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2015年06月24日

病室で考えたこと

 知り合いの方が倒れられ入院された。病状はおそらく脳梗塞。障害があるお連れ合いとは30年来の付き合い。そして私やわっぱの会などがヘルパーの派遣など生活を支える部分の援助に長く関わってきました。その奥さんが倒れられたというのでさっそく病院に伺いました。病院の看護婦は当然ですが、「プライバシーのことがあって病状については教えられません」とおっしゃる。30年来よく知っていて、プライバシーはあなたより遥かによくわかっていると心の中で思いつつもどうしようもありません。

 本当に不条理です。親族の方々も普段あまりお付き合いがないとどう判断していいのかわからないというのも正直なところです。しかしこういった時の判断の場面では、よく知った他人よりもよく知らない親族が優先されてしまいます。延命治療をどうするかという判断の場面に立ち会ったこともありますが非常に複雑な気持ちになります。扶養義務の裏返しでこういうことになってしまいます。本人のことをよく理解する人とは一体どういう人なのか、よく理解している人を誰かが認めてくれるようにすることができないのか。こういう場面になるといつも思わずにいられない問題です。

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