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2015年01月18日
豊川にある桜ヶ丘ミュージアムが昨日リニューアルオープンし、そのオープン企画として「豊穣なるもの 現代美術in豊川」が2月22日まで開催されています。この企画を見に行けるのは今日くらいだと思い慌ただしい感じでしたが行ってきました。
展示は映像、写真、絵画、彫刻、インスタレーションなど現代美術の方法論が様々展示されていて、リニューアルオープンにふさわしい華やかさと作家の勢いを感じる作品群でした。もっとゆっくり見たかったのですが寝坊をしたこともあり時間に余裕がなくゆっくり見ることができなかったのが残念でした。また、別の会場でも展示が行われているのですがそちらは行けずじまいでそれも残念でした。ただ知人にも会い、学芸員の方も紹介してもらい収穫のある訪問でした。
鑑賞をしていた高齢の男性が、何とはなしに私にか話しかけてきて、「作品について、どういう内容なのか説明員みたいな人が説明してくれるといいのになあ」と私に同意を求めてきました。今回の展覧会ではどうなっているのかはわかりませんが、一般的に言って、よく行われるスタッフによる作品説明などはたまにしか行われないので、そのタイミングに出会うことも簡単ではありません。現代美術などの場合は、作家によるテキストがあってもいいのかなとよく思います。作家と来館者と美術館の関係をどう構築するのか、その方法論は重要な問題です。
さてリニューアルですが、入口から入ると左側にすぐに空間が広がり以前に比べ広くなったことがすぐに分かります。ガラス張りで外から光が入り、そこから外にも出ていけます。入った時の印象が大きく変わりました。職員の方から資料をいただき見たところ、改修の総事業費は6億8900万円で、展示室が4部屋(399u)から6部屋(554u)に、収蔵庫が199.5uから306uに拡大されたそうです。
空間が広くなりました
外からの光で中が明るいです
ドアを開けるスペースが必要
ただ入口に車いす使用者用の駐車スペースがありましたがドアを開ける部分のスペースが確保されていません。その点について、せっかくリニューアルしたのでタイミングを見て手直ししてはどうかと提案させてもらいました。するとさっそく館長さんからできるだけ早めに対応したいとメールをいただきました。このような対応をされたらリピートしないわけにいきません、ほんとに!
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