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2015年07月11日

名古屋市の第2斎場開場式がありました。すすんだトイレの設計もありました。

 名古屋市港区に名古屋市の第2斎場が13日から稼働しますが、今日開所記念式典があり財政福祉委員として参加し完成した斎場を見学してきました。場所はイオンモール名古屋茶屋の東隣になります。

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南側から見た全景

 現在八事斎場では1日平均66件ほど火葬されていて昨年度(平成26年)は年間2万2000件の火葬数となっています。今後高齢化の進展とともに火葬数は伸び続け、想定では2044年(平成56年)に年間3万4000件でピークに達します。八事斎場の老朽化も考えると第2斎場はどうしても必要な施設だとして20年来の計画でした。

 総工費172億円(整備費111億円、用地取得費61億円)をかけた新斎場は30基の火葬炉と30室の休憩室がありプライバシーや自然との調和、環境対策に配慮したもので、同時に津波避難ビルの役割も果たすことになっています。今後、八事と港で火葬数を半分ずつ分担する想定です。また指定管理により太陽・近鉄グループが運営を行います。

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お別れ室には自然光が差し込んでいます

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バックヤードには火葬炉が並んでいます。

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待合室はすべて個室(有料)です。

 新斎場のトイレには新しいコンセプトで設計されたものがありました。トイレを見るのに結構時間がかかってしまいました。最近少しずつ増えているのですが、通常のトイレの中に幼児と一緒に入ることを想定した(つまり幼児を座らせる場所がある)トイレがありスペースが広くとってあります。開口部が広くとれるようドアが折りたたみ式にもなっているので私のような手動式車椅子ユーザーはなんとか利用できる可能性があります。もちろんフルスペックの多目的トイレは当然あるのですが、これからは一般のトイレでオストメイトが利用する、ベビーカーを入れることができる、というような発想で通常のトイレスペースが設計されていくことが理想だと思います。名古屋市の施設でこのような例が今までにあるのかどうか一度確認してみなければなりませんが、これからの進むべき方向性が示されていてとてもいいと思いました。

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私の車いすはうまく入りました

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