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2014年11月30日
午後、第11回手話フェスティバルの開会式に出席しました。
その後、NPO愛知キャンサーネットワーク主催の「がんになっても働きたい――仕事と治療の両立について考える」というシンポジウムの伺いました。いまや就労世代で毎年新たに22万人の人ががんと診断され、全国で働くがん患者は32.5万人(男性25.4万人、女性18.1万人)にもなるといいます。
しかし講演された第二日赤の赤羽医師の話によると、2013年の7月から12月の半年でがんの相談を受けたうち就労の相談はたった2件だったと報告されていました。がんにり患したということだけでショックを受け患者さん本人は仕事どころではないという気持ちになるのも理解できますが、その時に医師がどういう言葉をかけるのかによって相当左右されることもあります。
患者というものはなかなか本当にしてもらいたいことや本当にやりたいことを言わないということは自分の経験からもよくわかります。病院における相談においては医療的なことだけではなく何でも相談をしてもらっていいんだという姿勢を示すことが必要ですし、患者自身も何でも相談するということに慣れていく必要があります。名古屋市立病院でもどんなことができるのか考えなければならない課題です。
シンポジウムの様子
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