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2010年01月12日
11時から予算案の説明会。これは今までの減税の議論の中で財源については1月初めにならないと示せないと言っていたことと、市長が予算の編成過程を明らかにするという意味合いもあって例年より細かく予算案の内容を議員に説明したというもの。ざっと見たところ税収の減収見込みが、減税分161億円を除くと70億円しかないというのは少し甘い気もするがもう少し他都市の様子なども調査してみたい。
福祉施策についてだけ見るとそう大きな変化はないようである。健康福祉費が185億円の増となっているが、この大部分は生活保護と障害者施策の義務的経費の増である。市民への負担増という点では保育料に関する点が議論になるか。標準時間保育料は平年度ベースで4.2%減らし、長時間保育料は6.0%増やす。また第3子に実施していた保育料の無料化を段階的に廃止するということも示された。いずれにしても職員の人件費で帳尻を合わせたという感が強い。
さっそく分析に取りかかりたい。なお予算の内容は名古屋市のホームページに公表されている。
13時半から中期戦略ビジョンの千種区タウンミーティング。参加者の意見は市長への要望というものが多く、中期戦略ビジョンの中味に関する意見は少なかった。意見の中にはなぜ陽子線治療施設を進めることにしたのかとの質問もあった。それに対する市長の答えの中で、「ある医者が言っていた、賛成をした議員は赤字が出た時責任を取る覚悟があるのか」と私の方を向いて話していた。私に対する嫌味だったのだろうか。
責任を取るのはどういうことなのかだろうか。自分の発言に対していろんな意見が出て批判されたりすることは当然覚悟していることだ。これは議会上であろうとなかろうと関係はない。しかし、責任を取る=辞職ということだとすると短絡的かつ恫喝的な言い方になってしまうのは明らかだ。市民から選ばれた議員が議会で自由に発言し議論することは重要なことなのだと思う。議会でもちろん言い放しにはならないようにするために様々な取り組みをするというのは当然であるけれども。
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