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2014年04月07日
今日、木曽広域連合が河村市長に対して、「名古屋市の事業における木曽産木材活用に関する要望書」を提出しました。要望に訪れたのは、南木曽町長の宮川正光連合長、大桑村貴船豊村長、古幡勝彦広域連合副管理者たちです。
河村市長に要望書提出
要望項目は、
1.名古屋市における公共施設の整備において、木造化あるいは木質化を推進し、木曽産木材を活用すること。
2.名古屋市における学校をはじめとする公共施設の備品整備において、木曽産木材仕様の製品を積極的に購入すること。
現在大桑村の小学校で使用しているヒノキ製の机と椅子を持参し、市長にも座り心地を試してもらいました。連合長からは、堀川周辺の小学生も木曽地域に来て交流しているところもあるから、そういう学校から導入してもらうのもいいのではという提案もされました。河村市長は、「木はええわ」といいつつ、「値段が高いのは何とかならんきゃ」とも注文があり、連合長たちからは、やりようによっては「価格は下げることができます」と答えられていました。
イスに座る市長と宮川連合長(右)と貴船大桑村村長
木曽地域の中でもヒノキだけではなく、カラマツなども活用材として存在しており、多様な製品が名古屋市で使われるのがいいと思いました。市長への要望は予定の時間を超えいろいろと話が弾みました。入札のこと、愛知県産材との関係などクリアすべき課題はあるとはいえ、市長の気持ちも前向きでしたので、今後市の当局とも積極的に調整をし、具体的な成果を出すことが重要です。このようなことが実現してこそ、上下流交流が本物へと進化したといえるからです。
議場も見学していただきました
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