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2015年05月27日

あおなみ線のSLとアンデルセン

 あおなみ線にSLを走らせる名古屋市、いや河村市長の構想がほぼとん挫したと新聞紙上をにぎわしています。大井川鉄道からSLを借りることが困難になったという内容です。しかし河村市長は科学館にあるSLを再生させるか、または明智鉄道に協力をお願いするか模索中だとも報道されています。実現のためには相当な金額と人手を投入しなければならないのは明白なのになぜこれほどまでにSL走行にこだわるのだろうか。これは市長のお気に入り施策に共通していること、つまり市長の持つノスタルジーに依拠しているということだと思います。もちろんノスタルジーが悪いわけではありません。問題なのは個人のノスタルジーと市の施策がごちゃごちゃになるところだと思います。

 そんな中、今日、伏見駅に行ったので少し寄り道をして長者町地下街にある古本屋で本を1冊買いました。最近亡くなった詩人長田弘の「詩人であること」というエッセー集。その冒頭、アンデルセンの物語について思いを書き連ねる中でアンデルセン伝を書いた人の発言を紹介しています。「アンデルセンは古きよき日々という思想を信じなかった。過去にあこがれることなしに、あくまでいま、ここの物語を描いた。あだゆめを語ることはしなかった。」と。今日はいい本が手に入った。

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