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2014年02月11日
自治労愛知県本部などが主催の「公契約のあり方を考えるシンポジウム」に参加。まず上林陽治さん(地方自治総合研究所研究員)の基調講演。公契約条例の意義と全国的の状況について話された。続いてパネルディスカッション。百瀬紀子さん(ユニー環境・社会貢献部長)、三島和弘さん(連合愛知事務局長)、丸田幸一さん(全建総連・首都圏建設産業ユニオン)の3人のパネラーに進行は武藤博己さん(法政大学大学院教授)。丸田さんからは、現場訪問や労働者への告知のためのチラシやポスターの活用の重要性を話された。また、百瀬さんは、税金を使う公共事業だから効率性は必要だが、社会的意義のある取り組みをする企業を考慮する公契約のあり方について、自身の食品リサイクルの取り組みの経験からわかりやすく話された。
シンポジウムの様子
入札における総合評価制度において社会貢献の点数をもっと高めるなど総合評価制度の充実と共に、公契約制度を確立していくことが、結果的に市民の中における税金の使い方の意識、公共的なものに対するコスト観を醸成することになるのではないだろうか。何でもボランティアに帰結させたり、価格競争至上主義で公共サービスを語るべきではないのは当然である。
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