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2015年07月29日
次に、昨年11月に新たに開院した仙台市立病院を視察しました。新病院は525床。新たに提供する政策的医療として、
@小児救急医療を初期から3次まで総合的に提供。
A身体疾患と精神疾患を併せ持った救急患者を対象に総合的な救急医療を提供。
B総合的専門的な周産期医療を提供。
を掲げています。
小児救急に関しては、病院の一角に「仙台市夜間休日こども急病診療所」が医師会の協力で設置されていて、その横に小児外来の受付があります。こういった連携は市立病院にとっても助かるものだと思います。また、身体疾患と精神疾患を併せ持つ患者の救急医療については50床が計画されていますが精神科医師が現在4名(うち指定1名)で不足していて10床の稼働にとどまっています。また、紹介患者の予約受付や入院手続きなどをワンストップで行う「総合サポートセンター」があり、各病棟で受け付けを行うよりも効率的なように感じました。なお看護師は募集に対して2倍あるということでした。
病院の全景
被災者を床に寝かすことも想定した
本当に広々とした救急科のスペース
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