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2014年04月10日

真実はどこに?

 今日の新聞はSTAP細胞一色でした。細胞に弱い酸などの刺激を与えることによって細胞が初期化されてできた万能細胞がSTAP細胞(この説明も正しいのかどうか)というらしい。小保方さんの記者会見の中で「STAP細胞はありま〜す」と答えていたのが印象に残りました。一方であると言っていることを「絶対ない」と証明するのは非常に困難な話でどう決着するのか注目せずにはおれません。

 今回の騒動は、そもそも「割烹着を着た若いリケジョがノーベル賞級の発見をした」というひとつのストーリーに振り回された結果です。佐村河内さんのゴーストライター騒動も「聴覚に障害があるが絶対音感を持った現代のベートーベン」などというストーリーに振り回された結果でもありました。

 私も何か考えたり、人に気持ちを動かしてもらうにはストーリー性が必要だと思うし、ストーリー性のある取り組みをしなければとも思います。しかしその時のストーリーは「誇張」や「虚偽」であってはなりませんが、演出が入り込み単なる事実の羅列でもないので、「真実」とは何かと言われるとその説明をするのは簡単ではありません。今や本当かどうか疑わしいことばかりなので、「本物」や「真実」なんてものはないと達観するのか、そうでないと考えるのか、悩みは尽きません。

 STAP細胞の記事を毎日新聞で読んでいたのですが、その紙面の中に「病気のリスク 血液型で差」という記事があって、例えば、すい臓がんなりやすさはO型に比べB型は1.7倍という調査があるらしい。記事によれば「血液型を決める遺伝子の働きが関係しているのではないかと推測されている」とのことだ。STAP細胞会見記事と同時に載っていると、この調査はどんな論文として発表されたのだろうかとつい思ってしまう。真実はわからない、、、、、。

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