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2014年12月28日
知人が昨日意識不明となり、その家族の方が医者から病状説明を受け、今後の治療方針についてどうするか相談する場に立ち会うことになりました。医者の方は丁寧に状況を説明され、意識回復が困難である可能性が高いことを説明しました。その流れで今後さらに容体が悪くなった時に延命措置を取るかどうかを聞いたのでした。結論的にはどうするか関係する人と相談して考えるということになりましたが、動揺する中で、しかも昨日の今日という段階の中で決断を迫られるのは非常に難しいことであるということを実感しました。そしていくら普段行き来がなくても重大な判断の場においては親族という立場が優先される現実があることを、わかってはいるのですが、改めて突き付けられました。
最近エンディングノートの作成とか「終活」とかいわれることが注目されています。しかしこのような取り組みがすすむ中で延命治療に対する否定的な意見も広がっているような気がします。延命治療をすることが家族などに迷惑をかけるのではないか、自分らしく命を終えることにならないのではないかなどと考えるようになっていっているのではないかと思っています。非常に繊細な問題ですがひとり一人にとって避けることができない課題でもあるのです。
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