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2014年05月28日
名古屋市の市営住宅の「車いす利用者専用住宅」の設備仕様について見直しがありました。今までも流し台や洗面台、手すりなどが選択や追加などができたのですが、今回その中身が見直され選択の幅が広がりました。
見直しの主な内容は、
・便器について、便器の高さを選択(400ミリまたは450ミリ)。便器の向きを3方向から(単身者は2方向)選び手すりは跳ね上げ式を1本設置。
・玄関・ホール、浴室、トイレの下地を増やしてすりの取り付けれる個所が増えました。
このように改善が進んだのはいいことですが、一方で別な意味で大きな変更がありました。今までは「車いす利用者専用住宅(ハーフメイド)」から「車いす利用者専用住宅(住宅設備仕様選択方式)」となり、ハーフメイドという言葉がなくなりました。
確かに今の状況では「ハーフメイド」というのは大げさかもしれません。当局が言うには、入居者からハーフメイドというが期待したほどではなかったという感想が寄せられたそうです。
私は車いす住宅をハーフメイド化しろと主張してきただけにその名称が消えてしまうのは私の取り組みがしっかりしていなかったともいえるわけです。いま一度車いす住宅についてリターンマッチを仕掛けることができるかどうか勉強してみます。
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