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2015年05月31日
本日、名古屋北歯科保健医療センターの開所式が行われました。従来は名古屋市総合社会福祉会館の7階にありましたが、クオリティライフ21(北区)内にある重症心身障碍児者施設「ティンクルなごや」の1階に合築されオープンしました。平日は障害者の歯科医療を、休日は休日診療所として機能します。全身麻酔のできる設備もあり重度障害者への対応も可能になりました。また名称に「保健」というものが入っていることが示すように、口腔ケアにも力を入れることとなり、また摂食嚥下障害などの検査も行える装置も導入され、嚥下訓練なども行われます。
昨年度の利用実績を見ると、障害者診療が北と南合わせて年間6165人、休日診療は1341人となっています。障害者診療は3カ月4カ月待ちの状態なので今回の設備充実で2カ月待ち位になるのではないかと予想されています。また今年度から来年度にかけて南の歯科医療センターも移転改築されることになっています。歯科医師の方々の技術力向上のための研修も行われます。また高齢者に対する口腔ケアのニーズも高まっているので、このセンターが地域歯科医療のレベルアップに貢献していくことが期待されます。
広々とした受付
診療チェアが4つ
特殊な車いすを利用し嚥下障害
について透視して診断します
全身麻酔にも対応できます
梅雨時を前に恒例の千種区総合水防訓練が平和公園メタセコイア広場で行われました。最近の口永良部島新岳の噴火でも、最近の噴火を教訓に訓練やお互いの情報共有をしっかりやってきたため避難行動がスムーズに行えたと報道されていました。やはりマンネリと言われようと何度も同じ訓練を真剣に取り組むことが重要であることが示されました。今回の水防訓練では従来の訓練に加えて、広島の土砂災害があったため、土砂災害救出訓練が新たに行われました。状況に合わせて新しい取り組みを取り入れることも重要です。今日は風もある爽やかな陽気だったので訓練の見学も清々しく感じました。
土砂災害救出訓練
水難救助訓練 at 猫ヶ洞池
ビルの入り口の浸水防止
2015年05月30日
今日、お世話になっている人生の大先輩が買うのにつられて私もメガネタイプのルーペを購入しました。パソコンを使っている時メガネをはずして操作しているのに、まだよく見えないからとさらにメガネをはずそうとすることが頻繁にあります。本を読んでいてもそうです。さっそく新聞を見てみると確かに字が大きく見えます。目の疲れが少なくなることを期待します。
よく見えます!
2015年05月29日
今回の統一地方選挙で2名の聴覚障害者の方が議員になりました。明石市の家根谷(やねたに)敦子さんには手話を利用した情報保障が行われているようです。また東京北区の斉藤りえさんの場合は、音声翻訳ソフトとタブレット端末などを利用して情報保障がなされているようです。テレビの番組では、誤変換があるとか400万円ほど費用がかかったとか伝えられていました。障害者の政治参画を実現していく場合避けて通れないコストです。必要な当然のコストと市民の中で共通理解が得られる社会にしていきたいものです。この二人の登場で障害者の政治参加に対する関心が非常に高まっています。改めて全国的な状況を調べ直すこともしながら、障害者の政治参加の意味をしっかり訴えていく必要があります。
2015年05月28日
今日、長野県林務部の信州の木活用課の方がみん・みんの会を訪ねて見えました。目的は長野県が進める「森林(もり)の里親促進事業」に参加してくれる企業や団体を紹介してほしい、事業についての広報をすすめてほしいということでした。簡単に言うと、企業や団体が里親になり森林を整備したり、地域と交流したりする資金や労働力を提供し、一方長野県は受け入れてくれる現地の自治体や地域の間に立ってくれるというものです。企業は企業イメージに合う森林づくりができたり、社会貢献に積極的な企業であるということをPRできたり、社員などのレクレーションの場として活用したりできるメリットがあるというわけです。また、CO2の排出権取引などにも役立つというメリットもあるということです。
長野県職員の話によると、この事業に参加する企業などが関東圏が多く、名古屋方面の参加が少ないので参加してくれる企業を増やしたいという狙いがあるとのことでした。現在112の企業が里親になっています。昨年度では(株)楽天が王滝村の森林整備のために資金提供をしているという事例もあります。みん・みんの会の取り組みの中で作ってきたネットワークでお役に立てることがあればいいなと思います。詳しくはこちらをご覧ください。http://www.pref.nagano.lg.jp/ringyo/sangyo/ringyo/seibi/satooya/
2015年05月27日
あおなみ線にSLを走らせる名古屋市、いや河村市長の構想がほぼとん挫したと新聞紙上をにぎわしています。大井川鉄道からSLを借りることが困難になったという内容です。しかし河村市長は科学館にあるSLを再生させるか、または明智鉄道に協力をお願いするか模索中だとも報道されています。実現のためには相当な金額と人手を投入しなければならないのは明白なのになぜこれほどまでにSL走行にこだわるのだろうか。これは市長のお気に入り施策に共通していること、つまり市長の持つノスタルジーに依拠しているということだと思います。もちろんノスタルジーが悪いわけではありません。問題なのは個人のノスタルジーと市の施策がごちゃごちゃになるところだと思います。
そんな中、今日、伏見駅に行ったので少し寄り道をして長者町地下街にある古本屋で本を1冊買いました。最近亡くなった詩人長田弘の「詩人であること」というエッセー集。その冒頭、アンデルセンの物語について思いを書き連ねる中でアンデルセン伝を書いた人の発言を紹介しています。「アンデルセンは古きよき日々という思想を信じなかった。過去にあこがれることなしに、あくまでいま、ここの物語を描いた。あだゆめを語ることはしなかった。」と。今日はいい本が手に入った。
2015年05月26日
今日、「安全保障法制」が国会で審議入りしました。安倍首相は本会議での答弁の中で「一般に、武力行使を目的として他国の領土・領海に入ることは許されない」が「機雷掃海は例外」と答弁したと報道されていました。本当にこれはごまかしの説明の典型例だと思います。これから委員会審議が始まります。世論調査で「どちらともいえない」と回答している人たちにしっかり理解してもらえるように委員会でしっかり議論し、わかりやすく問題点を明らかにしてもらいたいです。
ごまかしの理屈です(ニュースステーションより)
2015年05月25日
病院で受診してきました。骨折箇所のレントゲン画像を見たのですがひと月前とあまり変化がなく少しがっかり。若くないので骨が簡単に成長しないのは当然なのかもしれません。でも無理をせず、手にコルセットをつけておくならば日常生活を送っても良いということでした。やはり治るにはしばらくかかりそうです。握力が低下しているので少しずつリハビリをし始めています。
21日に撮影した三日月と金星
2015年05月24日
わっぱの会の総会がありました。記念講演は南医療生協常務理事の成瀬幸雄さん。「お互いさまの関係を地域社会の中に創っていくしかない」「これを作ることが私たちの未来だ」と話され、これからもそのために取り組んでいきたい課題がまだまだあり、大変な状況がありながらも前を向いて進んでいく姿勢はわっぱの会にとっても、私にとっても将来への希望を感じることができるお話でした。
また、成瀬さんはお話の中で小林一茶の俳句を3つ紹介されました。多様性やひとり一人の尊重の大切さ、また場のありようなどを示唆しているのだと思います。
・それぞれに盛り持ちけり苔の花
・捨てられた形(なり)に咲(さき)けりきくの花
・陽炎や手に下駄はいて善光寺
講演する成瀬幸雄さん
安倍政権の「安全保障法制」に反対する集会とデモが「戦争をさせない1000人委員会」東海ブロック主催で行われ1000人の参加者がありました。私は時間がなく集会だけの参加でした。集会では、「平和への大きな世論をつくりだし、安倍政権の「戦争をする国」を止めるため、総力をあげて行動を展開していきましょう。」と集会アピールが採択されました。
立憲フォーラム近藤昭一衆議のあいさつ
集会だけ参加でした
午前中、北区にあるクオリティライフ21の区画内に重症心身障害児者施設「ティンクルなごや」の開所式が行われました。隣は市立西部医療センターと陽子線治療施設があります。定員は90名(うち10人は短期入所)ですでに10人が入所していて2年間で定員を満たす予定とのことでした。名古屋市から社会福祉法人むつみ福祉会が受託して運営します。
施設内には企業からの多額の寄付によってあらゆる場所に天井走行型のリフトのためのレールが設置されています。ここまで徹底してリフト設備が設置されているところは他にありません。職員の腰痛防止などに大きな力を発揮することと思われます。また、入所者が週2回ではなく、週3回入浴できるようにするためにミスト浴の機器が多く設置されていることも特徴です。また壁面に名古屋市立大学芸術工学部鈴木賢一研究室の協力で星をテーマにした絵が描かれているスペースもあります。ティンクル=キラキラ輝くということなので星がテーマとなっていて部屋の区画名などもオリオンとかスバルとか星の名前がついています。
このようなレールが至る所に
お湯を霧状にして体にかけ温まります
星がテーマです
こういった施設、名古屋市内で初めてとなりますが、ここ数年同様の施設が愛知県内にできています。これは春日井コロニーの縮小の受け入れ先を造ってきたという流れがあります。さらに岡崎市にも来年1月開所予定の施設が建設されています。入所施設から在宅へという流れの中でこの重心施設をどう位置付けるのかは重い課題です。私も議会で、入所型の施設を造る同時に地域における医療的ケアの体制などを充実させることとセットでなければならないと指摘してきました。医療的ケア、介護体制、住居の確保などを充実することによって重心施設が「終の棲家」でなくても良いという選択肢を選べることができる名古屋市になればいい、いやしなければ、と心底思います。
2015年05月23日
千種区のいけばな展を見てきました。千種区内で活動されている各流派の方が作品を発表されています。千種区の花であるあじさいを使った作品が並ぶ「あじさいコーナー」が設けられて今年で3年目だそうです。今年は、千種区内であじさいを作っている人たちとの交流を進めるなどして活動の幅を広げていくというお話を伺いました。作品の脇にはどのような花が使われているのか花の名前が表示されているのが嬉しいです。展覧会に行くとホントに一部しか花の名前を知らないことがよくわかります。木、花、草などの具体的な名前が分かるのは楽しいし、見え方が違ってきます。植物の名前を知ることは生物多様性の考え方を理解する第一歩だと思います。
あじさいを使った作品が並んでいます
2015年05月22日
名古屋市のいわゆる「自殺対策」は「いのちの支援」という呼び方で施策が行われています。少し調べたいことがあって資料をもらったり説明を受けました。ずっと福祉の委員会にいたのですが、いのちの支援広報キャラクター「うさじ」(うさぎです)というものが存在していることを初めて知りました。勉強しなければならないことがまだまだあります。
先日も一宮市で一家5人が自殺するという悲しい出来事がありました。一時3万人を超えていた自殺者数は少し減少したとはいえ2万5000人ほどの方が亡くなっています。統計の取り方によってはもっと人数が多いのではないかという指摘もあります。基本的には社会全体の状況が生きやすい社会にならなければいけないのですが、自治体としても効果的な施策展開は必要です。名古屋市は「こころの絆創膏」というキャッチフレーズを使いながら施策をすすめています。「こころの絆創膏」のホームページがあるので一度ご覧下さい。
ただ名古屋市のホームページからたどりつくには、一度「うさじ」のフェイスブックを通過しないといけないようなのでたどり着くにはワンクッションある感じです。その点は工夫が必要かもしれません。
○いのちの絆創膏のホームページ
http://www.inochi-akari.city.nagoya.jp/
○うさじのフェイスブック
https://www.facebook.com/nagoyashi.usaji
2015年05月21日
金城ふ頭にあるポートメッセなごやにて今日から開催されているウェルフェア2015(福祉機器展)と同時開催されているライフガードTEC2015(防災・減災・危機管理展)に行ってきました。初日の午前中ということもあり人数はまだ少なくゆっくり見て回ることができました。出展数はライフガード展の方が昨年より少ない感じがしましたがまずは例年通りという感じでした。いつも思うのですが名古屋のイベントではなかなか最新のものの展示が少なく、福祉機器展の方でもすでに見たことのあるものがほとんどという感じでした。
LED照明を使った野菜・植物の栽培装置の展示が福祉機器展としては新しく感じました。各地でこの方法で障害者の雇用が実現していることも聞いているので関心が以前からありました。今回は地元の企業の興和がブースを出していました。
LEDを利用した植物栽培の設備
名古屋市立大学の今年の新しい展示
名古屋市立大学は昨年グッドデザイン賞をもらった気管挿管のための道具注目をひいていましたが、今年はセンサーやICチップとプログラムを組み合わせることでメロディーを奏でることのできる楽器のような装置が展示されていました。対象はお年寄りのデイサービスや認知症になりかけの人などでの利用が想定されるもので、楽しみながらリハビリや認知機能を高めるというコンセプトのようでした。ただデイサービスなどでよく見かける、お年寄りの方に幼稚園児のようなことをさせるプログラムに使うのならつまらないなあとも思います。こういった機器をカッコよく、粋に使う方法論を開発することが結構大切だと思います。
さて、会場の入り口には「かいご川柳」の受賞作が大きく展示されていました。特別賞は「赤とんぼ 歌えば義母も 歌い出す」で66歳の主婦の方の作品。もう一つの会長賞は「介護した 嫁に遺産と 遺言書」で90歳男性の作品でした。この句を見て一瞬「エッ!」と思いました。いろんな読み方ができる句です。かいご川柳のキャッチフレーズが「読む人を笑顔にさせるかいご川柳」というものなのですが、私はこの句には笑顔にはなれませんでした。嫁しか介護する人がいない状況が浮かんでくるからです。来観者のみなさんがこの句をどう受け止めたのか非常に興味があります。
つい考えてしまう川柳でした
2015年05月20日
今日はエレベーターとの相性がよくありませんでした。市役所から地下鉄に乗って新栄まで行こうとしたら駅のエレベーターが点検中。これは頼めば動かしてもらえる可能性はあるのですが、バスで移動しようとバス路線の方に向かうと停留所を出たばかりのバスに出会い結局乗れずじまい。次に目的地のビルに到着しエレベーターに乗ろうとしたらなんとそこも定期点検!男性4人で3階まで上げてもらうことになりました。今日はそういう日なんだと自分に言い聞かせるしかありませんでした。
2015年05月19日
名古屋市美術館で若林奮(いさむ)「飛葉と振動」展を見てきました。若林奮のことは、東京日の出町に建設が予定されたゴミ処分場建設に反対する日の出の森トラスト運動を闘っていた絵本作家の田島征三さんの情報発信を通じて知ったのでした。今回の展覧会でもその「緑の森の一角獣座」に関するものも展示されていました。
鉄の彫刻、ドローイング、写真、資料など若林奮の考え方や彼の作品の流れが分かるように展示されている。非常に味わい深い展覧会となっています。しかし客足は伸びていないとのことで残念です。どうしても税金を投入しているのだから来館者が少ないのは評価されないということになりがちですが、様々な作品を紹介するというのも美術館の役割。それだからこそ教育委員会が担当しているわけです。見に行って損はない展覧会だと思います。会期は24日までですがぜひ見に行ってください。
2015年05月18日
5月臨時議会最終日。午前中に財政福祉委員会関係局(財政局、会計室、健康福祉局、病院局)の事業概要説明がありました。午後からは本会議があり特別委員会の委員、組合議会の議員を決めました。私は、特別委員会には産業・歴史文化・観光戦略特別委員会、組合議会は名古屋競輪組合議会に所属することになりました。いずれも初めてのところです。
2015年05月17日
大阪都構想が住民投票の結果反対多数となり構想が頓挫することになりました。私はいろんな意味で本当に良かったと思っています。それにしても本当に賛否の判断は接近していました。テレビで開票98%くらいでまだ数千票賛成票が多いのに反対が多数が確実とNHKの速報が流れても本当にそうなのかと思うくらいの僅差でした。反対70万5585票、賛成69万4844票。その差はたった1万741票、得票率も50.4%対49.6%でした。しかしこの数字は現状への不満の表れでもあるので手放しで喜べる状況ではないのは当然だと思われます。そしてまた住民投票という民主主義の一形態に際して、住民への情報提供をどうすればいいのか、ポピュリズについてどう向かい合うべきかなど考えるべき課題がよくわかった住民投票でした。
今回の住民投票で賛成派が主張した「二重行政は税金のムダ使い」というフレーズは本当に浸透したと思います。それも二重行政がどういう内容なのかということの理解が進まない中でフレーズは深く浸透したのではと思っています。大阪の議論の内容を詳しく知っているわけではないのですが少なくとも私にはよく理解できないものでした。例えば大阪市立大学と大阪府立大学の二つあればなぜムダなのか私には理解に苦しむことでした。事業仕分けをすれば、現状のままでよいという人は極めて少なく、何か見直すべきだというところに多くの人の意見が納まることと似ているように思います。名古屋市の議員リコールの住民投票の時に「現職議員は全部ダメ」というフレーズに感じた違和感と同じものを感じていました。
記者会見で橋下市長は政界からの引退を表明しました。その記者会見で「私のように敵をつくる政治家は必要とされる時期にいるだけでいい。ワンポイントリリーフでいい。」と彼の政治家観を明らかにしていましたが、そういう発言ができるところが彼の懐の深さであり、また「私は実務家だ」とも答えていましたが、そう言えるだけ綿密な議論をしていたことは間違いないと思います。河村市長がこの言葉を聞いてどう思うのか一度聞きたいところです。しかし私にとっては橋下市長の考え方は相容れない部分が多い政治家でした。
また安倍首相が「憲法改正で協力してもらいたかった」と述べたともニュースの中で伝えていましたが、その意味においては本当に今後の国政への「悪影響」を防いだという点で非常に重要な住民投票の結果だったと思います。
2015年05月16日
数日前、テレビの番組で最近の子どもたちの中でHBの鉛筆を使う子どもが減ってBや2Bの利用が増えている、それはなぜかという番組を見て驚きました。文科省もBや2Bの利用をすすめるように指導しているというのです。その理由は筆圧が弱くなっていてHBでは字が薄くなってしまうからだというのです。私の子ども時代はHBでも書くと芯の削れた粉が擦れ黒くなるのでHで書くという人もいたことを記憶しているので、この事実を知り大いに驚きました。指先だけではなく手首からひじなど腕全体の使い方がうまくできていないため筆圧が弱くなるのではないか、そうなるのはゲームなどの遊びが指先中心になっていて、体全体を使うことが少なくなっているからではないかという分析でした。理由はどうあれHBのシェアが減っているという事実はある面カルチャーショックでした。時代は変化しています。
2015年05月15日
5月臨時議会2日目。今日は常任委員会、特別委員会の委員選任が行われました。今年度私は、常任委員会は昨年に引き続き財政福祉委員会、特別委員会は産業・歴史文化・観光戦略特別委員会に所属することになりました。特別委員会に関しては知らないことも多そうなのでいろいろ勉強する必要がありそうです。
2015年05月14日
今日、安全保障法制の閣議決定がなされました。昨年7月1日に行われた集団的自衛権行使容認の閣議決定から10ヶ月。いよいよこんな事態にまで至ってしまいました。これから始まる国会での議論と連携して少しでも何かやらねばと思っているのですが、今日も街頭での行動に行けなくて歯がゆい思いをしています。活動をしっかりするためにも早く腕の骨折を直さねば。
昨年の7月に毎日新聞に発表された作家・作詞家のなかにし礼さんの詩を改めて紹介したいと思います。
平和の申し子たちへ! 泣きながら抵抗を始めよう
二〇一四年七月一日火曜日
集団的自衛権が閣議決定された
この日 日本の誇るべき
たった一つの宝物
平和憲法は粉砕された
つまり君たち若者もまた
圧殺されたのである
こんな憲法違反にたいして
最高裁はなんの文句も言わない
かくして君たちの日本は
その長い歴史の中の
どんな時代よりも禍々(まがまが)しい
暗黒時代へともどっていく
そしてまたあの
醜悪と愚劣 残酷と恐怖の
戦争が始まるだろう
ああ、若き友たちよ!
巨大な歯車がひとたびぐらっと
回りはじめたら最後
君もその中に巻き込まれる
いやがおうでも巻き込まれる
しかし君に戦う理由などあるのか
国のため? 大義のため?
そんなもののために
君は銃で人を狙えるのか
君は銃剣で人を刺せるのか
君は人々の上に爆弾を落とせるのか
若き友たちよ!
君は戦場に行ってはならない
なぜなら君は戦争にむいてないからだ
世界史上類例のない
六十九年間も平和がつづいた
理想の国に生まれたんだもの
平和しか知らないんだ
平和の申し子なんだ
平和こそが君の故郷であり
生活であり存在理由なんだ
平和ぼけ? なんとでも言わしておけ
戦争なんか真っ平ごめんだ
人殺しどころか喧嘩(けんか)もしたくない
たとえ国家といえども
俺の人生にかまわないでくれ
俺は臆病なんだ
俺は弱虫なんだ
卑怯者(ひきょうもの)? そうかもしれない
しかし俺は平和が好きなんだ
それのどこが悪い?
弱くあることも
勇気のいることなんだぜ
そう言って胸をはれば
なにか清々(すがすが)しい風が吹くじゃないか
怖(おそ)れるものはなにもない
愛する平和の申し子たちよ
この世に生まれ出た時
君は命の歓喜の産声をあげた
君の命よりも大切なものはない
生き抜かなければならない
死んではならない
が 殺してもいけない
だから今こそ!
もっともか弱きものとして
産声をあげる赤児のように
泣きながら抵抗を始めよう
泣きながら抵抗をしつづけるのだ
泣くことを一生やめてはならない
平和のために!
今日5月臨時議会が開かれて新しい議長と副議長が選出されました。議長には藤沢ただまさ議員(南区・自民)、副議長には小川としゆき議員(守山区・民主)が選ばれました。議長からは議員定数の削減や議会報告会の開催などの議会改革に取り組んでいく所信が示されました。市長と議会の間で是々非々の冷静な議論がなされることが必要です。
2015年05月13日
当選祝いのお酒をいただいた。北区に蔵元がある金虎酒造の純米酒。私一人で飲み切ることはできないので何かの機会にみんなで飲もうと思います。プレゼントしていただいた人生の先輩のその人は名古屋市内を歩きながらパンを売ってきた、いや今も売って歩いています。お酒を飲んでその元気に私もあやかれたらと思います。
2015年05月12日
今日長野県木祖村の唐澤一寛村長ごあいさつに見えました。「木曽川流域みん・みんの会」の活動とこれからも連携していきたいとおしゃっていただきました。木祖村のために真剣かつ広範に活動してみえたスミ設備会長の鷲見利幸さんが4月26日に亡くなったことも思い起こしながら、私たちもこの思いに応えられるようにしっかりと活動していかなければと改めて思った次第です。
事務所の前で唐澤村長と
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2015年05月11日
今日の毎日新聞に閣議に提出される安全保障法制の内容が報道されていました。「新3要件」がそのまま明記されるなどと報道されています。いずれにしろ自衛隊の活動が平時から世界中に展開されることに根拠を与えることになるもので、専守防衛というものは「当然」のように、今までの特別措置法の枠組みを大きく変質させる極めて問題な内容であることが明らかにされました。今後14日に閣議決定され「正式に」提案されることになりそうです。
今回の安全保障法制の中で重要なキーワードが「切れ目のない」というにあることは3月19日にも書きました。そして「わが国の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険」についての判断基準は何ら明らかではありません。この基準は日米ガイドラインに書き込まれていますが、ガイドラインには同時に「アジア太平洋地域及びこれを越えた地域」ということが書き込まれ、これに対応することがガイドラインの基本方針となっています。日本から遠く離れた「これを越えた地域」で起きたことを「存立が脅かされた明白な危険」と解釈する余地が十分あるといえます。そうでないことは何一つ明確になっていないのです。今回の安全保障法制については反対の声を上げるしかありません。
2015年05月10日
今日は一日じっとしていました。できるだけ腕を動かさないようにしています。そんな中でテレビを見ていたら、なぜ猫舌の人とそうでない人がいるのかを説明してくれた番組がありました。私は元来の猫舌。興味津々でテレビを見ていたら、舌の構造と猫舌は関係なく、熱いものを舌先に当てるかどうかの違いだというのです。猫舌ではない人は舌先を歯の先に当てるなどして熱いものに舌先が触れないようにして、熱いものを舌の奥の部分で受け止めるからだというのです。そのような舌づかいは学習によるもので、親が猫舌だと子どもも猫舌になりやすいと医者が解説をしていました。
私はずいぶん前から、自分は小さい時から病院生活や長い施設暮らしをしていたので食事でアツアツのものを食べる経験がほとんどなかったからではないかと思っていました。つまり小さい時に舌が熱いものに慣れてこなかったからだと考えていたのです。経験がなかったからだということは正しかったのですが、原因は舌の慣れではなく、舌の上手な使い方を学んでいなかったということなのです。それではと、さっそく熱いお湯でインスタントコーヒー淹れて、テレビで言っていたように舌を使ってを飲んでみると、以前と違う!ことを体感しました。55年も生きてきて初めての感覚だったように思います。舌が熱いものに慣れていなかったのではなく、熱いものを食べて舌をうまく使う機会がなかったからだったのです。明日以降試してみてこの感覚が錯覚かどうか確認しなければと思っています。これで猫舌を克服できるならラッキーです。その意味においてテレビ番組に感謝!
2015年05月09日
午後にはテレビ塔周辺で行われていた「世界フェアトレード・デー・名古屋2015」の会場を訪れました。今年の2月議会でフェアトレードタウンの議決を名古屋市会で行いました。この秋にも名古屋市が熊本市に続いてフェアトレードタウンに正式に認められることになるかもしれません。
会場ではシンポジウムも
フェアトレードは最近よく話題になるキーワードになりました。フェアトレード商品の買い物をすれば課題解決するかのごとき誤解も生じています。まさしく「フェアトレード」が消費される状況です。簡単には解決できない問題が横たわっていることを忘れないようにしなければと会場を回りながら改めて思いました。
会場では様々なブースが出ていて久し振りにお会いする方に次々と出会うことができました。“わっぱん”は愛知大学のサークルSEEDの学生さんがプロデュースしてくれた「リングドーナッツ」の販売をしていました。3種類あるようで、私が買ったのはうさぎと熊の形をしたものでした。新たなつながりの中で“わっぱん”がさらに広がっていってほしいです。
SEEDがわっぱんをプロデュース
リングドーナッツがベースです
3種類あります
式典で谷川地協代表のあいさつ
今日連合名古屋地協主催のメーデーイベントが名古屋港ガーデンふ頭つどいの広場で行われ、政策推進議員懇のメンバーとして式典に参加しました。今年は統一地方選があったので例年より半月遅れの開催となりました。式典の最後には、安倍政権が進めようとしている労働者保護ルール改悪に反対し阻止しようという決議が採択されました。2度廃案になった改悪案を3度目の正直というつもりなのかまた提案されています。ほとんどの労働者にとっては問題が増えるだけの改悪です。規制緩和をして雇用の自由度を高めることが労働者にメリットがあるというためには、その大前提となる、同一労働同一賃金の保障、パート労働者にも正規雇用者と同等の社会保障の確保などがなければならないのは明白なことです。この法案が通ると社会の「基礎体力」がますます弱くなるだけです。
さてイベントには木祖村、御岳休暇村のブースが、そしてなごや職業開拓校恒例のカレーうどんのブースが出ていました。また、新しい船のシュミレーション装置が入った海洋博物館の様子もさらっと見てきました。
木祖村のブース
休暇村のブース
なごや職業開拓校は障害者の
就労を応援しています
名古屋海洋博物館
シュミレーターやる時間ありませんでした
2015年05月08日
今まで「まことの日記」を中心に活動を発信していましたが、フェイスブックやツイッターなどのSNSも少しずつ利用しています。そちらの方もぜひご覧ください。
フェイスブック https://www.facebook.com/makoto.saito.wappa
ツイッター https://twitter.com/makotowappa
2015年05月07日
「まことの日記」を再開します。
4月の選挙では多くのみなさんにご支援いただき、5617票という得票で6度目の当選をすることができました。投票をしていただいたみなさん、そして様々なことで私を応援し、支えていただいたみなさんに心より感謝するとともにお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
当選時の様子
今回の選挙では、選挙戦に入る直前の4月1日に私が自動車の自損事故を起こし右腕を骨折してしまいました。4月2日に手術をし、選挙戦が始まった3日に退院。そして4日から11日までは私が1日1回夕方に街頭演説を行うのみという本人不在の選挙戦となってしまいました。そのためみんなが様々な創意工夫を凝らして選挙活動をしていただきました。本当に多くの方々に支えられていることを改めて実感した選挙戦でもありました。今回の選挙戦で訴えた、「共に生きる街!」「平和こそ最大の福祉!」の想いをしっかり活取り組んでいきたいと思っています。これからもよろしくお願いします。
右腕こんな感じです
なお腕の骨折の状況ですが、少しずつ回復傾向にありますが、手首に痛みがあったり、車いすへの移乗、車いすの操作など自分一人ではできないことも多くあり、介助をしてもらいながら最低限の活動をしている状態です。またキーボードを使うことも徐々にできるようになった段階なので活動をしっかりできるようになるにはもう少し時間がかかる感じです。
少しずつキーボード使ってます