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2010年06月27日
今日は、障害ある人もない人も共に地域の中で働き生活していこうと活動している「わっぱの会」の総会が開かれました。わっぱの会は来年で40周年を迎えます。また自立支援法の廃止に伴う福祉制度改革の見直しなどもあり、会の運営についての改革案が提案され承認されました。
総会に先立ち「障がい者制度改革推進会議と障害者施策の行方」と題して、推進会議委員の北野誠一さんの講演があり、障害者の置かれた状況の歴史的経過を話されながら、本人、家族、支援者相互間のエンパワーメントについて問題提起されました。また、講演を承けて「障害者就労のこれから」というシンポジウムが開かれ、障がい者制度改革推進会議総合福祉部会の委員である、ライトハウスの近藤さん、日盲連の田中さん、わっぱの会の斎藤縣三さんを交えた議論が行われました。
福祉的就労をどう考え施策を具体化していくのかについてはまだまだ議論の隔たりがあることを再認識しました。しかし工賃月額1万5000円とかいう世界から脱却するのに、その現場の構造をそのままにして賃金補てんというのは基本的な問題先送りでしかないことは明らかだと思います。
総会終了後、参議院選挙での街頭演説会のため星ヶ丘に移動。雨が降り出す状況でしたが250人?を超える方々が集まりました。私も地元選出の議員ということで短く演説。政権交代の意義を継続する意味においても民主党が勝利しなければなりません。
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