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2014年08月12日

障害ある人とのシェアハウス

 東京目黒区で障害ある人とない人が共に生活をしているシェアハウスを訪ねどのような取り組みをしているのか伺ってきました。活動の基盤は「柿のたね」という団体です。地域の学校に通う活動をしてきた知的障害ある方とその活動を支えてきた人たちで1986年に結成されました。

 グループホームのように障害者ばかり集めるやり方はおかしいのではないか、また障害ある人と介助者だけがアパートを借りて住むという方法だと閉鎖的で虐待が生じやすくなるのではないかなどと議論をした中で、支援者の中で家を建てる人がいてそこをシェアハウスとして提供しているという場です。現在、家主さん含め3名で生活し、介助者も来ると4名の生活になります。

 グループホームにスプリンクラーを設置しないといけないとか、グループホームのミニ施設化が進行している状況は、本来障害ある人が地域における生活の場を提供しようとしてスタートした考え方とずれてきていることを感じざるを得ません。そして生活困窮者の生活の場をどうするかなど、障害者だけではない人たちの生活の場の確保をどうするかが重要な課題になってきています。わっぱの会で取り組んできた「共に生活する」という実践をさらに前に進めていくことが求められています。来月行なわれる共同連全国大会においても生活に関する分科会を設けそのあたりのことを議論する予定です。

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共通のスペース

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1階の様子


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