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2015年02月08日
連合愛知政策推進議員懇談会の総会が行われました。総会後、講演が二つありました。一つは、労働者保護ルール改悪の動向と連合の主張を解説するもので、講師は連合労働局長の新谷信幸さん。いわゆるホワイトカラー・エグゼンプションと労働者派遣法改悪についての問題点が指摘されました。やはり最終的には、同一労働同一賃金の確立とパートや非正規労働であっても保険や年金に加入できるセーフティネットの構築が不可欠です。まずは今国会での改悪を阻止するために民主党は議論の先頭に立ってほしいです。
次に岡田克也民主党代表が民主党再生について話され、その後意見交換が行われました。岡田代表は、共生社会、多様性のある社会を目ざすのが民主党の立ち位置だと話され、国会論戦では、まずプライマリーバランスなど財政の視点からしっかり議論していきたいとのことでした。つまり安倍政権のばら撒きを批判するということだと思います。そして党改革は地方と女性の視点を重視したいとのことでした。
いずれも考え方としては異論はありませんが、あまりにも抽象的だと感じました。まだ代表になってから間がないので仕方がないとは思いますが、早急に国民に対してもう少し具体的な内容を伴ったわかりやすいメッセージを発していく必要があると思います。国民はずっと待ってはくれないと思います。岡田代表は党再生のために現場に行き、しっかり声を聞いていく必要があると話され、今日も県内の障害者施設を視察してきたと言われました。
しかし現場視察は自民党議員も同様に行います。特に民主党の幹部議員の方々が現場を見るというのなら、現場を見るための民主党としての視点、方向性が必要でないかと岡田代表に問いかけてみました。代表は、まだ議論が始まったばかりだとの答えでした。代表が多くの地方議員の前で質疑に応じるというの岡田代表の意気込みを感じ好感は持てるのですが、ゆっくりしている時間はないのです。
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