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2015年09月28日
昨日、「社会♡責任あいちpresents NPOの社会責任について考える」という集まりに参加しました。主催者の団体で作成したNPOの社会責任をチェックするためのワークブックのお披露目とそれを使っての簡単なワークショップが行われました。ワークブックの基盤にはISO26000があり、これからのNPOに問われている課題を考えようとするものです。NPOのメンバーが普段考えていないことに気付かせてくれる内容なのでスタッフの研修などで利用できるのではないかと思いました。
またNPOの社会責任について考えるため川北秀人さん(人と組織と地球のための国際研究所代表)の講演もありました。自治体の社会責任についても話され、責任を果たすためNPOなどに仕事を優先的に発注することが必要ではないかと指摘されました。いわゆる公契約条例です。フェアトレードタウンというならそれくらいのことをやらないのはおかしいとの指摘はもっともな指摘でした。また超高齢社会の中で元気な60代から70代の人にはもっと活動してもらえるような仕組みづくりの重要性も指摘されていました。
ISO26000はもっともな話ですが、これがこれからの助成を受ける時のスタンダードになっていくとするとNPO団体の淘汰が始まるとも思いました。NPOという手段を各団体がどう使っていくのか明確にしていかないと生き残れない時代がやってきている感じです。
NPOの社会責任を考えるワークブック
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