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2014年05月10日

わっぱん30年・生活援助ネットワーク20年イベント

 わっぱの会のイベント、「生活援助ネットワーク20周年・わっぱん30周年記念合同イベント」が行われた。メインテーマは「今日も あしたも あさっても」――くらしをつくって20年・元気にわっぱん30年――

ロビーではわっぱの会を紹介する資料が展示され、また「夢のパン企画」で公募したパンから採用されたパンが展示されていました。
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名付けて「パーティーサンドバス」

 生活援助ネットワーク企画講演は東田直樹さんの講演。自閉症の障害がある東田さん。まずは話したいことをスライドを使いながら話された。話す調子はどこか集会のアジテーションのような聞こえ方とリズムが楽しいのです。

 質疑応答は文字盤をローマ字入力式に手で押さえながら答えていく。頭の中にある言語が文字盤という手段を使うことによって「出力」される。途中舞台をあちこちしたり、置いてあったノートパソコンが気になって仕方がなくて質疑応答そっちのけになったりとしながらも会場からの質問に的確にかつユーモア感たっぷりに答えたのでした。

 最初の話から質疑応答に至る1時間は一種のパフォーマンスとしても考えることができるのではないかと思う素晴らしいものでした。
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講演する東田さん。隣はサポートのお母さん。

 次にわっぱん企画公演は安部司さんの講演。ベストセラー「食の裏側」の著者で「何を食べたらいいの?」と題して様々な食品添加物を舞台の上で混ぜたりしながらマーガリンを作ったり、ジュースを作ったり。消費者が安い、簡単、便利、きれいを求める限りこれらの添加物がなくならないことがよくわかる講演でした。
 
 ただそうすると今の生活スタイルでは食べるものがどんどんなくなってしまうなあと思いつつ、食べる行為に時間をかける、例えば自分で作る、例えばカップ麺ではなく自分で乾麺をゆでて食べることを実践するということが大事なことだというのもよく理解できたのでした。
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机の上は添加物のサンプルでいっぱい

 最後はソウルフラワーもののけサミットのコンサート。アンパンマンのマーチの時に「わっぱんマン」が舞台下で踊るも、もののけサミットの中川さんには伝わらず、「名古屋のアンパンマンはこんな感じなのか」と言われてしまったのでした。最後はわっぱの人も舞台に上がって盛り上がりました。
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それぞれ楽しめる充実した内容のイベントになりました。

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