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2014年03月03日

異例の議運を「経験」=理事の選挙が実施される

 今日行われた議会運営委員会において、減税日本の理事を議会運営委員会において選挙で選ぶということが行われ、少なくとも戦後の名古屋市議会においては初めての事態という極めて異例の議運となりました。

 通常議運の理事は各会派の幹事長が選ばれるのが慣例となっています。昨年私がそうでした。議会運営を各会派の代表が集まって議論する場が理事会なので、各会派の意見をまとめる立場の人が就任するというのが当然だからです。減税日本は今年度になっても問題が生じるたびに会派の役員が猫の目のように変わり、今年度の初め誰が幹事長だったのだろうかと思うほどです。その減税日本が昨年11月に問責決議を受けた湯川議員を幹事長=理事にしたいと主張するのですが、さすがに各会派それを受け入れるのが難しいのは普通に、論理的に考えればわかります。しかし議論がまとまらないまま時間が過ぎ、正式な理事が空席のまま明日からの2月議会の代表質問が始まるという事態に至ってしまいました。

 こうなった以上理事空席のままでは議会運営に支障をきたすので今日の議運で何らかの結論を出さないといけなかったのです。減税日本からは話がまとまらない場合は選挙などの方法で選んでほしいとの意思表示もあったので今日の議運で異例の理事選任のための選挙が行われたのでした。議会事務局は特別に投票箱や投票用紙を作成して選挙に臨みました。

 その結果、金城議員4票、鹿島議員6票、無効票7票で減税の鹿島議員が理事に選ばれました。ここに至るまで、理事会はものすごい時間を費やしています。本当に理事のみなさんの努力に頭が下がります。今後筋の通らない主張をして時間を費やすことだけは止めていただきたいと減税日本の方々にお願いしたいです。今日「貴重な経験」をしたわけですが、経験しなくてもいい経験だったことは間違いがありません。

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