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2014年04月23日

命の選別がされない社会を!

 ここ数日、出生前診断などに関する新聞記事が続きました。19日には「新出生前診断に7775人」(中日)、「ダウン症児の出生15年で倍増」(朝日)、20日には「妊婦の遺伝知識不十分」(毎日)といった具合です。

 7775人は、昨年4月から今年3月までに診断を受けた人数で拡大傾向にあるという。診断を受けた人のうち染色体異常があると判断された人は1.8%。そのうち中絶した人の数は不明だという。命の選別になっていないのだろうか。検証が必要だ。

 ダウン症児が増えたのは高齢妊娠が増えたからという分析です。中絶数も推計で1.9倍になっているという。新型出生前診断の際に妊婦に対して医師がカウンセリングをすることになっていますが、医師の約6割が妊婦が知識不十分だと感じたというアンケート結果です。知識を持っていると医師が感じたのは4%、安易に受診していると感じた医師が19%だそうだ。

 どんな障害があっても一つの命。障害ある人と女性が共に生きやすい社会が実現できないと、いつまでたっても一つの命が選別されれことがなくならない。

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