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2015年05月24日

重心施設「ティンクルなごや」開所式

 午前中、北区にあるクオリティライフ21の区画内に重症心身障害児者施設「ティンクルなごや」の開所式が行われました。隣は市立西部医療センターと陽子線治療施設があります。定員は90名(うち10人は短期入所)ですでに10人が入所していて2年間で定員を満たす予定とのことでした。名古屋市から社会福祉法人むつみ福祉会が受託して運営します。

 施設内には企業からの多額の寄付によってあらゆる場所に天井走行型のリフトのためのレールが設置されています。ここまで徹底してリフト設備が設置されているところは他にありません。職員の腰痛防止などに大きな力を発揮することと思われます。また、入所者が週2回ではなく、週3回入浴できるようにするためにミスト浴の機器が多く設置されていることも特徴です。また壁面に名古屋市立大学芸術工学部鈴木賢一研究室の協力で星をテーマにした絵が描かれているスペースもあります。ティンクル=キラキラ輝くということなので星がテーマとなっていて部屋の区画名などもオリオンとかスバルとか星の名前がついています。

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このようなレールが至る所に

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お湯を霧状にして体にかけ温まります

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星がテーマです

 こういった施設、名古屋市内で初めてとなりますが、ここ数年同様の施設が愛知県内にできています。これは春日井コロニーの縮小の受け入れ先を造ってきたという流れがあります。さらに岡崎市にも来年1月開所予定の施設が建設されています。入所施設から在宅へという流れの中でこの重心施設をどう位置付けるのかは重い課題です。私も議会で、入所型の施設を造る同時に地域における医療的ケアの体制などを充実させることとセットでなければならないと指摘してきました。医療的ケア、介護体制、住居の確保などを充実することによって重心施設が「終の棲家」でなくても良いという選択肢を選べることができる名古屋市になればいい、いやしなければ、と心底思います。

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