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2014年04月21日
「3331 Arts Chiyoda」というアートセンターを見学してきました。ここは千代田区の旧錬成中学校の跡地を利用して、千代田区が運営団体を公募し賃貸する民設民営の施設で、平成22年6月に設置された地上3階地下1階の建物です。3331は、江戸一本締めの、「シャ・シャ・シャン シャ・シャ・シャン シャ・シャ・シャン シャン」のリズムからきているそうだ。
建物の全景
1階には大きな展示スペースと小さな展示スペースがあり、そのほかにフリースペースやカフェ&レストランのスペース、関連グッズなどを販売スペースなどがあります。他のフロアには小さなギャラリーがいくつもあり、またアート関連の団体や会社などが入っています。地域の人が使うスペースもありました。屋上にはオーガニック菜園があります。さすが東京で、情報の集積がものすごく全国の情報が集まっているし、様々な企画が溢れるように提示されていました。全体的にセンスがよく非常に魅力的なスペースでありました。そして廃校利用の方法として非常に参考になりました。
教室をぶち抜いた?コミュニティスペース
ポラコート展の案内
会場では「ポラコート宣言2014」が開催されていました。ポラコートとは、障害のあるなし、経験の有無言関わらず、「純粋」で「切実」な行為や表現が「逸脱」した存在となった時、そこに「芸術性」を見出し、世界に解き放つことを意図した取り組みです。これは障害ある人の作品を取り上げるアウトサイダー・アートを乗り越えようとする取り組みです。その点でこの取り組みの視点は非常に重要なものだと私は思います。非常に魅力的な作品が「並列」していました。いろんなところで障害者のアートが氾濫している現状をどう考えるのかということを考えるきっかけになる提案だと思います。
その他の写真は以下に
ここは話し合ったりするラウンジの一つ
地域の人が利用できるスペース
昔使っていた靴箱の再利用
地下鉄末広町駅1番出口
リフトを使うと階段幅いっぱい
東京の過密さを示している感じだ
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