均貯蓄額は29万円になる。このように対象者に大きな偏りがある場合はこの29万円はあまり分析する有効な材料とはならないのではと思う(といっても統計の専門ではないので私の実感ですあくまでも)。よく受験などで登場する偏差値というやつも、単なる平均ではデータの分析がしにくいのでデータのばらつきを考慮するというもの(だったような気がする)。減税額には大きなばらつきがあるので市長の言うような単純平均論は意味をなさないと思うにわか統計論者でした。
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2010年07月12日
私は車を運転しますが、駐車禁止除外指定車に指定されているので、そのことを示す標章をフロントガラスのところに置いて駐車禁止のところの路上に停めることができます。その標章の期限が切れていることに気付きあわてて警察署に行き新しいものを交付してもらいました。
新しい標章は「除外対象者使用中」と書かれていて、標章と同時に紙などに「近くの○○の店にいる」などと書いてフロントガラスに置いて下さいとのこと。いままでは車両に着目した標章だったものを使用している人に着目したものに変わったということのようです。この標章よく変更があり、最近では切り替えのたびに様式が変わっていました。
多くの人はこの標章があればどこにでも停められると思っている人もいますが、意外に停められないのです。停車はもちろんダメですし、横断歩道の近く、駐車場の出入り口の近く、消火栓のあるところなどはダメ。ということで街の中で停められるところはほとんどないのが実情で、そんなところに停めると駐車区域違反で確実に駐禁シールが貼られます。
またこの駐禁除外の対象者は年々拡大しています。だから障害者用の駐車スペースの争奪戦になっているのが現状です。内部障害や聴覚障害の人も駐車禁止除外されますが、通常その人たちは広い駐車スペースでなく、通常の幅のスペースで大丈夫です。しかし私のように車いす利用者は、ドアを全開にして乗り降りするのでどうしても運転席のドアを拡げるスペースがないところは駐車ができません。障害者用スペースが出入り口に近いものだからみんなそこに停めようとするのですが、車いす利用者の私にとっては出入り口から遠く離れているスペースに確実に停められるという方が助かります。歩くことが困難なお年寄りなら近い方がいいでしょう。
このように車いす用駐車スペースをめぐっては、マナーの問題以前に整理しないといけない課題がいくつかあります。利害関係者が意見を交換する場が必要だと思います。そして最近増えたコインパーク。これも車いす利用者にとってはやっかいなものです。自分で考えろといわれそうですが、いいアイデアはそう簡単に浮かびません。いい解決方法を誰か考えてくれないかといつも思うのです。
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2010年07月11日
参議院選挙が終わった。愛知県では民主党が2議席確保ましたが、民主党は大敗北の結果でした。もちろん菅首相の消費税10%発言も大きかったが、やはり民主党に期待したけどそれほどでもなかったという人とたちがみんなの党に入れたということなのではないかと思いました。
私は斎藤よしたかさんの選挙事務所に行きましたが、20時にNHKの番組が始まった直後に当確が流れ、ちょっとあっけない感じがしたのも事実でした。
私はそんな選挙戦をしたことがありません。もっとも市会議員選挙の場合、結果が判明するのがいつも遅いのではらはらドキドキしっぱなしです。
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2010年07月06日
昨日に引き続き事務所中心の一日でした。
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2010年07月05日
今日は一日事務所で仕事。
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2010年07月04日
午前中、内山コミセンまつりに伺いました。写真、書道、パンフラワー、活け花などが展示されていました。またできたばかりのコミセンで、活動もこれからという感じです。昼からは盆踊りなども行われるということでした。
午後は2010年度のまことの仲間たち総会。今回講演で名城大学の昇秀樹教授に、21世紀の地方議会と題してお話しをしていただきました。一元代表制(議院内閣制)と二元代表制(大統領制)の制度の違いについてはわかりやすくお話しをしていただき、日本の地方自治は、戦後のGHQの方針もあり大統領制の仕組みを作ったが、そうであれば議会に市長などの席があるのはおかしいことになるのですが、日本では議会が市長を決めていた過去の歴史もあり、中途半端な大統領制になっているということが指摘されました。
また、民意というものは問題の立て方によって答えが違う、つまり多面体であるということ、民主主義が必ずしもいい政治になるとは限らず衆愚政治にならないようにする必要があり、その際の参照すべきものが憲法の基本的人権の尊重の視点である、などの指摘は重要なものだと思いました。
また、議員に何を求めるかによって議会のあり方が異なるということが具体例を示しながらお話ししていただきました。ヨーロッパの基礎自治体の場合、健全な市民が健全なアマチュア感覚でチェックをするということが議会の役割だと考えるので、夜間にボランティアの議員が活動するということになるし(もちろん州政府や国会議員レベルになるとボランティアではない)、アメリカ型の場合だと議員にプロフェッショナル的なものを求めるのでボランティアではないのが普通だとのこと。驚いたことにアメリカにはしゅうの出先機関だけがあり自治体がない、つまり市役所や市議会がないというところが多くあるというのだ。それこそ自助、共助でやっていけるのならそれでいいという自治の感覚である。日本では考えられないことだ。
また政令指定都市は県でも基礎自治体とも違いどう位置付けるのかが難しく、人口からいっても基本は区長を公選し、区議会を設置し、少人数の議員で市全体の議論をするという風に分けることという考え方もできるのではないかとの提案もあった。
とにかくわたしとのミニ対談も含めて1時間ちょっとの時間しかなかったので残念でした。昇先生の的確なお話しは非常に面白く、私もゆっくりとお話を伺いたかったし、参加者の方からももっと話を聞きたかった、このような話をもっと多くの市民に来てもらいたいなどの感想をいただきました。ただ総会への参加者が少なかったので今後の活動の充実が必要だとの提起がなされ総会は終了しました。
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2010年07月03日
10月のMOP5/COP10の100日前集会があり、午前中は映画「未来の食卓」の上映。2時間弱の映画ですが、途中で10月に向けた準備の会議があったので最初の1時間ほどしかみられませんでした。フランスのある地域でオーガニックの学校給食に取り組んでいることを紹介しながら、農薬や添加物などがどのように問題なのかを告発する映画です。
午後からは遺伝子組み換えに関しての多面的な問題提起が行われたり、私も運営員として参加しているMOP5市民ネットワークに所属する団体からのアピールなどが行われた。ただ午後からは別の用事があり参加できませんでした。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/cop10/list/201007/CK2010070402000152.html
また関連して遺伝子組み換えのナタネが雑草とも交雑しているということも新聞で紹介されました。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/cop10/list/201007/CK2010070402100016.html
別の用事というのは、障害ある人もない人も共に働く場を作ろうと活動している「共同連」の仲間である、滋賀県大津の社会福祉法人共生シンフォニーが新たに作ったクッキー工場「がんばシンフォニー」を見学しに行ってきたのです。」
今日は共生シンフォニーの前身である「今日も一日がんばった本舗」が活動をはじめて25周年の記念式典がありました。それには間に合わなかったのですが、せっかくの機会なので見学に出かけました。工場はものすごく大きく、最近多い日には一日800sのクッキーを焼くというすごさです。いずれにしてもスペースがすべて広く取ってあるのと無駄なものが作業場に置いてないということに感心しました。わっぱの会のクッキー作りもこれからの方向性を考えないといけませんが、参考にすべきところは多いと考えると共に、名古屋市内にはこのような広い土地は確保できないなあとつくづく感じ、雨の中を名古屋に帰ってきました。
http://mainichi.jp/area/shiga/archive/news/2010/07/04/20100704ddlk25040263000c.html
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2010年07月02日
あるマスコミの記者の方が選挙情勢について取材にみえた。情勢はどうですかと聞かれるのですが、何せ自分の選挙でも票の分析などよくわからない部分があるので、ましてや他人の票の分析などわかるわけがない。といえば元も子もないので私のわかる範囲のことを話しました。
自分の時でもそうなのですが、選挙戦を戦っている当事者は盛り上がって大変なわけですが、世の中の多くの人はそうでもないわけで、名古屋市会議員選挙などは40%ほどの投票率しかありません。
今回の参議院選挙はどのような投票行動になるのかよくわかりませんが、この間の菅直人総理大臣の消費税をめぐる発言は民主党に不利に働くことは明白だと思います。
責任ある与党として日本の将来に向けたビジョンを示そうとしているのかもしれませんが、税率のことや還付する対象の年収に言及するのは、やはりどう考えても勇み足だと思います。社会保障も含めた全体の制度設計なしに、給付付き税額控除を導入するをこと前提にするなど、私ごときが言うのも口幅ったいわけですが、知り得た一部分の知識を使って語っているようにしか思えません。骨太の議論をしていただけないかと、鳩山政権の後だけに切に望みます(もちろん小泉改革の骨太の方針とは別物でないと困るのは言うまでもありませんが)。
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2010年07月01日
一年の後半戦に入った。本当にあっという間だ。充実していると言えば言えるのだが、ただただ慌ただしく、内実の積み上げがどこまでできたかと問えば、はなはなだ心許ない。そんな気持ちにさせてくれる7月1日です。
今日は、木曽青峰高校の生徒さんがマイクロバス2台で東山動植物園を訪れました。今回の訪問は、この間私も活動に参加している、「水源の里を守ろう 木曽川流域みん・みんの会」の活動の一環です。みん・みんの会では「水源の里基金」を設けてそのお金で上流に還元できるような取り組みをしようと考えてきました。この2年の活動で30万円が貯まったので、そのうちの10万円で木曽地域にある小学校に、水や森に関する絵本を送ることにしました。そして20万円の予算で木曽青峰高校のみなさんに間伐材などで東山植物園に設置するベンチを作成してもらえないかとお願いしたところ、快く引き受けていただき、作成にあたって現場を見るために訪れて写真を撮ったり、スケッチをしたりしたのです。木曽青峰高校には、インテリア科があり、そこの生徒さんを中心にベンチ作成が行われることになります。今年度中には実現する予定です。若い人たちの力で私たちの思いがどのような形になるのか非常に楽しみです。
http://www.shinmai.co.jp/news/20100702/KT100701SJI090012000022.htm
夜は、参議院選挙、斉藤よしたか候補の政談演説会。旧市民会館の大きなホールは4階席までいっぱい。選挙戦ももう後半戦だ。
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2010年06月30日
今日は青空が広がりすっかり夏でした。報道はW杯サッカーの日本敗退で一色です。それにしても一度勝利するだけで岡田ジャパンの評価が一変するというのは相当恐ろしい事態です。冷静な視点を持ちつつ熱くなるなんていうのは難しいのでしょうか。議員をしていると世論というものをいろいろと考える機会が多いものです。最近の名古屋市政、名古屋市議会をめぐることにしてもそうです。「国民の目線」「市民の目線」とは一体何なのか。うっかりすると私も演説などで使ってしまうこの言葉。でもその中味をよく考え、自分に問う姿勢だけは忘れないようにしたい。
机の上に貯まった書類を整理し、銀行や郵便局で振り込みをし、自動車のメンテナンス、昨日買ったビデオカメラで「わっぱの会」縁の場所を少し撮影したりしているうちに夕方に。夜は、いま国で議論されている障がい者制度改革についての勉強会。
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2010年06月29日
10時半から議員報酬や定数を議論する「議会改革推進協議会」が行われたので傍聴。まだ議論の方向性を話し合っている段階。その中でも、市長の意見を聞く、有識者の意見を聞く、議員の仕事内容と議員ボランティア化について議論する、ことなどを内容としていこうということは合意されました。参議院選挙があるので本格議論は選挙後になります。ただ、その場で9月議会までには結論を出したいとの発言もありましたが、それを実現するにはよほど意識してスピード感を持って議論をしないと間に合わないことになりかねないと思います。
12時から団会議で今日の本会議での流れを確認。13時から本会議。各委員会からの報告の後、それぞれ議決が行われました。終了は14時40分。17時半から諸隈団長が記者会見。これは、民主市議団は6月末までに議員報酬と定数について方向性を示すと表明したことを承けてのもので、特に定数についてはまだ記者会見を行っていなかったので今日行いました。定数については、比例配分を原則にして1割減をめざし、また今年行われる国勢調査(速報値の発表は2011年1月)のことも考慮し、各会派と協議していくというのが現時点での市議団の結論です。
この6月議会で提案された議員報酬半減条例は否決、減税恒久化条例は継続審議となりました。また、地域委員会の補正予算は、以下の附帯決議を附して可決されました。ただ、地域委員会から上がってきた予算の内容を見ると疑問の点も多々あります(この点については後日何かの機会に報告します)。しかしモデル事業なので一度認めて問題点を徹底的に洗い出そうということになったわけです。
<附帯決議>
1 地域予算の執行について徹底した検証を行うため、平均10パーセント程度の参加率の選挙による地域委員が、地域課題及び地域予算を決定している状況を鑑み、当該モデル地域内の全住民に対しアンケートによる住民評価を行うこと。その際、今回の地域予算の使途・価格の的確性、地域間での不公平感についても住民に周知しつつ、さらに、当該モデル地域以外については、各学区連絡協議会・住民の意見を丁寧に聞き取ること。
1 制度設計を再考すること。その際、学区連絡協議会での地域委員会の位置づけ及び役割、さらに地域委員の選考方法、学区連絡協議会での予算要望を実行予算に反映させる仕組みなど、各地域が主体的に取り組めるような制度を構築すること。
1 上記の作業経過を詳細に議会に報告し、その作業が完了するまでは、新たな拡大は一切実施しないこと。
1 以上の附帯決議の項目を厳守し、地域主体のまちづくりを議会とともに進めること。
中期戦略ビジョンは修正可決。これについては市長はご立腹のようで、地方自治法176条4項に基づく再議、つまり議決が違法だと市長は再議に付さなければならないというもの。ねばならない規定であり、再議に付すのに期限はないというのがミソ。市長がどう判断するのか、場合によっては参院選後すぐに再議のための議会が開かれるなんてことになるかもしれません。
また、今回の議会で特徴的なこととして議員提出議案が5本も提出されたということがあります。こういう動きはやはり河村効果というべきです。こういうことがもっと評価されてもいいのではないかと思います。提出された議案は以下の通り。
◆名古屋市公開事業審査の実施に関する条例(民主提案)→修正可決
これはいわゆる事業仕分け的な審査を行うためのもの。
◆議会審議活性化促進条例(自民提案)→修正可決
これは予算編成過程で市長に関連資料の提供を求めるためのもの
◆予算編成の透明性の確保と市民意見の予算への反映に関する条例(公明提案)→修正可決
これは予算編成過程における情報を市民に公開するためのもの
◆名古屋市議会の議員の議員報酬の額を市民参加・市民公開で検討し定める条例(共産提案)→否決
◆名古屋市住宅リフォーム助成条例(共産提案)→否決
今回の議会は、地域委員会補正予算、議員報酬半減、減税恒久化、中期戦略ビジョン、議員提出議案、議会改革推進協議会、100条委員会などと様々なことが同時並行で行われ、非常に密度の濃いものでした。
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2010年06月28日
朝9時から団会議。今日は各委員会で議案に対する意思決定をする日なので、団としての議案に対する意思決定を確認する。議論が集中したのは中期戦略ビジョンの中の地域委員会の記述に関すること。修正項目を確認して各会派で協議した上で修正可決の方向で確認。地域委員会の補正予算については疑問点も多いが、検証のためのモデル事業なので補正予算は賛成し、今後の徹底した検証を行うなどの趣旨を附した附帯決議を付けることで了承されました。
その後開催できる委員会が順次開催され、私の所属する都市消防委員会では、職員の期末手当の減額は共産党以外の賛成で可決、共産党提案の「住宅リフォーム条例」は共産党以外の反対で否決、その他の議案は賛成多数で可決されました。住宅リフォーム条例については以下の理由を述べました。
@現時点で市長との協議がなされていないので、議会基本条例の8条5項「議員が予算を伴う条例案を提案するときは、必要に応じて、市長と協議すること」に、また地方自治法222条の趣旨(市長が予算を伴う条例を提出するときには予算にめどがついていないと提出はしてはならない)にも反している。
A制度設計や予算についてももう少し想定がされていないと問題ではないか。
B多くの自治体で実現している条例は景気対策ということもあり時限条例のところがほとんどであるのに、現状では恒久条例の形になっている趣旨についても明確ではない。
議決した議案の内容は次の通り。
<住宅都市局関係>
・建築物の制限に関する条例の一部改正(昭和区広路本町の一部、守山区青山台)
・JRや近鉄の線路を抜けていくアンダーパス(椿町線こ道橋新設工事)の契約
JR分84億6300万円、近鉄分94億円の契約。いずれも平成28年12月までの分で、鉄道の下を工事するということもありいずれも随意契約。
<消防局分>
・消防条例の一部改正で、小規模燃料電池設置に関する規制緩和が内容。
ここで時間は11時30分。昼食を食べながら団会議再開。
人事案件3件(固定資産評価員と固定資産評価審査委員の選任、人権擁護委員の推薦)のうち固定資産評価員については、候補者がこの3月に退職した元職員だから、市長の言う「名古屋ルール」には抵触しないものの、現時点では天下りのルールが確立していないので反対という意見も出され、結果として各自の判断で採決に望むことになりました。
あと議員定数についても議論が行われました。先日、民主党名古屋市会議員団議会改革調査検討会でいただいた議員定数に関する答申は以下の通りです。
◆◆下記の二原則は明確であり、これを高く評価し、今後もそれを維持することを要望します。
@選出議員が一名となる、いわゆる「一人区」を設けないこと。
A各選挙区の定数は、少なくとも人口3万人一人以上の割合で比例配分すること。
議会にとって議員間の議論は礎です。市長・行政チェックだけではなく、市民が期待する魅力的な議論とは、議員の政治理念や信条の吐露、政策の合意に向けた議員間の建設的な議論です。多様な市民意見を反映し、名古屋市が直面している、また今後予想される多様な課題について、委員会や研究会等に分かれて真摯な議論を十分に行なえる議員の数を想定すると、地方自治法の定数基準に照らしても、現行においては、議員定数75は適正と考えます。◆◆
この答申を受けたのは、民主党市議団としては、6月中に報酬と定数について一定の方向性を示すといってきたからです。報酬については最大限2割カットの答申を受けています。今日の議論の中では、現在議論の場である「議会改革推進協議会」に任せることになりますが、民主市議団の方向としては、報酬2割カット、一定の定数カットを目標にする姿勢を軸に推進協議会に臨むということになりそうです。
私は定数については、総定数をどうするのか、その根拠についてどう考えるかが自分の中でも明確でありません。世論があるから定数を減らした方がいいと単純にも考えられません。なので現状維持でもやむを得ないと現時点では考えていますが、市議団の中でさらに議論をしていきたいと思います。ここで時間は13時40分過ぎだったと思います。
その後財政福祉委員会が開かれ、補正予算以外についての質疑が終了しいったん休憩に入りました。これは仕組み上、すべての委員会で予算の内容について確定しないと財政局分の採決ができないからです。なお、減税恒久化の議案については、9月に示される財政の収支見通しをみてから、また有識者からもっと意見を聞く必要があるのではないかなどの理由により継続審議となりました。
その後、総務環境委員会で議論している中期戦略ビジョンの修正案の取りまとめ、附帯決議の調整などの作業が行われたため、後は議運を待つだけの私は長い待機状態に入りました。
17時53分附帯決議の調整終了。18時40分店屋物のカツ丼を食べる。19時10分自民団会議。19時40分公明団会議。19時50分総務環境委員会再開。20時20分財政福祉委員会再開。20時45分財政福祉委員会が終了。これから議運に向けて事務局の準備が始まる。これが相当長くなるのが2月議会の経験。
21時50分過ぎやっと理事会が開催された。いまテレビではニュースステーションが流れている。そして22時理事会が始まりました。そして22時30分議運が開催されました。明日の議案に対する意向表明の報告があり、中期戦略ビジョンについて修正可決の報告がなされると、河村市長は、「この結果に愕然とした。民主主義の危機だ。議会の権限を越えている。議会は全知全能の神か。議会の暴走だ。(地方自治法上)違法だ。」「本会議場で市長が発言を求めた場合議長は認めるように要望する」などと発言しました。夜遅いせいか少し元気はありませんでしたが予想通りの展開でした。
その発言の中で「中期戦略ビジョンの修正を不透明な会派間のすりあわせの中で行われた。」という発言がありましたが、これは全く事実とは違います。各委員会、つまり公開の場で議論をした中で出された意見や疑問点などを元に修正されているからです。市長も戦略を持ってパフォーマンス的発言をしているようですが、対立を煽るような発言を繰り返し聞かされては、私たち議員も人間なので、前向きに対話しようという気は失せてしまいます。事実、議運での市長の発言に対し、各委員には白けた雰囲気が漂い、市長の発言に誰も反応しなかったのです。
終了は23時ジャスト。4月議会にもあった長い一日の再現となりました。それにしてもこんなに詳しく報告できるのは長い待機時間があるからです。
帰りにコンビニでチキンラーメンを買って帰りました。
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2010年06月27日
今日は、障害ある人もない人も共に地域の中で働き生活していこうと活動している「わっぱの会」の総会が開かれました。わっぱの会は来年で40周年を迎えます。また自立支援法の廃止に伴う福祉制度改革の見直しなどもあり、会の運営についての改革案が提案され承認されました。
総会に先立ち「障がい者制度改革推進会議と障害者施策の行方」と題して、推進会議委員の北野誠一さんの講演があり、障害者の置かれた状況の歴史的経過を話されながら、本人、家族、支援者相互間のエンパワーメントについて問題提起されました。また、講演を承けて「障害者就労のこれから」というシンポジウムが開かれ、障がい者制度改革推進会議総合福祉部会の委員である、ライトハウスの近藤さん、日盲連の田中さん、わっぱの会の斎藤縣三さんを交えた議論が行われました。
福祉的就労をどう考え施策を具体化していくのかについてはまだまだ議論の隔たりがあることを再認識しました。しかし工賃月額1万5000円とかいう世界から脱却するのに、その現場の構造をそのままにして賃金補てんというのは基本的な問題先送りでしかないことは明らかだと思います。
総会終了後、参議院選挙での街頭演説会のため星ヶ丘に移動。雨が降り出す状況でしたが250人?を超える方々が集まりました。私も地元選出の議員ということで短く演説。政権交代の意義を継続する意味においても民主党が勝利しなければなりません。
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2010年06月26日
雨がよく降る一日でした。午後6時半過ぎ事務所から出て駐車場に向かう時、同じ方向を歩いていた女性の方が傘を差しますよと声をかけてくれた。「駐車場がすぐなので大丈夫です」と返事をすると、その人は「急いでいないからいいですよ。車いすだと大変ですね」と車のところまで傘を差してくれた。日常の中でよく起こりうる場面かもしれないが、こういう出来事が、そんな単純なものではないと言われるかもしれないが、「この社会まだまだ希望はあるぞ」と思う瞬間でもある。そしてその瞬間、このことを書いてブログの日記を再開しようと思ったのです。
4月議会が終わり少し気が抜けたり、ゴールデンウィーク前後胃腸風邪のような症状になり気力衰退。体調復活に時間がかかり、その後も市議団の仕事も増えたりしてドタバタしているうちにあっという間にブログ更新をしなくなって2ヶ月。
民主党市議団では6月初めから4回にわたって議会改革調査検討会を設け様々な方に議員報酬・定数の問題について議論していただきました。その中で委員の方の多くが、議員の活動が見えないとおっしゃっていました。つまり議員の情報発信が足りないと。ほしい情報がなかなか発信されないと。
この意見を肝に銘じて日記を再開します。日記を通じて私なりの視点と手法で情報発信していきたいと思います。懲りずにお付き合いください。
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