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2014年09月12日
本日、9月定例会が開会しました。河村市長が提案理由説明をしたのですが、いつものような賑やかし=エンターテイメント中心の話で残念ながら私はワクワク感を感じることができませんでした。案件の説明の前に市長は若干私の思うところを申し述べさせていただきたいと前置きして話し始めました。
リニアで名古屋と東京が40分でつながることで「東京都名古屋区」になるか「世界に冠たるナゴヤ」になるのかの曲がり角に立っているという認識を述べた後、名古屋城天守閣木造化、アジア最大級の国際展示場、1000メートルタワー、熱田神宮におかげ横丁のようなものを作って伊勢神宮と蒸気機関車でつなぐ、ベルリン・ウィーンフィルと並ぶ名古屋フィルハーモニー構想、子ども応援委員会の6項目を掲げ、これを名古屋の「Take5プラス」呼ぶのだそうだ。
そしてこれは世間が批判する思い付きの「箱物行政」ではなく、政治活動20年、人生65年の集大成として毎日朝から晩まで検討を重ねている中身の伴った構想だというのです。この構想で名古屋市職員がモチベーションを高め、名古屋市民が賛同の声を上げるというなら私は白旗を上げるしかないのですが、私はそうはならないと思います。
もちろん名古屋市が日本全体に、そして世界に発信力を高めるための中身を創り上げないといけにという意味においては市長と同じ思いなのかもしれませんが、やはりこの案は名古屋らしくないと思います。名古屋は地味で堅実、しかし結婚式は派手という風土だと思います。私なら「大いなる田舎の名古屋」のコンセプトで世界に発信したいところです。
9月議会は後半で決算審議を行いながら10月15日まで行われる予定です。また来週には私も本会議で個人質問する予定です。
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