« 福祉健康産業展&防災・減災・危機管理展 | メイン | 千種区総合水防訓練行われる »
2014年05月24日
「生活困窮の課題を地域でどう解決してゆくか」と題して、支援する人とされる人の関係を考える集会があり、その中のシンポジウムを聞きました。シンポジウムのテーマは「社会的孤立を生み出さない地域への挑戦」というもので自治体のケースワーカーや引きこもりの人を支援しているNPOの人、厚労省の人に学者というシンポジストの面々。。
「地域でどう解決するのか」という設定は地域包括ケアシステムの話でも出てくることで最近よく聞くフレーズです。「社会的孤立を生み出さない地域」という設定はやや複雑な気がします。社会的孤立を生み出さない社会と生み出さない地域との違いは何なのでしょうか。地域特性(いわゆる地域資源などの地域ごとの状況も含めてだと思いますが)を考えた取り組みをする時に「地域」という視点になるということなのでしょうか。その辺はよくわかりませんでした。
岐阜のNPO仕事工房ポポロの中川健史さんが「専門性のない専門性が必要だ」と発言された視点は重要だと思いました。「専門家が上から目線で支援をする」という構図はよくあるからです。専門性が素直に受け止めることを妨げる事例です。
支援する支援されるを超える契機は「共に生きる」という視点にある私はと思っています。
コメントしてください