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2014年11月15日
いま名古屋市美術館で「ゴー・ビトウィーンズ展 こどもを通して見る世界」が開催されています。この夏に同じ企画が東京の森美術館で開催されているのを見る機会があり、非常にいい内容で感銘を受けた記憶がよみがえります。図録によると、「19世紀末、ニューヨークの貧しい移民の暮らしを取材した写真家ジェイコブ・A・リースは、英語が不自由な両親の通訳として様々な用事をこなす移民の子どもたちを「ゴー・ビトウィーンズ(媒介者・間をつなぐ人)」と呼びました。」と説明されています。
こどもが様々な境界、例えば国境、民族、性別、年齢、時間などの境界を自由に行き来できる存在であり、またその境界の存在を明確にしたりぼやかしたりできる存在であることを、そして何より子どもたちの存在が未来を教えてくれます。それぞれ面白い作品ですが、特に私のお気に入りは、金仁淑(キム・ウンスク)の作品、スヘール・ナッファール&ジャクリーン・リーム・サッロームの作品です。
いまのところ客の入りがいま一つだそうです。ぜひ見に行ってください。少々社会的メッセージ性が強い面もありますが、美術館に行ってあれこれ考えるのも楽しいですから。私はまだ行っていませんが、隣の科学館での「館長庵野秀明 特撮博物館」も面白そうですよ。
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