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2014年03月13日
敬老パスに関して岩城副市長にも委員会に出席してもらい質疑が行われました。
岩城副市長は、敬老パス負担額を従来の積算方法であれば139億円であったものを昨年度と同水準額である134億円を来年度の負担金の予算として組んだことについて繰り返し「とりあえずそうした」と発言しました。このことのいい加減さを追及するやり取りの中で岩城副市長は、139億円を134億円にするのは行政の裁量の範囲内だと答弁しました。
しかし予算は細かに根拠を定めて積算するというのが税金を扱う行政の「常識」であり、会計原則です。しかし副市長は少々のことは裁量で決めていいと認めたに等しい発言でした。そうであれば議会で細かく予算審議をする必要がありません。私は、「そうであるならば予算審議なんかできはしない」と指摘しました。
また副市長は減税議員の質問に答える中で「今回の予算案は問題があると認識している」というとんでもない発言まで飛び出しました。問題があるというならば予算案を出し直してもらわないといけませんし、そう思って予算を提案しているとすれば副市長の責任が問われるような問題です。いずれにしても市長に話を聞く必要があるので市長の出席を要請して質疑を終えました。
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