名古屋市会議員 さいとう まこと(斎藤亮人) オフィシャルサイト


「はじめます! 共生の街づくり」 名古屋市会議員 さいとう まこと(斎藤亮人) オフィシャルサイトへようこそ!


本文へスキップ



ページ本文

« マンガ「パーフェクトワールド」を読みました | メイン | スズメバチの駆除について考える »

2015年08月17日

「選択と集中」論は何をもたらすのか?

 最近「地方消滅の罠」(山下祐介著、ちくま新書)をそろそろと読んでいます。その中では「選択と集中」という言葉にもっと敏感にならなければならない、その論理は弱者切り捨てにつながるという提起がされています。地方消滅の裏返しの議論で、大都市の高齢者を地方に移住させてはどうかという提案、私からすれば無茶というか、暴力的な提案すら登場しています。ひとり一人を大切にするという感性がどこかに置き忘れられているような気がします。日本社会全体を丁寧に分析しながら多様な問題解決の方法論を生み出す必要があるとの提起には全く同感という思いがしています。この本を読んでいると、もっと物事をゆっくりと考える時間を持たないとだめだということを改めて感じています。

コメント

コメントしてください




保存しますか?




©2005. MAKOTO SAITO, All rights reserved.