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2015年08月24日
さいたま市に行き、「誰もが共に暮らすための障害者の権利の擁護等に関する条例」、いわゆる「ノーマライゼーション条例」について調査してきました。条例制定から5年が経過し、現在施行後の状況の検証作業中だということでした。条例についての認知度は昨年度大幅に上昇しましたが28%でまだ低い状態です。周知をすすめるために簡明なパンフレット、小学校6年生全員に配布し読んでもらおうというもので「簡明版」と称していますが、内容はなかなかハイレベルです。
また、障害者差別に関する相談件数は、2011年から毎年、5件、7件、4件、9件という推移で4年間で25件、条例によるあっせんに至った例はまだないということでした。名古屋でも障害当事者団体から条例制定の要望が強くあります。丁寧で着実な議論を積み上げていきたいと思います。
条例を説明するパンフ「簡明版」
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