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2015年08月05日
朝鮮半島の統一と東アジアの平和のために活動するNPO法人三千里鐡道が韓国のノリペ神命(シンミョン)という劇団日本に招き、そのマダン劇を見ました。解放70周年、光州民衆抗争35周年、6・15共同宣言15周年といういくつかの思いを込めた企画で、マダン劇は秀吉の朝鮮侵略から日本による侵略、そして光州民衆抗争、6・15共同宣言などの歴史を民衆の視点から演じるものでした。
このような重たいテーマを扱っているのですが、歌あり、体を使った遊びなどを取り入れ、観客にも歌や踊りに参加してもらいながら劇は進行します。笑いあり、悲しみあり、怒りありの内容は韓国民衆の共同体の力強さを表現していました。そして見事なエンターテイメントであり、パフォーマンスでした。単純に楽しく面白いマダン劇でした。このような表現は日本の様々な運動が作り得ていないものです。韓国の運動の底力を感じました。生活のいろんな場面でみんなで一緒に肩を組んで歌える歌を創り出したいとこういうパフォーマンスを見ると強く思います。
舞台いっぱいに動きます
観客も一緒に踊ります
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