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2011年09月23日

医療的ケアが必要な人の在宅生活を考える

 「重症心身障がい児・者を地域で支えるために」と題した在宅療養支援セミナーに参加。豊田市子ども発達センターの三浦清邦医師の講演を聞きました。痰の吸引などに関する医学的説明を詳しく聞くことができました。来年からはヘルパーなど介護職が痰の吸引などのいわゆる医療的ケアが行えるようになります。重度障害者の在宅生活を支えるための大きな制度変更となります。福祉分野の人はしっかり対応していかなくてはなりません。
 一方、名古屋市も西部医療センターの隣の敷地に重症心身障害児・者の入所施設を平成27年度に開設予定していますが定員(90人の予定)がいっぱいになるのはすぐだと思います。より多くの人がその施設を利用するためには、やはり一定程度施設に入った後は在宅で生活できる人は地域での生活を送れるようにする体制づくりがどうしても必要です。医療と福祉そして住宅施策が連携したプランが求められます。西部医療センターに近い城北荘の立て替えなどにそのプランを組み込むことも一つの方法かもしれません。また三浦医師の話にもあったのですが、どれだけ医師が確保できるのかという根本的な問題がまだまだ横たわっているのも厳しい現実です。

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