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2010年12月18日
午前中、愛知淑徳大学で行われた「無国籍状態の子どもの人権のゆくえ」と題したシンポジウムに参加。発言者は、金児真依さん(UNHCR法務官補佐・難民保護担当)、阿部浩己さん(神奈川大学法科大学院教授)、小島祥美さん(愛知淑徳大学講師)、榎井 縁さん(とよなか国際交流協会事務局長)、李 節子さん(長崎県立大学大学院人間健康科学研究科教授)という充実した顔ぶれ。パネラーのみなさんの無国籍状態の子どもたちへの思いを込めた熱い報告が続いた。
特に、無国籍者について経験上得たデータで論文を書くと、当該の無国籍者に不利益になる可能性があると考えて長年データを発表することができなかったと語った李節子さんの発言には、研究者としての本当に真摯な態度には尊敬の念を感じました。国籍法や入管法の在留資格で翻弄される人々を救うために、そして生み出さないために、社会的排除をしない日本社会を創っていかないといけないことを改めて教えてくれた内容あるシンポジウムでした。
昼からは、名古屋市政の民主主義を守る市民の集いパートV「許していいのか 市政の私物化」と題した集会にパネラーとして参加。河村市長の市政運営のあり方に疑問をしめす集会でした。パネラーは、私の他に、後房雄さん(名大教授)、本秀紀さん(名大教授)、小林武さん(愛知大学法科大学院教授)、コーディネーター池住義憲さんでした。
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