名古屋市会議員 さいとう まこと(斎藤亮人) オフィシャルサイト


「はじめます! 共生の街づくり」 名古屋市会議員 さいとう まこと(斎藤亮人) オフィシャルサイトへようこそ!


本文へスキップ



ページ本文

« 2015年07月 | メイン | 2015年09月 »

2015年08月31日

競輪組合議会視察一日目・東京都調布市

 今日から名古屋競輪組合議会の視察です。初日は東京調布市にある京王閣競輪場の視察です。全国44カ所ある競輪場のうち、一部事務組合を作っている、つまり利益を還元する団体が複数あるのが、名古屋競輪(名古屋市と愛知県)とこの京王閣競輪場を運営している調布市、八王子市などで構成する東京都十一市競輪事業組合です。また、ここは(株)京王閣が所有する土地・建物を借りる形となっています。

 ガールズケイリンを開催し、その際にスイーツ女子会など女性向けイベントを実施しています。また全レースで勝利者インタビューを行うなどファンサービスも行っています。京王多摩川駅から徒歩1分という交通が便利なところにありますが、全国的な傾向と同様、入場者は減少傾向で、場外車券の販売やインターネット販売などで発売額をなんとか維持しているというのが現状です。また昨年6月には地方競馬の場外馬券売り場を設置して少しでも入場者数を増やそうと努力していました。

20150831keiokaku.jpg
京王閣競輪場

投稿者 saito : 21:49 | コメント (0)

2015年08月30日

戦争法案反対を訴えました!

 今日は「戦争法案廃案!安倍政権退陣!8.30国会10万人・全国100万人大行動」が行われています。私も100万人の一角に参加しようと本山駅で少人数ながら仲間と共にチラシを配りながら街頭活動を行いました。車からクラクションを鳴らし、また車の中からがんばれよとの声をいただきました。またチラシの受け取りもよかったように思いました。

 一方、「戦争法案ではない!」との声や日米の関係や国際的な経済状況を冷静に考えれば今回の法案は「選択肢を増やすもの」でいいのではないかと意見を求められる場面もありました。しかし、今の安倍政権の答弁内容では到底選択肢の一つなど言えないものであるのは明らかです。日本国憲法の三原則、「国民主権」「基本的人権の尊重」「戦争放棄」がいずれもないがしろにされている今の状況に危機感を表明しました。

20150830sensohoan1.jpg
本山の街頭で訴えました

20150830sensohoan2.jpg
チラシの受け取りもまずまず

投稿者 saito : 17:25 | コメント (0)

2015年08月29日

マイナンバー学習会

 わっぱの会が主催のマイナンバー制度の学習会に参加しました。名古屋市から担当者が来てもらい説明していただきました。10月下旬から1カ月くらいの間に「マイナンバー通知カード」が全戸に簡易書留で配布されますがそのことを知っている市民はそれほど多くないように思います。丁寧な周知が必要です。また「個人番号カード」というものも作成でき身分証明に利用できますが、そのカードを使って受けるサービスは現時点ではほとんどないのでそのカードを紛失するリスクを考えると、「通知カード」を大切に保存していおいて対応した方がいいのかなと思いました。

 2016年(平成28年)の所得から国税当局がマイナンバーを通じて情報を把握しますが、実際にマイナンバーを使って公共団体などが情報連携を始めるのは今のところの予定では2017年7月からということになっています。また、福祉サービスの現場でどのような場面でマイナンバーが必要になるのかは細かいところはまだ決まっていないことも多くあるようです。今後の情報収集は欠かせません。住基カードやマイナンバー制度といったシステムが併用されることでシステムを維持していくだけで相当の税金を投入しなければなりません。いずれにせよ仕事で収入を得るところではこのマイナンバーのやり取りが生じます。情報流出などのリスク不安にしっかり応えた制度にしてもらわないと困りますが同時にこのマイナンバーを取り扱う個人にとっても大変なことです。便利になるのは役所だけで市民は余計にめんどくさくなり責任も重くなるというだけではこの制度の将来は見えません。

20150829mynumber1.jpg
20150829mynumber2.jpg

投稿者 saito : 23:06 | コメント (0)

ふるげんサマーコンサートに伺いました

 古川元久議員の「ふるげんサマーコンサート」が今池のガスビルで行われ最初のあいさつに伺わせていただきました。いつもながら満員の会場でした。

20150829furukawa.jpg
コンサート開始前にあいさつさせていただきました
となりは黒田県議

投稿者 saito : 22:59 | コメント (0)

石橋みちひろ参議のお話を聞きました

 参議院議員の石橋みちひろさんのお話を聞く会が緑区の岡本やすひろ市会議員の事務所で行われたので伺いました。石橋議員はNTT労組出身の方で、めざす社会のあり方を「つながって、ささえあう社会」と表現され、平和の問題、労働者派遣法改悪の問題などで精力的に活動されています。ぜひ注目していただきたい議員です。また斉藤よしたか参議、近藤昭一衆議も参加され、短い時間ですが充実した集まりでした。

20150829ishibasi.jpg
近藤昭一衆議、斉藤よしたか参議、岡本市議も

投稿者 saito : 21:54 | コメント (0)

2015年08月28日

なやばし夜イチで日本酒まつり

 夕方、納屋橋の堀川沿いで毎月第4金曜日に行われている「夜イチ」で日本酒祭りが行われていたので会議に行く前に少し立ち寄りました。若者が納屋橋の一角に集まって飲んで語り合ってという小さな場を創り始めて今年で5年目を迎えたそうです。今ではすっかり定着した企画となり地域の活性化にも寄与しています。車の運転をしていたのでおいしいお酒を舐めることもできずに会議の会場に向かいました。来月にはビール祭りが行われ、木曽ビールも出展の予定です。来月は飲む体制で行こうと思います。

20150828yoichi1.jpg
20150828yoichi2.jpg
お酒は見るだけです

20150828yoichi3.jpg
これで堀川の水がきれいなら言うことなしですが

投稿者 saito : 23:46 | コメント (0)

2015年08月27日

名古屋市民生委員・児童委員大会がありました

 第67回名古屋市民生委員・児童委員大会が開催され、所管委員会の議員として出席しました。会場は白鳥センチュリーホールで3000名の人が入るところですが、入りきらず別室のテレビモニターで見る人も見えたということです。民生委員・児童委員のみなさんの熱心さが表れていることだと思いました。

20150827minseitaikai1.jpg
20150827minseitaikai2.jpg

投稿者 saito : 22:31 | コメント (0)

在日外国人の年金差別問題の話し合い

 「在日外国人の年金差別をなくす会」が毎年行っている愛知県との話し合いがあり参加させていただきました。1982年の国民年金制度の改正時に20歳を超えている人は障害者年金の受給資格が与えられませんでした。同様に当時35歳以上の人も実質的に年金に加入できませんでした。そのような制度の問題を埋めるために各地で補助金を支給する制度を作るよう求める運動が広がりました。その結果多くの自治体で高齢者や障害者に対して一定額の給付金を支給する制度が作られてきました。また県として補助制度を作っているところも多いのですが、愛知県はそのような制度がありません。

 対象となる人はどんどん高齢化しますし、生活保護の受給をしている方も多いと思います。しかし本来であれば、歴史的経緯もあるので独自の補助制度を県としても作り、必要な場合はその差額を生活保護で対応すればいいのだと思います。話し合いの中で県の担当者の方が、「結果的に最後のセーフティネットで生活保護が対応しているのだからそれでいいと思う」と発言していたのは残念でした。そんなことを言ったら生活保護を出せば何もしなくてもっよいというふうに考えることもできます。また生活保護受給者に対する世間の偏見が大きいことも分かっていないという感じでした。

 一部の在日外国人が差別的に排除されていて、それによってひとり一人の尊厳が損なわれているという事実に思いを寄せてほしいのです。会の人からは名古屋市の助成額の増額も求められました。戦後70年を迎え対象者がどんどんいなくなる現状の中で少しでも早く県が対応してもらいたいと思いました。

投稿者 saito : 22:29 | コメント (0)

2015年08月26日

戦争法案反対の集会とデモに参加しました

 今日の夕刻、栄で「安倍内閣の暴走を止めよう!戦争法案は絶対反対!」と訴える集会とデモがあり参加しました。主催者発表1800人の参加ということでした。

20150826demo1.jpg
20150826demo2.jpg
20150826demo3.jpg

20150826demo4.jpg
私の車いすを押してくれた青年が着ていたTシャツ

投稿者 saito : 22:44 | コメント (0)

2015年08月25日

9月10日〜16日は自殺予防週間です

20150825jisatsu1.jpg
20150825jisatsu2.jpg

 9月10日から16日までは自殺予防週間です。名古屋市でもいくつかのイベントや取り組みが行われます。9月6日(日)には子ども・若者向けイベント「スマイルデーなごや」が栄のオアシス21で行われます。「悩んでいた時に救われたひと言」「寄り添ってくれた人への感謝の気持ち」などをテーマにした漫画コンテストが行われます。また9月13日(日)には市民に身近な鶴舞中央図書館で暮らしとこころのお悩み相談会が開催され、同時にいのちとこころに関する図書とパネルが9月10日から17日まで展示されます。自殺を考えているくらいに切羽詰った人にこれらのイベントが届けばいいのですがそう簡単にはいきません。せめて自殺予防を理解しようとする人たちがひとりでも多く参加してもらいたいと思います。

 最近心の病をかかえていた私の知人が自分の命を絶ってしまったとの知らせを受けました。その時の無力感はしんどいものでした。死んだら終わりじゃないかと思いますが、本人はどんなにつらかったのだろうと想像すると悲しくなります。なぜ突発的な行動をする前に誰かに言えなかったのか、周囲の誰かが一声かけてあげれなかったのかと思わずにいられません。あたりまえのことかもしれませんが、悩みを共有できる人の存在の大切さを改めて感じています。

投稿者 saito : 22:37 | コメント (0)

2015年08月24日

さいたま市長のお話を伺いました

20150824saitamashicho.jpg
講演する清水勇人さいたま市長

 民主党政令指定都市政策協議会がさいたま市で開催されました。そこで清水勇人さいたま市長の講演を聞くことができました。1時間にわたりさいたま市の現状と課題、そしてこれからの展望をしっかり話され、現在さいたま市がどういう方向性を考えているかがよくわかりました。名古屋ではこういった話を残念ながら聞く機会がありません。

 さいたま市がスポーツコミッションを推進してまちの活性化と経済効果の創出を具体化していることに注目しました。ツール・ド・フランスの唯一の海外レースをさいたま市で開催したり、オリンピック選考レースの女子マラソンを市民マラソンと合体させてフルマラソン化を目ざしているとのことです。また自転車道も10年間で200キロメートル整備するという話も興味深いものでした。

投稿者 saito : 22:34 | コメント (0)

さいたま市のノーマライゼーション条例の調査

 さいたま市に行き、「誰もが共に暮らすための障害者の権利の擁護等に関する条例」、いわゆる「ノーマライゼーション条例」について調査してきました。条例制定から5年が経過し、現在施行後の状況の検証作業中だということでした。条例についての認知度は昨年度大幅に上昇しましたが28%でまだ低い状態です。周知をすすめるために簡明なパンフレット、小学校6年生全員に配布し読んでもらおうというもので「簡明版」と称していますが、内容はなかなかハイレベルです。

 また、障害者差別に関する相談件数は、2011年から毎年、5件、7件、4件、9件という推移で4年間で25件、条例によるあっせんに至った例はまだないということでした。名古屋でも障害当事者団体から条例制定の要望が強くあります。丁寧で着実な議論を積み上げていきたいと思います。

20150824no-ma1.jpg
20150824no-ma2.jpg
条例を説明するパンフ「簡明版」

投稿者 saito : 22:30 | コメント (0)

2015年08月23日

東別院の夏まつりは大盛況でした

 知人や友人の方が出店しているので東別院「御坊夏まつり」に行ってきました。無添加わっぱんの販売もいつも通りさせてもらっています。東日本大震災の被災者を支援する人たちのブース、福島から避難してきた人を支援するブース、東別院朝市関連のお店など多くのブースがにぎやかに並ぶ中、盆踊りが行われていました。広い境内に多くの方が夏まつりを楽しんでいました。

20150823betsuin1.jpg

20150823betsuin2.jpg
わっぱんも販売してました

投稿者 saito : 22:31 | コメント (0)

2015年08月22日

リュウゼツランの花はもう枯れていました

 鍋屋上野浄水場から末盛通りの方に南に行ったところに(千種区月ヶ丘)「名古屋市水の歴史資料館」があります。名古屋市の水道・下水道の歴史、また上下水道の浸水対策や地震対策など防災に関することがわかる資料が展示されています。その敷地の南側の庭にリュウゼツラン(竜舌蘭)の花が咲いたというので写真を撮ってきました。リュウゼツランから作るお酒がテキーラです。この花は30年から50年に一度しか咲かない珍しいものだということです。遠くから花の形らしきものは見えたのですが花が咲いているかどうかよく見えませんでした。デジカメで撮った画像を拡大してみると残念なことに花はほとんど枯れている感じでした。でもまあそれらしきものが見えたということで満足です。

20150822ryuzetsuran1.jpg
20150822ryuzetsuran2.jpg
花は枯れていました

投稿者 saito : 22:28 | コメント (0)

2015年08月21日

NPO法人ナイチンゲールのランチボックスカフェ

 弘法さんで参道を歩いていると女性の方がチラシをまいていました。それはNPO法人ナイチンゲールが月1回21日の弘法さんの日に実施しているランチボックスカフェの案内でした。以前新聞記事を見てその活動に関心があったので誘われるままカフェで食事をすることにしました。食事をするのに費用はいりませんが、活動を支えるために1000円を払うと活動パートナーになれます。

 単に食事をするだけではなく、スタッフの方とまたお客さん同士の会話などを通じたコミュニケーションが取れる場としての機能が重要です。人が集う場を通じて共助社会を創り出そうと活動されていることを理事長の吉田さんの熱のこもったお話を伺いました。小さな単位でこのようなコミュニティの場があれば本当に素晴らしいと思います。

20150821lunchbox1.jpg
不断は通常のカフェとしても営業しています

20150821lunchbox2.jpg
おいしくいただきました

20150821lunchbox3.jpg
いろんなおかずが並んでいます

投稿者 saito : 22:52 | コメント (0)

弘法さんの市に木曽町のブースが出てます

 今日は覚王山の弘法さんの日。4月から木曽町がブースを出しているのでその様子を見てきました。「木曽の山ふぐ」と命名した手作りこんにゃくを買いました。試食させてもらったのですが柔らかな弾力の歯ごたえでした。どういった味付けで食べようかよく考えようと思います。また木曽町ではいよいよカーボンオフセットの取り組みがスタートするとのお話も聞きました。

20150821kobokiso1.jpg
20150821kobokiso2.jpg

投稿者 saito : 22:47 | コメント (0)

有料老人ホームを見学しました

 千種区赤坂町に住宅型有料老人ホーム「茶屋ヶ坂の憩」が開所しお招きをいただいたので伺ってきました。静かな住宅街にある施設です。

20150821rojinhome.jpg

投稿者 saito : 22:41 | コメント (0)

2015年08月20日

ドラゴンズ5連勝!気分がよいです!

 中日ドラゴンズ5連勝!確か開幕直後に7連勝?して以来のことではないでしょうか。新聞のスポーツ欄を見る気分になります。とにかく気分が良いです。10連勝してもまだ5割にはならないという厳しい状況ですが、がんばってクライマックスシリーズに出れるくらいになればいいのにと期待しています。ドラゴンズがんばれ!!

投稿者 saito : 22:01 | コメント (0)

2015年08月19日

郡上八幡の町並みを散策して気分転換

 集会終了後、古い町並みと水の豊かな郡上八幡の町を散策しました。街のあちこちで水の流れる音がして風情を感じます。湧き出る水で子どもたちが水を掛け合って遊んでいるのは楽しそうでした。吉田川で獲れた新鮮な鮎の塩焼きは美味でした。有名な食品サンプルを購入。郡上踊りも少しだけ見てきました。これでサミットでの疲れた気分が回復しました。

20150819gujohachiman1.jpg
やなか水のこみち

20150819gujohachiman2.jpg
20150819gujohachiman3.jpg
湧水で子どもたちが遊んでいます

20150819gujohachiman4.jpg
吉田川で獲れた鮎

20150819gujohachiman5.jpg
郡上八幡は食品サンプルが有名です

20150819gujohachiman6.jpg
郡上踊りの横で格好のみ

投稿者 saito : 23:22 | コメント (0)

郡上市にて木曽三川流域自治体サミット開催

 郡上市にて第5回木曽三川流域自治体サミットが開催されました。このサミットはCOP10を契機に名古屋市が呼び掛けて始まり、現在40自治体が参加しています。基調講演は長瀧白山神社神主の若宮多門さんが「命の源/白山の自然と文化」と題して2017年に開山1300年を迎える白山信仰の歴史、また白山と河川の関係について話されました。

 その後のパネルディスカッションは河村名古屋市長、日置郡上市長、奥村郡上漁業組合長、NPO郡上八幡水の学校理事尾藤さんの4人とNPO地域再生機構副理事長平野さんのコーディネートで行われました。しかし、サミットのリーダーたるべき河村市長が大遅刻で基調講演は聞いていないは、ディスカッションでもコーディネイターの質問とは全く関係のない自分の思い出話を延々とするだけだったのにはさすがに私も立腹でした。

 日置郡上市長は、明治以降の日本の植林事業の問題点に触れつつ、これからの植林について、針葉樹と落葉広葉樹との割合をどうするのか、自然林と人工林をどうすみ分けさせるのかなど基本的なところから議論をして合意を得ていく必要があると話されたことは本当にもっともな提起だと思いました。このような提起を河村市長はしっかりと受け止めて流域全体での取り組みの方向性を議論していくような行動を起こしてほしいと思うのですが、それは無理な話なのでしょう。多くの首長が集まっている意味を考えるべきなのです。

20150819samitto1.jpg
あいさつされる日置郡上市長

20150819samitto2.jpg
基調講演される若宮多門さん

20150819samitto3.jpg
パネルディスカッションの様子

投稿者 saito : 23:15 | コメント (0)

名古屋競輪場の視察をしました

20150819keirin.jpg

 名古屋競輪組合議会の競輪事業活性化特別委員会で競輪場の現地視察を行いました。競輪や競馬、競艇などの公営競技は最近少し売上高が若干増加してはいるものの基本的には横ばいを何とか維持している状態です。競技別の2014年度(平成26年度)の売上高を見ると、

競輪    6159億円
中央競馬 2兆4936億円
地方競馬 3879億円
競艇    9953億円
オートレース 668億円

開催1日当たりの入場者数は

競輪      1672人
中央競馬 2万1328人
地方競馬   2487人
競艇      2119人
オートレース 3630人

 また売り上げも競輪の場合、売上高の内訳はインターネット売上が22.8%、場外売上69.8%、本場売上7.4%となっています。やはり競輪場に直接来てもらわないと今後の売り上げ維持はますます難しいと思われます。今年度には競輪組合ではバンク内広場に芝生を貼って地元に開放したり、民間事業者と協力して若い人の発送を取り入れた企画の検討を行う予定にしています。しかし公営ギャンブルへの関心は中央競馬以外はそれほど高くないので経営を好転させるのはなかなか難しく、当面は赤字にならないようにとの工夫を続けざるを得ないというのが現状ではないかと思います。

投稿者 saito : 22:59 | コメント (0)

2015年08月18日

スズメバチの駆除について考える

 私の事務所の隣にはつい最近まで空き家がありましたが解体され更地になりました。その空き家の軒下には「空き家」になった大きなスズメバチの巣がぶら下がっていました。いつの間にこんなものができていたのかと見つけたときは思いました。

 このスズメバチ、以前は駆除を名古屋市が行ってくれましたが、今は原則個人が行うことになり、一定の条件を満たす場合にのみ補助が出る仕組みになっています。この制度はゴキブリ、ノミ、スズメバチなど昆虫類やダニ類の駆除が補助の対象になり、さらに寝たきりの高齢者がいる世帯や重度の障害者の人がいる世帯に補助がされます。つまり自分で駆除が難しい人に補助をするという制度設計になっています。

 しかしよく考えてみると、スズメバチは障害者でなくても自分で駆除するのは相当困難だと思われます。つまり、ゴキブリやノミとスズメバチを並列に扱った制度では矛盾が生じています。実際スズメバチが近くにあって困るという人もいます。高齢者が進んでいますし、温暖化が進むことによってスズメバチが増えるという説もあります。もう一度スズメバチ対策について再考する余地があるのかもしれません。我が市議団の予算要望の議論の中で気付かされた問題です。

投稿者 saito : 21:12 | コメント (0)

2015年08月17日

「選択と集中」論は何をもたらすのか?

 最近「地方消滅の罠」(山下祐介著、ちくま新書)をそろそろと読んでいます。その中では「選択と集中」という言葉にもっと敏感にならなければならない、その論理は弱者切り捨てにつながるという提起がされています。地方消滅の裏返しの議論で、大都市の高齢者を地方に移住させてはどうかという提案、私からすれば無茶というか、暴力的な提案すら登場しています。ひとり一人を大切にするという感性がどこかに置き忘れられているような気がします。日本社会全体を丁寧に分析しながら多様な問題解決の方法論を生み出す必要があるとの提起には全く同感という思いがしています。この本を読んでいると、もっと物事をゆっくりと考える時間を持たないとだめだということを改めて感じています。

投稿者 saito : 23:09 | コメント (0)

2015年08月16日

マンガ「パーフェクトワールド」を読みました

20150816perfectworld.jpg

 先日あるマンガの存在を知りました。「パーフェクストワールド」というマンガで、月刊Kissに連載されています。話の内容は、事故で脊髄損傷の障害者になった設計士とその設計士が初恋の人だった女性とのラブストーリーです。そしてこのマンガを教えていただいたのが、作品の取材にも協力していて、私の知人でもある阿部建設の社長で脊髄損傷の障害がある車いすユーザーの阿部一雄さんです。

 パーフェクトワールドという題名が何やら気恥ずかしい響きがありますが、内容は障害者自身の複雑な思いを、また障害者に関わる健常者の言動や行動を表現しながらストーリーが進みます。事故などで突然に障害者になる、いわゆる中途障害の人と私のように物心ついたときから歩けない人間とはまた違う部分があるなあと思いつつ、私も脊髄損傷なので同じ部分があるなあと思いつつコミックの第1巻を読みました。もうじき第2巻が出るそうです。しっかりチェックしようと思います。ぜひご一読を。

投稿者 saito : 22:51 | コメント (0)

2015年08月15日

民間戦災死没者追悼蔡に参加しました

戦後70年を迎えた今日、熱田の宮の渡し公園で民間戦災死没者追悼祭が行なわれました。100歳の杉山千佐子さん(元全国戦災傷害者連絡会代表)は「70年長かったがいろんな人に支えられて今日まできた。ひとり一人が平和に生きていけるよう取り組んでほしい」と訴えました。精霊流しも行なわれました。私は舟に「平和こそ最大の福祉」と書きました。

20150815tsuito1.jpg
訴える100歳の杉山さん

20150815tsuito2.jpg
20150815tsuito3.jpg
20150815tsuito4.jpg
「平和こそ最大の福祉」と書きました

投稿者 saito : 23:58 | コメント (0)

2015年08月14日

あいまいな「安倍談話」は問題点多々です

 戦後70年の政府談話が発表されました。第一印象としては、「安全保障法制」を成立させることを最優先させるために安倍首相の本音をオブラートに包んだものだということです。しかし包まれているものの中身にはいろいろ仕掛けが詰まったものになっていると思います。

 いわゆるキーワードと言われる「植民地支配」「侵略」「反省」「おわび」文言はとにかく入っているという印象です。「侵略」は「事変、侵略、戦争」と事象を並列しているだけで「日本が侵略をした」という表現にはなっていません。「植民地支配」という表現は3カ所に出てきますが当時の歴史状況の説明であり、今後への決意であってこれも「日本が植民地支配をした」とは述べていません。「反省」と「おわび」については「我が国は、先の大戦における行いについて、繰り返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきました。」と引用する形にすることで主体の直接性を弱めています。キーワードに関する内容は失望せざるを得ないものでした。

 談話の主体については、「私たち」という言い方が繰り返されていますが、歴史観については明らかに「私はこう考える」という内容になっています。日露戦争に対する評価、国際秩序への挑戦者という表現、民族自決という言い方などの表現や単語に重要な意味が込められています。また中国の被害者と欧米の捕虜が並列になっていても朝鮮半島の被害者について言及されていないことにも重要な意味があると思います。

 そして、今回の談話の肝の部分であると思われる、「日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。しかし、それでもなお、私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません。謙虚な気持ちで、過去を受け継ぎ、未来へと引き渡す責任があります。」という部分は自虐史観脱却を主張する安倍首相の重要な部分です。「過去を受け継ぐ」部分に「謙虚な気持ちで」という修飾語も意図的な表現だと思います。

 そして最後には「積極的平和主義の旗を高く掲げ」と締めくくっています。いま国会で議論している「安全保障法制」を正当化する内容であることは大問題です。

 今回の安倍談話は、論点を分散させながら一般化して責任の所在をあいまいにし、バランスを取るように並列化して問題点を見えにくくしていることが一番の問題です。そして多弁になることで語るに落ちているということだと思います。今回の談話は一定の流れに沿って歴史観を語っているので新たな歴史観を生み出す可能性があります。私はいろんな人の意見を聞きながら今回の談話の意図を明らかにしていきたいと思っています。

投稿者 saito : 22:43 | コメント (0)

笹島夏祭りに伺いました

 恒例の笹島夏祭りが行われました。終わりがけでしたが伺いました。ホームレスと言われる人の数は減少していますが、ホームレスの高齢化の進行や孤立化など課題は多く残されています。会場の一角には一年間に亡くなった方16名が追悼されていました。今回の祭りでは盆踊りのやぐらが設置されていませんでしたが、ある方が「来年はやぐらを絶対組むからな」と話してくれました。そういった希望を紡ぐ夏祭りであったのだと思いました。

20150814sasashima1.jpg
亡くなった方が追悼されていました

20150814sasashima2.jpg
公園の向こうにはツインビルが見えます
社会の縮図を感じます

投稿者 saito : 22:25 | コメント (0)

2015年08月13日

若者の30%が働きたくないとの調査が

 電通による仕事に関する意識調査の内容が日経新聞に掲載されていました。調査は週3日以上働いている18〜29歳の男女計3000人を対象に今年3月にインターネットで行われ、その結果、「働くのは当たり前」という回答が39%に対して「できれば働きたくない」は29%だったそうです。働く目的を複数回答で聞くと、「安定した収入のため」が69%で最も多く、「生きがいを得るため」は13%だけ。電通は「老後に不安を抱える若者が増えていることが背景にある」と分析したらしい。仕事の選び方については、「できるだけ安定した会社で働きたい」が37%で、「できるだけお金を稼げる仕事・会社を選びたい」は24%。「1つの企業でずっと働いていたい」は17%。また、働くうえでの不満は「給料やボーナスが低い」が50%で最も多く、「有給休暇が取りづらい」(24%)、「仕事がマンネリ化している」(18%)と続いたとのことでした。

 この数字をどう考えたらいいのでしょうか。ほとんどの人は働かずに食べていけるのならそんないいことはないと思います。しかしそれは現実的ではないし、そんな「本音」を表明したところで何も事態は変わりません。だから多くの人は「本音」はどうあれ働くことが当然という「建前」を優先してきたのだと思います。そして多くの人は仕事を自由に選べないという現実もあります。そんな中で今回の調査に若者は「建前」ではなく「本音」で答えているのだと思います。最近バラエティ番組でよくある「ぶっちゃけ話」の感覚に近いのかもしれません。そう考えればそれほど深刻な問題ではないのかもしれません。逆に、「建前」の「働くのは当たり前」という回答が39%と数字が低いことに注目した方がいい調査結果だと思います。

 私自身は、「共に働く」意味と意義を訴えていく必要があると思っていますが、それは、働くことを通じて社会とつながっていくという根本的な側面があると考えているからです。その意味で「働くのが当たり前」という発想ではなく、「みんなで働くと面白いことがある」ということを具体化させたいといつも思っています。

投稿者 saito : 22:49 | コメント (0)

2015年08月12日

名古屋市街路樹再生指針が策定されました

20150812gairoju.jpg

 名古屋市が「街路樹再生指針」を策定しました。街路樹の根が盛り上がり通行の邪魔になっていたり、信号機や電線に枝が被さったり、歩道の幅とのバランスが悪かったりすることは珍しいことではありません。そして街路樹の維持管理費の減少ということも大きな問題です。これまでの「早期緑化、環境保全・改善」という方針から「安全性の確保、都市魅力の向上、管理コストの縮減」という方針に転換するとしています。別の言い方では「量の拡大」から「質の向上」に転換させる再生指針という位置づけです。

 今後、倒れそうな木や根上がりしている木などを撤去して小さめの木を植えていくことになります。また大きな木をうまく剪定しながら小ぶりな木になるようにしたりします。そして今回の指針では特徴的なシンボル並木を作ったり、住民や事業者と連携して街路樹づくりをすすめるという方針が掲げられています。確かに歩道の幅とバランスのとれた街路樹にする必要があります。そういった意味では今回のような再生指針が必要だと思います。

 ただ、今回この指針を一読した印象では、根本的なこと、「なぜ街路樹を植えるのか」ということと新しい指針の策定の考え方とのつながりが見えにくいなという印象です。再生指針には、「街路樹には景観形成や沿道環境の保全・改善、交通安全、防災等の機能があり、これらが複合的に発揮されることを目指しています」と街路樹の意義を示していますが、そのことと今回の指針の方向性がどう関係するのかが見えにくいということです。予算に限りがあるので地域と連携して=事業者に負担・市民に手伝ってもらって維持管理するというのではあまりにも安易だと思います。「〇〇〇会社が協力しています」というような看板を設置することがモチベーションになると思えません。

 「名古屋の街路樹」にはこんな意義や思いがあるということを市民が共有しない限り長い期間を視野に入れた市民の協力は得られないと思います。落葉樹なのか常緑樹なのかだけでも大問題です。単に花がきれいな木という視点だけではだめだと思います。数十年後を視野に入れた再生を期待したいと思います。そうすることにより指針のサブタイトルである「街路樹再生により都市と市民が輝く名古屋を創造する」ことが実現するのだと思います。

投稿者 saito : 22:15 | コメント (0)

2015年08月11日

名古屋市美術館「画家たちと戦争展」

 名古屋市美術館に開催されている「『画家たちと戦争展』彼らはいかにして行きぬいたのか」を見てきました。あるものは従軍画家として、あるものは表現の方向性をぼかすことで、あるものは翼賛することで、その他さまざまな方法で戦争を生きぬき、そしてその影響から脱却するのに時間がかかったことなどがよくわかる内容でした。横山大観、藤田嗣治、北川民次、岡鹿之助、松本俊介などなど有名な画家の作品が次々と並んでいます。

 二つの作品が印象に残りました。ひとつは展覧会のチラシにもなった松本俊介の「立てる像」(1942年作)です。強い意志を持った男が何かに向かって立っている姿です。時代に向かってなのか、戦争に対してなのか、それとも自分自身に対してなのか。その立っている自画像は強いものを訴えています。もう一つは北脇昇の「クォ・ヴァディス」(1949年作)です。右には暗雲と雨が見え、左には赤旗を掲げる民衆の列が見えます。どちらに向かうべきなのか考えていると思われる男の後ろ姿が描かれています。この絵も時代にどう向き合うべきなのか問いかけています。どちらの絵も2015年8月現在の私自身が時代にどう向き合っているのかと問いかけてきました。企画は9月23日まで。

20150811sensoten1.jpg
チラシになった松本俊介の「立てる像」

20150811sensoten2.jpg
北脇昇「クォ・ヴァディス」(図録より)

投稿者 saito : 23:42 | コメント (0)

被爆者の絵画展が始まりました

 名古屋市原爆被爆者の会主催の「被爆70周年原爆絵画展」が市民ギャラリー栄7階で始まり、開会式に伺いました。120枚を超える絵画やポスター、また写真などが展示されています。全国に18万3519名の被爆者がみえ、平均年齢が80歳を超えたと報道されています。愛知県には2207名、名古屋市内には888名の被爆者がみえます。愛知県内の平均年齢は77歳だそうです。原爆の歴史をどう語り継いでいくのかが重要な課題です。そしてそれは過去の問題ということだけではなく、核兵器廃絶などの取り組みという現在の問題とつなげながら語り継ぐことが重要だと思います。絵画展は8月16日までです。一人でも多くの方が訪れてほしいです。

20150811hibaku1.jpg
20150811hibaku2.jpg
テープカットがありました

20150811hibaku3.jpg
多くの作品が展示されています

投稿者 saito : 23:34 | コメント (0)

2015年08月10日

なかなか完治しません、、、、

 4月に右腕を骨折しましたがなかなか完治しません。腕を完全に固定すると身動きができないのでどうしても腕を動かすことになってしまいます。最近は超音波を当てて治療をすることも始めています。一番いいのはじっとしていることだということは確実なのですが、、、、それがなかなか難しい。

20150810kossetsu.jpg

投稿者 saito : 22:30 | コメント (0)

2015年08月09日

長崎「原爆の日」の平和宣言

長崎原爆の日。長崎市長の平和宣言には安全保障法制に関して、「70年前に心に刻んだ誓いが、日本国憲法の平和の理念が、今揺らいでいるのではないかという不安と懸念が広がっています。政府と国会には、この不安と懸念の声に耳を傾け、英知を結集し、慎重で真摯な審議を行うことを求めます。」と市長としてのギリギリのメッセージを訴えたことを一政治家として心に刻みたいと思います。一方安倍首相は広島で入れなかった「非核三原則」の文言を入れました。やり方が姑息な感じがしますが、やはりしっかり声を上げていくことが状況を少しでも押しとどめるために必要です。

長崎平和宣言の全文は以下に

長崎平和宣言
昭和20年8月9日午前11時2分、一発の原子爆弾により、長崎の街は一瞬で廃墟と化しました。
大量の放射線が人々の体をつらぬき、想像を絶する熱線と爆風が街を襲いました。24万人の市民のうち、7万4000人が亡くなり、7万5000人が傷つきました。70年は草木も生えない、といわれた廃墟の浦上の丘は今、こうして緑に囲まれています。しかし、放射線に体を蝕まれ、後障害に苦しみ続けている被爆者は、あの日のことを一日たりとも忘れることはできません。
原子爆弾は戦争の中で生まれました。そして、戦争の中で使われました。
原子爆弾の凄まじい破壊力を身をもって知った被爆者は、核兵器は存在してはならない、そして二度と戦争をしてはならないと深く、強く、心に刻みました。日本国憲法における平和の理念は、こうした辛く厳しい経験と戦争の反省の中から生まれ、戦後、我が国は平和国家としての道を歩んできました。長崎にとっても、日本にとっても、戦争をしないという平和の理念は永久に変えてはならない原点です。
今、戦後に生まれた世代が国民の多くを占めるようになり、戦争の記憶が私たちの社会から急速に失われつつあります。長崎や広島の被爆体験だけでなく、東京をはじめ多くの街を破壊した空襲、沖縄戦、そしてアジアの多くの人々を苦しめた悲惨な戦争の記憶を忘れてはなりません。
70年を経た今、私たちに必要なことは、その記憶を語り継いでいくことです。
原爆や戦争を体験した日本、そして世界の皆さん、記憶を風化させないためにも、その経験を語ってください。
若い世代の皆さん、過去の話だと切り捨てずに、未来のあなたの身に起こるかもしれない話だからこそ伝えようとする、平和への思いをしっかりと受け止めてください。「私だったらどうするだろう」と想像してみてください。そして、「平和のために、私にできることは何だろう」と考えてみてください。若い世代の皆さんは、国境を越えて新しい関係を築いていく力を持っています。
世界の皆さん、戦争と核兵器のない世界を実現するための最も大きな力は私たち一人ひとりの中にあります。戦争の話に耳を傾け、核兵器廃絶の署名に賛同し、原爆展に足を運ぶといった一人ひとりの活動も、集まれば大きな力になります。長崎では、被爆二世、三世をはじめ、次の世代が思いを受け継ぎ、動き始めています。
私たち一人ひとりの力こそが、戦争と核兵器のない世界を実現する最大の力です。市民社会の力は、政府を動かし、世界を動かす力なのです。
今年5月、核不拡散条約(NPT)再検討会議は、最終文書を採択できないまま閉幕しました。しかし、最終文書案には、核兵器を禁止しようとする国々の努力により、核軍縮について一歩踏み込んだ内容も盛り込むことができました。
NPT加盟国の首脳に訴えます。
今回の再検討会議を決して無駄にしないでください。国連総会などあらゆる機会に、核兵器禁止条約など法的枠組みを議論する努力を続けてください。
また、会議では被爆地訪問の重要性が、多くの国々に共有されました。
改めて、長崎から呼びかけます。
オバマ大統領、そして核保有国をはじめ各国首脳の皆さん、世界中の皆さん、70年前、原子雲の下で何があったのか、長崎や広島を訪れて確かめてください。被爆者が、単なる被害者としてではなく、人類の一員として、今も懸命に伝えようとしていることを感じとってください。
日本政府に訴えます。
国の安全保障は、核抑止力に頼らない方法を検討してください。アメリカ、日本、韓国、中国など多くの国の研究者が提案しているように、北東アジア非核兵器地帯の設立によって、それは可能です。未来を見据え、「核の傘」から「非核の傘」への転換について、ぜひ検討してください。
この夏、長崎では世界の128の国や地域の子どもたちが、平和について考え、話し合う、「世界こども平和会議」を開きました。
11月には、長崎で初めての「パグウォッシュ会議世界大会」が開かれます。核兵器の恐ろしさを知ったアインシュタインの訴えから始まったこの会議には、世界の科学者が集まり、核兵器の問題を語り合い、平和のメッセージを長崎から世界に発信します。
「ピース・フロム・ナガサキ」。平和は長崎から。私たちはこの言葉を大切に守りながら、平和の種を蒔き続けます。
また、東日本大震災から4年が過ぎても、原発事故の影響で苦しんでいる福島の皆さんを、長崎はこれからも応援し続けます。
現在、国会では、国の安全保障のあり方を決める法案の審議が行われています。70年前に心に刻んだ誓いが、日本国憲法の平和の理念が、今揺らいでいるのではないかという不安と懸念が広がっています。政府と国会には、この不安と懸念の声に耳を傾け、英知を結集し、慎重で真摯な審議を行うことを求めます。
被爆者の平均年齢は今年80歳を超えました。日本政府には、国の責任において、被爆者の実態に即した援護の充実と被爆体験者が生きているうちの被爆地域拡大を強く要望します。
原子爆弾により亡くなられた方々に追悼の意を捧げ、私たち長崎市民は広島とともに、核兵器のない世界と平和の実現に向けて、全力を尽くし続けることを、ここに宣言します。
2015年(平成27年)8月9日
長崎市長 田上富久

投稿者 saito : 22:24 | コメント (0)

わっぱの会のお墓参りに行きました

 わっぱの会のお墓参りに行きました。わっぱの会のお墓が豊田市に接した岡崎市にあります。毎年1回みんなでお墓参りに行っています。

20150809ohaka.jpg

投稿者 saito : 21:20 | コメント (0)

2015年08月08日

名古屋市内一斉気温測定に参加しました

 今日名古屋市全域で一斉の気温測定が実施されました。これは気温測定調査実行委員会と名古屋市の共催で行われ、名古屋市内2qメッシュごとに75地点、東山の森一帯は500mメッシュごとに72地点、海上の森6地点、名古屋市大気自動観測点2地点の計155地点で朝の5時から夜の8時まで1時間おきに温度を測定するというものです。また多治見市で25地点、春日井市で5地点、豊田市で40地点が連携して測定しています。

 私は千種区内山の事務所の南の地点と北区大曽根すずらん公園でわっぱの会が測定することに関わりました。朝はひんやりとしていますが太陽が出て10時を過ぎると暑さが身に沁みます。一日測定していると一日の温度変化を改めて実感するとともに、意外に風が吹いているんだなということにも気づかされました。アルミ箔で覆った手作りの筒の中に水銀温度計を設置して、小さな空気穴から覗いて温度を測るというなかなか難しい取り組みでした。仲間とともになんだかんだ言いながら、蚊に刺されながら無事2地点とも測定を終えることができました。協力していただいたみなさんには本当に感謝です。

20150808kion1.jpg
この怪しげな筒の中に温度計がぶら下がっています。

20150808kion2.jpg
ポーズだけです

20150808kion2-2.jpg
実際測るのはこんな感じ

20150808kion3.jpg
私、風向きは測りました

 全体の最終集計にはしばらく時間がかかるとのことですが、少し聞いたところでは東山の森とと町の中心部では5度以上温度が違うとの話も聞きました。私が関わった2地点についての集計結果は以下の通りです。

◎北区すずらん公園(カッコ内は10年前)
最低:5時/6時 27.0度(25.7)
最高:15時   35.0度(36.2)
平均:31.6度(31.4)

◎千種区内山3丁目
最低:5時  27.6度(26.7)
最高:15時 35.0度(34.8)
平均:31.8度(30.8)

20150808kion4.jpg
2か所の気温をグラフ化しました。アナログです。

 千種区の場合平均で1度の違いがありました。ヒートアイランド現象が進んでいるのかもしれません。最終結果に興味津々です。この気温測定には経過があります。1991年8月に平和公園周辺だけの気温測定が行われました。当時東部丘陵開発の話が出ていたので、東部丘陵の大切さを示すために測定が行われたのでした。そして10年前の2005年は愛知万博が開催されるタイミングに合わせ今回と同じような形で気温測定が行われました。このような一斉測定のデータは名古屋市の都市計画などをすすめる上では貴重なデータになります。大変なことですが5年ごとくらいに測定できるともっと有用なデータとして活用できるのではないかと思います。これからも名古屋市にしっかり関わってもらい、継続した取り組みになるよう名古屋市としての位置づけの明確化やノウハウの継承などが必要だと思います。


投稿者 saito : 22:00 | コメント (0)

2015年08月07日

障害者差別解消法学習会の講師をしました

 自治労名古屋市労働組合には名障会という、障害ある職員のグループがあります。その名障会主催で障害者差別解消法の学習会があり私が講師として法律の内容とこれからの課題についてお話しさせていただきました。多くの方の参加があり、職員の方々の関心の高さを感じました。合理的配慮を提供することが法的義務化されること、その対応のためには障害者の存在や障害の内容についての理解を深めることが重要であるとお話しさせていただきました。それぞれの職場での課題解決のために現場からの要求をしっかり出していただくことが結果的には名古屋市民のためになることであると思います。

20150807jitiro1.jpg
20150807jitiro2.jpg

投稿者 saito : 22:15 | コメント (0)

2015年08月06日

広島「原爆の日」の平和宣言

 今日は広島への原爆投下の日。恒例の平和祈念式典が行われましたが安倍首相は非核三原則に言及しませんでした。今までずっと、そして第1次安部内閣の時も言及していたの何故今回言及しなかったのか。安部首相の明確な意図が示されていると思います。彼の思考の中では非核三原則も戦後レジュームに位置づけられているのかもしれません。

 広島市長の平和宣言では、「為政者が顔を合わせ、対話を重ねることが核兵器廃絶への第一歩となります。」「そうして得られる信頼を基礎にした、武力に依存しない幅広い安全保障の仕組みを創り出していかなければなりません。」と世界の政治家に訴え、そして「広島をまどうてくれ!(元に戻してくれ)」という方言を使いながら被爆者の思いを伝えていました。

広島市長の平和のメッセージは下記のとおりです。

私たちの故郷(ふるさと)には、温かい家族の暮らし、人情あふれる地域の絆、季節を彩る祭り、歴史に育まれた伝統文化や建物、子どもたちが遊ぶ川辺などがありました。1945年8月6日午前8時15分、その全てが一発の原子爆弾で破壊されました。きのこ雲の下には、抱き合う黒焦げの親子、無数の遺体が浮かぶ川、焼け崩れた建物。幾万という人々が炎に焼かれ、その年の暮れまでにかけがえのない14万もの命が奪われ、その中には朝鮮半島や、中国、東南アジアの人々、米軍の捕虜なども含まれていました。

辛うじて生き延びた人々も人生を大きく歪められ、深刻な心身の後遺症や差別・偏見に苦しめられてきました。生きるために盗みと喧嘩を繰り返した子どもたち、幼くして原爆孤児となり今も一人で暮らす男性、被爆が分かり離婚させられた女性など――苦しみは続いたのです。

「広島をまどうてくれ!(元に戻してくれ)」これは、故郷(ふるさと)や家族、そして身も心も元通りにしてほしいという被爆者の悲痛な叫びです。

広島県物産陳列館として開館し100年、被爆から70年。歴史の証人として、今も広島を見つめ続ける原爆ドームを前に、皆さんと共に、改めて原爆被害の実相を受け止め、被爆者の思いを噛みしめたいと思います。

しかし、世界には、いまだに1万5千発を超える核兵器が存在し、核保有国等の為政者は、自国中心的な考えに陥ったまま、核による威嚇にこだわる言動を繰り返しています。また、核戦争や核爆発に至りかねない数多くの事件や事故が明らかになり、テロリストによる使用も懸念されています。

核兵器が存在する限り、いつ誰が被爆者になるか分かりません。ひとたび発生した被害は国境を越え無差別に広がります。世界中の皆さん、被爆者の言葉とヒロシマの心をしっかり受け止め、自らの問題として真剣に考えてください。

当時16歳の女性は「家族、友人、隣人などの和を膨らませ、大きな和に育てていくことが世界平和につながる。思いやり、やさしさ、連帯。理屈ではなく体で感じなければならない。」と訴えます。当時12歳の男性は「戦争は大人も子どもも同じ悲惨を味わう。思いやり、いたわり、他人や自分を愛することが平和の原点だ。」と強調します。

辛く悲しい境遇の中で思い悩み、「憎しみ」や「拒絶」を乗り越え、紡ぎ出した悲痛なメッセージです。その心には、人類の未来を見据えた「人類愛」と「寛容」があります。

人間は、国籍や民族、宗教、言語などの違いを乗り越え、同じ地球に暮らし一度きりの人生を懸命に生きるのです。私たちは「共に生きる」ために、「非人道性の極み」、「絶対悪」である核兵器の廃絶を目指さなければなりません。そのための行動を始めるのは今です。既に若い人々による署名や投稿、行進など様々な取組も始まっています。共に大きなうねりを創りましょう。

被爆70年という節目の今年、被爆者の平均年齢は80歳を超えました。広島市は、被爆の実相を守り、世界中に広め、次世代に伝えるための取組を強化するとともに、加盟都市が6,700を超えた平和首長会議の会長として、2020年までの核兵器廃絶と核兵器禁止条約の交渉開始に向けた世界的な流れを加速させるために、強い決意を持って全力で取り組みます。

今、各国の為政者に求められているのは、「人類愛」と「寛容」を基にした国民の幸福の追求ではないでしょうか。為政者が顔を合わせ、対話を重ねることが核兵器廃絶への第一歩となります。そうして得られる信頼を基礎にした、武力に依存しない幅広い安全保障の仕組みを創り出していかなければなりません。その実現に忍耐強く取り組むことが重要であり、日本国憲法の平和主義が示す真の平和への道筋を世界へ広めることが求められます。

来年、日本の伊勢志摩で開催される主要国首脳会議、それに先立つ広島での外相会合は、核兵器廃絶に向けたメッセージを発信する絶好の機会です。オバマ大統領をはじめとする各国の為政者の皆さん、被爆地を訪れて、被爆者の思いを直接聴き、被爆の実相に触れてください。核兵器禁止条約を含む法的枠組みの議論を始めなければならないという確信につながるはずです。

日本政府には、核保有国と非核保有国の橋渡し役として、議論の開始を主導するよう期待するとともに、広島を議論と発信の場とすることを提案します。また、高齢となった被爆者をはじめ、今この時も放射線の影響に苦しんでいる多くの人々の苦悩に寄り添い、支援策を充実すること、とりわけ「黒い雨降雨地域」を拡大するよう強く求めます。

私たちは、原爆犠牲者の御霊に心から哀悼の誠を捧げるとともに、被爆者をはじめ先人が、これまで核兵器廃絶と広島の復興に生涯をかけ尽くしてきたことに感謝します。そして、世界の人々に対し、決意を新たに、共に核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に向けて力を尽くすよう訴えます。

平成27年8月6日 広島市長 松井一實

投稿者 saito : 23:56 | コメント (0)

暑い中、盆踊りです

 汁谷町内会の盆踊りに伺いました。子どもが多くて元気と熱気があふれる盆踊り会場でした。

20150806shirutani.jpg
20150806shirutani2.jpg

投稿者 saito : 21:43 | コメント (0)

2015年08月05日

韓国のマダン劇は痛快でした!

 朝鮮半島の統一と東アジアの平和のために活動するNPO法人三千里鐡道が韓国のノリペ神命(シンミョン)という劇団日本に招き、そのマダン劇を見ました。解放70周年、光州民衆抗争35周年、6・15共同宣言15周年といういくつかの思いを込めた企画で、マダン劇は秀吉の朝鮮侵略から日本による侵略、そして光州民衆抗争、6・15共同宣言などの歴史を民衆の視点から演じるものでした。

 このような重たいテーマを扱っているのですが、歌あり、体を使った遊びなどを取り入れ、観客にも歌や踊りに参加してもらいながら劇は進行します。笑いあり、悲しみあり、怒りありの内容は韓国民衆の共同体の力強さを表現していました。そして見事なエンターテイメントであり、パフォーマンスでした。単純に楽しく面白いマダン劇でした。このような表現は日本の様々な運動が作り得ていないものです。韓国の運動の底力を感じました。生活のいろんな場面でみんなで一緒に肩を組んで歌える歌を創り出したいとこういうパフォーマンスを見ると強く思います。

20150805madan1.jpg
舞台いっぱいに動きます

20150805madan2.jpg
観客も一緒に踊ります

投稿者 saito : 23:36 | コメント (0)

2015年08月04日

私も戦争に行きたくないじゃん

 自民党の武藤貴也という衆議院議員がいわゆる「戦争法案」に反対する若者たちのことについて「SEALDsという学生集団が自由と民主主義のために行動すると言って、国会前でマイクを持ち演説をしてるが、彼ら彼女らの主張は「だって戦争に行きたくないじゃん」という自分中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義がここまで蔓延したのは戦後教育のせいだろうと思うが、非常に残念だ。」とツイートしたと大きく報道されています。

 「だって戦争に行きたくないじゃん」ということがなぜ「自分中心」になるのかその論理が私には全く見えません。自分の希望を、欲望を、考えを、選択を表明すればすべて「自分中心」になるのでしょうか。自分を大事にしない人間は他人も大事にできないと私は考えています。戦争に行くことは命を失う可能性を飛躍的に高めます。それが嫌なのは当たり前であって自分中心ではないはずです。このツイッターの「自分中心」発言には、「滅私奉公」「非国民」といった言葉がしっかりと張り付いているように思います。極めて不愉快な発言です。

投稿者 saito : 21:33 | コメント (0)

2015年08月03日

長崎市の広報誌に学ぶ

 先日長崎に行った時にコンビニで買い物をしたところ棚の一角に長崎市の広報誌が置かれていました。そうだよな、いくら各戸配布しても手にしない場合も結構ありそうです。コンビニで手にする人はまた違った層の人です。私のように市外の人も多く手にするでしょう。この方法は真似するといいと思いました。そしてその広報誌には「市民と市政をつなぐコミュニケーション情報誌」とのキャプションがあります。

 中を見ると、8月なので「平和」についての特集が組まれています。その他にはプレゼントクイズがあったり、外国語講座のコラムがあったり、長崎料理のレシピが紹介されていたりと読みやすい工夫があります。広報なごやは市の方から伝えたい情報が中心です。コミュニケーションらしきものは一面だけですが、雰囲気は市長の都合のいい宣伝の場になってしまっている感があります。長崎の広報誌にも市長は登場していました。A4の3分の2のスペースに「田上市長のホッとトーク」というコーナーがあり、自らの思いを皆さんに語るコラムとのキャプションが付いていました。今回は世界遺産登録に対する市長の考えが書かれていました。ちなみに市長の写真はなく文字ばかりでした。

20150803nagasakishi1.jpg
20150803nagasakishi2.jpg

投稿者 saito : 22:57 | コメント (0)

2015年08月02日

日韓社会的企業セミナーに参加しました

 第6回日韓社会的企業セミナー(NPO共同連/社団法人韓国障碍友権益問題研究所の主催)が昨日から明治大学で行われていました。今日一日だけの参加となりましたが、韓国での様々な実践が進んでいることがよくわかりました。韓国では2007年に社会的企業育成法、2012年には協同組合基本法と社会的経済育成法の制定とその変化のスピードには驚くべきものがあります。スピードが速すぎる感がありますが、それは解決しなければならない課題が与野党の中で認識され、その認識を議論して妥協点を具体的に判断しているからだと思います。日本の場合、(政治の力<官僚のコントロール)ということもあり状況がダイナミックに変化しない制度となっているように思います。

 「協同組合都市宣言」をしているソウル市は積極的に社会的企業を育成していて、この4月にはヨンドンポ区に社会的経済支援センターが開所し取り組みは加速しています。病院、弁当配達、イベント事業、映像制作、音楽教育、保育や子育て支援、ホームページ作成、図書館、地域の調査など本当に幅広い課題に取り組む社会的企業(社会的経済企業)が生まれている報告を聞き圧倒されました。様々な課題を解決しながら新たな仕事を生み出している状況を紹介し、早く制度制定や改正につながるよう幅広い議論の場を創り出さなければなりません。

20150802nikkan1.jpg
韓国の方の報告

20150802nikkan2.jpg
会場の様子

投稿者 saito : 22:03 | コメント (0)

2015年08月01日

政治参加ネット in 長崎 2日目

 午前中は各地の障害者議員の方々と意見交換を行いました。それゾれの自治体での違いがよくわかります。午後からは「国連障害者権利条約と長崎県条例と私たちの暮らし」と題したシンポジウムをブリックホールで行いました。長崎県保健福祉部障害福祉課長の園田俊輔さんに基調講演をしていただいた後、長崎からごうまなみ長崎県議、あべみやこ長与町議、以前から障害者差別に関する条例のある自治体から伝田ひろみさいたま市議、平野みどり前熊本県議・DPI日本会議議長にお話をしていただきました。私はコーディネーターをさせていただきました。

 長崎県では2013年(平成25年)5月に「障害ある人もない人も共に生きる平和な長崎県づくり条例」が制定され2014年4月から全面施行されています。条例名の中に「平和」という文言が入っているのが長崎県らしいと思います。そして障害ある人もない人も共に生きるためには平和でなければならないということを示している条例名だとも思います。条例のよる問題解決は広域専門相談員(現在2名は一)と地域相談員(現在約180名)により行われます。まだ実例はありませんが、相談で解決しない場合は調整委員会が開かれ場合によっては知事が勧告や公表を行うことになっています。また来年から差別解消法が施行されますが、条例で設置されている体制に法が求める機能を付加する方向で検討しているとのことでした。ただ条例の認知率が15%と低いのが課題だと話されていました。

 パネリストのごう県議からは、長崎の多くの離島では学校の運営が厳しい状況にあることでかえってインクルーシブ教育が実現しているという皮肉な現実を報告されました。またさいたま市議の伝田さんからはさいたま市では条例を推進するための課が設けられ4名が配置されているという報告にも驚きました。安部議員は収入を得ることができる仕事づくりが重要であると話され、平野元県議からは熊本では4人の広域専門委員が丁寧に相談をし(平成26年は年間162件)、フルで活動しているとのことでした。会場からの多くの質問もあり充実した集会となりました。

20150801nagasakisinpo1.jpg
20150801nagasakisinpo2.jpg
シンポジウムの様子
 
 質疑応答の際会場から障害者団体の会長さんが発言され、現在進められている長崎新幹線関連工事で、浦上駅のエレベーターが4年も使用できなくなりそれに県やJRが何も対応しないのはおかしいとの問題提起がありました。シンポ終了後有志でその状況を視察しました。4年もの間我慢してくれと言うのはおかしいし、そういったことを関係団体と相談していないということも県の組織の中での問題意識の薄さを表しています。現場では県の職員が対応し何らかの対応を検討すると回答していました。早い対応が望まれます。

20150801urakami1.jpg
現地の方々が長崎県に申し入れ

20150801urakami2.jpg
少し見える仮設の階段しかありません
関係者への説明が何もないのが問題です

投稿者 saito : 23:58 | コメント (0)



©2005. MAKOTO SAITO, All rights reserved.