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2014年12月17日

「生協のんびり村」で「地域」の力強さを学びました

 東海市にある南医療生協の「生協のんびり村」をわっぱの会のメンバーで見学し、関係者の方々と交流をしてきました。900坪ほどあるという土地に認知症のグループホームほんわか(9室)、小規模多機能居宅介護おさぼり(定員25名)、誰もが入れる多世代共生住宅あいあい長屋(18室、現在は高齢者ばかりだそうです)の機能あり、その他に地域交流館おひまちがあり地域住民の方との交流の場になっています。また施設の一部を利用して喫茶や農園もあります。

 木材がふんだんに使われている施設は落ち着きます。そしてみんなが食事をしたり休憩したりするスペースはいずれも自宅にいるかのような、いい意味で雑然としていて特筆すべきいい雰囲気でした。玄関から中に入った瞬間そんな感じが伝わってくる場でした。

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 この場を作るのに南医療生協の会員のみんなで8000万円ほど出資をして建設したそうです。現在は東海支ブロックは10支部(その中に110班存在しているとのこと)、会員8551人で構成されています。会員のみなさんのお話を聞いていると、班の活動がしっかり地域の中でのつながりを創り出し、みんながいろんな形で運営している様子が窺えました。単にサービスを利用するだけの会員ではないと感じました。

 いま厚生労働省では新しい仕組みとして地域包括ケアシステムを提案しています。しかしその仕組みも介護保険事業者以外に地域の中で高齢者のために活動する人が存在しないと機能しないのは明白です。地域の中で働く人をしっかり評価する仕組みが必要なのです。この「生協のんびり村」には抽象的な地域のつながりではなく、具体的な地域のつながりが紡ぎ出されていると感じました。

 見学の後、おいしい料理を作っていただき楽しい交流もさせていただきました。感謝!!

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