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2015年07月22日

相談窓口の多さよりも解決の出口を!

 昨日から名古屋市の福祉などに関する相談窓口などのパンフレットを集めていました。ある勉強会で困ったときに相談する名古屋市関連の福祉系機関について教えてほしいとのオファーがあったからです。

 「なごやジョブサポートセンター」「なごや若者サポートステーション」「ジョイナス・ナゴヤ」、「障害者・高齢者権利擁護センター」「成年後見あんしんセンター」「精神保健センターここらぼ」「ひきこもり地域支援センター」「発達障碍者支援センターりんくす名古屋」「障害者就労・生活支援センター」「障害者基幹相談支援センター」「なごや妊娠SOS」「子育て総合相談窓口」「児童相談書」「少年サポートセンター名古屋」「こども適応相談センター」「ハートフレンドなごや」「子ども・子育て支援センター」「子ども若者総合相談センター」「イーブルなごや」「配偶者暴力相談支援センター」「高齢者虐待相談支援センター」「いきいき支援センター」「障害者虐待相談視線センター」「こころの健康相談」「仕事・暮らし自立サポートセンター」等々のパンフレット・資料を集めました。これらを並べただけでも相談窓口の多さに改めて驚きます。

 問題なのは入口の相談窓口が多くても、解決する出口がなかなかないというのが「常識」です。出口が存在するためには、まずは就労、住居、居場所をすぐ確保できるのかどうか、保育所などが典型ですが利用したいところをすぐに利用できるのかどうかが問題です。相談する人が多くてもこれらのことが具体的に存在しないといわゆる「たらい回し」が生じるだけです。これらのパンフ類の山を見ても、背景にある制度は何なのか、どういった団体が運営しているのか、人の配置はどうなっているのかなどが分からないことが多いので、こういったことの分析をしながら相談体制の大胆な改革を提案する必要があると思います。

 また、名古屋市の仕事を民間に委託するということでの民間活用だけではなく、民間独自の取り組みを支援することでいわゆる「出口」を解決していくという方法論も必要だと思います。そうすると国の補助なしの独自予算が必要ということになります。こういった提案は非常に難しいですが解決を優先させるという視点で考えていかねばならないとパンフの山を前に思っています。

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