« 木曽・おんたけ風景あれこれ展 | メイン | 「ダブルインパクト・明治ニッポンの美」展始まる »
2015年06月05日
今日の新聞の一面には昨日の衆議院憲法審査会において自民党・公明党が推薦した人を含め、憲法学者3人の参考人全員が「安保法制は憲法9条違反である」と意見を述べたという記事が大きく報道されています。官房長官は「まったく違憲ではないという著名な憲法学者もたくさんいる」と述べたとも報道されていますがこれは事実には反すると思います。
3人の学者は、閣議決定だけで集団的自衛権の行使容認を認めることが違憲であり、立憲主義に反すると指摘しているのです。いくら保守政権であってもこのような指摘を重く受け止めることが民主主義にとって必要な姿勢です。それこそ政治に求められる「品格」ではないかと思います。しかし安倍政権にそれを求めるのは残念ながらというか当然というか無理のようです。
コメントしてください