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2010年07月12日

課題が多い多目的駐車スペース

 私は車を運転しますが、駐車禁止除外指定車に指定されているので、そのことを示す標章をフロントガラスのところに置いて駐車禁止のところの路上に停めることができます。その標章の期限が切れていることに気付きあわてて警察署に行き新しいものを交付してもらいました。

 新しい標章は「除外対象者使用中」と書かれていて、標章と同時に紙などに「近くの○○の店にいる」などと書いてフロントガラスに置いて下さいとのこと。いままでは車両に着目した標章だったものを使用している人に着目したものに変わったということのようです。この標章よく変更があり、最近では切り替えのたびに様式が変わっていました。

 多くの人はこの標章があればどこにでも停められると思っている人もいますが、意外に停められないのです。停車はもちろんダメですし、横断歩道の近く、駐車場の出入り口の近く、消火栓のあるところなどはダメ。ということで街の中で停められるところはほとんどないのが実情で、そんなところに停めると駐車区域違反で確実に駐禁シールが貼られます。

 またこの駐禁除外の対象者は年々拡大しています。だから障害者用の駐車スペースの争奪戦になっているのが現状です。内部障害や聴覚障害の人も駐車禁止除外されますが、通常その人たちは広い駐車スペースでなく、通常の幅のスペースで大丈夫です。しかし私のように車いす利用者は、ドアを全開にして乗り降りするのでどうしても運転席のドアを拡げるスペースがないところは駐車ができません。障害者用スペースが出入り口に近いものだからみんなそこに停めようとするのですが、車いす利用者の私にとっては出入り口から遠く離れているスペースに確実に停められるという方が助かります。歩くことが困難なお年寄りなら近い方がいいでしょう。

 このように車いす用駐車スペースをめぐっては、マナーの問題以前に整理しないといけない課題がいくつかあります。利害関係者が意見を交換する場が必要だと思います。そして最近増えたコインパーク。これも車いす利用者にとってはやっかいなものです。自分で考えろといわれそうですが、いいアイデアはそう簡単に浮かびません。いい解決方法を誰か考えてくれないかといつも思うのです。

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