名古屋市会議員 さいとう まこと(斎藤亮人) オフィシャルサイト


「はじめます! 共生の街づくり」 名古屋市会議員 さいとう まこと(斎藤亮人) オフィシャルサイトへようこそ!


本文へスキップ



ページ本文

« 岐阜県のアンテナショップ in オアシス21 | メイン | 愛知県知事選挙が始まりました »

2015年01月14日

国の来年度予算案が閣議決定されました

 国の来年度予算案が閣議決定されました。社会保障関係は昨年度に比べると1兆円の増でうち社会保障の充実などに5800億円充てられたと発表がありました。社会保障関係費の一部を見てみます。
 1兆円増の内訳は以下の通りです。

<年 金>+3,373億円(+3.1%)
<医 療>+2,901億円(+2.6%)
<介 護>  +693億円(+2.6%)
<福祉等>+3,063億円(+5.3%)

 介護報酬は改定率▲2.27%。国の資料ではこのマイナスについては、介護保険料の上昇抑制と利用者負担軽減という説明になっています。確かにそういう側面があるのは事実ですが、今回の報酬改定がどういう影響を及ぼすかは冷静に見極めた方がいいと思いますが、介護職員の処遇改善が適用されるケースがどれだけ生じるかは不透明な部分もあります。

 今後の社会保障の枠組みを大きく変えていく可能性のある生活困窮者の自立支援については400億円の予算。今後各自治体に配分する基準がどうなるのか注視したいところです。

 子ども・子育て支援については量的拡充として 保育の受け皿を25年・26年度+約20万人、27年度+8万人の拡充をし、保育の受け皿225万人に対して29年度までに+40万人拡充する方針。
放課後児童クラブの受け入れ児童数を現在の90万人から+20万人の110万人に拡充。受け入れ児童数90万人に対し31年度までに+30万人とする方針。質の改善として。保育士や幼稚園教諭の処遇改善(+3%)、職員の配置基準の改善(3歳児20:1から15:1)を実施する。しかしこれも額面通りに受け取るわけにいかなそうです。

 いずれも今後の詳しい情報をつかむ必要があります。

コメント

コメントしてください




保存しますか?




©2005. MAKOTO SAITO, All rights reserved.