« 南医療生協の「よってって横丁」の見学をしました | メイン | 6月議会が閉会しました »
2015年07月05日
夜、日本の「明治日本の産業革命遺産」(製鉄・製鋼、造船、石炭産業)の世界遺産登録が決まったと報道がありました。強制連行をどう表現するのか日本と韓国の間で対立が続いていたようですが、「自らの意思に反して連れてこられ」との表現を日本側がすることで決着をしたようだとのことです。私はこれは当然そういう事実があったと思っているのでこれでいいと思います。
ただ明治における産業革命、これは日本だけではなく世界中で近代化する時の話だと思いますが、必ず「負の部分」があることを忘れないようにしたいと思っています。こういうとすぐに「自虐」だという人もいますが、物事の評価をどうするかという時の必要な視点だと思っています。石炭産業にしても炭鉱労働者の厳しかった歴史も知らないといけません。「女工哀史」の話(これは繊維産業ですが)もそうです。そして近代化のプラス面を享受しているありがたさを噛み締めないといけないのです。
時間があれば今回登録されたところに行き、想像をめぐらす機会を得たいと思います。
コメントしてください