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2015年09月30日
午後から本会議があり補正予算、提出議案を議決しました。また決算の議案が市長より提案され、10月2日より審議が始まります。採択された意見書は以下の通りです。
・訪日外国人旅行者の誘客促進に関する意見書の提出について
・公共事業等における国産材(地元材)の利活用に関する意見書の提出について
・携帯電話契約の見直し促進を求める意見書の提出について
・食品におけるトランス脂肪酸の表示に関する意見書の提出について
・国民健康保険における子どもに係る均等割保険料の軽減等に関する意見書の提出について
2015年09月29日
昨年名鉄金山駅の商業施設「ミュープラット」が改装されました。私も関わっている「あいちトイレ研究会」のメンバーがそこのトイレを見に行ったところ、トイレの設計にいろいろ配慮がなされているトイレだということが話題になりました。今回、名鉄で設計を担当された方からお話を聞く機会がありました。まず現地を一緒に見た後にお話を伺いました。
お話を聞くとその方のトイレの設計に関する知識や思いの込め方が半端ではないことが分かりました。やはり設計する人がどう考えどう実行するかによって大きく違うなと改めて実感しまいた。また女性社員からの意見を聞くことも丁寧にされたことも分かりました。設計に当たってのコンセプトは「トイレがきれいだからテナントに来た」という形にしたかったということです。
特徴的なのは通常のトイレスペースの中に広いトイレがあることです。女性のブースはパウダールームが充実し、男子の小便器は床に飛び散らないタイプが採用されています。また多目的トイレは限られたスペースの中で動きやすいスペースの確保や使いやすい簡易ベッドの採用、開閉ボタンの位置など細かいディテールに配慮されています。研究会の仲間と伺ったお話を紹介できる形でまとめられたらなと考えています。
通常のフックより重さに耐えます
これもこだわりの一つ
財政福祉委員会では補正予算、関連議案を賛成多数で可決しました。明日の本会議で可決される予定です。
注目の天守閣木造化については、以下の附帯決議を付して調査費の補正が可決されました。委員会の中では財源に関すること、市民からの意見聴取の方法についてなど様々意見が出たようです。財源フレームが決まれば2万人規模の市民アンケートが行われる予定です。今回「技術提案・交渉方式」の方法論が採用されることになりますが、委員会資料によれば要求する提案内容の中にはバリアフリー化についても入っているのでまずはその提案される内容を待つことにしたいと思います。
いずれにせよゴール(2020年)を決めて物事をすすめるということは問題が生じる元になります。私も今後慎重な判断をしていきたいと思います。
<附帯決議>
1 名古屋城天守閣の木造復元に係る概算経費が約270億円から400億円と莫大であり、厳しい財政状況の中、市民生活に大きな影響を与える懸念があることから、関係局との協議を踏まえ、国・県支出金、寄付金、地方債、市税等の割合を含めた財源フレームを明確にし、優秀提案選定後の工期・工程・概算事業費等が明らかになった段階で速やかに、市民アンケートを実施しあわせて議会へ報告すること。
2015年09月28日
昨日、「社会♡責任あいちpresents NPOの社会責任について考える」という集まりに参加しました。主催者の団体で作成したNPOの社会責任をチェックするためのワークブックのお披露目とそれを使っての簡単なワークショップが行われました。ワークブックの基盤にはISO26000があり、これからのNPOに問われている課題を考えようとするものです。NPOのメンバーが普段考えていないことに気付かせてくれる内容なのでスタッフの研修などで利用できるのではないかと思いました。
またNPOの社会責任について考えるため川北秀人さん(人と組織と地球のための国際研究所代表)の講演もありました。自治体の社会責任についても話され、責任を果たすためNPOなどに仕事を優先的に発注することが必要ではないかと指摘されました。いわゆる公契約条例です。フェアトレードタウンというならそれくらいのことをやらないのはおかしいとの指摘はもっともな指摘でした。また超高齢社会の中で元気な60代から70代の人にはもっと活動してもらえるような仕組みづくりの重要性も指摘されていました。
ISO26000はもっともな話ですが、これがこれからの助成を受ける時のスタンダードになっていくとするとNPO団体の淘汰が始まるとも思いました。NPOという手段を各団体がどう使っていくのか明確にしていかないと生き残れない時代がやってきている感じです。
NPOの社会責任を考えるワークブック
今日は健康福祉局の総括質疑でした。入札については大阪の毛布メーカーが落札しています。メーカーだから安い価格を提案できるのですが、2700万円以上の入札はWTOで決められた規則で入札を行わなければならず地元企業に還元できないのは残念なところです。
また午後からは決算審議に向けて簡単な勉強会を行いました。担当する健康福祉局、病院局、財政局の決算書の概要の説明を受けました。9月議会は後半戦に入ります。
資料は盛りだくさんです
2015年09月27日
今日で御嶽山噴火から一年が経過しました。第三者としての立場でいる身としてはあっという間に一年がたったという感じがあります。この間木曽の人と話をしていても観光などは回復基調にあるとはいえ一度落ち込んだものを元に戻すのは簡単ではなさそうです。この噴火をどう引き継いでいき、今後に活かしていくのか難しい課題です。スーパームーンの中秋の名月を眺めながらほんの少しではありますが亡くなった方や行方不明の方への追悼の気持ちを捧げました。そして木曽川流域の上下流交流の活動をもっと広げていかねばと思うのでした。
私のスマホでは中秋の月も冴えません
議員インターンシップの最終報告会があり最後の方だけ参加してきました。会場には東海4県で参加した130名もの学生がいて、こんなに多くの人が参加していたんだと思いました。私の事務所にも1名の学生が来て2か月間熱心に活動してもらいました。私と一緒に行動してもらうことで市会議員がどんな活動をしているのか実感してもらえたらと思っているところです。本人からも楽しかったし、勉強になったとの感想もあり(お世辞ではないと思っているのですが、、、)喜んでいます。
来年の参議院選からは18歳から選挙権がありますし、今回の「安保法案反対」ではSEALDsの活動に見られるように若い人の行動が注目されました。何だかんだ言っても次世代を担う人に頑張ってもらうしかありません。インターンを受け入れることがそんなことにつながっていってくれればこんなうれしいことはないのです。
最終報告会の様子
全国手をつなぐ育成会連合会全国大会名古屋大会の全体会が3000人の人が参加して白鳥センチュリーホールで開催され、民主市議団として参加しました。国会議員のシンポジウムがあり、いま国会で議論されていることの報告がありました。
障害者総合支援法の3年後の見直しに関しては、知的障害者の高齢化の問題と住まいの問題について自民党の衛藤議員より説明があり、今後「グループホームに入れない人」(という表現をしていました)が入れるようなグループホープ2つを合わせたような高度化したグループホームか30人定員程度の施設を地域の中に作り、地域の中のグループホームをバックアップするような制度のイメージを実現したいという話でした。グループホームのミニ施設化がさらに進んでいくだろうし、認知症グループホームのイメージと重なるものがありました。
また公明党の高木議員からは成年後見制の見直しを議員立法で提出したいとの報告がありましたが、情勢報告の中でも高齢化の問題と絡めて成年後見制度のことと共に介護保険との整合性と費用負担の問題が取り上げられていました。これらの動きについては注視しておく必要があると改めて感じました。
当事者の方々のコーラスで始まりました
大会実行委員長のあいさつ
2015年09月26日
昨日に引き続き「なやばし夜イチ」のビールまつりに行き、今日はしっかり飲む体制で臨みました。木曽路ビールの香り高いものとフルーティーなものを飲んで、開田高原のいわなの塩焼きを食べ、友人の作った豚汁を食べ、久し振りに会う人に行きあったりと短い時間でしたが楽しいひと時でした。
木曽路ビール楽しみました
開田高原のいわなの塩焼きです
会場は盛り上がっていました
古川元久衆議院議員の国政報告会がありました。私もあいさつさせていただきました。古川議員は、今国会での安全保障法制をめぐる安倍政権の問題を立憲主義の視点から、また法案の内容の問題性などをはなされました。会場からも安保法制の問題や消費税の軽減税率などの質問が出ていました。
2015年09月25日
今日と明日、納屋橋で「なやばし夜イチ」でビールまつりが開催されています。いろんなビールが飲めます。木曽川の上下流交流をしている者としては、初参加の木曽路ビールがイチオシです!ぜひぜひ飲みに行って売り上げの協力をしてください。明日26日は11時から21時までです。
財政福祉委員会、財政局の総括質疑です。財政局の議案は補正予算(名古屋城整備検討調査費(天守閣木造化調査費)3500万円、金シャチ横丁構想の推進300万円の計3800万円の収入部分についてです。3800万円の財源に繰越金をあてるという議案です。
繰越金の内容について解説すると、平成26年度の予算残額が17億2500万円ありその半分8億7000万円を財政調整基金に繰り入れ、残りの8億5500万円が27年度に繰越金として計上されています。そこから9月補正として3800万円を使うので残額は8億1700万円になります。
本来であれば今日財政局分の質疑を終結するのですが、経済水道委員会で天守閣木造化についての議論がまだ続いて、議案の修正という可能性もあるということで今日は質疑を終結せずに議論ができる余地を残すように委員会の日程を決めました。
2015年09月24日
財政福祉委員会、今日は健康福祉局関連の質疑です。今回の定例会には、災害救助用備蓄物資として毛布を取得するための議案が提案されています。内容は、9万3600枚の毛布を1億3576万円ほどで購入するというものです。予算は2億230万円で組んでいましたが7社参加の入札により上記の金額になりました。1枚当たり1450円になります。9万3600枚のうち約8万3000枚を南海トラフ地震で津波が予想される中川区、港区、南区の208か所の避難所に配置することになります。残りは市の備蓄倉庫に置いておきます。
昨年10月に「名古屋市震災対策実施計画」が策定され、その中で毛布の備蓄については2013年(平成25年)に7万1000枚だったものを2018年(平成30年)には27万6000枚にするという計画目標が立てられました。今回の購入はその目標達成のための第一弾となります。
名古屋市では今年度から危機管理局が作られました。現状では震災対策全体のコントロールを危機管理局が行い個々の計画実施についてはそれぞれの局、例えば毛布の購入は健康福祉局が行うというようになっています。しかし新たな局を作ったのだから備蓄物資など危機管理局に一本化できるものもいくつかあるのではないかとも思われます。災害救助物資は厚生労働省の管轄だから健康福祉局が対応するということではなく、危機管理局を設けた意義を活かす役割分担を考える余地はありそうです。
2015年09月23日
秋分の日、シルバーウイーク5連休の最終日。本当は朝から本屋に行ってゆっくり本を眺めたいところだったのですがまったくそんなことはできず、書類が乱雑に詰め込まれた自分のカバンの中を整理してやるべき仕事を整理をすることで精いっぱいの一日でした。次のシルバーウイーク5連休は11年後だとか。
2015年09月22日
喫茶店でインターン生と打ち合わせをしていた時の一コマです。私はゆず茶を飲みました。飲み終わろうとしてゆずの皮をかき混ぜていると黒いものが見えたのでゆずのへたか何かと思い摘み上げたところ何と小さくて黒いハチのようなものの姿がありました。
私は特に気にしないので最後に店の人にこんな虫が入っていたよと告げたところ、店長らしき人がこれはまずいというような顔になり、私が別に気にしていないし、原因を調べた方がいいよと言っているにもかかわらず「スミマセン、代金は返させていただきます」と3度くらい言うのです。私はそのたびに「そんなつもりは一切ないから」と断ります。
私は、「おそらくゆずの砂糖漬けの中に入っていたかそこに入り込んだかのどちらかじゃないか。虫をちゃんと保存してその辺をちゃんと調べた方がいいんじゃない」と言っているのですが店員はお金を返そうとするので、せっかくいい指摘をしているのに何なんだと気分を少し害してしまったという出来事がありました。
今日でプラザ合意から30年ということらしい。先進主要国、当時で言えばG5がドル安に持っていこうと協調した合意でした。しかしその合意により新たな問題が生じ、結果的にはバブルの発生、バブル崩壊へと流れていきました。そして今はアベノミクスによる異次元の金融緩和。しかし様々なものがグローバル化する中で通貨や為替を管理するということが可能なのだろうかという疑問が残ります。確かなことは1000兆円を超える日本政府の借金が存在していて、それを帳消しにするような経済の拡大はもはや困難であろうという現実です。
いろんな人が資本主義の限界や「成長なき時代」の社会のあり方について議論をしています。しかし問題が複雑すぎて見通しの良い社会構想はなかなか見えてきません。過去には戦争によって状況を打開したりリセットしたりしてきた歴史があります。しかし二度とこのような選択肢を取るべきではないのは当然です。
私は現在考え付くことは、社会的に排除される人をこれ以上生み出さない、社会的格差をこれ以上拡げないという視点を元に地道に新たな仕事を創造し、共に生きていくことを続ける中でシンプルで公正性のある制度設計を構想するしかないということです。本当に一つひとつです。
2015年09月21日
午前中、内山学区の敬老会にも参加させていただきました。内山学区は今池近辺の地域で平地で外出しやすい地域です。地下鉄東山線桜通線が交差している地域でもあり、将来は高齢者の住みやすい地域として街を再編していけるといいなあと思います。
今池まつりの2日目でした。昨日に続きヤキトリを焼きました。炭による遠赤外線効果のためか右腕は真っ赤になってしまいました。トラブルもなく完売で2日間を終えることができてホッとしています。
今日も、似合っているといわれました
木曽の人とみん・みんの会のメンバーの集合写真
夜もにぎわいました
2015年09月20日
第27回今池祭りが今日と明日の二日間にわたって行われます。私は恒例のヤキトリ屋さんです。他にもたこ焼き、わっぱんの販売、みん・みんの会による木曽関連の物販のブースが並んでいます。今回は特別に、「平和こそ最大の福祉!」という私のスローガンをデザインした顔出し看板を作りました。ぜひ写メを取りに来てください
ヤキトリ焼くのが似合っているとの評判です
平和こそ最大の福祉!の顔出し看板
近藤昭一議員も撮影に来ていただきました
多くの人でにぎわいました
2015年09月19日
今日は環境デーなごやが久屋広場で行われ、フェアトレードタウン名古屋の宣言が行われました。また、木祖村・名工大・連合愛知が連携したブースでゲームをしたり、自治労名古屋学校支部給食部会のブースをうかい春美議員と伺うなど、環境活動をされている方々とお話をする機会がたくさんあり、また新しいことを知ることができました。夜にはフェアトレードタウン誕生を祝う会が開催され参加しました。
木祖村で作った炭を顕微鏡できるというコラボ
うかい春美議員と給食部会の人と
フェアトレード誕生祝賀会で話す原田さとみさん
河村市長と原田さんがサインした木製の宣言文
地下鉄東山線今池駅のコンコースの広い空きスペースを利用してミニイベント「お祭りだよ!メトロ今池2015」が開催されたので伺いました。日本全国のバス降車ボタンを100個以上並べて押すことのできる装置の展示(これがなかなかいい感じでした)、名古屋市立大学芸術工学部とコラボしたゲーム、瀬戸窯業高校の生徒が作り運転するミニ電車の運行、鉄道模型ジオラマの展示及び運転体験、「みんなの市バス・地下鉄」絵画展、レゴランドPRコーナーなどが並び多くの方が訪れ楽しんでいました。
駅務区が中心になって企画をすすめたそうです。聞いたところによれば、インターネットで出店者を探して依頼したりとイベント会社が入らずに、職場のみんなで作っている手作り感が満載でいい感じの企画でした。
全国のバスの降車ボタンが並んで壮観です
名市大芸術工学部の研究室が協力したゲーム
瀬戸窯業高校の生徒が走らせてます
鉄道模型のジオラマ
レゴで作った名古屋城
2015年9月19日2時18分、憲法違反の法案が参議院本会議で可決されてしまいました。
日本の平和主義、立憲主義がないがしろにされてしまいました。集団的自衛権が容認され、戦後日本の安全保障法制が大きく悪い方向に舵を切ることになります。何かのきっかけで戦争に参加する=侵略することになってしまう法案が可決されたのです。「平和安全法制」だなんてなんとブラックジョークな命名でしょう。「日本の平和を守るための法制」だなんてなんと欺瞞に満ちているのでしょう。
法案が成立したとしても戦争に参加することのないよう取り組みを続けなければなりません。そしてこの法案が沖縄の、そして辺野古の問題と地続きであることを忘れてはなりません。
安倍政権の暴走を止めよう!平和こそ最大の福祉!
2015年09月18日
ボストン美術館でヴェネツィア展が明日から始まります。内覧会を駆け足で見てきました。入口にある、ヴェネツィアの町全体を細かく描いた鳥瞰図が圧巻です。ガラス、レース、布地などの工芸品が素晴らしいです。もう一度ゆっくり見に行こうと思います。来年2月21日までの開催です。
9月20日(日)、21日(月・祝)、今池商店街のお祭りである「今池まつり」が行われます。「まことの仲間たち」でブースを出し、私は恒例ですが、ヤキトリを焼きます。場所は十六銀行前です。お時間のある方は遊びに来てください。お待ちしています。
また、「平和こそ最大の福祉!」の顔出し看板作りました。ぜひ写メを撮りに来てください。どんな看板かは来てのお楽しみです!
2015年09月17日
安全保障法案、いわゆる戦争法案が参議院特別委員会で強行採決されてしまいました。特別委員会の委員長の鴻池議員はインタビューに答えて「不本意な形の採決であったが、議論は尽くされたと思っている。強行採決ではない」と答えていました。そんなはずがありません。初めからずっと平行線でした。安倍政権は指摘された問題点、アメリカとの関係など本当のところが何も明らかになっていないと思います。議論は始まってもいないという言い方でもいいのかもしれません。
昨年7月1日に一線を越えた安倍政権による集団的自衛権の行使容認の閣議決定から1年と少し、まだあきらめるわけではないですが本当に残念で悔しいです。過去の悲惨な戦争の歴史をしっかり学び再確認し、次の世代につなげていかねばならないことを再確認したいと思います。
高田渡の「自衛隊に入ろう」という曲の歌詞の一節が頭をよぎります。「日本の平和を守るためにゃ、鉄砲やロケットがいりますよ。アメリカさんにも手伝ってもらい、悪いソ連や中国をやっつけましょう。」
今日まで鶴舞中央図書館で自殺防止週間に合わせた「こころの絆創膏キャンペーン」のパネル展示とブックリストの展示が行われていたので最終日となってしまいましたが見に行ってきました。担当の方に伺ったところ、反応も良くて本の貸し出しも多くあったと聞きました。詩集などの反応が良かったそうです。
いろんな人を受け止めてくれる図書館であるということが重要だと思います。中高生などの若い世代の人の利用もあると思うので、今回のような企画やいじめ問題などの企画もいいのではないかと思いました。大きな反響を呼んだ鎌倉市図書館公式ツイッターのツイート、「もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね」は素晴らしいと思います。
今回の企画は以前から企画されていたものなのでこのツイートを意識したものではありませんが、図書館の重要な役割を表していると思います。鎌倉市の教育委員会は不登校を助長するかとの理由で一時ツイートを削除しようとしたそうですが、そんな対応しているから不登校になってしまうのです。居場所もなく、逃げ場もなければ不登校にならざるを得ないのです。社会の中に様々な居場所があることが本当に求められている時代であるということを私たちは敏感に感じ取らなければならないのです。
若い人たちもよく見てくれたそうです
キャプションをどうつけるか
職員の方も悩んだそうです
本日質問をした、うえぞの議員と
私のネクタイの柄は平和の象徴のハト
午後から私の議案外質問を行いました。
1点目に「活力ある名古屋市組織のあり方について」質問し、市長は人事委員会勧告をしっかり受け止めて賃金を保障していくことが新たな人材の確保という点で重要だということを訴えました。また、職員のモチベーションを高めるために、現在行われている派遣研修に加えて、見聞を深める研修や戦略的な研修を行うよう求め、当局からは検討していくとの回答を得ました。
2点目に「難病患者に対する福祉施策の適用拡大について」質問し、特に福祉特別乗車券に適用してはどうかと質問しました。回答では「慎重に検討する」との回答しか得られませんでしたが、私は社会モデルによる障害のとらえ方を取り入れて、名古屋市単独事業である福祉特別乗車券なので名古屋市独自で社会モデルの判断基準を作ってはどうかと再質問しましたが回答は同じでしたが、名古屋市全体に問題点を認識させることはできたのではないかと思います。
ただ、会派の持ち時間が食い込んだため当初の予定持ち時間30分が23分になってしまったので早口になったり、答弁を突っ込めなかったりしたのは残念でした。
2015年09月16日
夕刻から名駅西口でのSEALDsTOKAIの行動に参加してきました。主催者発表では1500人の参加とアナウンスされました。若者の必死のコールが、国会の事態が緊迫していることを感じさせます。「安倍は辞めろ!戦争法案絶対反対!」と力強い訴えでした。
今日の本会議質問で公明党の沢田晃一議員から「障害者差別解消に向けた本市の取り組みについて」とのテーマで質問があり、当局からは「障害者差別に関する相談に対応できる総合的な相談窓口の設置や事案解決に向けて適切に対応ができる仕組みの検討」「条例の必要性も含め、障害当事者を含めて市民参加による議論の場の設定」を検討するとの回答がありました。具体的なことは今後障害者施策推進協議会などで議論されていくことになります。
2015年09月15日
今日から本会議での質問が始まりました。まず名古屋城天守閣に調査に関する質疑が自民から2名、共産から1名の計3人が質問しました。議員からいくつかの疑問が示されましたが、市長は「そのような疑問に答えるために専門家による提案を受けて考える」との答弁でした。また正しい情報が議会に示されていないのではないか、民意がどこにあるのかわからないなどの指摘もあり、市民に対してアンケートを取ることを明らかにしました。
また、エレベーターの設置に関して市長は、「エレベーター付けても災害の時には動かないのではないか」という意味不明の答弁がありました。議事録などを確認してその発言の真意を調べる必要がありそうです。とにかく今回の技術提案の公募が木造化の着手ありきではないことを委員会審議の中でしっかりと確認していかないといけません。
今回、民主市議団からは5人が質問に立ちます。私は議案外質問3日目の17日午後に質問です。
<民主市議団のメンバーの質問内容>
○うかい春美議員
1.金山駅周辺のまちづくりと市民会館の今後について
2.子どもたちの豊かな心を育むために―ネットやスマホによるいじめや犯罪からの救済策―
3.権限移譲を活かした教育の充実について
○土居よしもと議員
1.街路樹の維持管理について
2.堀川の整備とにぎわいづくりについて
○森ともお議員
1.ICT教育の充実について
(1)タブレットパソコン及び指導用デジタル教科書の整備・拡充
○うえぞの晋介議員
1.東海交通事業城北線の利便性向上に向けた本市の取り組みについて
2.MICEの誘致推進について
○斎藤まこと
1.活力ある名古屋市組織のあり方について
(1)人材を確保するための人事委員会勧告
(2)職員の人材育成・人材活用のための研修のあり方
2.難病患者に対する福祉施策の適用拡大について
(1)適用拡大の考え方と今後の取り組み
(2)福祉特別乗車券への適用拡大
2015年09月14日
私が名古屋に来たと同時期(1980年4月)に名古屋に来て、学生時代などにいろんなことを教えてもらった方が63歳で亡くなり葬儀に行きました。司祭であった彼は、教会内のことだけではなく、教会と社会の関係について、様々な市民活動に関して幅広く関わってこられた方でした。そういうこともあり葬儀には多くの方が全国から集まりました。
人が亡くなると、亡くなる前に会っておかなければ、話をしておかなければと後悔することばかりです。最近は葬儀で旧友に久しぶりに会う機会が続いています。そんな時「ゆっくり話したいね」というのですが社交辞令の域を出ません。忙しい毎日の中で本当に時間なくあたふたしていますが、各地の旧友とゆっくり話す機会をつくろうと葬儀の場で来年の日程を決めたのでした。
2015年09月13日
共同連大会二日目、共生(暮らし支援)の分科会で成年後見制度について考えました。私は分科会のコーディネーターをさせていただきました。知的障害者や精神障害者の権利を守るためには成年後見制度しかないのだろうかという素朴な疑問から分科会が設定されました。
現在の成年後見制度では基本的に個人の意思決定は許されず、後見人の判断で物事が判断されることになります。それゆえ、後見人になる人が地域で共に生きるということについてどういう考え方を持っているかによって被後見人の一生が大きく変わります。大変だから施設に入るという選択をしてしまえば一生施設に入ってしまうことになるのはあり得ることです。
国連で採択された障害者権利条約第12条で、「障害者が生活のあらゆる側面において他の者との平等を基礎として法的能力を享有することを認める。」と規定していて、そんな障害があっても法的能力を有するとも明記しています。いま成年後見に代わる意思決定の仕組みが求められているのです。例えば支援付き意思決定などという考え方が広く議論されています。
分科会では、成年後見がかえって個人の尊厳を損なうのではないかという提起を共有したり、意思決定をどう支えているのかの現場のお話を聞きました。また、障害者のことをよく理解していない弁護士や医師などの専門家に振り回される当事者のこと、本人の立場に立った意思決定とはどういうことなのかと悩む現場の人の話などがありました。最近の「成年後見の広がり」が障害者を地域から引き離してしまうことがないよう、地域の中で共に生きることにこだわって意思決定の支援をしていかなければならないことが重要であるということが確認できた分科会でした。
2015年09月12日
今日と明日の二日間、札幌で共同連全国大会が行われているので参加しています。記念講演は辛淑玉(シン・スゴ)さん。男女平等参画の話を皮切りにホロコースト、そして最近のヘイトスピーチの状況まで戦争で多くの人が殺される、特に国家にとって「役に立たない」と言われる人が真っ先に殺されてきた歴史を振り返りながら、人の命の大切さを、生きることの大切さを訴え、それを守るには闘わなければならないと明るくそして力強く講演されました。
その後、辛さん、ピアカウンセラーの安積遊歩さん、アイヌアートプロジェクトの結城幸司さんとの鼎談がありました。出生前診断という命の選別の暴力性が見えにくくなっている現在の状況が語られ、アイヌと日本人がどのように出会い直ししていくのかという問いかけがあるなど本当に濃密な鼎談でした。
最後に「生活困窮者支援と共同連運動」と題したシンポジウムでは私が司会をして行いました。共同連運動の原点にある「反差別」の視点を今こそ再認識して、障害者とだけではなく、幅広くネットワークを作って社会的排除された人とともに、生活困窮な人とともに社会的事業所を作り上げる必要があるとまとめることができました。
夜は約400人の人が一堂に会してジンギスカンでワイワイ楽しみました。
アイヌの祈りで開会です
辛さんの元気のいい講演
中身の濃い鼎談
辛さん、結城さんと一緒に
シンポで司会しました
安積さんと一緒に
400名でジンギスカン
2015年09月11日
スマホが突然壊れました。朝街頭で活動をした後に電話をかけようとスマホをポケットから取り出したら電源が落ちてうんともすんとも反応しなくなりました。ドコモショップに行き緊急の電話を借り、そのままアップルショップで見てもらったら、通電が全くされない状態です。このような状態はあまりないのですが。交換しかありません。」と言われました。さっそく新しくセットアップをしていたら、焦って操作ミスをしてライン(LINE)の履歴が全部消えてしまいました。やっぱり便利さに頼っているとこういったことになります。
東海豪雨から15年目となります。あの日のものすごく激しい雨の降り方と道路に雨水が溢れて車でいつもなら20分くらいのところ1時間以上かかって移動をしたことを鮮明に覚えています。その日に北関東や東北ではあちこちで堤防が決壊するという大変な災害が起きています。状況が早く収まり、被害が少しでも小さいことを祈るばかりです。名古屋の空を見上げれば雲一つない秋晴れの空が広がっているので、自然の幅広さと多様さに複雑な気持ちになります。
名古屋の空はきれいな青空でした
朝今池で民主党2区支部のメンバーで「安全保障法制を廃案へ」と訴えました。
2015年09月10日
今日、民主党名古屋市議団は28年度予算要望を市長に提出しました。
9月定例会が開会しました。今日は市長から提案理由説明がありました。今回提案されている議案の概要は以下の通りです。
<補正予算>
○一般会計 計3800万円
・名古屋城整備検討調査 3500万円
※名古屋城の天守閣木造復元に関して、契約手法として「技術提案・交渉方式」(オリンピックの新国立競技場と同じ手法)を採用してゼネコンに見積もってもらうための予算です。
・金シャチ横丁構想の推進 300万円
※金シャチ横丁は第1期の整備・運営を行う事業者の公募と集客向上策の検討調査のための予算。
○債務負担行為
・第3児童相談所建設の設計費用 2300万円
<条例案 6件>
・名古屋市有料自転車駐車場条例の制定 → 有料自転車駐車場を公の施設とし指定管理者制を導入するための規定整備
・名古屋市空家等対策の推進に関する条例の一部改正 → 法律改正による規定整備
・名古屋市下水汚泥固形燃料化施設整備運営事業者選定審議会条例の制定
・名古屋市地域防災計画に定める大規模な工場その他の施設の用途及び規模を定める条例の一部改正 → 法律改正による規定整備
・名古屋市営住宅条例の一部改正 → 法律改正による規定整備
・火災予防条例の一部改正について → 法律改正による規定整備
<一般案件 9件>
・災害救助用備蓄物資として毛布を9万3600枚取得する
・椿町線こ道橋新設工事の契約の契約金額、完成予定期日の一部変更
・矢田・星崎コミセンの指定管理者の指定
・昭和橋公園、細根公園の区域の変更
・市道路線の認定及び廃止について
・大府市内、長久手市内、豊山町内、大治町内の市バス路線に関する協議(4件)
2015年09月09日
歴史・産業文化・観光戦略特別委員会があり守山区に整備予定の「歴史の里」について報告を受けました。本来であれば現場視察の予定でしたが台風の影響で現場がぬかるんでいるために市役所での質疑だけとなったのは残念でした。
国指定史跡の志段味古墳群を中心に5地区、6古墳1古墳群を2018年度(平成30年度)供用開始で整備が予定されています。この古墳は前方後円墳、帆立貝式古墳、円墳、方墳など4世紀から7世紀の古墳時代全期間にわたる多様な古墳がまとまって存在しているところが全国的にも珍しいところで、そのことが一番のセールスポイントとなっています。今後年間100万人の来場者を想定した整備がすすめられます。
私は地区全体の景観、雰囲気づくりを重要視してほしいということと、バリアフリーなどの動線の確保とバリアフリーが難しい場所についてどういった対応をするのか当事者など関係団体の意見をしっかり聞いて整備してほしいと要望しました。一度現場を見てこようと思います。
2015年09月08日
新栄のスターバックスでNPO法人ポパイが主催する「生活☓芸術」というイベントが行われています。北区にある知的障害者の施設「アトリエブルート」で生まれた芸術作品が店内におしゃれに展示されています。お時間のある方はぜひ。9月18日までです。
雨の中、栄のスカイル前で連合愛知名古屋地協が労働者保護ルールの改悪反対の街頭行動を行ったので参加しました。今日は参議院の委員会で労働者派遣法改悪案が附帯決議を付けて可決されてしまいました。派遣労働者がますます流動化、細分化されていくだけです。本当の同一労働同一賃金、同一労働同一保障を実現させなければ労働の流動化は企業経営側のためのものでしかないと思います。
雨が降る中の行動でした
川柳を載せたうちわを配りました
財政福祉委員会で今後(平成28年〜31年)の財政収支見通しが報告されました。この収支見通しは2016年度(H28)予算編成の前提になり、市長の独自施策や新規の施策などに充てる臨時・政策経費を例年通り一般財源で70億円確保することになります。
歳入のうち市税収入は、
平成27年度は5001億円(個人市民税1552億円、法人市民税677億円)
平成28年度は5025億円(個人市民税1579億円、法人市民税630億円)
と見込んでいます。法人市民税は消費税増税に合わせて一部国税化されたので28年度には114億円減収になりますがそれを上回る法人市民税の増収を見込んだため市民税全体としては24億円の増収との見通しです。また5%減税により28年度は115億円の減収となっています。
28年度は歳入全体で見ても1兆726億円(前年比+3億円)と27年度とほぼ同等を見込んでいます。一方、歳出面で見ると、障害者福祉や子育て支援、生活保護などに充てる扶助費は前年比1.2%増の2921億円で歳出全体に占める割合は27%で、5年後の2019年(平成31年)では3169億円で全体の28.1%になると予測しています。また、人件費、公債費、投資的経費などはほぼ横ばいの見込みとなっています。
結果的に平成28年度の収支不足は83億円となり、その不足分を行革で53億円(うち土地の売却10億円)、職員定員100人減で5億円、住宅供給公社への貸付金の返還などで25億円で収支を埋め合わせる計画です。また扶助費が年々増加することもあり収支不足は2017年度126億円、2018年度132億円、2019年度は176億円と年々増えていく試算となっています。
この収支見通しは重要な指標となりますが、収支不足を常に現状の行革で埋めていくのでは、結局細かい節約の積み上げと職員定数減で帳尻を合わすしかない、マイナススパイラルの解決策でしかないのが現実です。減税効果の冷静な検証と新たな視点をもった行財政改革の立案が急務です。一議員としても良い案を考えないといけません。
収支見通しは名古屋市のホームページのアップされています。
http://www.city.nagoya.jp/zaisei/page/0000073922.html
2015年09月07日
この間ゴタゴタしていた愛知県の障害者差別解消推進条例に関して、愛知障害フォーラム(ADF)が記者会見をして見解を明らかにし、愛知県に対して意見・要望を表明しました。記者会見において明らかになったことは、8月31日に愛知県の担当者がADF関係者に説明した時には相談ではなく、決定事項を説明するという姿勢だったということでした。
会見の中でADFの方は、9月議会の提案を見送った大村知事の判断を評価するとともに、今まで条例を制定してきた他自治体において障害者団体や当事者の意見を聞かずに制定された例はないとの指摘がなされました。愛知県にはぜひ当事者団体の意見を聞いて丁寧な議論をすすめていただきたいと思います。ADFが示した意見・要望は以下の2点でした。
1 障害当事者、家族、障害者団体等のヒアリング及び愛知県障害者施策審議会での十分な審議を保障してください。
2 職員対応要領とは異なり、条例の施行日は何時までにという期限があるわけではありません。従って、9月議会に拘ることなく、12月定例会、3月定例会も視野に取り組んでください。
千種区の共同募金委員会の理事会があり参加しました。千種区では募金額(昨年度で約1200万円)が最近減少しています。平成21年を100とすると昨年度は76.9ポイントで愛知県全体の93.2ポイントに比べても低いのでいろんな形で募金額を増やす工夫が必要だという提案がありました。議論の中で募金がどのように使われたのか詳しくわからないのでわかりやすい報告が必要だとの意見が出たり、市の福祉施策の取り組みと共同募金による福祉現場への支援との関係はどうなっているのかなどの意見も出ました。
共同募金委員会の会計は募金額の出し入れだけになってしまうので共同募金会の会計だけでは使途内容についてはわかりません。募金が県の共同募金委員会から区の社会福祉協議会の交付されることになるので、社会福祉協議会の会計を見ないと使途内容が把握できないことになります。しかし募金を集める地域の方々にしてみると、そのような会計が別だという理屈では実感として納得しづらいのも理解できます。また共同募金委員会の事務局と社会福祉協議会は人が重なっているので余計にわかりにくくなってしまいます。わかりやすい報告の仕方を工夫して募金を集める方々のモチベーションを高めることが必要だと思いました。また社会福祉協議会が、「一民間社会福祉法人だ」と簡単に言えない立ち位置にいることを社協の職員の方や役所の方が意識して説明しないとわかりやすい説明にたどり着かないとも感じました。
2015年09月06日
雨が強く降りました
今日は防災訓練の日でしたが雨天のため小規模で行うことになり来賓の参加は取りやめとなりました。いざという時のための備え、事前の訓練は大事です。例えば、安否確認のために使う災害用伝言ダイヤル(171)なども事前に使い方を練習をしておけばいざという時に役立ちます。私も一度練習をやったきりなのでもう一度しなければいけないと思っているところです。伝言ダイヤルは、通常時でも下記の日時で体験利用ができます。
【体験利用日】
•毎月1日及び15日 00:00〜24:00
•正月三が日(1月1日00:00〜1月3日24:00)
•防災週間(8月30日9:00〜9月5日17:00)
•防災とボランティア週間(1月15日9:00〜1月21日17:00)
【提供条件】
•伝言録音時間 :30秒
•伝言保存期間 :6時間
•伝言蓄積数 :10伝言
2015年09月05日
愛知弁護士会主催の「集団的自衛権行使のための違憲立法に反対する愛知大集会&パレード」が白川公園であり、パレードは2つのコースに分かれて行われました。私は矢場町コースを歩きました。参加者は主催者発表で6000人と発表されました。廃案のためにはもう一押しが必要です。
白川公園に多くの人が集結
矢場町から栄に向けてデモ行進
デモ終了後、近藤昭一衆議、
内河弁護士、飯島滋明さんと
集会宣言は以下の通り
安全保障関連法案の即時廃案を求める集会宣言
政府提出の『安全保障関連法案』は、7月16日の衆議院本会議での採決の強行後、参議
院に送付され、現在、参議院での採決強行が懸念されています。
この間、8月14日には安倍首相による戦後70年談話が発表されました。首相は「二度
と戦争の惨禍を繰り返してはならない。」とし、「70年間に及ぶ平和国家としての歩み」の
「不動の方針を、これからも貫いてまいります。」と述べ、最後に「『積極的平和主義』の旗を高く掲げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献してまいります。」と結んでいます。
しかし、戦後70年の平和国家は、何よりも日本国憲法第9条及びその前文の平和主義に
よってもたらされたものです。にもかかわらず、日本国憲法に反する違憲立法によってこの平和主義を改変しようとするものこそ、安倍首相のいう「積極的平和主義」にもとづく『安全保障関連法案』です。
『安全保障関連法案』は、戦後歴代政府自身も認めなかった集団的自衛権の行使を可能に
し、また、これまで禁止されてきた自衛隊の他国軍への弾薬の提供や発進準備中の戦闘機への燃料の補給を可能にするなど、日本国憲法第9条に違反する法律案です。しかも、世界中どこへでも自衛隊を派遣できるという点で、自衛隊が海外で武力行使する危険性が飛躍的に高まるものです。
憲法改正手続も経ずに、一内閣の閣議決定によって憲法解釈を変更し、このような違憲立法を制定することは、日本国憲法のもとに国政が行われるべきとする立憲主義に違反します。
安倍首相は、戦後70年談話の中で「いかなる紛争も、法の支配を尊重し、力の行使では
なく、平和的・外交的に解決すべきである」と述べました。しかし、憲法に違反する『安全保障関連法案』は、自衛隊が海外で武力を行使する場面を拡大するものであり、安倍首相自身の談話とも整合しません。
全国の憲法学者の大半が『安全保障関連法案』は憲法に違反すると断じています。8月3
1日公表の日本経済新聞社とテレビ東京による世論調査においても、55%が今国会での法
案の成立に反対しています。このような中で、本法案を成立させることは、国民主権を無視し、わが国の民主主義を根底から覆す暴挙です。
本集会に集う私たちは、政府に対し、『安全保障関連法案』の即時廃案を強く求めます。
2015年9月5日
「集団的自衛権行使のための違憲立法に反対する愛知大集会」参加者一同
2015年09月04日
夕刻、名古屋駅前で民主党が今の戦争法案を廃案に追い込もうと街頭活動を行い、県内の国会議員や連合愛知会長などが暴走する安倍政権の問題を訴えました。
金山駅で木曽町開田高原から届いたトウモロコシの販売が金山駅の連絡通路で行われました。木曽町や木曽町観光商工会の方々が「木曽谷ぶらり市」と称してトウモロコシ2000本の販売やそばや地酒などの特産品を販売する企画でした。おいしそうなトウモロコシと地酒を買いました。
会場では長野県の商工会の方が訪れた人にアンケートを取るなどして御嶽噴火からの復興するにはどうすればいいのか模索されていました。木曽町役場の方からもどうしたらいいのでしょうかという問いかけもありました。木曽は名古屋からだと意外に近いということをもっともっと知ってもらう必要があるのではないかと思っています。木曽は名古屋市民にとって気軽に訪れ楽しめる地域なのです。
2015年09月03日
障害者差別解消に関する条例案で愛知県がドタバタしています。9月1日の中日新聞に突然、愛知県が9月議会に「障害者差別解消へ条例案」と一面に記事が出ました。出張中でしたがメールなどで情報が入ってきました。
記事の内容を見ると、法律では努力義務となっている差別をなくすための「対応要領」策定を義務付けるという部分に条例化する意義があるとなっているようでした。その後入手した情報によれば、それ以外は法律の内容をそのまま盛り込むようなものでしかなく、条例名も「差別禁止」ではなく「差別解消」となっていて独自に条例を制定する意義がどこにあるのかわかりにくいものです。
当然障害者団体は、寝耳に水の状態なので「ちょっと待ってくれ。自分たちに相談なしに決めてくれるな」との声が上がりました。結局本日行われる予定だった条例案提出の記者会見はなくなり、9月議会への提案も取り下げとなりました。障害者団体にも意見を聞いて12月議会に出し直してはどうかという声もあるようです。いずれにせよ今回の愛知県の根回しまったくなしの、それも当事者団体抜きでの進め方はまったくいただけないものです。障害者団体からは名古屋市でも差別禁止条例を制定してほしいとの要求が強く出ています。今後丁寧な議論をすすめて、制定を急ぐよりも内容をよくすることが重要ではないかと思います。
2015年09月02日
函館空港にアイヌアートの作品を販売する店「ラプ」があります。ラプは羽という意味だそうです。アイヌの文様が刺繍がされたポシェットと文様が印刷された一筆箋を購入しました。そしてアイヌの歴史と文化を紹介するパンフ、「函館アイヌの足あと」というパンフレットをいただきました。
1997年、「北海道旧土人保護法」が廃止され、新たに「アイヌ文化振興法」が制定されました。この法律の目的をいま一度再確認したいと思います。その第一条には「この法律は、アイヌの人々の誇りの源泉であるアイヌの伝統及びアイヌ文化(以下「アイヌの伝統等」という)が置かれている状況にかんがみ、アイヌ文化の振興ならびに、アイヌの伝統等に関する国民に対する知識の普及および啓発(以下「アイヌ文化の振興等」という)を図るための施策を推進することにより、アイヌの人々の民族としての誇りが尊重される社会の実現を図り、あわせて我が国の多様な文化の発展に寄与することを目的とする。」と規定されています。アイヌを一つの民族として認めるという意味で重要な法律ですが、文化振興だけが規定されアイヌに対する差別などアイヌが抱える多くの課題については法律は対象にしていません。障害者差別解消法が来年に施行されようとしている時だからこそ「アイヌ文化振興法」についても関心を持たなければならないと思います。
イランカラプテはアイヌのことばで「こんにちは」の意味だそうです。パンフレットにはイランカラプテ「こんにちは」からはじめよう、と提案されています。
アイヌの刺繍が施されています
パンフレットをいただきました
2015年09月01日
宿泊したホテルの横には観光地の赤レンガ倉庫群があるため観光客にアピールするためかマンホールのふたもきれいに塗られていました。
五稜郭
イカ
教会
通常の?五稜郭
有名な金森倉庫群
2日目は函館に移動し函館競輪を視察。この競輪場は6年前から普通競輪はすべてナイター競輪として開催しています。また5年前からはICカード「eスマートカード」を導入し、カードに事前にチャージして投票、払い戻しなどをキャッスレスで行うシステムにしています。またそのカードを利用することによって市内の飲食店や宿泊施設などの協賛により割引が利用できる仕組みもあります。しかしここでも他競輪場同様入場者の減少は続いています。この15年間は一般会計への繰り入れができていないのですが、あと3年で年間2億8000万円の借金がなくなるのでそれ以降は単年度黒字が生じるとのことでした。
函館競輪場
移動はリフト付きバスだったので乗降が楽でした