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2014年12月15日
自民党の小泉進次郎さんは今回の選挙を総括して「熱狂なき選挙であり、熱狂なき圧勝だった。有権者は冷静に聴いていた。」と発言したと報道されました。私はこの指摘は的確のような気がしています。毎日新聞には「冷めた信任を自覚せよ」とも書かれていました。逆に言えば野党の弱さ、つまり今回の選挙は政権選択の選挙ではなく、安倍政権の信任選挙になってしまったことが今回の低投票率の結果、愛知県で54.19%(前回59.07%)を生んだとも言えます。
民主党が政権交代の受け皿になるための政策・構想を示せなかったのも低投票率に拍車をかけたのだと思います。特に財源についてどう説明するのか冷静な国民はしっかり見ていたと思います。民主党は「埋蔵金」があるといってそれを掘り出すことができなかった過去があるから余計にそのことに敏感でなければならないはずですが、その点については今回の選挙戦において全く明確ではありませんでした。
新しい世代で党首を選び、安易な野党再編の前に国民にしっかり政策を提示できる内容をまず議論してもらいたいと思います。そこからしかこの民主党の底の状態を脱する道はないと思います。民主党にとっては「この道しかない」のではないでしょうか。
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