« スズメバチの駆除について考える | メイン | 郡上市にて木曽三川流域自治体サミット開催 »
2015年08月19日
名古屋競輪組合議会の競輪事業活性化特別委員会で競輪場の現地視察を行いました。競輪や競馬、競艇などの公営競技は最近少し売上高が若干増加してはいるものの基本的には横ばいを何とか維持している状態です。競技別の2014年度(平成26年度)の売上高を見ると、
競輪 6159億円
中央競馬 2兆4936億円
地方競馬 3879億円
競艇 9953億円
オートレース 668億円
開催1日当たりの入場者数は
競輪 1672人
中央競馬 2万1328人
地方競馬 2487人
競艇 2119人
オートレース 3630人
また売り上げも競輪の場合、売上高の内訳はインターネット売上が22.8%、場外売上69.8%、本場売上7.4%となっています。やはり競輪場に直接来てもらわないと今後の売り上げ維持はますます難しいと思われます。今年度には競輪組合ではバンク内広場に芝生を貼って地元に開放したり、民間事業者と協力して若い人の発送を取り入れた企画の検討を行う予定にしています。しかし公営ギャンブルへの関心は中央競馬以外はそれほど高くないので経営を好転させるのはなかなか難しく、当面は赤字にならないようにとの工夫を続けざるを得ないというのが現状ではないかと思います。
コメントしてください