名古屋市会議員 さいとう まこと(斎藤亮人) オフィシャルサイト


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2014年05月31日

今日は本当に暑かった!!

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 今日は5月だというのに本当に暑かった!!まだ5月だというのに。エルニーニョで冷夏になるのではという長期予報もあったような気もしますがこの先どうなることか。

投稿者 saito : 02:36 | コメント (0)

2014年05月30日

千種区区政運営方針「あじさいプラン2014」公表

 千種区政運営方針「あじさいプラン2014」が公表されました。重点推進施策は、
@地域で支え合うまちづくり
A千種区の魅力を活かしたまちづくり
B利用しやすい、信頼される区役所づくり、
となっています。

 新規事業は、避難所開設・運営訓練の実施、こあらっち見守りステッカー、高齢者いきいき活動支援、空き家の適切な管理などです。詳しくは、
http://www.city.nagoya.jp/chikusa/index.html をご覧ください。

 ただ、根本的な課題はこのプランの認知度が低いことにあります。区民アンケートで、「あじさいプラン」を知っているかたずねたところ、「知っていた」と答えた人は16.2%、「知らなかった」と答えた人は81.0%でした。

 このような状況を変えるには住民のニーズを受け止め、解決する予算と権限が区役所にないといけないのだと思います。地域委員会の前に区役所改革をしっかり進めていく必要があると思います。

 ちなみに千種区のマスコット(ゆるキャラ?)は「こあらっち」です。実は私は最近まで「コアラっち」とカタカナだと思っていました。


投稿者 saito : 02:30 | コメント (0)

2014年05月29日

遺伝子組み換えナタネの自生拡大を防ぐために

 遺伝子組み換えナタネが四日市から松阪市の国道23号線の沿道に自生しているのですが、私はその実態調査や自生ナタネを抜き取る取り組みに参加しています。
 
 抜き取りの際、歩道側の抜き取りを行うのはいいのですが、中央分離帯に自生しているのを抜き取るのは車両の通行量が多く危険です。そこで国道事務所が除草する際にナタネの除草も意識して作業してもらえるようにお願いをしに、「遺伝子組み換え食品を考える中部の会」の人と三重県河川国道事務所の四日市出張所に伺いました。

 国道事務所の方は前向きに対応していただけることになりました。さらに秋には国道事務所と共同して作業する機会を設けることについても調整することになりました。

 最近の調査によると、知多方面や名古屋港周辺の道路からも遺伝子組み換えナタネの自生が確認されていて、生態系を混乱させないためにも対策の広域化に取り組まなければならない状況になってきました。そのためには国の方針を明確にしてもらうためにも国への働きかけが必要です。

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国道事務所との話し合い

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先日採取したナタネ6本くらい

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職員の前で検査の実演
検査キットで調べると6割が組み換えナタネ

投稿者 saito : 02:14 | コメント (0)

2014年05月28日

車いす専用住宅の仕様改善とハーフメイドが消えたこと

 名古屋市の市営住宅の「車いす利用者専用住宅」の設備仕様について見直しがありました。今までも流し台や洗面台、手すりなどが選択や追加などができたのですが、今回その中身が見直され選択の幅が広がりました。

見直しの主な内容は、

・便器について、便器の高さを選択(400ミリまたは450ミリ)。便器の向きを3方向から(単身者は2方向)選び手すりは跳ね上げ式を1本設置。
・玄関・ホール、浴室、トイレの下地を増やしてすりの取り付けれる個所が増えました。

 このように改善が進んだのはいいことですが、一方で別な意味で大きな変更がありました。今までは「車いす利用者専用住宅(ハーフメイド)」から「車いす利用者専用住宅(住宅設備仕様選択方式)」となり、ハーフメイドという言葉がなくなりました。

 確かに今の状況では「ハーフメイド」というのは大げさかもしれません。当局が言うには、入居者からハーフメイドというが期待したほどではなかったという感想が寄せられたそうです。

 私は車いす住宅をハーフメイド化しろと主張してきただけにその名称が消えてしまうのは私の取り組みがしっかりしていなかったともいえるわけです。いま一度車いす住宅についてリターンマッチを仕掛けることができるかどうか勉強してみます。

投稿者 saito : 02:11 | コメント (0)

2014年05月27日

古紙の持ち去りが減りました

 愛知県古紙協同組合の会合に参加させていただきました。名古屋市では私も作成に参加した、古紙持ち去り禁止条例が昨年から施行されていることも有効であったとのお話がありました。また組合が古紙の束の中にGPS装置を忍ばせて持ち去り先を突き止めるなどしたことも効果があったとのことです。

 ただ最近では、高齢化の進行により、束ねた古紙を回収場所まで持っていくことができないとの訴えも出てきているそうです。本来であれば地域のコミュニティで解消すべきことができない現状があります。古紙回収の仕組みについて次の仕組みを構想しないといけないようです。

投稿者 saito : 02:10 | コメント (0)

2014年05月26日

地域包括ケアとなごやかモデルの連携やいかに?!

 今日、名古屋市と名古屋市立大学が「地域包括ケアシステム」の構築推進に関する連携協定を締結したそうだ。名古屋市としては「地域包括ケアシステム」の構築が喫緊の課題となっていて、一方、名古屋市立大学や名古屋工業大学が連携して緑区鳴子地区において「なごやかモデル」を推進しているのでそれと連携しようというのです。

協定事項は下記の通り
(1)文部科学省未来医療研究人材養成拠点形成事業「地域と育む未来医療人『なごやかモデル』」の推進に関する事項
(2)在宅医療・介護連携の推進に関する事項
(3)認知症対策の推進に関する事項
(4)介護予防の推進に関する事項
(5)高齢者の生活支援の推進に関する事項
(6)医療・介護・福祉関連機器の開発促進に関する事項
(7)その他、本協定の目的を達成するために必要と認める事項

 「なごやかモデル」とは国からの助成金をもらって、鳴子地区に拠点を構えてそこに市立大学医学部の学生などが参加して未来医療を構想しようといういうものです。
ホームページ(https://nagoyaka-model.jp/)によれば、

「なごやかモデル」の目的は、住み慣れた土地で、豊かに老いを迎え、その人らしく暮らすことのできる社会作り(エイジング・イン・プレイス、AIP)を支える医療人材の育成です。今後予想される病院から在宅への医療ニーズの急速なシフトを、単なる高齢化対策ではなく、未来医療への新しいトレンドとして位置づけ、AIPの実現と発展、質の保証を担う総合診療医、薬剤師、看護師、理学療法士、ICT医工学者、そしてさらに広い職種を含む多職種連携チームを育てます。

ということだそうです。「単なる高齢化対策ではなく未来医療へのトレンド」というのが少し筆が走り過ぎと感じます。「高齢化対策」がきちんと実現しているなら「単なる高齢化対策」でもいいですが、そうではない現状で「未来医療へのトレンド」という言葉にリアリティがありません。補助金の切れ目が活動の切れ目にならないようにしっかり取り組んでいってほしいし、議会からもしっかりチェックしていく必要があると思います。

投稿者 saito : 02:07 | コメント (0)

2014年05月25日

千種区総合水防訓練行われる

暑い日差しの中、メタセコイア広場にて千種区総合水防訓練が行われました。各学区消防団のみなさんや関係機関の方が一生懸命取り組んでおられました。訓練は繰り返し行うことが重要です。ただ少し形式的だったり、実際的でなかったりする部分もあるので方法論はまだまだ見直しの余地がありそうです。また防災無線機の使い方はややこしそうです。実際の災害時で慌てていたりするとうまくつながらないということが続出しそうな感じでした。もう少し使いやすい無線機がないのだろうかと思います。 

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溺れた人を救助する訓練

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土のうづくり

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様々な工法が訓練されました

投稿者 saito : 05:41 | コメント (0)

2014年05月24日

専門性のない専門性は必要だ

 「生活困窮の課題を地域でどう解決してゆくか」と題して、支援する人とされる人の関係を考える集会があり、その中のシンポジウムを聞きました。シンポジウムのテーマは「社会的孤立を生み出さない地域への挑戦」というもので自治体のケースワーカーや引きこもりの人を支援しているNPOの人、厚労省の人に学者というシンポジストの面々。。

 「地域でどう解決するのか」という設定は地域包括ケアシステムの話でも出てくることで最近よく聞くフレーズです。「社会的孤立を生み出さない地域」という設定はやや複雑な気がします。社会的孤立を生み出さない社会と生み出さない地域との違いは何なのでしょうか。地域特性(いわゆる地域資源などの地域ごとの状況も含めてだと思いますが)を考えた取り組みをする時に「地域」という視点になるということなのでしょうか。その辺はよくわかりませんでした。

 岐阜のNPO仕事工房ポポロの中川健史さんが「専門性のない専門性が必要だ」と発言された視点は重要だと思いました。「専門家が上から目線で支援をする」という構図はよくあるからです。専門性が素直に受け止めることを妨げる事例です。

 支援する支援されるを超える契機は「共に生きる」という視点にある私はと思っています。

投稿者 saito : 05:39 | コメント (0)

2014年05月23日

福祉健康産業展&防災・減災・危機管理展

 ポートメッセで第17回国際福祉健康産業展(ウエルフェア2014)が行われていたので見に行ってきました。会場に入った第一印象は、昨年より人が多いというものでした。会館の人に聞いても去年より多いということでした。隣で防災・減災・危機管理展(第2回中部ライフガード展)が同時開催されていることも影響しているようでした。
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 展示を一回りしましたがマンネリ感は否めません。最先端のものはやはり東京展に行かないと見れません。名古屋市立大学のブースでは、最近肺移植で脚光を浴びた芸術工学部にある3Dプリンターで作った人間の頭の模型がありました。また医学部と芸術工学部が連携して作った気管挿管の際に使う道具も展示されていたのは新しい感じがしました。

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名市大開発の体にもやさしくデザインも良い
気管挿管時に使う道具

隣の防災展もひと回りしました。こちらの方がどんどん新しいものが提案されている感じでした。

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ビニール製のマット。
床に毛布だけでは体の弱い人はつらいのでこれはいいかも。

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保存スペースも少なくて済む

投稿者 saito : 04:59 | コメント (0)

2014年05月22日

保育所待機児童ゼロの数字に振り回されずに

 今日名古屋市は4月1日現在で保育所入所の待機児童がゼロであると発表しました。その内容をみると、4月1日現在で保育所・家庭保育室に入所できていない児童は756人(前年比マイナス308人、29%減)となりましたが、国の基準に基づく児童を除外すると待機児童数は0人(前年比280人)となったというものです。

 入っていない児童は実際には756人いるけれど国基準という条件を当てはめると0(ゼロ)になるという手品のような状況です。

 応募はしたけれど希望の保育園以外は行かないという意思表示を示した688件は756人から除かれるし、保育園に入所できなかったがゆえに育児休業を延長した人も除かれます。このようにして除外していくと待機児童がゼロになったというわけです。

 こう考えるとゼロになったからと問題が解決していないことは歴然です。待機児童を少なくしていくことは大切でゼロという目標でも立てないと整備が進まないということもあるので「待機児童ゼロをめざす」という設定は必要だと思います。しかしゼロかどうかは日々変動することなのでことさら強調しても意味がありません。待機児童をゼロにする結果だけを追及すれば保育環境は後回しということになりかねず(少しそういう側面もありそうですが)、そうなれば親は安心して預けることができません。

 来年度からは子ども子育て新システムの中で保育所入所に関して簡単なアセスメントが行われることになりますが、当面は的確に家庭のニーズ・環境を把握してその優先度に応じて適切に入所先を決めていくことを着実に行うことが重要だと思います。

 今年度は2630人分(うち3歳児未満時1525人)の入所枠拡大を行いますが入所を希望する人はまだ増大しそうです。少子化だけれども入所希望者は増えるという複雑な状況で必要な整備量を判断するのは難しいですが取り組んでいかねばならない課題です。

千種区で入所できなかった児童数は(カッコ内は名古屋市全体)
0歳児 5人 (94人)
1歳児13人 (293人)
2歳児 7人 (200人)
3歳児 2人 (116人)
4歳児 1人 (23人)
5歳児 0人 (30人)
 計  28人 (756人)

投稿者 saito : 04:52 | コメント (0)

2014年05月21日

国会で決まったこと二題 教育委員会改革法&山の日

 マスコミではあまり大きく議論はされていませんが、「教育委員会改革法」が成立するということです。首長のリーダーシップを教育に反映させるところにポイントがあります。首長が主宰する「総合教育会議」に教育委員会も参加するという枠組みのようです。そして教育委員会の代表である教育長の任命・罷免を首長が行うというものです。

 私は現状の教育委員会の仕組みで良いと思っていました。教育委員会がうまく機能していないというのであれば機能するにはどうすればいいのかをもっと議論すればよかった思います。首長によって方向性がコロコロ変わってしまうのは困ります。教育内容がポピュリズム的になっても困ります。教育は非常に重要な事柄です。集団的自衛権と同様にもっと幅広く議論が行われないと先行き不安です。


 その話に加えて、2016年から8月11日が「山の日」という祝日になることも決まったらしい。今まで8月と6月は祝日がなかったということもありお盆休みを確実に長くするという目論みもあるのかもしれません。何か海の日に対応して山の日という感じで何か安易な印象があります。

 休日を増やすのもいいですが、行楽地で渋滞して疲れるというような休日を過ごすのではなく、もっとうまく休日を過ごす方法を日本人は学ぶ必要があると思います。自分なりの余暇の過ごし方を見つけることは自分の人生を豊かにすることにもなるからです。とはいっても私も学ばねばならないのですが、、、、。

投稿者 saito : 04:47 | コメント (0)

2014年05月20日

障害者基本計画(第3次)の冊子が出来上がる

 先日「名古屋市障害者基本計画(第3次)」の冊子が完成し配布されました。第三次となっている経過を備忘録的に紹介します。

 1970年(昭和45年)に制定された「心身障害者対策基本法」が1993年(平成5年)に全面的に改正され「障害者基本法」が制定されました。それにより各自治体で障害者計画を策定することになったので、名古屋市は1994年(平成6年)に「名古屋市障害者福祉新長期計画」を定めました。10年後の2004年(平成16年)に「名古屋市障害者計画」を定めました。10年を期間とする計画でしたので2014年(平成26年)からの計画を定め、名古屋市として3つ目の計画になるので「第三次」と名付けられているというわけです。こう考えると、障害者基本法となってから20年も経ったのかという感慨にふけってしまいます。

 さて今回の計画は、国もそうなのですが5年間を期間とする計画となりました。制度の変更などがどんどん進むので10年を期間とすると計画が時代に合わなくなる恐れがあるからです。

 今までの計画は「ノーマライゼーション」「リハビリテーション」という考え方を基礎に「共に生きる社会」の実現をめざす、となっていました。今回の計画は「インクルーシブな社会の実現」が基本的な考え方です。横文字ばかりというのは残念な気がしますが日本社会が障害者施策について世界的に発信できる状況ではないということを考えると仕方がないのかもしれません。

「インクルーシブな社会」とは、

「誰もが、障害の有無にかかわらず、等しく基本的人権を享有するかけがいのない個人として尊重されるものであるとの理念にのっとり、障害の有無によって分け隔てられることなく、必要な支援を受け相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会」

と定義しています。「分け隔てることなく」というところが大きなポイントです。学校教育においてこの点が実現できるかどうか大きな課題です。今後、計画の具体的数値を定める第4次障害者計画策定の議論が始まっていきます。

投稿者 saito : 04:45 | コメント (0)

2014年05月19日

臨時議会閉会

 午前中は財政福祉委員会で、財政局、会計室、健康福祉局、病院局の事業概要説明がありました。午後からは本会議が開かれ組合議会の議員が決まり臨時議会は閉会しました。私は昨年に続き愛知県後期高齢者医療広域連合議会の議員に選ばれました。

投稿者 saito : 04:43 | コメント (0)

2014年05月18日

大人の顔になった?

 人生の大先輩の二人の方が老人ホームに入居されていて、なかなか伺うことができずにいたのですが今日訪ねることができ久しぶりにお会いすることができました。お一人の方は83歳、もう一人の方は98歳。

 98歳の大先輩からは、「あなた、大人の顔になったわね」との一言。生き方が顔に現れるとか、内面が顔に現れるとかいろいろ言われますが、今日の一言を感謝して受け止めてしっかりやらなきゃと思ったのでした。

投稿者 saito : 04:42 | コメント (0)

2014年05月17日

なごや東山の森の会の総会に伺う

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暮らしの森の西端にある大坂池(おさかいけ)付近 
 
 「なごや東山の森づくりの会」総会に伺う。そこで行われた「東山の森とスズメバチ――生態と刺傷被害および対策」という講演を聞きました。ハチは手で払ったり、急に向きを変えるなど横への動きに反応しやすい。ハチを刺激しないよう白か黄の服装で長袖、帽子をかぶるなどの対策。周りの様子を注意する。山には複数の人で入る。これらの対策をすれば相当防げるのではないかということです。スズメバチを危険な存在と考えるのではなく、食物連鎖の役割を果たす生き物だということを念頭に置いて考えてほしいと講演者のお話でした。

投稿者 saito : 04:33 | コメント (0)

2014年05月16日

甚目寺小の取り組みからESDについて考える

 夜、私が理事を務める部落解放・人権研究会の総会があり出席しました。総会の後集会があり、あま市のESD(持続可能な開発のための教育)の視点に立った学校教育活動について、甚目寺小学校の実践を伺いました。

 前校長の方がお話しされましたが、そのお話の中で、何か新たな教育を始めるのではなくて、いま地域の中にある様々な資源や課題にかかわり、伝え、つながっていこうとする中で育った児童が結果として人権について考えることができる人になっていくといいという視点が貫かれている点が素晴らしいと思いました。

その話の中で教えてもらった、思いやり算を紹介します。

+ たすける
× 声をかける
− ひきうける
÷ いたわる

 「ひきうける」というのはなかなか良いなあと思います。その他詳しいことは甚目寺小学校のホームページをご覧ください。

 ESDには持続可能という表現があるので環境問題のように考えがちです。実際名古屋市もESDの担当は環境局が中心です。しかし本来は環境問題というよりも学習について考えることなのです。それはESDの定義に示されています。それによると

「環境、貧困、人権、平和、開発といった、現代社会の様々な課題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組むことにより、それらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出すこと、そして、それにより持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動のことです。」(ESDのホームページより)

となっているのです。今年のESDの国際会議が名古屋で開かれますが、世界の貧困や人権などについても議論が深まる場になってほしいと思います。

 このようなことを書いていると昔読んだパウロ・フレイレの「被抑圧者のための教育学」という本を思い出します。教師と生徒が対話をする中で現状を認識し、問題の構造を把握し、その解決のためにどうしたらいいのかということを一緒に考えていこうとするための方法論でした。もう一度読んでみたいですが、、、、。

投稿者 saito : 04:45 | コメント (0)

5月臨時会開会。いわゆる口利き条例可決しました。

 5月臨時議会が開会しました。

 本日はまず、請願に関する採決の後、「名古屋市職員の公正な職務の執行の確保に関する条例」、いわゆる「口利き条例」の採決が行われ可決されました。この議決には附帯決議が付いています。その内容は、

1 市民に対して大きな影響を与える制度であることから、条例の施行に当たっては、条例の目的や内容について、市民に対して十分に周知すること。

1 制度の運用に当たっては、要望する者を萎縮させるなど、その正当な権利利益を害することのないよう、適正に実施すること。また、職員は、要望等に対し、真摯に受け止め、誠実かつ公正に対応すること。

1 市長が受けた要望等に関し職員に指示する場合には、地方公共団体の長として責任をもって、全体の奉仕者として公共の利益のために行うものであることに十分に留意すること。

1 制度の運用に当たっては、市長と議会が共に市民の代表であるという地方自治の趣旨を損なうことがないよう、十分に留意すること。

以上の4点です。市民からの要望等を聞いて市政や市民生活に反映させることも議員の重要な仕事です。この附帯決議は要望する市民に対しても変な圧力がかからないようにするためのものでもあります。また制度が市長の恣意的判断で運用されないようにするためのものでもあります。一方で現在でも議員に言えば市営住宅に優先して入居できると思って電話をかけて見える方も多くいるのも現実です。「議員の特権」とよく言われますが、「特権」という表現ではなく、議員の「役割」とは何か議員も市民も共に考えなければならない課題です。

 条例可決の後、特別委員会の一年間の活動報告を行った後、市長が専決処分をした承認案件2件(いずれも財政福祉委員会)について委員会を開き可決しました。いずれも3月末に公布された税制改正の影響に関するものです。

 休憩をはさみ常任、特別委員会の委員が議長より指名され、すぐに各委員会を開催し正副委員長が選任されました。私は財政福祉委員会副委員長選任されるとともに、都市活力向上特別委員会委員となりました。

投稿者 saito : 04:42 | コメント (0)

2014年05月15日

このままでは本当にいけない!!

 今日、いわゆる安保法制懇が首相に報告書を提出しました。集団的自衛権の行使を憲法解釈の変更で容認することを求める内容です。午後6時から安倍首相の記者会見が始まったとき車の運転をしながら首相の会見を聞いていました。

 これまでの憲法解釈で十分かどうか検討が必要だと述べ、限定的な集団的自衛権について与党協議を始めるとのことです。同時に武力を伴う集団安全保障には参加せず平和主義を守るとも言っていました。もちろん与党協議がまとまれば改憲ではなく閣議決定ですすめていくということでもあります。

 これは非常に重要な段階を迎えていると言って過言ではありません。ただこの改憲以上に衝撃だったのはNHKの世論調査の内容でした。
集団的自衛権の行使について、

賛成の人が30%
反対の人が23%
どちらともいえないが37%

という結果が放送されていました。反対派はすでに比較少数というわけです。安保法制懇の報告の中でも述べられているようですが、「集団的自衛権を行使しないようだと日本は国際社会の中で孤立する」という論理がリアリティを持ってしまっているのかもしれません。

 日本国憲法の前文の一節に「国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ」というものがありますが、集団的自衛権を行使しないと名誉ある地位を占めることができないという発想になっているのです。

 5月15日といえば、すぐ頭に浮かぶのが1932年の五・一五事件です。犬養首相が暗殺された事件。そして沖縄の施政がアメリカから日本に変わった日でもあります。そこにもう一つ、集団的自衛権を認める議論が始まった日、なんてことにならないようにしないといけません。

 このままでは日本が戦争をする国になってしまう。日本の安全のためだと、邦人を守るためだといって戦争にのめり込んでいったのは過去の歴史が示しているからです。

投稿者 saito : 02:57 | コメント (0)

2014年05月14日

入札の総合評価制度が少し改善されました

 入札制度における「総合評価方式」、つまり価格だけの要素で競争するのではなく、政策的な視点から評価する項目を掲げて点数を付けて行く方法のことを言います。地域貢献度や環境配慮への取り組みなどが加点の対象になります。その項目の中に「障害者の雇用状況」というものがあります。従来は名古屋市の障害者雇用促進企業に認定されていると1点の加点がありました。

 ただ、この名古屋市の障害者雇用促進企業は法定雇用率の倍の3.6%の雇用率が求められていてきわめてハードルの高いものでした。私は通常の法定雇用率(現在では2%)も基準ラインにしてはどうかと提案しました。

 財政局の契約担当課が検討した結果、この5月から、2%の法定雇用率を超えている場合は0.5点の加点が与えられることになりました。法定で決まっている率を守っているだけの企業に加点するのはどうかともいえるかもしれませんが、まだ雇用率に達していない企業も多くあるので、障害者を雇用することに少しでもインセンティブを与えることができたらいいと思います。

投稿者 saito : 14:58 | コメント (0)

2014年05月13日

公社対策特別委員会今季最後の開催でした

 公社対策特別委員会の最終委員会を迎えました。一年間の活動内容を確認して委員会は終了。臨時議会で特別委員会の「中間報告」を行うことになります。委員長として無事役割を果たせたかと思います。

 ただなぜ中間報告かというと、委員会がなくなるわけではないので「中間報告」ということになっているのです。中間報告と言えば最終報告はいつ出るのかと思うのが人情です。今後は「〇〇年度の委員会報告」とでもした方がいいのかもしれません。

投稿者 saito : 14:55 | コメント (0)

2014年05月12日

ホームレス自立支援に関する計画案について議論

 財政福祉委員会で請願審査の後、「第3期名古屋市ホームレスの自立の支援等に関する実施計画(案)」についての所管事務調査がありました。国のホームレスの自立支援に関する特別措置法が2017年8月までの延長措置を取ったため、2009年度から2013年度の第2期計画に続く計画が必要となり、2014年度から2018年度までの5年間の計画を定めることになりました。ただ、この計画に深く関係する生活困窮者自立支援法の基本方針が定めっていないのでこの方針により内容が変更される可能性があります。

 私は委員会で以下の3点を指摘しました。

1.目に見える野宿者は減少したが、貧困ビジネスなどに吸収されたり、自治体間の移動が大きくなっている現状を踏まえ、自治体間が情報交換をしながら対応策を考えるようにすることが必要である

2.この原案の中で、基本目標として「就労と福祉等の援護による多様な自立」を表現する用語として、「半福祉・半就労」という表現があるが、非常に中途半端で誤解を招く表現であるので見直すこと。

3.中間的就労の確保・充実とあるが現状では「創造」という言い方が必要ではないか。市民経済局などとも連携することを掲げるべきではないか。

 今後パブリックコメントを求めて8月までには策定したいとのことでした。

投稿者 saito : 14:52 | コメント (0)

2014年05月11日

ボーダーレス・アート・コレクション

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 午後高浜市のかわら美術館に行き、ボーダーレス・アート・コレクションを見に行きました。一応チェックしておかねばという思いで見に行ったけれど展示されている多くのものは以前見たものでした。でも何度見ても興味深いです。

 最近は障害者が制作したという表現は意識的に避けられていて、「それはアカデミックな美術教育を受けていない、あるいは公に発表することを目的とせず、私的な理由で作品を制作する作家たちの表現であり、そこにも我々が芸術に求める感動や癒しがあるのです。」(ホームページの紹介文より)というような言い方で表現されています。また今回の展示では障害がない人の作品も展示されていました。その意味でボーダーレスということなのかもしれません。

 でも、専門的な美術の教育を受けていないとか、私的な理由で制作するとか言われると、なぜ絵を描くのか、なぜ展覧会をするのか、なぜ絵を売るのかなどという根本的な問いが生じて仕方がないのです。

投稿者 saito : 05:17 | コメント (0)

千種区いけばな展

 早朝、学区対抗のソフトボール大会の開会式に出席した後、千種区のいけばな展を観に行く。色やにおい、そして生け方などを感じながら花を楽しむのはやはり心が安らぐ。
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投稿者 saito : 04:43 | コメント (0)

2014年05月10日

わっぱん30年・生活援助ネットワーク20年イベント

 わっぱの会のイベント、「生活援助ネットワーク20周年・わっぱん30周年記念合同イベント」が行われた。メインテーマは「今日も あしたも あさっても」――くらしをつくって20年・元気にわっぱん30年――

ロビーではわっぱの会を紹介する資料が展示され、また「夢のパン企画」で公募したパンから採用されたパンが展示されていました。
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名付けて「パーティーサンドバス」

 生活援助ネットワーク企画講演は東田直樹さんの講演。自閉症の障害がある東田さん。まずは話したいことをスライドを使いながら話された。話す調子はどこか集会のアジテーションのような聞こえ方とリズムが楽しいのです。

 質疑応答は文字盤をローマ字入力式に手で押さえながら答えていく。頭の中にある言語が文字盤という手段を使うことによって「出力」される。途中舞台をあちこちしたり、置いてあったノートパソコンが気になって仕方がなくて質疑応答そっちのけになったりとしながらも会場からの質問に的確にかつユーモア感たっぷりに答えたのでした。

 最初の話から質疑応答に至る1時間は一種のパフォーマンスとしても考えることができるのではないかと思う素晴らしいものでした。
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講演する東田さん。隣はサポートのお母さん。

 次にわっぱん企画公演は安部司さんの講演。ベストセラー「食の裏側」の著者で「何を食べたらいいの?」と題して様々な食品添加物を舞台の上で混ぜたりしながらマーガリンを作ったり、ジュースを作ったり。消費者が安い、簡単、便利、きれいを求める限りこれらの添加物がなくならないことがよくわかる講演でした。
 
 ただそうすると今の生活スタイルでは食べるものがどんどんなくなってしまうなあと思いつつ、食べる行為に時間をかける、例えば自分で作る、例えばカップ麺ではなく自分で乾麺をゆでて食べることを実践するということが大事なことだというのもよく理解できたのでした。
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机の上は添加物のサンプルでいっぱい

 最後はソウルフラワーもののけサミットのコンサート。アンパンマンのマーチの時に「わっぱんマン」が舞台下で踊るも、もののけサミットの中川さんには伝わらず、「名古屋のアンパンマンはこんな感じなのか」と言われてしまったのでした。最後はわっぱの人も舞台に上がって盛り上がりました。
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それぞれ楽しめる充実した内容のイベントになりました。

投稿者 saito : 05:23 | コメント (0)

2014年05月09日

今年の所属委員会が内定

 今日団会議があり、今年度の委員会の所属が内定しました。正式には16日の臨時議会で議長より指名され決まる予定です。常任委員会はまたしても財政福祉委員会。特別委員会は都市活力向上特別委員会。減税の検証、敬老パスなど重要な課題が議論されることになりそうです。

投稿者 saito : 03:53 | コメント (0)

2014年05月08日

キング牧師の言葉

 私が尊敬するM・L・キング牧師の研究者が亡くなりました。私の中では人格者というイメージがピッタリとする方でした。前夜式に出席した際に配られた文書の中にキング牧師の反戦講演「ベトナムを越えて」の中の一節が紹介されていました。

 「私たちは弱き者、声を発しえざる者、すなわちこの国の犠牲者たちと、この国が敵と呼んでいる人々に代わって語るべくして召し出されている。」

 最近のきな臭い社会情勢の中で噛み締めなければならない言葉ではないだろうか。

投稿者 saito : 03:51 | コメント (0)

2014年05月07日

減税日本の合流話で思うこと

 夜遅くの日経新聞のウエブ記事に、「地域政党減税日本代表の河村たかし名古屋市長は7日、日本維新の会の石原慎太郎共同代表と東京都内で会談し、維新と結いの党の新党結成に減税日本も合流したいとの意向を伝えた。……河村市長によると、「(政党が)バラバラではいけない」との訴えに、石原共同代表も理解を示したという。」と出ていました。

 河村市長は本会議の答弁などで既成政党を批判する言い方として「団体戦ばかりやっている」とよく発言されます。減税日本のホームページを見ると「今、政治の選択は、どの政党が政権与党としてふさわしいのかが争点となっており、言わば団体戦の様相を呈しているが、私は、近い将来必ずや、「減税か、増税か」という正しい経済学を踏まえた論争に争点が移っていくものと確信している。」と出ています。私が思うには、今回の減税日本の合流の意向は、河村市長が批判していた団体戦に参加していく過程のようにも見えます。

 このようなことを思いながら同時に、私自身も民主党という政党に所属している身なので政党とは何か、政党政治とは何かということにも鈍感であってはならないと思うのです。

投稿者 saito : 03:53 | コメント (0)

2014年05月06日

ブルーライトをカットしてますが、、、

 資料作りのため一日中ノートパソコンの画面とにらめっこ。メガネをはずして目を近づけてキーボードを打つので疲れてしまう。最近はディスプレイから出るブルーライトが目に良くないとかいわれているので、宣伝に乗せられたように、ブルーライト削減ソフトを導入して対策を取っています。

 でもノートパソコンの画面は小さいので疲れ目は当然として起こるわけです。ブルーライトは人間の体内時計がおかしくさせる働きがあるともいわれているのですが、現時点では夜になると猛烈な睡魔が襲ってくるのでまだ体内時計は順調なのかと勝手に自己診断しています。

投稿者 saito : 03:16 | コメント (0)

2014年05月05日

事務所の横にマンションが!

 私の事務所のすぐ横に15階建ての分譲ワンルームマンションができるというので町内会の人向けに説明会がありました。隣接する人たちからは様々な不安が質問として出されました。説明する業者は事業主の代理として事業主に伝えるというばかりだし、設計業者が来ていないので変更できるのかどうかすらもわからずじまい。配慮してほしい要望などを事業主に伝えていただくことにして、今後工事施行業者が決まった段階で住民に説明する機会を設けることになりました。いずれにしても中高層建築物に関する条例に基づいて説明会が行われていくことになりそうです。

 それにしてもワンルームの分譲というのはどういう人が購入するのだろうか。事業者の従業員用なのだろうかとか、事務所用なのだろうかそれとも投資目的なのだろうかなどいろいろ想像してしまう。

投稿者 saito : 03:14 | コメント (0)

2014年05月04日

今日は一日休み!

今日は久しぶりに一日休み!

投稿者 saito : 03:13 | コメント (0)

2014年05月03日

博物館で展覧会&大浮世絵展

 博物館に行き、展覧会と大浮世絵展を観てきました。
 
 展覧会は「グループ青焔展」で東尾張病院、すずかけ共同作業所、スペシャルオリンピックス日本・愛知、スリランカの養護施設の子どもたちの絵などが招待展示され、全体で約900点もの作品が展示されていました。私の知人が何人も出展していて、それぞれの個性を感じることができました。

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知人の絵

 それから「大浮世絵展」も観てきました。すごい人で大混雑。空間の割に展示数が多い感じで余計に混雑していたようでした。職員の人に聞くと、一つの版画の展示できる期間が1、2週間しかないので(劣化を防ぐため)決められているので、あちこちの所蔵先から作品を借りてきて入れ替える作業をしながらの展覧会だったようで、総点数340点の中から常時150点ほどを展示しているとのことでした。

 2階の常設展の一部でも名古屋と北斎に関する展示が行われていました。企画展を観に来ることが多くて常設展の資料などを時間をかけて観ることが少ないのはいかんなあと来るたびに思うのでした。

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実物を初めてみる月岡芳年「芳流閣両雄動」
斬新な構図が目を引きます
メ〜テレが所有しているとは知らなかった

投稿者 saito : 02:22 | コメント (0)

なごや人権啓発センター・ソレイユがオープン

 憲法記念日の今日、「なごや人権啓発センター ソレイユプラザ」が伏見ライフプラザ12階にオープンしました。ソレイユとは太陽の意味。午後からはオープン記念の講演会があったのですがそちらには参加できなかったので午前中伺いました。

 広いスペースに人権に関するパネルなどが展示されています。また車いす体験など障害の疑似体験ができる機材もそろっています。また、パソコンの画面をタッチしながら理解度に応じて様々な人権課題について学べるコーナーがあり、それが一つの「売り」になっています。また、図書やビデオの貸し出しもあります。画面で示される内容は改善の余地がありそうです。「障害者の自立の考え方」は一考の余地ありと指摘してきました。

 今後多くの人がまずはここの存在を知って訪れてもらうことが必要です。そして市が運営するのですが、適切なアドバイスをしてくれる人などのネットワークを今後構築しながら、市民参加型の企画やフィールドワーク的な取り組みが必要かもしれません。いずれにしても器ができたので、魂を込めていくことが大切です。

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明るくて広い展示スペース

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タッチパネルで学ぶ

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障害者や高齢者の疑似体験ができます

投稿者 saito : 02:16 | コメント (0)

2014年05月02日

「戦争をさせない1000人委員会あいち」発足集会

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基調提起される飯島滋明さん

 「戦争をさせない1000人委員会あいち」の発足集会に参加しました。「安倍政権による集団的自衛権の行使容認をめぐる動向と私たちに課せられた課題」と題した基調提起が飯島滋明さん(名古屋学院大学准教授)より行われました。

 この基調提起の前に、来賓として立憲フォーラム代表の近藤昭一衆議院議員が幅広い運動が必要だと話された後、今年99歳を迎える全国戦災傷害者会長の杉山千佐子さんがあいさつされ、「戦争の時大変な思いをしたが、誰一人反対を言えなかった。二度とあんな残酷な戦争を起こさないようにするには、みんな一つになって再び戦争を起こさないようにしようではありませんか。戦争反対!」と力強く訴えられたのが印象的でした。

投稿者 saito : 02:03 | コメント (0)

2014年05月01日

ひとり親世帯等実態調査の結果

 最近子ども青少年局が実施した重要な3つの実態調査の結果が公表されています。

@平成25年9月に実施した「ひとり親世帯等実態調査」
A平成25年10月に実施した「子ども・子育て家庭意識・生活実態調査」
B平成25年11月に実施した「若者の意識・生活実態調査の結果」

 私はまだ詳しく内容を観ていませんが、例えば、ひとり親世帯等の実態調査結果を見ると、最近の社会状況が反映した結果を読み取ることができます。その一端を紹介したいと思います。

就業状況を見ると、
母子世帯は87.3%が、父子世帯は85.9%が就労しています。

父子世帯の就業率が高いのはある程度想像せきます。ただその就業形態を比べると、

<正規雇用>
       父子世帯 83.7%
       母子世帯 34.8%
<パート・アルバイト等>
       父子世帯  9.6%
       母子世帯 52.7%

と大きな開きがあります。
また、住居の形態をみてみると、

<持ち家>
       母子世帯 18.1%、
       父子世帯 35.2%
<市営住宅>
       母子世帯 17.1%
       父子世帯 23.8%
<賃 貸>
       母子世帯 38.1%
       父子世帯 16.2%

とこれも大きな開きがあります。

 いずれの結果からも様々指摘されているように母子世帯の厳しさが浮き彫りになります。

投稿者 saito : 01:58 | コメント (0)



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