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2015年08月02日
第6回日韓社会的企業セミナー(NPO共同連/社団法人韓国障碍友権益問題研究所の主催)が昨日から明治大学で行われていました。今日一日だけの参加となりましたが、韓国での様々な実践が進んでいることがよくわかりました。韓国では2007年に社会的企業育成法、2012年には協同組合基本法と社会的経済育成法の制定とその変化のスピードには驚くべきものがあります。スピードが速すぎる感がありますが、それは解決しなければならない課題が与野党の中で認識され、その認識を議論して妥協点を具体的に判断しているからだと思います。日本の場合、(政治の力<官僚のコントロール)ということもあり状況がダイナミックに変化しない制度となっているように思います。
「協同組合都市宣言」をしているソウル市は積極的に社会的企業を育成していて、この4月にはヨンドンポ区に社会的経済支援センターが開所し取り組みは加速しています。病院、弁当配達、イベント事業、映像制作、音楽教育、保育や子育て支援、ホームページ作成、図書館、地域の調査など本当に幅広い課題に取り組む社会的企業(社会的経済企業)が生まれている報告を聞き圧倒されました。様々な課題を解決しながら新たな仕事を生み出している状況を紹介し、早く制度制定や改正につながるよう幅広い議論の場を創り出さなければなりません。
韓国の方の報告
会場の様子
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