2014年06月20日
昨日から3日間にわたって「第5回 緩速・生物ろ過国際会議」が名古屋市で行われています。鍋屋上野浄水場の緩速ろ過地がある名古屋の水道100年ということもあり名古屋市で行われました。
名古屋市上下水道局からも昨日は水道100年に関しての発表があり、会場にはポスターセッションで鍋屋上野の緩速ろ過地の機能と改修工事について紹介されていました。その中で名古屋の水道水の水質の良さが日本有数でかつおいしいのは木曽川の水質の良さであることが紹介されていました。
ポスターセッションの様子
鍋屋上野の緩速ろ過池を紹介するポスター
会場に入り少しだけ発表を聞きました。私が聞いたときイギリスの研究者が、エストロゲン(確か女性ホルモン?)をろ過地の砂に存在する微生物が分解する現象について考察している内容でした(手元に資料がないので正確ではありませんが)。農薬との関連性についても言及されていました。
川の魚がメス化するなど環境ホルモンのことが話題になりますが、こういったことが研究されていることを知ることができ有意義でした。もちろん一瞬話を聞いただけなので不正確な気もするのですが、木曽川水系の水質について上流、中流、下流において目的をもって何かの物質の濃度を調べたりするのも必要だと思いました。
会場は名古屋市公館
イギリスの研究者の発表
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