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2014年05月11日
午後高浜市のかわら美術館に行き、ボーダーレス・アート・コレクションを見に行きました。一応チェックしておかねばという思いで見に行ったけれど展示されている多くのものは以前見たものでした。でも何度見ても興味深いです。
最近は障害者が制作したという表現は意識的に避けられていて、「それはアカデミックな美術教育を受けていない、あるいは公に発表することを目的とせず、私的な理由で作品を制作する作家たちの表現であり、そこにも我々が芸術に求める感動や癒しがあるのです。」(ホームページの紹介文より)というような言い方で表現されています。また今回の展示では障害がない人の作品も展示されていました。その意味でボーダーレスということなのかもしれません。
でも、専門的な美術の教育を受けていないとか、私的な理由で制作するとか言われると、なぜ絵を描くのか、なぜ展覧会をするのか、なぜ絵を売るのかなどという根本的な問いが生じて仕方がないのです。
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