« 延命治療について考える | メイン | 野宿労働者の越冬活動が行われています »
2014年12月29日
私が尊敬する方の葬儀がありました。キム・ボンスという方で朝鮮人の強制連行の歴史を丹念に掘り起こし、運動を全国に広げることに尽力された方でした。この10年ほどは、わっぱの会や共同連が韓国の方と交流する時に通訳や翻訳、さらには運転手もお願いしたりしました。また韓国からわっぱの会の撮影にやってきた人が最後の編集作業をする時にしっかり付き合ってくださって映画「わっぱ」(監督:シム・ミンギョン)が完成したのでした。
いつもお願いばかりしていました。亡くなったのは非常に残念です。そして心残りもあります。ボンスさんは強制連行の歴史を調べるために長野や岐阜のあちこちに出かけ朝鮮人労働者に関するいろんなエピソードを知っていました。木曽川流域の上下流交流をしている者にとっては一度その話をしっかり聞いておきたいと思っていたのに果たせませんでした。
いろんなことでお世話になりました。ありがとうございました。ご冥福を祈るばかりです。
コメントしてください