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2014年06月10日
議員控室の机の上に資料が二つ置いてありました。資料はどんどん増えるばかりで斜め読みをするのもなかなか大変です。一つは「なごや交通まちづくりプラン(案)」、もう一つは「名古屋駅周辺まちづくり構想(案)」です。
「交通まちづくりプラン」には「みちまちづくりの推進のために」という副題がついています。「みちまちづくり」とは、「道路空間を人が主役の空間(みち)へ転換してにぎわいのある「まち」に変えていこう」というコンセプトです。最近行われている大津通りの道路開放もそのさきがけといえます。
パーク&ライド、自転車道の整備などの手法により都心部への自動車の流入を抑え、また路面電車(LRT)の導入して公共交通の利用を促進しようという狙いです。少子高齢社会、さらに先に訪れる人口減少社会を見越したまちづくりの基本は「コンパクト」にあると思います。今後新たな移動手段も開発されると思われます。すでに電動車いすのような移動手段も提案されています。困難な道のりですが今のうちに取り掛からなければならない重要課題です。
もう一つの名古屋駅周辺まちづくり構想はリニア開通を見据えた15年後が目標です。そのキャッチコピーは、「世界に冠たるスーパーターミナル・ナゴヤ」となっていて、私にはついていけない感が正直あります。乗り換えの利便性を高めたり、南北方向の連携を良くしたりというのは実際的な話なのでよく分かりますが、「世界に冠たる」というと具体的には良くわかりません。市長がよく言う「1000メートルのタワー」ということなのでしょうか。地に足を付けた議論が必要です。
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