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2015年10月07日

決算審議4日目(病院局・財政局)

 決算審議4日目。病院局と財政局の総括質疑でした。

 病院局に関して、陽子線治療に関する質疑をまず行いました。患者数は483人(前年比197人増)と順調に伸びていて、医療収入も14億3300万円(前年比約61億円増ただし外来診療分のみ)と増収になっています。一方26年度末現在で医師は定員8名に対し3名+2名のシニアレジデント、看護師欠員1の体制となっています。陽子線治療の医師確保は非常に厳しい状況ではありますが、名古屋の施設でよい実績を積み上げること、都会の中心部に位置する名古屋の施設の特徴をしっかり訴えていくことが結果としてスタッフ確保につながっていくのではないかと思います。

 またがん相談についても聞きました。26年度からは緩和ケアの認定看護師が選任で相談に乗っている体制になったとのこと。がん拠点病院を目ざすなら医師や看護師、そしてNPOなどが一体となって丁寧な相談やアフターフォローをしていく体制を積み上げてほしいと思います。

 あと私は以前から広報・宣伝を充実させることが患者やスタッフ獲得につながると主張してきました。この間病院局も努力しホームページのリニューアル、病院報の充実、学生に対するアピールなど以前より充実してきています。私が質問でホームページのアクセス数を聞いたのですが即答できませんでした。情報のフィードバックにもっと敏感になる必要があるとの指摘をしました。

 財政局に関しては、税の納入方法に関して聞きました。昨年度からモバイルバンキングができるようになりました。件数は全体の0.2%と少ないのですが、選択の幅が広がったという意味では評価できると思います。最近の傾向としては銀行などでの振込みよりもコンビニでの納入が増えてきています。ただ、手数料が銀行振り込みの場合だと1件5円(ゆうちょの場合10円)なのにコンビニを利用すると1件54円とかかり、年間7800万円費用がかかっているとのことでした。でも99.1%というほぼ上限限界と思われる全国一の徴収率(現年賦課分だけならナント99.6%)を維持していくために必要なコストでもあるのかなと思います。

 基金会計についても何点か質問しました。特に高齢化対策事業基金については平成12年から残高ゼロで積み立てが一切ない、いわゆる幽霊のような会計です。財政局からはそういう状態でも意見をするわけではなく、設置者の健康福祉局の判断によるということでした。その点については健康福祉局に聞くことにします。

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