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2014年01月29日

大都市における農業を考える/チャレンジファーマーズカレッジ&農地バンク制度

 チャレンジファーマーズカレッジというものをご存知でしょうか。名古屋市農業センター(天白区)内で一人当たり約50uのほ場で、指導を受けながら1年間栽培技術を学び、収穫物の販売などを経験する講座のことをいいます。使用料として年間3万5000円支払います。募集定員は8名。修了後は「農地バンク制度」により市内の農地の斡旋もしてもらえます。ただ、必ず農地が保証されるわけではありません。2月11日〜28日で募集がありますので関心のある方は、農業センター(801−5221)まで問い合わせてください。

 農地バンク制度は平成26年度から実施予定の制度で、遊休農地などをファーマーズカレッジ修了者など新たに就農しようとする人たちに斡旋し、支援していこうというものだ。現在名古屋市には田・畑合わせると2013年度現在で、1364ヘクタールほどの農地面積があり、そのうち遊休農地やそうなりそうな農地は合わせると3.43ヘクタール(全体の約0.25%にあたる)あるそうだ。

 市民農園も様々な形が広がりつつあり、民間企業が農家との間に入り管理業務を行う形が広がってきているようだ。いすれにせよ、障害者就労と農業、六次産業化、地産地消、食の安全、そして私も取り組んでいる上下流交流などを考える時、「農」の問題は大きな課題だし、大都市における農地の貴重さをもっと多くの市民に知ってもらう必要もあるだろう。市民、特に高齢者の中には家庭菜園や、ちょっとした野菜作りなどをしたい人がものすごく多くいるのも感じる。このような市民ニーズにどう応えていくかは行政の仕事の一つであるだろう。

 戦後復興の象徴である100メートル道路。しかし時代は次のステップに入っている。アスファルトから土へ転換する時が来ていると私は強く思うのだ。

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